JP2524298Y2 - 金属基板 - Google Patents

金属基板

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JP2524298Y2
JP2524298Y2 JP1271995U JP1271995U JP2524298Y2 JP 2524298 Y2 JP2524298 Y2 JP 2524298Y2 JP 1271995 U JP1271995 U JP 1271995U JP 1271995 U JP1271995 U JP 1271995U JP 2524298 Y2 JP2524298 Y2 JP 2524298Y2
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JP
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metal substrate
spacer
metal
insulating layer
circuit pattern
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JP1271995U
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耕一 吉田
正実 大山
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TDK Corp
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TDK Corp
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、金属ベース上に絶縁層
が形成され、該絶縁層上に回路パターンが形成される金
属基板に係り、特に取付け板への取付け構造や他の部品
の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の金属基板を示すものであ
り、金属基板4は、金属板でなるベース1上に絶縁層2
を接着等によって形成してなり、該絶縁層2上に回路パ
ターン3が形成され、フレームグランド構造は、ベース
1と回路(アース)パターン3とを、金属ベース1に螺
着したボルト5により接続すると共に、導電性および接
着性を有する材料によってボルト5と回路パターン3あ
るいは基板ベース1とを接続することにより実現してい
る(特開昭63−77188号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
においては、ボルト5によってフレームグランド構造を
実現しているので、この金属基板を使用する装置の母基
板やその他の取付け板に取付ける場合、別の取付け手段
を付加して設けなければならず、金属基板の取付け構造
が複雑化し、部品点数が増大する。
【0004】また、放熱板やその他の部材を取付る場合
にはさらに別の取付け手段を設けなければならず、さら
に部品取付け構造が複雑化すると共に、構造実現工程が
煩雑化し、部品点数が増大する。
【0005】本考案は、上記の問題点に鑑み、取付け板
に対する金属基板の取付け構造や金属基板に対する他の
部品の取付け構造が簡易化されると共に、構造実現工程
が簡略化され、部品点数の減少が図れる金属基板を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属ベース上
に絶縁層が形成され、該絶縁層上に回路パターンが形成
される金属基板において、該金属基板には、少なくとも
金属ベースと絶縁層とを貫通した穴を設け、間座の下端
部を前記金属基板の穴に固定して、前記間座の本体を金
属基板の回路パターン側に立設し、該間座に、その上端
に金属基板を取付け板に取付け可能とし、かつ下端にも
他の部材を取付け可能とするねじ穴を設けたことを特徴
とする。
【0007】
【作用】このように、間座の上下双方に取付け基板、他
の部品を取付け可能なねじ穴を設けることにより、間座
を利用して金属基板を母基板やその他の取付け板に取付
けることが可能となるのみならず、放熱板等の他の部材
を金属ベースに取付けることが可能となる。
【0008】
【実施例】図1(A)は本考案の一実施例を示す断面
図、図1(B)はその具体的適用例を示す断面図であ
る。図において、1は金属基板4のベース、2は絶縁
層、3は回路パターン、6は間座である。該間座6は、
金属基板4を構成する金属ベース1および絶縁層2、回
路パター3に穿設された穴に下端部を圧入等により嵌着
するか、あるいは図示のように、間座6の下端側外周に
雄ねじ溝15を設け、該雄ねじ溝15を金属ベース1に
設けたねじ穴16に螺合することにより、間座6の本体
が、回路パターン3側に立設するように、間座6を金属
基板4に固定したものである。また、絶縁層2上の間座
6の周囲に形成された回路(アース)パターン3と間座
6とを半田8付けすれば、回路パターン3と金属ベース
1とのフレームグランドをより確実に取ることができ
る。また、金属基板4の間座受部分に当接する間座6の
当接部の外径より、前記間座6の周囲に形成された回路
パターン3の内径を大きく構成しておけば、間座6の当
接する圧力により回路パターン3が剥離する危険性を回
避することができる。
【0009】間座6の中央には貫通したねじ穴9を設け
ている。本例のものは、その上端に金属基板4を取付け
板に取付け可能とする雌ねじ穴10と、下端に他の部材
を取付け可能とするねじ穴17との径を異ならせてい
る。半田8による回路パターン3に対する間座6の接続
は、他の部品の基板4上の回路パターンへの半田付けと
同時に行なうことができる。
【0010】また、本実施例においては、前記間座6の
半田8付け部分の反基板側近傍の周囲に周方向に溝11
を設けているので、半田付けの際、間座6の半田付け部
分から他の部分への伝熱抵抗が大となり、半田付けが確
実に行なえる。
【0011】図1(B)は金属基板4を取付け板12に
取付けた状態を示す断面図であって、前記間座6に対
し、取付け板12に設けた穴13に挿通したねじ(また
はボルト)14を前記雌ねじ穴10に螺合することによ
り、取付け板12に金属基板4を取付けることができ
る。
【0012】また、例えば放熱板18に設けた穴19に
挿通したねじ(またはボルト)20を前記雌ねじ穴17
に螺合することによって放熱板18等を取付けることが
可能である。この場合、放熱板18取付け側に間座6が
突出していないため、放熱板18の取付け穴19をそれ
ほど大きくすることなく、金属ベース1に緊密に接触さ
せた状態で放熱板18を取付けることができ、伝熱抵抗
を小さくすることができる。
【0013】
【考案の効果】請求項1によれば、金属ベース上に絶縁
層が形成され、該絶縁層上に回路パターンが形成される
金属基板において、金属ベースに固定された間座に、そ
の上端に金属基板を取付け板に取付け可能とし、かつ下
端にも他の部材を取付け可能とするねじ穴を設けたの
で、金属基板を取付け板に前記間座を利用して取付ける
ことが可能となる上、金属基板ベース面に放熱板等の他
の部品を取付けることが可能となる。これにより、取付
け板に対する金属基板の取付け構造が簡易化され、かつ
部品点数が低減されると共に、構造実現工程が簡略化さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の一実施例を示す断面図、
(B)は該実施例の適用例を示す断面図である。
【図2】従来の金属基板を示す断面図である。
【符号の説明】
1:金属ベース、2:絶縁層、3:回路パターン、4:
金属基板、6:間座、9:ねじ穴、11:溝、12:取
付け板、14、20:ねじ、15:雄ねじ溝、16:ね
じ穴、18:放熱板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−77188(JP,A) 特開 昭61−47243(JP,A) 実開 昭58−138368(JP,U) 実開 昭54−61256(JP,U) 実開 昭49−67948(JP,U) 実開 昭58−36619(JP,U) 実開 昭59−146607(JP,U) 実開 昭63−35809(JP,U) 実公 昭57−49432(JP,Y2) 実公 昭57−54305(JP,Y2) 実公 昭57−594(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属ベース上に絶縁層が形成され、該絶縁
    層上に回路パターンが形成される金属基板において、 該金属基板には、少なくとも金属ベースと絶縁層とを貫
    通した穴を設け、 間座の下端部を前記金属基板の穴に固定して、前記間座
    の本体を金属基板の回路パターン側に立設し、 該間座に、その上端に金属基板を取付け板に取付け可能
    とし、かつ下端にも他の部材を取付け可能とするねじ穴
    を設けたことを特徴とする金属基板。
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WO2006104037A1 (ja) * 2005-03-28 2006-10-05 The Furukawa Electric Co., Ltd. メタルコア基板の補強構造及び電気接続箱
JP5734476B1 (ja) * 2014-02-05 2015-06-17 三菱電機株式会社 インバータ装置

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JPH081371U (ja) 1996-09-03

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