JPH0724866Y2 - マイクロホン - Google Patents
マイクロホンInfo
- Publication number
- JPH0724866Y2 JPH0724866Y2 JP1986051740U JP5174086U JPH0724866Y2 JP H0724866 Y2 JPH0724866 Y2 JP H0724866Y2 JP 1986051740 U JP1986051740 U JP 1986051740U JP 5174086 U JP5174086 U JP 5174086U JP H0724866 Y2 JPH0724866 Y2 JP H0724866Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headband
- microphone
- pad
- user
- arm member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、マイクロホンに関し、特に詳しく言うと、
ヘッドバンドを介して使用者の頭部に保持されるマイク
ロホンに関する。
ヘッドバンドを介して使用者の頭部に保持されるマイク
ロホンに関する。
［考案の技術的背景］ 使用者の頭部にかけ渡されたヘッドバンドの一端に使用
者の口もとにマイクロホンが位置するように支持したマ
イクロホン装置が従来より提供されている。このような
マイクロホンは、コンサート等において両手を自由にし
て歌いながら踊ったりする場合等によく用いられるが、
その場合、ヘッドバンド等の付属品が外観上目立つこと
は余り好ましくない。
者の口もとにマイクロホンが位置するように支持したマ
イクロホン装置が従来より提供されている。このような
マイクロホンは、コンサート等において両手を自由にし
て歌いながら踊ったりする場合等によく用いられるが、
その場合、ヘッドバンド等の付属品が外観上目立つこと
は余り好ましくない。
しかしながら、従来用いられているヘッドバンドは頭頂
部を通って両側頭部間にかけ渡させるように形成されて
いるので、外観上目立ってしまう。さらに、使用者の髪
形を崩してしまう欠点がある。さらにまた、ヘッドバン
ドの弾性復元力で側頭部を押えて固定するため、装着感
がよくなく、長時間使用すると不快感がでてくる。
部を通って両側頭部間にかけ渡させるように形成されて
いるので、外観上目立ってしまう。さらに、使用者の髪
形を崩してしまう欠点がある。さらにまた、ヘッドバン
ドの弾性復元力で側頭部を押えて固定するため、装着感
がよくなく、長時間使用すると不快感がでてくる。
そこで、本出願人は先に実開昭61-26389号において、ヘ
ッドバンドを使用者の後頭部に適合するように略Ｕ字状
に形成し、このヘッドバンドの両端に耳掛け用の蔓部材
を設けるとともに、ヘッドバンドの一端にアーム部材を
回動自在に取付け、このアーム部材の先端にマイクロホ
ンユニットを設けたマイクロホンを提案した。この考案
によれば、ヘッドバンドが使用者の後頭部側に配置され
るため、外観上目立つことなく装着することができ、蔓
部材にて耳に掛けるように装着されるので、側頭部に対
する圧迫感も低減できる利点がある。
ッドバンドを使用者の後頭部に適合するように略Ｕ字状
に形成し、このヘッドバンドの両端に耳掛け用の蔓部材
を設けるとともに、ヘッドバンドの一端にアーム部材を
回動自在に取付け、このアーム部材の先端にマイクロホ
ンユニットを設けたマイクロホンを提案した。この考案
によれば、ヘッドバンドが使用者の後頭部側に配置され
るため、外観上目立つことなく装着することができ、蔓
部材にて耳に掛けるように装着されるので、側頭部に対
する圧迫感も低減できる利点がある。
しかしながら、蔓部材により耳に掛けるように装着する
ため装着および脱着が面倒であり、また、アーム部材は
ヘッドバンドに対して回動自在になっているので、使用
者の口元にマイクロホンを位置させることもできるが、
顔の大きさにより口元からマイクロホンまでの距離が異
なり、顔の大きい人に合わせてアーム部材の長さを設定
すると、顔の小さい人では口元からマイクロホンまでの
距離が長くなってしまう等の欠点があることが判明し
た。
ため装着および脱着が面倒であり、また、アーム部材は
ヘッドバンドに対して回動自在になっているので、使用
者の口元にマイクロホンを位置させることもできるが、
顔の大きさにより口元からマイクロホンまでの距離が異
なり、顔の大きい人に合わせてアーム部材の長さを設定
すると、顔の小さい人では口元からマイクロホンまでの
距離が長くなってしまう等の欠点があることが判明し
た。
［考案の目的］ この考案の目的は、上述した先願考案の欠点を改良し
て、着脱が極めて容易に行なえ、かつ使用者の口元に確
実にマイクロホンを位置させることができるマイクロホ
ンを提供することである。
て、着脱が極めて容易に行なえ、かつ使用者の口元に確
実にマイクロホンを位置させることができるマイクロホ
ンを提供することである。
［考案の構成］ この考案は、後頭部に適合するように略Ｕ字状に形成さ
れたヘッドバンドと、このヘッドバンドの少なくとも一
端に設けられたパットと、その後端がヘッドバンドに支
持され、その先端にマイクロホンユニットが取付けられ
たアーム部材とを有するマイクロホンにおいて、ヘッド
バンドの一端は斜め下方に延在し、この延在部にパット
が取付けられ、パットは使用者のこめかみ部に当接させ
