JP4482201B2 - タイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置、およびタイヤの装着方法またはタイヤの取脱方法 - Google Patents

タイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置、およびタイヤの装着方法またはタイヤの取脱方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置、およびタイヤの装着方法またはタイヤの取脱方法に関し、特に大型バス、トラック等の空気入タイヤ、またはムクタイヤをホイールに着脱する移動式のタイヤ着脱装置に対してタイヤとホイール等の物品をタイヤの着脱に際して自動的に上昇したり、降下させることによりタイヤの着脱の作業効率を労力を要さず効率化させるようにした。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、特に大型バス、トラック等の空気入タイヤ、またはフォーク・リフト等に使用するムクタイヤをホイールに対して着脱させるタイヤの着脱装置を長年、研究・開発して巷に公表した結果、好評を博している。
このタイヤの着脱装置として従来、例えば図14ないし図16に示すものがある。
すなわち、タイヤaとホイールb等の物品の載置基準面Lとなる加工テーブルcの下面に駆動シリンダdを固定し、該加工テーブルcの略中央に設けた開口c1 を貫通して伸縮自在に筒状のピストンeを設け、該ピストンeに対して伸縮自在に且つ係止可能にセット螺杆fをけた駆動部K′を備え、タイヤaの装着時または取脱時にホイールbを支持し加工テーブルc上に配置される径が長短異径の少なくとも二種類の支持リングr1 ,r2 と前記セット螺杆fの端部にナットnを螺合して係止され、タイヤaを押圧する着脱リングg1 ,g2 とを選択、使用してタイヤaとホイールbとの着脱を行う。
hはチェン・ブロックiを備えるホイストであり、タイヤaはこのホイストhによりフックj,jを両端に装着するワイヤーwやタイヤ・ハンガーt,t等の用具を用いて加工テーブルcに昇降操作される。kはタイヤaの装着時の緩みを防止するために、ホイールbの外鍔部b1 内に係止させるロックリングであり、lはロックリングkに重設されるリングである。
そして、タイヤaの装着時には、先ず加工テーブルc上に載置した支持リングr1 に鍔部b2 を載せてホイールbをピストンeを略中心に支持し、次いでホイールb上にタイヤaをフックj,jを両端に装着するワイヤーwやタイヤ・ハンガーt,t等の用具とチェン・ブロックiを備えるホイストhを用いて持ち上げることにより略同心円的に載置する。その後、ピストンeに対してセット螺杆fを手動にて上昇させてから90°回転させてセット螺杆fの周側面に設けたスピルf1 の下面をピストンeの上面に係止させる。そしてタイヤaの上に55Kg以上もの重量が大きな着脱リングg1 を手で持ち上げてセット螺杆fに取付けなければならなかった。
このようにしてセット作業を完了してから、駆動シリンダdの内室を減圧し、外室を加圧することによりピストンeとともにセット螺杆fを降下させ、セット螺杆fに係止した着脱リングg1 によりタイヤaを押圧、変形させ、加工テーブルc上に備えた支持リングr1 に支持されているホイールbにタイヤaを圧入させる。その後、ロックリングkをホイールbの外鍔部b1 内に係止することによりリングlを重設して緩みを防止する。
またタイヤaの取脱には、図16に示すようにピストンe、セット螺杆fを略中心として加工テーブルc上に小径の支持リングr2 を載置する。その後、支持リングr2 にホイールbを圧入し既にロックリングkとリングlとを外されているタイヤaを上下反転させて載置することにより支持する。次いで前記駆動操作と同様に上昇されたピストンeに係止されているセット螺杆fへ着脱リングg2 を同様に手で持ち上げることによりセットする。それから、駆動シリンダdの内室を減圧し、外室を加圧することにより駆動シリンダdを駆動してセット螺杆fをピストンeと一緒に降下させ、着脱リングg2 によりタイヤaを押圧して圧縮、変形させ、ホイールbからタイヤaを取外す。
その後、ナットnをセット螺杆fから螺退し、加工テーブルc上からホイールbを外したタイヤaを取り去り、ホイールbからのタイヤaの取脱を終える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のタイヤの着脱装置においては、タイヤaの装着時には床面F上のタイヤaにワイヤーwの両端に備えたフックj,jが係脱可能なタイヤ・ハンガーt,tを係止し、このワイヤーwをホイストhのような機器を用いて加工テーブルcに対してタイヤaの装着時に必要な所定高さH′以上に吊り上げる。次いで、吊り上げたままタイヤaを略水平方向Y′に押圧して加工テーブルcの真上に移動させなければならない。この際、タイヤaはホイストhのような機器やワイヤーw、フックj,j、タイヤ・ハンガーt,t等の用具を用いて吊り上げられ、タイヤaに押圧力を与えることにより略水平方向Y′に移動されるので、押圧した時にタイヤaが左右に揺動し易くなって吊り上げが不安定になるため、タイヤaがフックj,jやタイヤ・ハンガーt,tの係止から脱落したり、しかもタイヤaに押圧力を与えた場合の反動により、タイヤaが作業者に衝突して怪我をする等の危険を生ずることがあった。
それからタイヤaを加工テーブルcに載置した支持リングr1 に支持されているホイールbに対して軸合わせを行い、そしてホイールbに向かって降下させる。その後、タイヤaの上に手で持ち上げることにより50〜60Kg以上もの重い着脱リングg1 を載置する。次いでセット螺杆fにナットnを螺合することによりこのナットnに着脱リングg1 を係止してタイヤaの装着時のセット作業をなす必要があるので、セット作業には多くの時間と労力とがかかる。そしてタイヤaをホイールbに対して圧入することによりタイヤaの装着操作後には重量が50〜60Kgもの重い着脱リングg1 を手で取外してからワイヤーwのような用具やホイストhのような機器を用いてタイヤaを再び吊り上げなければならない。しかも、加工テーブルcから離れるように略水平方向Y′へ旧位に再びタイヤaを移動させ、その後に床面Fにタイヤaを降下させる必要があるので、タイヤaの装着操作に多くの工程を要し、多くの時間と労力がかかり、作業効率が悪かった。
またタイヤaの取脱時にも同様にホイールbが圧入されたタイヤaを加工テーブルc上に備えた支持リングr2 にワイヤーwの両端に設けたフックj,jを介してタイヤ・ハンガーt,tのような用具やホイストhのような機器を用いて吊り上げたり、加工テーブルcに対して略水平方向Y′に移動させたり、さらにはホイストhのような機器を用いて上昇したりまたは降下させる必要があり、タイヤaの取脱作業には多くの工程を要して多くの時間と労力が必要になり、作業効率が悪かった。
