JPH0530004U - 自動車用ゴミ容器 - Google Patents

自動車用ゴミ容器

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JPH0530004U
JPH0530004U JP2580891U JP2580891U JPH0530004U JP H0530004 U JPH0530004 U JP H0530004U JP 2580891 U JP2580891 U JP 2580891U JP 2580891 U JP2580891 U JP 2580891U JP H0530004 U JPH0530004 U JP H0530004U
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container
opening
container body
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main body
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JP2580891U
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JP2528326Y2 (ja
Inventor
勝己 ▲はし▼野
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株式会社アジクリエーシヨン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不使用時には、コンパクトに折り畳めて嵩張ら
ず、使用時に、ゴミ収納口を十分に確保できる自動車用
ゴミ容器を提供することを目的としている。 【構成】可撓性シート材によって形成された一側に開口
部を有する容器本体と、この容器本体を座席の所望位置
に保持するための位置保持手段とを備え、前記容器本体
の開口部周縁には、この開口部を開放状態あるいは開口
部を折り畳んで閉止状態に保持する口金が設けられてい
る構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用ゴミ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車旅行などでは、移動中に車内で飲食物を食べたりすることが多いが、一 般乗用車の場合、ゴミ容器などが付いている車が少ない。また、たとえ付いてい ても小さく余りゴミを入れられないものが多い。 そこで、昨今では、自動車専用のゴミ容器が多々市販されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のものは、殆どが合成樹脂成形されたボックスタイプのもので、 容器を床に置いたり、座席の一部に固定したりして使用しているが、不要時に嵩 張り非常に邪魔なものであった。 また、使わない時には、偏平になってかさばらないものとして、布製袋タイプ のものもあるが、このタイプのものは、ゴミを入れにいくと言う問題がある。
【0004】 この考案は、このような事情に鑑みて、上記諸問題を解決することができる新 規な自動車用ゴミ容器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかる自動車用ゴミ容器は、このような目的を達成するために、可 撓性シート材によって形成された一側に開口部を有する容器本体と、この容器本 体を座席の所望位置に保持するための位置保持手段とを備え、前記容器本体の開 口部周縁には、この開口部を開放状態または開口部を折り畳んで閉止状態に保持 する口金が設けられている構成とした。
【0006】 しかも、位置保持手段が容器本体から延出する紐状体であって、この紐状体が 容器本体に分離自在に取りつけられている構成とすることが好ましい。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、不使用時には、口金を折り畳んで開口部を閉止状態にする とともに、容器本体も折り畳みコンパクトにすることができ、使用時には、口金 を広げれば、開口部を開放状態に保持しすることができる。 また、位置保持手段を分離自在にしておけば、容器本体内にゴミが一杯になっ てどこかに移したりする場合、位置保持手段を解除しなくても容器本体のみを係 止手段から分離してゴミをどこかに移すことができる。
【0008】
【実施例】
以下に、この考案を、その実施例をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する 。 図1は、この考案にかかる自動車用ゴミ容器(以下、「ゴミ容器」とのみ記す )の第1実施例をあらわしている。
【0009】 図にみるように、このゴミ容器1は、容器本体2と位置保持手段としてのテー プ状ゴム紐3とを備えている。 容器本体2は、可撓性シート材料を縫製して一側に開口部21を備えた直方体 形状に形成されていて、開口部21周縁に、図2にみるように、口金4が設けら れている。
【0010】 口金4は、ヒンジを中心にして回動するように連結された2枚のコ字形片41 ,42から構成され、一方のコ字形片41の端部に切欠41aが平行に設けられ ていて、他方のコ字形片42の端部中央に突起42aが形成されている。 そして、2つの切欠41aの間に形成された弾性片41bのスプリング効果と 突起42aとの働きによって容器本体2を全開状態あるいは全閉状態のいずれか に保持出来るようになっている。すなわち、突起42aは、図3にみるように、 断面放物線形状をしているとともに、弾性片41bに当接して付勢されており、 頂点より少しでもA側の面が弾性片41bに当接していると、弾性片41bの弾 発力によって両コ字形片41,42が開く方向に付勢され、少しでもB側の面が 弾性片41bに当接していると、弾性片41bの弾発力によって両コ字形片41 ,42が閉じる方向に付勢されるようになっている。
【0011】 ゴム紐3は、両端に係止金具31が装着されているとともに、マジックテープ 5a,5bを介して容器本体2の側壁面22に分離自在に固着されている。 なお、容器本体2を構成する可撓性シート材料としては、特に限定されないが 、たとえば、布帛の表面を塩化ビニル樹脂でコーティングするなど、防水加工し てあることが好ましい。また、マジックテープは、ゴム紐3側に雌テープを容器 本体2側に雄テープを固定しておくことが好ましい。
【0012】 このゴミ容器1は、上記のように構成されているので、たとえば、図4のよう に、運転席や助手席の足下に容器本体2を配置するとともに、ゴム紐3を座席6 の側壁に沿わせて係止金具31を座席6のヒンジを構成する金具61に係止させ るか、あるいは、図5のように、座席6のヘッドレスト62の支柱63にゴム紐 3を巻きつけ両係止金具31同士を係止させるようにして座席6後方に吊り下げ ることができる。
