JPH0674894B2 - 焼成調理器 - Google Patents
焼成調理器Info
- Publication number
- JPH0674894B2 JPH0674894B2 JP27483988A JP27483988A JPH0674894B2 JP H0674894 B2 JPH0674894 B2 JP H0674894B2 JP 27483988 A JP27483988 A JP 27483988A JP 27483988 A JP27483988 A JP 27483988A JP H0674894 B2 JPH0674894 B2 JP H0674894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat radiation
- radiation surface
- infrared burner
- gas infrared
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gas Burners (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス赤外線バーナを多数の燃焼孔を備える熱輻
射面に於いて調理物に対向させて設ける焼成調理器に関
するものである。
射面に於いて調理物に対向させて設ける焼成調理器に関
するものである。
従来の技術 従来のこの種の焼成調理器を第４図に示す。焼成調理器
１はガス赤外線バーナ２を調理室３内に熱輻射面４を臨
まて構成され、このガス赤外線バーナ２は複数枚のプレ
ス板金品５で熱輻射面４の外周を保持し、調理室３の中
への落下防止のために別プレス板金品６を熱輻射面４の
外周に装着してガス赤外線バーナ２は熱輻射面４を一体
化し上側ケース７の開口８に載置され構成され、調理室
３の後面９又は上面10に排気口11が設けられ、調理室３
の側壁12あるいは開閉トビラ13近傍に設けられた二次空
気孔14から構成され、そして、熱輻射面４に対応させて
調理室３内に調理物を載せる焼網15を配置させて構成さ
れており、このガス赤外線バーナ２の多数の燃焼孔16で
熱輻射面４へ供給されたガスが燃焼して熱輻射面４を加
熱し赤熱させて輻射熱を放出し、ガス赤外線バーナ２に
対向させてセットされた調理物が輻射熱によって調理さ
れて焼成調理器１として使用されるようになっていた。
（例えば、実開昭57−94022） 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ガス赤外線バーナ
２の熱輻射面４にある多数の燃焼孔16で燃焼させた時、
燃焼熱によって、ガス赤外線バーナ２が加熱される。従
って、ガス赤外線バーナ２を構成する複数枚のプレス板
金品５及び熱輻射面４及び別プレス板金品６は高温とな
り、それぞれの各部分は熱膨張をするからガス赤外線バ
ーナ２は熱膨張を見込んだ組立が必要となる。何故なら
ば、一般に熱輻射面４はセラミック等で構成されるた
め、金属に比較して剛体でないため熱膨張によって割
れ、カケ等が生じるためである。よって、熱輻射面４を
支える別プレス板金品６は手作業あるいは自由度を持た
せネジ止め等で取り付けられていた。従って、組立て性
の悪さによってコストが高くなるという課題を有してい
た。また、熱輻射面４は振動、熱膨張等で保持されてい
る位置が動くため、ガス赤外線バーナの容積が変化する
ため、各燃焼孔から噴出するガスの分布が変り、ムラの
生じた燃焼となる。また燃焼ムラによって、熱輻射面に
熱応力が発生して割れ等が生じるという課題がある。
１はガス赤外線バーナ２を調理室３内に熱輻射面４を臨
まて構成され、このガス赤外線バーナ２は複数枚のプレ
ス板金品５で熱輻射面４の外周を保持し、調理室３の中
への落下防止のために別プレス板金品６を熱輻射面４の
外周に装着してガス赤外線バーナ２は熱輻射面４を一体
化し上側ケース７の開口８に載置され構成され、調理室
３の後面９又は上面10に排気口11が設けられ、調理室３
の側壁12あるいは開閉トビラ13近傍に設けられた二次空
気孔14から構成され、そして、熱輻射面４に対応させて
調理室３内に調理物を載せる焼網15を配置させて構成さ
れており、このガス赤外線バーナ２の多数の燃焼孔16で
熱輻射面４へ供給されたガスが燃焼して熱輻射面４を加
熱し赤熱させて輻射熱を放出し、ガス赤外線バーナ２に
対向させてセットされた調理物が輻射熱によって調理さ
れて焼成調理器１として使用されるようになっていた。
（例えば、実開昭57−94022） 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ガス赤外線バーナ
２の熱輻射面４にある多数の燃焼孔16で燃焼させた時、
燃焼熱によって、ガス赤外線バーナ２が加熱される。従
って、ガス赤外線バーナ２を構成する複数枚のプレス板
金品５及び熱輻射面４及び別プレス板金品６は高温とな
り、それぞれの各部分は熱膨張をするからガス赤外線バ
ーナ２は熱膨張を見込んだ組立が必要となる。何故なら
ば、一般に熱輻射面４はセラミック等で構成されるた
め、金属に比較して剛体でないため熱膨張によって割
れ、カケ等が生じるためである。よって、熱輻射面４を
支える別プレス板金品６は手作業あるいは自由度を持た
せネジ止め等で取り付けられていた。従って、組立て性
の悪さによってコストが高くなるという課題を有してい
た。また、熱輻射面４は振動、熱膨張等で保持されてい
る位置が動くため、ガス赤外線バーナの容積が変化する
ため、各燃焼孔から噴出するガスの分布が変り、ムラの
生じた燃焼となる。また燃焼ムラによって、熱輻射面に
