JPH0427372Y2 - - Google Patents

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JPH0427372Y2
JPH0427372Y2 JP1985095003U JP9500385U JPH0427372Y2 JP H0427372 Y2 JPH0427372 Y2 JP H0427372Y2 JP 1985095003 U JP1985095003 U JP 1985095003U JP 9500385 U JP9500385 U JP 9500385U JP H0427372 Y2 JPH0427372 Y2 JP H0427372Y2
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slipper
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slippers
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JP1985095003U
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスリツパの中底上面及びつま皮内面を
覆うスリツパ用中敷に関する。
(考案が解決しようとする問題点) 一般に旅館やホテルあるいは病院などでは、一
つのスリツパを不特定多数の人が共用することが
多いが、斯くのごとくスリツパを不特定多数の人
が共用すると非常に不潔であり、例えば以前に使
用した人が水虫などの皮膚病にかかつていた場合
には、その後に使用する人が前記スリツパを媒介
にしてその病気に感染する虞もある。
又個人的に使用するスリツパでも長く使用して
いると、足が直接接触する部分に汗などが付着し
てスリツパが汚れ、この汚れたスリツパを再度履
くと、きれいに洗つた足や靴下が汚れると云う悪
循環を繰り返し、不快感を感じるものである。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したもので、
目的とするところは、スリツパを長期に渡つて汚
さずに使用することの出来るスリツパ用中敷を提
供せんとするにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記した目的を達成するために、スリ
ツパの中底上面を覆う中敷本体と、該中敷本体の
長さ方向一端側に折曲げ自由に一体形成して、前
記スリツパのつま皮内面を覆う左右一対の覆片と
から成り、これら覆片の一方に、折曲げ時他方に
重なる重合部を設けると共にこの重合部に舌片を
延長して、該舌片に、前記スリツパに着脱自由に
係止する係止手段を設けたのである。
(作用) 本考案によれば、前記係止手段を介して前記ス
リツパに係止して、前記中敷本体により前記スリ
ツパに中底上面を、又前記覆片によりスリツパの
つまみ皮内面をそれぞれ覆い、足が前記スリツパ
に直接接触するのを防止することが出来るし、又
前記中敷本体及び覆片が汚れた時には、前記スリ
ツパから外すことが出来るのである。
更に、前記重合部に前記舌片を延長して、この
舌片を前記係止手段を介してスリツパのつま皮の
外面上部に係止するようにしていることにより、
この舌片の係止で左右一対の覆片を同時にスリツ
パのつま皮に係止することができるから、一対の
覆片を個別に係止することなく簡単に中敷をスリ
ツパに係止することができながら、しかも、前記
覆片は相互に固定するものでなく重合部を介して
相互に移動可能となつているから、多少大きなス
リツパに係止する場合でも、スリツパの大きさに
対応させられる前記つま皮の内面を前記覆片で確
実に覆うことができる。
(実施例) 以下本考案にかかるスリツパ用中敷の一実施例
を図面に基づいて説明する。
図に示す中敷は折曲げ可能な厚さの紙片を裁断
して形成したもので、図中1は、スリツパAの中
底Bの上面とほぼ同形状に形成した中敷本体であ
つて、該中敷本体1の後部裏面に、該中敷本体1
を前記スリツパAの中底Bに着脱自由に係止する
係止手段としての第1両面粘着テープ2を貼り付
けると共に、該中敷本体1の長さ方向一端側両側
には、前記スリツパAのつま皮C内面に重合する
左右一対の第1覆片3と第2覆片4とを一体形成
し、更に該中敷本体1の長さ方向一端には、足の
つま先部分を覆う一対の第3、第4覆片5,6を
一体形成している。
又、前記第1、第2覆片3,4の横幅のトータ
ル寸法を、前記つま皮Cの内面横幅寸法よりもや
や長くして、前記第1、第2覆片3,4の外側縁
に、前記第1覆片3の遊端部と前記第2覆片4の
遊端部とが重なりあう重合部31,41を一体形
成すると共に、前記第1、第2覆片3,4の後端