【0013】 そして、使用時においては、図4にみるように、口金4を開き、開口部21を 開口させてゴミや空罐などを容器本体2内へ収容し、不使用時には、図5にみる ように、口金4を閉じておき、容器本体2内のゴミが見えないようにするととも に、生ゴミなどの臭いが車内に漂うのを防止することができる。 また、ゴミが一杯になれば、係止金具31を一々取り外したりせずに、容器本 体2のみをゴム紐3から分離して車外へ持ち出し、ゴミ捨て場所に棄てることが できる。そして、空になった容器本体2は、再び車内へ持ち帰りゴム紐3に固着 すれば、同様に使用することができる。また、容器本体2を座席6上に置いて使 用することもできるとともに、たとえば、容器本体2を防水構造としておけば、 バケツなどの水入れとして使用することもできる。
【0014】 図6はこの考案にかかるゴミ容器の第2実施例をあらわしている。 図にみるように、このゴミ容器1は、容器本体2の一側面の両端縁に係止舌片 23が設けられていて、2つのゴム紐3がマジックテープ5a,5bを介してこ の係止舌片23に分離自在に固着されている以外は、第1実施例と同様になって いる。
【0015】 図7はこの考案にかかるゴミ容器の第3実施例をあらわしている。 図にみるように、このゴミ容器1は、位置保持手段35がナイロンベルト36 とゴムバンド37とから構成され、ループ状になっているとともに、ナイロンベ ルト36の両端に係止環38が形成されている。そして、容器本体2の両側面に もナイロンベルト25が固着されていて、その端部に係止鉤26が設けられてい る以外は、第1実施例と同様になっている。
【0016】 この考案にかかるゴミ容器は、上記の実施例に限定されない。たとえば、上記 の実施例では、容器本体2と位置保持手段とが分離自在となっていたが、固定さ れていても構わない。 また、上記の実施例では、位置保持手段が伸縮性を有するゴム紐であったが、 伸縮性の無い紐を用い、この紐を座席のどこかに結び付けるなどして容器本体の 位置保持をするようにしても構わない。
【0017】 さらに、上記の実施例では、口金が2つ折りに折り畳めるようになっていたが 、3つ折りや4つ折りに折り畳めるように構成しても構わない。
【0018】
【考案の効果】
この考案にかかるゴミ容器は、以上のように構成されているので、使用時には 、口金を広げれば、開口部を開放状態に保持できて、ゴミを容器本体に簡単に入 れることができる。そして、不使用時には、口金を折り畳んで開口部を閉止状態 にすることができ、内容物が見えず見栄えがよいとともに、生ゴミの臭いも防止 できる。さらに、内容物が入っていない場合には、容器本体も折り畳みコンパク トにすることができる。もちろん、取り外してどこかへ収納しておく場合にも便 利である。
【0019】 しかも、位置保持手段を分離自在にしておけば、容器本体内にゴミが一杯にな ってどこかに移したりする場合、位置保持手段の固定を解除しなくても容器本体 のみを係止手段から分離してゴミをどこかに移すことができる。 したがって、強固な位置保持手段を採用することができ、容器本体をより安定 した状態で保持できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるゴミ容器の第1実施例をあら
わす斜視図である。
【図2】容器本体の被覆を剥がしてその口金のヒンジ部
をあらわす斜視図である。
【図3】そのヒンジ部の動きを説明する説明図である。
【図4】ゴミ容器を座席の足下に取りつけた状態をあら
わす斜視図である。
【図5】前部座席のヘッドレストからゴミ容器を後部座
席方向に吊り下げた状態をあらわす斜視図である。
【図6】この考案にかかるゴミ容器の第2実施例をあら
わす斜視図である。
【図7】この考案にかかるゴミ容器の第3実施例をあら
わす斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴミ容器 2 容器本体 3 ゴム紐(位置保持手段) 35 位置保持手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性シート材によって形成された一側に
    開口部を有する容器本体と、この容器本体を座席の所望
    位置に保持するための位置保持手段とを備え、前記容器
    本体の開口部周縁には、この開口部を開放状態または開
    口部を折り畳んで閉止状態に保持する口金が設けられて
    いることを特徴とする自動車用ゴミ容器。
  2. 【請求項2】位置保持手段が容器本体から延出する紐状
    体であって、この紐状体が容器本体に分離自在に取りつ
    けられていることを特徴とする請求項1記載の自動車用
    ゴミ容器。
JP1991025808U 1991-04-17 1991-04-17 自動車用ゴミ容器 Expired - Lifetime JP2528326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991025808U JP2528326Y2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 自動車用ゴミ容器

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JP1991025808U JP2528326Y2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 自動車用ゴミ容器

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JPH0530004U true JPH0530004U (ja) 1993-04-20
JP2528326Y2 JP2528326Y2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=12176173

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032880A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Caterpillar Japan Ltd 作業機械の吸音材
JP2010284368A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Shinobu Yoshizawa 開閉型塵取り。

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4858665U (ja) * 1971-11-01 1973-07-25
JPS55120601U (ja) * 1979-02-16 1980-08-27

Patent Citations (2)

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