JP2525579Y2 - ロ−タリ−植付位置における強制押出式植付ア−ム - Google Patents
ロ−タリ−植付位置における強制押出式植付ア−ムInfo
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- JP2525579Y2 JP2525579Y2 JP1987053153U JP5315387U JP2525579Y2 JP 2525579 Y2 JP2525579 Y2 JP 2525579Y2 JP 1987053153 U JP1987053153 U JP 1987053153U JP 5315387 U JP5315387 U JP 5315387U JP 2525579 Y2 JP2525579 Y2 JP 2525579Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は植付アームに関するものである。
従来の植付アームにおけるプッシュレバーとプッシュ
ロッドとは、次のようになっている。
ロッドとは、次のようになっている。
すなわち、第11、12図においてカム軸（１）にはカム
（２）が設けられており、このカム（２）に接触するプ
ッシュレバー（３）は平面視で形状に形成され、その
先端にプッシュロッド（４）が連結され、固定爪（５）
に対して押出爪（６）をスプリング（７）で押出すよう
になっている。
（２）が設けられており、このカム（２）に接触するプ
ッシュレバー（３）は平面視で形状に形成され、その
先端にプッシュロッド（４）が連結され、固定爪（５）
に対して押出爪（６）をスプリング（７）で押出すよう
になっている。
そして、スプリング（７）で押出されるプッシュレバ
ー（３）の爪ケース（８）との接触を緩和するのにクッ
ションゴム（９）がある。
ー（３）の爪ケース（８）との接触を緩和するのにクッ
ションゴム（９）がある。
以上のようなものであると、プッシュレバーが形状
に折曲げられているので、植付アームのロータリーケー
スとの取付部からプッシュレバーの折曲げ点までの距
離、すなわちプッシュレバーの回動支点からその折曲点
までの距離が短く、したがって、ロータリーケースの前
後に植付アームを設けたものにおいて、その折曲点が植
付爪の後方に位置することとなって、更に他方の植付爪
が前方の植付爪の後方を通過する際において、前方の植
付爪に、他方の植付爪が通過するスペースが十分確保で
きない。
に折曲げられているので、植付アームのロータリーケー
スとの取付部からプッシュレバーの折曲げ点までの距
離、すなわちプッシュレバーの回動支点からその折曲点
までの距離が短く、したがって、ロータリーケースの前
後に植付アームを設けたものにおいて、その折曲点が植
付爪の後方に位置することとなって、更に他方の植付爪
が前方の植付爪の後方を通過する際において、前方の植
付爪に、他方の植付爪が通過するスペースが十分確保で
きない。
したがって、本案の技術的課題は、カム軸のカムによ
って軸を中心として揺動するプッシュレバーと、スプリ
ングで前方に向かって附勢された前後動可能なプッシュ
ロッドと、固定爪と、を有するロータリー植付位置にお
ける強制押出式植付アームにおいて、ロータリーケース
の外側の面に強制押出式植付アームを設けるとともに、
プッシュレバーとプッシュロッドとの連結に当たり、プ
ッシュレバーに対してプッシュロッドをロータリーケー
スの外側の面で前記カムの部分よりも外側にずらせてオ
フセット配置するとともに、プッシュレバーは、全体と
して平面視で 形に構成し、該プッシュレバーとプッシュロッドの前記 形の水平折曲部分を、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部分の前方に位置する如く構成したから、プッシ
ュロッド作動が精度良く行われ、かつ後方の植付爪の前
方の植付爪に対する通過するスペース位置が十分に確保
できる植付アームを得ることを目的とするもので、この
技術的課題を解決する本案の技術的手段は、植付アーム
である。
って軸を中心として揺動するプッシュレバーと、スプリ
ングで前方に向かって附勢された前後動可能なプッシュ
ロッドと、固定爪と、を有するロータリー植付位置にお
ける強制押出式植付アームにおいて、ロータリーケース
の外側の面に強制押出式植付アームを設けるとともに、
プッシュレバーとプッシュロッドとの連結に当たり、プ
ッシュレバーに対してプッシュロッドをロータリーケー
スの外側の面で前記カムの部分よりも外側にずらせてオ
フセット配置するとともに、プッシュレバーは、全体と
して平面視で 形に構成し、該プッシュレバーとプッシュロッドの前記 形の水平折曲部分を、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部分の前方に位置する如く構成したから、プッシ
