JP2650321B2 - 焼成調理器 - Google Patents
焼成調理器Info
- Publication number
- JP2650321B2 JP2650321B2 JP63133273A JP13327388A JP2650321B2 JP 2650321 B2 JP2650321 B2 JP 2650321B2 JP 63133273 A JP63133273 A JP 63133273A JP 13327388 A JP13327388 A JP 13327388A JP 2650321 B2 JP2650321 B2 JP 2650321B2
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- JP
- Japan
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- heat radiation
- radiation surface
- infrared burner
- gas infrared
- sheet metal
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス赤外線バーナを多数の燃焼孔を備える熱
輻射面に於いて調理物に対向させて設ける焼成調理器に
関するものである。
輻射面に於いて調理物に対向させて設ける焼成調理器に
関するものである。
従来の技術 従来のこの種の焼成調理器を第３図に示す。焼成調理
器１はガス赤外線バーナ２を調理室３内に熱輻射面４を
臨まて構成され、このガス赤外線バーナ２は複数枚のプ
レス板金品５で熱輻射面４の外周を保持し、調理室３の
中への落下防止のために別プレス板金品６を熱輻射面４
の外周に装着してガス赤外線バーナ２は熱輻射面４を一
体化し上側ケース７の開口８に載置され構成され、調理
室３の後面９又は上面10に排気口11が設けられ、調理室
３の側壁12あるいは開閉トビラ13近傍に設けられた二次
空気孔14から構成され、そして、熱輻射面４に対応させ
て調理室３内に調理物を載せる焼網15を配置させて構成
されており、このガス赤外線バーナ２の多数の燃焼孔16
で熱輻射面４へ供給されたガスが燃焼して熱輻射面４を
加熱し赤熱させて輻射熱を放出し、ガス赤外線バーナ２
に対向させてセットされた調理物が輻射熱によって調理
されて焼成調理器１として使用されるようになってい
た。（例えば、実開昭57−94022号公報） 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ガス赤外線バー
ナ２の熱輻射面４にある多数の燃焼孔16で燃焼させた
時、燃焼熱によって、ガス赤外線バーナ２が加熱され
る。従って、ガス赤外線バーナ２を構成する複数枚のプ
レス板金品５及び熱輻射面４及び別プレス板金品６は高
温となり、それぞれの各部品は熱膨脹をするからガス赤
外線バーナ２は熱膨脹を見込んだ組立が必要となる。何
故ならば、一般に熱輻射面４はセラミック等で構成され
るため、金属に比較して剛体がないため熱膨脹によって
割れ、カケ等が生じるためである。よって、熱輻射面４
を支える別プレス板金品６は手作業あるいは自由度を持
たせたネジ止め等で取り付けられていた。又、焼成調理
器１を構成する部品が複数枚のプレス板金品５、別プレ
ス板金品６、熱輻射面４及び上側ケース７の部品から構
成されるためと前述した組立性の悪さによってコストが
高くなるという問題点を有していた。本発明はかかる従
来の問題を解消するもので、ガス赤外線バーナの組立性
を向上すると同時に焼成調理器を構成する部品点数を削
減してコスト低減を図ることを目的とする。
器１はガス赤外線バーナ２を調理室３内に熱輻射面４を
臨まて構成され、このガス赤外線バーナ２は複数枚のプ
レス板金品５で熱輻射面４の外周を保持し、調理室３の
中への落下防止のために別プレス板金品６を熱輻射面４
の外周に装着してガス赤外線バーナ２は熱輻射面４を一
体化し上側ケース７の開口８に載置され構成され、調理
室３の後面９又は上面10に排気口11が設けられ、調理室
３の側壁12あるいは開閉トビラ13近傍に設けられた二次
空気孔14から構成され、そして、熱輻射面４に対応させ
て調理室３内に調理物を載せる焼網15を配置させて構成
されており、このガス赤外線バーナ２の多数の燃焼孔16
で熱輻射面４へ供給されたガスが燃焼して熱輻射面４を
加熱し赤熱させて輻射熱を放出し、ガス赤外線バーナ２
に対向させてセットされた調理物が輻射熱によって調理
されて焼成調理器１として使用されるようになってい
た。（例えば、実開昭57−94022号公報） 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ガス赤外線バー
ナ２の熱輻射面４にある多数の燃焼孔16で燃焼させた
時、燃焼熱によって、ガス赤外線バーナ２が加熱され
る。従って、ガス赤外線バーナ２を構成する複数枚のプ
レス板金品５及び熱輻射面４及び別プレス板金品６は高
温となり、それぞれの各部品は熱膨脹をするからガス赤
外線バーナ２は熱膨脹を見込んだ組立が必要となる。何
故ならば、一般に熱輻射面４はセラミック等で構成され
るため、金属に比較して剛体がないため熱膨脹によって
割れ、カケ等が生じるためである。よって、熱輻射面４
を支える別プレス板金品６は手作業あるいは自由度を持
たせたネジ止め等で取り付けられていた。又、焼成調理
