JP2525436Y2 - ホール効果型センサの磁気回路装置 - Google Patents

ホール効果型センサの磁気回路装置

Info

Publication number
JP2525436Y2
JP2525436Y2 JP1988131723U JP13172388U JP2525436Y2 JP 2525436 Y2 JP2525436 Y2 JP 2525436Y2 JP 1988131723 U JP1988131723 U JP 1988131723U JP 13172388 U JP13172388 U JP 13172388U JP 2525436 Y2 JP2525436 Y2 JP 2525436Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic flux
flux guide
magnet
hall
circuit device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988131723U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0252105U (ja
Inventor
滋身 村田
豊 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1988131723U priority Critical patent/JP2525436Y2/ja
Priority to KR2019890013754U priority patent/KR930004094Y1/ko
Priority to EP89117911A priority patent/EP0363738B1/en
Priority to DE8989117911T priority patent/DE68903824T2/de
Priority to US07/413,648 priority patent/US5028868A/en
Publication of JPH0252105U publication Critical patent/JPH0252105U/ja
Priority to US08/003,849 priority patent/US5237272A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2525436Y2 publication Critical patent/JP2525436Y2/ja
Priority to HK97102287A priority patent/HK1000734A1/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば内燃機関の点火時期制御装置にお
けるクランク角の検出などに好ましく用いることのでき
るホール効果型センサの磁気回路装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、ホール効果を利用した例えば位置センサ、角度
センサ、速度センサなど各種のセンサ装置は周知であ
り、またこのようなセンサ装置に用いるホール素子をIC
化、パッケージ化したホールICもよく知られている。か
かるホールICを磁気回路とともにケースあるいはフレー
ムに組み込んで樹脂により固定し、一体化した内燃機関
点火時期制御用のホール効果型センサ装置も知られてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来のホール効果型センサの磁気回路装
置においては、マグネットを磁束ガイドに接着材で固定
しているが、磁束ガイドのマグネット取り付け部は平面
状であったので、取り付けのために治具を必要とし、ま
た位置決め精度が悪く、従って得られるホール効果型セ
ンサの信号精度が悪いという問題点があった。
この考案は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、組立に治具を必要とせず、しかも位置決めが
容易で信号精度が高く、自動化も容易なホール効果型セ
ンサの磁気回路装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るホール効果型センサの磁気回路装置
は、第2の磁束ガイドにマグネットを嵌め込んで接着し
て位置決め固定する凹部を設け、フレームに第2の磁束
ガイドを嵌め込んで位置決め固定する係合体を設けたも
のである。
〔作用〕
本考案によれば、凹部にマグネットを嵌め込みマグネ
ットを第2の磁束ガイドに接着固定することにより、マ
グネットは第2の磁束ガイドに対して位置決め固定され
る。そして、この第2の磁束ガイドを係合体に嵌め込む
ことにより、第2の磁束ガイドはフレームに対して位置
決め固定される。そこで、マグネットおよび第2の磁束
ガイドがフレームに対して位置決めされて配置される。
したがって、組立治具を必要とせずに、マグネットおよ
び第2の磁束ガイドを簡易に、かつ、高精度に位置決め
でき、センサ装置の信号精度を高める。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図について説明する。第1
図はこの考案の一実施例による磁気回路装置を用いたホ
ール効果型センサ装置を内燃機関の点火時期制御装置に
用いた場合の構成を示す図、第2図及び第3図は上記実
施例の構造を示す図であり、図において(1)はディス
トリビュータのハウジング、(2)はこのハウジング
(1)の中心部に挿通された回転可能に支承されたシャ
フトであり、このシャフト(2)はカップリング(21)
を介して内燃機関の例えばカムシャフト(図示せず)に
連結され機関の回転に同期して回転する。(3)はこの
シャフト(2)に固着されて、シャフト(2)と一体的
に回転するように設けられた磁性材料からなる磁束シャ
ッタ、(4)はハウジング(1)に固定されたホール効
果型センサ装置である。なお、(5)はシャフト(2)
の先端部に取り付けられシャフト(2)と一体的に回転
する配電ロータ、(6)は配電キャップである。
上記ホール効果型センサ装置(4)は、第2図および
第3図に詳細を示すように、フレーム(40)、磁気回路
装置(7)、ホールIC(41)、及びホルダ(44)などか
らなっている。そして、上記磁気回路装置(7)は、マ
グネット(71)、第1の磁束ガイド(72)、及び第2の
磁束ガイド(73)からなっている。また、上記第2の磁
束ガイド(73)にはマグネット(71)を位置決めするた
めの凹部(73a)が形成されており、マグネット(71)
はこの凹部(73a)に接着固定されている。なお、上記
フレーム(40)はモールド樹脂からなっており、ホルダ
(44)を係止するための係合体(40a)と、第2の磁束
ガイド(73)を係止するための係合体(40b)を有する
と共に、コネクタ部(40c)を有しており、かつ接続導
体(40d)が一体的にモールドされている。また、接続
導体(40d)の一端部は第2図(b)に示すようにコネ
クタ部(40c)内に露出されて外部回路と電気的に接続
するためのコネクタピンを形成し、他端部はホールIC
(41)のリード線(41a)と露出部Aにおいて溶接等に
より電気的に接続されている。また上記ホルダ(44)は
モールド樹脂によって形成されており、上記フレーム
(40)の係合体(40a)に係合する突部(44a)と、ホー
ルIC(41)を収容保持する保持部(44b)と、第1の磁
束ガイド(72)を収容保持する保持部(44c)と、プレ
ート(43)を保持する突起(44d)とを有している。プ
レート(43)は例えばステンレス鋼などの非磁性材から
なっており、突起(44d)に嵌合する挿通孔(43a)が設
けられている。又、第2の磁束ガイド(73)にはフレー
ム(40)の係合体(40b)に係合させるための突起(73
b)が設けられている。
上記磁気回路装置(7)は、マグネット(71)を第2
の磁束ガイド(73)の凹部(73a)に接着材により接
着、固定した後、第2の磁束ガイド(73)の突起(73
b)をフレーム(40)の係合体(40b)に係合させること
によりフレーム(40)に固定し、又、第3図及び第2図
に示すように、ホールIC(41)、第1の磁束ガイド(7
2)、及びプレート(43)をホルダ(44)にはめ込み保
持させた後、このホルダ(44)をフレーム(40)の係合
体(40a)にはめ込み、係合させることにより正確な位
置決め及び保持が行なわれる。次いでリード線(41a)
と接続導体(40d)とを例えばスポツト溶接等により電
気的に接続した後、ホールIC(41)のまわりの空隙部S
等に熱硬化性樹脂からなるゲル材を注入し、これを硬化
させることにより目的とするホール効果型センサを得る
ことができる。
上記実施例によれば、磁束ガイドに対するマグネット
