JP2523304B2 - 移動無線の位置登録方式 - Google Patents

移動無線の位置登録方式

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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は複数の無線ゾーン間を無線電話機が移動
し、その無線電話機が存在している無線ゾーンの無線接
続装置の識別符号を、またその無線接続装置にその無線
電話機の識別符号を、更にこれらを無線接続装置の上記
の無線制御装置をそれぞれ記憶し、無線電話機と無線接
続装置とでその記憶している識別符号の一部を検出して
これら間に無線回線を構成する無線通信方式において、
上記位置登録を行うための位置登録方式に関する。
「従来の技術」 従来の移動無線通信方式において、位置登録の機能を
実現した方式として、自動車電話がある。自動車電話に
おいては、制御用のチャネルを専用に有し、無線基地局
からは位置登録等のために常時制御チャネルの信号を送
出することが可能である。しかし、同一エリア内で異な
るシステムが同一制御チャネルを使用することは不可能
であり、システム毎に異なる制御チャネルを用いる必要
がある。すなわち、これは干渉をおよぼす可能性のある
エリア内に複数の移動通信システムが存在する場合に
は、システム数に等しい数の制御チャネルが必要になる
ことを意味する。また、自動車電話では位置登録エリア
が複数の無線ゾーンで構成されるため、隣接する無線ゾ
ーンで同時に制御チャネルの電波を送出するための複局
同時送信技術が必要になり、構成が複雑化している。
この発明の目的は、従来技術の項で述べた自動車電話
の位置登録方式とは異なった方式として、1つの制御チ
ャネルを複数のシステムで共用可能であり、しかも自動
的位置登録と手動位置登録とを可能とする位置登録方式
を提供することである。
「問題点を解決するための手段」 この発明によれば、1つ以上の無線ゾーンからなる無
線接続エリアの無線回線制御を司る無線回線制御装置
と、その無線回線制御装置から有線回線で接続された無
線接続装置と、上記無線接続エリアを移動し、上記無線
接続装置とは無線回線で接続される無線電話機とで構成
され、 上記無線電話機と上記無線回線制御装置との間には呼
接続のための共通の制御チャネルがあり、それぞれの上
記無線電話機、上記無線接続装置は待受け時にはその制
御チャネルをモニタするマルチチャネルアクセス機能を
有し、上記無線回線制御装置は上記無線接続装置との制
御信号の授受を上記有線回線を通じて行う機能を有する
移動無線通信方式において、 同じ無線回線制御装置に属する不特定の無線接続装置
宛の位置登録を要求する信号を上記無線電話機から手動
操作により送出し、その位置登録要求信号を受信した無
線接続装置は受信した位置登録を要求する無線電話機か
らの信号の受信レベルとその無線電話機の識別符号とを
上記無線回線制御装置に通知することでその無線回線制
御装置が無線電話機からの位置登録の要求を受け、受信
レベルの高い順から登録する無線接続装置を選択し、選
択した無線接続装置を通じてその無線接続装置の識別符
号を上記位置登録を要求した無線電話機に通知して位置
登録の完了したことを通知する第1位置登録方式と、 上記無線回線制御装置の制御のもとに上記各無線接続
装置は自無線接続装置の識別符号を含む位置情報を上記
制御チャネルを用いて定期的に報知する機能を備え、そ
の報知情報を、待受け中に受信した無線電話機は自無線
電話機の記憶する無線接続装置の識別装置と報知された
無線接続装置の識別符号との照合を行い、不一致を検出
した時、その無線接続装置の識別符号を報知した無線接
続装置宛の位置登録要求を自動的に送出し、その位置登
録要求を受信した無線接続装置が上記無線回線制御装置
にその位置登録要求を行った無線電話機の識別符号を通
知するとともに位置登録要求を送出した無線電話機に対
して応答する送出する第2位置登録方式とを備える。
このようにこの発明は、無線電話機の使用者の意志で
位置登録を行うことができ、また無線接続装置が送信す
るその無縁接続装置の識別符号(ID)を受信して自動的
に位置登録更新を行うことができ、無線接続装置は位置
