JPS635968Y2 - - Google Patents

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JPS635968Y2
JPS635968Y2 JP12017580U JP12017580U JPS635968Y2 JP S635968 Y2 JPS635968 Y2 JP S635968Y2 JP 12017580 U JP12017580 U JP 12017580U JP 12017580 U JP12017580 U JP 12017580U JP S635968 Y2 JPS635968 Y2 JP S635968Y2
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JP
Japan
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door
backing board
lifting
lifting head
vehicle body
Prior art date
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JP12017580U
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JPS5746079U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のドアを作業床上から任意の
高さ位置において、垂直、水平あるいは傾斜状態
で堅実に保持するスタンドに関するもので、自動
車のドアの車体からの取外し、車体への取付け作
業、該ドアのアウタパネルの交換、修正作業等を
一名の作業員で迅速に行うことを目的として案出
したものである。
図面を参照して説明すると、この考案に係る自
動車のドアの保持スタンドは、まず、キヤスター
13付きの基台11上に設置した、水平軸線の周
りに揺動(傾動)可能な昇降ヘツド17を有する
昇降装置15を備えている。
昇降装置15は、図示例では、垂直中空ベース
19の上部にベアリング21を介して回転可能に
取付けた昇降操作ナツト23の回転を介して、昇
降ヘツド17付きねじスピンドル25を昇降させ
るようにしたねじジヤツキで構成してあるが、こ
の外の構造のねじジヤツキまたは油圧ジヤツキあ
るいはリンク仕掛ジヤツキ等で構成することもで
きる。また図示例では、昇降ヘツド17の揺動可
能な水平軸線は、昇降ヘツド17をねじスピンド
ル25の上部に取付けるヘツドクランプボルト2
7の軸線からなつており、かつ昇降ヘツド17、
したがつてねじスピンドル25は、垂直中空ベー
ス19を通してねじスピンドル25に係合可能な
回転ロツク29を介して、所定の昇降位置に確実
にロツクされるようになつている。
この考案に係るスタンドは、次に、長さ方向の
中間部を昇降装置15の昇降ヘツド17上に回転
可能に支持した、昇降ヘツド17の揺動水平軸線
と直交する方向にのびる水平保持軸31を備えて
いる。
図示例では水平保持軸31はパイプで形成して
あり、その昇降ヘツド17に対する回転可能な取
付けは、軸クランプボルト33を介して行つてあ
る。
この考案に係るスタンドは、さらに、水平保持
軸31の各端部に、軸方向に移動可能にかつ軸周
りに回転可能に取付けた第1と第2のドアホルダ
ー35、45を備えている。
第1のドアホルダー35はドア裏当て盤37
と、ドア裏当て盤37の外側前方に位置する。ド
ア61の開閉側端部のドアラツチにロツク係合可
能なロツクアイ39を有し、第2のドアホルダー
45はドア裏当て盤47とドア裏当て盤47の外
側前方に位置する、ドア61の車体取付け側端部
の開口部―たとえば内張り取付け孔―にロツク係
合可能であるとともに、ドア裏当て盤47の盤面
が属する面に向つて引付け付勢(移動付勢)可能
なロツクフツク49を有している。
図示例では、第1と第2のドアホルダー35、
45はそれぞれホルダークランプボルト41、5
1を介して水平保持軸31に軸方向の移動と軸周
りの回転が可能に取付けてある。また第1のドア
ホルダー41のロツクアイ39はドア裏当て盤3
7の取付けブラケツト37aに取付けボルト43
を介して取付けたアイブラケツト39aに固定し
てあり、第2のドアホルダー45のロツクフツク
49は、取付ボルト53を介してドア裏当て盤4
7の取付けブラケツト47aに取付けたエアシリ
ンダー55のピストンロツドの外端に固定してあ
る。さらに各ドア裏当て盤35、45の盤面には
ゴムライニングが施してある。
この考案に係る自動車のドアの保持スタンド
は、上述したようなキヤスター13付きの基台1
1上に設置した昇降装置15と、昇降装置15の
昇降ヘツド17上に回転可能に支持した水平保持
軸31と、水平保持軸31の各端部に軸方向に移
動可能にかつ軸周りに回転可能に取付けた第1と
第2のドアホルダー35、45を備えたもので、
基本的には、第1と第2のドアホルダー35、4
5の裏当て盤37、47の全盤面をドア61の開
閉側部と車体取付け側部の裏面に当接させるとと
もに、第1のドアホルダー35のロツクアイ39
をドア61の開閉側端部のドアラツチにロツク係
合させ、第2のドアホルダー45のロツクフツク
49を、ドア61の車体取付け側端部の開口部に
ロツク係合させた後、ドア裏当て盤47の盤面が
属する面に向つて引付け付勢することにより、ド
ア61の堅実な保持を行う一方、昇降ヘツド17
の昇降、昇降ヘツド17の水平軸線周りの揺動
(傾動)、水平保持軸31の自己の軸線周りの回
転、第1と第2のドアホルダー35、45の水平
保持軸31の軸周りの回転、軸方向の移動の各操
作の適宜の選択によつて、第1と第2のドアホル
ダー35、45を、上記のようなドア61の保持
に適した関係位置を占めるようにしたり、上記の
ような形で保持したドア61をアウタパネルの交
換、修正等の作業に適した姿勢にする。
以下このスタンドの使用の態様を、図示例のス
タンドにより、車体からドアを取外し、そのアウ
タパネルを交換または修正した後再び車体に取付
けるためにドアを保持する点から詳述する。
まずスタンドをキヤスター13を介して、実質
上車体に対して全開したドア61の裏面側(内
