JP2526352Y2 - 缶シーマのガスタレット交換装置 - Google Patents
缶シーマのガスタレット交換装置Info
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- JP2526352Y2 JP2526352Y2 JP9543591U JP9543591U JP2526352Y2 JP 2526352 Y2 JP2526352 Y2 JP 2526352Y2 JP 9543591 U JP9543591 U JP 9543591U JP 9543591 U JP9543591 U JP 9543591U JP 2526352 Y2 JP2526352 Y2 JP 2526352Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は缶シーマ、即ち缶詰の巻
締装置において異なるサイズの缶の巻締めを行なうため
に必要となる重量の大きい部品の交換を容易にする缶シ
ーマのガスタレット交換装置に関するものである。
締装置において異なるサイズの缶の巻締めを行なうため
に必要となる重量の大きい部品の交換を容易にする缶シ
ーマのガスタレット交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の缶シーマの概要を図7及び図8で
説明する。図7において、図示省略の充填機で内容物を
充填された缶胴15は、矢印Aの方向に供給されて蓋供
給ガスタレット1の凹部に嵌めたれ、さらに進んで反対
側から巻締タレット2の凹部で挟まれる。一方缶蓋16
は、棚から前記蓋供給ガスタレット1の凹部に乗せられ
て運ばれ、巻締タレット2との接点部3で缶胴15の上
に載置される。以後缶胴15と缶蓋16は一体となって
次の巻締タレット2に入り巻締ローラによって巻締さ
れ、次いで排出タレット4を経て缶シーマ外に送り出さ
れる。図8は図7におけるF〜F断面を示し、蓋供給ガ
スタレット1は組付ナット6により軸受7を介して吊下
軸5に回転自在に吊り下げられており、また下側は駆動
軸9に固設された駆動フランジ8に複数のボルト10に
よって結合されている。駆動軸9の下部は図示省略のス
プライン継手となっていて、蓋供給ガスタレット1を回
転駆動するが、上下方向には摺動可能となっている。ま
た11は下部軸受ハウジングの一部である。
説明する。図7において、図示省略の充填機で内容物を
充填された缶胴15は、矢印Aの方向に供給されて蓋供
給ガスタレット1の凹部に嵌めたれ、さらに進んで反対
側から巻締タレット2の凹部で挟まれる。一方缶蓋16
は、棚から前記蓋供給ガスタレット1の凹部に乗せられ
て運ばれ、巻締タレット2との接点部3で缶胴15の上
に載置される。以後缶胴15と缶蓋16は一体となって
次の巻締タレット2に入り巻締ローラによって巻締さ
れ、次いで排出タレット4を経て缶シーマ外に送り出さ
れる。図8は図7におけるF〜F断面を示し、蓋供給ガ
スタレット1は組付ナット6により軸受7を介して吊下
軸5に回転自在に吊り下げられており、また下側は駆動
軸9に固設された駆動フランジ8に複数のボルト10に
よって結合されている。駆動軸9の下部は図示省略のス
プライン継手となっていて、蓋供給ガスタレット1を回
転駆動するが、上下方向には摺動可能となっている。ま
た11は下部軸受ハウジングの一部である。
【0003】ここで異なるサイズの缶の巻締めを行なう
ためには、蓋供給ガスタレット1を交換する必要がある
が、従来行なわれている交換作業の手順は次の通りであ
った。先ず缶シーマ装置の機能により吊下軸5を所要高
さまで上昇させ、図示しないカバーの扉をあける。次に
ボルト10を弛めて駆動フランジ8を蓋供給ガスタレッ
ト1から取り外すと、駆動フランジ8は駆動軸9と共に
自重によって2点鎖線で示す位置まで降下して止まる。
次いで作業員2人で蓋供給ガスタレットを下から支えな
がら組付ナット6を弛めて取り外し蓋供給ガスタレット
1を機外に取り出す。次に新しい蓋供給ガスタレット1
を作業員2人で吊下軸5の下に持って行き、下から支え
ながら組付ナット6で吊下軸5に取付けると共に、駆動
フランジ8を持ち上げて蓋供給ガスタレット1に当接さ
せ、これを支えながらボルト10で蓋供給ガスタレット
1と連結する。
ためには、蓋供給ガスタレット1を交換する必要がある
が、従来行なわれている交換作業の手順は次の通りであ
った。先ず缶シーマ装置の機能により吊下軸5を所要高
さまで上昇させ、図示しないカバーの扉をあける。次に
ボルト10を弛めて駆動フランジ8を蓋供給ガスタレッ
ト1から取り外すと、駆動フランジ8は駆動軸9と共に
自重によって2点鎖線で示す位置まで降下して止まる。
次いで作業員2人で蓋供給ガスタレットを下から支えな