【0004】
そこで本発明は上記従来の不都合を解決し、タイヤの装着時および取脱時の工程数が少なく、多くの時間および労力がかからず効率的にかつ自動的にしかも安全にタイヤの装着および取脱が行えるタイヤの着脱装置における物品搬入・排出装置、およびタイヤの装着方法またはタイヤの取脱方法を提供しようとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、タイヤとホイール等の物品の載置基準面となる加工テーブルの下面に駆動シリンダを固定し、該加工テーブルの略中央に設けた開口を貫通して伸縮自在に筒状のピストンを設け、前記ピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能にセット螺杆を設けた駆動部を備え、タイヤの装着時または取脱時にホイールを支持し加工テーブル上に配置される径が長短異径の少なくとも二種類の支持リングと前記セット螺杆の端部に係止され、タイヤを押圧する着脱リングとを選択、使用してタイヤとホイールとの着脱を行うタイヤ着脱装置に近接して設置される物品搬入・搬出装置において、加工テーブルに近接して床面に配置する基盤上に略垂直方向に立設した案内杆と、シリンダ・ロッドが略垂直方向に上下動可能になる駆動源としての昇降シリンダと、前記シリンダ・ロッドに連設されセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに前記案内杆に対して上下動自在に設けられる昇降杆と、セット螺杆を受入れるかまたは退出させる空間部を残した外形形状をなし前記昇降杆に継手部を介して略水平方向に枢動可能に取付けられる支持枠とから成り、該支持枠は前記継手部の垂直軸部を介してセット螺杆に対する上昇限界位置以上または床面上にて略水平方向に移動可能に設けられることを特徴とするという手段を採用した。
【0006】
また本発明の請求項2は、請求項1において前記昇降杆に取付けられる支持枠は昇降シリンダのシリンダ・ロッドの伸縮に伴って加工テーブルの下方に床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに上下動自在に設けられるという手段を採用した。
【0007】
また本発明の請求項3は、請求項1または請求項2の何れかにおいて支持枠は、昇降杆に対する継手部に略水平方向へ該支持枠を枢動させる垂直軸部を1つの隅角部付近に設け、平面外形形状が第1の短辺部と第1の長辺部とを前記隅角部を挟んで略直角に連設し、第1の前記短辺部に対向して第2の長辺部を第1の前記長辺部に略直角に連設し、第2の短辺部を第2の前記長辺部に略直角に連設することにより加工テーブルに近接する一辺側がセット螺杆を受入れるかまたは退出させる開放された開放部を有する略L字形に形成されることを特徴とするという手段を採用した。
【0008】
また本発明の請求項4は、請求項1、または請求項2、請求項3の何れかにおいて支持枠には、タイヤ径の大小に応じて径が相違され一側がセット螺杆を受入可能または退出可能に開放された切除円孔を有する数種の支持板を選択して着脱可能に載置、使用することを特徴とするという手段を採用した。
【0009】
また本発明の請求項5は、請求項1、または請求項2、請求項4の何れかにおいて支持枠は、内部の空間部にセット螺杆を受入れるかまたは退出させるように継手部の垂直軸部を中心に開閉可能に設けられることを特徴とするという手段を採用した。
【0010】
また本発明の請求項6は、請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて支持枠は、昇降杆に対して略水平方向に継手部の垂直軸部を略中心として枢動可能に一隅角部が取付けられ、継手部の外側にはストッパ材が衝合可能に設けられ、該ストッパ材は進退調整可能に設けられることを特徴とするという手段を採用した。
【0011】
また本発明の請求項7は、請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6の何れかにおいて支持枠は、床面に対する支持枠の設置高さを調整可能な3個以上の複数個のねじ脚を下面に螺挿したことを特徴とするという手段を採用した。
【0012】
また本発明の請求項8は、請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7の何れかにおいて基盤上に略垂直方向に立設される案内杆はH形鋼材にて形成され、該H形鋼材の背部一側に昇降シリンダは略垂直方向へ縦長に取付けられ、該H形鋼材の一側の開放凹条部内に前記昇降杆は昇降自在に配挿されるとともに該昇降杆の下端は前記開放凹条部の内壁に摺動自在になるコロ軸受材を介して昇降可能に支持され、昇降杆の上端と前記昇降シリンダのシリンダ・ロッドとは連結部材とボルトやナットよりなる取付部品とを用いて連結されることを特徴とするという手段を採用した。
【0013】
また本発明の請求項9は、タイヤの装着時には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤの上面には着脱リングを相互に軸芯を略一致するように載置し、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リングを上面に載置して該支持リング上にホイールを載置する工程と、支持枠上に載置されたタイヤと該タイヤ上に載置された着脱リングとを加工テーブル下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで支持枠毎一緒に上昇する工程と、次いで支持枠毎タイヤと該タイヤの着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に支持リングにより支持されているホイールに対して略水平方向に上方へと移動させて前記加工テーブルの略中央に設けた開口に貫通する筒状のピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致させる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧してセット螺杆を降下させることにより着脱リングでタイヤをホイールの方向に押圧してタイヤをホイールに圧入する工程とから成るという手段を採用した。
【0014】
