JP2693862B2 - エレベータの乗かご側壁 - Google Patents

エレベータの乗かご側壁

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国寿 斉藤
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベータの乗かご側壁に係り、特に側板に
琺瑯処理した化粧薄板を被覆させて成るエレベータの乗
かご側壁に関する。
〔従来の技術〕
従来のエレベータの乗かご側壁は、第2図に示すよう
に端部をほぼ直角に折り曲げた起立部10a、11a間に落し
目地12を介在させ締付け固定して構成していた。
一方、乗かご側板の美観性や強度を高めるために、上
述した側板10、11の表面に化粧パネルを接着することが
考えられている。この化粧パネルは、金属薄板の表面に
琺瑯処理を施したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の乗かご側壁を構成する側板に化
粧パネルを接着する場合、化粧パネルも製作上あるいは
取扱いの面から所定幅寸法で製作されるため、隣接する
化粧パネル間に継ぎ目が存在することになり、この継ぎ
目が乗かご側壁の美観を損なつてしまう。
本発明の目的は、側板の表面を被つた化粧パネルの継
ぎ目部分の美観を高めたエレベータの乗かご側壁を提供
するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、隣接する側板間
の落し目地からずれた位置に化粧パネルの継ぎ目を位置
させ、この継ぎ目に対応する位置の上記側板に貫通孔を
形成し、第二の目地のスタツドボルトを上記化粧パネル
側から上記貫通孔へ挿入して上記側板の裏面でナツトと
螺合して上記第二の目地を上記側板に固定したことを特
徴とする。
〔作用〕
本発明によるエレベータの乗かご側壁は上述の如き構
成であるから、第二の目地によつて化粧パネルの継ぎ目
を被つて美観を保つことができる。しかも、この第二の
目地は、化粧パネルの継ぎ目に沿つて側板に形成した貫
通孔を利用して側板の背後でナツトにより固定できるの
で、従来の側板から成る乗かごであつても容易に適用す
ることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図はエレベータの乗かご側壁の要部を示す横断面
図である。
化粧パネル1、2の取付け前の構成は第2図と同一で
あり、隣接する側板10、11の対向側端部をほぼ直角に折
り曲げて起立部10a、11aを形成し、この起立部10a、11a
間に落し目地12を介在させて締付け固定されている。こ
れら両側板10、11の表面側に化粧パネル1、2がそれぞ
れ接着され、化粧パネル1、2は薄い素地金属板1a、2a
上に琺瑯1b、2bを形成したものである。
隣接する化粧パネル1、2はその対向部に継ぎ目が形
成されるが、側板10、11の落し目地12による継ぎ目を避
けており、図示の例では落し目地12よりも側板10側にず
らした位置に化粧パネル1、2間の継ぎ目が位置してい
る。この継ぎ目に対応する側板10には、継ぎ目に沿つて
所定の間隔で貫通孔10bを複数個形成している。また化
粧パネル1、2用の第二の目地3は、その裏側に貫通孔
10bに対応したスタツドボルト6を有しており、このス
タツドボルト6を化粧パネル1、2の表面側から貫通孔
10bに挿入した後、側板10の裏面にワツシヤ4を介して
ナツト5を螺合させて締付けている。
このように貫通孔10bを形成した側板10を用いている
ため、側板10まで解体して特別な加工を施すことなく既
設の乗かごであつても化粧パネル1、2を容易に取付け
ることができる。このようにして化粧パネル1、2を側
板10、11上に接着させた状態でも、化粧パネル1、2の
継ぎ目は第二の目地3によつて被われ美観が保たれ、ま
た化粧パネル1、2の表面の琺瑯1b、2bによつて表面の
美しさと共に荷物等により傷がつくのを防止することが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、側板を化粧パネ
ルで被つた場合でも、その継ぎ目を隠して乗かごの美観
性を高めることができる。しかも従来の側板に貫通孔を
形成するだけで、その構成を変えないので、化粧パネル
および第二の目地の取付けも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるエレベータの乗かご側
壁の要部を示す横断面図、第2図は従来の同要部を示す
横断面図である。 1、2……化粧パネル、1b、2b……琺瑯、3……第二の
目地、5……ナツト、6……スタツドボルト、10、11…
…側板、10a、11a……起立部、10b……貫通孔、12……
落し目地。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する側板の対向端を折り曲げて起立部
    を形成し、この起立部間に落し目地を配置し、上記側板
    の表面に化粧パネルを配置して成るエレベータの乗かご
    側壁において、上記隣接する側板の表面に配置した上記
    化粧パネルの継ぎ目は上記落し目地からずらして位置さ
    せ、この継ぎ目に対応する上記側板に形成した貫通孔
    に、第二の目地の裏面に設けたスタツドボルトを上記化
    粧パネル側から挿入し、上記側板の裏面で上記スタツド
    ボルトに螺合するナツトにより上記第二の目地を上記側
    板に固定したことを特徴とするエレベータの乗かご側
    壁。
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