JPH06179179A - 緊急脱出用ハンマー - Google Patents

緊急脱出用ハンマー

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JPH06179179A
JPH06179179A JP2403515A JP40351590A JPH06179179A JP H06179179 A JPH06179179 A JP H06179179A JP 2403515 A JP2403515 A JP 2403515A JP 40351590 A JP40351590 A JP 40351590A JP H06179179 A JPH06179179 A JP H06179179A
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hammer
emergency escape
glass
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vehicle
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Masatoshi Kitamura
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MARUAI SANGYO KK
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    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/32Devices for releasing in an emergency, e.g. after an accident ; Remote or automatic unbuckling devices
    • B60R2022/328Devices for releasing in an emergency, e.g. after an accident ; Remote or automatic unbuckling devices comprising means for cutting the belt

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の緊急時において、乗員がシートベルト
やガラスを自らの手で切断あるいは破壊できるようにし
て、ドアの開かない車両から脱出できるようにするとと
もに、平常時における格納に邪魔にならないような緊急
脱出用ハンマーを提供すること。 【構成】 ガラス60を破壊するためのハンマー部20
を先端部に有した本体10に中空部12を形成してお
き、この中空部12内にハサミ30を収納したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車やトラック等の
車両に搭載されて、当該車両に緊急事態等が発生したと
きに、乗員が車両のガラスを割って脱出する際に使用さ
れる緊急脱出用ハンマーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の道路事情は非常に良くなり、人里
離れた山岳地や海岸付近を車両によって通行できるよう
になってきている。また、そのためにトンネル内を走る
道路も増加してきている。従って、このような人里離れ
た道路を走行していた車両がもし事故にあった場合、乗
員は自らの力で当該車両を脱出しなければならない。特
に、人里離れたトンネル内で車両事故が発生した場合、
あるいは高速道路での追突事故が発生した場合等におい
て生ずる車両火災から逃れたり、その事故発生を後続の
車両等に緊急に知らせたりしなければならないものであ
り、このような際には事故車両から緊急に脱出しなけれ
ばならない。
【0003】一方、車両が事故にあった場合、その事故
状況によってはドアが開かなくなることがあり、乗員は
ドアから出られないことも有り得る。また、車両の乗員
に対してはシートベルト着用が義務付られているが、車
両事故の状況によってはこのシートベルトが簡単には外
れないことも有り得る。このような場合に緊急脱出する
ためには、まずシートベルトを切断して身体を自由に
し、車両の窓ガラスを割らなければならない。
【0004】以上の場合に備えたものとして、出願人
は、例えば実開平−149773号公報において、緊急
脱出用鋏を既に提案してきている。この既に提案した緊
急脱出用鋏は、これはこれで十分な機能を発揮し得るも
のであるが、もう少し軽量かつ小型化等の改良をする必
要が生じてきた。このような道具は、緊急時にはぜひ必
要なものであっても、緊急時以外は邪魔物でしかなく、
平常時の車両内での保管を他の邪魔にならないようにす
る必要があるからである。
【0005】そこで、本発明者等は、通常は車両内に置
いておいても邪魔になることはなく、しかも車両の緊急
時には十分な機能を発揮し得る道具を開発すべく鋭意検
討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の経緯
