JP2523794B2 - 焼成調理器 - Google Patents
焼成調理器Info
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- JP2523794B2 JP2523794B2 JP63150722A JP15072288A JP2523794B2 JP 2523794 B2 JP2523794 B2 JP 2523794B2 JP 63150722 A JP63150722 A JP 63150722A JP 15072288 A JP15072288 A JP 15072288A JP 2523794 B2 JP2523794 B2 JP 2523794B2
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- Japan
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- combustion
- heat radiation
- gas infrared
- infrared burner
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス赤外線バーナを多数の燃焼孔を備える熱
輻射面に於いて調理物に対向させて設ける焼成調理器に
関するものである。
輻射面に於いて調理物に対向させて設ける焼成調理器に
関するものである。
従来の技術 従来例Ｉのこの種の焼成調理器を第４図〜第５図に示
す。焼成調理器１はガス赤外線バーナ２に複数枚の熱輻
射面３を設けて、燃焼部４を構成し調理室５内に複数本
のガス赤外線バーナ２を臨ませ構成され、ガス赤外線バ
ーナ２は複数枚のプレス成形品6a,6bを圧接挾持及び溶
接し本体７を構成して、この本体７で熱輻射面３の外周
を保持し、調理室５の中への熱輻射面３の落下防止のた
めに別プレス成形品８を熱輻射面３の外周に接着して調
理室５内へ設置され、調理室５の上面に排気口９が構成
される。熱輻射面３は一般的にはセラミック等で略角型
の形状に成型され、表面10の全面に多数の燃焼孔11を設
けたセラミックプレートA12と周囲の一部に燃焼孔11を
設けない部分13を設けたセラミックプレートB14とが組
み合わされて構成される。そして、ガス赤外線バーナ２
に対応して調理室５内に調理物を載せる焼網15を配置し
て構成されており、このガス赤外線バーナ２の熱輻射面
３で供給されたガスが燃焼して熱輻射面３の燃焼孔11の
近傍を加熱し赤熱させて輻射熱を放出し、燃焼孔11のな
い部分13は加熱赤熱しないで、ガス赤外線バーナ２に対
向させてセットされた調理物が輻射熱によって調理され
て焼成調理器１として使用されるように構成されてい
る。
す。焼成調理器１はガス赤外線バーナ２に複数枚の熱輻
射面３を設けて、燃焼部４を構成し調理室５内に複数本
のガス赤外線バーナ２を臨ませ構成され、ガス赤外線バ
ーナ２は複数枚のプレス成形品6a,6bを圧接挾持及び溶
接し本体７を構成して、この本体７で熱輻射面３の外周
を保持し、調理室５の中への熱輻射面３の落下防止のた
めに別プレス成形品８を熱輻射面３の外周に接着して調
理室５内へ設置され、調理室５の上面に排気口９が構成
される。熱輻射面３は一般的にはセラミック等で略角型
の形状に成型され、表面10の全面に多数の燃焼孔11を設
けたセラミックプレートA12と周囲の一部に燃焼孔11を
設けない部分13を設けたセラミックプレートB14とが組
み合わされて構成される。そして、ガス赤外線バーナ２
に対応して調理室５内に調理物を載せる焼網15を配置し
て構成されており、このガス赤外線バーナ２の熱輻射面
３で供給されたガスが燃焼して熱輻射面３の燃焼孔11の
近傍を加熱し赤熱させて輻射熱を放出し、燃焼孔11のな
い部分13は加熱赤熱しないで、ガス赤外線バーナ２に対
向させてセットされた調理物が輻射熱によって調理され
て焼成調理器１として使用されるように構成されてい
る。
又、第６図に他の従来例IIのこの種の焼成調理器１に
使用されるガス赤外線バーナ２を示す。ガス赤外線バー
ナ２の焼成調理器１への装着等は前述の従来例Ｉと同様
である。熱輻射面３はセラミックプレートC16とセラミ
ックプレートD17を持って形成されて多数の燃焼孔11を
略ロの字形状18に外側に配置し、ガス赤外線バーナ２の
熱輻射面３の中央部19は燃焼孔11が配置されないで構成