器１を構成する部品が複数枚のプレス板金品５、別プレ
ス板金品６、熱輻射面４及び上側ケース７の部品から構
成されるためと前述した組立性の悪さによってコストが
高くなるという問題点を有していた。本発明はかかる従
来の問題を解消するもので、ガス赤外線バーナの組立性
を向上すると同時に焼成調理器を構成する部品点数を削
減してコスト低減を図ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の焼成調理器は、
調理室を構成する上側ケースと、口縁部に略水平の端部
を有する如く前記上側ケースに凹設形成された開口と、
熱輻射面の外周を保持した保持枠を有するプレス板金品
と同熱輻射面の上部のプレス板金品とを一体化して構成
したガス赤外線バーナとを備え、上記ガス赤外線バーナ
は前記保持枠を上側ケースの開口の凹設部分に嵌合させ
ると共に、保持枠の先端を熱輻射面より突出させて前記
開口の口縁部に設けた略水平の端部に当接させることに
よりこの端部と熱輻射面との間に隙間を持たせた構成と
してある。
調理室を構成する上側ケースと、口縁部に略水平の端部
を有する如く前記上側ケースに凹設形成された開口と、
熱輻射面の外周を保持した保持枠を有するプレス板金品
と同熱輻射面の上部のプレス板金品とを一体化して構成
したガス赤外線バーナとを備え、上記ガス赤外線バーナ
は前記保持枠を上側ケースの開口の凹設部分に嵌合させ
ると共に、保持枠の先端を熱輻射面より突出させて前記
開口の口縁部に設けた略水平の端部に当接させることに
よりこの端部と熱輻射面との間に隙間を持たせた構成と
してある。
作用 本発明は上記した構成によって、ガス赤外線バーナの
熱輻射面にある多数の燃焼孔で燃焼させた時、燃焼熱に
よって、ガス赤外線バーナが加熱される。従って、ガス
赤外線バーナを構成する複数枚のプレス板金品及び熱輻
射面及び別プレス板金品は高温となるが、熱輻射面はそ
の下面と上側ケースの開口縁端部との間に隙間が形成さ
れているので、開口縁端部によって熱膨脹を阻害される
ことがなくなり、よって、熱応力により熱輻射面がカケ
たり、割れる等のことがなくなる。又、燃焼調理器を構
成する部品が複数枚のプレス板金品で成るガス赤外線バ
ーナと熱輻射面及び上側ケースの部品から構成されるた
め、部品点数が削減され、合わせてコストが低減される
のである。
熱輻射面にある多数の燃焼孔で燃焼させた時、燃焼熱に
よって、ガス赤外線バーナが加熱される。従って、ガス
赤外線バーナを構成する複数枚のプレス板金品及び熱輻
射面及び別プレス板金品は高温となるが、熱輻射面はそ
の下面と上側ケースの開口縁端部との間に隙間が形成さ
れているので、開口縁端部によって熱膨脹を阻害される
ことがなくなり、よって、熱応力により熱輻射面がカケ
たり、割れる等のことがなくなる。又、燃焼調理器を構
成する部品が複数枚のプレス板金品で成るガス赤外線バ
ーナと熱輻射面及び上側ケースの部品から構成されるた
め、部品点数が削減され、合わせてコストが低減される
のである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお、従来と同一機能を有する部分には同一番号を
付けて説明は省略する。
る。なお、従来と同一機能を有する部分には同一番号を
付けて説明は省略する。
第１図〜第２図において、１は焼成調理器、18は凹部
17を設けたプレス板金品、20は別のプレス板金品で、熱
輻射面４の周囲に立設した保持枠21を有し、上部周縁を
折り曲げて前記プレス板金品18と一体化して赤外線バー
ナ２を構成している。この赤外線バーナ２は調理室３を
構成する上側ケース７の上面に凹状に設けた開口８に熱
輻射面４の周囲を保持する保持枠21を嵌合し載置して保
持枠21の先端22を開口８の周囲に設けた端部23に当接し
て保持し熱輻射面４は端部23との間に若干の隙間24を設
けて構成されている。
17を設けたプレス板金品、20は別のプレス板金品で、熱
輻射面４の周囲に立設した保持枠21を有し、上部周縁を
折り曲げて前記プレス板金品18と一体化して赤外線バー
ナ２を構成している。この赤外線バーナ２は調理室３を
構成する上側ケース７の上面に凹状に設けた開口８に熱
輻射面４の周囲を保持する保持枠21を嵌合し載置して保
持枠21の先端22を開口８の周囲に設けた端部23に当接し
て保持し熱輻射面４は端部23との間に若干の隙間24を設
けて構成されている。
上記構成に於いて、ガス赤外線バーナ２の熱輻射面４
にある多数の燃焼孔16で燃焼させた時、燃焼熱によっ
て、ガス赤外線バーナ２が加熱される。従って、ガス赤
外線バーナ２を構成するプレス板金品18及び熱輻射面４
及び別プレス板金品20は高温となるが保持枠21の先端22
を開口８の周囲に設けた端部23に当接して熱輻射面４を
保持し、かつガス赤外線バーナ２を上側ケース７に載置
しただけであるから、熱輻射面４は端部23との間に設け
た隙間24によって熱膨張が吸収されて熱応力を受けるこ
とがなく、カケ、割れ等がなくなる。又、焼成調理器１
を構成する部品がプレス板金品18、別プレス板金品20の
２枚のプレス板金品と熱輻射面４とから成るガス赤外線
バーナ２と上側ケース７の部品から構成されるため、部
品点数が削減され、合わせてコストが低減されるという
効果がある。
にある多数の燃焼孔16で燃焼させた時、燃焼熱によっ
て、ガス赤外線バーナ２が加熱される。従って、ガス赤
