JPH0473731B2 - - Google Patents

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JPH0473731B2
JPH0473731B2 JP28898186A JP28898186A JPH0473731B2 JP H0473731 B2 JPH0473731 B2 JP H0473731B2 JP 28898186 A JP28898186 A JP 28898186A JP 28898186 A JP28898186 A JP 28898186A JP H0473731 B2 JPH0473731 B2 JP H0473731B2
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light emitting
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関用配電器に内蔵される回転角
度及び回転位置の検出装置に係り、特に部品点数
が少なく済み、かつ高精度が得られるように改良
した回転角度・回転位置検出装置の構造に関する
ものである。
〔従来技術〕
エンジンの電子制御システムにおいて、エンジ
ン回転と同期して回転する配電器に内蔵した回転
角度及び回転位置検出装置としては、発明協会発
行の公開技報83−12635号に記載の技術が公知で
ある。この公知の検出装置は、発光素子と受光素
子とを対向させ、その間にスリツトを有する円板
が回転するように配置し、光の明暗変化を電圧変
化に変換し、所定の信号を出力するようにした構
造である。
前記発光素子と受光素子とが互いに対向する面
の側には、回転板に設けたスリツトに近似したス
リツトを有する板を設置し、光の散乱を防止する
ようにしている。
前述の公知例においては、要するにエンジンの
クランク軸と同期して回転する回転板にスリツト
を設けると共に、上記スリツトの回転軌跡を介し
て対向する発光素子、受光素子を設け、かつ、上
記発光素子の発光面と回転板との間に、前記回転
板のスリツトに対応するスリツトを設けるととも
に、前記受光素子の受光面と回転板との間に同様
のスリツトを設けた構造が用いられ、回転板のス
リツトに対応するスリツトを設けた1対のスリツ
ト板を別体に構成するとともに、このスリツト板
をケーシングに対して位置決めして取り付けてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の公知例においては、別体の部材に構成さ
れたスリツト板をホルダ及びケースの一部にそれ
ぞれ接着しなければならず、またスリツト板の位
置決めピンが必要であり、さらにホルダを固定す
るねじ締め作業が必要となる等、部品点数が多い
こともあつてコスト高の要因となつていた。さら
に、高い位置精度を必要とする構成部分が別体に
構成されて組み合わされているため、位置誤差を
生じる要因が多かつた。
本発明の目的は、容易に高精度が得られ、部品
点数が少なく、作業性の良いピツクアツプを形成
できる構造の回転角度検出装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、成形時に流動性の良い合成樹脂材
料を用い、ホルダとケースとを一体成形すること
により達成される。この原理を実用面に適用する
ための具体的な構成として、本発明の回転角度、
位置検出装置は、一体成形された合成樹脂ケース
に、前記発光素子を収納する発光素子挿入孔と、
前記発光素子を収納する受光素子収納孔と、前記
発光素子の発光面と回転板との間に位置するスリ
ツトと、前記受光素子の受光面と回転板との間に
位置するスリツトと、前記回転板を位置せしめる
溝状部とが設けられていることを特徴とする。
〔作用〕
上述の構成によれば、回転板のスリツトに対応
するスリツト(静止部材であるスリツト)をケー
スと一体に成形するため(即ち、別体のスリツト
板を用いないため、構成部品点数が少ない。更
に、スリツト板の組付作業を必要としないので組
立所要工数が少なく、しかも組立誤差を生じない
ので容易に高精度が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第8図によ
り説明する。
第1図は本発明が適用される配電器の断面図で
ある。
1はエンジンと同期し、その半分の回転速度で
回転するシヤフト、2はハウジング、3はベアリ
ングである。
シヤフト1の一端には第1のカラー4が装着さ
れ、このカラー4のフランジ部4aにピン5が圧
入されている。ピン5は第2のカラー6のフラン
ジ部6aに設けた孔7に嵌合している。
フランジ部4aと同6aとの間には回転板8が
装着され、ねじ9で第2のカラー6と第1のカラ
ー4とをシヤフト1の段部1aに圧接するように
し、回転板8をフランジ部4aと同6aとで挟持
している。
10は合成樹脂で作られたケースで、外部への
信号取出し用コネクタ(第6図について後述)と
一体成形されている。また、ハイブリツド集積回
路12で形成された電子回路がケース10に設置
されている。光電式ピツクアツプ13はケース1
0とで一体成形された形状をなし(詳細は第3図
について後述)、ケース10はハウジンク2の底
面にねじ14で固定されている。以下、ケース1
0に設置されたハイブリツド集積回路12、光電
式ピツクアツプ13の集合体を電子回路ユニツト
15と呼ぶ。
第2図は電子回路ユニツトの詳細を示す平面
図、第3図はその断面図、第4図は部拡大図、
第5図は底面図、第6図は分解図である。
ケース10には孔21を有した金属ブツシユ2
8が3個埋設してあり、第1図に示したねじ14
が貫通する。
光電式ピツクアツプ13は、発光素子23と受
光素子24と(第3図、第4図参照)からなり、
それぞれホルダ部22に固定されている。
発光素子23のリード23aはリードフレーム
26,27に、受光素子24のリードはリードフ
レーム27にそれぞれ溶接されている。
(第5図参照)コネクタ11の端子11aはリ
ードフレーム29に溶接され、ハイブリツド集積
回路12と電気的に接続されている。
前記リードフレーム26,27,29は例えば
黄銅、燐青銅、ニツケル、鉄ニツケル合金等の内
の何れかの材料からなり、比較的可撓性に富み、
かつはんだ付け性の良いものが選定される。
25(第3図、第6図)は合成樹脂で成形した
位置決め部材で、リード23a,24aを挿通す
る孔を有すると共に、リードフレーム26を保持
している。