されている。なお、この場合のセラミックプレートC16
とセラミックプレートD17は同形状である。従って、ガ
ス赤外線バーナ２でガスが燃焼すると、略ロの字形状18
に熱輻射面３が加熱赤熱して調理物が輻射熱によって調
理されて焼成調理器１として使用されるように構成され
ている。
使用されるガス赤外線バーナ２を示す。ガス赤外線バー
ナ２の焼成調理器１への装着等は前述の従来例Ｉと同様
である。熱輻射面３はセラミックプレートC16とセラミ
ックプレートD17を持って形成されて多数の燃焼孔11を
略ロの字形状18に外側に配置し、ガス赤外線バーナ２の
熱輻射面３の中央部19は燃焼孔11が配置されないで構成
されている。なお、この場合のセラミックプレートC16
とセラミックプレートD17は同形状である。従って、ガ
ス赤外線バーナ２でガスが燃焼すると、略ロの字形状18
に熱輻射面３が加熱赤熱して調理物が輻射熱によって調
理されて焼成調理器１として使用されるように構成され
ている。
又、第７図に他の従来例IIIのこの種の焼成調理器１
に使用されるガス赤外線バーナ２を示す。ガス赤外線バ
ーナ２の焼成調理器１への装着等は前述の従来例Ｉと同
様である。熱輻射面３はセラミックプレートE20とセラ
ミックプレートF21を持って形成されて多数の燃焼孔11
を略外周に略ロの字形状22に配置し、合わせて、セラミ
ックプレートE20とセラミックプレートF21の各々でも略
外周に略ロの字形状23に配置し、セラミックプレートE2
0とセラミックプレートF21の中央部24は燃焼孔11を配置
しないで、ガス赤外線バーナ２の熱輻射面３の中央部19
は帯状25に燃焼孔11を配置して構成されている。従っ
て、ガス赤外線バーナ２が燃焼すると、熱輻射面３の外
周に略ロの字形状22及び中央部に２本の帯状25に加熱赤
熱して調理物が輻射熱によって調理されて焼成調理器１
として使用されるように構成されている。
に使用されるガス赤外線バーナ２を示す。ガス赤外線バ
ーナ２の焼成調理器１への装着等は前述の従来例Ｉと同
様である。熱輻射面３はセラミックプレートE20とセラ
ミックプレートF21を持って形成されて多数の燃焼孔11
を略外周に略ロの字形状22に配置し、合わせて、セラミ
ックプレートE20とセラミックプレートF21の各々でも略
外周に略ロの字形状23に配置し、セラミックプレートE2
0とセラミックプレートF21の中央部24は燃焼孔11を配置
しないで、ガス赤外線バーナ２の熱輻射面３の中央部19
は帯状25に燃焼孔11を配置して構成されている。従っ
て、ガス赤外線バーナ２が燃焼すると、熱輻射面３の外
周に略ロの字形状22及び中央部に２本の帯状25に加熱赤
熱して調理物が輻射熱によって調理されて焼成調理器１
として使用されるように構成されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来例Ｉの構成では、ガス赤外線
バーナ２を構成する熱輻射面３は多数の燃焼孔11を設け
たセラミックプレートA12と燃焼孔11を部分的に設けな
い部分13を有するセラミックプレートB14との組み合わ
せであるから、ガス赤外線バーナ２が構成されるために
はセラミックプレートA12とセラミックプレートB14の２
種類が必要となる。即ち、ガス赤外線バーナ２を構成す
るためにはセラミックプレートA12とセラミックプレー
トB14を作るための金型が必要となる。セラミックプレ
ートA12あるいはセラミックプレートB14を作る金型は、
燃焼孔11を設けるために複数本のピンを有し、このピン
をセラミック材料にプレスする方法で加工されるため、
ピンはセラミック材料によって表面を研摩される状態が
プレス加工時に生じて痩せ細るから燃焼孔11は品物によ
って孔径が種々の大きさに変化しているためにセラミッ
クプレートA12とセラミックプレートB14へ同じガスが供
給されても燃焼孔の孔径が異なるために両者間に燃焼量
の差が生じて表面の赤熱温度が異なって、輻射熱によっ
て加熱される調理物が部分的に焦げたり、焦げなかった
りして良好な調理性能が得られないという課題を有して
いた。又、焼成調理器に複数本のガス赤外線バーナを必
要とするため、ガス赤外線バーナ１本あたり２個のセラ
ミックが必要となればガス赤外線バーナの２倍だけセラ
ミックの数が必要となり、それだけ加工作業が増えてコ
ストが上昇するという課題を有していた。又、従来例II