登録のために無線電話機に対してその無線接続装置の識
別符号の報知を定期的に行い、制御チャネルでは必要な
時のみ電波を送出することから、1つの制御チャネルを
独立に制御される複数の異なるシステムが共通に使用可
能であり、また異なる無線ゾーンへ無線電話機が移動し
ても前記第2位置登録方式により自動的に位置登録が行
われ、頗る便利である。一方その制御チャネルは無線電
話機に対する着信制御信号や発信応答信号の伝送にも利
用されるものであるため、それ程、頻繁に、無線接続装
置から自動的位置登録のための情報を送信すると、制御
チャネルが塞がる率が高くなるため、この自動的位置登
録のための情報の送信をそれ程、頻繁に行うことができ
ないが、異なる無線ゾーンへ移動した場合で、またその
自動的位置登録が行われていない場合には、前記第1の
位置登録方式により手動により位置登録を行うことがで
き、つり自動位置登録を待つことなく、無線回線の設定
が可能となる。
「実施例」 移動通信方式の構成 この発明が適用される移動通信方式の構成例を第1図
に示す。固定電話網11は1つの無線回線制御装置12と接
続回線13を介して接続され、無線回線制御装置12は複数
の無線接続装置14と有線回線15をそれぞれ介して接続さ
れる。無線接続装置14のサービス領域はそれぞれ無線ゾ
ーン16を構成し、これら無線ゾーン16により無線接続エ
リアが構成される。その無線接続エリアを無線電話機17
が移動でき、無線接続装置14と無線電話機17との間は無
線回線18で結ばれる。無線回線制御装置12と無線接続装
置14との間のネットワークは無線回線制御装置12を中心
としたスター網とする。また、この有線回線15は任意の
伝送路が利用可能だか、たとえば、2線の一般電話加入
者線と同一の線路で構成すれば、固定電話用に敷設した
線路がそのまま流用可能となる。いずれの場合も、制御
信号の伝送にはPB(押釦ダイヤル)信号を用いることで
簡易な構成で実現可能である。
一方、無線接続装置14と無線電話機17との間は無線回
線18はマルチチャネルアクセス制御を基本とした構成が
適用され、たとえば、1つの制御チャネルをすべての無
線接続装置14と無線電話機17とで共用し、通話用のチャ
ネルは複数のチャネルの中から通話の都度空きチャネル
を選択して使用することとする。このようなマルチチャ
ネルアクセス技術は従来コードレス電話等で使用されて
いるが、この発明の、位置登録方式を用いる通信方式に
も適用する。
無線回線制御装置12は一般固定電話網11とのインター
フェースノードであり、固定電話網11の加入者線交換機
もしくはPBX(構内交換機)から発する加入者線(接続
回線13)を終端する。したがって、無線回線制御装置12
はその各加入者線(接続回線13)と各無線電話機17との
対応をとる情報をメモリに記憶し、かつ、無線電話機17
とそれが存在している無線ゾーン16(または無線接続装
置14)の対応すなわち無線電話機の位置情報をメモリに
記憶する。着呼、発呼を検出した場合には、これらの対
応メモリを参照して加入者線(接続回線13)と無線接続
装置14への有線回線15との間の交換処理を行う。また、
無線回線制御装置12の位置情報の初期化または更新は無
線電話機17から無線接続装置14を経由して無線回線制御
装置12に到着する位置登録要求に従って行う。
次に無線接続装置14の役割の1つは無線回線制御装置
12からの有線回線15と無線電話機17に対する無線回線18
とのインターフェース機能であり、発呼、着呼等の呼処
理毎に無線回線18と有線回路15とのそれぞれの制御およ
び通話リンクを開設する。また、発呼、着呼は位置登録
によって登録された無線接続装置14を用いて接続される
ため、無線接続装置14で、特定の無線電話機をその無線
電話機の識別符号(ID)を含む着呼信号を発することで
呼び出すこと、または、不特定の無線電話機17が発する
発呼信号の中から、自無線接続装置宛の発呼信号を、そ
の発呼信号に含まれる鵜その無線接続装置の識別符号
(ID)を読み取ることで検出し、応答を返すことという
ID交換方法によって、任意の無線電話機17との間の通話
路の開設を行う。
最後に、無線電話機17の利用者の発呼要求に従って、