がら組付ナット6を弛めて取り外し蓋供給ガスタレット
1を機外に取り出す。次に新しい蓋供給ガスタレット1
を作業員2人で吊下軸5の下に持って行き、下から支え
ながら組付ナット6で吊下軸5に取付けると共に、駆動
フランジ8を持ち上げて蓋供給ガスタレット1に当接さ
せ、これを支えながらボルト10で蓋供給ガスタレット
1と連結する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のガスタレット交
換装置では、缶シーマのカバーの扉を開いた内側の狭い
場所で、重量の大きい蓋供給ガスタレットを作業員2人
で支えながら組付ナットの締め付け及び弛め作業、又は
重量の大きい駆動フランジと駆動軸を持ち上げて支えな
がらボルトの締付け作業をするため、作業者の肉体的負
担が大きく、また作業時間がかかるという問題があっ
た。本考案は前記従来の問題を解決しようとするもので
ある。
換装置では、缶シーマのカバーの扉を開いた内側の狭い
場所で、重量の大きい蓋供給ガスタレットを作業員2人
で支えながら組付ナットの締め付け及び弛め作業、又は
重量の大きい駆動フランジと駆動軸を持ち上げて支えな
がらボルトの締付け作業をするため、作業者の肉体的負
担が大きく、また作業時間がかかるという問題があっ
た。本考案は前記従来の問題を解決しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、缶シ
ーマのガスタレットに隣接した基板の上に軸を鉛直に立
設してなるスタンド、同軸の外周に嵌接され回転及び昇
降自在な円筒と、同円筒に水平に片持梁状に固設された
アーム板よりなるアーム、同アームの下方において前記
基板上に鉛直に立設された空圧シリンダと、同空圧シリ
ンダに直角に螺止され前記円筒と係合して回転を阻止さ
れているリフタ板よりなるリフタを備え、かつ前記アー
ムとガスタレットとの直接の接触を避けるために同アー
ムの先端に設けた同タレットの受座に嵌められる輪形の
パッドと、前記基板とアームの円筒間及びリフタ板とア
ーム板間に夫々挿入されるスペーサを用い、同アーム及
びスペーサの上面でガスタレット及び同ガスタレットの
駆動軸に固設された駆動フランジを支えるために同アー
ム及びスペーサを特定の高さで停止させ、この位置でガ
スタレットの着脱ができるようにすると共に、前記アー
ムを回転してガスタレットを引き出せるようにしてなる
もので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
ーマのガスタレットに隣接した基板の上に軸を鉛直に立
設してなるスタンド、同軸の外周に嵌接され回転及び昇
降自在な円筒と、同円筒に水平に片持梁状に固設された
アーム板よりなるアーム、同アームの下方において前記
基板上に鉛直に立設された空圧シリンダと、同空圧シリ
ンダに直角に螺止され前記円筒と係合して回転を阻止さ
れているリフタ板よりなるリフタを備え、かつ前記アー
ムとガスタレットとの直接の接触を避けるために同アー
ムの先端に設けた同タレットの受座に嵌められる輪形の
パッドと、前記基板とアームの円筒間及びリフタ板とア
ーム板間に夫々挿入されるスペーサを用い、同アーム及
びスペーサの上面でガスタレット及び同ガスタレットの
駆動軸に固設された駆動フランジを支えるために同アー
ム及びスペーサを特定の高さで停止させ、この位置でガ
スタレットの着脱ができるようにすると共に、前記アー
ムを回転してガスタレットを引き出せるようにしてなる
もので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
【0006】
【作用】基板とアームの円筒の間にスペーサを挿入する
と共に、アームのガスタレットの受座にパッドを嵌め、
またリフタ板とアーム板間にスペーサを挿入し、リフタ
を上昇させてパッドをガスタレットの直下に上昇させ
る。次いでリフタを下降させるとアームはスペーサの上
に乗り、他方のスペーサはアームから離れる。次いでア
ームを回転させて蓋供給ガスタレットを降ろし、次に必
要なガスタレットを乗せる。次にアームを元の位置に回
転して戻し、リフタを上昇させてガスタレットを吊下軸
に取付ける。これによって重量の大きい蓋供給ガスタレ
ットや駆動フランジの昇降及び支え作業を人手を必要と
することなく実施できる。
と共に、アームのガスタレットの受座にパッドを嵌め、
またリフタ板とアーム板間にスペーサを挿入し、リフタ
を上昇させてパッドをガスタレットの直下に上昇させ
る。次いでリフタを下降させるとアームはスペーサの上
に乗り、他方のスペーサはアームから離れる。次いでア
ームを回転させて蓋供給ガスタレットを降ろし、次に必
要なガスタレットを乗せる。次にアームを元の位置に回
