JP2524549Y2 - 青果物の鮮度保持紙 - Google Patents
青果物の鮮度保持紙Info
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- JP2524549Y2 JP2524549Y2 JP1991003810U JP381091U JP2524549Y2 JP 2524549 Y2 JP2524549 Y2 JP 2524549Y2 JP 1991003810 U JP1991003810 U JP 1991003810U JP 381091 U JP381091 U JP 381091U JP 2524549 Y2 JP2524549 Y2 JP 2524549Y2
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- Japan
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- paper
- freshness
- vegetables
- fruits
- activated carbon
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は青果物を貯蔵する際に該
青果物から発生するエチレン及びその他のガスを吸収す
ることにより、熟成を抑えて該青果物の鮮度を保持する
ようにした鮮度保持紙に関するものである。
青果物から発生するエチレン及びその他のガスを吸収す
ることにより、熟成を抑えて該青果物の鮮度を保持する
ようにした鮮度保持紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の青果物等の鮮度保持手段として、
ポリエチレン等のフィルムを用いて包装する方法が多用
されている。このような方法によれば青果物への酸素供
給が抑制されて鮮度を保つことができるが、貯蔵中に青
果物から発生するエチレンガスもしくは炭酸ガス等の濃
度が高められてしまい、該青果物等の色相及び成熟度の
変化が高められ、鮮度が早く低下してしまうという難点
がある。
ポリエチレン等のフィルムを用いて包装する方法が多用
されている。このような方法によれば青果物への酸素供
給が抑制されて鮮度を保つことができるが、貯蔵中に青
果物から発生するエチレンガスもしくは炭酸ガス等の濃
度が高められてしまい、該青果物等の色相及び成熟度の
変化が高められ、鮮度が早く低下してしまうという難点
がある。
【0003】上記に対処して例えば特公昭61−264
15号公報には、エチレンガスの吸収剤として臭素酸カ
リウムを溶解した酸性水によって活性炭を処理反応さ
せ、普通活性炭を酸化能を有する乾燥固形物の活性炭に
性状変質させたガス吸収剤の構成が開示されている。
15号公報には、エチレンガスの吸収剤として臭素酸カ
リウムを溶解した酸性水によって活性炭を処理反応さ
せ、普通活性炭を酸化能を有する乾燥固形物の活性炭に
性状変質させたガス吸収剤の構成が開示されている。
【0004】更に特公昭63−61054号公報には、
活性炭を臭素酸ナトリウムと硫酸水で反応処理させたエ
チレン及びアセトアルデヒト吸収剤の構成が開示されて
いる。また、特開昭60−118144号公報には、青
果物又は花木類を収容した貯蔵庫内の空気を、臭素を吸
着させたミクロ孔を有する炭素質分子篩に接触するよう
に循環させた鮮度保持方法が開示されている。
活性炭を臭素酸ナトリウムと硫酸水で反応処理させたエ
チレン及びアセトアルデヒト吸収剤の構成が開示されて
いる。また、特開昭60−118144号公報には、青
果物又は花木類を収容した貯蔵庫内の空気を、臭素を吸
着させたミクロ孔を有する炭素質分子篩に接触するよう
に循環させた鮮度保持方法が開示されている。
【0005】更に特開昭58−20149号公報には、
アルミン酸マグネシウムに過マンガン酸カリウムを担持
させた青果物の鮮度保持剤の構成が開示されており、特
開昭61−100153号公報には、エチレン分解能あ
るいはエチレン資化性能を有する微生物もしくはその抽
出物を青果物等と同一包装内に共存させた鮮度保持方法
が開示されている。