ュロッド作動が精度良く行われ、かつ後方の植付爪の前
方の植付爪に対する通過するスペース位置が十分に確保
できる植付アームを得ることを目的とするもので、この
技術的課題を解決する本案の技術的手段は、植付アーム
である。
この技術的手段にれば、カム軸のカムによって軸を中
心として揺動するプッシュレバーと、スプリングで前方
に向かって附勢された前後動可能なプッシュロッドと、
固定爪と、を有するロータリー植付位置における強制押
出式植付アームにおいて、ロータリーケースの外側の面
に強制押出式植付アームを設けるとともに、プッシュレ
バーとプッシュロッドとの連結に当たり、プッシュレバ
ーに対してプッシュロッドをロータリーケースの外側の
面で前記カムの部分よりも外側にずらせてオフセット配
置するとともに、プッシュレバーは、全体として平面視
で 形に構成し、該プッシュレバーとプッシュロッドの前記 形の水平曲折部分を、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部分の前方に位置する如く構成したから、植付ア
ームのロータリーケースに対する取付位置における前方
の植付爪に対する後方の植付爪の通過するふところとな
るスペースが、従来の形状に折曲げられたプッシュレ
バーに比べて大きくなり、しかも、該プッシュレバーと
プッシュロッドの前記 形の水平曲折部分をプッシュレバーとプッシュロッドの
連結部分に位置する如く構成したので、その断面長方形
の平面視で 形による２回の折曲げにより剛性が大きくアップし、か
つプッシュレバーとプッシュロッドの水平折曲部分の存
在によりプッシュレバーとプッシュロッド間の長さが長
くできるから、駆動カムによるプッシュロッド作動が強
度を保ったまま精度良く行うことができるとともに、植
付け作業中のプッシュロッドの負荷に対してもねばりの
ある作動が得られるというすぐれた特徴を有する。
心として揺動するプッシュレバーと、スプリングで前方
に向かって附勢された前後動可能なプッシュロッドと、
固定爪と、を有するロータリー植付位置における強制押
出式植付アームにおいて、ロータリーケースの外側の面
に強制押出式植付アームを設けるとともに、プッシュレ
バーとプッシュロッドとの連結に当たり、プッシュレバ
ーに対してプッシュロッドをロータリーケースの外側の
面で前記カムの部分よりも外側にずらせてオフセット配
置するとともに、プッシュレバーは、全体として平面視
で 形に構成し、該プッシュレバーとプッシュロッドの前記 形の水平曲折部分を、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部分の前方に位置する如く構成したから、植付ア
ームのロータリーケースに対する取付位置における前方
の植付爪に対する後方の植付爪の通過するふところとな
るスペースが、従来の形状に折曲げられたプッシュレ
バーに比べて大きくなり、しかも、該プッシュレバーと
プッシュロッドの前記 形の水平曲折部分をプッシュレバーとプッシュロッドの
連結部分に位置する如く構成したので、その断面長方形
の平面視で 形による２回の折曲げにより剛性が大きくアップし、か
つプッシュレバーとプッシュロッドの水平折曲部分の存
在によりプッシュレバーとプッシュロッド間の長さが長
くできるから、駆動カムによるプッシュロッド作動が強
度を保ったまま精度良く行うことができるとともに、植
付け作業中のプッシュロッドの負荷に対してもねばりの
ある作動が得られるというすぐれた特徴を有する。
以下、図面に示す実施例について説明する。
先ず、ロータリー植付位置について説明する。
第８図において、エンジンからミッションケースを介
して駆動される植付主軸（16）から植付伝動ケース（1
7）内のチェーンとスプロケットとからなる伝動系統を
経て、入力軸（18）が安全クラッチ（40）を介して駆動
される。
して駆動される植付主軸（16）から植付伝動ケース（1
7）内のチェーンとスプロケットとからなる伝動系統を
経て、入力軸（18）が安全クラッチ（40）を介して駆動
される。
第９図に示す伝動軸、すなわち入力軸（18）は植付伝
動ケース（17）に対して回転自在である。
動ケース（17）に対して回転自在である。
伝動軸（18）には太陽歯車（19）が遊嵌されている。
ただし、太陽歯車位相調節部材（19a）を介して植付
伝動ケース（17）に固定されている。これは、太陽歯車
（19）の植付伝動ケース（17）に対する相対位置を変え
るものである。
伝動ケース（17）に固定されている。これは、太陽歯車
（19）の植付伝動ケース（17）に対する相対位置を変え
るものである。
伝動軸（18）の端部には、中空状の２つ割りロータリ
ーケース（20）が軸架されており、植付爪の上部停止装
置との関係から位置調整して伝動軸（18）にロータリー
ケース（20）が取付けられ、ボルト（21）により伝動軸
