JP2002002243A - タイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置、およびタイヤの装着方法またはタイヤの取脱方法 - Google Patents

タイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置、およびタイヤの装着方法またはタイヤの取脱方法

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JP2002002243A
JP2002002243A JP2000189311A JP2000189311A JP2002002243A JP 2002002243 A JP2002002243 A JP 2002002243A JP 2000189311 A JP2000189311 A JP 2000189311A JP 2000189311 A JP2000189311 A JP 2000189311A JP 2002002243 A JP2002002243 A JP 2002002243A
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TAKEUCHI GIKEN SEISAKUSHO GOUSHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はタイヤ着脱装置における物品搬入・
搬出装置、およびタイヤの装着方法またはタイヤの取脱
方法に関し、大型バス、トラック等の空気入タイヤ、ま
たはムクタイヤをホイールに着脱するに際してタイヤ、
ホイール等の物品を作業効率や労力を要さず効率化させ
るようにした。 【解決手段】 基盤K上に立設した案内杆部16と、シ
リンダ・ロッド11aが上下動する昇降シリンダ11
と、該シリンダ・ロッドに連設されセット螺杆7の上昇
限界位置H1 以上に上下動自在に設けられる昇降杆12
と、加工テーブル4に対して略水平方向Yに移動可能に
昇降杆に継手部14を介して枢着され、セット螺杆7を
受入れるかまたは退出させる空間部Tを残した外形形状
をなす支持枠13とから成り、支持枠は継手部14の垂
直軸部15を介してセット螺杆に対する上昇限界位置H
1 以上または加工テーブル4の下方の床面F上にて略水
平方向Yに移動可能に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ着脱装置にお
ける物品搬入・搬出装置、およびタイヤの装着方法また
はタイヤの取脱方法に関し、特に大型バス、トラック等
の空気入タイヤ、またはムクタイヤをホイールに着脱す
る移動式のタイヤ着脱装置に対してタイヤとホイール等
の物品をタイヤの着脱に際して自動的に上昇したり、降
下させることによりタイヤの着脱の作業効率を労力を要
さず効率化させるようにした。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特に大型バス、トラック等
の空気入タイヤ、またはフォーク・リフト等に使用する
ムクタイヤをホイールに対して着脱させるタイヤの着脱
装置を長年、研究・開発して巷に公表した結果、好評を
博している。このタイヤの着脱装置として従来、例えば
図14ないし図16に示すものがある。すなわち、タイ
ヤaとホイールb等の物品の載置基準面Lとなる加工テ
ーブルcの下面に駆動シリンダdを固定し、該加工テー
ブルcの略中央に設けた開口c 1 を貫通して伸縮自在に
ピストンeを設け、該ピストンeに対して伸縮自在に且
つ係止可能にセット螺杆fを取付けた駆動部K′を備
え、タイヤaの装着時または取脱時にホイールbを支持
し加工テーブルc上に配置される径が長短異径の少なく
とも二種類の支持リングr1 ,r2 と前記セット螺杆f
の端部にナットnを螺合して係止され、タイヤaを押圧
する着脱リングg1 ,g2 とを選択、使用してタイヤa
とホイールbとの着脱を行う。hはチェン・ブロックi
を備えるホイストであり、タイヤaはこのホイストhに
よりフックj,jを両端に装着するワイヤーwやタイヤ
・ハンガーt,t等の用具を用いて加工テーブルcに昇
降操作される。kはタイヤaの装着時の緩みを防止する
ために、ホイールbの外鍔部b1 内に係止させるロック
リングであり、lはロックリングkに重設されるリング
である。そして、タイヤaの装着時には、先ず加工テー
ブルc上に載置した支持リングr1 に鍔部b2 を載せて
ホイールbをピストンeを略中心に支持し、次いでホイ
ールb上にタイヤaをフックj,jを両端に装着するワ
イヤーwやタイヤ・ハンガーt,t等の用具とチェン・
ブロックiを備えるホイストhを用いて持ち上げること
により略同心円的に載置する。その後、ピストンeに対
してセット螺杆fを上昇させてから90°回転させてセ
ット螺杆fの周側面に設けたスピルf1 の下面をピスト
ンeの上面に係止させる。そしてタイヤaの上に55K
g以上もの重量が大きな着脱リングg1 を手で持ち上げ
てセット螺杆fに取付けなければならなかった。このよ
うにしてセット作業を完了してから、駆動シリンダdの
内室を減圧し、外室を加圧することによりピストンeと
ともにセット螺杆fを降下させ、セット螺杆fに係止し
た着脱リングg1 によりタイヤaを押圧、変形させ、加
工テーブルc上に備えた支持リングr1 に支持されてい
るホイールbにタイヤaを圧入させる。その後、ロック
リングkをホイールbの外鍔部b1 内に係止することに
よりリングlを重設して緩みを防止する。またタイヤa
の取脱には、図16に示すようにピストンe、セット螺
杆fを略中心として加工テーブルc上に小径の支持リン
グr2 を載置する。その後、支持リングr2 にホイール
bを圧入し既にロックリングkとリングlとを外されて
いるタイヤaを上下反転させて載置することにより支持
する。次いで前記駆動操作と同様に上昇されたピストン
eに係止されているセット螺杆fへ着脱リングg2を同
様に手で持ち上げることによりセットする。それから、
駆動シリンダdの内室を減圧し、外室を加圧することに
より駆動シリンダdを駆動してセット螺杆fをピストン
eと一緒に降下させ、着脱リングg2 によりタイヤaを
押圧して圧縮、変形させ、ホイールbからタイヤaを取
外す。その後、ナットnをセット螺杆fから螺退し、加
工テーブルc上からホイールbを外したタイヤaを取り
去り、ホイールbからのタイヤaの取脱を終える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のタイヤの着脱装置においては、タイヤaの装着時に
は床面F上のタイヤaにワイヤーwの両端に備えたフッ
クj,jが係脱可能なタイヤ・ハンガーt,tを係止
し、このワイヤーwをホイストhのような機器を用いて
加工テーブルcに対してタイヤaの装着時に必要な所定
高さH′以上に吊り上げる。次いで、吊り上げたままタ
イヤaを略水平方向Y′に押圧して加工テーブルcの真
上に移動させなければならない。この際、タイヤaはホ
イストhのような機器やワイヤーw、フックj,j、タ