アルミン酸マグネシウムに過マンガン酸カリウムを担持
させた青果物の鮮度保持剤の構成が開示されており、特
開昭61−100153号公報には、エチレン分解能あ
るいはエチレン資化性能を有する微生物もしくはその抽
出物を青果物等と同一包装内に共存させた鮮度保持方法
が開示されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の各種鮮度保持手段の中で、特公昭61−26
415号公報及び特公昭63−61054号公報に記載
されているガス吸着剤は何れも粒状体であるため、吸着
剤そのものを袋詰にしなければならず、紙を用いた場合
に比して使い勝手が良くないという難点がある。また、
このようなガス吸着剤を紙と紙との間に入れたサンドウ
ィッチタイプの製品も考えられているが、製品自体の厚
みが必要以上に大きくなって使用上不便であり、適用範
囲が狭く、かつ、特別な製造設備を必要とするため、製
品がコスト高になってしまうという欠点がある。
うな従来の各種鮮度保持手段の中で、特公昭61−26
415号公報及び特公昭63−61054号公報に記載
されているガス吸着剤は何れも粒状体であるため、吸着
剤そのものを袋詰にしなければならず、紙を用いた場合
に比して使い勝手が良くないという難点がある。また、
このようなガス吸着剤を紙と紙との間に入れたサンドウ
ィッチタイプの製品も考えられているが、製品自体の厚
みが必要以上に大きくなって使用上不便であり、適用範
囲が狭く、かつ、特別な製造設備を必要とするため、製
品がコスト高になってしまうという欠点がある。
【0007】更に吸収剤として臭素酸カリウムもしくは
臭素酸ナトリウムを採用しているため、これらの吸収剤
をそのまま製紙に応用すると臭素臭が残存してしまい、
食品に対してマイナス効果を与えてしまうという課題が
ある。特に活性炭を硫酸水で処理する方法の場合には、
この硫酸が劇物であるため、製紙に応用すると紙が黄色
化してしまう上、セルロースが分解して強度が著しく低
下して紙が破損し易くなるという難点がある。また、硫
酸は強酸であるため、腐食性が高く加工装置そのものを
腐食させるおそれがある。
臭素酸ナトリウムを採用しているため、これらの吸収剤
をそのまま製紙に応用すると臭素臭が残存してしまい、
食品に対してマイナス効果を与えてしまうという課題が
ある。特に活性炭を硫酸水で処理する方法の場合には、
この硫酸が劇物であるため、製紙に応用すると紙が黄色
化してしまう上、セルロースが分解して強度が著しく低
下して紙が破損し易くなるという難点がある。また、硫
酸は強酸であるため、腐食性が高く加工装置そのものを
腐食させるおそれがある。
【0008】一方、特開昭60−118144号公報及
び特開昭58−20149号公報に記載されているよう
に、原料として臭素をミクロ孔を有する炭素質分子篩に
吸着させた除去剤とか、過マンガン酸カリウムを使用す
る方法は、臭素及び過マンガン酸カリウムの持つ毒性に
より食品への適用に問題点があり、又この除去剤の廃棄
処理は環境汚染を引き起こすおそれがある。
び特開昭58−20149号公報に記載されているよう
に、原料として臭素をミクロ孔を有する炭素質分子篩に
吸着させた除去剤とか、過マンガン酸カリウムを使用す
る方法は、臭素及び過マンガン酸カリウムの持つ毒性に
より食品への適用に問題点があり、又この除去剤の廃棄
処理は環境汚染を引き起こすおそれがある。
【0009】更に特開昭61−100153号公報に記
載されているように、エチレン分解能あるいはエチレン
資化性能を有する微生物もしくはその抽出物を青果物等
と同一包装内に共存させる方法は、食品に微生物を付着
させることによるイメージダウンがある外、固定化微生
物のエチレン処理能力は公称20〜40ppmの濃度の
エチレンを約50%減ずるにすぎないため、エチレンの
絶対量に換算すると僅か製剤10g当り4μl処理され
るにすぎないので、処理能力が不足してしまうという問
題点があった。
載されているように、エチレン分解能あるいはエチレン
資化性能を有する微生物もしくはその抽出物を青果物等
と同一包装内に共存させる方法は、食品に微生物を付着