側)に移動した後、昇降装置15の回転ロツク2
9をゆるめ、昇降操作ナツト23を回転してねじ
スピンドル25を昇降させることにより、第1と
第2のドアホルダー35、45を、ロツクアイ3
9とロツクフツク49のそれぞれがドア61の開
閉側端部のドアラツチと車体取付け側端部の開口
部に係合可能な高さ状態にし、この状態で回転ロ
ツク29を締付ける。
次いで第1のドアホルダー35の取付けボルト
43をゆるめ、ロツクアイ39をドア61の開閉
側部のドアラツチとロツク係合させた後、ホルダ
ークランプボルト41をゆるめ、ドア裏当て盤3
7の盤面全体がドア61の開閉側部のほぼ垂直な
裏面に当たるように調整し、この状態でホルダー
クランプボルト41、取付けボルト43を締付
け、第1のドアホルダー35をドア61の開閉側
部に定着させて保持する。
続いて第2のドアホルダー45のホルダークラ
ンプボルト51をゆるめ、ドア裏当て盤47の盤
面全体がドア61の他側部のほぼ垂直な裏面に当
るように調整した後、ホルダークランプボルト5
1を締付ける一方、取付ボルト53をゆるめ、ロ
ツクフツク49をドア61の他側端部の開口部に
挿入した後、取付ボルト53を締め、次いでエア
シリンダー55にエアを送給してロツクフツク4
9をドア裏当て盤47の盤面が属する面に向つて
引付けることにより、ドア61の他側部の車体取
付け側部を保持する。
これによりドア61はその全体が作業床上にお
いて実質上垂直な状態でしつかりと保持された形
になるので、この状態でドア61の車体取付け側
端部を車体に固定している取付ボルト類の取外し
を行う。
このようにしてドア61を車体から取外した
後、キヤスター13を介して適宜の位置まで移動
し、ここで軸クランプボルト33をゆるめて水平
保持軸31を軸周りに回転させることにより、ド
ア61を図示のごとく実質上水平な状態に保持
し、この状態でドア61のアウタパネルの交換ま
たは修正作業を行う。
アウタパネルの交換または修正作業が完了した
ら、軸クランプボルト33のゆるめに続く水平保
持軸31の軸周りの回転によつてドア61を実質
上垂直な状態に戻し、キヤスター13を介して車
体の所まで移送する。そしてドア61の車体取付
け側端部を車体の取付け位置に正確に位置決めし
た後、取付けボルト類によりドア61の車体に対
する取付けを行い、続いてエアシリンダー55に
対するエアの送給の停止後におけるロツクフツク
49のドア61の車体取付け側端部の開口部から
の抜法、ロツクアイ39のドア61の開閉側端部
のドアラツチとのロツク係合の解除によつて、第
1と第2のドアホルダー35、45をドア61か
ら離脱させる。
以上説明したところから明らかなように、この
考案に係る自動車のドアの保持スタンドによれ
ば、自動車のドアを所望の位置または状態に動揺
の生じない堅実な形態に保持することができるの
で、自動車のドアの車体からの取外し、車体への
取付け、ドアにおけるアウタパネルの交換、修正
等の作業を一名の作業員で能率的に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る自動車のドアの保持スタ
ンドの一実施例を示したもので、第1図は正面
図、第2図は側面図である。 11……基台、13……キヤスター、15……
昇降装置、17……昇降ヘツド、31……水平保
持軸、35……第1のドアホルダー、37……ド
ア裏当て盤、39……ロツクアイ、45……第2
のドアホルダー、47……ドア裏当て盤、49…
…ロツクフツク、61……ドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤスター付きの基台上に設置した、水平軸線
    の周りに揺動可能な昇降ヘツドを有する昇降装置
    と、長さ方向の中間部を昇降装置の昇降へツド上
    に回転可能に支持した、昇降ヘツドの揺動水平軸
    線と直交する方向にのびる水平保持軸と、水平保
    持軸の各端部に、軸方向に移動可能にかつ軸周り
    に回転可能に取付けた第1および第2のドアホル
    ダーを備え、第1のドアホルダーはドア裏当て盤
    と、ドア裏当て盤の外側前方に位置する、ドアの
    開閉側端部のドアラツチにロツク係合可能なロツ
    クアイを有し、第2のドアホルダーはドア裏当て
    盤と、ドア裏当て盤の外側前方に位置する、ドア
    の車体取付け側端部の開口部にロツク係合可能で
    あるとともに、ドア裏当て盤の盤面が属する面に
    向つて引付け付勢可能なロツクフツクを有してな
    る、自動車のドアの保持スタンド。
JP12017580U 1980-08-24 1980-08-24 Expired JPS635968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12017580U JPS635968Y2 (ja) 1980-08-24 1980-08-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12017580U JPS635968Y2 (ja) 1980-08-24 1980-08-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5746079U JPS5746079U (ja) 1982-03-13
JPS635968Y2 true JPS635968Y2 (ja) 1988-02-19

Family

ID=29480834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12017580U Expired JPS635968Y2 (ja) 1980-08-24 1980-08-24

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JP (1) JPS635968Y2 (ja)

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JPS5746079U (ja) 1982-03-13

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