熱応力が発生して割れ等が生じるという課題がある。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、ガス赤外
線バーナの組立性を向上すると同時に燃焼性能を安定化
させることを目的とする。
線バーナの組立性を向上すると同時に燃焼性能を安定化
させることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の焼成調理器は、多数
の燃焼孔を備えて、周囲を保持部で保持した熱輻射面を
有するガス赤外線バーナを調理物に対向させて調理室の
上面に設ける焼成調理器の調理室を構成する下側ケース
と上側ケースの、上側ケースの上面に周囲に端部を設け
た開口に、周囲に独立した複数個の爪を有したバーナ孔
を設けた保持枠を嵌合し、バーナ孔に赤外線バーナを嵌
合し、爪に熱輻射面を当接して熱輻射面を保持した構成
を備えたものである。
の燃焼孔を備えて、周囲を保持部で保持した熱輻射面を
有するガス赤外線バーナを調理物に対向させて調理室の
上面に設ける焼成調理器の調理室を構成する下側ケース
と上側ケースの、上側ケースの上面に周囲に端部を設け
た開口に、周囲に独立した複数個の爪を有したバーナ孔
を設けた保持枠を嵌合し、バーナ孔に赤外線バーナを嵌
合し、爪に熱輻射面を当接して熱輻射面を保持した構成
を備えたものである。
作 用 本発明は上記した構成によって、ガス赤外線バーナの熱
輻射面にある多数の燃焼孔で燃焼させた時、燃焼熱によ
ってガス赤外線バーナは加熱される。従って、ガス赤外
線バーナを構成する各部は高温となるが、複数個の爪に
熱輻射面の当接して保持枠をガス赤外線バーナの周囲に
設け、上側ケースの開口に保持枠を嵌合して載置したの
で、加わる熱応力は爪の曲部分によって吸収され、カ
ケ、割れ等がなくなるのである。又、熱輻射面は爪によ
って一定方向に常に押されて保持されているため、ガス
赤外線バーナの中で熱輻射面の位置が動くことなく一定
であり、ガス赤外線バーナの内容積が変化しないので各
燃焼孔での燃焼量は分布ムラがなく一定となる。
輻射面にある多数の燃焼孔で燃焼させた時、燃焼熱によ
ってガス赤外線バーナは加熱される。従って、ガス赤外
線バーナを構成する各部は高温となるが、複数個の爪に
熱輻射面の当接して保持枠をガス赤外線バーナの周囲に
設け、上側ケースの開口に保持枠を嵌合して載置したの
で、加わる熱応力は爪の曲部分によって吸収され、カ
ケ、割れ等がなくなるのである。又、熱輻射面は爪によ
って一定方向に常に押されて保持されているため、ガス
赤外線バーナの中で熱輻射面の位置が動くことなく一定
であり、ガス赤外線バーナの内容積が変化しないので各
燃焼孔での燃焼量は分布ムラがなく一定となる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお、従来と同一機能を有する部分には同一番号を
付けて説明は省略する。
る。なお、従来と同一機能を有する部分には同一番号を
付けて説明は省略する。
第１図〜第３図において、１は焼成調理器で、18は凹部
17を設けたプレス板金品、20は熱輻射面孔19を設けた別
プレス板金品で、熱輻射面孔19の周囲に立接した保持部
21で保持された多数の燃焼孔16を備えた熱輻射面４とで
ガス赤外線バーナ２を構成している。ガス赤外線バーナ
２は調理室３を構成する下側ケース22と上側ケース７の
上面10に設けた開口８に、周囲に独立した複数個の爪23
を有したバーナ孔24を設けた保持枠25を嵌合し、バーナ
孔24にガス赤外線バーナ２を嵌合し、爪23に熱輻射面４
を当接して保持し、熱輻射面４は爪23のバネ性によって
一部をプレス板金品18に当接されて構成されている。保
持部21の先端は保持枠24に当接させて保持枠24内に嵌合
構成されている。
17を設けたプレス板金品、20は熱輻射面孔19を設けた別
プレス板金品で、熱輻射面孔19の周囲に立接した保持部
21で保持された多数の燃焼孔16を備えた熱輻射面４とで
ガス赤外線バーナ２を構成している。ガス赤外線バーナ
２は調理室３を構成する下側ケース22と上側ケース７の
上面10に設けた開口８に、周囲に独立した複数個の爪23
を有したバーナ孔24を設けた保持枠25を嵌合し、バーナ
孔24にガス赤外線バーナ２を嵌合し、爪23に熱輻射面４
を当接して保持し、熱輻射面４は爪23のバネ性によって
一部をプレス板金品18に当接されて構成されている。保
持部21の先端は保持枠24に当接させて保持枠24内に嵌合
構成されている。
上記構成に於いて、ガス赤外線バーナ２の熱輻射面４に
ある多数の燃焼孔16で燃焼させた時、燃焼熱によって、
ガス赤外線バーナ２が加熱される。従って、ガス赤外線
バーナ２を構成するプレス板金品18、熱輻射面４及び別
プレス板金品20及び保持枠25及び爪23は高温となるが、
爪23の先端を熱輻射面４に当接させて、保持枠25の一部
を開口８に当接し、爪23のバネ性を持って熱輻射面４を
保持しガス赤外線バーナ２を上側ケース７の開口８に載
置したので、熱輻射面４は爪23のバネ性によってプレス
板金品18に当接させて固定したので、爪23によって各部
の熱膨張による歪みが吸収されて熱応力を受けることが
ないのでカケ、割れ等がなくなるのである。又、爪23の
バネ性によって、熱輻射面４はプレス板金品18に一部を
当接させて固定されているため、凹部17の容積が変化し
ないため、ガス赤外線バーナ２における燃焼孔16へのガ
ス配分の分布が一定となり、熱輻射面４での燃焼ムラが
なく熱応力の発生がなくなるので割れ等がなく、ガス赤
外線バーナ２の耐久性が向上する。
ある多数の燃焼孔16で燃焼させた時、燃焼熱によって、