させることによるイメージダウンがある外、固定化微生
物のエチレン処理能力は公称20〜40ppmの濃度の
エチレンを約50%減ずるにすぎないため、エチレンの
絶対量に換算すると僅か製剤10g当り4μl処理され
るにすぎないので、処理能力が不足してしまうという問
題点があった。
【0010】そこで本考案はこのような従来の青果物等
の鮮度保持手段が有している課題を解消して、包装体を
完全に密封しなくとも高いエチレンガスの吸着作用が得
られる上、特有の臭気がなく、特に青果物の食品の包装
に適用して有用な鮮度保持紙を提供することを目的とす
るものである。
の鮮度保持手段が有している課題を解消して、包装体を
完全に密封しなくとも高いエチレンガスの吸着作用が得
られる上、特有の臭気がなく、特に青果物の食品の包装
に適用して有用な鮮度保持紙を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、請求項1により、沃素酸カリウムの燐酸溶
液で処理反応させた活性炭を含有する青果物の鮮度保持
紙の構成にしてあり、請求項2により、活性炭を含有す
る紙を沃素酸カリウムの燐酸溶液で処理した鮮度保持紙
の構成に、請求項3により、パルプを活性炭とともに抄
紙した後、得られた紙を沃素酸カリウムの燐酸溶液で処
理した鮮度保持紙の構成にしてある。更に請求項4によ
り、前記活性炭は粉状若しくは粒状又は繊維状とし、請
求項5により、前記活性炭に代えて木炭等の活性炭に類
似する多孔質物質を使用したことを特徴としている。ま
た、請求項6により、上記沃素酸カリウムに代えて臭素
酸カリウムもしくは臭素酸ナトリウム等のハロゲン化物
を用いている。更に請求項7により、活性炭とパルプ及
び定着剤を原料とし、この原料を抄紙機により抄紙した
後、沃素酸カリウムと燐酸との水溶液中に浸漬し、乾燥
した鮮度保持紙を提供する。
するために、請求項1により、沃素酸カリウムの燐酸溶
液で処理反応させた活性炭を含有する青果物の鮮度保持
紙の構成にしてあり、請求項2により、活性炭を含有す
る紙を沃素酸カリウムの燐酸溶液で処理した鮮度保持紙
の構成に、請求項3により、パルプを活性炭とともに抄
紙した後、得られた紙を沃素酸カリウムの燐酸溶液で処
理した鮮度保持紙の構成にしてある。更に請求項4によ
り、前記活性炭は粉状若しくは粒状又は繊維状とし、請
求項5により、前記活性炭に代えて木炭等の活性炭に類
似する多孔質物質を使用したことを特徴としている。ま
た、請求項6により、上記沃素酸カリウムに代えて臭素
酸カリウムもしくは臭素酸ナトリウム等のハロゲン化物
を用いている。更に請求項7により、活性炭とパルプ及
び定着剤を原料とし、この原料を抄紙機により抄紙した
後、沃素酸カリウムと燐酸との水溶液中に浸漬し、乾燥
した鮮度保持紙を提供する。
【0012】
【作用】青果物の組織内部から生合成されたエチレンガ
スはその一部が組織内の生体液に溶解し、他の一部は組
織間の空隙に蓄積され、更に他のエチレンガスは青果物
の表皮を通って直接生体外に放出されるが、かかる鮮度
保持紙を用いることにより、放出されたエチレンガスは
上記鮮度保持紙によって直ちに捕捉され、かつ、不活性
化されて追熟が抑制される。また、本実施例にかかる鮮
度保持紙は、形状が紙状となっているため、何れの青果
物に適用した場合にあっても該青果物の広い表面積にわ
たって密着させることができて、青果物の表面に放出さ
れたエチレン及びその他のガスを本鮮度保持紙によって
効率良く捕捉することにより、これら青果物の鮮度を長
期に亙って良好に維持することができる。
スはその一部が組織内の生体液に溶解し、他の一部は組
織間の空隙に蓄積され、更に他のエチレンガスは青果物
の表皮を通って直接生体外に放出されるが、かかる鮮度
保持紙を用いることにより、放出されたエチレンガスは
上記鮮度保持紙によって直ちに捕捉され、かつ、不活性
化されて追熟が抑制される。また、本実施例にかかる鮮
度保持紙は、形状が紙状となっているため、何れの青果
物に適用した場合にあっても該青果物の広い表面積にわ
たって密着させることができて、青果物の表面に放出さ
れたエチレン及びその他のガスを本鮮度保持紙によって
