JP3129304U - 攪拌機用飛散防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】攪拌機に簡単に取り付けることができ、攪拌の際には材料の飛散を少なく抑えることができ、さらに攪拌の後のシャフトの掃除も容易に行える攪拌機用飛散防止具を提供することを目的とする。
【解決手段】モータの回転軸であるシャフトの先端に攪拌用の羽根部を取り付けた攪拌機に装着する攪拌機用飛散防止具であって、前記シャフトを覆うパイプ部と、前記パイプ部の前記モータ側の端部に設けられた保持部であって、前記パイプ部を前記モータの軸受け部分に固定する保持部と、前記パイプの前記羽根部側の端部に設けられた支持部であって、前記シャフトを回動可能に軸支するパイプ座金を有する支持部とを備える。さらに、前記パイプ部の外周に、前記パイプ部を通す穴を有する弾性体製の材料落し部をはめ込み、該材料落し部をパイプ部の長手方向に沿って動かすことにより、パイプ部の外周に付着した材料を落とせるようにする。
【選択図】図2

Description

本考案は、建設現場や工事現場において使用するコンクリートや塗料などを攪拌する攪拌機に装着して、攪拌機の動作時に材料の飛散を防止する攪拌機用飛散防止具に関する。
図8(a)に、従来の攪拌機800の外観を示す。801は攪拌機800を手で持つための第1の取っ手部、802は電源コード、803は本体部である。本体部803の内部に、モータが設置されている。本体部803には第2の取っ手部804が固定されている。805は攪拌を行った際に材料が飛散して本体部803に跳ね上がるのを防止するためのゴム製のカバーである。807は本体部803内部のモータの回転軸であるシャフト、806は該シャフトを回動可能に支持する軸受け部である。シャフト807の先端部に、羽根部808が取り付けられている。
図9は、モータのシャフト807の先端部に羽根部808が取り付けられている部分の拡大図である。羽根部808は、シャフト807の先端部807bに刻まれているネジ山と螺合するボルト809によってシャフト807に固定されている。また、羽根部808は、シャフト807の垂直方向からボルト810でシャフト807に締め付けることにより固定されている。図9の構造から分かるように、ボルト809および810を緩めることにより羽根部808を取り外すことができる。図8(b)は、羽根部808を取り外した状態の攪拌機を示す。
本考案の従来技術としては、下記特許文献1および2などがある。特許文献1は、攪拌する材料を入れる容器と攪拌機とを接続して攪拌を自動的に行えるようにしたものである。特許文献2は、攪拌機の羽根部に攪拌物がこびり付かないように、羽根の表面とシャフトにフッ素コーティングを施す技術を開示する。
特開2005−16267 特開2005−313040
上述した図8および図9に示すような従来の攪拌機では、材料を入れた容器に羽根部808を入れ、不図示のモータのスイッチをオンすることで、羽根部808を回転させ材料を攪拌する。このとき、シャフト807にこびり付いた材料が、シャフト807の回転の遠心力で容器の外まで飛散することがあった。また、攪拌の後、羽根部やシャフト部に付着した材料を掃除する必要があるが、特にシャフトの掃除が大変であるという問題があった。
本考案は、攪拌機に簡単に取り付けることができ、攪拌の際には材料の飛散を少なく抑えることができ、さらに攪拌の後のシャフトの掃除も容易に行える攪拌機用飛散防止具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る考案は、モータの回転軸であるシャフトの先端に攪拌用の羽根部を取り付けた攪拌機に装着する攪拌機用飛散防止具であって、前記シャフトを覆うパイプ部と、前記パイプ部の前記モータ側の端部に設けられた保持部であって、前記パイプ部を前記モータの軸受け部分に固定する保持部と、前記パイプの前記羽根部側の端部に設けられた支持部であって、前記シャフトを回動可能に軸支するパイプ座金を有する支持部とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、請求項1に記載の攪拌機用飛散防止具において、前記保持部は、前記シャフトを回動可能に軸支するパイプ座金を有するものであることを特徴とする。
請求項3に係る考案は、請求項1または2に記載の攪拌機用飛散防止具において、前記パイプ部の外周に、前記パイプ部を通す穴を有する弾性体製の材料落し部をはめ込み、該材料落し部をパイプ部の長手方向に沿って動かすことにより、パイプ部の外周に付着した材料を落とせるようにしたことを特徴とする。