イヤ・ハンガーt,t等の用具を用いて吊り上げられ、
タイヤaに押圧力を与えることにより略水平方向Y′に
移動されるので、押圧した時にタイヤaが左右に揺動し
易くなって吊り上げが不安定になるため、タイヤaがフ
ックj,jやタイヤ・ハンガーt,tの係止から脱落し
たり、しかもタイヤaに押圧力を与えた場合の反動によ
り、タイヤaが作業者に衝突して怪我をする等の危険を
生ずることがあった。それからタイヤaを加工テーブル
cに載置した支持リングr1 に支持されているホイール
bに対して軸合わせを行い、そしてホイールbに向かっ
て降下させる。その後、タイヤaの上に手で持ち上げる
ことにより50〜60Kg以上もの重い着脱リングg1
を載置する。次いでセット螺杆fにナットnを螺合する
ことによりこのナットnに着脱リングg1 を係止してタ
イヤaの装着時のセット作業をなす必要があるので、セ
ット作業には多くの時間と労力とがかかる。そしてタイ
ヤaをホイールbに対して圧入することによりタイヤa
の装着操作後には重量が50〜60Kgもの重い着脱リ
ングg1 を手で取外してからワイヤーwのような用具や
ホイストhのような機器を用いてタイヤaを再び吊り上
げなければならない。しかも、加工テーブルcから離れ
るように略水平方向Y′へ旧位に再びタイヤaを移動さ
せ、その後に床面Fにタイヤaを降下させる必要がある
ので、タイヤaの装着操作に多くの工程を要し、多くの
時間と労力がかかり、作業効率が悪かった。またタイヤ
aの取脱時にも同様にホイールbが圧入されたタイヤa
を加工テーブルc上に備えた支持リングr2 にワイヤー
wの両端に設けたフックj,jを介してタイヤ・ハンガ
ーt,tのような用具やホイストhのような機器を用い
て吊り上げたり、加工テーブルcに対して略水平方向
Y′に移動させたり、さらにはホイストhのような機器
を用いて上昇したりまたは降下させる必要があり、タイ
ヤaの取脱作業には多くの工程を要して多くの時間と労
力が必要になり、作業効率が悪かった。
【0004】そこで本発明は上記従来の不都合を解決
し、タイヤの装着時および取脱時の工程数が少なく、多
くの時間および労力がかからず効率的にかつ自動的にし
かも安全にタイヤの装着および取脱が行えるタイヤの着
脱装置における物品搬入・排出装置、およびタイヤの装
着方法またはタイヤの取脱方法を提供しようとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、タ
イヤとホイール等の物品の載置基準面となる加工テーブ
ルの下面に駆動シリンダを固定し、該加工テーブルの略
中央に設けた開口を貫通して伸縮自在にピストンを設
け、該ピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能にセッ
ト螺杆を取付けた駆動部を備え、タイヤの装着時または
取脱時にホイールを支持し加工テーブル上に配置される
径が長短異径の少なくとも二種類の支持リングと前記セ
ット螺杆の端部に係止され、タイヤを押圧する着脱リン
グとを選択、使用してタイヤとホイールとの着脱を行う
タイヤ着脱装置に近接して設置される物品搬入・搬出装
置において、前記加工テーブルに近接して床面に配置す
る基盤上に略垂直方向に立設した案内杆と、シリンダ・
ロッドが略垂直方向に上下動可能になるように該案内杆
に取付けられた駆動源としての昇降シリンダと、前記シ
リンダ・ロッドに連設されセット螺杆の上昇限界位置以
上の高さに前記案内杆に対して上下動自在に設けられる
昇降杆と、セット螺杆を受入れるかまたは退出させる空
間部を残した外形形状をなし前記昇降杆に継手部を介し
て略水平方向に枢動可能に取付けられる支持枠とから成
り、該支持枠は前記継手部の垂直軸部を介してセット螺
杆に対する上昇限界位置以上または床面上にて略水平方
向に移動可能に設けられることを特徴とするという手段
を採用した。
【0006】また本発明の請求項2は、請求項1におい
て前記昇降杆に取付けられる支持枠は昇降シリンダのシ
リンダ・ロッドの伸縮に伴って加工テーブルの下方に床
面上からセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに上下動
自在に設けられるという手段を採用した。
【0007】また本発明の請求項3は、請求項1または
請求項2の何れかにおいて支持枠は、昇降杆に対する継
手部に略水平方向へ該支持枠を枢動させる垂直軸部を1
つの隅角部付近に設け、平面外形形状が第1の短辺部と
第1の長辺部とを前記隅角部を挟んで略直角に連設し、
第1の前記短辺部に対向して第2の長辺部を第1の前記
長辺部に略直角に連設し、第2の短辺部を第2の前記長
辺部に略直角に連設することにより加工テーブルに近接
する一辺側がセット螺杆を受入れるかまたは退出させる
開放された開放部を有する略L字形に形成されることを
特徴とするという手段を採用した。
【0008】また本発明の請求項4は、請求項1、また
は請求項2、請求項3の何れかにおいて支持枠には、タ
イヤ径の大小に応じて径が相違され一側がセット螺杆を
受入可能または退出可能に開放された切除円孔を有する
数種の支持板を選択して着脱可能に載置、使用すること
を特徴とするという手段を採用した。
【0009】また本発明の請求項5は、請求項1、また
は請求項2、請求項4の何れかにおいて支持枠は、内部
の空間部にセット螺杆を受入れるかまたは退出させるよ
うに継手部の垂直軸部を中心に開閉可能に設けられるこ
とを特徴とするという手段を採用した。
【0010】また本発明の請求項6は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて支持
枠は、昇降杆に対して略水平方向に継手部の垂直軸部を
略中心として枢動可能に一隅角部が取付けられ、継手部
の外側にはストッパ材が衝合可能に設けられ、該ストッ
パ材は進退調整可能に設けられることを特徴とするとい
う手段を採用した。
【0011】また本発明の請求項7は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6
の何れかにおいて支持枠は、床面に対する支持枠の設置
高さを調整可能な3個以上の複数個のねじ脚を下面に螺
挿したことを特徴とするという手段を採用した。
【0012】また本発明の請求項8は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
6、請求項7の何れかにおいて基盤上に略垂直方向に立
設される案内杆はH形鋼材にて形成され、該H形鋼材の
背部一側に昇降シリンダは略垂直方向へ縦長に取付けら
れ、該H形鋼材の一側の開放凹条部内に前記昇降杆は昇
降自在に配挿されるとともに該昇降杆の下端は前記開放
凹条部の内壁に摺動自在になるコロ軸受材を介して昇降
可能に支持され、昇降杆の上端と前記昇降シリンダのシ
リンダ・ロッドとは連結部材とボルトやナットよりなる
取付部品とを用いて連結されることを特徴とするという
手段を採用した。
【0013】また本発明の請求項9は、タイヤの装着時