効率良く捕捉することにより、これら青果物の鮮度を長
期に亙って良好に維持することができる。
【0013】
【実施例】以下本考案にかかる青果物の鮮度保持紙の一
実施例を詳述する。先ず基本的な製造手段を図1の概要
図に基づいて説明する。先ず図1のステップ1により、
原料として活性炭とパルプ及び定着剤を用意する。次に
ステップ2により上記原料を通常の抄紙機により抄紙す
る。そしてステップ3に示した抄紙された紙を、ステッ
プ4により、沃素酸カリウムと燐酸との水溶液中に浸漬
した後、乾燥することによってステップ5に示した本実
施例にかかる鮮度保持紙が得られる。
実施例を詳述する。先ず基本的な製造手段を図1の概要
図に基づいて説明する。先ず図1のステップ1により、
原料として活性炭とパルプ及び定着剤を用意する。次に
ステップ2により上記原料を通常の抄紙機により抄紙す
る。そしてステップ3に示した抄紙された紙を、ステッ
プ4により、沃素酸カリウムと燐酸との水溶液中に浸漬
した後、乾燥することによってステップ5に示した本実
施例にかかる鮮度保持紙が得られる。
【0014】一例として活性炭30%,パルプ40%,
化学繊維30%,湿潤紙力増強剤0.5%(対原料),
活性炭の定着剤0.1%(対原料)で成る原料を用いて
通常の抄紙手段によって抄紙する。そして得られた紙を
1リットルの水に対して12.5ccの燐酸と沃素酸カ
リウム70gを溶かした溶液に浸漬した後、100℃で
乾燥することによって本実施例にかかる鮮度保持紙が得
られる。
化学繊維30%,湿潤紙力増強剤0.5%(対原料),
活性炭の定着剤0.1%(対原料)で成る原料を用いて
通常の抄紙手段によって抄紙する。そして得られた紙を
1リットルの水に対して12.5ccの燐酸と沃素酸カ
リウム70gを溶かした溶液に浸漬した後、100℃で
乾燥することによって本実施例にかかる鮮度保持紙が得
られる。
【0015】上記したパルプの代わりに古紙、化学繊維
その他の製紙原料を用いることも可能である。得られた
鮮度保持紙は抄紙手段を主体として製作されているた
め、製品の厚みが均一であることが特徴となっている。
更に沃素酸カリウムの燐酸溶液の処理は前記浸漬に限定
されるものではなく、他の手段,例えば吹き付けとか含
浸、塗着等の手段を用いることもできる。また、原料の
成分である活性炭,沃素酸カリウム及び燐酸の分量を適
宜変更することにより、使用目的に応じた性能の鮮度保
持紙を製作することが可能である。更に、前記活性炭は
粉状、粒状、繊維状等その形状は限定されるものではな
く、又活性炭に代えて木炭等の活性炭に類似する多孔質
物質を使用しても良いものである。
その他の製紙原料を用いることも可能である。得られた
鮮度保持紙は抄紙手段を主体として製作されているた
め、製品の厚みが均一であることが特徴となっている。
更に沃素酸カリウムの燐酸溶液の処理は前記浸漬に限定
されるものではなく、他の手段,例えば吹き付けとか含
浸、塗着等の手段を用いることもできる。また、原料の
成分である活性炭,沃素酸カリウム及び燐酸の分量を適
宜変更することにより、使用目的に応じた性能の鮮度保
持紙を製作することが可能である。更に、前記活性炭は
粉状、粒状、繊維状等その形状は限定されるものではな
く、又活性炭に代えて木炭等の活性炭に類似する多孔質
物質を使用しても良いものである。
【0016】かかる構成による本実施例の作用を以下に
説明する。通常青果物からのエチレンガス生成機構は、
図2に示したように組織内部から生合成されたエチレン
ガスの一部は組織内の生体液7に溶解し、例えば成熟促
進あるいは老化促進等のエチレン作用を生起する一方、
一部は組織間の空隙8に蓄積される。更に他のエチレン
ガスは表皮9を通って直接生体外に放出される。この放
出されたエチレンガスが青果物の表面に滞留すると再び
青果物内に浸透し、前記したと同様のエチレン作用を示
すことになる。
説明する。通常青果物からのエチレンガス生成機構は、
図2に示したように組織内部から生合成されたエチレン
ガスの一部は組織内の生体液7に溶解し、例えば成熟促
進あるいは老化促進等のエチレン作用を生起する一方、
一部は組織間の空隙8に蓄積される。更に他のエチレン