無線接続装置14宛の発呼信号を送出し、通話に必要な通
話路を開設すること、無線接続装置14からの着呼信号に
対して応答し、着信に必要な通話路を開設することを基
本機能とする。このようなID交換方式に必要する位置登
録方式をこの発明では次のようにして行う。
位置登録の目的は無線回線制御装置12が着信接続を行
う場合に無線電話機17の存在位置を認識し、呼出しを行
う無線電話機17がいる無線ゾーン16の無線接続装置14か
らだけ着呼信号を送出することで効率的な制御チャネル
の使用を図るためである。ここでは、1つの無線接続装
置で構成される1つの無線ゾーンを位置登録エリアとす
る。
また、無線接続装置14の構成は最も簡易な構成とした
場合、1対の送信機・受信機で実現される。その場合に
は、位置登録した無線ゾーンで同時に通話が可能な無線
電話機は1つである。しかし、無線ゾーンをオーバラッ
プするように配置した場合には、隣接する無線ゾーンの
無線接続装置を利用することができる。そのためには、
位置登録している無線ゾーンの無線接続装置が使用中と
なった時は、隣接ゾーンに位置登録変更すればよいが、
制御チャネルへのアクセス回数を削減し、サービス性を
向上する目的からここでは、位置登録時に1度に隣接ゾ
ーンも含めて複数のゾーンに登録する方法を用いる。
第1位置登録方式 第1位置登録方式の具体的制御シーケンスを第2図に
示す。無線電話機17側の位置登録ボタンをその利用者が
押下すると位置登録を要求する信号が無線電話機より送
出される。この位置登録要求信号には発呼時とは異なり
接続先の無線接続装置の識別符号は含まれないが、自己
の無線電話機17の識別符号Cは発呼時と同様に含まれて
いる。この位置登録要求信号を所定のレベル以上で受信
した各無線接続装置14b,14d,14eは無線回線制御装置12
に対し、要求元の無線電話機の識別符号Cを含む位置登
録要求信号をその受信レベル情報と共に送信する。無線
回線制御装置12では複数の無線接続装置14b,14d,14eか
ら送信されるこの位置登録要求信号を受けて、その中か
ら要求元の無線電話機17の存在する無線ゾーンを判定
し、その無線ゾーンの無線接続装置、この例では14dを
使用して位置登録の完了したことを無線電話機17に通知
する。
この時、在圏無線ゾーンを判定する方法は、自動車電
話で行われている受信レベルの強弱、ここでは、位置登
録要求信号が無線接続装置で受信されるレベル、を用い
ることが適当である。位置登録を要求した無線電話機17
は位置登録完了信号を待ち受け、この位置登録完了信号
を受信すると同時に、この信号に含まれる送信元無線接
続装置の識別符号Dを記憶することで位置登録処理が終
了する。
また、無線回線制御装置12は同じ無線電話機17からの
位置登録要求信号が複数の無線接続装置14b,14d,14eか
ら到着した場合には、1つ以上の複数の無線接続装置14
b,14d,14eを登録する。また、無線電話機17に対する位
置登録完了信号にはこの複数の無線接続装置の識別符号
B,D,Eを含める。位置登録完了信号中に複数の無線接続
装置の識別符号を検出した無線電話機17はこの複数の識
別符号B,D,Eを記憶する。以上の制御動作によって、無
線電話機17を使用する使用者の意志に基づく位置登録処
理が実現される。第2図の場合は、識別符号がCの無線
電話機17が位置登録要求を行い、識別符号がB,D,Eの各
無線接続装置14b,14d,14eがこの位置登録要求信号を受
信し、無線回線制御装置12に通知している。無線回線制
御装置12はこの3つの無線接続装置14b,14d,14eの中か
ら無線接続装置14dの無線ゾーンを第1の登録ゾーンに
選択し、無線接続装置14b,14eの各無線ゾーンを次候補
として登録し、無線接続装置14dを経由して、無線電話
機17に通知している。
第2位置登録方式 次ぎに、無線電話機17が待ち受け中に行う自動位置登
録を行う制御シーケンスの例を第3図に示し、その説明
のための無線通信方式の構成例の一部を第4図に示す。
無線接続装置14側からは無線ゾーン16毎に接続先の無線
接続装置の識別符号を含む位置情報を定期的に報知す
る。この自動位置登録のための報知信号が複数の無線接