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、不使用時には邪魔物でしかない緊急用道具のコンパ
クト化、及びその機能の改良である。
【0007】そして、まず請求項1に係る発明の目的と
するところは、車両の緊急時における乗員が車両から確
実に脱出できる緊急脱出用ハンマーをコンパクトな構造
によって提供することにある。特に、請求項2に係る発
明の目的とするところは、車両の窓ガラスの破壊を簡単
かつ確実に行うことのできる緊急脱出用ハンマーを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明の取った手段は、実施例にお
いて使用する符号を付して説明すると、「本体10の一
端にハンマー部20を有する緊急脱出用ハンマー100
であって、本体10の他端外周面に形成した握り部11
と、本体10内に形成されてハンマー部20との反対側
で開口する中空部12と、この中空部12内に収納され
てその握手34の一部が中空部12の開口13から僅か
に突出するハサミ30とを備えたことを特徴とする緊急
脱出用ハンマー100」である。
【0009】また、請求項2に係る発明の採った手段
は、同様に、「ハンマー部20は、その少なくとも一端
に形成されて鋭角的に尖った、破壊部21と、その周囲
に形成されてガラス60の端部に係合し得る引掻溝22
とを有したものであることを特徴とする請求項1に記載
の緊急脱出用ハンマー100」である。
【0010】
【発明の作用及び使用の態様】次に、以上のように構成
した本発明に係る緊急脱出用ハンマー100の作用を、
その使用の態様とともに説明する。この場合、請求項2
に係る緊急脱出用ハンマー100は、実質的に請求項1
に係る緊急脱出用ハンマー100を含むものであるか
ら、以下の説明はこの請求項2に係る緊急脱出用ハンマ
ー100を中心にして行なう。
【0011】この緊急脱出用ハンマー100は、平常時
には、図1〜図3に示すように、中空部12内にハサミ
30を収納した状態のものとされるものであり、以下に
示す実施例においては、このようにした緊急脱出用ハン
マー100を、図4に示すように、保持ケース40に組
み付けて、この保持ケース40を利用して車両のシート
ベルト50の一部に支持しておくものである。すなわ
ち、この緊急脱出用ハンマー100はその保持ケース4
0によって、図18に示すように、シートベルト50の
使用に邪魔にならない部分(一般的にはシートベルト5
0のバックルとは反対側の固定部側が有利である)に取
付けられているものであり、この緊急脱出用ハンマー1
00が周囲の物の邪魔になることはないものである。
【0012】すなわち、この緊急脱出用ハンマー100
は、後述するシートベルト50等の切断及びガラス60
の破壊という機能を有していなければならないものであ
るが、シートベルト50等を切断するためのハサミ30
が、ガラス60を破壊し得るハンマー部20を支持して
いる本体10の中空部12内にその略全体が収納されて
いるため、全体としてみれば非常にコンパクト化されて
いるのである。しかも、この緊急脱出用ハンマー100
が保持ケース40によって保持された場合には、この保
持ケース40によってシートベルト50の邪魔にならな
い部分であって、しかも必要時に取り出し易い場所に保
管し得るものとなるのである。勿論、この緊急脱出用ハ
ンマー100は、これを保持ケース40に必ずしも支持
させておく必要はなく、例えばグローブボックス内に入
れておくとか、他の支持ケースによってインストルメン
トパネルの下側や車室の足元等に発煙筒とともに設置し
ておいてもよいものである。
【0013】ここで、当該車両が事故に遭遇して、ドア
が開かず、そのままでは脱出が困難となった場合には、
乗員すなわち使用者はこの緊急脱出用ハンマー100を
保持ケース40から外すのである。この場合、緊急脱出
用ハンマー100は、保持ケース40の挟持部41によ
って単に挟持されているのみであるから、使用者はその
本体10を持ってこの緊急脱出用ハンマー100を強制
的に引くことにより、この緊急脱出用ハンマー100は
保持ケース40から容易に外されるのである。そして、
図14に示すように、この緊急脱出用ハンマー100を
使用して車両のガラス60を破壊するのである。
【0014】この緊急脱出用ハンマー100によるガラ
ス60の破壊においては、当然そのハンマー部20を使
用するのであるが、このハンマー部20の破壊部21
は、図5〜図8において示すように、鋭角的に尖ったも
のであるから、例えば力の弱い女性が使用したとして
も、この破壊部21の先端に力が集中して車両のガラス
60は容易に、つまり一撃で破壊されるのである。この
ガラス60が車両のフロントガラスである場合には、こ
のガラス60の破壊は全面に白くヒビが入ることになっ
て、ガラス60が窓枠から外れてしまうことにはならな
いことがある。車両のフロントガラスは、通常は所謂合
わせガラスによって構成されていて、衝撃によって容易
にはガラス片が飛び散らないようにしてあるからであ