本考案によれば、攪拌作業時に、攪拌している材料を入れた容器から材料が飛散することを防止できる。従って、いわゆるねた場をきれいに保つことができる。作業後のシャフトの掃除も材料落し部により簡単にきれいにすることができる。また、回転するシャフトがパイプ部で覆われているため、作業時も安全である。攪拌機に攪拌機用飛散防止具を取り付ける作業も簡単である。
以下、図面を用いて本考案を実施するための一形態例を説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る攪拌機用飛散防止具の外観を示す。図1(a)は、攪拌機用飛散防止具100の全体図を示す。この攪拌機用飛散防止具100は、大きくは図1(b)〜図1(e)の4つの部分に分かれる。図1(b)に示す101は、攪拌機800の軸受け部806を覆うように取り付ける保持部である。図1(c)に示す102は、攪拌機800のシャフト807を通すパイプ部である。図1(d)に示す104は、図1(a)のようにパイプ部102に差し込むゴム製の材料落し部である。図1(e)に示す103は、パイプ部102の先端部に嵌め込むシャフト807のがたつき防止用の支持部である。
図2は、図8(a)の攪拌機に図1の攪拌機用飛散防止具100を装着した様子を示す。図2(a)が外観図、図2(b)が断面図である。
図2および図3〜図8を参照して、攪拌機用飛散防止具100について詳細に説明する。図3は、保持部101の外観を示す。保持部101は、パイプヘッド301と、上部締め付けバンド303と、下部締め付けバンド304とを備える。図5(a)にパイプヘッド301の正面図を、図5(b)に上面図を示す。パイプヘッド301は、開口部(穴)の直径が異なる2つの円筒形の部材をつなぎ合わせたような形状である。上部の開口部302aは攪拌機800の軸受け部806に被せ、下部の開口部302bはパイプ部102の上部102aに被せる。パイプヘッド301は、ビニール製などの若干可撓性のある素材で構成し、上部締め付けバンド303や下部締め付けバンド304で締め付けることにより、パイプヘッド301の上部を軸受け部806に固定し、パイプヘッド301の下部をパイプ部102の上部102aに固定する。
図3(b)は、保持部101をパイプ部102に取り付ける様子を示す。初めに上部締め付けバンド303や下部締め付けバンド304は緩めておく。保持部101の下部の開口部302bからパイプ部102の上部102aを挿入し、図3(b)のような位置関係とし、パイプ部102の上部102aの開口部121aにパイプ座金311を差し込む。
図6(a)にパイプ座金の正面図、図6(b)に上面図を示す。パイプ座金311は、開口部(穴)312を有する円筒形の部材311aの裾部分をワッシャー状に拡げた形状で、例えばステンレスなどの金属製で構成する。パイプ座金311は、パイプ部102の上部と下部に挿入し、該パイプ部102内の中空部に通した攪拌機800のシャフト807のがたつき防止の役割を果たすものである。
再び図3(b)に戻って、パイプ部102の上部102aの開口部121aにパイプ座金311の円筒形の部分311aを差し込んだ後、パイプ部102を少し引き戻して、図2(b)で示されているような位置関係で、下部締め付けバンド304を締める。これにより、保持部101をパイプ部102の上部に固定する。
次に、材料落し部104について説明する。上述したように保持部101をパイプ部102に固定した後、図1(d)の材料落し部104をパイプ部102の下部102b側から差し入れる。図7(a)に材料落し部104の正面図、図7(b)に上面図、図7(c)にX−X´断面図を示す。材料落し部104はゴム製で、パイプ部102を通す穴701の直径はパイプ部102の直径より若干小さめに作られている。これにより、材料落し部104の穴701にパイプ部102を通したとき、穴701の内周がパイプ部102の外周に密着し、かつ、手で材料落し部104を図1(a)の矢印AやBの方向に自在に移動させることができる。攪拌を行う際には、材料落し部104をパイプ部102の上部に位置させて攪拌を行い、作業が終了したら材料落し部104を矢印Bの方向に移動させれば、パイプ部102の外周に付着した材料を簡単に落とすことができる。
なお、ここでは材料落し部104をゴム製のものとしたが、ゴムに限らず、各種の弾性体材料で構成してもよい。