ガスは表皮9を通って直接生体外に放出される。この放
出されたエチレンガスが青果物の表面に滞留すると再び
青果物内に浸透し、前記したと同様のエチレン作用を示
すことになる。
【0017】よって青果物表面から放出されたエチレン
ガスを直ちに捕捉し、不活性化すれば追熟抑制すること
が可能となる。本実施例にかかる鮮度保持紙は、形状が
紙状となっているため、何れの青果物に適用した場合に
あっても該青果物の広い表面積にわたって密着させるこ
とができる。従って図2に示した青果物の表面に放出さ
れたエチレンガスを本鮮度保持紙によって効率良く捕捉
することが可能である。
ガスを直ちに捕捉し、不活性化すれば追熟抑制すること
が可能となる。本実施例にかかる鮮度保持紙は、形状が
紙状となっているため、何れの青果物に適用した場合に
あっても該青果物の広い表面積にわたって密着させるこ
とができる。従って図2に示した青果物の表面に放出さ
れたエチレンガスを本鮮度保持紙によって効率良く捕捉
することが可能である。
【0018】更に前記説明と同様に活性炭を沃素酸カリ
ウムの燐酸溶液で処理して得られたガス吸収剤からなる
鮮度保持剤として利用することもできる。更に、この鮮
度保持剤を例えば該ガス吸着剤を紙と紙との間に入れた
サンドウィッチタイプとしたり、フィルム状として利用
することも可能である。更に本考案にかかる鮮度保持紙
の原料中に熱溶融性の化学繊維を添加することにより、
圧熱によって容易に製袋が可能となる。
ウムの燐酸溶液で処理して得られたガス吸収剤からなる
鮮度保持剤として利用することもできる。更に、この鮮
度保持剤を例えば該ガス吸着剤を紙と紙との間に入れた
サンドウィッチタイプとしたり、フィルム状として利用
することも可能である。更に本考案にかかる鮮度保持紙
の原料中に熱溶融性の化学繊維を添加することにより、
圧熱によって容易に製袋が可能となる。
【0019】上記沃素酸カリウムに代えて臭素酸カリウ
ムもしくは臭素酸ナトリウム等のハロゲン化物を用いて
も同様な効果が得られ、更に上記燐酸に代えてシュウ酸
とかクエン酸等の有機酸、もしくは硫酸等の無機酸を用
いることも可能である。
ムもしくは臭素酸ナトリウム等のハロゲン化物を用いて
も同様な効果が得られ、更に上記燐酸に代えてシュウ酸
とかクエン酸等の有機酸、もしくは硫酸等の無機酸を用
いることも可能である。
【0020】以下に本実施例にかかる鮮度保持紙のガス
最大吸着量の測定方法を説明する。実験は135mlの
三角フラスコに本鮮度保持紙を15cm平方(1g)を
1cm四角に裁断したものを試料紙として入れ、シリコ
ンゴム栓で密封した。これにエチレン1mlをガスタイ
トマイクロシリンジで正確に注入し、20℃に放置し
た。そして24時間後にシリンジで0.2mlヘッドス
ペースガスを抜き取り、残存するエチレン量をガスクロ
マトグラフィーで定量した。更にエチレンを1ml添加
し、同様に24時間後に測定を行った。上記の操作を毎
日繰返し、5回目のエチレン添加で24時間後のエチレ
ン残存量が一定であったので、これまでの総エチレン吸
収量を試料紙のエチレン最大吸着能とした。
最大吸着量の測定方法を説明する。実験は135mlの
三角フラスコに本鮮度保持紙を15cm平方(1g)を
1cm四角に裁断したものを試料紙として入れ、シリコ
ンゴム栓で密封した。これにエチレン1mlをガスタイ
トマイクロシリンジで正確に注入し、20℃に放置し
た。そして24時間後にシリンジで0.2mlヘッドス
ペースガスを抜き取り、残存するエチレン量をガスクロ
マトグラフィーで定量した。更にエチレンを1ml添加
し、同様に24時間後に測定を行った。上記の操作を毎
日繰返し、5回目のエチレン添加で24時間後のエチレ
ン残存量が一定であったので、これまでの総エチレン吸
収量を試料紙のエチレン最大吸着能とした。
【0021】表1に臭素酸カリウム,臭素酸ナトリウム
及び沃素酸カリウムを使用した場合の各鮮度保持紙の最
大吸着能を示す。表1は何れも処理液濃度を同一(0.
33M)にして作用力価の相互比較ができるように配慮
した。
及び沃素酸カリウムを使用した場合の各鮮度保持紙の最
大吸着能を示す。表1は何れも処理液濃度を同一(0.
