JP2524352Y2 - 耳飾り用パッド - Google Patents

耳飾り用パッド

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JP2524352Y2
JP2524352Y2 JP1992040918U JP4091892U JP2524352Y2 JP 2524352 Y2 JP2524352 Y2 JP 2524352Y2 JP 1992040918 U JP1992040918 U JP 1992040918U JP 4091892 U JP4091892 U JP 4091892U JP 2524352 Y2 JP2524352 Y2 JP 2524352Y2
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Japan
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earlobe
pad
ear
ear decoration
pain
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JP1992040918U
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JPH0591412U (ja
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進 増田
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Murata Co Ltd
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Murata Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、挟着手段によって耳
朶に装着する耳飾りにおいて、長時間に亙る使用によっ
ても痛みを感ぜず、ソフトな状態でしっかりと耳朶に挟
み付けることができるようにした耳飾り用パッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、耳における装飾品として使用
される耳飾りの装着形態の多くは、耳朶を挟み付ける挟
着手段による装着方法のものが採用されており、例えば
バネ作用を有する左右一対の挟み片によって耳朶を前後
から挟むものとしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
挟着手段による装着形態によると、耳朶を挟み付けるも
のとするから、痛みを感じる痛覚において耳朶が鈍感な
部位ではあっても、これを長時間に亙って使用した場合
には痛みを感じることがあり、これの装着を一時的に中
断することもあった。
【0004】特に、近時は、デザインの多様性に基づ
き、種々なタイプの耳飾りが提供されていて、装着者に
美的満足を十分に与えるものであっても、その中には重
量的にかなり嵩張るものもある。このものはその落下を
防止するために、強い挟着力で耳朶を挟む必要があるか
ら、美的満足が得られる反面、これに伴なう痛みは相当
に大きいこともあり、その使用には躊躇せざるを得ない
こともあった。
【0005】そこで、この考案は、叙上のような従来存
した諸事情に鑑み案出されたもので、耳朶への挟着力に
よる耳飾りの装着に際し、ソフトな状態で挟み付けるこ
とで痛みを感じさせず、長時間に亙る装着使用が可能
で、重量的に嵩張るものであっても安心して使用できる
耳飾り用パッドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この考案にあっては、耳朶Eを弾撥的に挟着して
装着使用される耳飾りにおいて、耳朶Eを挟着する挟着
手段2における挟着部位に取り付けられるパッド10と
し、耳朶E面に広く当接する当接部14を有するもので
ある。
【0007】パッド10自体は、耳飾り本体1背面に突
設形成した取付ピン部11に連繋する連繋部12と、耳
朶E面に当接する盤状の当接部14とから構成し、更
に、連繋部12は、取付ピン部11に強制的に嵌め込ま
れる筒状にし、適数のスリット13を形成しておくこと
ができる。
【0008】また、パッド10自体は、透明なアクリル
樹脂を素材として一体形成することができる。
【0009】
【作用】この考案に係る耳飾り用パッドにあって、弾撥
作用による挟着手段2によって耳朶Eを前後面から挟み
込むとき、耳朶Eに当接するパッド10は、耳朶E面上
において当接部14を介して広い面積で当接するものと
なり、全体としての挟着圧に変更はなくとも、その単位
面積当たりの挟着力を適宜に分散させる。
【0010】その結果、パッド10の当接部14が当接
する耳朶E面では、当接部位における単位面積当たりの
挟着力は小さなものとなり、当接部位における痛覚を極
めて小さくし、長時間に亙る装着使用によっても痛みを
感じさせない。
【0011】透明なパッド10自体は、耳朶Eへの装着
時に耳朶Eの肌色をそのまま透けて見えさせ、耳飾り本
体1の地色を目立たさせない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案の一実施例を
説明するに、図において示される符号1は任意の種々な
所定のデザインが施されて、装飾的な形状となっている
耳飾り本体であり、この耳飾り本体1には、耳朶Eを挟
着する挟着手段2が設けられている。
【0013】図示にあっての挟着手段2は、耳飾り本体
1背面に突設した支持台座3に、耳朶Eの厚さにほぼ対
応した側面ほぼL字形の挟着座盤4を連設し、この挟着
座盤4両側縁に立設した揺動支持片5に挟着揺動片6を
揺動自在に支承する一方、この挟着揺動片6の先端に
は、耳飾り本体1背面と共に耳朶Eを挟着するよう、耳
朶Eの一側面に当接圧止する圧着パッド7を取り付け、
挟着揺動片6には、この挟着揺動片6自体の揺動に伴な
い挟着座盤4裏面あるいは挟着座盤4端に圧止すること
でバネ作用を発揮する弾撥片8を分割形成して成るもの
である。
【0014】そして、耳飾り本体1背面においての、挟
着手段2における圧着パッド7に対向する位置に、この
考案パッド10が配装されている。このバッド10自体
は、耳飾り本体1背面に突設形成した取付ピン部11に
連繋する連繋部12と、耳朶E面に当接する盤状の当接
部14とから成り、例えば透明なアクリル樹脂を素材と
して一体形成される。
【0015】連繋部12は、取付ピン部11に強制的に
嵌め込まれる筒状に形成され、図示のようにスリット1
3を形成しておくことで、取付ピン部11外径に比し連
繋部12内径が小さくても容易に嵌め込むことができ、
通常は、金属製である取付ピン部11に対する接着性が
良好な接着剤を介在させて、両者11,12間の強固な
連繋が図れるようにする。なお、スリット13は、3個
である場合(図3参照)に限らず、2個あるいは4個以
