JP2586884Y2 - 耳飾り - Google Patents

耳飾り

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JP2586884Y2
JP2586884Y2 JP1993051314U JP5131493U JP2586884Y2 JP 2586884 Y2 JP2586884 Y2 JP 2586884Y2 JP 1993051314 U JP1993051314 U JP 1993051314U JP 5131493 U JP5131493 U JP 5131493U JP 2586884 Y2 JP2586884 Y2 JP 2586884Y2
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JP
Japan
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earlobe
decoration
earring
decoration body
earrings
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JP1993051314U
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English (en)
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JPH0716610U (ja
Inventor
信一 大友
Original Assignee
株式会社ジェム・マニュファクチャラー
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Publication date
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First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=12883463&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2586884(Y2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、バネで耳たぶをはさ
みつけて抜け止めするクリップ式の耳飾りに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の耳飾りとして、バネ等の弾性を利
用して耳たぶをはさみつけるクリップ式の耳飾りが知ら
れている。このクリップ式の耳飾りにおいては、板バ
ネを回転片に設けて回転片を装飾本体側に付勢するよう
にしたもの、回転片として弾性線材を耳たぶに対して
平行にかつU字状に折り曲げたものを使用し、その両端
を装飾本体に設けた挟み付け金具の軸受部にはめ込むと
ともに、上記軸受部に設けた傾斜ガイドによって回転片
を装飾本体側に付勢するようにしたもの、さらに洗濯
挟みのように回転片をレバーで開閉操作できるようにす
るとともに、回転片を装飾本体側に付勢するために回転
片と装飾本体との対向面に磁石を取り付け、その吸引力
を利用したもの(実開昭63−144019公報参照)
等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記数種の耳飾りのう
ち、の洗濯挟みのように回転片をレバーで開閉操作で
きるようにするとともに、回転片を装飾本体側に付勢す
るために回転片と装飾本体との対向面に磁石を取り付
け、その吸引力を利用したもの(実開昭63−1440
19公報)は、操作が簡単で便利なものであるが、磁石
の挟着力は耳たぶの厚さ等によってきかなくなってしま
うという欠点があった。
【0004】またとの耳飾りは、部品点数が多く組
付けが面倒で、また組み付けの際の挟着力の調整に熟練
が必要であり、操作を片手でワンタッチで行なうことが
できないという欠点がある。
【0005】この考案の耳飾りは従来例の上記欠点を解
消しようとするもので、組付けが簡単で、かつ組み付け
の際の挟着力の調整も容易であり、しかも挟着力を長期
間にわたって保つことができる耳飾りを提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の耳飾りは、耳
たぶ前面に取付けられる装飾本体と、装飾本体の背面に
耳たぶの厚さ方向に直角に取り付けた耳たぶの挟み付け
金具とを有する貴金属製耳飾りにおいて、上記挟み付け
金具は、上端を開口し上部に向かって内向するほぼU字
形を有し、その上部に耳たぶを挟み付ける細い首状に連
続して形成された押圧部を設けてなり、かつ上記挟み付
け金具を縦の中心線を基準としてその縦断面がほぼ左右
対称に形成し、さらに押圧部から連続して伸びる挟み付
け金具の両先端がそれぞれ外側に向かって伸び、その一
方を装飾本体のロー付け部とすることにより、挟み付け
金具として必要なそれぞれ異なる機能を有する部位を連
続一体に線状に形成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この考案の耳飾りによれば、組付けが簡単で、
従来の耳飾りに比べて耳への装脱着が簡単で、かつ装着
の際の挟着力の調整が容易となる。
【0008】しかもこの考案の耳飾りによれば、ソフト
な挟着力を長期間にわたって保つことができる。
【0009】また、上記挟み付け金具2の開口の幅を調
節することにより、耳飾りが耳たぶを必要以上に挟み付
けることを防止し、耳たぶに痛みを感じさせることがな
い。もちろん、装着時にも左右ほぼ対称となり、耳たぶ
からの確実な脱落防止を図ることもできる。
【0010】さらに、図1に示すように装飾本体1を安
定させるために装飾本体1と挟み付け金具2とを2点で
ロー付けした場合でも、押圧部以下の挟み付け金具が左
右ほぼ対称に移動するため、装飾本体1は装着者の耳た
ぶの厚さに関らずほぼ正面を向いた常態を維持するので
装飾性を低下させることがない。
【0011】
【実施例】以下、この考案の耳飾りの実施例を、図面に
基いて説明する。
【0012】図1ないし図3において、1は耳飾り前面
に取り付けられる装飾本体で、種々の形状を有してお
り、図ではハート形状に形成されている。この装飾本体
1は、金や銀、プラチナ等の貴金属である。
【0013】上記装飾本体1の背面には、装飾本体1と
は別に、耳たぶの厚さ方向に直角に挟み付け金具2が取
付けられている。この挟み付け金具2は上記装飾本体1
となじみのある貴金属素材で作成されており、ロー付け
等の手段で取り付けられている。この挟み付け金具2
は、上端を開口したほぼU字形を有し、その上部に耳た
