JP2528175Y2 - 折り畳み扉 - Google Patents

折り畳み扉

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JP2528175Y2
JP2528175Y2 JP1988055411U JP5541188U JP2528175Y2 JP 2528175 Y2 JP2528175 Y2 JP 2528175Y2 JP 1988055411 U JP1988055411 U JP 1988055411U JP 5541188 U JP5541188 U JP 5541188U JP 2528175 Y2 JP2528175 Y2 JP 2528175Y2
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JP
Japan
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rail
runner
folding door
sides
running
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JP1988055411U
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JPH01159080U (ja
Inventor
三男 寺園
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、レールに折り畳み自在に建込んだ折り畳み
扉に関し、詳しくは水平回転する円盤条のランナーがス
ムーズに走行することができるようにするための技術に
係るものである。
[従来の技術] 従来から、折り畳み扉3′は第6図に示すように垂直
回転する走行輪4aをランナー本体4bの両側に回転自在に
取り付けてランナー4′を構成してあり、このランナー
4′の走行輪4aをレール5′の開口の両側に位置する走
行片20に転動自在に載置していた。そして垂直回転する
走行輪4aが横ずれしないようにレール5′の走行片20の
先端を上方に折り曲げて折り曲げ片21を形成していた。
ところが、上記の折り畳み扉3′にあっては、レール
5′が直線の場合には問題ないが、レールが直角に曲が
っている場合にはコーナ部分を垂直回転する走行輪4aが
走行できないという問題があった。
そこで、近年第7図に示すようにランナー4を水平回
転する円盤条のもので構成し、レール5′のコーナ部分
を走行できるようにしたものが開発されている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、第7図に示すような水平回転する円盤状の
ランナー4はレール5′の折り曲げ片21の先端のエッジ
部分に載置されて、このエッジ部分を走行することにな
るので、エッジ部分によりランナー4の下面が傷付き、
また引っ掻くような不快な音がし、走行もスムーズにい
かないという問題があった。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したもので
あって、その目的とするところはコーナを有するレール
であっても走行でき、また走行に当たりランナーが傷付
いたり、不快な音を発生させることがなく、更に走行が
スムーズに行える折り畳み扉を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の折り畳み扉は、二枚の扉体1,1をヒンジ部材
2にて折り畳み自在に枢支連結した折り畳み扉3の枢支
連結側とは反対側の端部上面からランナー4を突出さ
せ、このランナー4を下方に開口したレール5内に走行
自在に挿入した折り畳み扉3であって、ランナー4を水
平回転する円盤状のもので構成し、この円盤状のランナ
ー4の下面が摺接するレール5の横向き突部9の上の走
行面が平坦面6となり、レール5の両側の横向き突部9
の対向面を両横向き突部9間の開口部の幅が下方程広く
なるように傾斜面12とし、レール5の該平坦面6の下面
側に溝条部10を形成し、レール5の端部同士を突き合わ
せると共に突き合わせた隣合うレール5の溝条部10にわ
たって接続片11をはめ込んで隣合うレール5の平坦面5
同士を面一に連続させ、折り畳み扉3のヒンジ部材2の
上部からラッチころ13を上方に弾性付勢して突設し、該
ラッチころ13がレール5の両側の横向き突部9間の開口
部にはまり込むようにしたことを特徴とする。
[作用] しかして、このように、ランナー4が水平回転する円
盤条のものであるから、コーナを有するレール5であっ
ても走行に支障がないようになったものであり、また円
盤条のランナー4の下面が摺接するレール5の走行面が
平坦面6となり、レール5の該平坦面6の下面側に溝条
部10を形成し、レール5の端部同士を突き合わせると共
に突き合わせた隣合うレール5の溝条部10にわたって接
続片11をはめ込んで隣合うレール5の平坦面6同士を面
一に連続させているので、水平回転する円盤条のランナ
ー4がスムーズに走行するものであり、この結果、不快
な引っ掻くような音を出したり、あるいはランナー4に
傷が付けられることがなくなって、スムーズな走行が可
能となったものである。また折り畳み扉3のヒンジ部材
2の上部からラッチころ13を上方に弾性付勢して突設
し、該ラッチころ13がレール5の両側の横向き突部9間
の開口部にはまり込むようにしたことにより、折り畳み
扉3を一直線状に展延したときラッチころ13がレール5
の両側の横向き突部9の開口部にはまり込んで展延状態
を維持できるようになり、さらにレール5の両側の横向
き突部9の対向面を両横向き突部9間の開口部の幅が下
方程広くなるように傾斜面12とし、ラッチころ13がレー
ル5の両側の横向き突部9間の開口部にはまり込むよう
にしたことにより、ラッチころ13が両側の横向き突部9
間の開口部に深くはまり込むものでありながら、両側の
横向き突部9間の間隔をできるだけ狭くして横向き突部
9とランナー4のランナー軸7との間に隙間ができない
ようにしてランナー4のがたつきを防止できるようにな
る。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
一対の扉体1,1をヒンジ部材2により折り畳み自在に
連結して折り畳み扉3が構成してある。このように折り
畳み自在に枢支連結した折り畳み扉3の枢支連結側とは
反対側の端部上面からランナー軸7を突出させ、このラ
ンナー軸7に水平円盤状のランナー4を水平回転自在に
設けてある。そして、これらランナー4,4を下方に開口
したレール5内に走行自在に挿入してある。レール5は
