JPH07160145A - 感光体ドラム支持装置 - Google Patents

感光体ドラム支持装置

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JPH07160145A
JPH07160145A JP30250693A JP30250693A JPH07160145A JP H07160145 A JPH07160145 A JP H07160145A JP 30250693 A JP30250693 A JP 30250693A JP 30250693 A JP30250693 A JP 30250693A JP H07160145 A JPH07160145 A JP H07160145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support shaft
main body
image forming
drum
bearings
Prior art date
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Pending
Application number
JP30250693A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sato
勤 佐藤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体ドラムの接地構造を簡略化し、画像形
成装置の本体に対する感光体ドラムの着脱操作を容易に
し得る感光体ドラム支持装置を提供する。 【構成】 感光体ドラム31の両端に少なくとも一方が
導電性の材料により形成された軸受46,47を嵌合
し、これらの軸受46,47の中心に挿通されるととも
に画像形成装置の本体側に設けられた導電性の接地部材
53に接触される金属製の支軸49を設け、この支軸4
9に係合して軸受47に対する支軸49のスラスト方向
の動きを阻止する係合部51を設け、軸受46,47及
び支軸49だけの少ない部品で感光体ドラム31を接地
するようした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法によって画
像を形成する画像形成装置に利用される感光体ドラム支
持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラムの表面を帯電させ、その帯
電部分に画像信号に対応する光信号を照射することによ
り静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して用紙に転
写する画像形成装置においては、感光体ドラムを電気的
に接地する必要があり、そのための種々の支持方法が提
案されている。
【0003】まず、実開昭55−92162号公報に記
載された第一の従来例を図4に示す。第一の従来例は、
円筒基体1の表面に、その端部の一部に導電露出部2を
残して感光層3を形成し、接地された接触部材4を導電
露出部2に接触させている。
【0004】次に、実開昭62−49175号公報に記
載された第二の従来例を図5に示す。第二の従来例は、
表面に像担持層が形成された金属ドラム5の端部に絶縁
性のフランジ6を嵌合し、金属ドラム5の内面に接触す
る板ばね(導通部材)7をフランジ6の端面に固定し、
板ばね7に接触する位置決めピン(導通部材)8を接地
させている。
【0005】さらに、実開昭62−96668号公報に
記載された第三の従来例を図6に示す。第三の従来例
は、樹脂により形成され表面が導電性のフランジ10,
11を像担持体ドラム9の両端に固定し、モータに駆動
されるギヤの等駆動伝達子12を一方のフランジ10に
連結し、側板13,14に設けられて接地された軸状の
本体側導電性部材15,16によりフランジ10,11
を回転自在に支持するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4において、一般
に、感光層3はデッピング法や蒸着法により形成される
が、感光層3の一部を除去して導電露出部2を形成しな
ければならないので、作業が面倒である。導電露出部2
を形成する部分をマスキングした後に感光層3を形成
し、マスクを除去して導電露出部2を形成する方法もあ
るが、マスキング及びマスクを外す面倒な作業を強いら
れ、コストアップの原因となる。
【0007】図5に示すものは、フランジ6に板ばね7
を固定しているため、部品点数及び組立工数が増加す
る。
【0008】図6に示すものは、接地された軸状の本体
側導電性部材15,16が画像形成装置の本体側に設け
られているため、像担持体ドラム9を本体に装着すると
きに、フランジ10,11をスラスト方向に変位させて
本体側導電性部材15,16に嵌合するが、その嵌合作
業の後に、本体側導電性部材15,16に対するフラン
ジ10,11のスラスト方向の動きを固定するために、
本体側導電性部材15,16の少なくとも何れか一方に
止め輪等の止着部材を止着する作業が強いられるものと
考えられる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、導電性の円筒
基体の表面に感光層が形成されて駆動部により駆動され
る感光体ドラムと、少なくとも一方が導電性の材料によ
り形成されて前記円筒基体の両端に固定的に嵌合された
一対の軸受と、これらの軸受の中心に挿通されるととも
に画像形成装置の本体側に設けられた導電性の接地部材
に接触される金属製の支軸と、この支軸に係合して前記
軸受に対する前記支軸のスラスト方向の動きを阻止する
係合部とにより構成した。
【0010】
【作用】軸受及び支軸だけの少ない部品により感光体ド
ラムを接地することができる。また、感光体ドラムを画
像形成装置の本体に装着する場合に、事前に軸受に支軸
を通しておくことができ、しかも、支軸を係合部に係合
させるだけで感光体と軸受と支軸とのスラスト方向の動
きを阻止することができるため、画像形成装置の本体に
対する感光体ドラムの着脱操作を容易にすることができ
る。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。まず、図2に画像形成装置30の構造を示
す。この画像形成装置30は、感光体ドラム31を回転
させる過程でその表面を帯電チャージャ32により帯電
させ、その帯電部分に露光部(図示せず)から画像信号
に対応する光信号33を照射して静電潜像を形成し、ト
ナー容器34内のトナーを現像ローラ35により感光体
ドラム31に供給して静電潜像を現像し、その現像画像
を転写チャージャ36により用紙37に転写し、その転
写画像を定着器(図示せず)により定着し、転写後に感
光体ドラム31の外周に付着する廃トナーをクリーニン
グブレード38により払拭し、その払拭された廃トナー
を送りローラ39により廃トナー容器40の内部に回収
し、次の画像形成のために感光体ドラム31の外周を除
電ランプ41により一様に除電する構造である。なお、
廃トナー容器40はドラムケース42に形成され、この
