JPH0683479U - 車両室内灯 - Google Patents
車両室内灯Info
- Publication number
- JPH0683479U JPH0683479U JP031648U JP3164893U JPH0683479U JP H0683479 U JPH0683479 U JP H0683479U JP 031648 U JP031648 U JP 031648U JP 3164893 U JP3164893 U JP 3164893U JP H0683479 U JPH0683479 U JP H0683479U
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- light
- filter
- vehicle interior
- diffuse reflection
- reflection layer
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- Pending
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 調光、調色機能を有する面発光式の車両用室
内灯を提案することである。 【構成】 光源からの光はリフレクター28で反射さ
れ、反射光が拡散フィルター32及び回転式フィルター
33〜35の1つを介して導光体27に入射される。こ
の入射光は拡散反射層26で拡散反射され、臨界角θよ
り小さい入射光がアウターレンズ24を介して出射さ
れ、面発光式の室内灯を構成している。フィルター33
〜35を回転させ、所望のフィルターを使用して調光、
調色機能を発揮させることができる。
内灯を提案することである。 【構成】 光源からの光はリフレクター28で反射さ
れ、反射光が拡散フィルター32及び回転式フィルター
33〜35の1つを介して導光体27に入射される。こ
の入射光は拡散反射層26で拡散反射され、臨界角θよ
り小さい入射光がアウターレンズ24を介して出射さ
れ、面発光式の室内灯を構成している。フィルター33
〜35を回転させ、所望のフィルターを使用して調光、
調色機能を発揮させることができる。
Description
【0001】
本考案は、室内灯に係るもので、特に自動車等の車両用室内灯の改良に関する 。
【0002】
従来、車両用室内灯には、光源の前面にアウターレンズ等の拡散透光板を配置 した、いわゆる直射式照明灯が多く用いられている。
【0003】 上記の直射式室内灯は、狭い車室内に配置されることもあって、光源自体の超 高輝度部分の光が直射されるので、まぶしさを感じさせるという欠点がある。ま た、光源がアウターレンズに近く配置されているため、レンズ面が熱くなるとい う不具合もある。
【0004】 そこで本考案者は、先に実願平4−19045号を出願し、光源の存在による まぶしさを無くし、かつほぼ均一な面発光が得られる車両用室内灯を提案した。
【0005】 図7〜図10に、上記先願の車両室内灯の構成例を示す。 同図において、1は合成樹脂等の材料で長方形に形成された箱状体であり、そ の外側を囲むフレーム2と一体成形されている。箱状体1の正面は光出射部3と され、箱の1つの側面に光入射部4があけられており、その光入射部4の外側の フレーム内に光源5が設けられている。光源5は、白熱球、放電管、LED等が 用いられる。
【0006】 箱状体1の光出射部3と光入射部4を除く囲い部分の内面には、拡散反射層6 が形成されている。この拡散反射層6は、白色系塗装、白色系樹脂、ホーニング 状の金属系光沢面等で形成される。
【0007】 箱状体1の光出射部3にはアウターレンズ7が設けられている。箱状体1の光 入射部4と光源5の間には、光源5の光を光入射部4から箱状体1内に直接光お よび反射光として導入させる平面扇形のリフレクター8が設けられている。また 、光入射部4には光拡散フィルター9が配設されている。
【0008】 上記構成の室内灯によれば、図9〜図10に示すように、光源5の光はリフレ クター8を経て箱状体1内に入射し、箱状体1の囲い部分内面に形成されている 拡散反射層6で反射し、その反射光はアウターレンズ7で更に拡散され、均一な 面発光となって射出する。この場合、箱状体1の光入射部4に光拡散フィルター 9を設けたものによれば、箱状体内面に入射する光が均一に拡散されるので、前 述した均一面発光の効果はより一層高められる。
【0009】 図11に、他の構成例を示す。符号10は箱状体であり、この箱状体10には 透明樹脂板を用い、光出射部および光入射部以外の外側面に拡散反射層11が形 成されている。この拡散反射層11は例えば光拡散塗装を施すか、あるいは光拡 散反射板で覆うことにより形成される。
【0010】 上記の構成例では、拡散反射層11を外側面に有する導光体10は、一般で言 う導光板として作用し、全反射を利用できるので、光の拡散均一度が増大する。 図11の構成では、アウターレンズを省いても、図8の例と同様に、均一面発 光を得ることができるが、アウターレンズを使用すれば、さらに均一面発光の効 果が高められる。
【0011】
以上述べた先願の構成によれば、 (1)比較的薄型での構成が可能である。 (2)均一面発光であるため、アウターレンズの設計の自由度が大である。 (3)均一面発光であるため、不快な眩惑を与えることがない。 (4)間接光であるため、アウターレンズ面の発熱が少ない。 (5)均一面発光源による独特な意匠効果がある。 等の効果を有する車両室内灯を得ることができる。