33M)にして作用力価の相互比較ができるように配慮
した。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示したように3種のハロゲン化処理
した鮮度保持紙は、既に市販されている各種鮮度保持剤
と比較するとエチレン吸収能は低いが、青果物のエチレ
ンガス吸収剤として使用する場合にはこの程度で実用上
充分である。即ち、一般的な青果物では20℃で貯蔵中
に生成されるエチレンガス量は、トマトで960μl/
kg/14日,バナナで700μl/kg/14日,メ
ロンで870μl/kg/14日,カンキツ果実で24
0μl/kg/100日,ブロッコリーで250μl/
kg/7日程度である。従って計算上では本鮮度保持紙
1g(15cm平方)の吸収量は、トマトであれば2k
gを14日間、カンキツ果実であれば8kgを100日
間貯蔵した際に放出されるエチレンガス量に相当する。
そのため、本実施例にかかる鮮度保持紙はこれら青果物
から放出されるエチレンガスに対して実用上充分な吸収
力を発揮する。
した鮮度保持紙は、既に市販されている各種鮮度保持剤
と比較するとエチレン吸収能は低いが、青果物のエチレ
ンガス吸収剤として使用する場合にはこの程度で実用上
充分である。即ち、一般的な青果物では20℃で貯蔵中
に生成されるエチレンガス量は、トマトで960μl/
kg/14日,バナナで700μl/kg/14日,メ
ロンで870μl/kg/14日,カンキツ果実で24
0μl/kg/100日,ブロッコリーで250μl/
kg/7日程度である。従って計算上では本鮮度保持紙
1g(15cm平方)の吸収量は、トマトであれば2k
gを14日間、カンキツ果実であれば8kgを100日
間貯蔵した際に放出されるエチレンガス量に相当する。
そのため、本実施例にかかる鮮度保持紙はこれら青果物
から放出されるエチレンガスに対して実用上充分な吸収
力を発揮する。
【0024】更に得られた鮮度保持紙の厚みを大きくす
ることによって、活性炭或いはハロゲン化物の含有量を
任意に増やすことも可能であり、その結果、対象物に応
じて単位面積当りのエチレンガス吸収量の異なる鮮度保
持紙を製造することができる。
ることによって、活性炭或いはハロゲン化物の含有量を
任意に増やすことも可能であり、その結果、対象物に応
じて単位面積当りのエチレンガス吸収量の異なる鮮度保
持紙を製造することができる。
【0025】次に同一の製紙法によって得られた無処理
のパルプ紙、活性炭のみを含ませた活性炭紙及び本実施
例を適用した鮮度保持紙について各エチレンガス吸着量
の経時的変化を測定した結果を図3に示す。図3によれ
ば、無処理のパルプ紙及び活性炭紙の場合には、1時間
経過後にエチレンガスの残存率は約50%になったが、
その後徐々に容器内のエチレンガス濃度が上昇し、結局
24時間後にはパルプ紙で初期濃度の100%、活性炭
紙で90%になったのに対して、本実施例にかかる鮮度
保持紙はエチレンガス濃度が時間の経過とともに減少
し、しかも該エチレンガスの再上昇現象が見られなかっ
た。これはパルプ紙及び活性炭紙はエチレンガスを物理
的に吸着しただけなのに反して、本実施例にかかる鮮度
保持紙の場合にはエチレンガスが化学反応によって不活
性化してエチレンガスの再放出現象が発生しないことを
証明している。
のパルプ紙、活性炭のみを含ませた活性炭紙及び本実施
例を適用した鮮度保持紙について各エチレンガス吸着量
の経時的変化を測定した結果を図3に示す。図3によれ
ば、無処理のパルプ紙及び活性炭紙の場合には、1時間
経過後にエチレンガスの残存率は約50%になったが、
その後徐々に容器内のエチレンガス濃度が上昇し、結局
24時間後にはパルプ紙で初期濃度の100%、活性炭
紙で90%になったのに対して、本実施例にかかる鮮度
保持紙はエチレンガス濃度が時間の経過とともに減少
し、しかも該エチレンガスの再上昇現象が見られなかっ
た。これはパルプ紙及び活性炭紙はエチレンガスを物理
的に吸着しただけなのに反して、本実施例にかかる鮮度
保持紙の場合にはエチレンガスが化学反応によって不活
性化してエチレンガスの再放出現象が発生しないことを
証明している。
【0026】次に本実施例にかかる鮮度保持紙を用いて
マスクメロンの鮮度保持試験を実施した結果を示す。即
ち、適熟期にあるマスクメロン(平均1.44kg/
個)を輸送用の段ボール箱(30cm×43cm×15
cm)にそれぞれ6個/箱入れ、20℃で1週間貯蔵後
の果肉硬度の変化を調べた。即ちマスクメロンの鮮度変
化を見る方法として果肉硬度が最も適当な指標であるこ
とが知られている。その結果を表2に示す。
マスクメロンの鮮度保持試験を実施した結果を示す。即
ち、適熟期にあるマスクメロン(平均1.44kg/
個)を輸送用の段ボール箱(30cm×43cm×15
cm)にそれぞれ6個/箱入れ、20℃で1週間貯蔵後
の果肉硬度の変化を調べた。即ちマスクメロンの鮮度変
化を見る方法として果肉硬度が最も適当な指標であるこ
とが知られている。その結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】表2中の鮮度保持紙使用区は箱の内面に本
実施例にかかる鮮度保持紙を貼ったものである。t−検
