JP2527208Y2 - 焼成器 - Google Patents
焼成器Info
- Publication number
- JP2527208Y2 JP2527208Y2 JP1990053056U JP5305690U JP2527208Y2 JP 2527208 Y2 JP2527208 Y2 JP 2527208Y2 JP 1990053056 U JP1990053056 U JP 1990053056U JP 5305690 U JP5305690 U JP 5305690U JP 2527208 Y2 JP2527208 Y2 JP 2527208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- far
- infrared
- halogen lamp
- firing chamber
- infrared coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はハロゲンランプを熱源とする焼成器に関す
る。
る。
（従来の技術） 従来、遠赤外線を照射する熱源で調理するときは、調
理物の内部への浸透力が強く、近赤外線を用いるものに
比べ調理時間が短縮できる。このため調理に多く用いら
れている。
理物の内部への浸透力が強く、近赤外線を用いるものに
比べ調理時間が短縮できる。このため調理に多く用いら
れている。
（考案が解決しようとする課題） しかし遠赤外線を照射する熱源は、周囲に遠赤外線コ
ーチングを施されているため暗く、該熱源を、前面にガ
ラス板から成る覗窓を備えた焼成器本体内の焼成室内に
用いるときは、焼成器本体に囲われて暗く成り勝ちの焼
成室内にある調理物の焼き具合等を確認するための室内
燈を別に設ける必要がある。
ーチングを施されているため暗く、該熱源を、前面にガ
ラス板から成る覗窓を備えた焼成器本体内の焼成室内に
用いるときは、焼成器本体に囲われて暗く成り勝ちの焼
成室内にある調理物の焼き具合等を確認するための室内
燈を別に設ける必要がある。
そこで本考案は遠赤外線を照射する熱源に照明機能を
兼ねさせた熱源を得ることをその目的とするものであ
る。
兼ねさせた熱源を得ることをその目的とするものであ
る。
（課題を解決するための手段） 本考案はかかる目的を達成するため、前面にガラス板
から成る覗窓を備えた焼成器本体内の焼成室に、熱源と
して棒状のハロゲンランプを設けたものに於いて、ハロ
ゲンランプに、遠赤外線コーチングを施した部分と施さ
ない部分とをその全域に亘って設けて、該遠赤外線コー
チングを施さない部分から調理物表面に焦げ目を付ける
機能を果たす近赤外線と焼成室内の調理物を照らす照明
機能を果たす可視光線を放射させるようにしたことを特
徴とする。
から成る覗窓を備えた焼成器本体内の焼成室に、熱源と
して棒状のハロゲンランプを設けたものに於いて、ハロ
ゲンランプに、遠赤外線コーチングを施した部分と施さ
ない部分とをその全域に亘って設けて、該遠赤外線コー
チングを施さない部分から調理物表面に焦げ目を付ける
機能を果たす近赤外線と焼成室内の調理物を照らす照明
機能を果たす可視光線を放射させるようにしたことを特
徴とする。
（作用） 上記構成を備える焼成器にあっては該ハロゲンランプ
の遠赤外線コーチングを施した部分から遠赤外線を放射
してこれにより調理物の内部まで加熱出来、しかもコー
チングを施していない部分からは放射される明るい可視
光線によって焼成室内の料理物の全体を照らすことがで
き、且つ遠赤外線コーチングを施さない部分から放射す
る近赤外線によって調理物に焦げ目を付けることを、遠
赤外線による調理物の内部までの加熱調理と同時に行う
ことが出来る。料理物に焦げ目を付けることが出来る。
の遠赤外線コーチングを施した部分から遠赤外線を放射
してこれにより調理物の内部まで加熱出来、しかもコー
チングを施していない部分からは放射される明るい可視
光線によって焼成室内の料理物の全体を照らすことがで
き、且つ遠赤外線コーチングを施さない部分から放射す
る近赤外線によって調理物に焦げ目を付けることを、遠
赤外線による調理物の内部までの加熱調理と同時に行う
ことが出来る。料理物に焦げ目を付けることが出来る。
（実施例） 本考案実施の一例を別紙図面に付き説明する。図面で
１は焼成器本体、２は該焼成器本体１に設けた焼成器本
体１に囲われるため暗くなり勝ちの焼成室、３は該焼成
室２の前面の開口2aに設けた開閉自在の扉で、該扉３は
枠体3bの中央にガラス板3aからなる覗窓を備える。４は
該焼成室２に設けた棒状のハロゲンランプ、５は該焼成
室２の背面に設けた室内フアン、６は室内フアン５を囲
繞するごとく設けたシーズヒータ、７は該焼成室２の底
面に設けたターンテーブルを示し、この実施例では該焼
成室２の天井に３本の棒状のハロゲンランプ４を施すと
共に、該焼成室２の両側壁にそれぞれ１本ずつ棒状のハ
ロゲンランプ４を設け、これら全てのハロゲンランプ４
の周囲に第３図に示すごとくその長さ方向に沿う細い直
線状部分ａを残して遠赤外線コーチング８を施した。し
かしこれは、第４図に示すごとくその長さ方向の数箇所
に周方向に沿う細い帯状部分ｂを残して遠赤外線コーチ
ング８を施し、又は第５図に示すごとくその長さ方向の
多数箇所に小円形状部分ｃを残して遠赤外線コーチング
８を施すこともできる。
１は焼成器本体、２は該焼成器本体１に設けた焼成器本
体１に囲われるため暗くなり勝ちの焼成室、３は該焼成
室２の前面の開口2aに設けた開閉自在の扉で、該扉３は
枠体3bの中央にガラス板3aからなる覗窓を備える。４は
該焼成室２に設けた棒状のハロゲンランプ、５は該焼成
室２の背面に設けた室内フアン、６は室内フアン５を囲
繞するごとく設けたシーズヒータ、７は該焼成室２の底
面に設けたターンテーブルを示し、この実施例では該焼
成室２の天井に３本の棒状のハロゲンランプ４を施すと
共に、該焼成室２の両側壁にそれぞれ１本ずつ棒状のハ
ロゲンランプ４を設け、これら全てのハロゲンランプ４
の周囲に第３図に示すごとくその長さ方向に沿う細い直
線状部分ａを残して遠赤外線コーチング８を施した。し
かしこれは、第４図に示すごとくその長さ方向の数箇所
に周方向に沿う細い帯状部分ｂを残して遠赤外線コーチ
ング８を施し、又は第５図に示すごとくその長さ方向の
多数箇所に小円形状部分ｃを残して遠赤外線コーチング
８を施すこともできる。
尚各ハロゲンランプ４は前面にはパンチング板９を介
