JP2527078Y2 - ウエット胴部付き釣り用長靴 - Google Patents

ウエット胴部付き釣り用長靴

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JP2527078Y2
JP2527078Y2 JP425292U JP425292U JP2527078Y2 JP 2527078 Y2 JP2527078 Y2 JP 2527078Y2 JP 425292 U JP425292 U JP 425292U JP 425292 U JP425292 U JP 425292U JP 2527078 Y2 JP2527078 Y2 JP 2527078Y2
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JP
Japan
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tabi
tip
fishing
wet
sewn
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JP425292U
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Inventor
芳明 吉川
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Publication date
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鮎釣りや渓流釣りなど
に使用するウエット胴部付き釣り用長靴に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、所望の防水素材からなる底
部、先端部、左,右側部の各パーツを縫着して先割れ状
の足袋部を形成し、同じく防水素材により形成したウエ
ット胴部の下端に前記足袋部を接続一体化すると共に、
前記足袋部の甲側に補強用のゴム覆いを、底側に滑止め
用のフェルト底を、夫々一体に貼着してなるウエット胴
部付きの釣り用長靴が知られている。
【0003】また、従来の釣り用長靴における足袋部10
0 は図5に示すように、親指と人差指の間にV字状切欠
きを有する底部101 と、その切欠き縁に沿う平面略V字
状に形成されて下縁102aを同切欠き縁に縫着する先端部
102 と、その先端部102 における上縁102bの左,右どち
らかの部分に縫着する辺を備えた左,右の側部103,104
とからなり、これら四つのパーツの対応する縁部同士を
接着した後、すくい縫いにより縫着して形成されてい
た。
【0004】このように形成された足袋部100 の甲側、
底側には前述のようにゴム覆い,フェルト底が貼着され
るが、その際、前記V字状切欠き部位に形成される股部
分200 の相対する側面同士間、即ち、先端部102 の相対
する一面部102cと他面部102d同士間に隙間を確保するこ
とにより、それら面部102c,102d の伸縮を自在として、
岩場などでバランスを取るために親指,人差指に力を入
れて踏ん張る行為がスムーズに行えるようになってい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記構成
からなる従来のウエット胴部付き釣り用長靴によれば、
先端部102 の上縁102bと左,右側部103,104 の前縁との
縫着が、足袋部100 における股部分200 の上縁箇所にて
行われるようになるので、前述の如くバランスを取るた
めに踏ん張って親指や人差し指を動かした際に、股部分
200 側面、即ち、先端部102 の一面部102cと他面部102d
にかかる力によってその縫着箇所(上縁102b箇所)が裂
けやすい欠点を有し、防水素材表面を平面方向に伝わる
水分がその破損箇所から内部に浸透し、足袋部内が湿っ
てしまう虞れがあった。
【0006】本考案はこのような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、バランスを
とる際に力がかかり易い指股部分の側面上縁に縫着箇所
が存在しないようにして、使用に際して足袋部に破損が
生じる虞れのないウエット胴部付き釣り用長靴を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本考案は、所望の防水素材からなる底部、先端
部、左,右側部の各パーツを縫着して先割れ状の足袋部
を形成し、同じく防水素材によりズボン様に形成したウ
エット胴部の下端に前記足袋部を接続一体化すると共
に、前記足袋部の甲側に補強用のゴム覆いを、底側に滑
止め用のフェルト底を、夫々一体に貼着してなるウエッ
ト胴部付き釣り用長靴において、上記足袋部の先端部を
底部の周縁爪先側に沿う平面略M字形に形成し、該先端
部後縁と左,右の側部前縁との縫着位置を足指の付根部
付近に位置せしめたことを特徴とする。
【0008】
【作用】以上の構成によると、先端部後縁と左,右の側
部前縁とが、足袋部における指股部分の側面上縁より後
方にて縫着されるようになるので、バランスを取るため
に踏ん張る際等に力がかかりやすい指股部分の側面上縁
に縫着箇所が存在せず、該箇所の強度を向上させること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係るウエット胴部付き釣り用
長靴の一実施例を図1〜4を参照して説明する。
【0010】図1は、所望の防水素材からなる各パーツ
を縫着してズボン様に形成したウエット胴部1の左,右
下端に、同様な防水素材からなる底部21,左右の側部2
2,23,先端部24を縫着して形成した足袋部2を接続一
体化すると共に、各々の足袋部2の甲側と底を含む踵部
に補強用のゴム覆い3a,3bを、底側に滑止め用のフェル
ト底4を、夫々一体に貼着して構成されるウエット胴部
付き釣り用長靴を表し、この釣り用長靴における足袋部
2を後述の如く構成した点に本考案の特徴がある。
【0011】足袋部2は図3に示す如く、股部分2aの下
縁となるV字状切欠きを爪先側に有する底部21と、その
底部21の周縁爪先側に沿う平面略M字形に形成される先
端部24と、その先端部24の後縁24a に相対する前縁22a,
23a を備えた左右の側部22,23との、各パーツからな
る。そうして、夫々の側部22,23の前後の側縁同士を縫
着すると共に、底部21の周縁爪先側の部位(略M字状の
部分)に先端部24の下縁24b を縫着し、底部21の周縁残
りの部位に各側部22,23の下縁を縫着し、さらに先端部
24の後縁24a と各側部22,23の前縁22a,23a 同士を縫着
して、図2に示すような親指と人差指の間に股部分2aを
有する先割れ状に形成される。
【0012】足袋部2の股部分2aには親指と、それ以外
の四本の指とが分かれて挿入されるが、先端部24の後縁
24a と左,右の側部22,23 の前縁22a,23a との縫着位置
がそれら各指の付根部付近に位置するようになる。よっ
て、バランスを取るために踏ん張る際等に力がかかりや
すい股部分の側面上縁に縫着箇所が存在せず、該箇所の
強度を向上させることができる。
【0013】従って、使用に際して足袋部の縫着箇所が
避けるような虞れをなくして、防水性の向上を図り得
る。
【0014】尚、図4は、上述した足袋部2、及びウエ
ット胴部1における各パーツ(同図においてはaで示
す)同士の縫着部分を表し、それらパーツa,aの突き
合わせ端部同士を接着剤bを介して接合した後、その接
合部分の表面側を、所望の強度を備えた糸cですくい縫
いにより縫い合わせた構造である。
【0015】前記各パーツaは所望の防水素材、詳しく
は、ネオプレーンa1の表裏にナイロンジャージa2,a2 を
接着してなる周知の防水生地を、所定形状に裁断してな
る。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上説明したように構成したこ
とにより、使用に際して力がかかりやすい足袋部の指股
部分における側面上縁箇所での縫着がなされないように
して、該箇所の強度向上を図り、岩場においてバランス
を取る際等に足袋部の縫着箇所が避けるような虞れをな
くして、防水性・信頼性により優れたウエット胴部付き
釣り用長靴を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るウエット胴部付き釣り用長靴の一
実施例を示す斜視図。
【図2】図1における足袋部単体の拡大斜視図。
【図3】図2における足袋部の分解斜視図。
【図4】足袋部における縫着部分の拡大断面図。
【図5】従来のウエット胴部付き釣り用長靴における足
袋部単体の斜視図。
【符号の説明】
1:ウエット胴部 2:足袋部 21:底部
22,23:側部 24:先端部 3a,3b:ゴム覆い 4:フェル
ト底

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の防水素材からなる底部、先端部、
    左,右側部の各パーツを縫着して先割れ状の足袋部を形
    成し、同じく防水素材によりズボン様に形成したウエッ
    ト胴部の下端に前記足袋部を接続一体化すると共に、前
    記足袋部の甲側及び底側に補強用のゴム覆いを、底側に
    滑止め用のフェルト底を、夫々一体に貼着してなるウエ
    ット胴部付き釣り用長靴において、上記足袋部の先端部
    を底部の周縁爪先側に沿う平面略M字形に形成し、該先
    端部後縁と左,右の側部前縁との縫着位置を足指の付根
    部付近に位置せしめたことを特徴とするウエット胴部付
    き釣り用長靴。
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JPH0563301U JPH0563301U (ja) 1993-08-24
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