JP3009665U

JP3009665U - 眼鏡チェーン取り付け具用ゴムリング飾り付き挟絞具

Info

Publication number: JP3009665U
Application number: JP1994010409U
Authority: JP
Inventors: 福太郎鈴木
Original assignee: 福太郎鈴木
Priority date: 1994-07-19
Filing date: 1994-07-19
Publication date: 1995-04-11
Anticipated expiration: 2000-07-19

Abstract

(57)【要約】【目的】眼鏡チェーン取り付け具に装飾性の主体を
持たせる事により、チェーン部の装飾性を十分に引き出
すと共に、これまでは実用性本意の考え方が強かった眼
鏡チェーンに眼鏡を利用した新しい装身具としての美し
さと楽しさを提供する事にある。【構成】自由に装飾を施した飾り本体（１）の裏面
に眼鏡チェーン取り付け用ゴムリング（６）の挟絞孔
（３）を持つ挟絞部（２）を備える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

眼鏡チェーン

【０００２】

【従来の技術】

図１１に示す様に従来の眼鏡チェーン取り付け具はゴムリング（６）を管状の挟絞具（９）または螺旋状に巻いた針金製の挟絞具（１０）を用いて眼鏡の蔓（８）にチェーン（７）を固着させる物であった。この様に従来の眼鏡チェーン取り付け具は取り付けるという実用性本意で作られているので、取り付け具自体の装飾性は考慮されておらず、もっぱら眼鏡チェーンとしての装飾性はチェーン部によって表現していた。この為に、従来の眼鏡チェーン取り付け具は装着時に捻れたりよじれたりしたゴム部が剥き出しになったままなので装着状態が美しくなく、チェーン部の装飾性も十分に引き出せていないという言う欠点があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は従来の眼鏡チェーン取り付け具の欠点を解決する事に在り、眼鏡チェーン取り付け具に装飾性の主体を持たせる事により、チェーン部の装飾性も十分に引き出すと共にこれまでは実用性本意の考え方が強かった眼鏡チェーンに眼鏡を利用した新しい装身具としての美しさと楽しさを提供する事にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る眼鏡チェーン取り付け用ゴムリング飾り付き挟絞具は次のような物である。すなわち、この眼鏡チェーン取り付け用ゴムリング飾り付き挟絞具は、飾り本体（１）の裏面にゴムリング（６）を挟絞する為の挟絞孔（３）を持つ挟絞部（２）を備えた物。または、飾り本体（１）の裏面にゴムリング（６）が嵌合する溝（４）を穿ち、その溝（４）を一部としてゴムリング（６）を挟絞する為の挟絞孔（３）を形成するブリッジ（５）を備えた物である。なお、挟絞孔（３）の形状は後で紹介する各実施例のように円形または楕円形にしてもよいがその他にも正方形や長方形等の様に採用出来るものがいろいろ考えられる事はいうまでもない。

【０００５】飾り本体（１）は広い装飾場面を持つので自由に好みの装飾を施す事が出来るのに加え、装着時には挟絞孔（３）によって絞り込まれたゴムリング（６）を目立たない様にカバーする。また、飾り本体の裏面にゴムリングが嵌合する様に穿たれた溝（４）はこの溝に眼鏡の蔓（８）に装着したゴムリング（６）が眼鏡の蔓（８）と飾り本体（１）の裏面に挟まれて飾り本体（１）がお辞儀してしまわない様にゴムリング（６）を嵌合させ、眼鏡の蔓（８）の側面と飾り本体（１）裏面を密着させて常に飾り本体（１）が正面を向く様にすると共に、飾り本体（１）の左右へのブレと斜傾を押さえ、飾り本体（１）の姿勢の乱れを防ぐ。

【０００６】

【作用】

本考案の眼鏡チェーン取り付け用ゴムリング飾り付き挟絞具には動植物や様々なキャラクターのモチーフを施す事により、従来の実用性本意の取り付け具には無い強い装飾性を持たせる事が出来るので、これまではお酒落な装身具と言うよりも実用性に重点が置かれていた眼鏡チェーンを眼鏡を利用した装身具という全く新しいジャンルの商品へとその価値を移行する事が出来る。