転して戻し、リフタを上昇させてガスタレットを吊下軸
に取付ける。これによって重量の大きい蓋供給ガスタレ
ットや駆動フランジの昇降及び支え作業を人手を必要と
することなく実施できる。
【0007】
【実施例】以下本考案を図面の実施例について説明する
と、図1〜図6は本考案の実施例を示す。先ず図1及び
図2において、20はスタンドで、基板21と同基板2
1に鉛直に立設された軸22で構成されており、同基板
21にはストッパ板23がねじ止めされている。30は
アームで前記軸22に回転及び昇降自在に嵌接された円
筒31と、同円筒31に水平に片持梁状に固設されたア
ーム板32と、同アーム板32の先端に固定された半円
筒33とより構成されている。34は円筒31内に固設
された軸受、35はアーム30の回転止め用のストッパ
ピンで、同ストッパピン35が前記ストッパ板23に当
たると回転が停止するようになっている。40はリフタ
で、空圧シリンダ41と、同シリンダ41の駆動軸41
aに直角に螺止されたリフタ板42とより構成され、前
記スタンドの基板21に鉛直に立設されている。リフタ
板42は一端には回転止め用の半円形の切り欠き42a
を設けて前記円筒31の外周に遊嵌装し、他端にはスト
ッパピン43が設けられている。この他に別部品として
図3に示す樹脂製のパッド51と、スペーサ52及び5
3がある。パッド51は図1及び図2中に2点鎖線で示
すように、アーム30の先端の半円筒33に嵌合して同
半円筒33と蓋供給ガスタレット1が直接接触するのを
防ぐと共に、同蓋供給ガスタレット1がアーム30から
脱落するのを防止する為のものであり、スペーサ52及
び53は作業に必要な高さを調整するためのものであ
る。
と、図1〜図6は本考案の実施例を示す。先ず図1及び
図2において、20はスタンドで、基板21と同基板2
1に鉛直に立設された軸22で構成されており、同基板
21にはストッパ板23がねじ止めされている。30は
アームで前記軸22に回転及び昇降自在に嵌接された円
筒31と、同円筒31に水平に片持梁状に固設されたア
ーム板32と、同アーム板32の先端に固定された半円
筒33とより構成されている。34は円筒31内に固設
された軸受、35はアーム30の回転止め用のストッパ
ピンで、同ストッパピン35が前記ストッパ板23に当
たると回転が停止するようになっている。40はリフタ
で、空圧シリンダ41と、同シリンダ41の駆動軸41
aに直角に螺止されたリフタ板42とより構成され、前
記スタンドの基板21に鉛直に立設されている。リフタ
板42は一端には回転止め用の半円形の切り欠き42a
を設けて前記円筒31の外周に遊嵌装し、他端にはスト
ッパピン43が設けられている。この他に別部品として
図3に示す樹脂製のパッド51と、スペーサ52及び5
3がある。パッド51は図1及び図2中に2点鎖線で示
すように、アーム30の先端の半円筒33に嵌合して同
半円筒33と蓋供給ガスタレット1が直接接触するのを
防ぐと共に、同蓋供給ガスタレット1がアーム30から
脱落するのを防止する為のものであり、スペーサ52及
び53は作業に必要な高さを調整するためのものであ
る。
【0008】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、図1は本考案の実施例を示すガスタ
レット交換装置を使用しないときの状態で、円筒31の
下端は基板21に当接しており、ストッパピン35がス
トッパ板23に係合して回転しないように止められてい
る。蓋供給ガスタレット1を交換する時は、缶シーマ本
体に備えられた機能で、先ず蓋供給ガスタレット1の所
定の高さ(例えば50mm)持ち上げた状態にした後、次
の手順で行なう。
作用を説明すると、図1は本考案の実施例を示すガスタ
レット交換装置を使用しないときの状態で、円筒31の
下端は基板21に当接しており、ストッパピン35がス
トッパ板23に係合して回転しないように止められてい
る。蓋供給ガスタレット1を交換する時は、缶シーマ本
体に備えられた機能で、先ず蓋供給ガスタレット1の所
定の高さ(例えば50mm)持ち上げた状態にした後、次
の手順で行なう。
【0009】この点を図4〜図6により説明すると、図
4(a)は図1と同様に本交換装置を利用しない時の状
態を示している。先ず図4(a)の如くアーム30を円
筒31と共に、人手で持ち上げ、スペーサ52を円筒3
1の下端に横から差込み、アーム30を降ろして円筒3
1をスペーサ52の上に乗せて止める(図4(b))。
次にアーム30の半円筒33に図4(b)の如くパッド
51を嵌め、更にスペーサ53をリフタ40のリフタ板
42に図4(b)のように乗せ、スペーサ53の下面の
穴53aを空圧シリンダ41の駆動軸41aに嵌める。
