JP2524509Y2 - シートベルトカッター - Google Patents
シートベルトカッターInfo
- Publication number
- JP2524509Y2 JP2524509Y2 JP40338890U JP40338890U JP2524509Y2 JP 2524509 Y2 JP2524509 Y2 JP 2524509Y2 JP 40338890 U JP40338890 U JP 40338890U JP 40338890 U JP40338890 U JP 40338890U JP 2524509 Y2 JP2524509 Y2 JP 2524509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoulder belt
- guide groove
- holder
- cutter
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Knives (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のシートベルト
カッターに関するものである。
カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車が衝突等の事故を起こし、ショル
ダーベルトが外れなくなったときに、ショルダーベルト
を切断して脱出する工具として図6で示すように、柄1
の一端に溝2と、この溝2内にエッジ3を設けたシート
ベルトカッターが公知である。このシートベルトカッタ
ーは、ショルダーベルトが外れないときには溝2にショ
ルダーベルトを差し込んでエッジ3で切断するもであ
る。
ダーベルトが外れなくなったときに、ショルダーベルト
を切断して脱出する工具として図6で示すように、柄1
の一端に溝2と、この溝2内にエッジ3を設けたシート
ベルトカッターが公知である。このシートベルトカッタ
ーは、ショルダーベルトが外れないときには溝2にショ
ルダーベルトを差し込んでエッジ3で切断するもであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記シートベルトカッ
ターは、所謂オプション工具として自動車工具店で販売
している市販品であり、全ての車両に常備されているも
のではない。また、買い求めても運転席の手近な場所に
格納してあれば緊急時に直ちに使用することができる
が、常時使用するものではないので、どこに置いても邪
魔になり、いざとゆう時には保管場所も忘れることがあ
り、緊急時に活用することができない。
ターは、所謂オプション工具として自動車工具店で販売
している市販品であり、全ての車両に常備されているも
のではない。また、買い求めても運転席の手近な場所に
格納してあれば緊急時に直ちに使用することができる
が、常時使用するものではないので、どこに置いても邪
魔になり、いざとゆう時には保管場所も忘れることがあ
り、緊急時に活用することができない。
【0004】本考案の目的は、緊急時にショルダーベル
トを速やかに切断できるよう、ショルダーベルトに常備
され、しかも通常は全く邪魔にならず、外観も損なうこ
とのない格納状態となっているシートベルトカッターを
提供することである。
トを速やかに切断できるよう、ショルダーベルトに常備
され、しかも通常は全く邪魔にならず、外観も損なうこ
とのない格納状態となっているシートベルトカッターを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨は、フロアからセンタピラーに沿って
上昇するショルダーベルトを反転支持するためのアンカ
ーに取付けられたホルダーと、筒状ケースの側面にショ
ルダーベルトの厚味相当の案内溝と、この案内溝に沿っ
て設けられたエッジと、前記案内溝を開閉するスライド
カバーとを有し、前記ショルダーベルトにスライド自在
に挿通され、前記ホルダーに着脱可能なカッター本体と
から成るものである。
めの本考案の要旨は、フロアからセンタピラーに沿って
上昇するショルダーベルトを反転支持するためのアンカ
ーに取付けられたホルダーと、筒状ケースの側面にショ
ルダーベルトの厚味相当の案内溝と、この案内溝に沿っ
て設けられたエッジと、前記案内溝を開閉するスライド
カバーとを有し、前記ショルダーベルトにスライド自在
に挿通され、前記ホルダーに着脱可能なカッター本体と
から成るものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、カッター本体は通常ではア
ンカーに取付けられているホルダーに外観を損なうこと
なく、かつ何時でも使用できる位置に係着格納され、シ
ョルダーベルトを切断しなくてはならない緊急時には、
ホルダーより係着を解除してショルダーベルト上を滑ら
せてショルダーベルトの切断部位に位置し、スライドカ