には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤの上面
には着脱リングを相互に軸芯を略一致するように載置
し、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リングを
上面に載置して該支持リング上にホイールを載置する工
程と、支持枠上に載置されたタイヤと該タイヤ上に載置
された着脱リングとを加工テーブルの下方の床面上から
セット螺杆の上昇限界位置以上まで支持枠毎一緒に上昇
する工程と、次いで支持枠毎タイヤと該タイヤの着脱リ
ングとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に支持リング
により支持されているホイールに対して略水平方向上方
に移動させてピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能
に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致さ
せる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより
該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に
駆動シリンダを加圧してセット螺杆を降下させることに
より着脱リングでタイヤをホイールの方向に押圧してタ
イヤをホイールに圧入する工程とから成るという手段を
採用した。
【0014】また本発明の請求項10は、タイヤの取脱
時には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤが圧
入されているホイールとを反転して載置するとともに着
脱リングをタイヤの上に載置させ、タイヤ着脱装置の加
工テーブル上には支持リングを載置する工程と、支持枠
上に載置されたタイヤと該タイヤに圧入されているホイ
ールと着脱リングとを支持枠毎一緒に加工テーブルの下
方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで上昇
させる工程と、次いで支持枠毎タイヤとホイールとタイ
ヤに載置された着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テ
ーブル上に載置されている支持リングに対して略水平方
向に上方へと移動させ、支持リングにホイールを降下す
ることによりピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能
に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致さ
せる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより
該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に
駆動シリンダを加圧してセット螺杆をシリンダ・ロッド
と一緒に降下させることにより着脱リングでタイヤを押
圧してホイールから取脱させる工程とから成るという手
段を採用した。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を図面を参照して説明する。図1ないし図13は本発
明の一実施態様を示し、1はタイヤ着脱装置であり、こ
のタイヤ着脱装置1はタイヤ2とホイール3等の物品の
載置基準面Lとなる加工テーブル4の下面に駆動シリン
ダ5を固定し、該加工テーブル4の略中央に設けた開口
を貫通して伸縮自在にピストン6を設け、該ピストン6
に対して伸縮自在に且つ係止可能にセット螺杆7を取付
けた駆動部8を備えている。そしてこのタイヤ着脱装置
1では、タイヤ2の装着時または取脱時にホイール3を
支持し加工テーブル4上に配置される径が長短異径の少
なくとも二種類の支持リング9,9′と前記セット螺杆
7の端部に係止され、タイヤ2を押圧する着脱リング1
0,10′とを選択、使用してタイヤ2とホイール3と
の着脱を行う点は従来のタイヤ着脱装置と同様である。
【0016】しかしながら、本実施態様では加工テーブ
ル4に近接して床面Fに配置する基盤K上に略垂直方向
Xに立設した後記案内杆16と、シリンダ・ロッド11
aが略垂直方向Xに上下動可能になるように案内杆16
に取付けられた駆動源としての昇降シリンダ11と、前
記シリンダ・ロッド11aに連結部材19を介して取付
けられシリンダ・ロッド11aの伸縮に伴って加工テー
ブル4の下方の床面F上からセット螺杆7の上昇限界位
置H1 以上までの間を前記案内杆16に対して所望高さ
に上下動自在に設けられる昇降杆12と、ピストン6お
よびセット螺杆7を受入れるかまたは退出させる空間部
Tを残して開放部13aを一側に有する外形形状をなし
前記昇降杆12に継手部14を介して略水平方向Yに枢
動可能に取付けられる支持枠13とから成り、支持枠1
3は前記継手部14の垂直軸部15を介してセット螺杆
7に対する上昇限界位置H1 以上または加工テーブル4
の下方の床面F上にて略水平方向Yに移動可能に設けら
れる。
【0017】16はタイヤ着脱装置1の前記加工テーブ
ル4に近接して床面Fに配置する基盤K上に取付脚部1
7を介して略垂直方向に設けられた案内杆であり、この
案内杆16はH形鋼材にて形成され、このH形鋼材の背
部一側に前記昇降シリンダ11は略垂直方向Xへ縦長に
取付けられる。また昇降シリンダ11は油圧形式でも空
圧形式でもよく、また昇降シリンダ11は、この実施態
様では1m50cm程度の取付高さからシリンダ・ロッ
ド11aが伸縮するように設置される。そしてシリンダ
・ロッド11aの伸長ストロークは1m程度に設定され
ている。
【0018】また前記昇降杆12は、該H形鋼材の一側
に設けられる縦長の開放凹条部16a内に昇降自在に配
挿されるとともに該昇降杆12の下端にはコロ軸受材1
8が設けられる。そして、このコロ軸受材18は開放凹
条部16aの内壁16bに摺動自在になることにより昇
降杆12は略垂直方向Xに昇降可能に支持される。
【0019】19は昇降杆12の上端と前記昇降シリン
ダ11のシリンダ・ロッド11aとを連結するための連
結部材であり、この連結部材19は例えば図1および図
10に示すようにボルト20,21やナット22a,2
2bよりなる取付部品を用いて連結される。
【0020】前記支持枠13は、タイヤ2を着脱する場
合にタイヤ2の径φが20インチ以上に大きく重量も大
きい場合に後記支持板23A,23Bを用いることなく
タイヤ2、ホイール3、着脱リング10等の物品をタイ
ヤ着脱装置1へ搬入・搬出する時に単独に使用される。
そして、前記支持枠13は、図1、図11に示すように
昇降杆12に対する継手部14に略水平方向Yへ該支持
枠13を枢動させるための垂直軸部15を1つの隅角部
付近に設ける。また支持枠13は、鋼材を用いてその平
面外形状が第1の短辺部13bと第1の長辺部13cと
を前記隅角部を挟んで略直角に連設し、第1の前記短辺
部13bに対向して第2の長辺部13dを第1の前記長