ぶを挟み付ける押圧部3が連続してかつ一体に設けられ
ている。そしてまたこの押圧部3は細い首状に形成さ
れ、かつ滑らかなカーブを有して耳たぶに痛みを感じさ
せないようになっている。
【0014】なお、一般には、線材等で物品を形成する
場合において、素材となる線材が部分的に弾性値が異な
ると一定の形状のものを量産することができないので、
予め内部歪を矯正し材質的に均質化(調質)された素材
が使用されている。
【0015】押圧部3に連続した挟み付け金具2の端部
は、その一端が装飾本体1へのロー付け部4として開放
されている。したがって挟み付け金具2は、ほぼU字形
状の押圧部3以下の挟み付け金具本体部と押圧部3とロ
ー付け部4とが連続一体に線状に形成されている。
【0016】このように装飾本体1と挟み付け金具2を
別個のものとすることにより、挟み付け金具2は多種多
様のデザインに対応でき、ほぼデザインに制約を受ける
ことなくデザインの自由度も高くなる。
【0017】上記挟み付け金具2は、その縦断面形状が
縦の中心線6を基準としてほぼ対称に形成されており、
このように対称とすることによって金属弾性の性格から
当然に装着時もほぼ対称の形状を維持し、耳たぶを挟み
付ける弾性力が左右ほぼ均等となる。また、挟み付け金
具2の形状が図1に示す通りであるので、押圧部で受け
た耳たぶからの反力を押圧部3より下の全体で受ける構
造となり、ほぼ左右対称に同じように変形することで、
1箇所1箇所の変形量が少なくなり、押圧部3はソフト
な変形弾性力を受けることとなる。
【0018】さらに、挟み付け金具2は押圧部3で受け
た耳たぶからの反力を上記のように分散して受けるの
で、局部的に変形が大きく応力が集中するようなことが
ないので、変形破壊が生じにくく長期間にわたる使用で
もそのソフトな弾性力を保つことができる。
【0019】なお上記挟み付け金具2がロー付けにより
焼き鈍された場合には、貴金属特有の構造に合わせた常
法による焼入れ等を行なえばより効果的で、このことは
公知技術である。
【0020】上記耳飾りの使用に際しては、予め耳たぶ
の厚さに合わせて開口部を調節してから耳飾りを耳たぶ
に挿通すれば、押圧部3が耳たぶを挟み付ける。
【0021】逆に耳たぶから耳飾りを取外す際には、片
手で耳飾りを持って耳たぶから抜き取ればよい。
【0022】なお、上記挟み付け金具2の開口の幅を調
節することにより、耳飾りが耳たぶを必要以上に挟み付
けることを防止し、耳たぶに痛みを感じさせることがな
い。もちろん、装着時にも左右ほぼ対称となり、耳たぶ
からの確実な脱落防止を図ることもできる。
【0023】さらに、図1に示すように装飾本体1を安
定させるために装飾本体1と挟み付け金具2とを2点で
ロー付けした場合でも、押圧部以下の挟み付け金具が左
右ほぼ対称に移動するため、装飾本体1は装着者の耳た
ぶの厚さに関らずほぼ正面を向いた常態を維持するので
装飾性を低下させることがない。
【0024】
【考案の効果】この考案の耳飾りによれば、組付けが簡
単で、従来の耳飾りに比べて耳への装脱着が簡単で、か
つ装着の際の挟着力の調整が容易となる。
【0025】しかもこの考案の耳飾りによれば、ソフト
な挟着力を長期間にわたって保つことができる。
【0026】また、上記挟み付け金具2の開口の幅を調
節することにより、耳飾りが耳たぶを必要以上に挟み付
けることを防止し、耳たぶに痛みを感じさせることがな
い。もちろん、装着時にも左右ほぼ対称となり、耳たぶ
からの確実な脱落防止を図ることもできる。
【0027】さらに、図1に示すように装飾本体1を安
定させるために装飾本体1と挟み付け金具2とを2点で
ロー付けした場合でも、押圧部以下の挟み付け金具が左
右ほぼ対称に移動するため、装飾本体1は装着者の耳た
ぶの厚さに関らずほぼ正面を向いた常態を維持するので
装飾性を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る耳飾りの1実施例を示す側面図
である。
【図2】背面図である。
【図3】組み付け状態の側面図である。
【符号の説明】
1 装飾本体 2 挟み付け金具 3 押圧部 4 ロー付け部 6 中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−131627(JP,U) 実開 昭58−24209(JP,U) 実開 平3−129304(JP,U) 実開 昭52−107892(JP,U) 実公 昭35−18875(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A44C 7/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耳たぶ前面に取付けられる装飾本体と、装
    飾本体の背面に耳たぶの厚さ方向に直角に取り付けた耳
    たぶの挟み付け金具とを有する貴金属製耳飾りにおい
    て、上記挟み付け金具は、上端を開口し上部に向かって
    内向するほぼU字形を有し、その上部に耳たぶを挟み付
    ける細い首状に連続して形成された押圧部を設けてな
    り、かつ上記挟み付け金具を縦の中心線を基準としてそ
    の縦断面がほぼ左右対称に形成し、さらに押圧部から連
    続して伸びる挟み付け金具の両先端がそれぞれ外側に向
    かって伸び、その一方を装飾本体のロー付け部とするこ
    とにより、挟み付け金具として必要なそれぞれ異なる機
    能を有する部位を連続一体に線状に形成したことを特徴
    とする耳飾り。
JP1993051314U 1993-08-27 1993-08-27 耳飾り Expired - Lifetime JP2586884Y2 (ja)

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JPH0716610U JPH0716610U (ja) 1995-03-20
JP2586884Y2 true JP2586884Y2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=12883463

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847868Y2 (ja) * 1981-08-07 1983-11-01 株式会社山勝 耳飾り
JPS63131627U (ja) * 1987-02-19 1988-08-29
JP3129304U (ja) * 2006-11-30 2007-02-15 有限会社ムーンクラフト 攪拌機用飛散防止具

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