の構成では、熱輻射面３はセラミックプレートC16とセ
ラミックプレートD17を持って形成されて多数の燃焼孔1
1を略ロの字形状18に外側に配置し、ガス赤外線バーナ
２の熱輻射面３の中央部19は燃焼孔11が配置されていな
いから、ガス赤外線バーナ２でガスが燃焼すると、略ロ
の字形状18に熱輻射面３が加熱赤熱して調理物が輻射熱
によって調理された時、輻射熱によって加熱される調理
物が外側部分のみ焦げ、中央部が焦げなく良好な調理性
能が得られないという課題を有していた。又、従来例II
Iの構成では、熱輻射面３はセラミックプレートE20とセ
ラミックプレートF21を持って形成されて多数の燃焼孔1
1を略外周に略ロの字形状22に配置し、合わせて、セラ
ミックプレートE20とセラミックプレートF21の各々でも
略外周に略ロの字形状23に配置し、セラミックプレート
E20とセラミックプレートF21の中央部24は燃焼孔11を配
置しないで、ガス赤外線バーナ２の熱輻射面３の中央部
19は帯状25に燃焼孔11が配置されているから、ガス赤外
線バーナ２が燃焼すると、熱輻射面３の外周に略ロの字
形状22及び中央部に２本の帯状25に加熱赤熱して調理物
が輻射熱によって調理された時、調理物の中央部は従来
例IIに比較して焦げるが、中央部に２本の帯状25になっ
た加熱赤熱部が存在するため、調理室５内の中央部は高
温となり、（一般的に、調理室５内の温度分布は調理室
５は周囲で外装ケース等を境いにして外気と接触してい
るために内側中央部が高く、外側方向が低くなる。）中
央部がより焦げて良好な調理性能が得られないという課
題を有していた。
バーナ２を構成する熱輻射面３は多数の燃焼孔11を設け
たセラミックプレートA12と燃焼孔11を部分的に設けな
い部分13を有するセラミックプレートB14との組み合わ
せであるから、ガス赤外線バーナ２が構成されるために
はセラミックプレートA12とセラミックプレートB14の２
種類が必要となる。即ち、ガス赤外線バーナ２を構成す
るためにはセラミックプレートA12とセラミックプレー
トB14を作るための金型が必要となる。セラミックプレ
ートA12あるいはセラミックプレートB14を作る金型は、
燃焼孔11を設けるために複数本のピンを有し、このピン
をセラミック材料にプレスする方法で加工されるため、
ピンはセラミック材料によって表面を研摩される状態が
プレス加工時に生じて痩せ細るから燃焼孔11は品物によ
って孔径が種々の大きさに変化しているためにセラミッ
クプレートA12とセラミックプレートB14へ同じガスが供
給されても燃焼孔の孔径が異なるために両者間に燃焼量
の差が生じて表面の赤熱温度が異なって、輻射熱によっ
て加熱される調理物が部分的に焦げたり、焦げなかった
りして良好な調理性能が得られないという課題を有して
いた。又、焼成調理器に複数本のガス赤外線バーナを必
要とするため、ガス赤外線バーナ１本あたり２個のセラ
ミックが必要となればガス赤外線バーナの２倍だけセラ
ミックの数が必要となり、それだけ加工作業が増えてコ
ストが上昇するという課題を有していた。又、従来例II
の構成では、熱輻射面３はセラミックプレートC16とセ
ラミックプレートD17を持って形成されて多数の燃焼孔1
1を略ロの字形状18に外側に配置し、ガス赤外線バーナ
２の熱輻射面３の中央部19は燃焼孔11が配置されていな
いから、ガス赤外線バーナ２でガスが燃焼すると、略ロ
の字形状18に熱輻射面３が加熱赤熱して調理物が輻射熱
によって調理された時、輻射熱によって加熱される調理
物が外側部分のみ焦げ、中央部が焦げなく良好な調理性
能が得られないという課題を有していた。又、従来例II
Iの構成では、熱輻射面３はセラミックプレートE20とセ
ラミックプレートF21を持って形成されて多数の燃焼孔1
1を略外周に略ロの字形状22に配置し、合わせて、セラ
ミックプレートE20とセラミックプレートF21の各々でも
略外周に略ロの字形状23に配置し、セラミックプレート
E20とセラミックプレートF21の中央部24は燃焼孔11を配
置しないで、ガス赤外線バーナ２の熱輻射面３の中央部
19は帯状25に燃焼孔11が配置されているから、ガス赤外
線バーナ２が燃焼すると、熱輻射面３の外周に略ロの字
形状22及び中央部に２本の帯状25に加熱赤熱して調理物
が輻射熱によって調理された時、調理物の中央部は従来
例IIに比較して焦げるが、中央部に２本の帯状25になっ
た加熱赤熱部が存在するため、調理室５内の中央部は高