辺部13cに略直角に連設し、第2の短辺部13eを第
2の前記長辺部13dに略直角に連設することにより加
工テーブル4に近接する一辺側が開放された開放部13
aを有する略L字形に形成される。
【0021】24は支持枠13を昇降杆12の下端に取
付けるために、前記垂直軸部15と交又して継手部14
の基端側に配挿される水平軸部である。
【0022】図11において25は継手部14の外側に
設けられたストッパ材であり、このストッパ材25には
調整ねじ26が進退調整可能に螺挿されることにより支
持枠13を略水平方向Yへ枢動させた時に調整ねじ26
の先端部26aが衝合することによって支持枠13の枢
動を規制するためのものである。27は支持枠13の適
宜個所の下面に螺挿された3個以上の複数個、図示する
実施例では3個のねじ脚であり、このねじ脚27,2
7,27は床面Fに支持枠13を設置する場合に床面F
に対する支持枠13の設置高さhを調整して水平度を設
定するためのものである。
【0023】23A,23Bはタイヤ2の径φの大小に
応じて径φ1 が大小相違され、支持枠13を略水平方向
Yに枢動した場合にセット螺杆7およびピストン6を受
入可能または退出可能にするための空間部T′を内部に
残すように一側に開放部28aを有する切除円孔28を
設けた数種の支持板である(図12、図23参照)。こ
のうち支持板23Aは、例えばタイヤ2の径φが15イ
ンチおよび16インチの時にタイヤ着脱装置1にてタイ
ヤ2の着脱を行うのに、タイヤ2、ホイール3、着脱リ
ング10,10′等の物品をタイヤ着脱装置1に搬入し
たり、搬出するのに支持枠13の上面に載置して使用さ
れる。また支持板23Bはタイヤ2の径φが8インチ、
9インチ、10インチ、12インチの時にタイヤ着脱装
置1にてタイヤ2の着脱を行うのに、タイヤ2、ホイー
ル3、着脱リング10,10′等の物品をタイヤ着脱装
置1に搬入・搬出するのに支持枠13の上面に載置して
選択、使用される。
【0024】29は昇降シリンダ11を駆動するため
に、案内杆16に設けられたスイッチパネルであり、こ
のスイッチパネル29にはオン・オフの始動スイッチの
ほか、上昇用および降下用のハンドバルブが装備され
る。
【0025】30はセット螺杆7の端部に着脱リング1
0,10′を係止するためのナットである。
【0026】本発明の一実施態様は以上の構成からな
り、タイヤ着脱装置1を用いてタイヤ2の着脱を行う場
合を以下工程順に説明する。先ず、タイヤ2の装着時に
は第1工程として、一方では図2に示すように床面Fに
位置する支持枠13(図示では支持枠13に支持板23
A,23Bの何れかが載置されている)上にタイヤ2と
該タイヤ2の上面には着脱リング10を相互に軸芯
1 ,I2 を略一致するように載置する。
【0027】この際、タイヤ2の径φが20インチ以上
に大きく重量が約200Kg以上と大きい場合には図示
とは異なりタイヤ2を直接、支持枠13上に載置し、し
かもこのタイヤ2の上に着脱リング10を載置する。ま
たタイヤ2の径φが15インチおよび16インチと小さ
く重量が約100Kg程度の軽量の時には支持枠13上
に図12に示すような支持板23Aを、さらにタイヤ2
の径φが8インチ、9インチ、10インチ、12インチ
と小径で重量も一層軽量の約30kg程度の時には同様
に支持枠13の上に図13に示すような支持板23Bを
選択して載置する。そして、これらの支持板23A,2
3Bの何れかの上に夫々タイヤ2を載置し、該タイヤ2
の上に着脱リング10を載置する。この時、タイヤ2を
支持板23A,23Bに載置するのには、支持板23
A,23Bの上面にタイヤ2の径φに応じた目印を付し
ておけばタイヤ2の載置位置が一目にて分かり、支持板
23A,23Bに対するタイヤ2の中心出しが容易にな
る。また他方ではタイヤ着脱装置1の加工テーブル4に
は大径の支持リング9を載置して該支持リング9にホイ
ール3を載置する。
【0028】この際、タイヤ着脱装置1のセット螺杆7
をピストン6に対して伸長して略90°回動することに
よりスピル(図には示さず)を係止させて上昇限界位置
1まで伸長させておく。この時、ピストン6およびセ
ット螺杆7を支持リング9およびホイール3の略中心に
位置させておく。
【0029】そして、第2工程としてスイッチパネル2
9に設けたハンドバルブを上昇方向に切り換えると、昇
降シリンダ11が駆動されてシリンダ・ロッド11aが
伸長するので、このシリンダ・ロッド11aの上端に連
結板19およびボルト20,21やナット22a,22
b等の取付部品を介して上端が連結されている昇降杆1
2はH形鋼材により形成された案内杆16の一側に設け
た開放凹条部16a内に下端に設けたコロ軸受材18が
摺動して案内されるため、前記工程において支持枠13
等の上に載置されているタイヤ2と該タイヤ2に載置さ
れた着脱リング3とを支持枠13毎一緒に加工テーブル
4の下方の床面F上からセット螺杆7の上昇限界位置H
1 以上まで上昇し、停止される。
【0030】この際、物品としてタイヤ2の径φが20
インチ以上と大きく重量が約200Kg以上と大きい場
合には支持枠13を単独使用することによりタイヤ2を
支持する。またタイヤ2の径φが15インチまたは16
インチとやや小径になり、重量も約100Kg程度と軽
量である場合には支持枠13の上に載置した図12に示
すような支持板23Aの上にタイヤ2を載置する。また
タイヤ2の径φが8インチ、9インチ、10インチ、1
2インチと小さく重量が約30Kg程度と軽量である場
合には取扱易くなるので、図13に示すような支持板2
3Bを選択して支持枠13上に載置することによりタイ
ヤ2および該タイヤ2上に載置された着脱リング10を
支持枠13毎床面F上からがたつくことなく安定して迅
速かつ確実に自動的に上昇させることがきる。
【0031】次いで、第3工程として、支持枠13を押
圧することにより支持枠13毎タイヤ2と該タイヤ2に
載置された着脱リング10とをタイヤ着脱装置1の加工
テーブル4の上の支持リング9に支持したホイール3の
上方へと略水平方向Yへ移動させることにより、タイヤ
着脱装置1の加工テーブル4上へタイヤ2および着脱リ
ング10の物品を搬入してピストン6に対して伸縮自在
に且つ係止可能に設けられたセット螺杆7を略中心に相
互に軸芯I3 ,I4 を一致させる(図3参照)。
【0032】この際、支持枠9は基端部が水平軸部24
により昇降杆12に取付けられている継手部14に一隅
角部が垂直軸部15にて枢着されているので、軽い押圧
力を与えるだけの簡単な取扱操作により従来のようにフ
ック付きのワイヤーのような用具やホイストのような機
器を用いたり、人力によりタイヤ2等の物品を床面から
持ち上げるのとは異なり支持枠13はセット螺杆7の上
昇限界位置H1 以上に自動的に上昇されてから垂直軸部
15を略中心にタイヤ2および着脱リング10をがたつ
きや脱落がなく安定して支持した状態で略水平方向Yに
迅速かつ確実に回動することができる(図1、図11参
照)。
【0033】その後昇降シリンダ11を駆動して支持枠
