JP2528192Y2 - 壁パネルと天井パネルとの接続部の構造 - Google Patents

壁パネルと天井パネルとの接続部の構造

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JP2528192Y2
JP2528192Y2 JP1990108214U JP10821490U JP2528192Y2 JP 2528192 Y2 JP2528192 Y2 JP 2528192Y2 JP 1990108214 U JP1990108214 U JP 1990108214U JP 10821490 U JP10821490 U JP 10821490U JP 2528192 Y2 JP2528192 Y2 JP 2528192Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、浴室ユニット等の設備ユニットの壁パネル
と天井パネルとの接続部の構造に関するものである。
[従来例の技術] 従来浴室ユニットの壁パネル9と天井パネル7との接
続に当たっては第9図に示すように枠フレーム2の下面
側に化粧板1を取付けて天井パネル7を構成し、この天
井パネル7の枠フレーム2に連結金具4を取付け、連結
金具4の垂片8の下部と壁パネル9の枠フレーム10の上
端部に設けた連結部11とを固着具12により固着して接続
していた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記のように枠フレーム2の下面側に化粧
板1を取付けて天井パネル7を構成したものにおいて
は、天井裏からの落下物が化粧板1に直接落下して当た
って、化粧板1に想像以上の荷重がかかる場合があり、
化粧板1が枠フレーム2から外れる恐れがあったり、化
粧板1が変形したり破損したりする恐れがあった。ま
た、化粧板1は外観上の理由でビス等で固着せず接着剤
のみで固着するのが望ましいが、上記のように天井裏か
らの落下物により想像以上の荷重がかかっても外れない
ようにするにはビス等による固着が必要であり、これは
外観を著しく低下させるとともに防水上も問題がある。
また天井裏からの落下物が化粧板1に直接落下しないよ
うにするために枠フレーム2の上面側に面板を貼ること
も考えられるが、枠フレーム2の上面側に別の面板を貼
る場合、面板だけを枠フレーム2に固着する工程を要し
て施工が複雑になるという問題がある。
本考案は、上記した従来例の問題点に鑑みて考案した
ものであって、その目的とするところは、天井パネルに
天井裏から落下物が落下しても直接化粧板に落下物が当
たらないようにして化粧板の外れや破損が防止でき、ま
た、このように化粧板の外れや破損を防止するための面
板を枠フレームに簡単且つ強固に取付けることができ、
更に、面板の取付けと壁パネルと連結するのに用いる連
結金具の取付けとを同一の取付け手段により行うことが
できて施工の簡略化が可能となる壁パネルと天井パネル
との接続部の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の壁パネルと天井パネルとの接続部の構造は、
下面側に化粧板1を取付けた枠フレーム2の上面側に面
板3の端部を載置すると共に該面板3の端部上にL状を
した連結金具4の上横片5を重ねて面板3と上横片5と
を枠フレーム2に同一の固着具6により固着して天井パ
ネル7を構成し、該天井パネル7の連結金具4の垂片8
の下部と壁パネル9の枠フレーム10の上端部に設けた連
結部11とを固着具12により固着して成るものであって、
このような構成を採用することで、上記した従来例の問
題点を解決して本考案の目的を達成したものである。
[作用] しかして、天井パネル7の連結金具4の垂片8の下部
と壁パネル9の枠フレーム10の上端部に設けた連結部11
とを固着具12により固着して壁パネル9と天井パネル7
とを接続するのであるが、この壁パネル9と天井パネル
7との接続に用いる連結金具4を天井パネル7に取付け
るに当たり、下面側に化粧板1を取付けた枠フレーム2
の上面側に面板3の端部を載置すると共に該面板3の端
部上にL状をした連結金具4の上横片5を重ねて面板3
と上横片5とを枠フレーム2に同一の固着具6により固
着することで、面板3の枠フレーム2への取付けと連結
金具4の枠フレーム2への取付けとを同一の取付け手段
により行えるようになったものである。そして、面板3
を枠フレーム2の上面側に取付けることで、天井裏から
の落下物を面板3で受け、面板3の荷重は枠フレーム2
に伝達して支持できるようになったものである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図、第2図には浴室ユニットの実施例が示してあ
り、床パン13は架台14の上に取り付けてあり、添付図面
の実施例では床パン13が上面が洗い場15となった洗い場
側床パン13aと上面が浴槽16を設置するための部分とな
った浴槽側床パン13bとに分割してある。床パン13の外
周部(洗い場側床パン13aと浴槽側床パン13bとを接続し
ている部分以外の部分)には立ち上がり片17が設けてあ
って、立ち上がり片17の上端部に載置横片18が設けてあ
り、この載置横片18に上に壁パネル9が立設される。壁
パネル9としては腰壁パネル9aと普通壁パネル9bとで構
成してある。壁パネル9の上端部間には天井パネル7が
架設してあって、壁パネル9の上端部と天井パネル7の
端部を接続してある。
天井パネル7はアルミニューム製等の金属製の枠フレ
ーム2の下面側に化粧板1を接着剤で接着して構成して
ある。また、壁パネル9は天井パネル7と同様にアルミ
ニューム製等の金属製の枠フレーム10の前面側に化粧板
19を接着剤で接着して構成してある。ここで、天井パネ
ル7には枠フレーム2の上面側に面板3の端部を載置し
てあって、該面板3の端部上にL状をした連結金具4の
上横片5を重ねて面板3と上横片5とを枠フレーム2に
固着具6により固着してある。連結金具4の垂片8の下
部は天井パネル2よりも下方に突出させてある。一方、
壁パネル9のうち普通壁パネル9bの上端部に位置する枠
フレーム10には上面部の後部から上方に向かって突片状
の連結部11が突設してある。
しかして、壁パネル9に天井パネル7を接続するに当
たっては、突片状の連結部11の上に天井パネル7の端部
を載置するとともに連結部11と連結金具4の垂片8とを
対向させ、連結金具4の垂片8の下部と壁パネル9の枠
フレーム10の上端部に設けた連結部11とを固着具12によ
り接続するものである。
この場合、壁パネル9の上端面と天井パネル7の端部
下面との間には隙間20(連結部11の突出長さと同じ幅の
隙間)が形成されるが、この隙間20にはガスケット材21
がはめ込まれて防水が図られるものである。ガスケット
材21は第4図に示すように軟質の合成樹脂により形成さ
れるガスケット本体部22とガスケット本体部22の前面部
及び前面中央から前方に突出する硬質の合成樹脂により
形成される硬質前面部29と硬質前面部29の中央部より前
方に突設した嵌合部23とにより構成してあって全体を合
成樹脂の同時成形により一体成形してある。ガスケット
本体部22にはひれ片28が設けてあり、嵌合部23には鋸刃
状凹凸部24が設けてある。また硬質前面部29の下端部は
下方に突出していて当たり片29aとなっている。化粧廻
り縁25は第5図に示すように、断面コ字状をしており、
中央部に背方に向かって被嵌合部26が突設してある。被
嵌合部26には鋸刃状凹凸部24に深浅自在に嵌合するため
の鋸刃状凹凸部27が設けてある。しかして、ガスケット
材21のガスケット本体部22を壁パネル9の上端面と天井
パネル7の端部下面との間の隙間20に打ち込んでガスケ
ット本体部22のひれ片28を壁パネル9の上端面と天井パ
ネル7の端部下面とに圧接して防水を図るものである。
ここで、ガスケット本体部22を打ち込むと硬質前面部29
の下端部の当たり片29aが壁パネル9の前面上端部に当
たってガスケット本体部22がそれ以上奥へ打ち込まれる
のが防止される。そして、硬質の嵌合部23に化粧廻り縁
25の被嵌合部26を嵌合して鋸刃状凹凸部24、27同士をか
み合わせて結合するものである。ところで、第6図には
ガスケット材21及び化粧廻り縁25を取付ける際に使用す
る治具30が示してある。この治具30は一方の端部が凹溝
部31が設けてあり、他端部は弧状部32となっている。そ
して、ガスケット材21を取付ける際には第7図に示すよ
うに嵌合部23に治具30の凹溝部31をはめ込んで嵌合部23
が邪魔にならないようにした状態で凹溝部31と反対側の
端部を槌により打撃して打ち込むものであり、化粧廻り
縁25を取付ける際には第8図に示すように治具30の弧状
部32を化粧廻り縁25の前面に当てた状態で槌により打撃
して嵌合部23に被嵌合部26を嵌合させるものであり、弧
状部32を当てて打撃することで、化粧廻り縁25の前面を
傷つけることなく打撃できるものである。
なお、第3図に示すように天井パネル7の化粧板1と
面板3との間に断熱材33を内装してもよいものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように構成したので、天井
パネルの連結金具の垂片の下部と壁パネルの枠フレーム
の上端部に設けた連結とを固着具により固着して壁パネ
ルと天井パネルとを接続することができるのはもちろん
のこと、面板を枠フレームの上面側に取付けることで、
天井裏からの落下物を面板で受け、面板の荷重は枠フレ
ームに伝達して支持できるものであって、天井裏からの
落下物により化粧板が枠フレームから外れたり、破損し
たりするのを防止できるものであり、しかも壁パネルと
天井パネルとの接続に用いる連結金具を天井パネルに取
付けるに当たり、下面側に化粧板を取付けた枠フレーム
の上面側に面板の端部を載置すると共に該面板の端部上
にL状をした連結金具の上横片を重ねて面板と上横片と
を枠フレームに同一の固着具により固着することで、面
板の枠フレームへの取付けと連結金具の枠フレームへの
取付けとを同一の取付け手段により行うことができるも
のであって、施工を簡略化することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の縦断面図、第2図は同上の平断面図、
第3図は同上の要部拡大断面図、第4図は同上に用いる
ガスケット材の断面図、第5図は同上に用いる化粧廻り
縁の断面図、第6図(a)(b)(c)(d)は同上に
用いる治具の平面図、正面図、側面図及び斜視図、第7
図はガスケット材の取付け状態を示す説明図、第8図は
化粧廻り縁の取付けを示す説明図、第9図は従来例の断
面図であって、1は化粧板、2は枠フレーム、3は面
板、4は連結金具、5は上横片、6は固着具、7は天井
パネル、8は垂片、9は壁パネル、10は枠フレーム、11
は連結部、12は固着具である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面側に化粧板を取付けた枠フレームの上
    面側に面板の端部を載置すると共に該面板の端部の上に
    L状をした連結金具の上横片を重ねて面板と上横片とを
    枠フレームに同一の固着具により固着して天井パネルを
    構成し、該天井パネルの連結金具の垂片の下部と壁パネ
    ルの枠フレームの上端部に設けた連結部とを固着具によ
    り固着して成る壁パネルと天井パネルとの接続部の構
    造。
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