温となり、（一般的に、調理室５内の温度分布は調理室
５は周囲で外装ケース等を境いにして外気と接触してい
るために内側中央部が高く、外側方向が低くなる。）中
央部がより焦げて良好な調理性能が得られないという課
題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、焼成調
理器の調理性能を向上すると同時にガス赤外線バーナの
組立性を向上し、あわせて、部品点数を削減してコスト
低減を図ることを目的とする。
理器の調理性能を向上すると同時にガス赤外線バーナの
組立性を向上し、あわせて、部品点数を削減してコスト
低減を図ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の焼成調理器は下記
構成とした。
構成とした。
すなわち、多数の燃焼孔を備えたセラミック製プレー
トを用いた熱輻射面を有するガス赤外線バーナを調理物
に対向させて調理室の上面に設ける焼成調理器におい
て、前記ガス赤外線バーナの前記熱輻射面は前記プレー
トの外周に略帯状に前記燃焼孔を配置した外周燃焼孔群
と、前記外周燃焼孔群の内側に前記燃焼孔を配置した略
帯状の内側燃焼孔群と前記両燃焼孔群の一部あるいは複
数部分で連なる接触部とを備え、前記内側燃焼孔群は前
記熱輻射面の中央部に設けられた略菱形の燃焼孔を設け
ない平面部の周囲に設けられた構成とした。
トを用いた熱輻射面を有するガス赤外線バーナを調理物
に対向させて調理室の上面に設ける焼成調理器におい
て、前記ガス赤外線バーナの前記熱輻射面は前記プレー
トの外周に略帯状に前記燃焼孔を配置した外周燃焼孔群
と、前記外周燃焼孔群の内側に前記燃焼孔を配置した略
帯状の内側燃焼孔群と前記両燃焼孔群の一部あるいは複
数部分で連なる接触部とを備え、前記内側燃焼孔群は前
記熱輻射面の中央部に設けられた略菱形の燃焼孔を設け
ない平面部の周囲に設けられた構成とした。
作用 本発明は上記した構成によって、ガス赤外線バーナの
熱輻射面は外周に略帯状に燃焼孔を配置した外周燃焼孔
群を設け、この外周燃焼孔群の内側に燃焼孔を配置した
略帯状の別の内側燃焼孔群を設け、両燃焼孔群は一部あ
るいは複数部分で連なっているために、ガス赤外線バー
ナが燃焼した時、熱輻射面は外周及び内側に加熱赤熱部
が形成されて調理室内の調理物は外周と内側の両方から
加熱され、中央部に加熱赤熱部が形成されていないため
に調理物は不均一に焦げることがなくなり良好な調理性
能が得られる。又、燃焼調理器に１本のガス赤外線バー
ナを設けたために、セラミックの数はガス赤外線バーナ
１本に必要な数だけあればよいのでそれだけ加工作業が
減ってコストが削減するのである。
熱輻射面は外周に略帯状に燃焼孔を配置した外周燃焼孔
群を設け、この外周燃焼孔群の内側に燃焼孔を配置した
略帯状の別の内側燃焼孔群を設け、両燃焼孔群は一部あ
るいは複数部分で連なっているために、ガス赤外線バー
ナが燃焼した時、熱輻射面は外周及び内側に加熱赤熱部
が形成されて調理室内の調理物は外周と内側の両方から
加熱され、中央部に加熱赤熱部が形成されていないため
に調理物は不均一に焦げることがなくなり良好な調理性
能が得られる。又、燃焼調理器に１本のガス赤外線バー
ナを設けたために、セラミックの数はガス赤外線バーナ
１本に必要な数だけあればよいのでそれだけ加工作業が
減ってコストが削減するのである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお、従来と同一機能を有する部分には同一番号を
付けて説明は省略する。
る。なお、従来と同一機能を有する部分には同一番号を
付けて説明は省略する。
第１図〜第３図に於いて、焼成調理器１は26の保持枠
で保持した熱輻射面３を有するガス赤外線バーナ２を調
理物に対向させて調理室５の上面に設けて構成がなさ
れ、27はプレス成形品Ａで凹曲部28を有し、熱輻射面３
のかん合孔29を有し、かん合孔29の周縁30に先端31を開
いたエッジ32を設け、33はプレス成形品Ｂで、プレス成
形品A27とプレス成形品B33とを圧接挾持し、かん合孔29
に略角型の外形形状をなし、34はガス赤外線バーナ２の
セラミックプレート35の熱輻射面３の外周36に略帯状37
に燃焼孔11を配置し設けた外周燃焼孔群で、この外周燃
焼孔群34の内側38に燃焼孔11を配置し設けた略帯状39の