る。そこで、ハンマー部20に設けてある引掻溝22を
使用するのである。つまり、ハンマー部20の破壊部2
1によってこれが入る程度の穴をガラス60の所定部に
形成し、この穴内に破壊部21を挿入するとともにその
引掻溝22によってヒビの入ったガラス60を引っ掻い
て取り除くのである。そのために、各引掻溝22はガラ
ス60の端部に係合し得るものとしてあるのである。
【0015】以上のようにガラス60を破壊して、使用
者が窓から出られるようにするのであるが、このとき、
シートベルト50自体が外れなくなっていることもあり
得る。そのような場合には、緊急脱出用ハンマー100
を構成している本体10の中空部12内に収納してあっ
たハサミ30を取り出すのである。このハサミ30は、
その握手34の端部が、図1〜図3に示したように、中
空部12の開口13から僅かに突出した状態にしてあっ
たから、この握手34の端部を使用者が手でつかんでハ
サミ30を取り出すのである。なお、本実施例において
は、スプリング31の作用によって両握手34が開放す
るように付勢してあって、両握手34の外面が本体10
の中空部12内面に当接することにより、ハサミ30の
本体10に対する保持を行うようにしてあるので、使用
者が両握手34の先端部を指等でしめつけるようにすれ
ば、本体10からのハサミ30の取り外しは容易に行え
るものである。
【0016】こうして取り出したハサミ30を使用し
て、使用者は、図16あるいは図17に示すように、シ
ートベルト50を切断してその自由を確保するのであ
る。なお、場合によっては衣服の一部をも切断しなけれ
ばならないことがあるが、そのような場合には、例えば
図15に示すように、当該ハサミ30を使用して切断す
ればよいのである。
【0017】こうして、シートベルト50や衣服等から
自由になった使用者は、先に破壊しておいたガラス60
から車外へ脱出すればよいのである。勿論、シートベル
ト50を切断しておいてからガラス60を破壊してもよ
く、また単にハンマー部20のみあるいはハサミ30の
みを使用する場合であっても、本発明の緊急脱出用ハン
マー100はその機能を十分発揮し得るものであること
は言うまでもない。
【0018】
【実施例】次に、本発明に係る緊急脱出用ハンマー10
0を、図面に示した実施例に従って詳細に説明する。こ
の場合、前述の作用の項と同様に、請求項2に係る緊急
脱出用ハンマー100は請求項1に係る緊急脱出用ハン
マー100を実質的に含むものであるから、以下におい
ては請求項2に係る緊急脱出用ハンマー100を中心に
して説明する。
【0019】この緊急脱出用ハンマー100は、図1〜
図3に示したように、一端にハンマー部20を有する本
体10と、この本体10に設けた中空部12内に収納し
たハサミ30とからなるものであり、本実施例における
緊急脱出用ハンマー100は、シートベルト50に各挿
通部42によって保持される保持ケース40に支持する
ようにしたものである。
【0020】本体10は、合成樹脂あるいは合成ゴム
(ポリプロピレンあるいはABS樹脂等)により一体成
形したものであり、その成形時に、図9に示すように、
ハンマー部20を一体化するようにしている。そして、
この本体10の成形時において、その他端外周に、使用
者の手が滑らないようにするための握り部11と、この
本体10内であってハンマー部20とは反対側が開口1
3となる中空部12も同時成形されるものである。
【0021】なお、本実施例に係る緊急脱出用ハンマー
100においては、図1及び図2に示したように、その
本体10の外周面にこの本体10の剛性を確保するため
の補強用リブ14も一体成形してある。また、本実施例
における中空部12は、図9に示したように、先端が細
くなったハサミ30を無駄なく収納し得るように、先端
が細くなったものとしてある。勿論、開口13の外周は
肉厚なものとすることにより、この開口13において使
用時に握り部11が容易に変形しないようにしてある。
【0022】本体10の一端に一体成形したハンマー部
20は、その破壊のための強度の確保及び所定の慣性を
確保するために金属によって形成してある。また、この
ハンマー部20の一端は、図5〜図8に示したように、
鋭角的に尖った破壊部21としてあり、他端は例えば釘
を打つ作業もできるように平坦面を有したものとしてあ
る。勿論、この尖った破壊部21は、ハンマー部20の
両方に設けて実施してもよいものである。そして、この
ハンマー部20の破壊部21より内側部分には、本実施
例においては3条の引掻溝22が形成してあり、これら
各引掻溝22は車両のフロントガラス60の厚さより少
し大きい幅を有しているものである。引掻溝22がこの
ようにしてあるのは、この引掻溝22によって穴を明け
たガラス60の端部を引っ掻いて除去できるようにする
ためである。
【0023】一方、本体10の中空部12内に収納され
るハサミ30は、図4あるいは図9に示したようなもの
であり、本実施例においては両握手34間にスプリング
31を介装したものである。このスプリング31は、図
10に示すように、両握手34の内面同一位置に形成し