また本発明の請求項10は、タイヤの取脱時には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤが圧入されているホイールとを反転して載置するとともに着脱リングをタイヤの上に載置させ、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リングを載置する工程と、支持枠上に載置されたタイヤと該タイヤに圧入されているホイールとタイヤに載置された着脱リングとを支持枠毎一緒に加工テーブルの下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで上昇させる工程と、次いで支持枠毎タイヤとホイールと着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に載置されている支持リングに対して略水平方向に上方へと移動させ、支持リングにホイールを降下することにより前記加工テーブルの略中央に設けた開口に貫通する筒状のピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致させる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧してセット螺杆をシリンダ・ロッドと一緒に降下させることにより着脱リングでタイヤを押圧してホイールから取脱させる工程とから成るという手段を採用した。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の具体例を図面を参照して説明する。
図1ないし図13は本発明の一実施態様を示し、1はタイヤ着脱装置であり、このタイヤ着脱装置1はタイヤ2とホイール3等の物品の載置基準面Lとなる加工テーブル4の下面に駆動シリンダ5を固定し、該加工テーブル4の略中央に設けた開口を貫通して伸縮自在に筒状のピストン6を設け、該ピストン6に対して伸縮自在に且つ係止可能にセット螺杆7を設けた駆動部8を備えている。そしてこのタイヤ着脱装置1では、タイヤ2の装着時または取脱時にホイール3を支持し加工テーブル4上に配置される径が長短異径の少なくとも二種類の支持リング9,9′と前記セット螺杆7の端部に係止され、タイヤ2を押圧する着脱リング10,10′とを選択、使用してタイヤ2とホイール3との着脱を行う点は従来のタイヤ着脱装置と同様である。
【0016】
しかしながら、本実施態様では加工テーブル4に近接して床面Fに配置する基盤K上に略垂直方向Xに立設した後記案内杆16と、シリンダ・ロッド11aが略垂直方向Xに上下動可能になるように案内杆16に取付けられた駆動源としての昇降シリンダ11と、前記シリンダ・ロッド11aに連結部材19を介して取付けられシリンダ・ロッド11aの伸縮に伴って加工テーブル4の下方の床面F上からセット螺杆7の上昇限界位置H1 以上までの間を前記案内杆16に対して所望高さに上下動自在に設けられる昇降杆12と、ピストン6およびセット螺杆7を受入れるかまたは退出させる空間部Tを残して開放部13aを一側に有する外形形状をなし前記昇降杆12に継手部14を介して略水平方向Yに枢動可能に取付けられる支持枠13とから成り、支持枠13は前記継手部14の垂直軸部15を介してセット螺杆7に対する上昇限界位置H1 以上または加工テーブル4の下方の床面F上にて略水平方向Yに移動可能に設けられる。
【0017】
16はタイヤ着脱装置1の前記加工テーブル4に近接して床面Fに配置する基盤K上に取付脚部17を介して略垂直方向に設けられた案内杆であり、この案内杆16はH形鋼材にて形成され、このH形鋼材の背部一側に前記昇降シリンダ11は略垂直方向Xへ縦長に取付けられる。また昇降シリンダ11は油圧形式でも空圧形式でもよく、また昇降シリンダ11は、この実施態様では1m50cm程度の取付高さからシリンダ・ロッド11aが伸縮するように設置される。そしてシリンダ・ロッド11aの伸長ストロークは1m程度に設定されている。
【0018】
また前記昇降杆12は、該H形鋼材の一側に設けられる縦長の開放凹条部16a内に昇降自在に配挿されるとともに該昇降杆12の下端にはコロ軸受材18が設けられる。そして、このコロ軸受材18は開放凹条部16aの内壁16bに摺動自在になることにより昇降杆12は略垂直方向Xに昇降可能に支持される。
【0019】
19は昇降杆12の上端と前記昇降シリンダ11のシリンダ・ロッド11aとを連結するための連結部材であり、この連結部材19は例えば図1および図10に示すようにボルト20,21やナット22a,22bよりなる取付部品を用いて連結される。
【0020】
前記支持枠13は、タイヤ2を着脱する場合にタイヤ2の径φが20インチ以上に大きく重量も大きい場合に後記支持板23A,23Bを用いることなくタイヤ2、ホイール3、着脱リング10等の物品をタイヤ着脱装置1へ搬入・搬出する時に単独に使用される。
そして、前記支持枠13は、図1、図11に示すように昇降杆12に対する継手部14に略水平方向Yへ該支持枠13を枢動させるための垂直軸部15を1つの隅角部付近に設ける。また支持枠13は、鋼材を用いてその平面外形状が第1の短辺部13bと第1の長辺部13cとを前記隅角部を挟んで略直角に連設し、第1の前記短辺部13bに対向して第2の長辺部13dを第1の前記長辺部13cに略直角に連設し、第2の短辺部13eを第2の前記長辺部13dに略直角に連設することにより加工テーブル4に近接する一辺側が開放された開放部13aを有する略L字形に形成される。
【0021】
24は支持枠13を昇降杆12の下端に取付けるために、前記垂直軸部15と交又して継手部14の基端側に配挿される水平軸部である。
【0022】
図11において25は継手部14の外側に設けられたストッパ材であり、このストッパ材25には調整ねじ26が進退調整可能に螺挿されることにより支持枠13を略水平方向Yへ枢動させた時に調整ねじ26の先端部26aが衝合することによって支持枠13の枢動を規制するためのものである。27は支持枠13の適宜個所の下面に螺挿された3個以上の複数個、図示する実施例では3個のねじ脚であり、このねじ脚27,27,27は床面Fに支持枠13を設置する場合に床面Fに対する支持枠13の設置高さhを調整して水平度を設定するためのものである。
【0023】
23A,23Bはタイヤ2の径φの大小に応じて径φ1 が大小相違され、支持枠13を略水平方向Yに枢動した場合にセット螺杆7およびピストン6を受入可能または退出可能にするための空間部T′を内部に残すように一側に開放部28aを有する切除円孔28を設けた数種の支持板である(図12、図23参照)。このうち支持板23Aは、例えばタイヤ2の径φが15インチおよび16インチの時にタイヤ着脱装置1にてタイヤ2の着脱を行うのに、タイヤ2、ホイール3、着脱リング10,10′等の物品をタイヤ着脱装置1に搬入したり、搬出するのに支持枠13の上面に載置して使用される。また支持板23Bはタイヤ2の径φが8インチ、9インチ、10インチ、12インチの時にタイヤ着脱装置1にてタイヤ2の着脱を行うのに、タイヤ2、ホイール3、着脱リング10,10′等の物品をタイヤ着脱装置1に搬入・搬出するのに支持枠13の上面に載置して選択、使用される。