ガス赤外線バーナ２が加熱される。従って、ガス赤外線
バーナ２を構成するプレス板金品18、熱輻射面４及び別
プレス板金品20及び保持枠25及び爪23は高温となるが、
爪23の先端を熱輻射面４に当接させて、保持枠25の一部
を開口８に当接し、爪23のバネ性を持って熱輻射面４を
保持しガス赤外線バーナ２を上側ケース７の開口８に載
置したので、熱輻射面４は爪23のバネ性によってプレス
板金品18に当接させて固定したので、爪23によって各部
の熱膨張による歪みが吸収されて熱応力を受けることが
ないのでカケ、割れ等がなくなるのである。又、爪23の
バネ性によって、熱輻射面４はプレス板金品18に一部を
当接させて固定されているため、凹部17の容積が変化し
ないため、ガス赤外線バーナ２における燃焼孔16へのガ
ス配分の分布が一定となり、熱輻射面４での燃焼ムラが
なく熱応力の発生がなくなるので割れ等がなく、ガス赤
外線バーナ２の耐久性が向上する。
発明の効果 以上のように本発明の焼成調理器によれば次の効果が得
られる。
られる。
（１） ガス赤外線バーナを構成する熱輻射面をバネ性
を持った爪で固定したので、ガス赤外線バーナ等が燃焼
時に熱膨張して熱歪みによる熱応力が発生しても、熱輻
射面は爪によって熱応力を吸収してカケ、割れ等がない
のである。
を持った爪で固定したので、ガス赤外線バーナ等が燃焼
時に熱膨張して熱歪みによる熱応力が発生しても、熱輻
射面は爪によって熱応力を吸収してカケ、割れ等がない
のである。
（２） ガス赤外線バーナを構成する熱輻射面をバネ性
を持った爪で固定して、ガス赤外線バーナの内容積を一
定に保持したので、熱輻射面の各燃焼孔からのガス噴出
ムラがなく、燃焼ムラがなくなり熱応力によるカケ、割
れ等がなくなり耐久性が向上する。
を持った爪で固定して、ガス赤外線バーナの内容積を一
定に保持したので、熱輻射面の各燃焼孔からのガス噴出
ムラがなく、燃焼ムラがなくなり熱応力によるカケ、割
れ等がなくなり耐久性が向上する。
第１図は本発明の実施例における焼成調理器の断面図、
第２図は同ガス赤外線バーナの部分拡大断面図、第３図
は同保持枠の斜視図、第４図は従来の焼成調理器の断面
図である。 １……焼成調理器、２……ガス赤外線バーナ、３……調
理室、４……熱輻射面、７……上側ケース、21……保持
部、22……下側ケース、23……爪、24……バーナ孔、25
……保持枠。
第２図は同ガス赤外線バーナの部分拡大断面図、第３図
は同保持枠の斜視図、第４図は従来の焼成調理器の断面
図である。 １……焼成調理器、２……ガス赤外線バーナ、３……調
理室、４……熱輻射面、７……上側ケース、21……保持
部、22……下側ケース、23……爪、24……バーナ孔、25
……保持枠。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若島 良郷 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−83602（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】多数の燃焼孔を備え、周囲を保持部で保持
した熱輻射面を有するガス赤外線バーナを被調理物に対
向させて調理室の上面に設け、前記調理室を構成する下
側ケースと上側ケースの前記上側ケースの上面に周囲に
端部を設けた開口に、周囲に独立した複数個の爪を有し
たバーナ孔を設けた保持枠を嵌合し、前記バーナ孔に前
記ガス赤外線バーナを嵌合し、前記爪に前記熱輻射面を
当接して前記熱輻射面を保持し構成した焼成調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27483988A JPH0674894B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 焼成調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27483988A JPH0674894B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 焼成調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02122116A JPH02122116A (ja) | 1990-05-09 |
| JPH0674894B2 true JPH0674894B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17547305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27483988A Expired - Lifetime JPH0674894B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 焼成調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674894B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP27483988A patent/JPH0674894B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02122116A (ja) | 1990-05-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 Year of fee payment: 15 |