13毎タイヤ2および着脱リング10を支持したまま降
下させることにより、支持枠13、タイヤ2、着脱リン
グ10の略中心にタイヤ着脱装置1のピストン6および
セット螺杆7を挿入し、タイヤの装着操作の物品の組付
が自動的に行える。
【0034】この際、支持枠13は、図1、図11に示
すように平面外形形状が第1の短辺部13bと第1の長
辺部13cとを略直角に連設し、第1の前記短辺部13
bに対向して第2の長辺部13dを第1の前記長辺部1
3cに略直角に連設し、第2の短辺部13eを第2の長
辺部13dに略直角に連設することによりセット螺杆7
を受入れるかまたは退出させる空間部Tを残した外形形
状をなすように加工テーブル4に近接する一辺側が開放
された開放部13aを有する略L字形に形成され、また
必要時には支持枠13上に載置されている支持板23
A,23Bの何れかの切除円孔28の一側には開放部2
8aを設けているので、これらの開放部13a,28a
を通じて容易かつ確実に略L字形の支持枠13と支持板
23A,23Bの切除円孔28内にセット螺杆7および
ピストン6を受入れたり退出させることができ物品相互
に微調整が容易且つ確実に行え、物品の略中心にピスト
ン6およびセット螺杆7を位置合わせさせることができ
る。
【0035】それから、第4工程として図4に示すよう
にピストン6に対して上昇限界位置H1 に伸長している
セット螺杆7のねじ部にナット30を螺合することによ
り該ナット30に着脱リング10を係止させる。
【0036】その後、第5工程として図5に示すように
駆動シリンダ5を加圧してセット螺杆7をピストン6と
ともに降下させることにより着脱リング10でタイヤ2
をホイール3の方向に押圧してタイヤ2をホイール3に
圧入する。
【0037】この際、タイヤ2が直接に載置される支持
枠13はセット螺杆7を受入れるかまたは退出させる空
間部Tを残すように平面外形形状が略L字形に形成さ
れ、またタイヤ2を間接的に支持枠13上に載置する支
持板23A,23Bには同様にセット螺杆7を受入れる
かまたは退出させるような空間部T′としての切除円孔
28が設けられているので、タイヤ2を支持枠13また
は支持板23A,23Bにて支持したまま駆動シリンダ
5のピストン6と同期して昇降シリンダ11のシリンダ
・ロッド11aを降下させることにより、着脱リング1
0にてタイヤ2を押圧してホイール3に圧入することが
できる。
【0038】このようにしてホイール3に圧入したタイ
ヤ2をタイヤ着脱装置1から排出するには、第6工程と
して前記操作とは異なり、セット螺杆7からナット30
を取外し、重量が大きな着脱リング10をタイヤ2の上
面に載せたままタイヤ2を支持枠13毎、または支持枠
13の上面に載置された支持板23Aや支持板23B毎
支持して駆動シリンダ5の駆動に同期して昇降シリンダ
11を駆動させ、シリンダ・ロッド11aをピストン6
とともに下降限界位置H2 以下から再び上昇限界位置H
1 以上まで上昇させる。
【0039】そして、支持枠13を押圧することにより
継手部14の垂直軸部15を中心として支持枠13や支
持板23A,23Bを略水平方向Yへ旧位に回動させる
と、セット螺杆7およびピストン6が支持枠13等から
退出され、支持枠13をタイヤ着脱装置1から遠避け
る。その後、ハンドバルブを操作して昇降シリンダ11
を降下側に切換えることによりシリンダ・ロッド11a
を降下させるのに伴い昇降杆12を降下させ、支持枠1
3を加工テーブル4の下方に位置する床面Fに接地する
まで降下させる。このようにして 支持枠13を接地さ
せることによりタイヤ2および着脱リング10をタイヤ
着脱装置1から排出し、タイヤ2の取付作業を終了す
る。
【0040】次いでタイヤ2からホイール3を取脱する
には、先ず第1工程として、図6に示すように一方では
加工テーブル4の下方の床面F上に配置する支持枠13
の上にタイヤ2と該タイヤ2が圧入されているホイール
3とを反転して載置するとともに着脱リング10′をタ
イヤ2の上に載置する。他方、タイヤ着脱装置1の加工
テーブル4上には短径の支持リング9′を載置してお
く。
【0041】この際、タイヤ2の径φが20インチ以上
と大きく、重量が200Kg以上と大きい場合には支持
枠13に直接タイヤ2を載置するが、ほかの方法として
タイヤ2の径φが15インチまたは16インチとやや小
さく重量も約100Kg程度と軽量である場合には支持
枠13の上に載せた支持板23Aの上にタイヤ2を載置
するか、またタイヤ2の径φが8インチ、9インチ、1
0インチ、12インチと一層小径であり重量も50〜6
0Kgと一層軽量である場合には、支持枠13に載せた
支持板23Bの上にタイヤ2を載置する。
【0042】そして、第2工程として、前述のように支
持枠13上に載置されたタイヤ2と該タイヤ2が圧入さ
れているホイール3と着脱リング10′とは昇降シリン
ダ11を駆動して支持枠13毎一緒に加工テーブル4の
下方の床面F上からセット螺杆7の上昇限界位置H1
上まで上昇される。
【0043】次いで、第3工程として、支持枠13毎タ
イヤ2とホイール3と着脱リング10′とをがたつきや
脱落がなく安定して支持した状態で支持枠13を昇降杆
12に取付けた継手部14の垂直軸部15を中心に略水
平方向Yに押圧することによりタイヤ着脱装置1の加工
テーブル4上に載置されている支持リング9′に対して
上方に移動させた(図7参照)後に、昇降シリンダ11
のシリンダ・ロッド11aを降下させて支持リング9′
にホイール3を降下させ、ピストン6に対して伸縮自在
に且つ係止可能に設けられたセット螺杆7を略中心に相
互に軸芯I′3,I′4 を一致させる。
【0044】さらに図8に示すように第4工程として、
セット螺杆7にナット30を螺合することにより該ナッ
ト30に着脱リング10′を係止させる。その後に駆動
シリンダ5を加圧してセット螺杆7をピストン6ととも
に下降限界位置H2 まで降下させることにより着脱リン
グ10′でタイヤ2を押圧してホイール3から取脱する
(図9参照)。
【0045】それから、第5工程としてセット螺杆7か
らナット30を取外した後に昇降シリンダ11を駆動す
ることによりシリンダ・ロッド11aが延び、ホイール
3を取脱したタイヤ2、ホイール3、着脱リング10′
毎セット螺杆7の上昇限界位置H1 以上まで上昇させ
る。それから支持枠13を継手部14の垂直軸部15を
中心に略水平方向Yへ旧位へと押圧するだけの簡単な取
扱操作により支持枠13や支持板23A,23Bにて支
持されたタイヤ2および着脱リング10′をがたつきや
脱落がなく安定して支持した状態で移動させてセット螺
杆7、ピストン6から遠ざける。そして、昇降シリンダ
11を床面Fに対して下降限界位置H2 以下の床面Fま
で降下させ、タイヤ2の取脱操作を終える。
【0046】上記実施態様の説明では、タイヤ2の装着
時または取脱時に加工テーブル4の下方の床面F上にお
いてタイヤ着脱装置1から遠ざかる方向または近接する
方向へと略水平方向Yに支持枠13等を枢動操作した
り、また支持枠13をセット螺杆7を受入れるかまたは
退出させる空間部Tを残す外形形状に形成することによ