バーを取り外して案内溝にショルダーベルトを、その端
部より差し込むことによりエッジがショルダーベルトを
幅方向に切断するものである。
ンカーに取付けられているホルダーに外観を損なうこと
なく、かつ何時でも使用できる位置に係着格納され、シ
ョルダーベルトを切断しなくてはならない緊急時には、
ホルダーより係着を解除してショルダーベルト上を滑ら
せてショルダーベルトの切断部位に位置し、スライドカ
バーを取り外して案内溝にショルダーベルトを、その端
部より差し込むことによりエッジがショルダーベルトを
幅方向に切断するものである。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、10はホルダーを示し、このホルダ
ー10は後述するカッター本体14を装着する開口部1
1と、カッター本体14に設けられている係止爪15が
係合する係止溝12と、図3で示すショルダーベルト2
3を反転支持するアンカー24に取付けられるピン穴1
3とを有している。
る。図1において、10はホルダーを示し、このホルダ
ー10は後述するカッター本体14を装着する開口部1
1と、カッター本体14に設けられている係止爪15が
係合する係止溝12と、図3で示すショルダーベルト2
3を反転支持するアンカー24に取付けられるピン穴1
3とを有している。
【0009】図1において、14は前記カッター本体を
示し、このカッター本体14は筒状ケースよりなり、前
記のように係止爪15と、図3で示すように、この係止
爪15を操作するプッシュボタン16と、ケースの側面
に図2で示すように、シヨルダーベルト23の厚味相当
の案内溝18と、この案内溝18に沿って設けられたエ
ッジ19と、前記案内溝19を開閉するスライドカバー
17とを有している。前記スライドカバー17の一端に
はストッパ突起21が突設され、ケースの側面のスライ
ドカバー17のスライド部にはスライドカバー17の閉
鎖時に前記ストッパ突起21が係合する凹部20が設け
られている。
示し、このカッター本体14は筒状ケースよりなり、前
記のように係止爪15と、図3で示すように、この係止
爪15を操作するプッシュボタン16と、ケースの側面
に図2で示すように、シヨルダーベルト23の厚味相当
の案内溝18と、この案内溝18に沿って設けられたエ
ッジ19と、前記案内溝19を開閉するスライドカバー
17とを有している。前記スライドカバー17の一端に
はストッパ突起21が突設され、ケースの側面のスライ
ドカバー17のスライド部にはスライドカバー17の閉
鎖時に前記ストッパ突起21が係合する凹部20が設け
られている。
【0010】前記ホルダー10は図3で示すように、フ
ロアからセンタピラー22に沿って上昇するショルダー
ベルト23を反転支持するためのアンカー24にピン2
5によって取付けられる。前記カッター本体14はショ
ルダーベルト23にスライド自在に挿通され、前記ホル
ダー10に装着係止される。
ロアからセンタピラー22に沿って上昇するショルダー
ベルト23を反転支持するためのアンカー24にピン2
5によって取付けられる。前記カッター本体14はショ
ルダーベルト23にスライド自在に挿通され、前記ホル
ダー10に装着係止される。
【0011】本考案は上記の通りの構造であるから、通
常は図3(A)で示すように、カッター本体14は係止
爪15がホルダー10の係止溝12に係合してアンカー
24の部位に格納位置されている。
常は図3(A)で示すように、カッター本体14は係止
爪15がホルダー10の係止溝12に係合してアンカー
24の部位に格納位置されている。
【0012】ところで、衝突事故等でショルダーベルト
23を切断する緊急時には、プッシュボタン16を操作
してカッター本体14をホルダー10から外すと、カッ
ター本体14はショルダーベルト23を自由にスライド
可能となり、カッター本体14をショルダーベルト23
の切断容易な位置までスライドさせ、図4で示すよう
に、スライドカバー17をスライドして取り外し、図5
で示すように、ショルダーベルト23を、その幅方向か
ら案内溝18に差し込むことにより、エッジ19でショ
ルダーベルト23は切断されるのである。
23を切断する緊急時には、プッシュボタン16を操作
してカッター本体14をホルダー10から外すと、カッ
ター本体14はショルダーベルト23を自由にスライド
可能となり、カッター本体14をショルダーベルト23
の切断容易な位置までスライドさせ、図4で示すよう
に、スライドカバー17をスライドして取り外し、図5
で示すように、ショルダーベルト23を、その幅方向か
ら案内溝18に差し込むことにより、エッジ19でショ
ルダーベルト23は切断されるのである。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案は、フロアからセン
タピラーに沿って上昇するショルダーベルトを反転支持