（18）に固定されるものである。
ーケース（20）が軸架されており、植付爪の上部停止装
置との関係から位置調整して伝動軸（18）にロータリー
ケース（20）が取付けられ、ボルト（21）により伝動軸
（18）に固定されるものである。
回転体としてのロータリーケース（20）には、太陽歯
車（19）と噛合し、かつ太陽歯車（19）と同歯数の中間
歯車（22）（22）が中間軸（23）（23）を介して回転自
在に設けられており、植付軸としてのカム軸（24）上に
は前記中間軸（23）上の中間歯車（22）に常時噛合する
太陽歯車（19）と同歯数（22）の遊星歯車（25）が後述
する支持部材を介して嵌着されている。
車（19）と噛合し、かつ太陽歯車（19）と同歯数の中間
歯車（22）（22）が中間軸（23）（23）を介して回転自
在に設けられており、植付軸としてのカム軸（24）上に
は前記中間軸（23）上の中間歯車（22）に常時噛合する
太陽歯車（19）と同歯数（22）の遊星歯車（25）が後述
する支持部材を介して嵌着されている。
これら太陽歯車（19）、中間歯車（22）、遊星歯車
（25）は第10図に示す如く回転中心から適宜寸法（ｅ）
偏心した歯車である。
（25）は第10図に示す如く回転中心から適宜寸法（ｅ）
偏心した歯車である。
カム軸（24）は又、位置調節部材（26）を介してロー
タリーケース（20）に取付られている。
タリーケース（20）に取付られている。
又、カム軸（24）には支持部材（27）が嵌装され、こ
の支持部材（27）に植付アーム（28）と前記した遊星歯
車（25）とが固定されている。
の支持部材（27）に植付アーム（28）と前記した遊星歯
車（25）とが固定されている。
以上のような位置調節部材（26）を調整することによ
り、押出爪の押出タイミングが変更される。
り、押出爪の押出タイミングが変更される。
カム軸（24）には後述するカムが設けられている。
さて、回転体としてのロータリーケース（20）がその
回転軸である伝動軸（18）により第10図の如く矢印Ａ方
向に自転すると、植付伝動ケース（17）に対して、回転
不能の太陽歯車（19）に噛合する中間歯車（22）はロー
タリーケース（20）の自転に伴ってその自転の回転角度
と同じ回転角度だけ矢印Ｂの方向に自転する。
回転軸である伝動軸（18）により第10図の如く矢印Ａ方
向に自転すると、植付伝動ケース（17）に対して、回転
不能の太陽歯車（19）に噛合する中間歯車（22）はロー
タリーケース（20）の自転に伴ってその自転の回転角度
と同じ回転角度だけ矢印Ｂの方向に自転する。
この中間歯車（22）に遊星歯車（25）を介して連動す
る植付爪アーム支持部材（27）は、中間歯車（22）の自
伝により矢印Ｃ方向、つまりロータリーケース（20）の
自転方向と逆方向に自転するから、植付アーム（28）は
苗載台の方向を向いた姿勢状態で駆動軸（18）を中心に
旋回運動することになり、この旋回運動中において苗載
台に面する側を上から下に下降するとき、その植付爪の
先端部にて苗載台上の苗マットから苗を一株だけ分割し
たのち、その下降下限において圃場面に植付し、その後
において圃場面より上昇するもので植付時に押出爪が苗
を押出すので苗は植付爪から離れる。
る植付爪アーム支持部材（27）は、中間歯車（22）の自
伝により矢印Ｃ方向、つまりロータリーケース（20）の
自転方向と逆方向に自転するから、植付アーム（28）は
苗載台の方向を向いた姿勢状態で駆動軸（18）を中心に
旋回運動することになり、この旋回運動中において苗載
台に面する側を上から下に下降するとき、その植付爪の
先端部にて苗載台上の苗マットから苗を一株だけ分割し
たのち、その下降下限において圃場面に植付し、その後
において圃場面より上昇するもので植付時に押出爪が苗
を押出すので苗は植付爪から離れる。
また、第10図に示す如く太陽歯車（19）、中間歯車
（22）、遊星歯車（25）の何れもがｅ量偏心した偏心歯
車に構成されているのでロータリーケース（20）の矢印
Ａ方向への自転に伴って支持部材（27）は公転し、それ
に伴う支持部材（27）自体のＣ方向への自転はその一回
転中において偏心歯車（22）（22）、（25）（25）それ
ぞれの噛み合いにおける回転軸心に対する噛み合いピッ
チ半径の違いによりロータリーケース（20）の自転速度
に対して早くなったり遅くなったりするように構成され
ている。
（22）、遊星歯車（25）の何れもがｅ量偏心した偏心歯
車に構成されているのでロータリーケース（20）の矢印
Ａ方向への自転に伴って支持部材（27）は公転し、それ
に伴う支持部材（27）自体のＣ方向への自転はその一回
転中において偏心歯車（22）（22）、（25）（25）それ
ぞれの噛み合いにおける回転軸心に対する噛み合いピッ
チ半径の違いによりロータリーケース（20）の自転速度
