JPH04101572U - 電子写真用感光ドラム - Google Patents

電子写真用感光ドラム

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JPH04101572U
JPH04101572U JP4991790U JP4991790U JPH04101572U JP H04101572 U JPH04101572 U JP H04101572U JP 4991790 U JP4991790 U JP 4991790U JP 4991790 U JP4991790 U JP 4991790U JP H04101572 U JPH04101572 U JP H04101572U
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JP
Japan
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cylindrical body
support shaft
flange
photosensitive drum
conductive
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JP4991790U
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JP2526621Y2 (ja
Inventor
辰治 滝沢
茂 森
Original Assignee
桂川電機株式会社
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子複写機または電子プリンターな
どの電子写真装置に使用される感光ドラムに関し、 特には外周に感光体を有する円筒体の電気的な接
地を確実に行なうことのできる感光ドラムの構造
に関する。
[従来の技術] 一般に電子写真装置においては、外周面に電子
写真感光体を有する感光ドラムの表面に対し、所
定の極性の電荷を均一に付与し、次いで複写すべ
き光像を照射して光像に応じた静電潜像を形成し、 現像、転写、定着の各工程を経て永久可視像を形
成する。感光ドラムは通常、接地された導電性の
円筒体表面に感光体を蒸着、貼着、その他の方法
により物理的且つ電気的に接触させて設けてなる。
従来、円筒体の接地は、円筒体の両端に取り付け
た導電性フランジ部材、このフランジ部材と接す
る導電性ドラム支持軸、次いでドラム支持軸を軸
支する装置本体の導電性フレームを順次に介して
行っている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このようなドラムの接地の構成
においては、組立時における円筒体とフランジ部
材との接触不良や、フランジ部材とドラム軸との
接触不良が直にドラムの接地不良の原因となるた
め、ドラムの組立作業においては、かかる部材間
の電気的接触が不十分とならないように多大な注
意を払って組立をしなければならなかった。
本考案は上記点に鑑みなされたもので、簡単な
構成によりドラムの確実な接地が可能な感光ドラ
ムを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このため、本考案による感光ドラムは、外周面
に感光体を有する中空の導電性円筒体と、この円
筒体の両端に取り付けられる一対のフランジ部材
と、このフランジ部材に端部を固定され前記円筒
体内を延在する導電性の支軸と、前記フランジ部
材の少なくとも一方に半径方向に弾性変形可能に
取り付けられ、該フランジ部材を前記円筒体に取
り付けるときにその一端を前記円筒体の内面によ
って押圧されることにより弾性変形して他端を前
記支軸に圧接し前記円筒体と前記支軸を電気的に
連結する導電性アース部材とを有することを特徴
とする。
[作用] このような手段により、フランジ部材を円筒体
に取り付けるという作業によりアース部材が必然
的に弾性変形して円筒体と支持軸とに圧接して両
者を電気的に確実に連結する。
[実施例] 以下、図面を参照として本考案を説明する。
第1図において、符号1は外周面に電子写真感
光体を有する導電性の中空の円筒体であり、感光
ドラムの基体を構成する。円筒体1の両端部には、 一対の導電性のフランジ部材2および3がその一
部を円筒体1の端部内周に嵌め込んだ状態で着脱
可能に取り付けられている。一方のフランジ部材
2は円筒状の基部2aとその開放端に形成された
環状のフランジ2bとを一体に有し、フランジ2
をの縮径された外周面2cが円筒体1の端部内周
に嵌め込まれ且つフランジ2bの端面2dが円筒
体1の端面に接するようにして取り付けられる。
フランジ部材2には、感光ドラムの回転軸とな
る支軸4がネジ5により固定されている。支軸4
の右端はフランジ部材2の基部2aの貫通孔2b
を通って更に外方に突出し、この突出した部分4
aは、導電性のオイルレスリング等の軸受け6に
より回転可能に且つそれと電気的に導通するよう