在させて、該ハロゲンランプ４に直接器具等が触れてこ
れが破損することのないようにした。尚遠赤外線コーチ
ング８と施さない部分ａ、ｂ、ｃをハロゲンランプ４の
一面のみに設け、該面を室内に向けないで反射板に対向
させ、間接照明とすることも出来る。
在させて、該ハロゲンランプ４に直接器具等が触れてこ
れが破損することのないようにした。尚遠赤外線コーチ
ング８と施さない部分ａ、ｂ、ｃをハロゲンランプ４の
一面のみに設け、該面を室内に向けないで反射板に対向
させ、間接照明とすることも出来る。
（考案の効果） 本考案は上述の構成を備えるので、次に示す効果があ
る。ハロゲンランプに遠赤外線コーチングを施した部分
と遠赤外線コーチングを施さない部分を設けるだけで、
遠赤外線コーチングを施した部分から遠赤外線が照射さ
れると共に遠赤外線コーチングを施さない部分からの明
るい可視光線で室内の調理物全体を照らすことが出来
て、調理物の焼き具合を扉に設けた覗窓を介して確認出
来、従って調理用熱源の他に照明用のランプが不要とな
り、それだけ構造が簡単となる。しかも遠赤外線コーチ
ングを施さない部分からの近赤外線によって調理物に焦
げ目を付けることが遠赤外線による調理物の内部までの
加熱調理と同時に行うことが出来て、別途焦げ目を付け
るための近赤外線用の熱源を設ける必要もない。
る。ハロゲンランプに遠赤外線コーチングを施した部分
と遠赤外線コーチングを施さない部分を設けるだけで、
遠赤外線コーチングを施した部分から遠赤外線が照射さ
れると共に遠赤外線コーチングを施さない部分からの明
るい可視光線で室内の調理物全体を照らすことが出来
て、調理物の焼き具合を扉に設けた覗窓を介して確認出
来、従って調理用熱源の他に照明用のランプが不要とな
り、それだけ構造が簡単となる。しかも遠赤外線コーチ
ングを施さない部分からの近赤外線によって調理物に焦
げ目を付けることが遠赤外線による調理物の内部までの
加熱調理と同時に行うことが出来て、別途焦げ目を付け
るための近赤外線用の熱源を設ける必要もない。
第１図は本考案実施の一例の斜面図、第２図は裁断側面
図、第３図はハロゲンランプの１例の正面図、第４図並
びに第５図はその変形例を示す正面図である。 １……焼成器本体 ２……焼成器 ４……ハロゲンランプ ８……遠赤外線コーチング
図、第３図はハロゲンランプの１例の正面図、第４図並
びに第５図はその変形例を示す正面図である。 １……焼成器本体 ２……焼成器 ４……ハロゲンランプ ８……遠赤外線コーチング
Claims (1)
- 【請求項１】前面にガラス板から成る覗窓を備えた焼成
器本体内の焼成室に、熱源として棒状のハロゲンランプ
を設けたものに於いて、ハロゲンランプに、遠赤外線コ
ーチングを施した部分と施さない部分とをその全域に亘
って設けて、遠赤外線コーチングを施した部分から遠赤
外線を放射させ、該遠赤外線コーチングを施さない部分
から調理物表面に焦げ目を付ける機能を果たす近赤外線
と焼成室内の調理物を照らす照明機能を果たす可視光線
を放射させるようにしたことを特徴とする焼成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990053056U JP2527208Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 焼成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990053056U JP2527208Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 焼成器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0412288U JPH0412288U (ja) | 1992-01-31 |
| JP2527208Y2 true JP2527208Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31573908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990053056U Expired - Fee Related JP2527208Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 焼成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527208Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2534886Y2 (ja) * | 1993-06-01 | 1997-05-07 | フカダック株式会社 | 遠赤外線ヒーター |
| KR100367585B1 (ko) * | 1999-06-28 | 2003-01-10 | 엘지전자 주식회사 | 전자 레인지의 히팅장치 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338909U (ja) * | 1976-09-09 | 1978-04-05 | ||
| JPS636765A (ja) * | 1986-06-26 | 1988-01-12 | 滝上 元良 | 赤外線放射装置 |
| JPS63281180A (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-17 | Canon Inc | 定着装置 |
| JPH024108U (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-11 | ||
| JPH038287A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-16 | Tokyo Electric Co Ltd | 発熱体及び焙焼器 |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP1990053056U patent/JP2527208Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0412288U (ja) | 1992-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |