JP2528253B2 - Npn型ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ - Google Patents

Npn型ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ

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JP2528253B2
JP2528253B2 JP5127404A JP12740493A JP2528253B2 JP 2528253 B2 JP2528253 B2 JP 2528253B2 JP 5127404 A JP5127404 A JP 5127404A JP 12740493 A JP12740493 A JP 12740493A JP 2528253 B2 JP2528253 B2 JP 2528253B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速で動作することの
できるトランジスタに関し、特に本発明は、半絶縁性燐
化インジュウム(InP)基体上に形成されたアンチモ
ン化合物のベースを含むNPN型ヘテロ接合バイポーラ
トランジスタ(HBT)に関する。
【0002】
【従来の技術】HBTは電子とホールに作用する力とし
て電界に加えてエネルギギャップ変化を利用できること
によって通常のホモ接合バイポーラトランジスタに比較
して優れた特性を有している。HBTではエミッタはベ
ースより広いバンドキャップを有するように設計され、
エミッタベース接合において価電子帯中にエネルギバリ
アを生成し、それはベースからエミッタへのホールの不
所望な流れを阻止し、実質的にエミッタ注入効率、電流
利得および動作周波数を増加させる。
【0003】広いバンドキャップのエミッタは非常に高
いベースドープを可能にし、ベース幅が非常に小さい場
合でも低いベース抵抗を得ることを可能にする。エミッ
タドープは適当な値に減少させることができるため、ベ
ースエミッタキャパシタンスの減少を可能にする。
【0004】HBTの利点は高速の砒化アルミニウムガ
リウム/砒化ガリウム(AlGaAs/GaAs)HB
Tに対して広く説明されている。さらにHBTを製造す
るための別の材料には燐化インジュウム/砒化インジュ
ウムガリウム(InP/InGaAs)および砒化アル
ミニウムインジュウム/砒化インジュウムガリウム(A
lInAs/InGaAs)が含まれ、文献に記載され
ているように優れた性質を示している(J.Jensen 他
IEEE Journal of Solid-State Circuits,Vol.26,No.3,4
15〜421 頁)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら後者の材
料を使用して製造されたHBTはベース抵抗とコレクタ
キャパシタンスとの積が比較的高い値を有するために最
大発振周波数(fmax )が高域遮断周波数(fr )より
低い。これはこれらのHBTを使用する回路の潜在的速
度および出力電力を制限する。それは所望の設計パラメ
ータとしてfmaxはfr の約2倍でなければならないた
めである。
【0006】さらにInP/InGaAsおよびAlI
nAs/InGaAsのHBTのベース層は典型的にP
型ドープ不純物としてベリリウム(Be)でドープされ
る。Beは非常に拡散速度が高く、成長中にベース層か
らエミッタ層中へ急速に移動し、この移動は装置の動作
中にも行われ、PN接合の位置を最初のエミッタベース
接合部の位置からエミッタ層中に移動させる。その結果
電子の流れに対するエネルギ障壁が生成され、ホールの
流れに対する障壁が減少し、したがって電流利得が減少
する。
【0007】それ故、これらの問題を克服し、通常のH
BTよりも高いfmax の優れた特性を有し、通常知られ
ている悪影響のない、Beその他のドープ不純物でドー
プされたHBT装置が必要とされる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、砒化アルミニ
ウムインジュウム(AlInAs)および燐化インジュ
ウム(InP)からなるグループから選択された材料か
ら構成されているエミッタ層と、コレクタ層と、エミッ
タ層とコレクタ層との間に配置されたベース層と、これ
らエミッタ層、ベース層およびコレクタ層からなる積層
体を支持している基体とを具備しているNPN型ヘテロ
接合バイポーラトランジスタにおいて、ベース層は、砒