次に、支持部103について説明する。図4は、パイプ部102の下部102bに支持部103を装着している様子を示す。支持部103は、図6で説明したパイプ座金402と、ビニール製の円筒状キャップ401とからなる。上述したようにパイプ部102の上部に保持部101を固定し材料落し部104を通した後、パイプ部102の下部102bに円筒状キャップ401を被せる。円筒状キャップ401の開口部404の内周は、その直径がパイプ部102の外周の直径より若干小さめに作られており、また円筒状キャップ401はビニール製であるので、パイプ部102の下部102bの外周に密着して円筒状キャップ401を固定できる。その後、パイプ部102の下部102bの開口部121bにパイプ座金402の円筒形の部分402aを差し込む。円筒状キャップ401は、パイプ部102の端部とパイプ座金402との接合部分を封止して、攪拌する材料がパイプ部内部に入り込むのを防止している。
以上のようにして、図1(a)の攪拌機用飛散防止具100が構成される。攪拌機800に装着するときは、攪拌機800の羽根部808を取り外し、図8(b)の状態とし、下部807b側からシャフト807を図1(a)の攪拌機用飛散防止具100の上部に挿入する。保持部101の上部の開口部302aを、攪拌機800の軸受け部806に被せ、上部締め付けバンド303を締めて保持部101を軸受け部806に固定する。その後、シャフト807の下部807b(攪拌機用飛散防止具100の下部から露出している)に再び羽根部808を取り付ける。
図2(a)が最終的に攪拌機用飛散防止具100を装着した攪拌機の外観図であり、図2(b)がその断面図である。なお、図2(b)の断面図では、上部締め付けバンド303と下部締め付けバンド304は省略した。201が上部締め付けバンド303で締め付ける位置であり、202が下部締め付けバンド304で締め付ける位置を示す。これらの図からわかるように、攪拌の際にはシャフト807が回転するが、そのシャフト807はパイプ部102で覆われておりもちろんそのパイプ部102は回転しないので、シャフトの回転により材料が飛散することがない。作業時にパイプ部102を手で持つこともできるので安全性も高い。また、作業後は材料落し部104によりパイプ部102の外周に付着した材料を簡単に落とすことができる。上述したように攪拌機への取り付けも簡単である。
図2(b)から分かるように、回転するシャフト807は上部のパイプ座金311と下部のパイプ座金402とで回動可能に軸支されているので、シャフト807ががたつくことがない。なお、パイプ座金311,402の穴の内径はシャフト807の径より若干大きくしておけばよい。また、ベアリングなどで構成してもよい。
本考案の一実施形態に係る攪拌機用飛散防止具の外観を示す図 攪拌機に攪拌機用飛散防止具を装着した様子を示す外観図および断面図 保持部の外観図 パイプ部の下部に支持部を装着している様子を示す図 パイプヘッドの正面図および上面図 パイプ座金の正面図および上面図 材料落し部の正面図、上面図、および断面図 従来の攪拌機の外観図 従来の攪拌機の羽根部取り付け部分の拡大図
符号の説明
100…攪拌機用飛散防止具、101…保持部、102…パイプ部、103…支持部、104…材料落し部。

Claims (3)

  1. モータの回転軸であるシャフトの先端に攪拌用の羽根部を取り付けた攪拌機に装着する攪拌機用飛散防止具であって、
    前記シャフトを覆うパイプ部と、
    前記パイプ部の前記モータ側の端部に設けられた保持部であって、前記パイプ部を前記モータの軸受け部分に固定する保持部と、
    前記パイプの前記羽根部側の端部に設けられた支持部であって、前記シャフトを回動可能に軸支するパイプ座金を有する支持部と
    を備えることを特徴とする攪拌機用飛散防止具。
  2. 請求項1に記載の攪拌機用飛散防止具において、
    前記保持部は、前記シャフトを回動可能に軸支するパイプ座金を有するものであることを特徴とする攪拌機用飛散防止具。
  3. 請求項1または2に記載の攪拌機用飛散防止具において、
    前記パイプ部の外周に、前記パイプ部を通す穴を有する弾性体製の材料落し部をはめ込み、該材料落し部をパイプ部の長手方向に沿って動かすことにより、パイプ部の外周に付着した材料を落とせるようにしたことを特徴とする攪拌機用飛散防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0716610U (ja) * 1993-08-27 1995-03-20 株式会社ジェム・マニュファクチャラー 耳飾り

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