に対して早くなったり遅くなったりするように構成され
ている。
よって、ロータリーケース（20）の自転に対して植付
アーム（28）のＣ方向への自転が遅くなる時期が、苗取
位置から植付アーム（28）の圃場面に近づくように下降
する時期に、又一方、植付アーム（28）のＣ方向への自
転が早くなる時期が植付アーム（28）の上昇上限に近づ
くように植付位置から上昇する時期に各々該当するよう
に設定することにより、各植付アーム（28）は圃場面に
近づくように下降するときロータリーケース（20）の自
転よりもＣ方向に遅れ勝手にゆっくり自転しながら公転
により姿勢を下向きに変え、植付後に上昇上限に近づく
とき、ロータリーケース（20）の自転よりも余分にＣ方
向に進み勝手に自転して姿勢を上向きに変えるから、第
10図の如く爪先端の運動軌跡の閉ループは一方によりカ
ーブし、他方はより直線に近いところの変形の楕円状の
閉ループ曲線となっている。
アーム（28）のＣ方向への自転が遅くなる時期が、苗取
位置から植付アーム（28）の圃場面に近づくように下降
する時期に、又一方、植付アーム（28）のＣ方向への自
転が早くなる時期が植付アーム（28）の上昇上限に近づ
くように植付位置から上昇する時期に各々該当するよう
に設定することにより、各植付アーム（28）は圃場面に
近づくように下降するときロータリーケース（20）の自
転よりもＣ方向に遅れ勝手にゆっくり自転しながら公転
により姿勢を下向きに変え、植付後に上昇上限に近づく
とき、ロータリーケース（20）の自転よりも余分にＣ方
向に進み勝手に自転して姿勢を上向きに変えるから、第
10図の如く爪先端の運動軌跡の閉ループは一方によりカ
ーブし、他方はより直線に近いところの変形の楕円状の
閉ループ曲線となっている。
以上のようなロータリー植付位置における強制押出式
植付アームは、第１図の如く、カム軸（24）のカム（2
9）によって軸（30）を中心として揺動するプッシュレ
バー（31）があり、リンク（32）を介してプッシュロッ
ド（33）を前後動せしめるようになっている。
植付アームは、第１図の如く、カム軸（24）のカム（2
9）によって軸（30）を中心として揺動するプッシュレ
バー（31）があり、リンク（32）を介してプッシュロッ
ド（33）を前後動せしめるようになっている。
（34）はスプリングでプッシュロッド（33）を前方に
向かって附勢しており、押出爪（33a）はこのプッシュ
ロッド（17）の先端に取付けられている。（35）は固定
爪である。
向かって附勢しており、押出爪（33a）はこのプッシュ
ロッド（17）の先端に取付けられている。（35）は固定
爪である。
ところで、以上のような強制押出式アームにおいて本
案のプッシュレバー（31）は第２図の如く断面長方形を
なし、平面視で 形の曲折部に折曲形成され、その第１の折曲部分におい
て、前述したスプリング（34）がレバー（31）の突起
（36）に当接している。突起（36）と反対側にはクッシ
ョンゴムとしてのゴムパッド（37）がある。このゴムパ
ッド（37）は植付アームの爪ケース（38）との衝撃を緩
和する緩衝体である。そして、第２の折曲部分にリンク
（32）が取付けられており、これにプッシュロッド（3
3）が連結されている。
案のプッシュレバー（31）は第２図の如く断面長方形を
なし、平面視で 形の曲折部に折曲形成され、その第１の折曲部分におい
て、前述したスプリング（34）がレバー（31）の突起
（36）に当接している。突起（36）と反対側にはクッシ
ョンゴムとしてのゴムパッド（37）がある。このゴムパ
ッド（37）は植付アームの爪ケース（38）との衝撃を緩
和する緩衝体である。そして、第２の折曲部分にリンク
（32）が取付けられており、これにプッシュロッド（3
3）が連結されている。
したがって、プッシュレバー（31）の水平折曲部分
（31a）は、プッシュロッド（33）よりも前方に位置す
ることになり、該 形の第１の折曲部分と第２の折曲部分の間の連結部材と
なっている。
（31a）は、プッシュロッド（33）よりも前方に位置す
ることになり、該 形の第１の折曲部分と第２の折曲部分の間の連結部材と
なっている。
このように、プッシュレバーとプッシュロッドとの連
結に当たり、プッシュレバーに対してプッシュロッドを
ロータリーケースとは反対側にオフセット配置した植付
アーム構造であって、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部材をプッシュレバーと単一部材でかつプッシュ
レバーと連続に平面視で 形の曲折部に折曲げて構成し、該プッシュレバーとプッ
シュロッドの連結部材をプッシュレバーとプッシュロッ
ド前方に位置する如く構成されていることにより、連結
部材の剛性が増し、プッシュレバーの作用長を長くする
ことになる。
結に当たり、プッシュレバーに対してプッシュロッドを
ロータリーケースとは反対側にオフセット配置した植付
アーム構造であって、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部材をプッシュレバーと単一部材でかつプッシュ
レバーと連続に平面視で 形の曲折部に折曲げて構成し、該プッシュレバーとプッ
シュロッドの連結部材をプッシュレバーとプッシュロッ
ド前方に位置する如く構成されていることにより、連結
部材の剛性が増し、プッシュレバーの作用長を長くする
ことになる。
又、第３、４、５、６図はプッシュレバー（31）の動
作を説明するものであるが、第５、６図にはプッシュレ
バー（31）の帽子型のスプリング受け（39）がある。
作を説明するものであるが、第５、６図にはプッシュレ
バー（31）の帽子型のスプリング受け（39）がある。
本案のプッシュレバー（31）は断面長方形で、平面視
で 形の曲折部に折曲げ形成されているのでリンク部材（3
2）が回動支点（30）より前方に位置することとなり、
又プッシュレバーに対してプッシュロッドをロータリー
ケースの外側の面で前記カムの部分よりも外側にずらせ
てオフセットした位置に取付けられているから、第９図
に示すように植付アーム（28）のロータリーケース（2
0）に対する取付位置におけるふところスペース（Ｓ）
が広くなり、後方爪の位置を十分に確保できるし、プッ
シュレバーが単一部材で構成されていて、平面視で 形の曲折部に折曲げられているので、その作用長が長く
なり、駆動カム（29）によるプッシュロッド（33）の作
動が精度良く行われる。何れにして本案のものによれ
ば、カム軸のカムによって軸を中心として揺動するプッ
シュレバーと、スプリングで前方に向かって附勢された
前後動可能なプッシュロッドと、固定爪と、を有するロ
ータリー植付位置における強制押出式植付アームにおい
て、ロータリーケースの外側の面に強制押出式植付アー
ムを設けるとともに、プッシュレバーとプッシュロッド
との連結に当たり、プッシュレバーに対してプッシュロ
ッドをロータリーケースの外側の面で前記カムの部分よ
りも外側にずらせてオフセット配置するとともに、プッ
シュレバーは、全体として平面視で 形に構成し、該プッシュレバーとプッシュロッドの前記 形の水平曲折部分を、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部分の前方に位置する如く構成したから、プッシ
ュレバーとプッシュロッドとの連結に当たり、プッシュ
レバーに対してプッシュロッドをロータリーケースの外
側の面で前記カムの部分よりも外側にずらせてオフセッ
ト配置するロータリー植付装置の構成が容易に製作でき
るという特徴がある。
で 形の曲折部に折曲げ形成されているのでリンク部材（3
2）が回動支点（30）より前方に位置することとなり、
又プッシュレバーに対してプッシュロッドをロータリー
ケースの外側の面で前記カムの部分よりも外側にずらせ
てオフセットした位置に取付けられているから、第９図
に示すように植付アーム（28）のロータリーケース（2
0）に対する取付位置におけるふところスペース（Ｓ）
が広くなり、後方爪の位置を十分に確保できるし、プッ
シュレバーが単一部材で構成されていて、平面視で 形の曲折部に折曲げられているので、その作用長が長く
なり、駆動カム（29）によるプッシュロッド（33）の作
動が精度良く行われる。何れにして本案のものによれ
ば、カム軸のカムによって軸を中心として揺動するプッ
シュレバーと、スプリングで前方に向かって附勢された
前後動可能なプッシュロッドと、固定爪と、を有するロ
ータリー植付位置における強制押出式植付アームにおい
て、ロータリーケースの外側の面に強制押出式植付アー
ムを設けるとともに、プッシュレバーとプッシュロッド
との連結に当たり、プッシュレバーに対してプッシュロ
ッドをロータリーケースの外側の面で前記カムの部分よ
りも外側にずらせてオフセット配置するとともに、プッ
シュレバーは、全体として平面視で 形に構成し、該プッシュレバーとプッシュロッドの前記 形の水平曲折部分を、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部分の前方に位置する如く構成したから、プッシ
ュレバーとプッシュロッドとの連結に当たり、プッシュ
レバーに対してプッシュロッドをロータリーケースの外
側の面で前記カムの部分よりも外側にずらせてオフセッ
ト配置するロータリー植付装置の構成が容易に製作でき
るという特徴がある。
又、第５、６図の如く、スプリング受け（39）を突起
（36）部分に設けると、プッシュスプリングの性能が安
定する。
（36）部分に設けると、プッシュスプリングの性能が安
定する。
第１図は本案植付アームを示す正面図、第２図はプッシ
ュレバー部分の拡大斜視図、第３、４、５、６図はプッ