た係止突起32にその両端を係止させたものである。本
実施例においては、閉じた両握手34間の短い距離を有
効にしてこのスプリング31の作用を十分発揮させるた
めに、各係止突起32は、図10に示したように、その
握手34側の基端部をスプリング31の係止を行えるよ
うに小径のものとするとともに、両握手34を閉じても
スプリング31が十分機能し得るように、当該係止突起
32の先端部をスプリング31の内径より小さくしてあ
る。
【0024】以上のように、このハサミ30を構成する
ことにより、両握手34を閉じればその略全体が本体1
0の中空部12内に収納できるとともに、スプリング3
1の両握手34を開こうとする作用によって、中空部1
2内に収納したハサミ30の両握手34が中空部12の
内面に当接することになり、当該ハサミ30の中空部1
2に対する収納保持を確実にするようにしてある。ま
た、このハサミ30を中空部12内に収納したとき、図
1及び図2等において示したように、その両握手34の
端部が本体10の開口13から僅かに突出するように、
このハサミ30の本体10に対する大きさが決定してあ
る。このようにしたのは、ハサミ30を本体10の中空
部12内になるべく多く収納するようにしなければなら
ず、同時に必要に応じてこのハサミ30を中空部12か
ら取り出す場合に、その取り出し操作をし易くするため
である。
【0025】本実施例においては、以上のように構成し
た緊急脱出用ハンマー100を保持ケース40によって
保持するようにしており、この保持ケース40は図11
〜図13に示すようなものである。すなわち、保持ケー
ス40は、その平板状の基部の上面に、緊急脱出用ハン
マー100のハンマー部20及び開口13に近い握り部
11の一部を挟持するための一対の挟持部41を有して
いるものであり、またその基部の下面に、シートベルト
50を挿通するための一対の挿通部42を有しているも
のである。従って、この保持ケース40は、各挿通部4
2に設けた切り欠きからシートベルト50を挿入してこ
れを挿通部42内にて広げることにより、シートベルト
50(その幅は5cmとなるように決められている)に
取付支持されるものである。このようにシートベルト5
0に取付支持された保持ケース40に対しては、図1等
において示したように、各挿通部42を利用して当該緊
急脱出用ハンマー100が挟持されるのである。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した通り、まず請求項1に係る
緊急脱出用ハンマー100においては、上記実施例にて
例示した通り、「本体10の一端にハンマー部20を有
する緊急脱出用ハンマー100であって、本体10の他
端外周面に形成した握り部11と、本体10内に形成さ
れてハンマー部20との反対側で開口する中空部12
と、この中空部12内に収納されてその握手34の一部
が中空部12の開口13から僅かに突出するハサミ30
とを備えたこと」にその構成上の特徴があり、車両から
緊急に脱出しなければならない使用者が、確実にシート
ベルト50を切断することができてガラス60の破壊を
も行うことができることは当然として、全体をコンパク
トにすることができて狭い車室内に収納しておいても邪
魔にならないことはないのである。
【0027】特に、請求項2に係る緊急脱出用ハンマー
100においては、そのハンマー部20に鋭角的に尖っ
た破壊部21とガラス60の端部に係合し得る引掻溝2
2とを形成したから、特にガラス60の破壊を容易かつ
確実に行うことができて、女性や老人のように力の弱い
人あるいは気の転倒している人が使用しても、その機能
を十分発揮させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緊急脱出用ハンマーを保持ケース
によって支持した状態の平面図である。
【図2】図1に示した緊急脱出用ハンマーの正面図であ
る。
【図3】図1に示した緊急脱出用ハンマーの右側面図で
ある。
【図4】緊急脱出用ハンマーを組み付ける状態を示した
分解斜視図である。
【図5】緊急脱出用ハンマーを構成するハンマー部を有
した本体の平面図である。
【図6】図5に示した本体の正面図である。
【図7】図5に示した本体の左側面図である。
【図8】図5に示した本体の右側面図である。
【図9】本体の中空部内にハサミを収納する状態を示し
た部分断面図である。
【図10】図9のX−X線に沿ってみた拡大断面図であ
る。
【図11】本発明に係る緊急脱出用ハンマーをシートベ
ルトに取付支持するための保持ケースの平面図である。
【図12】図11に示した保持ケースの左側面図であ
る。
【図13】図11に示した保持ケースの右側面図であ
る。
【図14】本発明に係る緊急脱出用ハンマーを使用して
車両のフロントガラスを破壊している状態の部分正面図
である。
【図15】緊急脱出用ハンマーが有しているハサミを使
用して衣服を切断している状態を示す部分正面図であ
る。
【図16】ハサミを使用してシートベルトの一部を切断
している状態を示す部分正面図である。
【図17】ハサミを使用してシートベルトの一部を切断