定の結果、硬度の減少が対照区に比して鮮度保持紙使用
区で有意(危険率5%)に抑制されていることが判明し
た。因みに市販のエチレンガス吸収剤を1袋(10g
詰)を同じ段ボール箱に入れ、マスクメロンの貯蔵を行
ったが、硬度変化は対照区と特に有意差のある結果は得
られなかった。従って包装が段ボール箱のように密封系
ではない場合に本実施例にかかる鮮度保持紙がより効果
的であることを示している。
実施例にかかる鮮度保持紙を貼ったものである。t−検
定の結果、硬度の減少が対照区に比して鮮度保持紙使用
区で有意(危険率5%)に抑制されていることが判明し
た。因みに市販のエチレンガス吸収剤を1袋(10g
詰)を同じ段ボール箱に入れ、マスクメロンの貯蔵を行
ったが、硬度変化は対照区と特に有意差のある結果は得
られなかった。従って包装が段ボール箱のように密封系
ではない場合に本実施例にかかる鮮度保持紙がより効果
的であることを示している。
【0029】次に緑熟期にあるバナナを前記と同様な段
ボール箱に入れ(2kg/箱)、20℃で11日間貯蔵
した後の果肉の色度及び硬度を測定した。色度の測定に
はミノルタカメラ製色彩色差計CR−200を使用し
た。その結果を表3に示す。
ボール箱に入れ(2kg/箱)、20℃で11日間貯蔵
した後の果肉の色度及び硬度を測定した。色度の測定に
はミノルタカメラ製色彩色差計CR−200を使用し
た。その結果を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】t−検定の結果、硬度の減少が対照区に比
して鮮度保持紙使用区で有意(危険率1%)に抑制され
ていることが判明した。色度はL及びbで有意に抑制さ
れていた。特にbは緑色を示す因子であり、鮮度保持使
用区でより緑色が多く残存していたことが判る。従って
本実施例にかかる鮮度保持紙が青果物の緑色保持及び黄
化抑制に大きな効果を有していることが明らかとなっ
た。
して鮮度保持紙使用区で有意(危険率1%)に抑制され
ていることが判明した。色度はL及びbで有意に抑制さ
れていた。特にbは緑色を示す因子であり、鮮度保持使
用区でより緑色が多く残存していたことが判る。従って
本実施例にかかる鮮度保持紙が青果物の緑色保持及び黄
化抑制に大きな効果を有していることが明らかとなっ
た。
【0032】
【考案の効果】以上詳細に説明した本考案にかかる鮮度
保持紙によれば、以下に記す作用効果が得られる。即
ち、得られた製品が紙状となっているため、本来の紙の
持つ保温、保湿、吸湿効果に加えてエチレンの吸収能を
付加させることができて、青果物及び生鮮野菜等の鮮度
保持上の相乗効果をもたらすことができる。また、何れ
の青果物に適用した場合にあっても該青果物の広い表面
積にわたって密着させることができて、青果物の表面に
放出されたエチレンガスを本鮮度保持紙によって効率良
く捕捉することにより、これら青果物の鮮度を長期に亙
って良好に維持することができる。
保持紙によれば、以下に記す作用効果が得られる。即
ち、得られた製品が紙状となっているため、本来の紙の
持つ保温、保湿、吸湿効果に加えてエチレンの吸収能を
付加させることができて、青果物及び生鮮野菜等の鮮度
保持上の相乗効果をもたらすことができる。また、何れ
の青果物に適用した場合にあっても該青果物の広い表面
積にわたって密着させることができて、青果物の表面に
放出されたエチレンガスを本鮮度保持紙によって効率良
く捕捉することにより、これら青果物の鮮度を長期に亙
って良好に維持することができる。
【0033】更に鮮度保持紙の抄紙時に紙の厚みは自由
に決定することができるため、使用目的に応じて紙の厚
みを自在に選択することにより、汎用性が向上する。使
用時には鮮度保持紙を用いて青果物を単に包装すれば良
いため、従来の粒状又は粉状の鮮度保持剤に比して密閉
度を問題にすることがなく、使い勝手を向上させること
ができる。
に決定することができるため、使用目的に応じて紙の厚
みを自在に選択することにより、汎用性が向上する。使
用時には鮮度保持紙を用いて青果物を単に包装すれば良
いため、従来の粒状又は粉状の鮮度保持剤に比して密閉
度を問題にすることがなく、使い勝手を向上させること
ができる。
【0034】上記包装に代えて紙袋とか段ボール箱等の
紙箱にすることも可能であり、かつ、箱内に貼って使用
することもできる。特に本考案にかかる鮮度保持紙をフ
ィルム状に加工することにより強度が高められという効
果がある。
紙箱にすることも可能であり、かつ、箱内に貼って使用
することもできる。特に本考案にかかる鮮度保持紙をフ
ィルム状に加工することにより強度が高められという効
果がある。
【0035】また、製作に際して特別な製造設備を必要
としないので、製品のコストが低廉化されるという効果
がある。更に使用する燐酸は無害であるため、特に食品
に対して適用した際のイメージが高められるという効果
がある。
としないので、製品のコストが低廉化されるという効果
がある。更に使用する燐酸は無害であるため、特に食品
に対して適用した際のイメージが高められるという効果
がある。
【0036】特に沃素酸カリウムの燐酸溶液を製紙に応
用すると、紙が黄色化することがない上、鮮度保持紙自