るようにヘッドバンドに摺動自在に取付けられているこ
とを特徴とするものである。
れたヘッドバンドと、このヘッドバンドの少なくとも一
端に設けられたパットと、その後端がヘッドバンドに支
持され、その先端にマイクロホンユニットが取付けられ
たアーム部材とを有するマイクロホンにおいて、ヘッド
バンドの一端は斜め下方に延在し、この延在部にパット
が取付けられ、パットは使用者のこめかみ部に当接させ
るようにヘッドバンドに摺動自在に取付けられているこ
とを特徴とするものである。
［実施例］ 以下、この考案の一実施例を図面について説明すると、
使用者の後頭部に適合する大きさの略Ｕ字状に形成され
たヘッドバンド１は、合成樹脂あるいは金属の帯状体で
構成されており、その両端部には使用者の両側頭部のこ
めかみ部にあてがわれるパット2,3が設けられている。
使用者の後頭部に適合する大きさの略Ｕ字状に形成され
たヘッドバンド１は、合成樹脂あるいは金属の帯状体で
構成されており、その両端部には使用者の両側頭部のこ
めかみ部にあてがわれるパット2,3が設けられている。
右パット２はこめかみ部に当接するウレタンフォームの
ようなクッション体４と合成樹脂あるいは金属製の側板
５とから構成されているクッション体４によりずれを防
止するとともに、使用者に柔らかい感じを与えるように
している。側板５のクッション体４と相反する面にはヘ
ッドバンド１の右端部を摺動自在に摩擦嵌合する支持部
材６が設けられている。この支持部材６にはまた、好ま
しくはフレキシブルな中空パイプで考案の構成されたア
ーム部材７の一端が摺動自在に摩擦嵌合されている。ア
ーム部材７の他端にはウレタンフォーム等で構成された
ウインドスクリーンで被覆されたマイクロフォンユニッ
ト８が固定されている。マイクロホンユニット８のコー
ド９はアーム部材７内を通りアーム部材７の他端から図
示していないアンプ等に接続されている。ヘッドバンド
１の右端部の右パット２の取付け部分は、装着時にマイ
クロホンユニット８が使用者の口元に位置するように斜
め下方に折曲げられている。
ようなクッション体４と合成樹脂あるいは金属製の側板
５とから構成されているクッション体４によりずれを防
止するとともに、使用者に柔らかい感じを与えるように
している。側板５のクッション体４と相反する面にはヘ
ッドバンド１の右端部を摺動自在に摩擦嵌合する支持部
材６が設けられている。この支持部材６にはまた、好ま
しくはフレキシブルな中空パイプで考案の構成されたア
ーム部材７の一端が摺動自在に摩擦嵌合されている。ア
ーム部材７の他端にはウレタンフォーム等で構成された
ウインドスクリーンで被覆されたマイクロフォンユニッ
ト８が固定されている。マイクロホンユニット８のコー
ド９はアーム部材７内を通りアーム部材７の他端から図
示していないアンプ等に接続されている。ヘッドバンド
１の右端部の右パット２の取付け部分は、装着時にマイ
クロホンユニット８が使用者の口元に位置するように斜
め下方に折曲げられている。
左パット３も右パット２と同様にこめかみ部に当接する
クッション体４と合成樹脂あるいは金属製の側板10とか
ら構成されている。側板10にはヘッドバンド１の左端部
を摺動自在に摩擦嵌合する支持部材11が設けられてい
る。ヘッドバンド１の左パット３の取付部分は右側とは
異なり、装着時に略水平となるように延在している。
クッション体４と合成樹脂あるいは金属製の側板10とか
ら構成されている。側板10にはヘッドバンド１の左端部
を摺動自在に摩擦嵌合する支持部材11が設けられてい
る。ヘッドバンド１の左パット３の取付部分は右側とは
異なり、装着時に略水平となるように延在している。
このマイクロホンの装着状態は、図示するように、ヘッ
ドバンド１を使用者の後頭部に取付けるとともに、ヘッ
ドバンド１の両端部を耳の上部に乗せるようにし、かつ
左右パット2,3で左右こめかみ部を挾持する。左右パッ
ト2,3のこめかみ部への調整は側板5,10上の支持部材6,1
1を手で持ってヘッドバンド１上を摺動させればよい。
マイクロホンユニット８を使用者の口元に設定するに
は、所望の位置にマイクロホンユニット８が位置するよ
うにアーム部材７を支持部材６内に摺動させればよい。
これにより、マイクロホンは後頭部と耳の上部そしてこ
めかみ部の３者により支持される。ヘッドバンド１は耳
の上部に乗せるだけであるので着脱がきわめて容易であ
り、左右パット2,3はこめかみ部に当接するので長時間
装着しても不快感がない。また、眼鏡を使用している人
でも装着が可能である。
ドバンド１を使用者の後頭部に取付けるとともに、ヘッ
ドバンド１の両端部を耳の上部に乗せるようにし、かつ
左右パット2,3で左右こめかみ部を挾持する。左右パッ
ト2,3のこめかみ部への調整は側板5,10上の支持部材6,1
1を手で持ってヘッドバンド１上を摺動させればよい。
マイクロホンユニット８を使用者の口元に設定するに
は、所望の位置にマイクロホンユニット８が位置するよ
うにアーム部材７を支持部材６内に摺動させればよい。
これにより、マイクロホンは後頭部と耳の上部そしてこ
めかみ部の３者により支持される。ヘッドバンド１は耳
の上部に乗せるだけであるので着脱がきわめて容易であ
り、左右パット2,3はこめかみ部に当接するので長時間
装着しても不快感がない。また、眼鏡を使用している人
でも装着が可能である。
上述実施例においては、パットを左右に設けているが、
一方にのみ設けてもよい。また、アーム部材７をフレキ