【０００７】

【実施例】

実施例１図１の挟絞具装着状態斜視図、図２の挟絞具裏面斜視図、図３の挟絞具装着状態正面図、図４の挟絞具装着状態側面図に基づいてこの考案の好適な実施例１を説明する。

【０００８】実施例１は自由に装飾を施した飾り本体（１）の裏面にゴムリング（６）を挟絞する為の挟絞孔（３）を持つ挟絞部（２）を備えた物である。

【０００９】飾り本体（１）がゴムリング（６）をカバーする為、ゴムリング（６）の捻れやよじれが目立たなくなるのでより美しい装飾性が得られる。

【００１０】実施例２図５の挟絞具裏面斜視図、図６の挟絞具上面図、図７の挟絞具装着状態正面図、図８の装着状態側面図、図９の装着状態上面図、図１０の装着状態側面断面図に基づいてこの考案の好適な実施例２を説明する。

【００１１】実施例２は自由に装飾を施した飾り本体（１）の裏面にゴムリング（６）が嵌合する溝（４）を穿ち、その溝（４）を一部としてゴムリング（６）を挟絞する為の挟絞孔（３）を形成するブリッジ（５）を備えた物である。

【００１２】実施例１では飾り本体（１）の裏面にゴムリング（６）を嵌合させる溝（４）を備えていないので、装着時には図４に示す様に飾り本体（１）の裏面と眼鏡の蔓（８）の側面との間にゴムリング（６）が挟まれて飾り本体（１）がお辞儀をしてしまったり、左右へブレたり斜傾してしまったりして飾り本体（１）の姿勢が乱れやすかったが、実施例２の物においては、飾り本体（１）の裏面に穿った溝（４）にゴムリング（６）が嵌合して、眼鏡の蔓（８）の側面と飾り本体（１）の裏面を密着させて飾り本体（１）が常に正面を向く様にすると共に、飾り本体（１）の左右へのブレや斜傾を押さえ、飾り本体（１）の姿勢の乱れを防ぐことが出来る。

【００１３】

【考案の効果】

この考案に係る眼鏡チェーン取り付け具用ゴムリング飾り付き挟絞具においては、眼鏡チェーン取り付け具に装飾性の主体を持たせる事によりチェーン部が本来持っていた装飾性をフルに引き出し、取り付け具とチェーン部が相まって、これまでは実用性本意の考え方が強く伺われた眼鏡チェーンに強い装飾性を持たせ眼鏡を利用した新しい装身具としての美しさと楽しさを提供する事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例１の装着状態斜視図であ
る。

【図２】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例１の裏面斜視図である。

【図３】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例１の装着状態正面図であ
る。

【図４】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例１の装着状態側面図であ
る。

【図５】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例２の裏面斜視図である。

【図６】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例２の上面図である。

【図７】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例２の装着状態正面図であ
る。

【図８】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例２の装着状態側面図であ
る。

【図９】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例２の装着状態上面図であ
る。

【図１０】本考案による眼鏡チェーン取り付け具用ゴ
ムリング飾り付き挟絞具実施例２の装着状態側面断面図
である。

【図１１】従来の眼鏡チェーン取り付け具装着状態斜
視図である。

【符号の説明】

１飾り本体２挟絞部３挟絞孔４溝５ブリッジ６ゴムリング７チェーン８眼鏡の蔓９従来の管状の挟絞具１０従来の螺旋状に巻いた針金製の挟絞具

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】飾り本体（１）の裏面にゴムリング
（６）の挟絞孔（３）を持つ挟絞部（２）を設けた眼鏡
チェーン取り付け具用ゴムリング飾り付き挟絞具。
【請求項２】飾り本体（１）の裏面にゴムリング
（６）が嵌合する溝（４）を穿ち、その溝（４）を一部
とする挟絞孔（３）を形成するブリッジ（５）を設けた
眼鏡チェーン取り付け具用ゴムリング飾り付き挟絞具。