別の内側燃焼孔群40を設け、両燃焼孔群39,40は一部あ
るいは複数部分で接触部で連なって熱輻射面３を形成
し、合わせて、熱輻射面３の中央部42に略菱形の燃焼孔
11を設けない平面部43及び外周燃焼孔群34と内側燃焼孔
群40で囲まれた同平面部44を設け、そして、ガス赤外線
バーナ２の熱輻射面３は同一種の物（同一金型）を同一
平面に装着して構成されたので調理室５内の温度分布は
中央部から外側にわたって均一となるから調理室５にセ
ットされた調理物は燃焼孔11における燃焼熱によって加
熱され、良好な調理状態が得られるのである。且つ、多
数の燃焼孔11の孔径はセラミックプレート毎に総て均一
となるから燃焼させた時、両者間に燃焼量の差が生じな
く表面の赤熱温度が均一になって、輻射熱によって加熱
される調理物が部分的に焦げたり、焦げなかったりする
ことがなくなり良好な調理性能が得られるのである。
又、焼成調理器１に１本のガス赤外線バーナ２を設けた
ために、セラミックの数はガス赤外線バーナ２の１本に
必要な数だけあればよいのでそれだけ加工作業が減って
コストが削減するのである。
で保持した熱輻射面３を有するガス赤外線バーナ２を調
理物に対向させて調理室５の上面に設けて構成がなさ
れ、27はプレス成形品Ａで凹曲部28を有し、熱輻射面３
のかん合孔29を有し、かん合孔29の周縁30に先端31を開
いたエッジ32を設け、33はプレス成形品Ｂで、プレス成
形品A27とプレス成形品B33とを圧接挾持し、かん合孔29
に略角型の外形形状をなし、34はガス赤外線バーナ２の
セラミックプレート35の熱輻射面３の外周36に略帯状37
に燃焼孔11を配置し設けた外周燃焼孔群で、この外周燃
焼孔群34の内側38に燃焼孔11を配置し設けた略帯状39の
別の内側燃焼孔群40を設け、両燃焼孔群39,40は一部あ
るいは複数部分で接触部で連なって熱輻射面３を形成
し、合わせて、熱輻射面３の中央部42に略菱形の燃焼孔
11を設けない平面部43及び外周燃焼孔群34と内側燃焼孔
群40で囲まれた同平面部44を設け、そして、ガス赤外線
バーナ２の熱輻射面３は同一種の物（同一金型）を同一
平面に装着して構成されたので調理室５内の温度分布は
中央部から外側にわたって均一となるから調理室５にセ
ットされた調理物は燃焼孔11における燃焼熱によって加
熱され、良好な調理状態が得られるのである。且つ、多
数の燃焼孔11の孔径はセラミックプレート毎に総て均一
となるから燃焼させた時、両者間に燃焼量の差が生じな
く表面の赤熱温度が均一になって、輻射熱によって加熱
される調理物が部分的に焦げたり、焦げなかったりする
ことがなくなり良好な調理性能が得られるのである。
又、焼成調理器１に１本のガス赤外線バーナ２を設けた
ために、セラミックの数はガス赤外線バーナ２の１本に
必要な数だけあればよいのでそれだけ加工作業が減って
コストが削減するのである。
発明の効果 以上のように本発明の焼成調理器によれば次の効果が
得られる。
得られる。
（１）セラミックプレートの熱輻射面は、その外周に略
帯状に多数の燃焼孔を有する外側燃焼孔群と、外周燃焼
孔群の内側に多数の燃焼孔を有する内側燃焼孔群とを備
え、かつ内側燃焼孔群の中央部に燃焼孔を有しない略菱
形の平面部を設けた構成としたので、燃焼時この平面部
は燃焼熱の発生がなく、この部分（中央部）の真下にセ
ットされた調理物は平面部の外周に設けた燃焼孔におけ
る燃焼熱によって加熱されるだけなので加熱され過ぎる
ことがないため、調理物全体は良好な調理状態で調理さ
れる。
帯状に多数の燃焼孔を有する外側燃焼孔群と、外周燃焼
孔群の内側に多数の燃焼孔を有する内側燃焼孔群とを備
え、かつ内側燃焼孔群の中央部に燃焼孔を有しない略菱
形の平面部を設けた構成としたので、燃焼時この平面部
は燃焼熱の発生がなく、この部分（中央部）の真下にセ
ットされた調理物は平面部の外周に設けた燃焼孔におけ
る燃焼熱によって加熱されるだけなので加熱され過ぎる
ことがないため、調理物全体は良好な調理状態で調理さ
れる。
（２）燃焼調理器に１本のガス赤外線バーナを設けたた
めに、セラミックの数はガス赤外線バーナの１本に必要
な数だけあればよいのでそれだけ加工作業が減ってコス
トが削減するものである。
めに、セラミックの数はガス赤外線バーナの１本に必要
な数だけあればよいのでそれだけ加工作業が減ってコス
トが削減するものである。
（３）外周燃焼孔群及び内側燃焼孔群の周囲を平面部で
囲んで熱輻射面を構成したので、調理室内から各燃焼孔
群の燃焼部へ供給される空気は、平面部から燃焼部へ確
実に供給されるため、良好な燃焼状態がられる。
囲んで熱輻射面を構成したので、調理室内から各燃焼孔
群の燃焼部へ供給される空気は、平面部から燃焼部へ確
実に供給されるため、良好な燃焼状態がられる。
第１図は本発明の一実施例における焼成調理器の断面
図、第２図は同実施例のガス赤外線バーナの外観斜視
図、第３図は同実施例のガス赤外線バーナの断面図、第
４図は従来の燃焼調理器の断面図、第５図は同従来例Ｉ
のガス赤外線バーナの外観斜視図、第６図は同従来例II
のガス赤外線バーナの外観斜視図、第７図は同従来例II
Iのガス赤外線バーナの外観斜視図である。 １……焼成調理器、２……ガス赤外線バーナ、３……熱
輻射面、５……調理室、11……燃焼孔、34……外周燃焼
孔群、35……セラミックプレート、36……外周、37,39,
47……略帯状、38……内側、40……内側燃焼孔群、41…
…接触部。
図、第２図は同実施例のガス赤外線バーナの外観斜視
図、第３図は同実施例のガス赤外線バーナの断面図、第
４図は従来の燃焼調理器の断面図、第５図は同従来例Ｉ
のガス赤外線バーナの外観斜視図、第６図は同従来例II
のガス赤外線バーナの外観斜視図、第７図は同従来例II
Iのガス赤外線バーナの外観斜視図である。 １……焼成調理器、２……ガス赤外線バーナ、３……熱
輻射面、５……調理室、11……燃焼孔、34……外周燃焼
孔群、35……セラミックプレート、36……外周、37,39,
47……略帯状、38……内側、40……内側燃焼孔群、41…
…接触部。
フロントページの続き (72)発明者 曽我 薫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−8731（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】多数の燃焼孔を備えたセラミック製プレー
トを用いた熱輻射面を有するガス赤外線バーナを調理物
に対向させて調理室の上面に設ける焼成調理器におい
て、前記ガス赤外線バーナの前記熱輻射面は前記プレー
トの外周に略帯状に前記燃焼孔を配置した外周燃焼孔群
と、前記外周燃焼孔群の内側に前記燃焼孔を配置した略
帯状の内側燃焼孔群と前記両燃焼孔群の一部あるいは複
数部分で連なる接触部とを備え、前記内側燃焼孔群は前
記熱輻射面の中央部に設けられた略菱形の燃焼孔を設け
ない平面部の周囲に設けられた構成の焼成調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63150722A JP2523794B2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 焼成調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63150722A JP2523794B2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 焼成調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01318806A JPH01318806A (ja) | 1989-12-25 |
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-
1988
- 1988-06-17 JP JP63150722A patent/JP2523794B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| KR101789823B1 (ko) * | 2011-04-19 | 2017-10-25 | 엘지전자 주식회사 | 버너 및 이를 포함하는 조리기기 |
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| Publication number | Publication date |
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| JPH01318806A (ja) | 1989-12-25 |
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