りセット螺杆7の上昇限界位置H1 以上に支持枠13等
を上昇させた後にタイヤ着脱装置1に近接する方向また
は遠ざかる方向に略水平方向Yに手動により移動させて
いるが、支持枠13は上記説明に限らず図には示さない
が内部の空間部Tにセット螺杆7等を受入れるかまたは
退出させるように継手部14の垂直軸部15を中心とし
て開閉可能に設けることにより空間部Tに対してセット
螺杆7およびピストン6を受入れるかまたは退出するこ
ともできる。また支持枠13等の略水平方向Yの移動は
上記説明のように人力によるのに限らず支持枠13等が
上昇位置または降下位置において自動的に行えるように
することにより人力に頼ることなくさらに効率的にタイ
ヤ2の着脱を行うことができる。
【0047】また上記説明では、加工テーブル4の下方
の床面F上において支持枠13を略水平方向Yに加工テ
ーブル4に対して近接する方向または遠ざかる方向に移
動可能に設けているが、これは加工テーブル4上に物品
を搬入したり、または加工テーブル4上から物品を搬出
するための好適例であって加工テーブル4から低い高さ
において支持枠13を略水平方向Yに移動させて物品を
加工テーブル4に対して搬入したり、搬出する場合にも
本発明の適用範囲である。
【0048】また上記説明では、セット螺杆7をピスト
ン6に係止させるのにセット螺杆7をピストン6に対し
て90°回転してスピルを係止するが、これに限らず自
動的にセット螺杆7をピストン6に係止を行うようにし
て作業をさらに効率化することもできる。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1は以上のようにタイヤ
とホイール等の物品の載置基準面となる加工テーブルの
下面に駆動シリンダを固定し、該加工テーブルの略中央
に設けた開口を貫通して伸縮自在にピストンを設け、該
ピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能にセット螺杆
を取付けた駆動部を備え、タイヤの装着時または取脱時
にホイールを支持し加工テーブル上に配置される径が長
短異径の少なくとも二種類の支持リングと前記セット螺
杆の端部に係止され、タイヤを押圧する着脱リングとを
選択、使用してタイヤとホイールとの着脱を行うタイヤ
着脱装置に近接して設置される物品搬入・搬出装置にお
いて、加工テーブルに近接して床面に配置する基盤上に
略垂直方向に立設した案内杆と、シリンダ・ロッドが略
垂直方向に上下動可能になる駆動源としての昇降シリン
ダと、前記シリンダ・ロッドに連設されセット螺杆の上
昇限界位置以上の高さに前記案内杆に対して上下動自在
に設けられる昇降杆と、セット螺杆を受入れるかまたは
退出させる空間部を残した外形形状をなし前記昇降杆に
継手部を介して略水平方向に枢動可能に取付けられる支
持枠とから成り、該支持枠は前記継手部の垂直軸部を介
してセット螺杆に対する上昇限界位置以上または加工テ
ーブルの下方の床面上に略水平方向に移動可能に設けら
れるので、タイヤの装着時および取脱時の工程数が少な
く、タイヤ、着脱リング、ホイール、支持リング等のう
ち何れかの物品を加工テーブルに対して自動的に搬入ま
たは搬出することにより多くの時間および労力がかかる
ことなく自動的にタイヤの装着とタイヤの取脱とが行
え、作業の効率化がはかれる。
【0050】また本発明の請求項2は、請求項1におい
て昇降杆に取付けられる支持枠は昇降シリンダのシリン
ダ・ロッドの伸縮に伴って加工テーブルの下方に床面上
からセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに上下動自在
に設けられるので、タイヤ着脱装置においてタイヤを装
着したり取脱する際に物品をテーブル下方の床面からセ
ット螺杆の上昇限界位置以上に上昇または降下させるこ
とにより加工テーブル上に搬入したり搬出するのに作業
が迅速かつ容易に行え、作業が効率化される。
【0051】また本発明の請求項3は、請求項1または
請求項2において支持枠は、昇降杆に対する継手部に略
水平方向へ該支持枠を枢動させる垂直軸部を1つの隅角
部付近に設け、平面外形形状が第1の短辺部と第1の長
辺部とを前記隅角部を挟んで略直角に連設し、第1の前
記短辺部に対向して第2の長辺部に略直角に連設するこ
とにより加工テーブルに近接する一辺側がセット螺杆を
受入れるかまたは退出させる開放された開放部を有する
略L字形に形成されるので、タイヤ着脱装置にタイヤ等
の物品を搬入・搬出する時に支持枠を昇降杆に対して継
手部の垂直軸部を中心に枢動操作して支持枠にセット螺
杆を受入可能または退出可能にすることによって容易且
つ確実にタイヤを着脱することができる。
【0052】また本発明の請求項4は、請求項1、また
は請求項2、請求項3の何れかにおいて支持枠にはタイ
ヤ径の大小に応じて径が相違され一側がセット螺杆を受
入可能または退出可能に開放された切除円孔を有する数
種の支持板を選択して着脱可能に載置、使用するので、
タイヤの着脱装置にタイヤ等の物品を搬入、搬出する時
に支持枠を昇降杆に対して継手部の垂直軸部を中心に枢
動操作して支持枠に対してセット螺杆を受入可能または
退出可能にすることにより容易且つ確実にタイヤを着脱
できる。
【0053】また本発明の請求項5は、請求項1、また
は請求項2、請求項4の何れかにおいて支持枠は内部の
空間部にセット螺杆を受入れるかまたは退出させるよう
に前記継手部の垂直軸部を中心に開閉可能に設けられる
ことを特徴とするという手段を採用したので、支持枠を
略水平方向に移動させながら支持枠を開閉するだけで支
持枠の内部の空間部内にセット螺杆や駆動シリンダを容
易かつ確実に受入れたり、退出することができる。
【0054】また本発明の請求項6は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4の何れかにおいて支持
枠は、昇降杆に対して略水平方向に継手部の垂直軸部を
略中心として枢動可能に一隅角部が取付けられ、継手部
の外側にはストッパ材が衝合可能に設けられ、該ストッ
パ材には調整ねじが進退可能に螺装されるので、調整ね
じの突出度を調整することにより垂直軸部を中心とする
枢動量を加減して調整することができる。
【0055】また本発明の請求項7は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6
の何れかにおいて支持枠は、床面に対する支持枠の設置
高さを調整可能な3個以上の複数個のねじ脚を下面に螺
挿したので、ねじ脚を回動操作することにより床面に対
する支持枠の水平度を安定に維持することができる。
【0056】また本発明の請求項8は、請求項1、また
は請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
6、請求項7の何れかにおいて基盤上に略垂直方向に立
設される案内杆はH形鋼材にて形成され、該H形鋼材の
背部一側に昇降シリンダは略垂直方向へ縦長に取付けら
れ、該H形鋼材の一側の開放凹条部内に前記昇降杆は昇