【0024】
29は昇降シリンダ11を駆動するために、案内杆16に設けられたスイッチパネルであり、このスイッチパネル29にはオン・オフの始動スイッチのほか、上昇用および降下用のハンドバルブが装備される。
【0025】
30はセット螺杆7の端部に着脱リング10,10′を係止するためのナットである。
【0026】
本発明の一実施態様は以上の構成からなり、タイヤ着脱装置1を用いてタイヤ2の着脱を行う場合を以下工程順に説明する。
先ず、タイヤ2の装着時には第1工程として、一方では図2に示すように床面Fに位置する支持枠13(図示では支持枠13に支持板23A,23Bの何れかが載置されている)上にタイヤ2と該タイヤ2の上面には着脱リング10を相互に軸芯I1 ,I2 を略一致するように載置する。
【0027】
この際、タイヤ2の径φが20インチ以上に大きく重量が約200Kg以上と大きい場合には図示とは異なりタイヤ2を直接、支持枠13上に載置し、しかもこのタイヤ2の上に着脱リング10を載置する。またタイヤ2の径φが15インチおよび16インチと小さく重量が約100Kg程度の軽量の時には支持枠13上に図12に示すような支持板23Aを、さらにタイヤ2の径φが8インチ、9インチ、10インチ、12インチと小径で重量も一層軽量の約30kg程度の時には同様に支持枠13の上に図13に示すような支持板23Bを選択して載置する。そして、これらの支持板23A,23Bの何れかの上に夫々タイヤ2を載置し、該タイヤ2の上に着脱リング10を載置する。この時、タイヤ2を支持板23A,23Bに載置するのには、支持板23A,23Bの上面にタイヤ2の径φに応じた目印を付しておけばタイヤ2の載置位置が一目にて分かり、支持板23A,23Bに対するタイヤ2の中心出しが容易になる。
また他方ではタイヤ着脱装置1の加工テーブル4には大径の支持リング9を載置して該支持リング9にホイール3を載置する。
【0028】
この際、タイヤ着脱装置1のセット螺杆7を筒状のピストン6に対して手動にて伸長して周面周りに略90°回動することによりスピル(図には示さず)を係止させて上昇限界位置H1 まで伸長させておく。この時、ピストン6およびセット螺杆7を支持リング9およびホイール3の略中心に位置させておく。
【0029】
そして、第2工程としてスイッチパネル29に設けたハンドバルブを上昇方向に切り換えると、昇降シリンダ11が駆動されてシリンダ・ロッド11aが伸長するので、このシリンダ・ロッド11aの上端に連結板19およびボルト20,21やナット22a,22b等の取付部品を介して上端が連結されている昇降杆12はH形鋼材により形成された案内杆16の一側に設けた開放凹条部16a内に下端に設けたコロ軸受材18が摺動して案内されるため、前記工程において支持枠13等の上に載置されているタイヤ2と該タイヤ2に載置された着脱リング3とを支持枠13毎一緒に加工テーブル4の下方の床面F上からセット螺杆7の上昇限界位置H1 以上まで上昇し、停止される。
【0030】
この際、物品としてタイヤ2の径φが20インチ以上と大きく重量が約200Kg以上と大きい場合には支持枠13を単独使用することによりタイヤ2を支持する。またタイヤ2の径φが15インチまたは16インチとやや小径になり、重量も約100Kg程度と軽量である場合には支持枠13の上に載置した図12に示すような支持板23Aの上にタイヤ2を載置する。またタイヤ2の径φが8インチ、9インチ、10インチ、12インチと小さく重量が約30Kg程度と軽量である場合には取扱易くなるので、図13に示すような支持板23Bを選択して支持枠13上に載置することによりタイヤ2および該タイヤ2上に載置された着脱リング10を支持枠13毎床面F上からがたつくことなく安定して迅速かつ確実に自動的に上昇させることがきる。
【0031】
次いで、第3工程として、支持枠13を押圧することにより支持枠13毎タイヤ2と該タイヤ2に載置された着脱リング10とをタイヤ着脱装置1の加工テーブル4の上の支持リング9に支持したホイール3の上方へと略水平方向Yへ移動させることにより、タイヤ着脱装置1の加工テーブル4上へタイヤ2および着脱リング10の物品を搬入してピストン6に対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆7を略中心に相互に軸芯I3 ,I4 を一致させる(図3参照)。
【0032】
この際、支持枠9は基端部が水平軸部24により昇降杆12に取付けられている継手部14に一隅角部が垂直軸部15にて枢着されているので、軽い押圧力を与えるだけの簡単な取扱操作により従来のようにフック付きのワイヤーのような用具やホイストのような機器を用いたり、人力によりタイヤ2等の物品を床面から持ち上げるのとは異なり支持枠13はセット螺杆7の上昇限界位置H1 以上に自動的に上昇されてから垂直軸部15を略中心にタイヤ2および着脱リング10をがたつきや脱落がなく安定して支持した状態で略水平方向Yに迅速かつ確実に回動することができる(図1、図11参照)。
【0033】
その後昇降シリンダ11を駆動して支持枠13毎タイヤ2および着脱リング10を支持したまま降下させることにより、支持枠13、タイヤ2、着脱リング10の略中心にタイヤ着脱装置1のピストン6およびセット螺杆7を挿入し、タイヤの装着操作の物品の組付が自動的に行える。
【0034】
この際、支持枠13は、図1、図11に示すように平面外形形状が第1の短辺部13bと第1の長辺部13cとを略直角に連設し、第1の前記短辺部13bに対向して第2の長辺部13dを第1の前記長辺部13cに略直角に連設し、第2の短辺部13eを第2の長辺部13dに略直角に連設することによりセット螺杆7を受入れるかまたは退出させる空間部Tを残した外形形状をなすように加工テーブル4に近接する一辺側が開放された開放部13aを有する略L字形に形成され、また必要時には支持枠13上に載置されている支持板23A,23Bの何れかの切除円孔28の一側には開放部28aを設けているので、これらの開放部13a,28aを通じて容易かつ確実に略L字形の支持枠13と支持板23A,23Bの切除円孔28内にセット螺杆7およびピストン6を受入れたり退出させることができ物品相互に微調整が容易且つ確実に行え、物品の略中心にピストン6およびセット螺杆7を位置合わせさせることができる。
【0035】