外線バーナ２を構成するプレス板金品18及び熱輻射面４
及び別プレス板金品20は高温となるが保持枠21の先端22
を開口８の周囲に設けた端部23に当接して熱輻射面４を
保持し、かつガス赤外線バーナ２を上側ケース７に載置
しただけであるから、熱輻射面４は端部23との間に設け
た隙間24によって熱膨張が吸収されて熱応力を受けるこ
とがなく、カケ、割れ等がなくなる。又、焼成調理器１
を構成する部品がプレス板金品18、別プレス板金品20の
２枚のプレス板金品と熱輻射面４とから成るガス赤外線
バーナ２と上側ケース７の部品から構成されるため、部
品点数が削減され、合わせてコストが低減されるという
効果がある。
発明の効果 以上のように本発明の焼成調理器によれば次の効果が
得られる。
得られる。
（１）ガス赤外線バーナを構成する熱輻射面はそれを保
持する保持枠の先端が調理室の上側ケースに設けた開口
周縁の端部に当接してこの開口周縁端部との間に隙間を
持たせているので、熱応力を受けることがなく、カケ、
割れ等がなくなる。
持する保持枠の先端が調理室の上側ケースに設けた開口
周縁の端部に当接してこの開口周縁端部との間に隙間を
持たせているので、熱応力を受けることがなく、カケ、
割れ等がなくなる。
（２） 燃焼調理器を構成する部品が複数枚のプレス板
金品で成るガス赤外線バーナと熱輻射面及び上側ケース
の部品から構成されるため、部品点数が削減され、合わ
せてコストが低減されるのである。
金品で成るガス赤外線バーナと熱輻射面及び上側ケース
の部品から構成されるため、部品点数が削減され、合わ
せてコストが低減されるのである。
第１図は本発明の一実施例における焼成調理器の断面
図、第２図は同実施例のガス赤外線バーナの断面図、第
３図は従来の焼成調理器の断面図である。 １……焼成調理器、２……ガス赤外線バーナ、３……調
理室、４……熱輻射面、７……上側ケース、８……開
口、21……保持枠、22……下側ケース、23……端部。
図、第２図は同実施例のガス赤外線バーナの断面図、第
３図は従来の焼成調理器の断面図である。 １……焼成調理器、２……ガス赤外線バーナ、３……調
理室、４……熱輻射面、７……上側ケース、８……開
口、21……保持枠、22……下側ケース、23……端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 淳三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−190226（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】調理室を構成する上側ケースと、口縁部に
略水平の端部を有する如く前記上側ケースに凹設形成さ
れた開口と、熱輻射面の外周を保持した保持枠を有する
プレス板金品と同熱輻射面の上部のプレス板金品とを一
体化して構成したガス赤外線バーナとを備え、上記ガス
赤外線バーナは前記保持枠を上側ケースの開口の凹設部
分に嵌合させると共に、保持枠の先端を熱輻射面より突
出させて前記開口の口縁部に設けた略水平の端部に当接
させることによりこの端部と熱輻射面との間に隙間を持
たせた焼成調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63133273A JP2650321B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 焼成調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63133273A JP2650321B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 焼成調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01302016A JPH01302016A (ja) | 1989-12-06 |
| JP2650321B2 true JP2650321B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=15100774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63133273A Expired - Fee Related JP2650321B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 焼成調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2650321B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6226662Y2 (ja) * | 1981-05-19 | 1987-07-08 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP63133273A patent/JP2650321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01302016A (ja) | 1989-12-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |