JP2527287B2 - 文章処理装置 - Google Patents
文章処理装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文章処理装置(ワードプ
ロセッサ)に関するものであり、特に既に登録した文章
の呼出しが効率よくできるようにしたものである。
ロセッサ)に関するものであり、特に既に登録した文章
の呼出しが効率よくできるようにしたものである。
【0002】特に、表示画面上に登録文章の登録名(キ
ーワード)と、前記登録名に対応する登録文章の一部を
表示させて目的とする登録名の登録文章を正確に呼出せ
るようにしたものである。
ーワード)と、前記登録名に対応する登録文章の一部を
表示させて目的とする登録名の登録文章を正確に呼出せ
るようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサの普及はめざま
しく、各種オフイスで使用されている。
しく、各種オフイスで使用されている。
【0004】このワードプロセッサで各種作成した文章
は各文章に登録名を付けてフロッピーディスク等のメモ
リに登録して保存される。
は各文章に登録名を付けてフロッピーディスク等のメモ
リに登録して保存される。
【0005】この文章登録にあっては、オペレータが登
録しようとする文章に対応した登録名を付けるのである
が、この登録名の字数には一般に制限があり、その制限
内で的確に、文章内容を表現する登録名を付けなければ
ならなかった。
録しようとする文章に対応した登録名を付けるのである
が、この登録名の字数には一般に制限があり、その制限
内で的確に、文章内容を表現する登録名を付けなければ
ならなかった。
【0006】しかしながら、登録する文章が増加するに
従って似かよった登録名も増加し、後刻登録した文章を
呼出す場合に目的とする登録名の文章を探すのが困難で
あった。
従って似かよった登録名も増加し、後刻登録した文章を
呼出す場合に目的とする登録名の文章を探すのが困難で
あった。
【0007】従って、登録文章の呼出しに際して登録名
のリストを表示画面に呼出し、この表示画面に映出され
た登録名のリストを見て目的とする登録名を選択し、こ
の選択操作に応答して対応の文章が表示画面に映出され
るものが用いられることがある。
のリストを表示画面に呼出し、この表示画面に映出され
た登録名のリストを見て目的とする登録名を選択し、こ
の選択操作に応答して対応の文章が表示画面に映出され
るものが用いられることがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記登録名は通常カナ
文字あるいは6字程度の漢字により表現されるため、文
章によっては登録内容を表現するのに不十分であり、登
録名の表現を工夫する必要があった。
文字あるいは6字程度の漢字により表現されるため、文
章によっては登録内容を表現するのに不十分であり、登
録名の表現を工夫する必要があった。
【0009】また、類似した文章を多類登録した場合に
は似かよった登録名が多類存在することになる。このよ
うな場合に登録名のリスト表示を行った時にはその登録
名からだけではどれが目的とする文章か判断できず、そ
のため一旦登録文章全体を表示画面に呼出してその文章
の内容を確認して、ここでもし目的とする文章でなけれ
ば、またリスト表示をさせて次の登録名を選択するとい
った面倒な操作を強いられていた。
は似かよった登録名が多類存在することになる。このよ
うな場合に登録名のリスト表示を行った時にはその登録
名からだけではどれが目的とする文章か判断できず、そ
のため一旦登録文章全体を表示画面に呼出してその文章
の内容を確認して、ここでもし目的とする文章でなけれ
ば、またリスト表示をさせて次の登録名を選択するとい
った面倒な操作を強いられていた。
【0010】そのため、オペレータにとってはこの登録
文章の呼出し操作が煩わしく、文章処理の効率化という
点でも問題を残していた。
文章の呼出し操作が煩わしく、文章処理の効率化という
点でも問題を残していた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために提案されたものであり、請求項1記載の発
明では、記憶装置に複数の文章を夫々予め所望の登録名
(キーワード)を付けて登録(格納)し、前記登録名に
基づいて前記記憶装置より所望の登録文章を取り出し、
表示装置の画面上に表示できるようにした文章処理装置
において、前記記憶装置の登録文章の選択時に、登録文
章の登録名を複数個同時に表示するリスト表示エリア
と、該リスト表示エリアで指示された1つの登録名に対
応する登録文章の一部を表示する登録文章表示エリアと
を同一の表示画面上に同時に表示可能に構成する一方、
前記登録文章表示エリアの表示有無を選択可能とし、前
記リスト表示エリアに表示された登録名の指示のみによ
るか、或は前記両表示エリアの表示に基づいて登録文章
を選択するようにしたものである。
決するために提案されたものであり、請求項1記載の発
明では、記憶装置に複数の文章を夫々予め所望の登録名
(キーワード)を付けて登録(格納)し、前記登録名に
基づいて前記記憶装置より所望の登録文章を取り出し、
表示装置の画面上に表示できるようにした文章処理装置
において、前記記憶装置の登録文章の選択時に、登録文
章の登録名を複数個同時に表示するリスト表示エリア
と、該リスト表示エリアで指示された1つの登録名に対
応する登録文章の一部を表示する登録文章表示エリアと
を同一の表示画面上に同時に表示可能に構成する一方、
前記登録文章表示エリアの表示有無を選択可能とし、前
記リスト表示エリアに表示された登録名の指示のみによ
るか、或は前記両表示エリアの表示に基づいて登録文章
を選択するようにしたものである。
【0012】また、請求項2記載の発明では、記憶装置
に複数の文章を夫々予め所望の登録名(キーワード)を
付けて登録(格納)し、前記登録名に基づいて前記記憶
装置より所望の登録文章を取り出し、表示装置の画面上
に表示できるようにした文章処理装置において、前記記
憶装置の登録文章の選択時に、登録文章の登録名を複数
個同時に表示させるリスト表示エリアと、登録された文
章の一部を表示させる登録文章表示エリアとを設けるこ
とで、1つの表示画面上に複数の登録名と前記登録名に
対応する登録文章の一部を同時に表示させる構成と成
し、前記リスト表示エリアに表示された複数の登録名か
ら1つの登録名をカーソル等の指示手段により指示する
毎に、指示された1つの登録名に対応する登録文章の一
部を前記登録文章表示エリアに順次表示するようにした
ものである。
に複数の文章を夫々予め所望の登録名(キーワード)を
付けて登録(格納)し、前記登録名に基づいて前記記憶
装置より所望の登録文章を取り出し、表示装置の画面上
に表示できるようにした文章処理装置において、前記記
憶装置の登録文章の選択時に、登録文章の登録名を複数
個同時に表示させるリスト表示エリアと、登録された文
章の一部を表示させる登録文章表示エリアとを設けるこ
とで、1つの表示画面上に複数の登録名と前記登録名に
対応する登録文章の一部を同時に表示させる構成と成
し、前記リスト表示エリアに表示された複数の登録名か
ら1つの登録名をカーソル等の指示手段により指示する
毎に、指示された1つの登録名に対応する登録文章の一
部を前記登録文章表示エリアに順次表示するようにした
ものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、記憶装置に複数の文
章を夫々予め所望の登録名(キーワード)を付けて登録
(格納)し、前記登録名に基づいて前記記憶装置より所
望の登録文章を取り出し、表示装置の画面上に表示でき
るようにした文章処理装置において、前記記憶装置の登
録文章の選択時に、登録文章の登録名を複数個同時に表
示するリスト表示エリアと、該リスト表示エリアで指示
された1つの登録名に対応する登録文章の一部を表示す
る登録文章表示エリアとを同一の表示画面上に同時に表
示可能に構成する一方、前記登録文章表示エリアの表示
有無を選択可能とし、前記リスト表示エリアに表示され
た複数の登録名から任意の登録名を指示して登録名のみ
から登録文章を選択するか、或いはリスト表示エリアで
指示された1つの登録名に対応する登録文章の一部を登
録文章表示エリアに表示させて登録文章の内容を確認し
て登録文章を選択するようにしたものである。 また、請
求項2記載の発明では、記憶装置に複数の文章を夫々予
め所望の登録名(キーワード)を付けて登録(格納)
し、前記登録名に基づいて前記記憶装置より所望の登録
文章を取り出し、表示装置の画面上に表示できるように
した文章処理装置において、前記記憶装置の登録文章の
選択時に、登録文章の登録名を複数個同時に表示させる
リスト表示エリアと、登録された文章の一部を表示させ
る登録文章表示エリアとを設けることで、1つの表示画
面上に複数の登録名と前記登録名に対応する登録文章の
一部を同時に表示させる構成と成し、前記リスト表示エ
リアに表示された複数の登録名から1つの登録名をカー
ソル等の指示手段により指示する毎に、指示された1つ
の登録名に対応する登録文章の一部を前記登録文章表示
エリアに順次表示するようにしたものである。
章を夫々予め所望の登録名(キーワード)を付けて登録
(格納)し、前記登録名に基づいて前記記憶装置より所
望の登録文章を取り出し、表示装置の画面上に表示でき
るようにした文章処理装置において、前記記憶装置の登
録文章の選択時に、登録文章の登録名を複数個同時に表
示するリスト表示エリアと、該リスト表示エリアで指示
された1つの登録名に対応する登録文章の一部を表示す
る登録文章表示エリアとを同一の表示画面上に同時に表
示可能に構成する一方、前記登録文章表示エリアの表示
有無を選択可能とし、前記リスト表示エリアに表示され
た複数の登録名から任意の登録名を指示して登録名のみ
から登録文章を選択するか、或いはリスト表示エリアで
指示された1つの登録名に対応する登録文章の一部を登
録文章表示エリアに表示させて登録文章の内容を確認し
て登録文章を選択するようにしたものである。 また、請
求項2記載の発明では、記憶装置に複数の文章を夫々予
め所望の登録名(キーワード)を付けて登録(格納)
し、前記登録名に基づいて前記記憶装置より所望の登録
文章を取り出し、表示装置の画面上に表示できるように
した文章処理装置において、前記記憶装置の登録文章の
選択時に、登録文章の登録名を複数個同時に表示させる
リスト表示エリアと、登録された文章の一部を表示させ
る登録文章表示エリアとを設けることで、1つの表示画
面上に複数の登録名と前記登録名に対応する登録文章の
一部を同時に表示させる構成と成し、前記リスト表示エ
リアに表示された複数の登録名から1つの登録名をカー
ソル等の指示手段により指示する毎に、指示された1つ
の登録名に対応する登録文章の一部を前記登録文章表示
エリアに順次表示するようにしたものである。
【0014】
【実施例】図1及び図2は本発明の文章処理装置の表示
方式つまり登録文章の呼出し操作時の表示例を示してお
り、これら図1及び図2において本発明の特徴とする表
示制御の概略を先ず説明する。
方式つまり登録文章の呼出し操作時の表示例を示してお
り、これら図1及び図2において本発明の特徴とする表
示制御の概略を先ず説明する。
【0015】文章作成にあたってキーボード装置より入
力された文章はCRT表示装置の表示画面DPに表示さ
れており、この状態で先に文章作成したフロッピーディ
スク(FD)に登録されている文章を前記入力文章中に
挿入する場合には作成中の文章中の挿入する位置をカー
ソルKによって指示した後、登録文章を呼出すことによ
って前記指示位置に挿入される。
力された文章はCRT表示装置の表示画面DPに表示さ
れており、この状態で先に文章作成したフロッピーディ
スク(FD)に登録されている文章を前記入力文章中に
挿入する場合には作成中の文章中の挿入する位置をカー
ソルKによって指示した後、登録文章を呼出すことによ
って前記指示位置に挿入される。
【0016】この時、FDより登録文章を呼出す場合、
FDには各文章毎に所望のキーワード(登録名)によっ
て登録されており、このキーワードをリスト表示して1
つの文章が選択される。
FDには各文章毎に所望のキーワード(登録名)によっ
て登録されており、このキーワードをリスト表示して1
つの文章が選択される。
【0017】従って、前記呼出し操作時には図1に示す
ように、表示画面DPを3分割して上段エリアAには作
成中の文章の一部(挿入すべき位置より上位3行程度)
が表示され、中断エリアBには登録された文章のキーワ
ードリストが表示され、下段エリアCには選択した登録
文章の一部(登録文章の上位5行)をつねにあるいは選
択的に表示するようになしている。
ように、表示画面DPを3分割して上段エリアAには作
成中の文章の一部(挿入すべき位置より上位3行程度)
が表示され、中断エリアBには登録された文章のキーワ
ードリストが表示され、下段エリアCには選択した登録
文章の一部(登録文章の上位5行)をつねにあるいは選
択的に表示するようになしている。
【0018】この表示によって、操作者が呼出そうとす
る登録文章が目的の文章であるか確認でき、更に目的の
登録文章であれば実行キーを操作すると第2図に示すよ
うに作成中の文章A′のカーソルKの位置から引き続い
て選択した登録文章C′が接続されて表示(作成)され
る。
る登録文章が目的の文章であるか確認でき、更に目的の
登録文章であれば実行キーを操作すると第2図に示すよ
うに作成中の文章A′のカーソルKの位置から引き続い
て選択した登録文章C′が接続されて表示(作成)され
る。
【0019】本発明は以上のような表示制御をすること
によって登録文章の呼出し操作を容易にし、目的とする
登録文章が即座に画面上に呼出せるようにしたものであ
る。次に上記動作を行う本発明の文章処理装置の構成を
図3及び図4に示し、以下この構成を説明する。
によって登録文章の呼出し操作を容易にし、目的とする
登録文章が即座に画面上に呼出せるようにしたものであ
る。次に上記動作を行う本発明の文章処理装置の構成を
図3及び図4に示し、以下この構成を説明する。
【0020】図3において10は予めプログラムメモリ
12に記憶する編集プログラムに従って文章編集制御を
行う制御部であり、以下に述べる各ユニットが接続され
ている。
12に記憶する編集プログラムに従って文章編集制御を
行う制御部であり、以下に述べる各ユニットが接続され
ている。
【0021】11はキーボードユニットであり、各キー
が操作されるとキー信号を制御部10に供給する。この
キーボードユニット11には文章入力するための文字キ
ー(本例ではカナ漢字変換を備えているのでカナ文字キ
ー,アルファベットキー,数字キー等でなる)と、各種
編集制御のためのキーとで構成されている。代表的な編
集制御のためのキーを示すと、表示画面に入力位置とし
て表示するカーソルマークを移動するカーソルキー,登
録文章リストを表示するためのリストキー,リストされ
た1つの登録文章を仮に呼出し表示するための分割キ
ー,動作を実行させる実行キー等が備えられている。
が操作されるとキー信号を制御部10に供給する。この
キーボードユニット11には文章入力するための文字キ
ー(本例ではカナ漢字変換を備えているのでカナ文字キ
ー,アルファベットキー,数字キー等でなる)と、各種
編集制御のためのキーとで構成されている。代表的な編
集制御のためのキーを示すと、表示画面に入力位置とし
て表示するカーソルマークを移動するカーソルキー,登
録文章リストを表示するためのリストキー,リストされ
た1つの登録文章を仮に呼出し表示するための分割キ
ー,動作を実行させる実行キー等が備えられている。
【0022】13はキーボードユニットから入力された
カナ文を漢字まじり文に変換して出力するカナ漢字変換
ユニットである。14はカナ漢字変換ユニットにて作成
された文章データを記憶する文章バッファである。
カナ文を漢字まじり文に変換して出力するカナ漢字変換
ユニットである。14はカナ漢字変換ユニットにて作成
された文章データを記憶する文章バッファである。
【0023】16はフロッピーディスク(FD)であ
り、第4図に示すように登録文章エリア42と該エリア
42に記憶されている全登録文章のキーワード(登録
名)及びその文章データのアドレスデータを記憶するイ
ンデックスエリア41で構成されている。
り、第4図に示すように登録文章エリア42と該エリア
42に記憶されている全登録文章のキーワード(登録
名)及びその文章データのアドレスデータを記憶するイ
ンデックスエリア41で構成されている。
【0024】15は各種バッファ,カウンター等を構成
するメモリであり、図4に示すようにリスト表示の際に
上記FDインデックスエリア41のデータを記憶するリ
ストバッファ30と、呼出し指示された登録文章の一部
(本例では5行)がFD16より転送され、当該登録文
章の一部を記憶する登録文字バッファ31と、表示画面
上のカーソルマークKが位置される行の文章データを一
時的に記憶する行バッファ32と、この行バッファ32
のデータを一時的に待機記憶するスタックバッファ33
等の各種バッファと、文章バッファ14をアドレス制御
して行バッファ32に記憶する文章データの位置を示す
ポインタ(P1 )37と、行バッファ32のカーソル位
置を示すポインタ(P2 )36と、カーソルキー操作毎
にカウントアップあるいはカウントダウンするDCカウ
ンター34と、リスト表示時のカーソル位置を示すLC
カウンター35等が含まれている。
するメモリであり、図4に示すようにリスト表示の際に
上記FDインデックスエリア41のデータを記憶するリ
ストバッファ30と、呼出し指示された登録文章の一部
(本例では5行)がFD16より転送され、当該登録文
章の一部を記憶する登録文字バッファ31と、表示画面
上のカーソルマークKが位置される行の文章データを一
時的に記憶する行バッファ32と、この行バッファ32
のデータを一時的に待機記憶するスタックバッファ33
等の各種バッファと、文章バッファ14をアドレス制御
して行バッファ32に記憶する文章データの位置を示す
ポインタ(P1 )37と、行バッファ32のカーソル位
置を示すポインタ(P2 )36と、カーソルキー操作毎
にカウントアップあるいはカウントダウンするDCカウ
ンター34と、リスト表示時のカーソル位置を示すLC
カウンター35等が含まれている。
【0025】再び図3において、17はプリンタ18を
コントロールするプリンタコントローラである。また1
9は表示メモリであって、制御部10の書込み制御によ
って表示データが記憶されると共にデイスプレイコント
ローラ20によって読出し制御されてCRT21にデー
タを表示する。
コントロールするプリンタコントローラである。また1
9は表示メモリであって、制御部10の書込み制御によ
って表示データが記憶されると共にデイスプレイコント
ローラ20によって読出し制御されてCRT21にデー
タを表示する。
【0026】なお、図1の■マークはDCカウンター3
4に応じて表示され、文章の入力位置を示すカーソルマ
ークKであり、また図1の→マークはLCカウンターに
応じて表示されるリスト指示のカーソルマークMであ
る。
4に応じて表示され、文章の入力位置を示すカーソルマ
ークKであり、また図1の→マークはLCカウンターに
応じて表示されるリスト指示のカーソルマークMであ
る。
【0027】次に上記構成の文章処理装置の動作を図5
のフローチャートに従って以下に説明する。
のフローチャートに従って以下に説明する。
【0028】先ず一般的な文章処理は作成しょうとする
文書に従ってキーボードよりカナ文を入力し、カナ漢字
変換ユニット13にて漢字まじり文に変換してそれを文
章バッファ14に記憶させる。また、入力された文章デ
ータは、表示メモリ19にも記憶され、CRT21にて
表示される。
文書に従ってキーボードよりカナ文を入力し、カナ漢字
変換ユニット13にて漢字まじり文に変換してそれを文
章バッファ14に記憶させる。また、入力された文章デ
ータは、表示メモリ19にも記憶され、CRT21にて
表示される。
【0029】これらの作成された文章データはキーワー
ド(登録名)を入力してフロッピーディスク(FD)1
6に登録することができる。この場合、FD16のイン
デックスエリア41にキーワードと文章データを記憶す
るアドレスデータが対となって記憶される。
ド(登録名)を入力してフロッピーディスク(FD)1
6に登録することができる。この場合、FD16のイン
デックスエリア41にキーワードと文章データを記憶す
るアドレスデータが対となって記憶される。
【0030】このようにして複数種の文章データがFD
16に登録されており、また作成中の文章データが表示
メモリ19および文章バッファ14に記憶している状態
において既に登録された文章データをFD16より読出
し、現在作成中の文章データに挿入したい時にはカーソ
ルキーによって、挿入すべく位置にカーソル移動させ
る。
16に登録されており、また作成中の文章データが表示
メモリ19および文章バッファ14に記憶している状態
において既に登録された文章データをFD16より読出
し、現在作成中の文章データに挿入したい時にはカーソ
ルキーによって、挿入すべく位置にカーソル移動させ
る。
【0031】続いてキーボードよりリストキーを操作す
ると、図5に示すフローの動作が実行される。
ると、図5に示すフローの動作が実行される。
【0032】これは表示メモリ19に記憶されている作
成中の文章データが行スクロールupされ、更にDCカ
ウンタ34の内容が前記文章データ行が上昇された分け
修正され、画面との対応が取られる。このことによって
図1の上段のように表示される(本例は画面の3行目に
カーソル行が位置されるようにスクロールされる)。更
に表示メモリのn行以降(挿入位置以降)の表示データ
が消去される。
成中の文章データが行スクロールupされ、更にDCカ
ウンタ34の内容が前記文章データ行が上昇された分け
修正され、画面との対応が取られる。このことによって
図1の上段のように表示される(本例は画面の3行目に
カーソル行が位置されるようにスクロールされる)。更
に表示メモリのn行以降(挿入位置以降)の表示データ
が消去される。
【0033】続いてFD16のインデックスデータが、
リストバッファ30に転送され(ず4)、このリスト
バッファ30に転送されたキーワード(登録名)データ
が表示メモリ19のn行以降に順次転送され記憶され
る。この時アドレスデータは表示メモリ19に転送され
ない(図4)。
リストバッファ30に転送され(ず4)、このリスト
バッファ30に転送されたキーワード(登録名)データ
が表示メモリ19のn行以降に順次転送され記憶され
る。この時アドレスデータは表示メモリ19に転送され
ない(図4)。
【0034】更にLCカウンタ35がリセットされ、L
Cカウンタ35の内容に応じて表示メモリの対応する行
にカーソルマークM(→)が記憶される。この状態では
図1の上段、中段のように表示される。
Cカウンタ35の内容に応じて表示メモリの対応する行
にカーソルマークM(→)が記憶される。この状態では
図1の上段、中段のように表示される。
【0035】ここで操作者はFD16に登録されている
キーワードリストを確認することができる。そして操作
者はカーソルキーによって、目的のキーワード位置まで
カーソルマークMを移動させる。この動作は、カーソル
キーが操作されるたびにLCカウンタ35をカウントア
ップ(カーソルアップキー)又はカウントダウン(カー
ソルダウンキー)を行い、上記同様にLCカウンタ35
に対応する位置にカーソルマークMを表示し、更に文章
メモリのm行以降を消去する(この消去は後述するキー
ワードに対応する登録文章を表示していたものを消去す
ることである)。
キーワードリストを確認することができる。そして操作
者はカーソルキーによって、目的のキーワード位置まで
カーソルマークMを移動させる。この動作は、カーソル
キーが操作されるたびにLCカウンタ35をカウントア
ップ(カーソルアップキー)又はカウントダウン(カー
ソルダウンキー)を行い、上記同様にLCカウンタ35
に対応する位置にカーソルマークMを表示し、更に文章
メモリのm行以降を消去する(この消去は後述するキー
ワードに対応する登録文章を表示していたものを消去す
ることである)。
【0036】ここで操作者はキーワードだけで目的の登
録文章であるか否か判断できない時、分割キーを操作す
る。
録文章であるか否か判断できない時、分割キーを操作す
る。
【0037】このキーの操作により、LCカウンタ35
に対応するリストバッファ30のキーワードを選択し、
このキーワードに対応するアドレスデータを取り出し、
FD16に供給する。
に対応するリストバッファ30のキーワードを選択し、
このキーワードに対応するアドレスデータを取り出し、
FD16に供給する。
【0038】FD16はこのデータに基づいてキーワー
ドに対応する登録文章データエリアをアクセスしてその
登録文章データを登録文章バッファ31に転送する(図
4)。
ドに対応する登録文章データエリアをアクセスしてその
登録文章データを登録文章バッファ31に転送する(図
4)。
【0039】この転送される文章データは必ずしも全文
章でなく、文章の一部だけでも十分に目的の文章である
か判明する。このため本例では、5行分の文章データを
転送している。これは処理速度の向上にも効果的であ
る。
章でなく、文章の一部だけでも十分に目的の文章である
か判明する。このため本例では、5行分の文章データを
転送している。これは処理速度の向上にも効果的であ
る。
【0040】続いて、この登録文章バッファ31のデー
タは表示メモリ19の下段ブロック(m行以降)に転送
され(図4)、図1のように表示される。
タは表示メモリ19の下段ブロック(m行以降)に転送
され(図4)、図1のように表示される。
【0041】また、上記分割キーによる操作選択は、ユ
ーザーに強いる負担が大きくなり、特に操作に不慣れな
人には、分割操作の存在を確認しない場合がある(この
ように人にこそ登録文章の内容表示を行う必要があ
る)。そのため、処理速度の向上が著しい装置の場合に
は、前記分割キーを廃止し、カーソルマークMによって
表示されるキーワードの登録文章の表示を行なわせるよ
うにすることも可能である。
ーザーに強いる負担が大きくなり、特に操作に不慣れな
人には、分割操作の存在を確認しない場合がある(この
ように人にこそ登録文章の内容表示を行う必要があ
る)。そのため、処理速度の向上が著しい装置の場合に
は、前記分割キーを廃止し、カーソルマークMによって
表示されるキーワードの登録文章の表示を行なわせるよ
うにすることも可能である。
【0042】次に、上記の分割操作することなくキーワ
ードのみで判定できる場合も含めて上記処理後、操作者
が目的のキーワードを選択して実行キーを操作すると、
再びLCカウンタ35に対応するFD16の登録文章デ
ータが、文章バッファ14のカーソル位置に対応するア
ドレス(ポインタP1 )より順に文章バッファ14へ転
送される(図4)。
ードのみで判定できる場合も含めて上記処理後、操作者
が目的のキーワードを選択して実行キーを操作すると、
再びLCカウンタ35に対応するFD16の登録文章デ
ータが、文章バッファ14のカーソル位置に対応するア
ドレス(ポインタP1 )より順に文章バッファ14へ転
送される(図4)。
【0043】続いて、表示メモリ19のn行以降が消去
され、更に文章バッファ14のP1位置以降の文章デー
タ(登録文章データ)が行バッファ32のカーソル位置
(P2 )以降に1行分転送され(図4)、更にこの行
バッファ32のデータがスタックバッファ33に転送さ
れる(図4)。
され、更に文章バッファ14のP1位置以降の文章デー
タ(登録文章データ)が行バッファ32のカーソル位置
(P2 )以降に1行分転送され(図4)、更にこの行
バッファ32のデータがスタックバッファ33に転送さ
れる(図4)。
【0044】続いて行バッファ32のデータが表示メモ
リ19のDCカウンタ34(カーソルKの位置)を先頭
位置として順に転送され、表示メモリ19が容量オーバ
すなわち画面の最下行まで転送されるように行バッファ
32を介して表示メモリ19へ転送される(図4,
)。
リ19のDCカウンタ34(カーソルKの位置)を先頭
位置として順に転送され、表示メモリ19が容量オーバ
すなわち画面の最下行まで転送されるように行バッファ
32を介して表示メモリ19へ転送される(図4,
)。
【0045】この動作によって図2に示すように作成中
の文章に引き続き呼出された登録文章が挿入されて表示
される。
の文章に引き続き呼出された登録文章が挿入されて表示
される。
【0046】続いて、スタックバッファ33のデータが
行バッファ32へ転送され、行バッファ32には表示画
面のカーソル行が記憶されることになる。
行バッファ32へ転送され、行バッファ32には表示画
面のカーソル行が記憶されることになる。
【0047】以上の動作によって現在作成中の文章中
に、既に登録された文章の挿入が簡単且つ容易に行え
る。
に、既に登録された文章の挿入が簡単且つ容易に行え
る。
【0048】なお、作成中の文章が存在しない時は図1
の上段の文章表示が無い状態で表示されることは勿論で
ある。
の上段の文章表示が無い状態で表示されることは勿論で
ある。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、記憶装置に複数の文章を夫々予め所望の登録名
(キーワード)を付けて登録(格納)し、前記登録名に
基づいて前記記憶装置より所望の登録文章を取り出し、
表示装置の画面上に表示できるようにした文章処理装置
において、前記記憶装置の登録文章の選択時に、登録文
章の登録名を複数個同時に表示するリスト表示エリア
と、該リスト表示エリアで指示された1つの登録名に対
応する登録文章の一部を表示する登録文章表示エリアと
を同一の表示画面上に同時に表示可能に構成する一方、
前記登録文章表示エリアの表示有無を選択可能とし、前
記リスト表示エリアに表示された登録名の指示のみによ
るか、或は前記両表示エリアの表示に基づいて登録文章
を選択するようにしたので、臨機応変な登録文章の呼び
出しができるだけでなく、一画面から目的とする登録文
章がどの登録名か容易に判断でき、これによって登録文
章の呼び出し操作が簡単になり、文章処理の効率化を図
ることができるものである。 また、請求項2記載の発明
では、記憶装置に複数の文章を夫々予め所望の登録名
(キーワード)を付けて登録(格納)し、前記登録名に
基づいて前記記憶装置より所望の登録文章を取り出し、
表示装置の画面上に表示できるようにした文章処理装置
において、前記記憶装置の登録文章の選択時に、登録文
章の登録名を複数個同時に表示させるリスト表示エリア
と、登録された文章の一部を表示させる登録文章表示エ
リアとを設けることで、1つの表示画面上に複数の登録
名と前記登録名に対応する登録文章の一部を同時に表示
させる構成と成し、前記リスト表示エリアに表示された
複数の登録名から1つの登録名をカーソル等の指示手段
により指示する毎に、指示された1つの登録名に対応す
る登録文章の一部を前記登録文章表示エリアに順次表示
するようにしたので、この画面から目的とする登録文章
がどの登録名か容易に判断でき、これによって登録文章
の呼び出し操作が簡単になり、文章処理の効率化を図る
ことができるものである。
れば、記憶装置に複数の文章を夫々予め所望の登録名
(キーワード)を付けて登録(格納)し、前記登録名に
基づいて前記記憶装置より所望の登録文章を取り出し、
表示装置の画面上に表示できるようにした文章処理装置
において、前記記憶装置の登録文章の選択時に、登録文
章の登録名を複数個同時に表示するリスト表示エリア
と、該リスト表示エリアで指示された1つの登録名に対
応する登録文章の一部を表示する登録文章表示エリアと
を同一の表示画面上に同時に表示可能に構成する一方、
前記登録文章表示エリアの表示有無を選択可能とし、前
記リスト表示エリアに表示された登録名の指示のみによ
るか、或は前記両表示エリアの表示に基づいて登録文章
を選択するようにしたので、臨機応変な登録文章の呼び
出しができるだけでなく、一画面から目的とする登録文
章がどの登録名か容易に判断でき、これによって登録文
章の呼び出し操作が簡単になり、文章処理の効率化を図
ることができるものである。 また、請求項2記載の発明
では、記憶装置に複数の文章を夫々予め所望の登録名
(キーワード)を付けて登録(格納)し、前記登録名に
基づいて前記記憶装置より所望の登録文章を取り出し、
表示装置の画面上に表示できるようにした文章処理装置
において、前記記憶装置の登録文章の選択時に、登録文
章の登録名を複数個同時に表示させるリスト表示エリア
と、登録された文章の一部を表示させる登録文章表示エ
リアとを設けることで、1つの表示画面上に複数の登録
名と前記登録名に対応する登録文章の一部を同時に表示
させる構成と成し、前記リスト表示エリアに表示された
複数の登録名から1つの登録名をカーソル等の指示手段
により指示する毎に、指示された1つの登録名に対応す
る登録文章の一部を前記登録文章表示エリアに順次表示
するようにしたので、この画面から目的とする登録文章
がどの登録名か容易に判断でき、これによって登録文章
の呼び出し操作が簡単になり、文章処理の効率化を図る
ことができるものである。
【図1】本発明装置にかかる表示画面の画面分割状態を
示す図。
示す図。
【図2】本発明装置にかかる表示画面の登録文章呼出後
の画面表示状態を示す図。
の画面表示状態を示す図。
【図3】本発明装置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明装置の表示制御構成を示すブロック図。
【図5】本発明装置の動作を示すフローチャート。
10 編集制御部 11 キーボードユニット 13 カナ漢字変換ユニット 14 文章バッファ 15 各種バッファ,カウンタ等のメモリ 16 フロッピーディスク 18 プリンタ 19 表示メモリ 20 ディスプレイコントローラ 21 CRT 30 リストバッファ 31 登録文章バッファ 32 行バッファ 33 スタックバッファ 34 DCカウンタ 35 LCカウンタ 36 ポインタ 37 ポインタ 41 インデックスエリア 42 登録文章エリア
