JP2524213Y2 - タワークレーン固定装置 - Google Patents

タワークレーン固定装置

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JP2524213Y2
JP2524213Y2 JP7274090U JP7274090U JP2524213Y2 JP 2524213 Y2 JP2524213 Y2 JP 2524213Y2 JP 7274090 U JP7274090 U JP 7274090U JP 7274090 U JP7274090 U JP 7274090U JP 2524213 Y2 JP2524213 Y2 JP 2524213Y2
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賢 宝鏡
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Maeda Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、地上に定置するタワークレーンの固定装
置に関するものである。
「従来の技術」 従来のタワークレーンは、そのマスト下端の架台を地
中に造成したコンクリート基盤上に載置して、ボルトで
締結することにより固定しているのが一般的である。
「考案が解決せんとする問題点」 上記従来のタワークレーン固定装置においては、コン
クリート基盤を地中に埋設したアースアンカーに支持し
て耐圧性の高いものとし、かつ上面のレベルを厳格に設
定する必要があり、コスト高となることを免れないと共
に、各現場毎に資材を使い捨てとするため、不経済であ
った。
「問題点を解決するための手段」 この考案は、前記従来の問題点を解決するために、地
中に造成したコンクリート基盤2上に所要間隔で突設し
た型鋼からなる支脚1の頭部上に、型鋼からなる受ビー
ム6をボルト7により水平に固定し、前記受ビーム6の
下面及びこの上に直交して載置したタワークレーン架台
3の支持桁4の上面にそれぞれ直交状に横架材8,9を添
接し、上下に相対する横架材8,9の両端部をPC鋼棒10に
より締結してなるタワークレーン固定装置を提案するも
のである。
「作用」 タワークレーンの支持桁4に対応する位置に所要間隔
で隣接して支脚1を地中に打ち込み、それぞれ地表部に
打設したコンクリート基盤2に一体化し、各隣接する支
脚1の頭部上に受ビーム6をボルト7により固定した
後、各受ビーム6上にタワークレーンの架台3を載置
し、この受ビーム6の下面及びこの上に直交して載置し
たタワークレーン架台3の支持桁4の上面にそれぞれ直
交状に横架材8,9を添接し、上下に相対する横架材8,9の
両端部をPC鋼棒10により締結することにより、タワーク
レーン架台3を固定する。
従って、コンクリート基盤2にさほど耐圧性や平面精
度が要求されず、基盤2の施工を簡易化することができ
ると共に、タワークレーン架台3の設置及び解体作業も
簡単である。
またタワークレーンを撤去する際には、PC鋼棒10の締
結を解除して横架材8,9を取り外し、タワークレーンを
吊り降ろした後、受ビーム6を解体して、使用済みの横
架材8,9、PC鋼棒10及び受ビーム6を後日他の現場に再
利用することができる。
「実施例」 H型鋼等の型鋼からなる所要数の支脚1はその下部を
地中に打ち込んで地表部に打設したコンクリート基盤2
に一体化され、その頭部がコンクリート基盤2上に突設
されている。
各支脚1は設置するタワークレーンの架台3を構成す
る直交状をなす支持桁4の端部に対応する位置におい
て、各支持桁4に対して直交する方向に所要間隔で隣接
して突設されている。
支脚1上には第2図に示すように締結プレート5が溶
接等により固着され、その上に型鋼からなる受ビーム6
が載置され、締結プレート5と受ビーム6の下端フラン
ジ6′をボルト7で締結することにより、固定されてい
る。
タワークレーンの架台3は、その支持桁4を各受ビー
ム6上に直交状に載せて設置されている。
そして第1図に示すように、各受ビーム6の下面に直
交状に添接した1または2以上の鋼製横架材8、および
支持桁4の上面に直交状に1または2以上の横架材9を
添接し、上下に相対する横架材8,9の相互の両端部をPC
鋼棒10により上下方向に連結してナット11で締結するこ
とによって、支持桁4は受ビーム6に固定されている。
「考案の効果」 以上の通りこの考案によれば、タワークレーンの架台
を載せる受ビームは、地中に造成したコンクリート基盤
上に突設した支脚の頭部上にボルトで固定するので、コ
ンクリート基盤にさほど耐圧性や平面精度が要求され
ず、基盤の施工を簡易化してコストを低減することがで
きると共に、受ビームはタワークレーンを撤去した後は
取り外して横架材、PC鋼棒と共に再使用することができ
るので、経済的である。
また、タワークレーン架台はその支持桁の上面及び受
ビームの下面にそれぞれ直交状に添接した横架材の両端
部を、PC鋼棒により締結することにより固定するので、
設置及び解体作業も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2図は同要
部の正面図、第3図は同平面図、第4図はこの考案の実
施例を示す平面図である。 1……支脚、2……コンクリート基盤、3……タワーク
レーンの架台、4……支持桁、5……締結プレート、6
……受ビーム、6′……下端フランジ、7……ボルト、
8,9……横架材、10……PC鋼棒、11……ナット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中に造成したコンクリート基盤上に所要
    間隔で突設した型鋼からなる支脚の頭部上に、型鋼から
    なる受ビームをボルトにより水平に固定し、前記受ビー
    ムの下面及びこの上に直交して載置したタワークレーン
    架台の支持桁の上面にそれぞれ直交状に横架材を添接
    し、前記上下に相対する横架材の両端部をPC鋼棒により
    締結してなることを特徴とするタワークレーン固定装
    置。
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