それから、第4工程として図4に示すようにピストン6に対して上昇限界位置H1 に伸長しているセット螺杆7のねじ部にナット30を螺合することにより該ナット30に着脱リング10を係止させる。
【0036】
その後、第5工程として図5に示すように駆動シリンダ5を加圧してセット螺杆7をピストン6とともに降下させることにより着脱リング10でタイヤ2をホイール3の方向に押圧してタイヤ2をホイール3に圧入する。
【0037】
この際、タイヤ2が直接に載置される支持枠13はセット螺杆7を受入れるかまたは退出させる空間部Tを残すように平面外形形状が略L字形に形成され、またタイヤ2を間接的に支持枠13上に載置する支持板23A,23Bには同様にセット螺杆7を受入れるかまたは退出させるような空間部T′としての切除円孔28が設けられているので、タイヤ2を支持枠13または支持板23A,23Bにて支持したまま駆動シリンダ5のピストン6と同期して昇降シリンダ11のシリンダ・ロッド11aを降下させることにより、着脱リング10にてタイヤ2を押圧してホイール3に圧入することができる。
【0038】
このようにしてホイール3に圧入したタイヤ2をタイヤ着脱装置1から排出するには、第6工程として前記操作とは異なり、セット螺杆7からナット30を取外し、重量が大きな着脱リング10をタイヤ2の上面に載せたままタイヤ2を支持枠13毎、または支持枠13の上面に載置された支持板23Aや支持板23B毎支持して駆動シリンダ5の駆動に同期して昇降シリンダ11を駆動させ、シリンダ・ロッド11aをピストン6とともに下降限界位置H2 以下から再び上昇限界位置H1 以上まで上昇させる。
【0039】
そして、支持枠13を押圧することにより継手部14の垂直軸部15を中心として支持枠13や支持板23A,23Bを略水平方向Yへ旧位に回動させると、セット螺杆7およびピストン6が支持枠13等から退出され、支持枠13をタイヤ着脱装置1から遠避ける。
その後、ハンドバルブを操作して昇降シリンダ11を降下側に切換えることによりシリンダ・ロッド11aを降下させるのに伴い昇降杆12を降下させ、支持枠13を加工テーブル4の下方に位置する床面Fに接地するまで降下させる。このようにして 支持枠13を接地させることによりタイヤ2および着脱リング10をタイヤ着脱装置1から排出し、タイヤ2の取付作業を終了する。
【0040】
次いでタイヤ2からホイール3を取脱するには、先ず第1工程として、図6に示すように一方では加工テーブル4の下方の床面F上に配置する支持枠13の上にタイヤ2と該タイヤ2が圧入されているホイール3とを反転して載置するとともに着脱リング10′をタイヤ2の上に載置する。他方、タイヤ着脱装置1の加工テーブル4上には短径の支持リング9′を載置しておく。
【0041】
この際、タイヤ2の径φが20インチ以上と大きく、重量が200Kg以上と大きい場合には支持枠13に直接タイヤ2を載置するが、ほかの方法としてタイヤ2の径φが15インチまたは16インチとやや小さく重量も約100Kg程度と軽量である場合には支持枠13の上に載せた支持板23Aの上にタイヤ2を載置するか、またタイヤ2の径φが8インチ、9インチ、10インチ、12インチと一層小径であり重量も50〜60Kgと一層軽量である場合には、支持枠13に載せた支持板23Bの上にタイヤ2を載置する。
【0042】
そして、第2工程として、前述のように支持枠13上に載置されたタイヤ2と該タイヤ2が圧入されているホイール3と着脱リング10′とは昇降シリンダ11を駆動して支持枠13毎一緒に加工テーブル4の下方の床面F上からセット螺杆7の上昇限界位置H1 以上まで上昇される。
【0043】
次いで、第3工程として、支持枠13毎タイヤ2とホイール3と着脱リング10′とをがたつきや脱落がなく安定して支持した状態で支持枠13を昇降杆12に取付けた継手部14の垂直軸部15を中心に略水平方向Yに押圧することによりタイヤ着脱装置1の加工テーブル4上に載置されている支持リング9′に対して上方に移動させた(図7参照)後に、昇降シリンダ11のシリンダ・ロッド11aを降下させて支持リング9′にホイール3を降下させ、ピストン6に対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆7を略中心に相互に軸芯I′3 ,I′4 を一致させる。
【0044】
さらに図8に示すように第4工程として、セット螺杆7にナット30を螺合することにより該ナット30に着脱リング10′を係止させる。その後に駆動シリンダ5を加圧してセット螺杆7をピストン6とともに下降限界位置H2 まで降下させることにより着脱リング10′でタイヤ2を押圧してホイール3から取脱する(図9参照)。
【0045】
それから、第5工程としてセット螺杆7からナット30を取外した後に昇降シリンダ11を駆動することによりシリンダ・ロッド11aが延び、ホイール3を取脱したタイヤ2、ホイール3、着脱リング10′毎セット螺杆7の上昇限界位置H1 以上まで上昇させる。それから支持枠13を継手部14の垂直軸部15を中心に略水平方向Yへ旧位へと押圧するだけの簡単な取扱操作により支持枠13や支持板23A,23Bにて支持されたタイヤ2および着脱リング10′をがたつきや脱落がなく安定して支持した状態で移動させてセット螺杆7、ピストン6から遠ざける。
そして、昇降シリンダ11を床面Fに対して下降限界位置H2 以下の床面Fまで降下させ、タイヤ2の取脱操作を終える。
【0046】
上記実施態様の説明では、タイヤ2の装着時または取脱時に加工テーブル4の下方の床面F上においてタイヤ着脱装置1から遠ざかる方向または近接する方向へと略水平方向Yに支持枠13等を枢動操作したり、また支持枠13をセット螺杆7を受入れるかまたは退出させる空間部Tを残す外形形状に形成することによりセット螺杆7の上昇限界位置H1 以上に支持枠13等を上昇させた後にタイヤ着脱装置1に近接する方向または遠ざかる方向に略水平方向Yに手動により移動させているが、支持枠13は上記説明に限らず図には示さないが内部の空間部Tにセット螺杆7等を受入れるかまたは退出させるように継手部14の垂直軸部15を中心として開閉可能に設けることにより空間部Tに対してセット螺杆7およびピストン6を受入れるかまたは退出することもできる。また支持枠13等の略水平方向Yの移動は上記説明のように人力によるのに限らず支持枠13等が上昇位置または降下位置において自動的に行えるようにすることにより人力に頼ることなくさらに効率的にタイヤ2の着脱を行うことができる。
【0047】
また上記説明では、加工テーブル4の下方の床面F上において支持枠13を略水平方向Yに加工テーブル4に対して近接する方向または遠ざかる方向に移動可能に設けているが、これは加工テーブル4上に物品を搬入したり、または加工テーブル4上から物品を搬出するための好適例であって加工テーブル4から低い高さにおいて支持枠13を略水平方向Yに移動させて物品を加工テーブル4に対して搬入したり、搬出する場合にも本発明の適用範囲である。
