JP2526621Y2 - 電子写真用感光ドラム - Google Patents

電子写真用感光ドラム

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JP2526621Y2
JP2526621Y2 JP1990049917U JP4991790U JP2526621Y2 JP 2526621 Y2 JP2526621 Y2 JP 2526621Y2 JP 1990049917 U JP1990049917 U JP 1990049917U JP 4991790 U JP4991790 U JP 4991790U JP 2526621 Y2 JP2526621 Y2 JP 2526621Y2
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cylindrical body
photosensitive drum
conductive
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support shaft
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辰治 滝澤
茂 森
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子複写機または電子プリンターなどの電
子写真装置に使用される感光ドラムに関し、特には外周
に感光体を有する円筒体の電気的な接地を確実に行なう
ことのできる感光ドラムの構造に関する。
[従来の技術] 一般に電子写真装置においては、外周面に電子写真感
光体を有する感光ドラムの表面に対し、所定の極性の電
荷を均一に付与し、次いで複写すべき光像を照射して光
像に応じた静電潜像を形成し、現像、転写、定着の各工
程を経て永久可視像を形成する。感光ドラムは通常、接
地された導電性の円筒体表面に感光体を蒸着、貼着、そ
の他の方法により物理的且つ電気的に接触させて設けて
なる。従来、円筒体の接地は、円筒体の両端に取り付け
た導電性フランジ部材、このフランジ部材と接する導電
性ドラム支持軸、次いでドラム支持軸を軸支する装置本
体の導電性フレームを順次に介して行っている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このようなドラムの接地の構成におい
ては、組立時における円筒体とフランジ部材との接触不
良や、フランジ部材とドラム軸との接触不良が直にドラ
ムの接地不良の原因となるため、ドラムの組立作業にお
いては、かかる部材間の電気的接触が不十分とならない
ように多大な注意を払って組立をしなければならなかっ
た。
本考案は上記点に鑑みなされたもので、簡単な構成に
よりドラムの確実な接地が可能な感光ドラムを提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] このため、本願考案は、外周面に感光体を有する中空
の導電性円筒体と、この円筒体の両端に取り付けられる
一対のフランジ部材と、このフランジ部材に端部を固定
され前記円筒体内を延在する導電性の支軸と、前記フラ
ンジ部材の少なくとも一方に取り付けられた導電性アー
ム部材とを有する電子写真用感光ドラムにおいて、前記
導線性アース部材は、前記フランジ部材に固定された基
部と、この基部から軸方向に立脚した後半径方向に伸び
た一対のばね部分とを有し、各ばね部分は、半径方向外
方に伸びて前記円筒体の内面に圧接される先端が屈折し
た自由な外端部と、半径方向内方に伸びた内端部とを有
し、前記外端部は円筒体の軸方向に伸びた幅を有し、前
記内端部は前記支軸の一部を囲む断面くの字状に折れ曲
がった形状を有することを特徴とする電子写真用感光ド
ラム。
[作用] このような手段により、フランジ部材を円筒体に取り
付けるという作業によりアース部材が必然的に弾性変形
して円筒体と支持軸とに圧接して両者を電気的に確実に
連結する。
[実施例] 以下、図面を参照として本考案を説明する。
第1図において、符号1は外周面に電子写真感光体を
有する導電性の中空の円筒体であり、感光ドラムの基体
を構成する。円筒体1の両端部には、一対の導電性のフ
ランジ部材2および3がその一部を円筒体1の端部内周
に嵌め込んだ状態で着脱可能に取り付けられている。一
方のフランジ部材2は円筒状の基部2aとその開放端に形
成された環状のフランジ2bとを一体に有し、フランジ2b
の縮径された外周面2cが円筒体1の端部内周に嵌め込ま
れ且つフランジ2bの端面2dが円筒体1の端面に接するよ
うにして取り付けられる。
フランジ部材2には、感光ドラムの回転軸となる支軸
4がネジ5により固定されている。支軸4の右端はフラ
ンジ部材2の基部2aの貫通孔2bを通って更に外方に突出