シュレバーの作動説明図、第７図は植付アームの背面
図、第８図は伝動系統を示す説明図、第９図はロータリ
ーケースの断面図、第10図は植付軌跡の説明図、第11、
12図は従来の植付アームの正面図、平面断面図である。 （20）……ロータリーケース （24）……カム軸 （29）……カム （30）……回動軸 （31）……プッシュレバー （32）……リンク （33）……プッシュロッド （34）……スプリング （35）……固定爪
ュレバー部分の拡大斜視図、第３、４、５、６図はプッ
シュレバーの作動説明図、第７図は植付アームの背面
図、第８図は伝動系統を示す説明図、第９図はロータリ
ーケースの断面図、第10図は植付軌跡の説明図、第11、
12図は従来の植付アームの正面図、平面断面図である。 （20）……ロータリーケース （24）……カム軸 （29）……カム （30）……回動軸 （31）……プッシュレバー （32）……リンク （33）……プッシュロッド （34）……スプリング （35）……固定爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−160113（ＪＰ，Ｕ) 実願 昭62−42214号（実開 昭63− 148117号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) 実願 昭59−199210号（実開 昭61− 110223号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】カム軸のカムによって軸を中心として揺動
するプッシュレバーと、スプリングで前方に向かって附
勢された前後動可能なプッシュロッドと、固定爪と、を
有するロータリー植付位置における強制押出式植付アー
ムにおいて、ロータリーケースの外側の面に強制押出式
植付アームを設けるとともに、プッシュレバーとプッシ
ュロッドとの連結に当たり、プッシュレバーに対してプ
ッシュロッドをロータリーケースの外側の面で前記カム
の部分よりも外側にずらせてオフセット配置するととも
に、プッシュレバーは、全体として平面視で 形に構成し、該プッシュレバーとプッシュロッドの前記 形の水平折曲部分を、プッシュレバーとプッシュロッド
の連結部分の前方に位置する如く構成したことを特徴と
するロータリー植付位置における強制押出式植付アー
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987053153U JP2525579Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | ロ−タリ−植付位置における強制押出式植付ア−ム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987053153U JP2525579Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | ロ−タリ−植付位置における強制押出式植付ア−ム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63160124U JPS63160124U (ja) | 1988-10-19 |
| JP2525579Y2 true JP2525579Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=30878952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987053153U Expired - Lifetime JP2525579Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | ロ−タリ−植付位置における強制押出式植付ア−ム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525579Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0335057Y2 (ja) * | 1984-12-25 | 1991-07-25 | ||
| JP2542615Y2 (ja) * | 1987-03-23 | 1997-07-30 | ヤンマー農機株式会社 | 植付アーム支持構造 |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP1987053153U patent/JP2525579Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63160124U (ja) | 1988-10-19 |
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