JP2527988B2 - 容器口部の開閉装置の製造方法 - Google Patents

容器口部の開閉装置の製造方法

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JP2527988B2
JP2527988B2 JP63006261A JP626188A JP2527988B2 JP 2527988 B2 JP2527988 B2 JP 2527988B2 JP 63006261 A JP63006261 A JP 63006261A JP 626188 A JP626188 A JP 626188A JP 2527988 B2 JP2527988 B2 JP 2527988B2
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和男 佐々木
信重 安井
英治 高橋
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Mikasa Sangyo Co Ltd
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Mikasa Sangyo Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/72Contents-dispensing means
    • B65D5/74Spouts
    • B65D5/746Spouts formed separately from the container

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は紙製容器、又はカン又は瓶等の容器の口部
に用いる、容器口部の開閉装置の製造方法に関するもの
である。
従来の技術 従来この種の注出口としては一例として第8図及び第
9図に示すようなものが用いられている。同図において
1は容器としての紙製容器であり、2は合成樹脂製の筒
状の注出口でフランジ状の取付部3により容器1の口部
1aに付着させられている。
4は注出口2の内側に、ヒンジ5により一体的に設け
られた蓋体である。6は第10図に示すように両面に合成
樹脂の層7、8を有する金属箔9から成る金属フイルム
であり、前記注出口2の上面10及び蓋体4の上面11の両
方に融着させられている。第10図において12は接着剤層
を示す。
なお13は注出口2と蓋体4間に形成された間隔であ
り、この部分にこのような間隙を形成した注出口はこの
発明の出願人がさきに出願、開示(実願昭61−82051
号)したものであるが、この種の注出口の従来例のもの
としては上記のような間隙13を有しないものでも差支え
ないことは勿論である。14はつまみ部を示す。消費者等
の使用者は、つまみ部14をつまみ、矢印A14方向に引つ
張り、金属フイルム6を、注出口2の上面10から剥離
し、蓋体4を開放して容器1内容の、図示しな牛乳等を
注出して用いる。
発明が解決しようとする問題点 しかし上記従来の開閉装置は次のような問題点を有し
ている。それは同装置を製造する場合、金属フイルム6
を注出口2の上面10と蓋体4の上面11の両方に融着する
のであるが、その際蓋体4の下面15に図示しない支持台
を当て、金属フイルム6の外側から、図示しない加熱板
により加熱しながら加圧する。その場合上記加圧は蓋体
4と注出口2の両方の各上面11、10に一度に行われるた
め、高さの加減で必らずしも注出口2の上面10と金属フ
イルム6が必要な圧力の下で接しない事態が発生し得る
こと、かつ又注出口2上面10と金属フイルム6が完全に
融着される場合、接着強度が強すぎ、使用に際して剥離
しにくいのである。
この問題は、又、次のような理由も重なつて起る。即
ち容器に収容する液体が牛乳である場合、その容器の内
側に用いる合成樹脂は法令により純粋ポリエチレンに限
られており、このため注出口2及び金属フイルム6の内
面の樹脂層の両方がポリエチレンであるとすると、同一
の合成樹脂のため一層強く融着してしまい、剥離しにく
くなる。
この発明はこのような問題を解決するためになされた
もので、その目的は注出口2と蓋体4に一度に金属フイ
ルム6を、その外側から加圧加熱する開閉装置の製造方
法において、注出口2に融着させた金属フイルム6が容
易に剥離できるように融着し得る製造方法を提供するこ
とである。
問題点を解決するための手段及び作用 上記の目的を達成するこの発明について述べると、そ
れは合成樹脂により形成され、容器の口部に取付ける取
付部を有し、筒状に形成されかつ内側にヒンジを介して
一体的に設けられた蓋体を有する注出口の上面に、環状
の突起を設け、前記蓋体の内側に支持台を位置せしめ、
前記突起の表面と前記蓋体の表面の両方に跨らせて、金