縁には、前記つま皮Cの後端縁を覆う波形の縁飾
り部32,42を一体形成している。
又前記第1覆片3の重合部31後端を後方に延
長して、舌片33を一体形成すると共に、該舌片
33の裏面に、前記第1覆片3を前記スリツパA
のつま皮Cに着脱自由に係止する係止手段として
の第2両面粘着テープ7を貼り付けている。
次に以上の構成から成る中敷を前記スリツパA
に装着する仕方を説明する。
まず前記第1、第2覆片3,4を上方に折曲げ
て、前記第1覆片3の重合部31の上面に、前記
第2覆片4の重合部41を重ねた後、前記第3、
第4覆片5,、6をも上方に折曲げて、これら第
3、第4覆片5,6を第2図に示すごとく、前記
第1、第2覆片3,4に順次重ねる。
次に第2図に示す如く組立てた中敷を、前記ス
リツパAのつま皮C内に挿入して、前記中敷本体
1を、前記第1両面粘着テープ2を介して前記ス
リツパAの中底B上面に係止する一方、前記舌片
33を上方からさらに前方に折曲げ、第4図に示
すごとく、該舌片を33を、前記第2両面粘着テ
ープ7を介して前記つま皮Cの外面上部に係止す
る。
尚、前記縁飾り部32,42は第4図に示す如
く折曲げなくともよいが、該縁飾り部32,42
を、前記つま皮Cの後端縁に沿つて、前方に折曲
げて、前記つま皮Cの後端縁を前記縁飾り部3
2,42により覆い包むように成してもよい。
以上のごとく、中敷を前記スリツパAに装着し
た後、前記スリツパAを一度履くと、足の体温と
湿気等の作用により、前記第1〜第4覆片3,
4,5,6が、変形して前記スリツパAのつま皮
C内面に沿うのであり、又足が前記スリツパAに
直接接触することがないので、足のよごれや汗、
あるいは水虫などの病原菌が前記スリツパAに付
着しにくゝ、該スリツパAを常に清潔に保つこと
が出来るのである。
しかして、前記中敷が汚れた場合、あるいは、
前記スリツパAを使用する人が替わる場合には、
使用した前記中敷を前記スリツパAから取外し
て、新しい中敷を再度前記スリツパAに装着すれ
ばよい。
以上の実施例の中敷によれば、前記第1覆片3
の重合部31の上面に、前記第2覆片4の重合部
41を重ねて配置すると共に、前記舌片33を、
前方に折曲げて、前記第2両面粘着テープ7を介
して前記つま皮Cに外面上部に係止することで、
前記第2覆片4の遊端部を前記つま皮Cと前記第
1覆片3との間に介装していることから、換言す
れば、前記第1覆片3の遊端部に前記第2覆片4
の遊端部が連結されていないので、歩行時におい
て、足の甲で前記第1、第2覆片3,4を付き上
げることがあつても、前記第2覆片4が前記第1
覆片3に対して摺動し、従つて、前記第1、第2
覆片3,4及びこれらの両覆片3,4に一体形成
した前記縁飾り部32,42等が不用意に破れる
ことがないのである。
又以上の実施例のスリツパ中敷によれば、前記
第1、第2覆片3,4の横幅のトータル寸法を、
前記つま皮Cの内面横幅寸法よりもやや長くし
て、前記第1、第2覆片3,4の外側縁に、前記
第1覆片3の遊端部と前記第2覆片4の遊端部と
が重なりあう重合部31,41を一体形成してい
ることから、多少大きなスリツパAに装着する場
合でも、前記つま皮Cの内面を前記第1、第2覆
片3,4により確実に覆うことが出来る。
更に、前記舌片33を前記つま皮Cの外面上部
に係止することにより、第1及び第2覆片3,4
を同時につま皮Cに係止することができるから、
一体の覆片3,4を個別に係止する必要がなく簡
単に中敷を前記つま皮Cに係止することができ
る。
更に以上の実施例の中敷が有する利点を下記に
列挙する、 構造が扁平且つ単純であり、且つ素材として
紙を用いているので、非常に安価にしかも大量
生産することが出来て、使い捨てが可能である
し、また幾重にも重ねて保存することが出来る
ので嵩張らない。
係止手段としての第1、第2の両面粘着テー
プ2,7を前記中敷の一側に配置しているの
で、該第1、第2両面粘着テープ2,7の前記
中敷本体1及び前記舌片33への取付け作業が
簡単である。
前記第1〜第4覆片3,4,5,6を折曲げ
て、前記スリツパAに2個所の両面粘着テープ
2,7で係止するだけの簡単な作業で前記スリ
ツパAに装着することが出来るので、誰にでも
容易に前記スリツパAに装着することが出来
る。
以上の実施例では、本考案にかかる中敷を紙材
から形成したが、これに限定されるものではな
く、合成樹脂シートから形成してもよいし、また
例えば一般家庭及び事務所等で個人専用として使
用する場合には、該中敷を、繰り返し洗濯可能な
布材から形成して、再使用出来るように成しても
よい。
又以上の実施例では、前記係止手段として両面
粘着テープを用いたが、これに限定されるもので
はなく、例えば外面を起毛させたスリツパAに装
着する中敷を形成する場合には、第5図に示すご
とく、前記係止手段として、一対の係止部材から
なるマジツクテープ8を用いてもよく、この場
合、前記マジツクテープ8の一方81を、前記中
敷本体1及び前記舌片33の裏面に取付けると共
に、前記マジツクテープ8の他方82を前記スリ
ツパAの中底Bの後部上面及び前記つま皮Cの後
端部上面にそれぞれ取付ければよい。
又以上の実施例では、前記中敷本体1に、第
1、第2覆片3,4の他、第3、第4覆片5,6
を形成したが、該第3、第4覆片5,6は必ずし
も必要ではない。
(考案の効果) 以上のごとく本考案は、スリツパの中底上面を
覆う中敷本体と、該中敷本体の長さ方向一端側に
折曲げ自由に一体形成して、前記スリツパのつま
皮内面を覆う左右一対の覆片とから成り、これら
覆片の一方に、折曲げ時他方に重なる重合部を設
けると共にこの重合部に舌片を延長して、該舌片
に、前記スリツパに着脱自由に係止する係止手段
を設けたから、前記スリツパに前記係止手段を介
して装着することで、前記中敷本体により前記ス
リツパの中底上面を、又前記覆片によりスリツパ
のつま皮内面をそれぞれ覆つて、足が前記スリツ
パに直接接触するのを防止することが出来るし、
又前記中敷本体及び覆片が汚れた時には、前記ス
リツパから外して、新しいものと交換することも
可能であり、全体として前記スリツパを常に清潔
に保ことが出来るに至つたのである。
更に、前記重合部を延長して設けた前記舌片を
スリツパのつま皮に係止することにより、この舌
片の係止で左右一対の覆片を同時にスリツパのつ
ま皮に係止することができるから、一対の覆片を
個別に係止することなく簡単に中敷をスリツパに
係止することができながら、しかも、前記覆片は
相互に固定するものでなく重合部を介して相互に
移動可能となつているから、多少大きなスリツパ
に係止する場合でも、スリツパの大きさに対応さ
せられ前記つま皮の内面を前記覆片で確実に覆う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかるスリツパ用中敷の一
実施例を示す裏面図、第2図は前記中敷を所定の
形に組立てた状態での斜視図、第3図は同正面
図、第4図、前記中敷をスリツパに装着した状態
を示す斜視図、第5図は、別の実施例を示す斜視
図である。 1……中敷本体、2……第1両面粘着テープ
(係止手段)、3……第1覆片、4……第2覆片、
7……第2両面粘着テープ(係止手段)、8……
マジツクテープ(係止手段)、31,41……重
合部、33……舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スリツパの中底上面を覆う中敷本体と、該中敷
    本体の長さ方向一端側に折曲げ自由に一体形成し
    て、前記スリツパのつま皮内面を覆う左右一対の
    覆片とから成り、これら覆片の一方に、折曲げ時
    他方に重なる重合部を設けると共にこの重合部に
    舌片を延長して、該舌片に、前記スリツパに着脱
    自由に係止する係止手段を設けたことを特徴とす
    るスルツパ用中敷。
JP1985095003U 1985-06-22 1985-06-22 Expired JPH0427372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985095003U JPH0427372Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

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JP1985095003U JPH0427372Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

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Publication Number Publication Date
JPS622605U JPS622605U (ja) 1987-01-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55175304U (ja) * 1979-06-04 1980-12-16
JPS5797403U (ja) * 1980-12-06 1982-06-15

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JPS622605U (ja) 1987-01-09

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