ハイブリツド集積回路12は(第6図参照)、
セラミツク基板12aおよびこれに載置された素
子12bと、リードフレーム27,29とからな
り、これらの部品ははんだで接合される。
ケース10は端子11aを埋設してコネクタ1
1が形成され、一部に突起31が形成される。
位置決め部材25の孔25bに突起31を貫通
し、その頭部を熱かしめすることによつてケース
10に固定される。
次に、ハイブリツド集積回路12がケース10
に載置され、接着固定される。載置された時、リ
ードフレーム27,29は発光素子のリード23
a、受光素子のリード24a、端子11aに対向
するよう配置される。そして次の工程で、溶接に
よつてそれぞれ接続される。
第7図は、光電子ピツクアツプ13の一部をな
すスリツト部分の詳細を示す為の平面図、第8図
はその断面図である。
スリツト22bは、第1図の回転板8に設けた
スリツトに近似した形状のものである。
第8図に示す如く、発光素子挿入穴22aと回
転板8との間に、静止部分であるスリツト22b
をホルダ部22と共に一体成形する。このホルダ
部は第3図に示したケース10に対して一体的に
成形された部材である。このようにして、スリツ
ト22bをケース10(発、受光素子23,24
を収納している)と一体に成形する。
一方、受光素子挿入穴100aと回転板8との
間にスリツト100bを設ける。
従つて、平面図である第7図においてはスリツ
ト22bと同100bとが重なつている。
第7図においては、スリツト22cとスリツト
100cとも、同様に重なつている。これらのス
リツト22c,100cを含む面で切断した断面
は前述の第8図と類似の形状(厳密に同一ではな
い)となる。従つて、第8図にはスリツトの図面
参照番号22c,100cに括弧を付して記し
た。
上記のスリツト22b、同100bは基準位置
信号用のもので、0.5mm程度の幅で形成され、ク
ランク回転位置の内の特定の基準位置(一般に上
死点)を検出する。
スリツト22c、同100cは角度位置信号用
のもので、0.2mm以下の幅で複数個形成される。
前記のスリツト22b,22c,100b,1
00cを有するケース10を一体成形する場合、
成形操作を容易ならしめるため、成形時に流動性
が良く、かつ耐熱性の高い非晶性熱可塑性ポリエ
ーテルイミド樹脂を用いるのが好適である。
また、上記のスリツト22bと同100bとの
間に、回転板8を位置せしめる溝状部22dを形
成する為に、成形型に可動型を連動して設けてお
く。これにより、いわゆるアンダーカツト形状で
も容易に一体成形できる。
本発明を実施する際、成形用の合成樹脂に顔料
を入れて黒色とすることは容易であり、これによ
つてスリツト部を通過する光の散乱を防止でき
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ホルダとケースとを合成樹脂
で一体成形したことにより、従来使用していたス
リツト板、位置決めピンが不要になると同時に、
これらを接合する作業を必要としない為、コスト
低減効果を奏する。
さらに、発光素子側と受光素子側とに形成され
るスリツトの対向位置精度、即ち第7図で示した
平面から見たスリツトのずれ誤差は、合成樹脂成
形の型精度のみで決まる為、誤差を少なくできる
という効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の実施例を示し、第
1図は本発明を適用した配電器の全体的断面図、
第2図は電子回路ユニツトの詳細を示す平面図、
第3図はその断面図、第4図は要部拡大図、第5
図は底面図、第6図は分解図、第7図はピツクア
ツプの一部を形成する部材の平面図、第8図はそ
の断面図である。 8……回転板、13……光電式ピツクアツプ、
22b,22c……スリツト、23……発光素
子、24……受光素子、100b,100c……
スリツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンのクランク軸と同期して回転する回
    転板にスリツトを設けると共に、上記スリツトの
    回転軸跡を介して対向する発光素子、受光素子を
    設け、かつ、上記発光素子の発光面と回転板との
    間に、前記回転板のスリツトに対応するスリツト
    を設けるとともに、前期受光素子の受光面と回転
    板との間に同様のスリツトを設けたエンジンの回
    転状態検出装置において、一体に成形された合成
    樹脂ケースに、前記発光素子を収納する発光素子
    挿入孔と、前記受光素子を収納する受光素子収納
    孔と、前記発光素子の発光面と回転板との間に位
    置するスリツトと、前記受光素子の受光面と回転
    板との間に位置するスリツトと、前記回転板を位
    置せしめる溝状部とが設けられていることを特徴
    とする、エンジンの回転角度及び回転位置検出装
    置。 2 前記の合成樹脂ケースはポリエーテルイミド
    樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のエンジンの回転角度及び回転位置検出
    装置。
JP28898186A 1986-12-05 1986-12-05 エンジンの回転角度及び回転位置検出装置 Granted JPS63142203A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28898186A JPS63142203A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 エンジンの回転角度及び回転位置検出装置

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JP28898186A JPS63142203A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 エンジンの回転角度及び回転位置検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS63142203A JPS63142203A (ja) 1988-06-14
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JPS63142203A (ja) 1988-06-14

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