に支持されている。軸受け6は電子写真装置本体
の接地されたフレーム7に電気的に導通するよう
に固定されてあり、これにより支軸4は軸受け6、 フレーム7を介して接地される。
一方、支軸4の左端4bは円筒体1の中空内を
延在して他方のフランジ部材3の基部3aの貫通
孔3bを突き抜けて伸びている。第1図に示すよ
うに支軸4の左端4bにはネジ孔4cが形成され
ており、ネジ孔4cと螺合するねじ8を締め付け
ることにより円筒体1をフランジ部材3とフラン
ジ部材2とにより挟み込み、これにより、フラン
ジ部材3、4が円筒体に対して固定される。支軸
4の左端4bは前記右端4aと同様にして導電性
の軸受け6’により導電性フレーム7’に対して
回転可能に且つ電気的に導通するように支持され
ている。
符号8および9はそれぞれフランジ部材2およ
び3にねじ20、21により固定された円盤状の
支持部材である。
フランジ部材3の外周面には、装置本体内の不
図示の歯車装置と噛み合う歯車部20が形成され
ており、歯車装置の駆動を受けて感光ドラムが回
転する。
フランジ部材2または3の少なくとも一方、こ
の例ではフランジ部材2に導電性のアース部材1
0が取り付けられている。アース部材10は例え
ば燐青銅のような弾性変形可能な材料により作ら
れており、第1図および第2図に示すように、そ
の基部10aがネジ11、11により支持部材8
に固定されている。アース部材10は支軸4を中
心として軸対称となるように基部10aからそれ
ぞれ立脚した一対のばね部分10b、10bを有
している。ばね部分10bは基部10aから立脚
した部分から更に半径方向外方に伸び且つ先端が
僅かに屈折した自由な外端部10cと、半径方向
内方に伸びて軸4の一部を囲むようにくの字に折
曲がった自由な内端部10dとを有しており、外
端部10cを半径方向内方に押圧すると弾性変形
してその内端部10dが内方に移動して支軸4を
圧接して電気的に確実に接するように形成されて
いる。この内端部10dによる支軸4の圧接を行
なうために、外端部10cは自由な状態、即ち負
荷を取り除いた状態ではその端部が円筒体1の内
周よりも外方に位置するように形成されており(
第2図参照)、フランジ部材2を円筒体1に取り
付ける際に、外端部10cが円筒体1の内周面に
より半径方向内方に押されて内端部10dが支軸
4を圧接する。これにより円筒体1は、アース部
材10、支軸4、軸受け6、6’およびフレーム
7、7’を介して接地される。
アース部を第10の形状は前記した形状に限定さ
れることなく、円筒体へのフランジ部材の取り付
けにより必然的に弾性変形して、円筒体と支軸と
を電気的に連結するような形状であれば良い。
[考案の効果] 以上本考案によれば、フランジ部材の取り付け
に伴って弾性変形するアース部材を設けることに
より簡単な作業により常に確実な感光ドラムの接
地を行なうことができ、組立作業の能率を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電子写真感光ドラムの主
要部を示す断面図、第2図は第1図のアース部材
を説明する平面図である。 1……円筒体、2、3……フランジ部材、4…
…支軸、6、6′……軸受け、7、7′……フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面に感光体を有する中空の導電性円筒体
    と、この円筒体の両端に取り付けられる一対のフ
    ランジ部材と、このフランジ部材に端部を固定さ
    れ前記円筒体内を延在する導電性の支軸と、前記
    フランジ部材の少なくとも一方に半径方向に弾性
    変形可能に取り付けられ、該フランジ部材を前記
    円筒体に取り付けるときにその一端を前記円筒体
    の内面によつて押圧されることにより弾性変形し
    て他端を前記支軸に圧接し前記円筒体と前記支軸
    を電気的に連結する導電性アース部材とを有する
    ことを特徴とする電子写真用感光ドラム。
JP1990049917U 1990-05-15 1990-05-15 電子写真用感光ドラム Expired - Fee Related JP2526621Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275893A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Murata Mach Ltd 画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61105559A (ja) * 1984-10-29 1986-05-23 Toshiba Corp 感光体ドラム
JPH0283572A (ja) * 1988-09-21 1990-03-23 Seiko Epson Corp 感光体ドラムの導通構造

Patent Citations (2)

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