ドラムケース42に、感光体ドラム31、帯電チャージ
ャ32、クリーニングブレード38、送りローラ39を
装着することにより、感光体ユニット43が形成され
る。
【0012】図1に示すように、前記感光体ドラム31
は、金属材により形成された中空の円筒基体44と、こ
の円筒基体44の外周に形成された感光層45とよりな
る。円筒基体44の両端には導電性の軸受46,47が
固定的に嵌合され、一方の軸受46には駆動部であるモ
ータ(図示せず)によって駆動されるギヤ48が一体に
形成されている。また、軸受46,47の中心に貫通さ
れた金属製の支軸49が前記ドラムケース42の両側4
2aに保持されている。さらに、支軸49の一部には環
状の溝50が形成され、この溝50に弾性的に係合して
軸受47に対するスラスト方向の動きを阻止する係合部
51が軸受47に一体に形成されている。そして、画像
形成装置30の本体(図示せず)には、電源部52のマ
イナス側に接続された導電性の接地部材53が側板54
により支持されて設けられている。この接地部材53は
自らの弾性により支軸49の端面に接触されている。
【0013】このような構成において、図3に示すよう
に、支軸49の左端をドラムケース42の右側から挿入
して感光体ドラム31の右端の軸受47に挿入し、さら
に、支軸49の左端を左側の軸受46を貫通させてドラ
ムケース42の左側から突出させることにより、感光体
ドラム31がドラムケース42に組み立てられる。この
状態では、図1に示すように、溝50と係合部51との
係合により軸受46に対する支軸49のスラスト方向の
動きが阻止される。
【0014】感光体ユニット43を画像形成装置30の
本体に装着すると、支軸49の右端が接地部材53に弾
性的に接触する。これにより、感光体ドラム31は軸受
46,47及び支軸49だけの部材により本体側の接地
部材53に接続することができる。これにより部品点数
を少なくすることができる。また、感光体ドラム31を
画像形成装置30の本体に装着する場合に、事前に軸受
46,47に支軸49を通しておくことができ、しか
も、支軸49を係合部51に係合させるだけで感光体ド
ラム31と軸受46,47と支軸49とのスラスト方向
の動きを阻止することができるため、画像形成装置30
の本体に対する感光体ドラム31の着脱操作を容易にす
ることができる。
【0015】なお、右側の軸受47に形成した係合部5
1と同様の係合部を左側の軸受46にも形成することに
より、支軸49を同一軸心上で二分割してもよい。ま
た、接地部材53を支軸49の端面でなく外周面に接触
させてもよい。さらに、一本の支軸49を用いる場合
で、本実施例のように接地部材53により支軸49の一
端を押圧する構造を採用する場合には、図1において、
支軸49のR方向への動きが接地部材53により阻止さ
れるため、L方向への動きのみを阻止するような係合部
でもよい。その係合部は、軸受46,47やドラムケー
ス42の一部或いは画像形成装置30の本体側に設ける
ことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、感光体ドラムの
端部に導電性の軸受を固定的に嵌合し、この軸受の中心
に挿通されるとともに画像形成装置の本体側に設けられ
た導電性の接地部材に接触される金属製の支軸を設け、
この支軸に係合して軸受に対する支軸のスラスト方向の
動きを阻止する係合部を設けたので、軸受及び支軸だけ
の部品で感光体ドラムを接地することができ、これによ
り、部品点数を少なくすることができ、また、感光体ド
ラムを画像形成装置の本体に装着する場合に、事前に軸
受に支軸を通しておくことができ、しかも、支軸を係合
部に係合させるだけで感光体と軸受と支軸とのスラスト
方向の動きを阻止することができるため、画像形成装置
の本体に対する感光体ドラムの着脱操作を容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】画像形成装置の構造を示す縦断正面図である。
【図3】感光体ユニットの分解斜視図である。
【図4】第一の従来例を示す斜視図である。
【図5】第二の従来例を示すもので一部を切欠した斜視
図である。
【図6】第三の従来例を示すもので一部を切欠した側面
図である。
【符号の説明】
30 画像形成装置 31 感光体ドラム 44 円筒基体 45 感光層 46,47 軸受 49 支軸 51 係合部 53 接地部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の円筒基体の表面に感光層が形成
    されて駆動部により駆動される感光体ドラムと、少なく
    とも一方が導電性の材料により形成されて前記円筒基体
    の両端に固定的に嵌合された一対の軸受と、これらの軸
    受の中心に挿通されるとともに画像形成装置の本体側に
    設けられた導電性の接地部材に接触される金属製の支軸
    と、この支軸に係合して前記軸受に対する前記支軸のス
    ラスト方向の動きを阻止する係合部とよりなることを特
    徴とする感光体ドラム支持装置。
JP30250693A 1993-12-02 1993-12-02 感光体ドラム支持装置 Pending JPH07160145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30250693A JPH07160145A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 感光体ドラム支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30250693A JPH07160145A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 感光体ドラム支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07160145A true JPH07160145A (ja) 1995-06-23

Family

ID=17909789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30250693A Pending JPH07160145A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 感光体ドラム支持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07160145A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7525695B2 (en) * 2003-06-27 2009-04-28 Nisca Corporation Image reading apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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