コ字状部8の下方開口の両側に横向き突部9を突設して
構成してあり、この横向き突部9の上面がランナー4の
下面が載置されて走行する走行面となっており、この走
行面は平坦面6となっている。横向き突部9の下面側に
は下方に開口する溝条部10が設けてあり、溝条部10は下
方開口が内部よりも巾狭となっている。この溝条部10に
はレール5同士を突き合わせて接続する際に接続片11が
はめ込まれるものであり、接続片11をはめ込まない箇所
においてはモヘアを取り付けることが可能である。第1
図の実施例においてレール5の横向き突部9の対向面は
傾斜した傾斜面12となっており、レール5の下向き開口
部は下に行くほど巾広となる末広がり状の開口部となっ
ている。折り畳み扉3のヒンジ部材2の上部からはラッ
チころ13が上方に弾性付勢されている。そして、折り畳
み扉3を一直線状に展延した場合、このラッチころ13が
レール5の横向き突部9間の末広がり状の開口部にはま
り込み、折り畳み扉3の展延状態を保持するようになっ
ている。しかして、折り畳み扉3を移動する場合にはラ
ンナー4がレール5の走行面である平坦面6上を転動し
て移動するものであり、この場合、平坦面6上にランナ
ー4の下面が載置されて転動するので、スムーズに転動
され、またレール5にコーナ部5aがある場合もランナ4
が水平回転する円盤状のもので構成してあるので、スム
ーズにコーナ部5aを通過できるものである。なお、第2
図の実施例では扉体1の下端面から下方に下ガイド16が
突出してあって、下レール17に嵌め込んである。ここ
で、下ガイド16の下レール17内に嵌め込まれる部分は円
盤状をしている。
[考案の効果] 以上述べたように本考案にあっては、ランナーを水平
回転する円盤状のもので構成し、この円盤状のランナー
の下面が摺接するレールの走行面が平坦面となっている
ので、水平回転する円盤状のランナーがレールを走行す
ることで、コーナを有するレールであっても走行に支障
がないものである。ところで、第6図に示す従来例のよ
うに、垂直回転する走行輪の場合にはレールの接続部に
おいて走行面に多少の段差があっても走行ができないと
いうようことがないが、水平回転する円盤状のランナー
がレールを走行するものにおいてはレールの接続部分に
わずかに段差が生じると走行ができないものである。と
ころが、本考案にあっては、レールの平坦面の下面側に
溝条部を形成し、レールの端部同士を突き合わせると共
に隣合うレールの溝条部にわたって接続片をはめ込んで
隣合うレールの平坦面同士を面一に連続させたので、レ
ールの接続部分においても、平坦面が面一に連続して水
平回転する円盤状のランナーの下面がスムーズに走行す
るものであり、この結果、水平回転するランナーがレー
ルを走行するものにおいてレールの接続部でもスムーズ
に走行ができるという効果がある。この結果、従来のエ
ッジ上をランナーが走行するもののように不快な引っ掻
くような音を出したり、あるいはランナーが傷付けられ
ることなく、いっそうスムーズな走行が可能となるもの
である。また折り畳み扉のヒンジ部材の上部からラッチ
ころを上方に弾性付勢して突設し、該ラッチころがレー
ルの両側の横向き突部間の開口部にはまり込むようにし
たので、二枚の扉体が面一になるように折り畳み扉を一
直線状に展延したときラッチころがレールの両側の横向
き突部間の開口部にはまり込んでラッチころが弾性で上
方に押し付けられるものであって、折り畳み扉を一直線
状に展延した状態で折り畳み扉をレールに沿って移動す
る場合、ラッチころの弾性付勢作用によりランナーの下
面が走行面の平坦面にがたつきなく載置されて転動し、
しかも上記ラッチころがレールの横向き突部間の開口部
に沿って移動し、これにより一直線状に展延された状態
の折り畳み扉をスムーズに移動させることができるもの
であり、さらにレールの両側の横向き突部の対向面を両
横向き突部間の開口部の幅が下方程広くなるように傾斜
面とし、ラッチころがレールの両側の横向き突部間の開
口部にはまり込むようにしたので、ラッチころが両側の
横向き突部間の開口部に深くはまり込むものでありなが
ら、両側の横向き突部間の間隔をできるだけ狭くして横
向き突部とランナーのランナー軸との間に隙間ができな
いようにしてランナーのがたつきを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の折り畳み扉の一実施例の断面図、第2
図は同上の分解斜視図、第3図は同上の上下のレールの
分解斜視図、第4図は同上のレールとランナーの関係を
示す平面図、第5図は同上に用いるレールの断面図、第
6図は従来例の断面図、第7図は他の従来例の断面図で
あり、1は扉体、2はヒンジ部材、3は折り畳み扉、4
はランナー、5はレール、6は平坦面、9は横向き突
部、10は溝条部、11は接続片、13はラッチころである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二枚の扉体をヒンジ部材にて折り畳み自在
    に枢支連結した折り畳み扉の枢支連結側とは反対側の端
    部上面からランナーを突出させ、このランナーを下方に
    開口したレール内に走行自在に挿入した折り畳み扉であ
    って、ランナーを水平回転する円盤状のもので構成し、
    この円盤状のランナーの下面が摺接するレールの横向き
    突部の上の走行面が平坦面となり、レールの両側の横向
    き突部の対向面を両横向き突部間の開口部の幅が下方程
    広くなるように傾斜面とし、レールの該平坦面の下面側
    に溝条部を形成し、レールの端部同士を突き合わせると
    共に突き合わせた隣合うレールの溝条部にわたって接続
    片をはめ込んで隣合うレールの平坦面同士を面一に連続
    させ、折り畳み扉のヒンジ部材の上部からラッチころを
    上方に弾性付勢して突設し、該ラッチころがレールの両
    側の横向き突部間の開口部にはまり込むようにして成る
    折り畳み扉。
JP1988055411U 1988-04-25 1988-04-25 折り畳み扉 Expired - Lifetime JP2528175Y2 (ja)

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JPH01159080U JPH01159080U (ja) 1989-11-02
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JPH01159080U (ja) 1989-11-02

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