シブルなパイプで構成する場合は、アーム部材７は支持
部材６に固定してもよい。
一方にのみ設けてもよい。また、アーム部材７をフレキ
シブルなパイプで構成する場合は、アーム部材７は支持
部材６に固定してもよい。
［考案の効果］ 以上のように、この考案によれば、上述した先願考案と
同様にヘッドバンドが使用者の後頭部側に配置されるた
め、外観上目立つことなく装着することができ、髪等で
隠すこともできる。さらに、ヘッドバンドはその弾性復
元力のみで保持するのではなく、耳の上部およびこめか
み部でも保持し、かつこめかみ部に当接するパットは使
用者のこめかみ部に当接させるようにヘッドバンドに摺
動自在に取付けられているので使用者に不快な装着感を
与えることなく、かつ長時間装着することが可能であ
る。また、ヘッドバンドの一端は斜め下方に延在し、こ
の延在部に摺動自在に取付けられたパッドにアーム部材
は取付けられているので、パッドの位置を調整しても、
マイクロホンを口元に確実に位置させることができる。
同様にヘッドバンドが使用者の後頭部側に配置されるた
め、外観上目立つことなく装着することができ、髪等で
隠すこともできる。さらに、ヘッドバンドはその弾性復
元力のみで保持するのではなく、耳の上部およびこめか
み部でも保持し、かつこめかみ部に当接するパットは使
用者のこめかみ部に当接させるようにヘッドバンドに摺
動自在に取付けられているので使用者に不快な装着感を
与えることなく、かつ長時間装着することが可能であ
る。また、ヘッドバンドの一端は斜め下方に延在し、こ
の延在部に摺動自在に取付けられたパッドにアーム部材
は取付けられているので、パッドの位置を調整しても、
マイクロホンを口元に確実に位置させることができる。
【図面の簡単な説明】 第１図はこの考案の一実施例を装着した状態で示す右側
面図、第２図はその左側面図である。 図面中、１はヘッドバンド、2,3はパット、6,11は支持
部材、７はアーム部材、８はマイクロホンユニットであ
る。
面図、第２図はその左側面図である。 図面中、１はヘッドバンド、2,3はパット、6,11は支持
部材、７はアーム部材、８はマイクロホンユニットであ
る。
Claims (2)
- 【請求項１】後頭部に適合するように略Ｕ字状に形成さ
れたヘッドバンドと、このヘッドバンドの少なくとも一
端に設けられたパットと、その後端が前記ヘッドバンド
に支持され、その先端にマイクロホンユニットが取付け
られたアーム部材とを有するマイクロホンにおいて、前
記ヘッドバンドの一端は斜め下方に延在し、この延在部
に前記パットが取付けられ、前記パットは使用者のこめ
かみ部に当接させるように前記ヘッドバンド部材に摺動
自在に取付けられていることを特徴とするマイクロホ
ン。 - 【請求項２】実用新案登録請求の範囲第１項において、
前記アーム部材は前記パットに対し摺動自在に取付けら
れていることを特徴とするマイクロホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986051740U JPH0724866Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | マイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986051740U JPH0724866Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | マイクロホン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62164488U JPS62164488U (ja) | 1987-10-19 |
| JPH0724866Y2 true JPH0724866Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=30876279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986051740U Expired - Lifetime JPH0724866Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | マイクロホン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724866Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6507386B2 (ja) * | 2014-10-27 | 2019-05-08 | 株式会社オーディオテクニカ | マイクロホン装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126389U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-17 | 株式会社 オ−デイオテクニカ | マイクロホン |
-
1986
- 1986-04-07 JP JP1986051740U patent/JPH0724866Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62164488U (ja) | 1987-10-19 |
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