JPH077775Y2 - イヤリング - Google Patents

イヤリング

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JPH077775Y2
JPH077775Y2 JP1992058476U JP5847692U JPH077775Y2 JP H077775 Y2 JPH077775 Y2 JP H077775Y2 JP 1992058476 U JP1992058476 U JP 1992058476U JP 5847692 U JP5847692 U JP 5847692U JP H077775 Y2 JPH077775 Y2 JP H077775Y2
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JP
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earring
arm
opening
attached
tragus
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JP1992058476U
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JPH0619528U (ja
Inventor
浩二 柿本
Original Assignee
浩二 柿本
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、イヤリングに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のイヤリングには、耳たぶに孔をあ
けて通すピアスと呼ばれるもの、あるいは、耳たぶにク
リップやねじで止めて用いるものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、耳たぶ
にクリップやねじで止めて用いるものは、耳介の一点に
荷重が集中する。その結果、耳介に分布する痛みやかゆ
み等を感じる知覚神経を過剰に刺激し、時に頭痛や頭重
感、肩凝りといった症状が惹起される。
【0004】また、ピアスは耳たぶに孔をあけなければ
ならず、好まれにくい上に、昨今は、ぶどう球菌等によ
る細菌感染症や金属による接触皮膚炎等を引き起こす場
合がある等の弊害も指摘されている。
【0005】そこで、この考案は、耳介の一点に荷重を
集中させることがなく、できるだけ弱い力を広範囲に分
散させることができるイヤリングを提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る考案は、耳珠7、対珠8及び対輪
9に囲まれた外耳道の開口部内側面に挿んで取り付ける
イヤリングであって、前記開口部内側面に圧接する周縁
2、12、14を有するイヤリング本体1、11、13
と、このイヤリング本体1、11、13に取り付けた装
飾体3とによってイヤリングを構成した。
【0007】また、請求項2に係る考案は、耳珠7、対
珠8及び対輪9に囲まれた外耳道の開口部内側面に挿ん
で取り付けるイヤリングであって、イヤリング本体21
と装飾体から成り、前記イヤリング本体21は、弧状の
本体基部22の一端に弧状のアーム23の一端を回動自
在に取り付けて切欠環状となし、前記本体基部22と前
記アーム23の外側には前記開口部内側面に圧接する当
接片23、29を設け、前記本体基部22と前記アーム
23との間にこのアーム23を全開状態に保持するロッ
ク部材28を設け、前記本体基部22の中央部に前記イ
ヤリング本体21の内側外向きに突出する装飾体取り付
け部31を設け、前記装飾体取り付け部31に前記装飾
体を取り付けてイヤリングを構成した。
【0008】
【作用】耳の外側は、外耳道と、外耳道の外側にあって
貝殻状に突き出している耳殻からなり、この耳殻は、外
側の耳輪、耳輪の下端にある耳朶(みみたぶ)、外耳道
の開口部を覆うように前から横斜め方向に突出した耳珠
7、耳朶(みみたぶ)の上端にある対珠8、前記耳珠7
に対向する対輪9などからなっている。
【0009】請求項1に係る考案は上記の構成を採用し
たので、イヤリング本体1の周縁2、12、14を前記
の耳珠7、対珠8及び対輪9に囲まれた外耳道の開口部
内側面に圧接して挿着すると、この開口部内側面の弾性
によりイヤリング本体1は保持される。
【0010】また、請求項2に係る考案は上記の構成を
採用したので、本体基部22からアーム23を開くと、
ロック部材28はアーム23の全開状態を保持する。こ
の全開状態のイヤリング本体21の当接片23、29を
耳珠7、対珠8及び対輪9に囲まれた外耳道の開口部内
側面に圧接して挿着すると、この開口部内側面の弾性に
よりイヤリング本体21は保持される。
【0011】
【実施例】図1乃至図3に示すこの考案に係るイヤリン
グの第1の実施例では、イヤリング本体1は、プラスチ
ックや金属、陶器等の線材を屈曲して星形に形成し、こ
の内側は中空となっている。
【0012】装飾体3である金属製の鎖3は、図1及び
図2に示すように、下端に飾り玉4を取り付け、上端は
5本の枝鎖5に別れてイヤリング本体1の前記星型の各
鋭角部6にそれぞれ接着している。
【0013】また、図3に示すように、星型に形成した
イヤリング本体1の周縁2を耳珠7、対珠8及び対輪9
に囲まれた外耳道の開口部内側面に圧接して挿着する
と、この開口部内側面の弾性により上記イヤリング本体
1は保持され、鎖3は耳の下方に垂れ下がる。
【0014】図4乃至図6は、この考案に係るイヤリン
グの第2の実施例である。このイヤリング本体11は、
プラスチックや金属等の弾性を有する素材から成る線材
を湾曲させて形成し、全体として円形の外観を呈してい
る。図5に示すように、線材の一端は内側外向きに折り
曲げられ、この一端に飾り玉4を取り付けた鎖3が吊り
下げられている。
【0015】また、図6に示すように、イヤリング本体
11の周縁12を耳珠7、対珠8及び対輪9に囲まれた
外耳道の開口部内側面に圧接して挿着すると、この開口
部内側面の弾性により上記イヤリング本体11は保持さ
れ、鎖3は耳の下方に垂れ下がる。
【0016】図7、図8は、この考案に係るイヤリング
の第3の実施例である。このイヤリング本体13は、プ
ラスチックや金属、陶器等の板材を打ち抜いてハート形
に周縁14を形成し、内側を中空にしている。また、前
記周縁14に囲まれるハート形の下方から鎖取り付け部
15が立設され、この鎖取り付け部15に、下端に飾り
玉4を有する金属製の鎖3が取り付けられている。
【0017】また、図8に示すように、前記イヤリング
本体13の周縁14を耳珠7、対珠8及び対輪9に囲ま
れた外耳道の開口部内側面に圧接して挿着すると、この
開口部内側面の弾性により前記イヤリング本体13は保
持され、鎖3は耳の下方に垂れ下がる。
【0018】なお、第1乃至第3の実施例におけるイヤ
リング1、11、13は、いずれも装飾体として先端に
飾り玉4を有する金属製の鎖3を吊り下げる構成とした
が、鎖の素材はプラスチック等であってもよい。また、
鎖に代えてカラフルな細い紐をぶら下げたり、イヤリン
グ本体中央に装飾体取り付け部を設けて、小さなリボン
フラワー等を突設させる構成としてもよい。
【0019】次に、この考案に係るイヤリングの第4の
実施例を、図9乃至図13に基づいて説明する。
【0020】図9に示すように、この実施例のイヤリン
グ本体21は、プラスチックや金属、陶器等を素材とす
る本体基部22と、金属線材等を素材とするアーム23
とから成り、前記本体基部22は弧状に湾曲した形状を
有し、その長さは、図13に示すように、耳珠7の内側
と対珠8の内側及び対輪9の内側縁に当接する長さに形
成している。また、この本体基部22の一端近くに、金
属線材等を素材とする当接片支持部材24によって、1
個の当接片25が取り付けられている。この本体基部2
2の他端は内側に折り曲げられて、アーム取り付け部2
6が形成されている。
【0021】前記アーム23は、その一端を前記アーム
取り付け部26ピン27で回動自在に固定されている。
また、このアーム23の一端にロック部材であるバネ片
28が取り付けられ、図9に示すように、このバネ片2
8はアーム23の全閉状態において前記アーム取り付け
部26の内側に当接する方向に付勢されている。
【0022】このアーム23の自由端近くには、2個の
当接片29が取り付けられ、また、上記本体基部22の
中央部には、内側に突出して装飾体取り付け部31が設
けられている。この装飾体取り付け部31は内側に突出
するばかりでなく、図10、図11に示すように、本体
基部22から外向きに突出するように、金属線材等を素
材とする支持部材32によって本体基部22に固定され
ている。
【0023】前記アーム23を図9に示す全閉状態から
ピン27を支点として開くと、前記アーム23はバネ片
28の付勢力に打ち勝って、図12に示すようにバネ片
28がアーム取り付け部26の端面に当接するまで開
く。この全開状態では本体基部22の周方向のほぼ延長
線上に開いており、このバネ片28の付勢力により全開
状態が保持される。
【0024】このように全開状態にして、図13に示す
ように、このイヤリング本体21の当接片25、29を
対珠8及び対輪9に囲まれた外耳道の開口部内側面に圧