次にリフタ40を図5(c)の如く上昇させる。即ち、
空圧シリンダ41を作動させると、その駆動軸41aが
上部に伸び、リフタ40上にあるスペーサ53がアーム
30を押し上げるため、パッド51は蓋供給ガスタレッ
ト1の直ぐ下にくる。次に図8に示す駆動フランジ8の
取付ボルト10を弛め、同ボルトを全部外すと、駆動フ
ランジ8は図5(d)の如く駆動軸9と共に自重で下が
り、蓋供給ガスタレット1を吊下げている組付ナット6
が現れる。次に組付ナット6を弛めて外すと、蓋供給ガ
スタレット1は吊下軸5から離れてパッド51の上に乗
る。次いでリフタ40を下降させると、アーム30の円
筒31はスペーサ52の上に図6(e)如く乗って止ま
り、スペーサ53はアーム30から離れる。次にアーム
30のアーム板32を図2の2点鎖線の如く回転させて
蓋供給ガスタレット1を図2に示すA位置よりB位置に
引き出す(図6(e))。この位置で蓋供給ガスタレッ
ト1を降ろし、次に必要な蓋供給ガスタレットを乗せ
る。次にアーム30を回転して元のA位置に戻し、リフ
タ40の空圧シリンダ41を作動させ、駆動軸41aを
上昇させて図5(d)の状態にして組付ナット6で蓋供
給ガスタレット1を吊下軸5に取付ける。次にリフタ4
0を図6(e)と同じ位置まで下降させてパッド51を
取外し、スペーサ53を180°回転させて下面の穴5
3bをストッパピン43に嵌める。次いでリフタ40を
上昇させると、スペーサ53の下段53cが駆動フラン
ジ8と係合してこれを蓋供給ガスタレット1の直ぐ下ま
で持ち上げて、図6(f)の状態になる。次いでボルト
10で駆動フランジ8と蓋供給ガスタレット1を結合し
た後、スペーサ52及び53を取り外して図4(a)の
状態に戻す。
4(a)は図1と同様に本交換装置を利用しない時の状
態を示している。先ず図4(a)の如くアーム30を円
筒31と共に、人手で持ち上げ、スペーサ52を円筒3
1の下端に横から差込み、アーム30を降ろして円筒3
1をスペーサ52の上に乗せて止める(図4(b))。
次にアーム30の半円筒33に図4(b)の如くパッド
51を嵌め、更にスペーサ53をリフタ40のリフタ板
42に図4(b)のように乗せ、スペーサ53の下面の
穴53aを空圧シリンダ41の駆動軸41aに嵌める。
次にリフタ40を図5(c)の如く上昇させる。即ち、
空圧シリンダ41を作動させると、その駆動軸41aが
上部に伸び、リフタ40上にあるスペーサ53がアーム
30を押し上げるため、パッド51は蓋供給ガスタレッ
ト1の直ぐ下にくる。次に図8に示す駆動フランジ8の
取付ボルト10を弛め、同ボルトを全部外すと、駆動フ
ランジ8は図5(d)の如く駆動軸9と共に自重で下が
り、蓋供給ガスタレット1を吊下げている組付ナット6
が現れる。次に組付ナット6を弛めて外すと、蓋供給ガ
スタレット1は吊下軸5から離れてパッド51の上に乗
る。次いでリフタ40を下降させると、アーム30の円
筒31はスペーサ52の上に図6(e)如く乗って止ま
り、スペーサ53はアーム30から離れる。次にアーム
30のアーム板32を図2の2点鎖線の如く回転させて
蓋供給ガスタレット1を図2に示すA位置よりB位置に
引き出す(図6(e))。この位置で蓋供給ガスタレッ
ト1を降ろし、次に必要な蓋供給ガスタレットを乗せ
る。次にアーム30を回転して元のA位置に戻し、リフ
タ40の空圧シリンダ41を作動させ、駆動軸41aを
上昇させて図5(d)の状態にして組付ナット6で蓋供
給ガスタレット1を吊下軸5に取付ける。次にリフタ4
0を図6(e)と同じ位置まで下降させてパッド51を
取外し、スペーサ53を180°回転させて下面の穴5
3bをストッパピン43に嵌める。次いでリフタ40を
上昇させると、スペーサ53の下段53cが駆動フラン
ジ8と係合してこれを蓋供給ガスタレット1の直ぐ下ま
で持ち上げて、図6(f)の状態になる。次いでボルト
10で駆動フランジ8と蓋供給ガスタレット1を結合し
た後、スペーサ52及び53を取り外して図4(a)の
状態に戻す。
【0010】
【考案の効果】以上詳細に説明した如く本考案は構成さ
れているので、従来狭い場所で2人掛かりで重量を支え
ながら行なっていた蓋供給ガスタレットの組付ナットの
締付けおよび弛め作業を、1人で行なうことができる。
また従来の駆動フランジの取付けでは、重量の大きい駆
動フランジを人が手で持ち上げ、支えながらボルトを締
めていたが、持ち上げと支えに人手を必要としなくなる
ばかりでなく、作業が楽になると共に、危険な重労働か
ら解放できる。
れているので、従来狭い場所で2人掛かりで重量を支え
ながら行なっていた蓋供給ガスタレットの組付ナットの
締付けおよび弛め作業を、1人で行なうことができる。