降自在に配挿されるとともに該昇降杆の下端は前記開放
凹条部の内壁に摺動自在になるコロ軸受材を介して昇降
可能に支持され、昇降杆の上端と前記昇降シリンダのシ
リンダ・ロッドとは連結部材とボルトやナットよりなる
取付部品とを用いて連結されるので、昇降シリンダを駆
動することによりシリンダ・ロッドが伸縮するのに伴っ
て昇降杆にて摺動、案内させてぶれや横揺れがなく確実
に支持枠を昇降して物品を加工テーブルに搬入または排
出することがきる。
【0057】また本発明の請求項9は、タイヤの装着時
には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤの上面
には着脱リングを相互に軸芯を略一致するように載置
し、しかもタイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リ
ングを載置して該支持リング上にホイールを載置する工
程と、支持枠上に載置されたタイヤと該タイヤ上に載置
された着脱リングとを加工テーブルの下方の床面上から
シリンダ・ロッドの上昇限界位置以上まで支持枠毎一緒
に上昇する工程と、次いで支持枠毎タイヤと該タイヤの
着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に支持
リングにより支持されているホイールに対して略水平方
向に上方へと移動させてピストンに対して伸縮自在に且
つ係止可能に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸
芯を一致させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧し
てセット螺杆を降下させることにより着脱リングでタイ
ヤをホイールの方向に押圧してタイヤをホイールに圧入
する工程とから成るので、タイヤをタイヤ着脱装置にて
ホイールに装着する場合に効率的に行える。
【0058】また本発明の請求項10は、タイヤの取脱
時には床面に位置する支持枠上にタイヤと該タイヤが圧
入されているホイールとを反転して載置するとともに着
脱リングをタイヤの上に載置させ、タイヤ着脱装置の加
工テーブル上には支持リングを載置する工程と、支持枠
上に載置されたタイヤと該タイヤに圧入されているホイ
ールと着脱リングとを支持枠毎一緒に加工テーブルの下
方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで上昇
させる工程と、次いで支持枠毎タイヤとホイールとタイ
ヤに載置された着脱リングとをタイヤ着脱装置の加工テ
ーブル上に載置されている支持リングに対して略水平方
向に上方へと移動させ、支持リングにホイールを降下す
ることによりピストンに対して伸縮自在に且つ係止可能
に設けられたセット螺杆を略中心に相互に軸芯を一致さ
せる工程と、セット螺杆にナットを螺合することにより
該ナットにて着脱リングを係止させる工程と、その後に
駆動シリンダを加圧してセット螺杆をシリンダ・ロッド
と一緒に降下させることにより着脱リングでタイヤを押
圧してホイールから取脱させる工程とから成るので、タ
イヤをタイヤ着脱装置にてホイールから取外すが効率的
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬
出装置の一実施態様を示す拡大斜視図である。
【図2】同じく本発明のタイヤの装着方法の第1工程を
示し、支持枠上にタイヤと着脱リングとを載せ、タイヤ
着脱装置の加工テーブル上には支持リングにホイールを
載置した状態の説明的な断面図である。
【図3】同じく本発明のタイヤ着脱方法の第3工程を示
し、支持枠上のタイヤと着脱リングとを上昇限界位置以
上に上昇してタイヤ着脱装置に対して略水平方向に回動
した状態の説明的な断面図である。
【図4】同じくタイヤ着脱方法の第4工程を示しセット
螺杆にナットを螺合して係止して物品をタイヤ着脱装置
の加工テーブル上にセットした状態の説明的な断面図で
ある。
【図5】同じくタイヤ着脱方法の第5工程を示し、タイ
ヤをホイールに装着した状態の説明的な断面図である。
【図6】同じく本発明のタイヤ取脱方法の第1工程を示
し、支持枠上にタイヤを反転して載置するとともに着脱
リングを載置し、タイヤ着脱装置上には支持リングを載
置した説明的な断面図である。
【図7】同じくタイヤ取脱方法の第3工程を示し、支持
枠を上昇限界位置に上昇してタイヤ着脱装置に対して略
水平方向に回動した状態の説明的な断面図である。
【図8】同じくタイヤ取脱方法の第4工程を示し、タイ
ヤ着脱装置の加工テーブル上に物品をセットした状態の
説明的な断面図である。
【図9】同じくタイヤ取脱方法を示し、タイヤを取脱し
た状態の説明的な断面図である。
【図10】本発明のタイヤ着脱装置における物品搬入・
搬出装置を構成する昇降シリンダと昇降杆との連結状態
を示す拡大断面図である。
【図11】同じく上記物品搬入・搬出装置を構成する支
持枠を示す拡大平面図である。
【図12】同じく上記物品搬入・搬出装置を構成する支
持板の1例を示す拡大平面図である。
【図13】同じく上記物品搬入・搬出装置を構成する支
持板の他例を示す拡大平面図である。
【図14】従来のこの種タイヤ着脱装置を示し、タイヤ
装着時の断面図である。
【図15】同じくタイヤ装着後の断面図である。
【図16】同じくタイヤ取脱時の断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ着脱装置 2 タイヤ 3 ホイール 4 加工テーブル 5 駆動シリンダ 6 ピストン 7 セット螺杆 8 駆動部 9 支持リング 9′ 支持リング 10 着脱リング 10′ 着脱リング 11 昇降シリンダ 11a シリンダ・ロッド 12 昇降杆 13 支持枠 14 継手部 15 垂直軸部 23A 支持板 23B 支持板 28 切除円孔 28a 開放部 K 基盤 T 空間部 T′ 空間部 X 垂直方向 Y 水平方向

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤとホイール等の物品の載置基準面
    となる加工テーブルの下面に駆動シリンダを固定し、該
    加工テーブルの略中央に設けた開口を貫通して伸縮自在
    にピストンを設け、該ピストンに対して伸縮自在に且つ
    係止可能にセット螺杆を取付けた駆動部を備え、タイヤ
    の装着時または取脱時にホイールを支持し加工テーブル
    上に配置される径が長短異径の少なくとも二種類の支持
    リングと前記セット螺杆の端部に係止され、タイヤを押
    圧する着脱リングとを選択、使用してタイヤとホイール
    との着脱を行うタイヤ着脱装置に近接して設置される物
    品搬入・搬出装置において、加工テーブルに近接して床
    面に配置する基盤上に略垂直方向に立設した案内杆と、
    シリンダ・ロッドが略垂直方向に上下動可能になる駆動
    源としての昇降シリンダと、前記シリンダ・ロッドに連
    設されセット螺杆の上昇限界位置以上の高さに前記案内