【0012】 しかし、かかる先願の車両室内灯においても調光、調色機能がないので、T. P.Oに応じた光が得られず、この点で未だ改良の余地がある。
【0013】 本考案の目的は前記先願の効果を保持していて更に調光、調色機能も有する車 両室内灯を提供することにある。
【0014】
上記目的を達成するため、本考案の車両室内灯は、光源より出射された光を反 射するリフレクターを有する光源部と、アウターハウジングと、該アウターハウ ジングに収納され、内部に拡散反射層を有する回転発光部と、上記回転発光部の 周囲を回動可能に設けられ、前記光源部からの光を上記回転発光部内に導くフィ ルター部と、を備え、該フィルター部は複数もしくはグラデーションの調光、調 色機能のあるフィルターから成ることを要旨とする。
【0015】
本考案の車両室内灯において、光源部からの光はフィルター部を介して回転発 光部内に入射し、拡散反射層で反射され、その反射光は面発光となって出射する 。フィルター部を適宜回動させて調光、調色を行う。
【0016】
以下図面に示す本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の車両室内灯の一実施例を示す。同図において、21はアウター ハウジング(カバー)、22はその基部、23は回転用つまみ、24はアウター レンズ、25はアウターハウジングに収納されている回転発光部で、その一部の 内壁面には拡散反射層26が形成され、かつ透明材料から成る円形導光体27を 収納保持している。28はリフレクター、29は光源、30はボール式回転保持 部、31は回転ストッパー、32は拡散フィルター、32〜35は回転式調光、 調色フィルターである。
【0017】 インナーハウジング25、拡散反射層26および導光体27は、例えば、図2 に示すように組み立てられて円形回転面発光部41を構成しており、その一部に 光入射部42を有している。
【0018】 前記フィルター33〜35は導光体27の一部外周に均等な角度で形成されて おり、導光体27上に形成されている回転つまみ23によってA,B,Cの各点 にまで回動させることにより適宜所望のフィルターを選択的に使用することがで きる。
【0019】 これらフィルター33〜35としては、例えば、夫々色温度が300K,35 00K,4000Kの色温度フィルター、あるいは夫々透過率が無色、75%, 50%の透過率フィルターとする。このように各フィルターは異なる種類のもの とし、その作成法としても、印刷、ペイント、張り付け、成形等の適宜の方法を とることができ、また各フィルターをグラデーションのものとすれば無段階に近 い調光、調色機能のものとすることが可能である。
【0020】 上述した室内灯の面発光作用は図3に示す通りで、光源9からの光はリフレク ター28で反射され、拡散フィルター32、前記調光、調色フィルター33〜3 5の1つを介して導光体27に導かれ、更に拡散反射層26で、部分拡大図Aに 示すように拡散反射されてアウターレンズ24を介して出射される。
【0021】 この場合、導光体27に入射した光は臨界角θより小さくなければ出射しない ので、内部拡散が進み、より均一な面発光となる。
【0022】 なお、アウターレンズ24および拡散フィルター32はこれがなくても均一度 はやや低下するが実用上差し支えない。また拡散反射層26は導光体27に設け てもよく、あるいはインナーケース25を拡散反射性材料で形成してもよい。更 に前記面発光部41は必ずしも円形とする必要なく、例えば、多角形の形状とし てもよい。
【0023】 図4および図5は本考案の他の実施例で、導光体27を用いない構成のもので ある。この実施例では図6に示す如くフィルターを透過した光は面発光部41で 拡散反射のみをうける。
【0024】
以上説明したように本考案によれば、前記先願の効果を保持した上に更に下記 の効果が得られる。 (1)回転フィルターの調光、調色効果によりT.P.Oに応じた光が得られる 。 (2)比較的簡単で、しかも低コストかつ高信頼性の構造で、調光、調色機能を 有する室内灯を得ることができる。 (3)発光部の周囲にフィルターを設ける構造としたので、多種類のフィルター を用いることが可能である。 (4)全体構成を比較的薄型となし得る。
【図1】本考案の一実施例を示す平面図およびそのX−
X線断面図である。
X線断面図である。
【図2】上記実施例における面発光部の概略を示す斜視
図である。
図である。
【図3】前記実施例における面発光作用の説明図であ
る。
る。
【図4】本考案の他の実施例を示す平面図およびX−X
線断面図である。
線断面図である。
【図5】図4の実施例における面発光部の概略を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】図4の実施例における面発光作用の説明図であ
る。
る。
【図7】先願の構成例を示す車両用室内灯の平面図であ
る。
る。
【図8】図1の断面図である。
【図9】室内灯の面発光作用の説明図である。
【図10】室内灯の構造部分Aの拡散反射説明図であ
る。
る。
【図11】先願の他の構成例を示す箱状体の斜視図であ
る。
る。
21 アウターハウジング(カバー) 22 アウターハウジング(基部) 23 回転用つまみ 24 アウターレンズ 25 アウターハウジング(発光部) 26 拡散反射層 27 導光体 28 リフレクター 29 光源 30 ボール式回転保持部 32 拡散ホルダー 33〜35 調光、調色フィルター
Claims (5)
- 【請求項1】 光源より出射された光を反射するリフレ
クターを有する光源部と、 アウターハウジングと、該アウターハウジングに収納さ
れ、内部に拡散反射層を有する回転発光部と、 上記回転発光部に回動可能に設けられ、前記光源部から
の光を上記回転発光部内に導くフィルター部と、を備
え、該フィルター部は複数もしくはグラデーションの調
光、調色機能のあるフィルターから成ることを特徴とす
る車両室内灯。 - 【請求項2】 前記回転発光部内に回動機能な導光体を
有し、該導光体に前記拡散反射層及びフィルター部を形
成したことを特徴とする請求項1に記載の車両室内灯。 - 【請求項3】 前記光源部からの光を拡散フィルターを
介して前記フィルター部に導くように構成したことを特
徴とする請求項1又は2に記載の車両室内灯。 - 【請求項4】 前記発光部はアウターレンズを有し、該
アウターレンズを介して拡散反射層からの反射光を出射
するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載
の車両室内灯。 - 【請求項5】 前記回転発光部内に回動可能なインナー
ケースを有し、該インナーケースに前記拡散反射層及び
フィルター部を形成したことを特徴とする請求項1に記
載の車両室内灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP031648U JPH0683479U (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 車両室内灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP031648U JPH0683479U (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 車両室内灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683479U true JPH0683479U (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=12337006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP031648U Pending JPH0683479U (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 車両室内灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683479U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012048847A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Casio Computer Co Ltd | 発光ユニット及びプロジェクタ |
JP2012101726A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用照明装置 |
JP2015174480A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 小島プレス工業株式会社 | 光制御装置 |
JP2018506473A (ja) * | 2015-02-23 | 2018-03-08 | コエルクス・エッセ・エッレ・エッレCoeLux S.r.l. | シート照明システム |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP031648U patent/JPH0683479U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012048847A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Casio Computer Co Ltd | 発光ユニット及びプロジェクタ |
JP2012101726A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用照明装置 |
JP2015174480A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 小島プレス工業株式会社 | 光制御装置 |
JP2018506473A (ja) * | 2015-02-23 | 2018-03-08 | コエルクス・エッセ・エッレ・エッレCoeLux S.r.l. | シート照明システム |
US10427599B2 (en) | 2015-02-23 | 2019-10-01 | Coelux S.R.L. | Seat illuminating system |
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