JP3207778U - スリッパの中敷 - Google Patents

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Abstract

【課題】才落部分が少なく、原料シートの使用量を最小限にし、しかもスリッパに装着する際に簡単に固定することができるようにしたスリッパ用中敷を提供する。【解決手段】スリッパの甲被内側に取付けられる甲被内カバー22とスリッパの底板上に取付けられる中敷板21とからなり、それらを先端側において縫合せ連結部25,26の部分で連結し、この中敷20をスリッパの甲被内側に挿入して、中敷底部の粘着テープ30によってスリッパの底板上面に止着する。【選択図】図3

Description

本考案はスリッパの中敷に係り、特にスリッパの中に交換可能に装着され、使い捨て可能に使用されるスリッパの中敷に関する。
一般に旅館やホテルにおいては、土足のままでその中に上がることなく、玄関で靴を脱いでスリッパに履替え、このスリッパの状態で旅館やホテルの廊下を歩いて移動するようになっている。また旅館やホテル以外においても、病院、診療所、医院、美容サロン、マッサージ店等においても、靴を脱いでスリッパに履替えることが多い。この場合に、複数の人が施設側のスリッパを共同して使用することになるために、他人が履いたスリッパを後から別の人が履くことになり、病原菌がうつったり、足が汚れたりする懸念がある。従って衛生的なスリッパの中敷が期待されている。
そこで例えば特開2001−61504号公報には、紙または不織布またはプラスチックシートあるいはこれらの積層シートを材料とし、ベース部と、該ベース部の前部に設けられるつま先被覆部とからなるスリッパカバーをスリッパに挿着して使用するようにしたスリッパカバー及びシートが提案されている。
このような構成は、特にベース部の先端側であって左右の部分に突出するスリッパカバーのつま先被覆部が横に出張っているために、シート状の材料の才落部分が非常に多くなって、原材料の利用効率が悪い欠点がある。
実開昭62−2605号公報には、スリッパの中底上面を覆う中敷本体と、該中敷本体の長さ方向一端側に折曲げ自由に一体形成して、前記スリッパのつま皮内面を覆う覆片とからなり、前記中敷本体と前記覆片との少なくとも一方に、前記スリッパに着脱自由に係止する係止手段を設けたスリッパの中敷が提案されている。
このスリッパ用中敷は、スリッパの中に挿入し、その後にスリッパに対して固定するために3箇所の止着手段を操作しなければならず、取付けが面倒であって、取付けの操作性に劣る欠点がある。
特開2001−61504号公報 実開昭62−2605号公報
本考案の課題は、旅館やホテル等のような多くの人が出入りする場所であって、スリッパを共有する場所において、スリッパを清潔な状態で使用するようにしたスリッパの中敷を提供することである。
本考案の別の課題は、中敷を製造する際に、才落部分が少なく、シート状の原料が有効に利用されて捨てる部分が少なくなるようにしたスリッパの中敷を提供することである。
本考案のさらに別の課題は、使用に際してスリッパの中に挿入し、止着のための操作を1箇所で行えばよく、これによって装着が非常に容易になるようにしたスリッパの中敷を提供するものである。
本願の主要な考案は、
スリッパの内側に装着される中敷であって、
スリッパの底板の上に取付けられる中敷板と、
スリッパの甲被の内側に取付けられる甲被内カバーと、
を有し、前記中敷板と前記甲被内カバーとは、それらの先端側の部分において、前記中敷板と前記甲被内カバーとが互いに結合手段によって結合されて連結されており、
前記中敷板は、前記中敷板の下面に取付けられた止着手段によって、前記スリッパの底板に位置決めされた状態で取付けられるスリッパの中敷に関するものである。
ここで、前記結合手段が、前記中敷板の先端部と前記甲被内カバーの先端部とを縫付けて連結してよい。また前記止着手段が前記中敷板の後側の下面に取付けられた粘着テープであってよい。また前記中敷板と前記甲被内カバーとが同一の材料から作られてよい。また前記中敷板と前記甲被内カバーとが、紙、高分子シート、不織布、織布のいずれかからなってよい。
また、前記中敷板と前記甲被内カバーのうちの一方または双方に抗菌処理が施されてよい。また前記抗菌処理が、塩化ベンザルコニウム、ヘキサメチレンビグアミド塩酸塩、ポリヘキサメチレンビクアミド塩酸塩、有機シリコン系第四級アンモニウム塩、金属化合物のうちの1種または2種以上の抗菌剤によって処理が施されてよい。
また、前記中敷板の表面に図形または模様が形成されてよい。また前記図形または模様に着色が施されており、図形または模様の種類の数と着色の種類の数の積にあたる種類が設定されてよい。
本案考案は、
スリッパの内側に装着される中敷であって、
スリッパの底板の上に取付けられる中敷板と、
スリッパの甲被の内側に取付けられる甲被内カバーと、
を有し、前記中敷板と前記甲被内カバーとは、それらの先端側の部分において、前記中敷板と前記甲被内カバーとが互いに結合手段によって、結合されて連結されており、
前記中敷板は、前記中敷板の下面に取付けられた止着手段によって、前記スリッパの底板に位置決めされた状態で取付けられるようにしたものである。
従ってこのようなスリッパの中敷によると、中敷板と甲被内カバーとが互いに別のピースとして用意され、それらを先端側の縫付け位置において縫付けて連結するようになっているために、製造組立てが非常に容易になる。そして中敷板と甲被内カバーとが別のピースであるがために、シート状原料の才落部分が少なくなって原料の有効活用が図られ、低コストの中敷を提供できる。また止着手段によってスリッパの底板に位置決め固定するだけでこの中敷がスリッパに位置決め固定されるために、使用に際して中敷をスリッパに取付ける操作が非常に容易になる。
中敷板の平面図である。 中敷の甲被内カバーの展開平面図である。 中敷板と甲被内カバーとを結合した状態の平面図である。 同斜視図である。 中敷をスリッパに取付けて固定する動作を示す外観斜視図である。 模様と着色との組合わせによって識別する種類を多く設けるようにしたスリッパの平面図である。
以下本考案を図示の実施の形態によって説明する。図1は中敷の底部を構成する中敷板21を示しており、ここではシート状の部材をスリッパの底板とほぼ同一の形状に切出すか打抜くようにしており、このような中敷板21を甲被内カバー22と組合わせるようにしている。
図2に示す甲被内カバー22は、上記中敷板21の先端側の部分の上部に結合されるようになっており、その横幅は中敷板21よりも広くなっている。これはスリッパの甲被の内側において湾曲した状態で取付けられるために、湾曲部分の長さを確保するためであって中敷板21よりも幅方向の寸法を大きくしている。
そして甲被内カバー22は中敷板21と、先端側の部分で連結されるようになっている。すなわち中敷板21の縫合せ連結部25と甲被内カバー22の縫合せ連結部26とを重合わせるようにし、この状態で連携部25、26を縫合せることにより、甲被内カバー22の先端側の部分を中敷板21の先端部に結合している。それ以外には結合はない。
中敷板21と甲被内カバー22とを結合して連結する結合手段としては、必ずしも上記のような縫合わせによるものに限定されるものではない。すなわち連結部25と連結部26とを縫合わせる代わりに、これらの部位を互いに接着によって直接結合してもよい。あるいはまた熱溶着によって両者を結合することも可能である。さらには一方の面にのみ粘着材が塗布された粘着テープによって連結部25と連結部26とを互いに接着することによって、中敷板21と甲被内カバー22との先端部と互いに結合して連結することも可能である。
また図1に示される上記中敷板21の下面であってスリッパの底板の上面に接する側の部分に粘着テープ30を貼付けるようにしている。粘着テープ30は未使用の状態で剥離紙によって粘着部分が覆われている。
図3は、上記中敷板21の上に甲被内カバー22を重合わせ、縫合せ連結部25,26のところで互いに縫合せて結合した状態を示している。このような状態で中敷20は完成する。
図4はこのような中敷20の外観を示しており、ここではスリッパに組合わされた場合において、スリッパの甲被の内側の部分に甲被内カバー22が湾曲して倣うようにし、これによってスリッパ10内に装着された状態の形態を示している。また上記中敷20の中敷板21の表面には模様33が形成される。この模様33が、互いに使用している人のスリッパを識別する手段を構成する。
図5は、このような中敷20をスリッパ10に組合わせる動作を示している。ここでスリッパ10は、所定の厚みを持った底板11と、そして底板11の先端側であって足先の覆うように取付けてある甲被12と組合わせる構造である。なお底板11の内部にはクッション材等が充填されている。スリッパ10の構造については、従来のスリッパと同様であるので詳細な説明は省略する。なおスリッパ10の甲被12の先端部分に開口13を形成したものと、開口13がないものとがあるが、本案考案は、その何れにも適用可能である。
図5Aに示すように、本案の中敷20をスリッパ10の底板11の上側を滑らすようにして甲被12の内側に甲被内カバー22が挿入されるようにする。
そして図5Bに示すように、中敷20が所定の深さまでスリッパ10の甲被12の内側に挿入されたならば、中敷20の中敷板21の後端部を持ち上げ、粘着テープ30の剥離紙を除去して粘着テープ30の粘着面を露出させる。そしてこの粘着テープ30をスリッパ10の底板11の表面であって中敷20と対応する位置に接着固定する。これによって図5Cに示すように、中敷20がスリッパ10の甲被12の内側に取付けられる。
このような中敷20において、特に中敷板21と甲被内カバー22とが、共に同一の材料であって、紙、高分子シート、不織布の何れかから構成されている。またこのような中敷20の中敷板21と甲被内カバー22とが、あるいはそれらの原料シート材が抗菌剤によって抗菌処理されている。抗菌剤は人体に対して有害な微生物等を殺菌するためのものであって、塩化ベンザルコニウム、ヘキサメチレンビグアミド塩酸塩、ポリヘキサメチレンビグアミド塩酸塩、有機シリコン系第四級アンモニウム塩、金属化合物からなる抗菌剤の内の1種または2種以上が用いられる。
中敷20に対する抗菌剤の付与は、抗菌剤をシートに加工する方法が一般的である。すなわちシートの表面にある官能基に抗菌剤を反応させて固定する。あるいは抗菌剤と反応性樹脂を混合し、シート表面に加熱硬化により樹脂加工する。あるいはまた抗菌剤を溶融液に含ませ、成膜後熱処理して固定化することもできる。一般に抗菌処理は、処理作業中安全で、分解したり効力を失わないこと、洗濯・光などにより溶出、変質しないこと、人体に触れても害にならないなど多くの条件を供えていることが好適である。
このように本案実施の形態に係るスリッパ用中敷20は、図1及び図2に示すように、中敷板21と甲被内カバー22とが共に別々のピースから組み立てられるようになっているために、これらの中敷板21及び甲被内カバー22を切り出すためのシート状原料の使用が効率的に行われ、才落による無駄なシートの発生が少なくなる。従って低コストでスリッパの中敷を提供できるようになる。
またこのようなスリッパ用中敷は、図5に示すようにこの中敷20をスリッパ10の甲被12の内側に挿入した後に、粘着テープ30によって中敷板21の後端側の下面をスリッパ10の底板11に固定するだけでよく、装着は極めて便利である。従って、スリッパを履く前にこの中敷を簡単に取付けることができる。
またこのようなスリッパの中敷20は、図6に示すように、中敷板21の表面に種々の異なる模様33を形成するようにしている。すなわち模様としては、水玉模様、市松模様、菱形模様、ストライプ模様、星模様、花模様、歌舞伎模様、漢字模様等の模様が用いられる。更にこれらの模様33について、複数の色に区別して着色を施している。従って模様と着色の組合わせで複数種類の中敷を用意することができる。例えば図6に示すように、模様33として8種類の模様を用意し、更に着色として青とオレンジの2色の着色を用意すれば、これだけで8x2=16種類の識別手段が設定されることになる。旅館やホテル等において、大浴場や宴会の場面で自分が履いてきたスリッパと他人が履いてきたスリッパとを、これらの模様や色彩の組合わせによる識別によって容易に行うことができるために、水虫等の感染症の罹患も防止することが可能になる。そして使い終わったならば、その後に中敷20を外して捨てて、別の人が使うときに新しい中敷20を取付けることになる。
以上本願考案を図示の実施の形態によって説明したが、本願考案は上記実施の形態によって限定されることなく、本願考案の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態における中敷板や甲被内カバーの中敷板21や甲被内カバー22の形状、寸法等については、スリッパ10の形状や寸法に応じて種々の形態及び寸法に変更することが可能である。
本案考案は、旅館やホテル等のように大勢の人が共通して利用されるスリッパに用いて好適な中敷として利用することができる。
10 スリッパ
11 底板
12 甲被
13 開口
20 中敷
21 中敷板
22 甲被内カバー
25 縫合せ連結部(中敷板)
26 縫合せ連結部(カバー)
30 粘着テープ
33 模様






















Claims (9)

  1. スリッパの内側に装着される中敷であって、
    スリッパの底板の上に取付けられる中敷板と、
    スリッパの甲被の内側に取付けられる甲被内カバーと、
    を有し、前記中敷板と前記甲被内カバーとは、それらの先端側の部分において、前記中敷板と前記甲被内カバーとが互いに結合手段によって結合されて連結されており、
    前記中敷板は、前記中敷板の下面に取付けられた止着手段によって、前記スリッパの底板に位置決めされた状態で取付けられるスリッパの中敷。
  2. 前記結合手段が、前記中敷板の先端部と前記甲被内カバーの先端部とを縫付けて連結している請求項1に記載のスリッパの中敷。
  3. 前記止着手段が前記中敷板の後側の下面に取付けられた粘着テープである請求項1に記載のスリッパの中敷。
  4. 前記中敷板と前記甲被内カバーとが同一の材料から作られている請求項1に記載のスリッパの中敷。
  5. 前記中敷板と前記甲被内カバーとが、紙、高分子シート、不織布、織布のいずれかからなる請求項4に記載のスリッパの中敷。
  6. 前記中敷板と前記甲被内カバーのうちの一方または双方に抗菌処理が施されている請求項5に記載のスリッパの中敷。
  7. 前記抗菌処理が、塩化ベンザルコニウム、ヘキサメチレンビグアミド塩酸塩、ポリヘキサメチレンビクアミド塩酸塩、有機シリコン系第四級アンモニウム塩、金属化合物のうちの1種または2種以上の抗菌剤によって処理が施されている請求項6に記載のスリッパの中敷。
  8. 前記中敷板の表面に図形または模様が形成されている請求項1に記載のスリッパの中敷。
  9. 前記図形または模様に着色が施されており、図形または模様の種類の数と着色の種類の数の積にあたる種類が設定される請求項8に記載のスリッパ。























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