続装置14から同時に送信されると、相互に干渉する恐れ
があるので、報知信号の送信タイミングは無線回線制御
装置12が管理し、無線回線制御装置12から無線接続装置
14に対して、報知信号送信指示を行う。無線電話機17側
では自分の記憶する無線接続装置の識別符号とこの報知
される無線接続装置の識別符号とが異なった時、報知信
号を送信した無線接続装置14に対して、位置登録更新の
要求を行う。この位置登録要求を受信した無線接続装置
は、要求元の無線電話機の識別符号を含む位置登録信号
を無線回線制御装置12に送信すると同時に、要求元の無
線電話機17に対して登録が完了したことを通知する信号
を送出して位置登録更新処理を終了する。要求元の無線
電話機17ではこの完了信号を受信すると接続先の無線接
続装置識別符号メモリを更新して処理が終了する。
この場合も、手動位置登録時と同様、複数の無線接続
装置の識別符号を1回の位置登録で記憶するようにする
こともできる。すなわち第3図に示すように無線電話機
17からの位置登録要求信号(ただし、無線接続装置の識
別符号を含む信号)を所定のレベル以上で受信し、かつ
その無線電話機の識別符号Cが、記憶してある識別符号
と一致しない無線接続装置は位置登録要求信号を傍受し
たことを無線回線制御装置12に通知する。無線回線制御
装置12では位置登録要求信号を送信した無線接続装置の
ほかに傍受したことの通知のあった無線接続装置を登録
先無線ゾーンの無線接続装置として登録する。また、無
線電話機には登録した無線接続装置の識別符号を位置登
録完了信号に含めて送信する。
第3図、第4図の例では、識別符号Cの無線電話機17
が識別符号Xの無線ゾーン16xに存在して識別符号Xを
記憶している状態で無線ゾーン16b,16dの重なっている
領域に移動し、この状態で無線ゾーン16bの識別符号B
の無線接続装置14bからの報知信号を受信した時、その
報知信号に含まれる識別符号Bとそれまで記憶してある
識別符号Xとを比較し、不一致であるため、無線接続装
置14bに対して位置登録要求信号を送信する。無線接続
装置14bはその位置登録要求信号を無線回線制御装置12
に中継する。この時、無線接続装置14bに隣接する識別
符号Dの無線接続装置14dが識別符号Cの無線電話機17
からの位置登録要求信号を受信したため、この無線接続
装置14dは位置登録要求信号受信通知を無線回線制御装
置12に送出する。無線回線制御装置12では、無線接続装
置14dを次候補の登録ゾーンとして登録し、その結果を
無線接続装置14bを経由して要求元の無線電話機17に通
知する。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば無線ゾーン毎
の位置登録処理をそれぞれの無線ゾーン毎に独立して行
うことを可能とする方式であり、隣接する無線ゾーン間
で複局同時送信を行う必要がなく、制御チャネルで常時
電波を送出する必要もないため、制御チャネルの有効的
な利用が可能である。たとえば、現在マルチチャネルコ
ードレス電話が採用しているような発着信を1つの制御
チャネルで行う方式に、この発明による位置登録方式を
組み込むことによって、複数の無線接続装置にアクセス
可能なマルチゾーン型の新しいコードレス電話が実現す
る。しかも、このようなシステムは従来のコードレス電
話と同じエリアで制御チャネルを共有することが可能で
ある。
特にこの発明では手動で位置登録を行う方式と、自動
的に行う方式とを併用しているため、他の無線ゾーンへ
移動した場合に自動的に位置登録が行われ、頗る便利で
ある。しかもその自動登録制御を適当な間隔で行ってい
るため制御チャネルを、着呼制御、発呼応答制御に有効
に利用でき、かつ、他の無線ゾーンへ移動したが始動的
に位置登録がなされていない状態で無線回線の設定をし
たい場合が生じる時は、手動位置登録により直ちに行う
ことができる。
なお、コードレス電話の無線接続装置のように1つの
装置が1対の送受信機で構成されるシステムにおいて
は、位置登録した無線ゾーンの無線接続装置を他の無線
電話機が使用した場合、同じゾーンで待ち受け中の無線
電話機は発着呼が不可能になる。このような事態を救済
するためには、前述した実施例のように位置登録時に複