また従来の駆動フランジの取付けでは、重量の大きい駆
動フランジを人が手で持ち上げ、支えながらボルトを締
めていたが、持ち上げと支えに人手を必要としなくなる
ばかりでなく、作業が楽になると共に、危険な重労働か
ら解放できる。
【図1】本考案の実施例に係るガスタレット交換装置の
1部断面正面図である。
1部断面正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の装置の付属品であるパッド、スペーサの
斜視図である。
斜視図である。
【図4】本考案におけるガスタレット交換手順の説明図
である。
である。
【図5】図4に続くガスタレット交換手順の説明図であ
る。
る。
【図6】図5に続くガスタレット交換手順の説明図であ
る。
る。
【図7】従来の缶シーマの斜視図である。
【図8】図7のF〜F断面図である。
1 ガスタレット 20 スタンド 21 基板 22 軸 30 アーム 31 円筒 32 アーム板 40 リフタ 41 空圧シリンダ 41a 駆動軸 42 リフタ板 42a 半円形の切り欠き 51 パッド 52 スペーサ(基板のアームの間) 53 スペーサ(リフタ板をアーム板の間)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 楠 芳一 名古屋市中村区岩塚町字九反所60番の1 中菱エンジニアリング株式会社内 審査官 鈴木 毅 (56)参考文献 特開 平1−181621(JP,A) 実開 平1−103624(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 缶シーマのガスタレットに隣接した基板
の上に軸を鉛直に立設してなるスタンド、同軸の外周に
嵌接され回転及び昇降自在な円筒と、同円筒に水平に片
持梁状に固設されたアーム板よりなるアーム、同アーム
の下方において前記基板上に鉛直に立設された空圧シリ
ンダと、同空圧シリンダに直角に螺止され前記円筒と係
合して回転を阻止されているリフタ板よりなるリフタを
備え、かつ前記アームとガスタレットとの直接の接触を
避けるために同アームの先端に設けた同タレットの受座
に嵌められる輪形のパッドと、前記基板とアームの円筒
間及びリフタ板とアーム板間に夫々挿入されるスペーサ
を用い、同アーム及びスペーサの上面でガスタレット及
び同ガスタレットの駆動軸に固設された駆動フランジを
支えるために同アーム及びスペーサを特定の高さで停止
させ、この位置でガスタレットの着脱ができるようにす
ると共に、前記アームを回転してガスタレットを引き出
せるようにしたことを特徴とするガスタレット交換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9543591U JP2526352Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 缶シーマのガスタレット交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9543591U JP2526352Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 缶シーマのガスタレット交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539730U JPH0539730U (ja) | 1993-05-28 |
JP2526352Y2 true JP2526352Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=14137621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9543591U Expired - Fee Related JP2526352Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 缶シーマのガスタレット交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526352Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP9543591U patent/JP2526352Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0539730U (ja) | 1993-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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