    杆に対して上下動自在に設けられる昇降杆と、セット螺
    杆を受入れるかまたは退出させる空間部を残した外形形
    状をなし前記昇降杆に継手部を介して略水平方向に枢動
    可能に取付けられる支持枠とから成り、該支持枠は前記
    継手部の垂直軸部を介してセット螺杆に対する上昇限界
    位置以上または床面上にて略水平方向に移動可能に設け
    られることを特徴とするタイヤ着脱装置における物品搬
    入・搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降杆に取付けられる支持枠は昇降
    シリンダのシリンダ・ロッドの伸縮に伴って加工テーブ
    ルの下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上の
    高さに上下動自在に設けられることを特徴とする請求項
    1に記載のタイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装
    置。
  3. 【請求項3】 支持枠は、昇降杆に対する継手部に略水
    平方向へ該支持枠を枢動させる垂直軸部を1つの隅角部
    付近に設け、平面外形形状が第1の短辺部と第1の長辺
    部とを前記隅角部を挟んで略直角に連設し、第1の前記
    短辺部に対向して第2の長辺部を第1の前記長辺部に略
    直角に連設し、第2の短辺部を第2の前記長辺部に略直
    角に連設することにより加工テーブルに近接する一辺側
    がセット螺杆を受入れるかまたは退出させる開放された
    開放部を有する略L字形に形成されることを特徴とした
    請求項1または請求項2の何れかに記載のタイヤ着脱装
    置における物品搬入・搬出装置。
  4. 【請求項4】 支持枠には、タイヤ径の大小に応じて径
    が相違され一側がセット螺杆を受入可能または退出可能
    に開放された切除円孔を有する数種の支持板を選択して
    着脱可能に載置、使用することを特徴とする請求項1、
    または請求項2、請求項3の何れかに記載のタイヤ着脱
    装置における物品搬入・搬出装置。
  5. 【請求項5】 支持枠は、内部の空間部にセット螺杆を
    受入れるかまたは退出させるように前記継手部の垂直軸
    部を中心に開閉可能に設けられることを特徴とする請求
    項1または請求項2、請求項4の何れかに記載のタイヤ
    着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  6. 【請求項6】 支持枠は、昇降杆に対して略水平方向に
    継手部の垂直軸部を略中心として枢動可能に一隅角部が
    取付けられ、継手部の外側にはストッパ材が衝合可能に
    設けられ、該ストッパ材は進退調整可能に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1、または請求項2、請求項3、
    請求項4の何れかに記載のタイヤ着脱装置における物品
    搬入・搬出装置。
  7. 【請求項7】 支持枠は、床面に対する支持枠の設置高
    さを調整可能な3個以上の複数個のねじ脚を下面に螺挿
    したことを特徴とする請求項1、または請求項2、請求
    項3、請求項4、請求項5、請求項6の何れかに記載の
    タイヤ着脱装置における物品搬入・搬出装置。
  8. 【請求項8】 基盤上に略垂直方向に立設される案内杆
    はH形鋼材にて形成され、該H形鋼材の背部一側に昇降
    シリンダは略垂直方向へ縦長に取付けられ、該H形鋼材
    の一側の開放凹条部内に前記昇降杆は昇降自在に配挿さ
    れるとともに該昇降杆の下端は前記開放凹条部の内壁に
    摺動自在になるコロ軸受材を介して昇降可能に支持さ
    れ、昇降杆の上端と前記昇降シリンダのシリンダ・ロッ
    ドとは連結部材とボルトやナットよりなる取付部品とを
    用いて連結されることを特徴とする請求項1、または請
    求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
    求項7の何れかに記載のタイヤ着脱装置における物品搬
    入・搬出装置。
  9. 【請求項9】 タイヤの装着時には床面に位置する支持
    枠上にタイヤと該タイヤの上面には着脱リングを相互に
    軸芯を略一致するように載置し、タイヤ着脱装置の加工
    テーブル上には支持リングを上面に載置して該支持リン
    グ上にホイールを載置する工程と、支持枠上に載置され
    たタイヤと該タイヤ上に載置された着脱リングとを加工
    テーブル下方の床面上からセット螺杆の上昇限界位置以
    上まで支持枠毎一緒に上昇する工程と、次いで支持枠毎
    タイヤと該タイヤの着脱リングとをタイヤ着脱装置の加
    工テーブル上に支持リングにより支持されているホイー
    ルに対して略水平方向に上方へと移動させてピストンに
    対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆
    を略中心に相互に軸芯を一致させる工程と、セット螺杆
    にナットを螺合することにより該ナットにて着脱リング
    を係止させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧して
    セット螺杆を降下させることにより着脱リングでタイヤ
    をホイールの方向に押圧してタイヤをホイールに圧入す
    る工程とから成るタイヤの装着方法。
  10. 【請求項10】 タイヤの取脱時には床面に位置する支
    持枠上にタイヤと該タイヤが圧入されているホイールと
    を反転して載置するとともに着脱リングをタイヤの上に
    載置させ、タイヤ着脱装置の加工テーブル上には支持リ
    ングを載置する工程と、支持枠上に載置されたタイヤと
    該タイヤに圧入されているホイールとタイヤに載置され
    た着脱リングとを支持枠毎一緒に加工テーブルの下方の
    床面上からセット螺杆の上昇限界位置以上まで上昇させ
    る工程と、次いで支持枠毎タイヤとホイールと着脱リン
    グとをタイヤ着脱装置の加工テーブル上に載置されてい
    る支持リングに対して略水平方向に上方へと移動させ、
    支持リングにホイールを降下することによりピストンに
    対して伸縮自在に且つ係止可能に設けられたセット螺杆
    を略中心に相互に軸芯を一致させる工程と、セット螺杆
    にナットを螺合することにより該ナットにて着脱リング
    を係止させる工程と、その後に駆動シリンダを加圧して
    セット螺杆をシリンダ・ロッドと一緒に降下させること
    により着脱リングでタイヤを押圧してホイールから取脱
    させる工程とから成るタイヤの取脱方法。
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