【0048】
また上記説明では、セット螺杆7をピストン6に係止させるのにセット螺杆7をピストン6に対して90°回転してスピルを係止するが、これに限らず自動的にセット螺杆7をピストン6に係止を行うようにして作業をさらに効率化することもできる。
【0049】
【発明の効果】
本発明の請求項1は以上のようにタイヤとホイール等の物品の載置基準面となる加工テーブルの下面に駆動シリンダを固定し、該加工テーブルの略中央に設けた開口を貫通して伸縮自在に筒状のピストンを設け、前記ピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能にセット螺杆を設けた駆動部を備え、タイヤの装着時または取脱時にホイールを支持し加工テーブル上に配置される径が長短異径の少なくとも二種類の支持リングと前記セット螺杆の端部に係止され、タイヤを押圧する着脱リングとを選択、使用してタイヤとホイールとの着脱を行うタイヤ着脱装置に近接して設置される物品搬入・搬出装置において、加工テーブルに近接して床面に配置する基盤上に略垂直方向に立設した案内杆と、シリンダ・ロッドが略垂直方向に上下動可能になる駆動源としての昇降シリンダと、前記シリンダ・ロッドに連設されセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに前記案内杆に対して上下動自在に設けられる昇降杆と、セット螺杆を受入れるかまたは退出させる空間部を残した外形形状をなし前記昇降杆に継手部を介して略水平方向に枢動可能に取付けられる支持枠とから成り、該支持枠は前記継手部の垂直軸部を介してセット螺杆に対する上昇限界位置以上または床面上にて略水平方向に移動可能に設けられるので、タイヤの装着時および取脱時の工程数が少なく、タイヤ、着脱リング、ホイール、支持リング等のうち何れかの物品を加工テーブルに対して自動的に搬入または搬出することにより多くの時間および労力がかかることなく自動的にタイヤの装着とタイヤの取脱とが行え、作業の効率化がはかれる。
【0050】
また本発明の請求項2は、請求項1において昇降杆に取付けられる支持枠は昇降シリンダのシリンダ・ロッドの伸縮に伴って加工テーブルの下方に床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに上下動自在に設けられるので、タイヤ着脱装置においてタイヤを装着したり取脱する際に物品をテーブル下方の床面からセット螺杆の上昇限界位置以上に上昇または降下させることにより加工テーブル上に搬入したり搬出するのに作業が迅速かつ容易に行え、作業が効率化される。
【0051】
また本発明の請求項3は、請求項1または請求項2において支持枠は、昇降杆に対する継手部に略水平方向へ該支持枠を枢動させる垂直軸部を1つの隅角部付近に設け、平面外形形状が第1の短辺部と第1の長辺部とを前記隅角部を挟んで略直角に連設し、第1の前記短辺部に対向して第2の長辺部に略直角に連設することにより加工テーブルに近接する一辺側がセット螺杆を受入れるかまたは退出させる開放された開放部を有する略L字形に形成されるので、タイヤ着脱装置にタイヤ等の物品を搬入・搬出する時に支持枠を昇降杆に対して継手部の垂直軸部を中心に枢動操作して支持枠にセット螺杆を受入可能または退出可能にすることによって容易且つ確実にタイヤを着脱することができる。
【0052】
また本発明の請求項4は、請求項1、または請求項2、請求項3の何れかにおいて支持枠にはタイヤ径の大小に応じて径が相違され一側がセット螺杆を受入可能または退出可能に開放された切除円孔を有する数種の支持板を選択して着脱可能に載置、使用するので、タイヤの着脱装置にタイヤ等の物品を搬入、搬出する時に支持枠を昇降杆に対して継手部の垂直軸部を中心に枢動操作して支持枠に対してセット螺杆を受入可能または退出可能にすることにより容易且つ確実にタイヤを着脱できる。
【0053】
また本発明の請求項5は、請求項1、または請求項2、請求項4の何れかにおいて支持枠は内部の空間部にセット螺杆を受入れるかまたは退出させるように前記継手部の垂直軸部を中心に開閉可能に設けられることを特徴とするという手段を採用したので、支持枠を略水平方向に移動させながら支持枠を開閉するだけで支持枠の内部の空間部内にセット螺杆や駆動シリンダを容易かつ確実に受入れたり、退出することができる。
【0054】
また本発明の請求項6は、請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて支持枠は、昇降杆に対して略水平方向に継手部の垂直軸部を略中心として枢動可能に一隅角部が取付けられ、継手部の外側にはストッパ材が衝合可能に設けられ、該ストッパ材には調整ねじが進退可能に螺装されるので、調整ねじの突出度を調整することにより垂直軸部を中心とする枢動量を加減して調整することができる。
【0055】
また本発明の請求項7は、請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6の何れかにおいて支持枠は、床面に対する支持枠の設置高さを調整可能な3個以上の複数個のねじ脚を下面に螺挿したので、ねじ脚を回動操作することにより床面に対する支持枠の水平度を安定に維持することができる。
【0056】
また本発明の請求項8は、請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7の何れかにおいて基盤上に略垂直方向に立設される案内杆はH形鋼材にて形成され、該H形鋼材の背部一側に昇降シリンダは略垂直方向へ縦長に取付けられ、該H形鋼材の一側の開放凹条部内に前記昇降杆は昇降自在に配挿されるとともに該昇降杆の下端は前記開放凹条部の内壁に摺動自在になるコロ軸受材を介して昇降可能に支持され、昇降杆の上端と前記昇降シリンダのシリンダ・ロッドとは連結部材とボルトやナットよりなる取付部品とを用いて連結されるので、昇降シリンダを駆動することによりシリンダ・ロッドが伸縮するのに伴って昇降杆にて摺動、案内させてぶれや横揺れがなく確実に支持枠を昇降して物品を加工テーブルに搬入または排出することがきる。
【0057】