属箔の両面に合成樹脂の層を設けた金属フイルムを位置
させ、該金属フイルムを加熱加圧して前記突起及び蓋体
に融着させる容器口部の開閉装置の製造方法である。
実施例 この発明は前記従来の開閉装置の製造方法に関するも
のであるため、装置の多くの部分は前記従来例のものと
同一である。このためこの発明においても従来例のもの
と同一のもの又は同一の部分は、同一の図面符号及び同
一の名称を用いて説明する。
第1図において2は合成樹脂製の、筒状の注出口であ
り、一例としてポリエチレンで形成され、フランジ状の
取付部3を有している。なおこの取付部3は、容器が瓶
等の場合はそれに合致するように変形させられることは
勿論である。そして注出口2の、一例として巾3mmに形
成された上面10に、一例として高さ0.7mm、巾0.8mmの環
状の突起16が形成されている。
なお、この突起16の高さ及び巾は、注出装置の大小又
は金属フイルム6の合成樹脂層7,8の厚さ等により適宜
に、この前後の値のものを選んで差支えない。
そして、この突起16の断面形状は、第3図〜第5図に
示すように、長方形、くさび形、台型等適宜に形成して
よい。又第6図に示すように、側面に切欠き17を形成し
てもよい。このように形成することにより、金属フイル
ム6の剥離の際一層容易に剥離できるよう。次に金属フ
イルム6は前記従来例に述べたものと同一のものを用
い、金属箔9は一例としてアルミニウム箔を使用し、そ
の一面に一例としてポリエチレンの層を形成し、他面に
一例として接着剤層12を介してポリプロピレンの層を形
成したものが用いられた。
このように形成された金属フイルム6は、第2図に示
すように突起16上に位置させ、この金属フイルム6の外
側から内部に図示しないヒータを有する加熱板18により
加圧する。なお19は支持台である。この場合上記加熱板
18は、これに替えて超音波ウエルダ又は高周波ウエルダ
のウエルダ部であつても差支えなく、これらを含むもの
である。そして、上記加熱板18による加熱及び加圧によ
り突起16はほぼ第7図に示すように丘状に変形させられ
る。この場合注出口2の上面10は融着の充分な部分20と
不充分な部分21とを生じ、充分な部分20は前記従来例の
ものに較べ、その面積が大巾に少いので、全体として前
記従来のものよりも剥離し易く形成されていることにな
る。又それにもかかわらず、容器1は強く密閉されてい
る。
発明の効果 この発明は、前記のように構成され、両面に合成樹脂
の層を形成した金属フイルムは、注出口の上面に形成さ
れた環状の突起、及び蓋体の両方に跨つて加熱,加圧さ
れるから、注出口に融着させられた金属フイルムは使用
に際して前記従来の突起のないものよりも容易に剥離さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの発明の実施例を示し、第1図は容
器口部の開閉装置の部分の斜視図、第2図は同開閉装置
の製造方法の概略図を示す一部断面図、第3図〜第6図
はそれぞれこの発明に用いる注出口の上部の各種突起の
断面図、第7図は完成した開閉装置の部分の断面図、第
8図はこの発明の出願人がさきに出願開示した同種装置
を用いた容器の側面図、第9図は第8図の部分の拡大断
面図、第10図は第9図に示すとともに、この発明に用い
た金属フイルムの断面図である。 1……容器 1a……口部 2……注出口 3……取付部 4……蓋体 5……ヒンジ 6……金属フイルム 7……合成樹脂層 8……合成樹脂層 9……金属箔 16……突起 19……支持台
フロントページの続き (72)発明者 高橋 英治 東京都北区王子5丁目21番2号 十條製 紙株式会社リキツドパツケージングセン ター内 (72)発明者 林田 光治 奈良県北葛城郡広陵町大字寺戸49番地の 1

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂により形成され、容器の口部に取
    付ける取付部を有し、筒状に形成され、かつ内側にヒン
    ジを介して一体的に設けられた蓋体を有する注出口の上
    面に、環状の突起を設け、前記蓋体の内側に支持台を位
    置せしめ、前記突起の表面と前記蓋体の表面の両方に跨
    らせて、金属箔の両面に合成樹脂の層を設けた金属フイ
    ルムを位置させ、該金属フイルムを加熱加圧して前記突
    起及び蓋体に融着させることを特徴とする容器口部の開
    閉装置の製造方法。
JP63006261A 1988-01-14 1988-01-14 容器口部の開閉装置の製造方法 Expired - Fee Related JP2527988B2 (ja)

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