接して挿着すると、この開口部内側面の弾性により上記
イヤリング本体21は保持され、鎖3は耳の下方に垂れ
下がる。
【0025】他方、このイヤリングの不使用時には、上
記アーム23を図12に示す全開状態からピン27を支
点として閉じると、上記アーム23はバネ片28の付勢
力に打ち勝って、図9に示すように、バネ片28はアー
ム取り付け部26の下面に当接するまで閉じる。この全
閉状態では上記アーム23は本体基部22の他端方向に
向けられ、このバネ片28の付勢力により全閉状態が保
持されるので、コンパクトになり、収納しやすい。
【0026】また、上記装飾体取り付け部31に、鎖や
紐をはじめ、鳥等の生物を形作ったもの等、種々の装飾
体を取り付けることができる。
【0027】
【考案の効果】上記の通り構成したこの考案に係るイヤ
リングは、対珠8及び対輪9に囲まれた外耳道の開口部
内側面に圧接して挿着し、この開口部内側面の弾性によ
り保持されるので、簡単に取り付けることができる。し
たがって、従来のイヤリングのように、耳たぶに孔を空
けたり、耳介の一点に荷重を集中させることがなく、で
きるだけ弱い圧接力を外耳道の開口部内側面に広範囲に
分散させることができる。そのため、耳殻に分布する知
覚神経が過剰に刺激されることがなく、頭痛や頭重感、
肩凝りといった症状が出ることがない。
【0028】また、イヤリング本体の内側に装飾体を取
り付けるので、装飾性に富んだものを提供することがで
きる。
【0029】また、請求項2に係る考案にあっては、ア
ームを本体基部の一端に回動自在に取り付ける構成を採
用したことから、使用の際には全開状態にしたアームを
ロック部材によって保持してイヤリングを外耳道の開口
部内側面に挿着することができ、収納の際にはアームを
本体基部側に倒して小さくすることができる。
【0030】また、本体基部に装飾体取り付け部を設け
たことから、装飾体のみを付け替えることにより変化を
楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の正面図
【図2】同上の側面図
【図3】同上の使用状態を示す正面図
【図4】第2の実施例の正面図
【図5】同上の側面図
【図6】同上の使用状態を示す正面図
【図7】第3の実施例の正面図
【図8】同上の使用状態を示す正面図
【図9】第4の実施例の正面図
【図10】同上の一方側面図
【図11】同上の他方側面図
【図12】同上の使用状態の正面図
【図13】同上の使用状態を示す全体正面図
【符号の説明】
1、11、13 イヤリング本体 2、12、14 周縁 3 装飾体(鎖) 4 飾り玉 5 枝鎖 6 鋭角部 7 耳珠 8 対珠 9 対輪 15 鎖取り付け部 21 イヤリング本体 22 本体基部 23 アーム 24 当接片支持部材 25、29 当接片 26 アーム取り付け部 27 ピン 28 ロック部材(バネ片) 31 装飾体取り付け部 32 支持部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳珠7、対珠8及び対輪9に囲まれた外
    耳道の開口部内側面に挿んで取り付けるイヤリングであ
    って、前記開口部内側面に圧接する周縁2、12、14
    を有するイヤリング本体1、11、13と、このイヤリ
    ング本体1、11、13に取り付けた装飾体3とから成
    るイヤリング。
  2. 【請求項2】 耳珠7、対珠8及び対輪9に囲まれた外
    耳道の開口部内側面に挿んで取り付けるイヤリングであ
    って、イヤリング本体21と装飾体から成り、前記イヤ
    リング本体21は、弧状の本体基部22の一端に弧状の
    アーム23の一端を回動自在に取り付けて切欠環状とな
    し、前記本体基部22と前記アーム23の外側には前記
    開口部内側面に圧接する当接片23、29を設け、前記
    本体基部22と前記アーム23との間にこのアーム23
    を全開状態に保持するロック部材28を設け、前記本体
    基部22の中央部に前記イヤリング本体21の内側外向
    きに突出する装飾体取り付け部31を設け、前記装飾体
    取り付け部31に前記装飾体を取り付けたイヤリング。
JP1992058476U 1992-08-20 1992-08-20 イヤリング Expired - Lifetime JPH077775Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH031949U (ja) * 1989-05-30 1991-01-10

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