(71)の取り付けは極めて簡単であり、しかも位置決め
が容易で確実であるため得られるホール効果型センサの
信号精度を高めることができる。また、位置決めが容易
であることにより、組立を自動化することも容易であ
る。
なお、上記ゲル材の注入は各構成部材を固定すると共
に気密に封じ、特にホールIC(41)を湿気や腐食性ガス
から保護するものである。また、上記プレート(43)は
樹脂の流出を防ぐ堰としての役割も有している。なお、
磁束ガイド(72)、(73)の間、あるいはマグネット
(71)とプレート(43)との間には磁束シャッタ(3)
を通過させるのに充分な間隙Gを有している。
なお、上記構成において、機関の回転によってシャフ
ト(2)が回転すると、これと一体的に固着された磁束
シャッタ(3)も回転し、ホールIC(41)を含む磁気回
路内を移動する。上記磁束シャッタ(3)の周辺部は図
示を省略しているがすだれ状に形成されていることによ
り、ホールIC(41)に対しシャフト(2)の回転に応じ
た磁束の変化として与えられる。ホールIC(41)はこれ
を電気信号に変換し、コネクタ部(40c)を介して内燃
機関の回転に応じた電気信号として取り出すことができ
る。しかしてホールIC(41)の出力信号を図示しない処
理回路によって処理することにより、例えばクランク角
を検出し、点火磁気の制御を行うことができる。
第4図はこの考案の他の実施例の要部を示すであり、
この実施例では凹部(73a)の壁部(73c)の面積を大き
くし、この壁部(73a)にも接着材(8)を存在させる
ことにより、マグネット(71)と磁束カイド(73)との
接着有効面積を増大させたものである。この実施例によ
ればマグネット(71)の位置決め、固定がさらに確実に
なる。なの、この他、凹部(73a)の内面をマグネット
(71)との接着を確実にするために粗面に加工すること
は好ましい。
なお、上記実施例ではホールIC(41)、第1の磁束ガ
イド(72)などをホルダ(44)を介してフレーム(40)
に対して位置決め、保持させるように構成したが必ずし
もこれに限定されるものではなく、例えばフレーム(4
0)に直接保持、位置決めさせても差し支えない。ま
た、フレーム(40)は容器状のもの、あるいは容器その
ものであっても差し支えなく、さらに係合体(40a)(4
0b)の形状、数、磁束ガイドの分割数、マグネットの取
り付け位置なども実施例のものに限定されるものでない
ことは当然である。
ところで上記説明ではこの考案を内燃機関の点火時期
制御のための角度検出に用いる場合について説明した
が、他のセンサの磁気回路装置として用いることもでき
る。例えば磁束シャッタ(3)はリニアに移動するもの
であっても差し支えない。
なお、上記実施例はこの考案の理解を容易にするため
に示した一例に過ぎず、上記の他この考案の精神の範囲
内で種々の変形や変更が可能であることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、第2の磁束ガイドに
マグネットを嵌め込んで接着して位置決め固定する凹部
を設け、フレームに第2の磁束ガイドを嵌め込んで位置
決め固定する係合体を設けたので、位置決めが容易で信
号精度が高く、しかも自動化も容易なホール効果型セン
サの磁気回路装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるホール効果型センサの
磁気回路装置をディストリビュータに適用した例を示す
断面図、第2図は上記実施例のホール効果型センサの磁
気回路装置を示すもので、第2図(a)は平面図、第2
図(b)は第2図(a)のB−線における側面断面図、
第2図(c)は側面図である。第3図は第2図に示す実
施例の組立斜視図、第4図はこの考案の他の実施例を示
す要部断面図である。 図において、(7)は磁気回路装置、(41)はホールI
C、(71)はマグネット、(72)(73)は第1及び第2
の磁束ガイド、(73a)は凹部である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−92865(JP,A) 実開 昭60−120309(JP,U) 米国特許4165726(US,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム上に位置決め固定されたホールIC
    に対向して配置されたマグネットと、前記ホールICの前
    記マグネットと反対側の前記フレーム上に配置された第
    1の磁束ガイドと、前記マグネットの前記ホールICと反
    対側に前記第1の磁束ガイドと対向して前記フレーム上
    に配置された第2の磁束ガイドとを備えたホール効果型
    センサの磁気回路装置において、前記第2の磁束ガイド
    に前記マグネットを嵌め込んで接着して位置決め固定す
    る凹部を設け、前記フレームに前記第2の磁束ガイドを
    嵌め込んで位置決め固定する係合体を設けたことを特徴
    とするホール効果型センサの磁気回路装置。
JP1988131723U 1988-10-11 1988-10-11 ホール効果型センサの磁気回路装置 Expired - Lifetime JP2525436Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988131723U JP2525436Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 ホール効果型センサの磁気回路装置
KR2019890013754U KR930004094Y1 (ko) 1988-10-11 1989-09-21 홀 효과형 센서장치
DE8989117911T DE68903824T2 (de) 1988-10-11 1989-09-28 Hall-effekt-fuehler sowie dazugehoeriger magnetischer schaltkreis.
US07/413,648 US5028868A (en) 1988-10-11 1989-09-28 Hall effect type sensing device and magnetic circuit device for a hall effect type sensor
EP89117911A EP0363738B1 (en) 1988-10-11 1989-09-28 Hall effect type sensing device and a magnetic circuit device for a hall effect type sensor
US08/003,849 US5237272A (en) 1988-10-11 1993-01-11 Magnetic circuit device for a hall effect type sensor for detecting crank angle
HK97102287A HK1000734A1 (en) 1988-10-11 1997-12-01 Hall effect type sensing device and a magnetic circuit device for a hall effect type sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988131723U JP2525436Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 ホール効果型センサの磁気回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0252105U JPH0252105U (ja) 1990-04-13
JP2525436Y2 true JP2525436Y2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=31388054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988131723U Expired - Lifetime JP2525436Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 ホール効果型センサの磁気回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2525436Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2790549B1 (fr) * 1999-03-03 2001-04-13 Moving Magnet Tech Capteur de position a sonde magneto-sensible et aimant encastre dans le fer