また本発明の請求項9は、タイヤの装着時には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤの上面には着脱リングを相互に軸芯を略一致するように載置し、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リングを上面に載置して該支持リング上にホイールを載置する工程と、支持枠上に載置されたタイヤと該タイヤ上に載置された着脱リングとを加工テーブル下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで支持枠毎一緒に上昇する工程と、次いで支持枠毎タイヤと該タイヤの着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に支持リングにより支持されているホイールに対して略水平方向に上方へと移動させて前記加工テーブルの略中央に設けた開口に貫通する筒状のピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致させる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧してセット螺杆を降下させることにより着脱リングでタイヤをホイールの方向に押圧してタイヤをホイールに圧入する工程とから成るので、タイヤをタイヤ着脱装置にてホイールに装着する場合に効率的に行える。
【0058】
また本発明の請求項10は、タイヤの取脱時には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤが圧入されているホイールとを反転して載置するとともに着脱リングをタイヤの上に載置させ、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リングを載置する工程と、支持枠上に載置されたタイヤと該タイヤに圧入されているホイールとタイヤに載置された着脱リングとを支持枠毎一緒に加工テーブルの下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで上昇させる工程と、次いで支持枠毎タイヤとホイールと着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に載置されている支持リングに対して略水平方向に上方へと移動させ、支持リングにホイールを降下することにより前記加工テーブルの略中央に設けた開口に貫通する筒状のピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致させる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧してセット螺杆をシリンダ・ロッドと一緒に降下させることにより着脱リングでタイヤを押圧してホイールから取脱させる工程とから成るので、タイヤをタイヤ着脱装置にてホイールから取外すことが効率的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置の一実施態様を示す拡大斜視図である。
【図2】同じく本発明のタイヤの装着方法の第1工程を示し、支持枠上にタイヤと着脱リングとを載せ、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リングにホイールを載置した状態の説明的な断面図である。
【図3】同じく本発明のタイヤ着脱方法の第3工程を示し、支持枠上のタイヤと着脱リングとを上昇限界位置以上に上昇してタイヤ着脱装置に対して略水平方向に回動した状態の説明的な断面図である。
【図4】同じくタイヤ着脱方法の第4工程を示しセット螺杆にナットを螺合して係止して物品をタイヤ着脱装置の加工テーブル上にセットした状態の説明的な断面図である。
【図5】同じくタイヤ着脱方法の第5工程を示し、タイヤをホイールに装着した状態の説明的な断面図である。
【図6】同じく本発明のタイヤ取脱方法の第1工程を示し、支持枠上にタイヤを反転して載置するとともに着脱リングを載置し、タイヤ着脱装置上には支持リングを載置した説明的な断面図である。
【図7】同じくタイヤ取脱方法の第3工程を示し、支持枠を上昇限界位置に上昇してタイヤ着脱装置に対して略水平方向に回動した状態の説明的な断面図である。
【図8】同じくタイヤ取脱方法の第4工程を示し、タイヤ着脱装置の加工テーブル上に物品をセットした状態の説明的な断面図である。
【図9】同じくタイヤ取脱方法を示し、タイヤを取脱した状態の説明的な断面図である。
【図10】本発明のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置を構成する昇降シリンダと昇降杆との連結状態を示す拡大断面図である。
【図11】同じく上記物品搬入・搬出装置を構成する支持枠を示す拡大平面図である。
【図12】同じく上記物品搬入・搬出装置を構成する支持板の1例を示す拡大平面図である。
【図13】同じく上記物品搬入・搬出装置を構成する支持板の他例を示す拡大平面図である。
【図14】従来のこの種タイヤ着脱装置を示し、タイヤ装着時の断面図である。
【図15】同じくタイヤ装着後の断面図である。
【図16】同じくタイヤ取脱時の断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ着脱装置
2 タイヤ
3 ホイール
4 加工テーブル
5 駆動シリンダ
6 ピストン
7 セット螺杆
8 駆動部
9 支持リング
9′ 支持リング
10 着脱リング
10′ 着脱リング
11 昇降シリンダ
11a シリンダ・ロッド
12 昇降杆
13 支持枠
14 継手部
15 垂直軸部
23A 支持板
23B 支持板
28 切除円孔
28a 開放部
K 基盤
T 空間部
T′ 空間部
X 垂直方向
Y 水平方向

Claims (10)

  1. タイヤとホイール等の物品の載置基準面となる加工テーブルの下面に駆動シリンダを固定し、該加工テーブルの略中央に設けた開口を貫通して伸縮自在に筒状のピストンを設け、前記ピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能にセット螺杆を設けた駆動部を備え、タイヤの装着時または取脱時にホイールを支持し加工テーブル上に配置される径が長短異径の少なくとも二種類の支持リングと前記セット螺杆の端部に係止され、タイヤを押圧する着脱リングとを選択、使用してタイヤとホイールとの着脱を行うタイヤ着脱装置に近接して設置される物品搬入・搬出装置において、加工テーブルに近接して床面に配置する基盤上に略垂直方向に立設した案内杆と、シリンダ・ロッドが略垂直方向に上下動可能になる駆動源としての昇降シリンダと、前記シリンダ・ロッドに連設されセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに前記案内杆に対して上下動自在に設けられる昇降杆と、セット螺杆を受入れるかまたは退出させる空間部を残した外形形状をなし前記昇降杆に継手部を介して略水平方向に枢動可能に取付けられる支持枠とから成り、該支持枠は前記継手部の垂直軸部を介してセット螺杆に対する上昇限界位置以上または床面上にて略水平方向に移動可能に設けられることを特徴とするタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  2. 