している状態を示す部分正面図である。
【図18】本発明に係る緊急脱出用ハンマーを保持ケー
スによって、シートベルトの一部に取付支持させた状態
を示す部分正面図である。
【符号の説明】
100 緊急脱出用ハンマー 10 本体 11 握り部 12 中空部 13 開口 20 ハンマー部 21 破壊部 22 引掻溝 30 ハサミ 31 スプリング 34 握手 40 保持ケース 50 シートベルト 60 ガラス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、請求項2に係る発明の採った手段
は、同様に、「ハンマー部20は、その少なくとも一端
に形成されて鋭角的に尖った、破壊部21を有したもの
であることを特徴とする請求項1に記載の緊急脱出用ハ
ンマー100」である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この緊急脱出用ハンマー100によるガラ
ス60の破壊においては、当然そのハンマー部20を使
用するのであるが、このハンマー部20の破壊部21
は、図5〜図8において示すように、鋭角的に尖ったも
のであるから、例えば力の弱い女性が使用したとして
も、この破壊部21の先端に力が集中して車両のガラス
60は容易に、つまり一撃で破壊されるのである。な
お、このガラス60が車両のフロントガラスである場合
には、このガラス60の破壊は全面に白くヒビが入るこ
とになって、ガラス60が窓枠から外れてしまうことに
はならないことがある。車両のフロントガラスは、通常
は所謂合わせガラスによって構成されていて、衝撃によ
って容易にはガラス片が飛び散らないようにしてあるか
らである。そこで、ハンマー部20に設けてある引掻溝
22を使用するのである。つまり、ハンマー部20の破
壊部21によってこれが入る程度の穴をガラス60の所
定部に形成し、この穴内に破壊部21を挿入するととも
にその引掻溝22によってヒビの入ったガラス60を引
っ掻いて取り除くのである。そのために、各引掻溝22
はガラス60の端部に係合し得るものとしてあるのであ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本体10の一端に一体成形したハンマー部
20は、その破壊のための強度の確保及び所定の慣性を
確保するために金属によって形成してある。また、この
ハンマー部20の一端は、図5〜図8に示したように、
鋭角的に尖った破壊部21としてあり、他端は例えば釘
を打つ作業もできるように平坦面を有したものとしてあ
る。勿論、この尖った破壊部21は、ハンマー部20の
両方に設けて実施してもよいものである。なお、このハ
ンマー部20の破壊部21より内側部分には、本実施例
においては3条の引掻溝22が形成してあり、これら各
引掻溝22は車両のフロントガラス60の厚さより少し
大きい幅を有しているものである。引掻溝22がこのよ
うにしてあるのは、この引掻溝22によって穴を明けた
ガラス60の端部を引っ掻いて除去できるようにするた
めであるが、本発明において必ずしも必要なものではな
い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】特に、請求項2に係る緊急脱出用ハンマー
100においては、そのハンマー部20に鋭角的に尖っ
破壊部21を形成したから、特にガラス60の破壊を
容易かつ確実に行うことができて、女性や老人のように
力の弱い人あるいは気の転倒している人が使用しても、
その機能を十分発揮させることができるのである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の一端にハンマー部を有する緊急脱
    出用ハンマーであって、 前記本体の他端外周面に形成した握り部と、前記本体内
    に形成されて前記ハンマー部との反対側で開口する中空
    部と、この中空部内に収納されてその握手の一部が前記
    中空部の開口から僅かに突出するハサミとを備えたこと
    を特徴とする緊急脱出用ハンマー。
  2. 【請求項2】 前記ハンマー部は、その少なくとも一端
    に形成されて鋭角的に尖った破壊部と、その周囲に形成
    されてガラスの端部に係合し得る引掻溝とを有したもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の緊急脱出用ハ
    ンマー。
JP2403515A 1990-12-19 1990-12-19 緊急脱出用ハンマー Expired - Lifetime JPH0753350B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403515A JPH0753350B2 (ja) 1990-12-19 1990-12-19 緊急脱出用ハンマー
KR1019910023371A KR100200268B1 (ko) 1990-12-19 1991-12-18 긴급 탈출용 햄머

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