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4165726A (en) 1977-10-05 1979-08-28 Chrysler Corporation Low mass breakerless ignition distributor

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60120309U (ja) * 1984-01-25 1985-08-14 トヨタ自動車株式会社 内燃機関制御用回転角検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4165726A (en) 1977-10-05 1979-08-28 Chrysler Corporation Low mass breakerless ignition distributor

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0252105U (ja) 1990-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930004094Y1 (ko) 홀 효과형 센서장치
KR930007165B1 (ko) 호올 효과형 센서 장치
JPH02236183A (ja) ホールセンサ装置及びその製造方法
JP4317841B2 (ja) 内燃機関の吸気制御装置
JPH10160403A (ja) 較正中に移動可能で、かつ成形した磁石に固定可能な磁気感受性構成要素を有する磁気センサ
KR930006096B1 (ko) 호올 효과형 센서 장치
JP2525436Y2 (ja) ホール効果型センサの磁気回路装置
JP4118552B2 (ja) 電子部品の保持構造及び電子部品の保持方法
JPH02218980A (ja) ホール効果型センサ装置
US5237272A (en) Magnetic circuit device for a hall effect type sensor for detecting crank angle
JP2525437Y2 (ja) ホール効果型センサ装置
JP3279512B2 (ja) 回転センサ
JPH0694747A (ja) センサ装置及びそのセンサ装置を用いた回転センサ
JPH02240585A (ja) ホール効果型センサ装置
JPH05157507A (ja) 磁気センサおよび磁気センサ用磁石の固定方法
JPH02188634A (ja) 移動検出装置
JPH02284082A (ja) ホール効果型センサ装置
JP3436685B2 (ja) 回動角検出装置
JPH02236182A (ja) ホール効果形センサ装置
JPH02222848A (ja) ホール効果型センサ装置
JP3723975B2 (ja) 移動物体検出器
JPH0473731B2 (ja)
JP2879949B2 (ja) 回転センサの製造方法
JPH07113811A (ja) 磁気センサ
JPH02242180A (ja) ホール効果形センサ装置