Claims (2)
- 【請求項1】 記憶装置に複数の文章を夫々予め所望の
登録名(キーワード)を付けて登録(格納)し、前記登
録名に基づいて前記記憶装置より所望の登録文章を取り
出し、表示装置の画面上に表示できるようにした文章処
理装置において、 前記記憶装置の登録文章の選択時に、登録文章の登録名
を複数個同時に表示するリスト表示エリアと、該リスト
表示エリアで指示された1つの登録名に対応する登録文
章の一部を表示する登録文章表示エリアとを同一の表示
画面上に同時に表示可能に構成する一方、 前記登録文章表示エリアの表示有無を選択可能とし、 前記リスト表示エリアに表示された登録名の指示のみに
よるか、或は前記両表示エリアの表示に基づいて登録文
章 を選択するようにしたことを特徴とする文章処理装
置。 - 【請求項2】 記憶装置に複数の文章を夫々予め所望の
登録名(キーワード)を付けて登録(格納)し、前記登
録名に基づいて前記記憶装置より所望の登録文章を取り
出し、表示装置の画面上に表示できるようにした文章処
理装置において、 前記記憶装置の登録文章の選択時に、登録文章の登録名
を複数個同時に表示させるリスト表示エリアと、登録さ
れた文章の一部を表示させる登録文章表示エリアとを設
けることで、1つの表示画面上に複数の登録名と前記登
録名に対応する登録文章の一部を同時に表示させる構成
と成し、 前記リスト表示エリアに表示された複数の登録名から1
つの登録名をカーソル等の指示手段により指示する毎
に、指示された1つの登録名に対応する登録文章の一部
を前記登録文章表示エリアに順次表示するようにしたこ
とを特徴とする文章処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4021150A JP2527287B2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 文章処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4021150A JP2527287B2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 文章処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58235672A Division JPS60126762A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 文章処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554024A JPH0554024A (ja) | 1993-03-05 |
JP2527287B2 true JP2527287B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=12046884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4021150A Expired - Lifetime JP2527287B2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 文章処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527287B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56152080A (en) * | 1980-04-25 | 1981-11-25 | Fujitsu Ltd | Device for drawing of document with function of registering document title |
JPS5957328A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-02 | Canon Inc | 文字処理装置 |
JPS6019227A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-31 | Hitachi Ltd | 文書処理方法 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP4021150A patent/JP2527287B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0554024A (ja) | 1993-03-05 |
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