上であってもよいのは勿論である。
【0016】当接部14は、耳朶Eに対する当接面積が
可能な限り大きくなるように配慮されるものとし、図示
例のように、円形状であると、その周縁の湾曲円弧縁が
耳朶E面に柔軟な状態で当接し、耳朶Eに与えることが
ある痛みを一層少なくすることができる。なお、この当
接部14自体は、円形状である場合に限らず、矩形状、
三角形状その他の多角形状に形成することも可能であ
り、これ14自体にデザインを施し、装飾性を与えるこ
ともできる。
【0017】また、挟着手段2において、その圧着パッ
ド7は、挟着揺動片6先端に開穿した透孔に強制的に嵌
め入れた側面ほぼT字形に形成してあり、これの素材を
シリコンゴムとすることで、永年使用に伴なう腐食、酸
化劣化による脆弱化、崩壊が防止できるようにしてあ
る。
【0018】もとより、この挟着手段2自体の挟着構造
は、図示例に限定されず、適当なバネ作用を有するもの
であればよく、適宜な設計変更が可能である。
【0019】この考案は以上のように構成されており、
これが使用に際しては、図2に示すように、挟着手段2
においての揺動支持片5を開放した状態で耳朶Eに持ち
来たし、耳朶Eの前後面でパッド10と揺動支持片5の
圧着パッド7とによって挟み込むものであり、この挟み
込みにより耳朶Eに装着される(図1参照)。このと
き、パッド10の当接部14は、耳朶E面上において広
い面積で当接し、その単位面積当たりの挟着力が小さく
なるよう適宜に分散されてはいても、全体としての挟着
圧に変更はなく、耳朶Eにしっかりと装着される。
【0020】
【考案の効果】この考案は以上のように構成されてお
り、これがため、耳朶Eヘの挟着力による耳飾りの装着
に際し、ソフトな状態で挟むことができ、耳朶E自体が
挟着に伴なう痛みを感じることがなく、長時間に亙る装
着使用も無理なく行なうことができ、重量的に嵩張る耳
飾り本体1であっても安心して使用できるものである。
【0021】これは、この考案パッド10において、耳
朶Eを挟着する挟着手段2における挟着部位に取り付
け、耳朶E面に広く当接する当接部14を有するものと
し、この当接部14によって耳朶Eに与えられ挟着力を
広い面積に分散させたからである。すなわち、当接部1
4が当接する耳朶E面では、当接部位における各部の単
位面積当たりの挟着力は小さなものとして、当接部位に
おける痛覚を極めて小さくするから、長時間に亙る装着
使用によっても痛みを感じさせないものとできるのであ
る。
【0022】特に、近時では、大型で、重量的にも嵩張
る耳飾りが多用されることがあっても、これらにも十分
対処でき、従来のように痛みに伴ない装着使用を中断す
る必要がなく、装着者の美的感覚を十分に満足させるこ
とができる。
【0023】また、耳飾り本体1背面に突設形成した取
付ピン部11に連繋する連繋部12と、耳朶E面に当接
する盤状の当接部14とから構成したパッド10自体
は、従来の市販の各種の耳飾りであっても、その取付ピ
ン部11の形成と共に利用でき、汎用性に富むばかりで
なく、連繋部12の適数のスリット13は、取付ピン部
11ヘの取り付けを容易にする。
【0024】更には、透明なアクリル樹脂を素材として
形成したパッド10は、耳朶Eへの装着時に耳朶Eの肌
色をそのまま透けて見えさせることができ、耳飾り本体
1の地色を目立たさせず、耳飾り本体1全体の挟着部分
を大袈裟なものとせず、コンパクトな印象を与えること
ができる。
【0025】なお、この考案パッド10が使用される耳
飾り本体1は、図示にあって、複数のループを適宜に組
み合わせたものとしてあるも、これに限定されないこと
は勿論であり、前述のように、耳飾り本体1に取付ピン
部11が形成されていれば、耳飾りの形状、デザインは
種々なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】耳朶に装着使用した状態の側面図である。
【図2】耳飾り全体の分解斜視図である。
【図3】この考案パッドの斜視図である。
【符号の説明】
E 耳朶 1 耳飾り本体 2 挟着手段 3 支持台座 4 挟着座盤 5 揺動支持片 6 挟着揺動片 7 圧着パッド 8 弾撥片 10 パッド 11 取付ピン
部 12 連繋部 13 スリット 14 当接部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳朶を弾撥的に挟着して装着使用される
    耳飾りにおいて、耳朶を挟着する挟着手段における挟着
    部位に取り付けられるパッドであって、耳飾り本体背面
    に突設形成した取付ピン部に強制的に嵌め込まれる筒状
    で、適数のスリットを形成してある連繋部と、耳朶面に
    広く当接する盤状の当接部とから成り、これらの連繋
    部、当接部を透明なアクリル樹脂を素材として一体形成
    したことを特徴とする耳飾り用パッド。
JP1992040918U 1992-04-28 1992-04-28 耳飾り用パッド Expired - Lifetime JP2524352Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992040918U JP2524352Y2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 耳飾り用パッド

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JP1992040918U JP2524352Y2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 耳飾り用パッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0591412U JPH0591412U (ja) 1993-12-14
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Family

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524981U (ja) * 1978-08-09 1980-02-18
JPS5613913U (ja) * 1979-07-12 1981-02-05
JPS56174520U (ja) * 1980-05-28 1981-12-23
JPS5910613U (ja) * 1982-07-13 1984-01-23 株式会社アドニス イヤリング
JPS60152314U (ja) * 1984-03-13 1985-10-09 株式会社 光彩工芸 耳飾り用止金具
JPS6485602A (en) * 1987-09-28 1989-03-30 Tsuinkuru Kk Fastening set for ear ring

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