体の強度を低下させることが少ない。更に使用後に廃棄
した場合にあっても環境汚染のおそれをなくすことがで
きる。
用すると、紙が黄色化することがない上、鮮度保持紙自
体の強度を低下させることが少ない。更に使用後に廃棄
した場合にあっても環境汚染のおそれをなくすことがで
きる。
【図1】本考案にかかる鮮度保持紙の基本的な製造手段
を示す概要図である。
を示す概要図である。
【図2】青果物からのエチレンガス生成機構を示す概要
図である。
図である。
【図3】本考案にかかる鮮度保持紙と従来の紙の各エチ
レンガス吸着量の経時的変化を示すグラフである。
レンガス吸着量の経時的変化を示すグラフである。
7…組織内の生体液 8…空隙 9…表皮
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松本 博 高知県高知市旭町3丁目115番地 高知 県紙業試験場内 (72)考案者 小山 孝則 高知県高知市二葉町9番26号 株式会社 太陽内 (56)参考文献 特開 昭60−176538(JP,A) 特開 昭57−99147(JP,A) 特公 昭63−61054(JP,B2)
Claims (7)
- 【請求項1】 沃素酸カリウムの燐酸溶液で処理反応さ
せた活性炭を含有することを特徴とする青果物の鮮度保
持紙。 - 【請求項2】 活性炭を含有する紙を沃素酸カリウムの
燐酸溶液で処理したことを特徴とする青果物の鮮度保持
紙。 - 【請求項3】 パルプを活性炭とともに抄紙した後、得
られた紙を沃素酸カリウムの燐酸溶液で処理したことを
特徴とする青果物の鮮度保持紙。 - 【請求項4】 前記活性炭は粉状若しくは粒状又は繊維
状である請求項1,2又は3記載の青果物の鮮度保持
紙。 - 【請求項5】 前記活性炭に代えて木炭等の活性炭に類
似する多孔質物質を使用した請求項1,2又は3記載の
青果物の鮮度保持紙。 - 【請求項6】 上記沃素酸カリウムに代えて臭素酸カリ
ウムもしくは臭素酸ナトリウム等のハロゲン化物を用い
た請求項1,2,3,4又は5記載の青果物の鮮度保持
紙。 - 【請求項7】 活性炭とパルプ及び定着剤を原料とし、
この原料を抄紙機により抄紙した後、沃素酸カリウムと
燐酸との水溶液中に浸漬し、乾燥して得たことを特徴と
する青果物の鮮度保持紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991003810U JP2524549Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 青果物の鮮度保持紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991003810U JP2524549Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 青果物の鮮度保持紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494987U JPH0494987U (ja) | 1992-08-18 |
JP2524549Y2 true JP2524549Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=31733080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991003810U Expired - Lifetime JP2524549Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 青果物の鮮度保持紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524549Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110679653A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-14 | 河北天农副食果品贸易有限公司 | 一种龙眼用中药保鲜纸及其制备方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597410B2 (ja) * | 1980-12-12 | 1984-02-18 | 成和化成株式会社 | 果実類の追熟防止剤 |
JPS60176538A (ja) * | 1984-01-04 | 1985-09-10 | Buei Haneda | 炭素繊維及びこれを利用した果菜類の鮮度保持用シ−ト |
JPS6361054A (ja) * | 1986-09-02 | 1988-03-17 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP1991003810U patent/JP2524549Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0494987U (ja) | 1992-08-18 |
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