前記昇降杆に取付けられる支持枠は昇降シリンダのシリンダ・ロッドの伸縮に伴って加工テーブルの下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに上下動自在に設けられることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  3. 支持枠は、昇降杆に対する継手部に略水平方向へ該支持枠を枢動させる垂直軸部を1つの隅角部付近に設け、平面外形形状が第1の短辺部と第1の長辺部とを前記隅角部を挟んで略直角に連設し、第1の前記短辺部に対向して第2の長辺部を第1の前記長辺部に略直角に連設し、第2の短辺部を第2の前記長辺部に略直角に連設することにより加工テーブルに近接する一辺側がセット螺杆を受入れるかまたは退出させる開放された開放部を有する略L字形に形成されることを特徴とした請求項1または請求項2の何れかに記載のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  4. 支持枠には、タイヤ径の大小に応じて径が相違され一側がセット螺杆を受入可能または退出可能に開放された切除円孔を有する数種の支持板を選択して着脱可能に載置、使用することを特徴とする請求項1、または請求項2、請求項3の何れかに記載のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  5. 支持枠は、内部の空間部にセット螺杆を受入れるかまたは退出させるように前記継手部の垂直軸部を中心に開閉可能に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2、請求項4の何れかに記載のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  6. 支持枠は、昇降杆に対して略水平方向に継手部の垂直軸部を略中心として枢動可能に一隅角部が取付けられ、継手部の外側にはストッパ材が衝合可能に設けられ、該ストッパ材は進退調整可能に設けられることを特徴とする請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4の何れかに記載のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  7. 支持枠は、床面に対する支持枠の設置高さを調整可能な3個以上の複数個のねじ脚を下面に螺挿したことを特徴とする請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6の何れかに記載のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  8. 基盤上に略垂直方向に立設される案内杆はH形鋼材にて形成され、該H形鋼材の背部一側に昇降シリンダは略垂直方向へ縦長に取付けられ、該H形鋼材の一側の開放凹条部内に前記昇降杆は昇降自在に配挿されるとともに該昇降杆の下端は前記開放凹条部の内壁に摺動自在になるコロ軸受材を介して昇降可能に支持され、昇降杆の上端と前記昇降シリンダのシリンダ・ロッドとは連結部材とボルトやナットよりなる取付部品とを用いて連結されることを特徴とする請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7の何れかに記載のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  9. タイヤの装着時には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤの上面には着脱リングを相互に軸芯を略一致するように載置し、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リングを上面に載置して該支持リング上にホイールを載置する工程と、支持枠上に載置されたタイヤと該タイヤ上に載置された着脱リングとを加工テーブル下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで支持枠毎一緒に上昇する工程と、次いで支持枠毎タイヤと該タイヤの着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に支持リングにより支持されているホイールに対して略水平方向に上方へと移動させて前記加工テーブルの略中央に設けた開口に貫通する筒状のピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致させる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧してセット螺杆を降下させることにより着脱リングでタイヤをホイールの方向に押圧してタイヤをホイールに圧入する工程とから成るタイヤの装着方法。
  10. タイヤの取脱時には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤが圧入されているホイールとを反転して載置するとともに着脱リングをタイヤの上に載置させ、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リングを載置する工程と、支持枠上に載置されたタイヤと該タイヤに圧入されているホイールとタイヤに載置された着脱リングとを支持枠毎一緒に加工テーブルの下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで上昇させる工程と、次いで支持枠毎タイヤとホイールと着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に載置されている支持リングに対して略水平方向に上方へと移動させ、支持リングにホイールを降下することにより前記加工テーブルの略中央に設けた開口に貫通する筒状のピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致させる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧してセット螺杆をシリンダ・ロッドと一緒に降下させることにより着脱リングでタイヤを押圧してホイールから取脱させる工程とから成るタイヤの取脱方法。
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