数の無線ゾーン(ただし、この複数の無線ゾーンはエリ
アがオーバーラップしている必要がある)の無線接続装
置の識別符号を同時に記憶することで、大群化効果が得
られ、無線接続装置が話中であることによる呼損も大幅
に減少する。しかも、このような登録処理を行っても、
位置登録に要する制御チャネルのトラヒックは1つの無
線ゾーンに位置登録する場合と変わらない。
さらに、無線回線制御装置と無線接続装置の間の回線
の制御信号を前述のようにPB信号で伝送する場合は、各
装置では一般の交換機や電話機で使用されている部品が
使用可能になり、システムの経済化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用される移動無線通信方式の構成
例を示すブロック図、第2図はこの発明方式中の第1位
置登録方式の制御シーケンスの実施例を示す図、第3図
はこの発明中の第2位置登録の制御シーケンスの実施例
を示す図、第4図は第3図のシーケンス制御を説明する
ための移動無線通信方式の一部を示すブロック図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 嘉利 横須賀市武1丁目2356番地 日本電信電 話株式会社通信網第二研究所内 (72)発明者 小池 文雄 川崎市幸区堀川町72番地 株式会社東芝 内 (72)発明者 石川 倫男 川崎市幸区堀川町72番地 株式会社東芝 内 (72)発明者 小畠 太 東京都西多摩郡羽村町神明台2丁目1番 1号 国際電気株式会社羽村工場内 審査官 清水 稔 (56)参考文献 特開 昭54−114018(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ以上の無線ゾーンからなる無線接続エ
    リアの無線回線制御を司る無線回線制御装置と、その無
    線回線制御装置から有線回線で接続された無線接続装置
    と、上記無線接続エリアを移動し、上記無線接続装置と
    は無線回線で接続される無線電話機とで構成され、 上記無線電話機と上記無線回線制御装置との間には呼接
    続のための共通の制御チャネルがあり、それぞれの上記
    無線電話機、上記無線接続装置は待受け時にはその制御
    チャネルをモニタするマルチチャネルアクセス機能を有
    し、上記無線回線制御装置は上記無線接続装置との制御
    信号の授受を上記有線回線を通じて行う機能を有する移
    動無線通信方式において、 同じ無線回線制御装置に属する不特定の無線接続装置宛
    の位置登録を要求する信号を上記無線電話機から手動操
    作により送出し、その位置登録要求信号を受信した無線
    接続装置は受信した位置登録を要求する無線電話機から
    の信号の受信レベルとその無線電話機の識別符号とを上
    記無線回線制御装置に通知することでその無線回線制御
    装置が無線電話機からの位置登録の要求を受け、受信レ
    ベルの高い順から登録する無線接続装置を選択し、選択
    した無線接続装置を通じてその無線接続装置の識別符号
    を上記位置登録を要求した無線電話機に通知して位置登
    録の完了したことを通知する第1位置登録方式と、 上記無線回線制御装置の制御のもとに上記各無線接続装
    置は自無線接続装置の識別符号を含む位置情報を上記制
    御チャネルを用いて定期的に報知する機能を備え、その
    報知情報を、待受け中に受信した無線電話機は自無線電
    話機の記憶する無線接続装置の識別装置と報知された無
    線接続装置の識別符号との照合を行い、不一致を検出し
    た時、その無線接続装置の識別符号を報知した無線接続
    装置宛の位置登録要求を自動的に送出し、その位置登録
    要求を受信した無線接続装置が上記無線回線制御装置に
    その位置登録要求を行った無線電話機の識別符号を通知
    するとともに位置登録要求を送出した無線電話機に対し
    て応答する送出する第2位置登録方式とを備えることを
    特徴とする移動無線の位置登録方式。
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