し、この突出した部分4aは、導電性のオイルレスリング
等の軸受け6により回転可能に且つそれと電気的に導通
するように支持されている。軸受け6は電子写真装置本
体の接地されたフレーム7に電気的に導通するように固
定されており、これにより支軸4は軸受け6、フレーム
7を介して接地される。
一方、支軸4の左端4bは円筒体1の中空内を延在して
他方のフランジ部材3の基部3aの貫通孔3bを突き抜けて
伸びている。第1図に示すように支軸4の左端4bにはネ
ジ孔4cが形成されており、ネジ孔4cと螺合するねじ8を
締め付けることにより円筒体1をフランジ部材3とフラ
ンジ部材2とにより挟み込み、これにより、フランジ部
材3、4が円筒体に対して固定される。支軸4の左端4b
は前記右端4aと同様にして導電性の軸受け6′により導
電性フレーム7′に対して回転可能に且つ電気的に導通
するように支持されている。
符号8および9はそれぞれフランジ部材2および3に
ねじ20、21により固定された円盤状の支持部材である。
フランジ部材3の外周面には、装置本体内の不図示の
歯車装置と噛み合う歯車部20が形成されており、歯車装
置の駆動を受けて感光ドラムが回転する。
フランジ部材2または3の少なくとも一方、この例で
はフランジ部材2に導電性のアース部材10が取り付けら
れている。アース部材10は例えば燐青銅のような弾性変
形可能な材料により作られており、第1図および第2図
に示すように、その基部10aがネジ11、11により支持部
材8に固定されている。アース部材10は支軸4を中心と
して軸対称となるように基部10aからそれぞれ立脚した
一対のばね部分10b、10bを有している。ばね部材10bは
基部10aから立脚した部分から更に半径方向外方に伸び
且つ先端が僅かに屈折した自由な外端部10cと、半径方
向内方に伸びて軸4の一部を囲むようにくの字に折曲が
った自由な内端部10dとを有しており、外端部10cを半径
方向内方に押圧すると弾性変形してその内端部10dが内
方に移動して支軸4を圧接して電気的に確実に接するよ
うに形成されている。この内端部10dによる支軸4の圧
接を行なうために、外端部10cは自由な状態、即ち負荷
を取り除いた状態ではその端部が円筒体1の内周よりも
外方に位置するように形成されており(第2図参照)、
フランジ部材2を円筒体1に取り付ける際に、外端部10
cが円筒体1の内周面により半径方向内方に押されて内
端部10dが支軸4を圧接する。これにより円筒体1は、
アース部材10、支軸4、軸受け6、6′およびフレーム
7、7′を介して接地される。
[考案の効果] 以上本考案によれば、フランジ部材の取り付けに伴っ
て弾性変形するアース部材を設けることにより簡単な作
業により常に確実な感光ドラムの接地を行なうことがで
き、組立作業の能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案による電子写真感光ドラムの主要部を示
す断面図、第2図は第1図のアース部材を説明する平面
図である。 1…円筒体、2、3…フランジ部材、4…支軸、6、
6′…軸受け、7、7′…フレーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−105559(JP,A) 特開 平2−83572(JP,A) 特開 昭61−42676(JP,A) 特開 平2−254484(JP,A) 実開 昭63−65077(JP,U) 実開 平2−123971(JP,U) 実開 平3−100861(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に感光体を有する中空の導電性円筒
    体と、この円筒体の両端に取り付けられる一対のフラン
    ジ部材と、このフランジ部材に端部を固定され前記円筒
    体内を延在する導電性の支軸と、前記フランジ部材の少
    なくとも一方に取り付けられた導電性アーム部材とを有
    する電子写真用感光ドラムにおいて、前記導電性アース
    部材は、前記フランジ部材に固定された基部と、この基
    部から軸方向に立脚した後半径方向に伸びた一対のばね
    部分とを有し、各ばね部分は、半径方向外方に伸びて前
    記円筒体の内面に圧接される先端が屈折した自由な外端
    部と、半径方向内方に伸びた内端部とを有し、前記外端
    部は円筒体の軸方向に伸びた幅を有し、前記内端部は前
    記支軸の一部を囲む断面くの字状に折れ曲がった形状を
    有することを特徴とする電子写真用感光ドラム。
JP1990049917U 1990-05-15 1990-05-15 電子写真用感光ドラム Expired - Fee Related JP2526621Y2 (ja)

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