化ガリウム(GaAs)とアンチモン化ガリウム(Ga
Sb)の交互の超格子層から構成された歪層超格子から
構成され、砒化ガリウムとアンチモン化ガリウムのいず
れかがP型不純物でドープされていることを特徴とす
る。
【0009】GaSbの超格子層のドープ不純物はBe
でもよいが、シリコンはBeより拡散速度が遅く、製造
中にP型ドープ不純物の拡散によってPN接合の位置が
エミッタベース接合の位置からエミッタ層中へ移動する
ことが無視できる程度であるので好ましい。
【0010】通常のInPまたはAlInAsのエミッ
タ領域に対してInGaAsのベース領域を使用するH
BTに比較してベース領域の材料としてGaAsSbの
ようなSbを含む材料を使用することによって、エミッ
タベース接合における価電子帯オフセットΔEV を大き
くすることができて結果的にエミッタ注入効率が改善さ
れ、また、エミッタベース接合における伝導帯オフセッ
トΔEc が低くなるため電力消費が減少する。さらにホ
ール移動度の増加によりベース抵抗を減少させることが
できるため高いfmax が得られる。また、ベースコレク
タ接合における電位障壁が生成されてこれもまたfmax
を高くする。
【0011】しかしながら、ベース領域の材料としてG
aAsSbを使用すると格子整合に問題を生じ、良好な
構造を得ることが困難となり、格子不整合による歪みに
基づいた応力によって制限されてGaAsSb中のSb
の比率を増加させることができない欠点がある。本発明
では上記のようにベース層を砒化ガリウム(GaAs)
とアンチモン化ガリウム(GaSb)の交互の超格子層
から構成された歪層超格子から構成することによってこ
の問題を解決したものである。すなわち、GaSb超格
子層は約3.5%の圧縮応力を有しているが、一方、G
aAs超格子層はほぼ同じ大きさの伸長応力を有してい
る。したがって交互の超格子層の組合わせによって圧縮
および伸長応力が互いに補償されて応力が過度に大きく
なることが避けられる。したがって、上記のようなSb
を含むベース層の利点が得られてしかも格子不整合によ
る応力が小さいヘテロ接合バイポーラトランジスタを得
ることが可能になる。本発明のこれら、およびその他の
特徴および利点は、添付図面を参照にした以下の好まし
い実施例の詳細な説明から明らかにされるであろう。
【0012】
【実施例】図1を参照にすると、NPN型ヘテロ接合バ
イポーラトランジスタ(HBT)の1例が簡単化された
形態で全体を10で示されている。HBT10は半絶縁性I
nP基体12と、この基体12上に形成されN型不純物でド
ープされた砒化インジュウムガリウム(In0.53Ga
0.47As)、燐化インジュウム(InP)または砒化ア
ルミニウムインジュウム(Al0.48In0.52As)のコ
レクタ層14と、コレクタ層14上に形成されたP型の3元
のGaAsy Sb1-y のベース層16と、ベース層16上に
形成されたN型のInPまたはAl0.48In0.52Asの
エミッタ層18とを具備している。GaAsy Sb1-y
おけるyの値は0と1の間で変化可能であり、0.5が
好ましい。
【0013】コレクタ層14、ベース層16、およびエミッ
タ層18は基体とできるだけ良好に格子整合される。コレ
クタ層14は図ではベース層16と基体12との間に配置され
ているが、コレクタ層14とエミッタ層18の相対位置が反
対にされてもよい。図にはさらに導電性の金属コレクタ
コンタクト20、ベースコンタクト22、およびエミッタコ
ンタクト24が示されている。HBT10は通常の技術を使
用して製造されることができ、固体ソースの分子ビーム
エピタキシ(MBE)を使用することが好ましい。
【0014】コレクタ層14は約250 乃至500nm の厚さを
有し、約300nm が好ましい。コレクタ層14は約1乃至5
×1016電子/cm3 の自由キャリア密度にSiでドープさ
れ、好ましいドープ値は1×1016である。エミッタ層18
は約150 乃至250nm の厚さを有し、約150nm が好まし
い。エミッタ層18は約4乃至8×1017電子/cm3 の自由
キャリア密度にSiでドープされ、好ましいドープ値は
1×1017である。ベース層16は約50乃至100nm の厚さを
有し、好ましい実施例では約50nmの厚さで、約3乃至6
×1019ホール/cm3 の自由キャリア密度にBeでドープ
され、好ましいドープ値は5×1019であり、主層16a
と、主層16a とコレクタ層14との間に配置されたスペー
サ層16b とより構成されている。スペーサ層16b は15nm
の厚さが好ましく、2×1018ホール/cm3 の自由キャリ
ア密度にBeでドープされている。
【0015】通常のエミッタ領域とベース領域の材料が
InP/InGaAsおよびAlInAs/InGaA
sであるHBTではベース層は共にInGaAsで構成
されているが、ベース層におけるSbの効果を示すため
にこの例ではベース層16はBeでP型にドープされた3
元のGaAsSbから形成されているHBTについて説
明する。ベース層16中のBeでドープされたGaAsS
bはホール移動度の増加とベース領域にホールを限定す
る価電子帯オフセットの増加によって通常のHBTにま
さる改良された性能を提供する。
【0016】図2のaはAlInAsエミッタ層とIn
GaAsベース層を有するHBTのエネルギバンド図で
あり、図2のbはAlInAsエミッタ層とGaAsS
bベース層を有するHBTのエネルギバンド図である。
図3のaはInPエミッタ層とInGaAsベース層を
有するHBTのエネルギバンド図であり、図3のbはI
nPエミッタ層とGaAsSbベース層を有するHBT
のエネルギバンド図である。エミッタ、ベース、および
コレクタ層は図ではそれぞれE,B,Cとして示されて
いる。
【0017】文献(Applied Physics Letters,Vol.55,N
o.18,1877 〜1878頁)に記載されているように価電子帯
オフセットΔEV はInGaAs/AlInAsヘテロ
構造では0.2eVであるのに対して、GaAsSb/
AlInAsヘテロ構造では0.43eVであり、Ga
AsSbをベース層として使用する場合にはΔEV は2
倍以上に増加している。これは図2のaおよびbの比較
からも明白であり、このΔEV の増加はベース層16中に
ホールを拘束する作用を高めるため、ベース層としてG
aAsSbを使用するとエミッタ注入効率を顕著に改善
することができる。
【0018】図3のaおよびbに示されるようにベース
層としてGaAsSbを使用することによるΔEV の増
加はInPのエミッタの場合にも大きい。GaAsSb
ベース層はInGaAsベース層の場合の0.33eV
と比較して2倍近い0.62eVのΔEV を与える。格
子整合されたΔEV =0.62eVのInP/GaAs
Sbのエミッタ/ベース構造は特に効率的なエミッタ注
入効率を与える。
【0019】さらに、ベース層としてGaAsSbを使
用することによってInGaAsベース層に比較して伝
導帯オフセットΔEc を減少させることができる。これ
はベースエミッタターンオン電圧VBEを減少させ、対応
する電力消費を減少させる。図2のaおよびbに示され
るようなAlInAsエミッタ構造に対して、ΔEc
値は従来の場合の値0.46eVから本発明においては
0.28eVに減少される。図3のaおよびbに示され
るようなInPエミッタ構造に対して、ΔEcの値は従
来の場合の値0.24eVから0.06eVに減少され
る。
【0020】したがって、InP基体12に格子整合され
たGaAsSbベース層を使用すれば、InGaAsベ
ース層を使用する場合に比較して約2倍のホール移動度
を与え、結果的にベース抵抗を減少させ、高いfmax
得られる。特にGaAsSbのホール移動度は約1400cm
2 /V秒であり、これに対してInGaAsでは430cm
2 /V秒であり、はるかに低い値である。
【0021】さらに、図2のaおよびbに示されるよう
に、GaAsSbベースは、通常のInGaAsベース
HBTには存在しないベースコレクタ接合における価電
子帯および伝導帯におけるオフセットが生成されてい
る。このベースコレクタ接合における価電子帯オフセッ
トΔEV は約0.23eVであり、一方対応する伝導帯
オフセットは0.18eVである。これらのオフセット
は電位障壁を生成し、それはベース層16中にホールを閉
込めて電荷蓄積を減少させ、その結果fmax を増加させ
る。
【0022】このようにベース層としてGaAsSbを
使用することによってHBTの性能を向上させることが
できるが、InP基体にGaAsSbを格子整合させて
成長させることは容易なものではなく、特にGaAsy
Sb1-y で表される組成においてSbを増加させるため
にyの値を小さくすると格子不整合による歪みによって
応力が発生するため良好な製品を得ることが困難にな
る。本発明はこのような問題を解決するために単一のG
aAsSbベース層ではなく、アンチモン化ガリウムG
aSbの超格子層とGaAsの超格子層との交互の層を
含む歪層超格子構造によってベース層を構成することに
よって応力を緩和するものである。
【0023】図4は本発明の実施例のHBT30を示す。
図1と同一素子には同一符号が使用されている。本発明
のHBT30は図1に示されたHBT10と異なり、ベース
層は図1の3元のGaAsSbベース16に代えてSiで
ドープされたアンチモン化ガリウム(GaSb)の超格
子層32a とドープされないGaAsの超格子層32b との
交互の層を含む歪層超格子構造(SLS)の形態のベー
ス層32が使用されている。SLSのベース層32は図4で
は2周期(周期数は超格子層32a と32b の対の数であ
る)を有するものとして示されているが、本発明により
製造された実際のHBT30においては50乃至100n
mの厚さを有する約21乃至27周期を有するSLSベ
ース層32を備えている。SLSベース層32は結果的に生
成された自由キャリア密度が約2×1018ホール/cm3
である。
【0024】SiはInGaAs、InP、AlInA
s、およびGaAsSb中ではN型ドープ不純物である
が、GaSb中ではP型ドープ不純物である(Applied
Physics Letters,Vol.57,No.21,2256 〜2258頁参照)。
SiはBeに比較して拡散速度が著しく遅く、HBT30
の製造中にPN接合の位置が最初のエミッタベース接合
の位置からエミッタ層18中に移動する量を無視できる程
度に小さくすることができる。さらに、これはただ1種
類のドープ不純物しか必要としないから、製造プロセス
を簡単にする。BeはGaSb超格子層32a に対しては
Siに比較してそれ程好ましいP型ドープ不純物ではな
いが、BeをSiの代りに使用することも本発明の技術
的範囲に含まれるべきものである。
【0025】GaSb超格子層32a は約3.5%の圧縮
応力を有し、一方GaAs超格子層32b はほぼ同じ大き
さの伸長応力を有する。圧縮および伸長応力は互いに補
償するから、SLSベース層32はSbとAsのモル比率
が等しくされていれば任意の多数の周期のものを製造す
ることができる。SLSベース層32中のSbのモル比率
が増加すると、HBT30は、ホール移動度が増加し、伝
導帯オフセットΔEc が減少し、価電子帯オフセットΔ
V が増加するから特性が改善される。しかしながら、
Sbのモル比率の増加の実際的な上限は約67%であ
り、それ以上ではSLSの応力が過度になり不適合によ
る欠陥を生成するであろう。この構造による価電子帯オ
フセットΔEV は約0.89eVである。
【0026】実験例 図4に示されるようなHBTが製造され、SbとAsの
モル比率は等しくされ、SLSベース層のP型ドープ不
純物レベルは約2×1018ホール/cm3 であった。室温に
おける平均のホール移動度は約800 cm2 /V秒であり、
BeでドープされたIn0.53Ga0.47Asベースを有す
る通常のHBTの約4倍であった。
【0027】以上本発明の特定の実施例について例示
し、説明したが、多くの変形、変更が本発明の技術的範
囲を逸脱することなく当業者によって行われることが可
能である。したがって、本願発明の技術的範囲は実施例
によって限定されるものではなく、特許請求の範囲の記
載によってのみ制限されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】HBTの構造の1例の断面図。
【図2】AlInAsのエミッタ層とInGaAsのベ
ース層を備えているHBTと、AlInAsのエミッタ
層とGaAsSbのベース層を備えているHBTのエネ
ルギバンド図。
【図3】InPのエミッタ層とInGaAsのベース層
を備えているHBTとInPのエミッタ層とGaAsS
bのベース層を備えているHBTのエネルギバンド図。
【図4】本発明のHBTの実施例の断面図。
【符号の説明】
12…基体、14…コレクタ、18…エミッタ、32…ベース、
32a, 32b…超格子層。
フロントページの続き (72)発明者 トーマス・シー・ハセンバーグ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91301、アゴーラ・ヒルズ、アゴーラ・ グレン・ドライブ 5533 (56)参考文献 特開 平4−124830(JP,A) 特開 平2−97026(JP,A) 特開 平3−38835(JP,A) 特開 平3−289135(JP,A) 特開 平3−240267(JP,A) 特開 平2−295127(JP,A) 特開 平2−292830(JP,A) 特開 平1−194469(JP,A) 特開 平5−90283(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砒化アルミニウムインジュウム(AlI
    nAs)および燐化インジュウム(InP)からなるグ
    ループから選択された材料から構成されているエミッタ
    層と、コレクタ層と、 エミッタ層とコレクタ層との間に配置されたベース層
    これらエミッタ層、ベース層およびコレクタ層からなる
    積層体を支持している基体とを具備しているNPN型ヘ
    テロ接合バイポーラトランジスタにおいて、 前記ベース層は、砒化ガリウム(GaAs)とアンチモ
    ン化ガリウム(GaSb)の交互の超格子層から構成さ
    れた歪層超格子から構成され、砒化ガリウムとアンチモ
    ン化ガリウムのいずれかがP型不純物でドープされ てい
    ることを特徴とするNPN型ヘテロ接合バイポーラトラ
    ンジスタ。
  2. 【請求項2】 コレクタ層が砒化インジュウムガリウム
    (InGaAs)、燐化インジュウム(InP)、およ
    び砒化アルミニウムインジュウム(AlInAs)から
    なるグループから選択された材料で構成され、エミッタ
    層がN型不純物でドープされ、ベース層がP型不純物で
    ドープされ、コレクタ層がN型不純物でドープされてい
    る請求項1記載のトランジスタ。
  3. 【請求項3】 ベース層がベリリウムでドープされてい
    る請求項1または記載のトランジスタ。
  4. 【請求項4】 基体が燐化インジュウム(InP)で構
    成されている請求項1または2記載のトランジスタ。
  5. 【請求項5】 基体が半絶縁性であり、コレクタ層が基
    体とベース層との間に配置されている請求項2記載のト
    ランジスタ。
  6. 【請求項6】 前記P型不純物でドープされているアン
    チモン化ガリウム(GaSb)超格子層のP型ドープ不
    純物がシリコンであり、前記P型不純物でドープされて
    いる砒化ガリウム(GaAs)超格子層のP型ドープ不
    純物がベリリウムである請求項記載のトランジスタ。
  7. 【請求項7】 P型不純物でドープされていない超格子
    不純物でドープされていない請求項記載のトラン
    ジスタ。
  8. 【請求項8】 前記交互の超格子層から構成された歪層
    超格子が、21乃至27周期を有する請求項1または2
    記載のトランジスタ。
JP5127404A 1992-05-28 1993-05-28 Npn型ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ Expired - Lifetime JP2528253B2 (ja)

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US07/889,864 US5349201A (en) 1992-05-28 1992-05-28 NPN heterojunction bipolar transistor including antimonide base formed on semi-insulating indium phosphide substrate
US889864 1992-05-28

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Publication Number Publication Date
JPH0637104A JPH0637104A (ja) 1994-02-10
JP2528253B2 true JP2528253B2 (ja) 1996-08-28

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5127404A Expired - Lifetime JP2528253B2 (ja) 1992-05-28 1993-05-28 Npn型ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ

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US (1) US5349201A (ja)
EP (2) EP1209750B1 (ja)
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