するためのアンカーに取付けられたホルダーと、筒状ケ
ースの側面にショルダーベルトの厚味相当の案内溝と、
この案内溝に沿って設けられたエッジと、前記案内溝を
開閉するスライドカバーとを有し、前記ショルダーベル
トにスライド自在に挿通され、前記ホルダーに着脱可能
なカッター本体とから成る構成であるから、カッター本
体はショルダーベルトを反転支持するアンカー部位に格
納され、外観を損なうことなく乗員の手近な位置に常時
装備される。従って、ショルダーベルトの切断を必要と
する緊急時には、素早く切断することができ、身の安全
を守ることができる。また、通常は、カッター本体はホ
ルダーに装着ロックされており、エッジ部分はストッパ
突起によって係止したスライドカバーで覆われているた
め、不用意にショルダーベルトを切断するようなことは
ない。
タピラーに沿って上昇するショルダーベルトを反転支持
するためのアンカーに取付けられたホルダーと、筒状ケ
ースの側面にショルダーベルトの厚味相当の案内溝と、
この案内溝に沿って設けられたエッジと、前記案内溝を
開閉するスライドカバーとを有し、前記ショルダーベル
トにスライド自在に挿通され、前記ホルダーに着脱可能
なカッター本体とから成る構成であるから、カッター本
体はショルダーベルトを反転支持するアンカー部位に格
納され、外観を損なうことなく乗員の手近な位置に常時
装備される。従って、ショルダーベルトの切断を必要と
する緊急時には、素早く切断することができ、身の安全
を守ることができる。また、通常は、カッター本体はホ
ルダーに装着ロックされており、エッジ部分はストッパ
突起によって係止したスライドカバーで覆われているた
め、不用意にショルダーベルトを切断するようなことは
ない。
【図1】本考案の斜視図
【図2】スライドカバーを取り外した状態のカッター本
体の斜視図
体の斜視図
【図3】本考案のしよう状態を説明する斜視図
【図4】スライドカバーの取り外の説明図
【図5】ショルダーベルトの切断説明図
【図6】従来公知のガラス破壊並びにベルトカッター用
ハンマーの斜視図
ハンマーの斜視図
10 ホルダー 14 カッター本体 17 スライドカバー 18 案内溝 19 エッジ 23 ショルダーベルト 24 アンカー
Claims (1)
- 【請求項1】 フロアからセンタピラーに沿って上昇す
るショルダーベルトを反転支持するためのアンカーに取
付けられたホルダーと、筒状ケースの側面にショルダー
ベルトの厚味相当の案内溝と、この案内溝に沿って設け
られたエッジと、前記案内溝を開閉するスライドカバー
とを有し、前記ショルダーベルトにスライド自在に挿通
され、前記ホルダーに着脱可能なカッター本体とから成
るシートベルトカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40338890U JP2524509Y2 (ja) | 1990-12-15 | 1990-12-15 | シートベルトカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40338890U JP2524509Y2 (ja) | 1990-12-15 | 1990-12-15 | シートベルトカッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489454U JPH0489454U (ja) | 1992-08-05 |
JP2524509Y2 true JP2524509Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=31881175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40338890U Expired - Lifetime JP2524509Y2 (ja) | 1990-12-15 | 1990-12-15 | シートベルトカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524509Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100471029B1 (ko) * | 2002-12-09 | 2005-03-09 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 시트벨트 웨빙 절단 장치 |
-
1990
- 1990-12-15 JP JP40338890U patent/JP2524509Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0489454U (ja) | 1992-08-05 |
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