JP2523288B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2523288B2 JP61262740A JP26274086A JP2523288B2 JP 2523288 B2 JP2523288 B2 JP 2523288B2 JP 61262740 A JP61262740 A JP 61262740A JP 26274086 A JP26274086 A JP 26274086A JP 2523288 B2 JP2523288 B2 JP 2523288B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、シート原稿及び立体原稿を搬送させてそ
の原稿画像を読み取る画像読取装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、シート原稿及び立体原稿の画像情報を読み取る
この種の画像読取装置においては、原稿を載置したガラ
ス製の原稿台を移動させて画像を読み取る方式、あるい
は原稿台は固定でミラー、レンズ等の光学系を移動させ
て画像を読み取る方式が採用されている。そして、原稿
台を移動させる方式のものは、例えば原稿が所定の読取
位置を通過する際にその原稿画像が読み取られ、また光
学系が移動する方式のものは、原稿が移動することなく
その画像が読み取られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来の画像読取装置にあ
っては、原稿台が移動する方式あるいは光学系が移動す
る方式の何れかにおいても移動物体の質量が大きく、且
つ移動距離が長く、強力な駆動モータ等が必要となり、
このため無駄な空間が多くなって装置が大型になると共
に、高価なものになってしまうという問題点があった。
この発明は、このような問題点を除去するためになさ
れたもので、簡単な構造で、小型且つ安価な画像読取装
置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の画像読取装置は、原稿を搬送させてその原
稿画像を読み取り排出部に排出する画像読取装置におい
て、原稿を載せて搬送する可撓性の搬送シートを上記排
出部に引き出し可能に収納して設け、使用時この搬送シ
ートを引き出して原稿を読み取り位置の上流側に載置
し、前記搬送シートの戻り収納移動により原稿を上記排
出部に向けて搬送して画像を読取るようにしたものであ
る。
〔作用〕
搬送シートにより原稿が移動してその画像が読み取ら
れるが、移動するものは原稿と搬送シートだけであり、
また搬送シートは可撓性を有しているので、装置が小型
なものとなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面について説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図であり、待
機状態を示している。図において、1は装置本体、2は
原稿台で、その延長線上にシート原稿の搬送路3が形成
されている。そして、この搬送路3に沿って上流側から
順に、シート原稿を搬送するビックアップローラ4、シ
ート原稿の有無を検知する反射型センサ5、その対向位
置に設けられた遮光部材5a、一対の搬送ローラ6,6a、原
稿の先端及び後端を検知する反射型センサ7、その対向
位置に設けられた遮光部材7a、一対の搬送ローラ8,8a、
シート原稿の排紙トレー9が配設されている。排紙トレ
ー9上には立体原稿用の搬送シート10が載置されてお
り、ハンドル10aによって搬送シート10を引き出せるよ
うになっている。また、搬送シート10は、コロ軸11によ
り反転してハンドル10aと反対側の端部が巻取ローラ12
に所定量巻回されて収納されている。13は搬送シート10
の定位置を検出する反射型センサで、搬送シート10が待
機位置(後述)にある時、該センサ13と対向する搬送シ
ート上に遮光部材13aが設けられている。14は原稿照明
用の光源である蛍光灯で、読取位置15に搬送された原稿
を照射し、その反射光はミラー16、レンズ17を経て光電
変換素子18に入力される。
上記搬送路3は、ガイドユニット19とガイド部材20に
よって形成されており、原稿の読取位置15で上方に開放
可能となっている。即ち、ガイドユニット19は本体上の
支点21を中心にして回動自在に取り付けられており、搬
送路3を開放するとマイクロスイッチ22がオン(ON)と
なり、搬送路3の開放を検出できるようになっている。
そして、開放状態となったこの搬送路3を、上述した可
撓性の搬送シート10が立体原稿を載せて搬送できるよう
になっている。第2図は、搬送路3を開放した状態を示
したものである。
次に、上記のように構成された画像読取装置の動作に
ついて説明する。
先ず、原稿が厚みの小さいシート原稿がある場合の読
取動作について説明する。第3図に示すように、ガイド
ユニット19を閉じた状態、つまり搬送路3を閉じた状態
でシート原稿23を原稿台2の上に載置し、スタートスイ
ッチ(図示せず)を操作する。以下、第4図のフローチ
ャートで示す動作が行われる。即ち、スタート時点でマ
イクロスイッチ22の状態を判別し(ステップ101)(ガ
イドユニット19が閉じているのでマイクロスイッチ22は
オフ(OFF)となっている)、次いでセンサ13からの信
号により搬送シート10が所定の待機位置にあるかどうか
を識別する。この時、搬送シート10が待機位置にあれ
ば、センサ13は遮光部材13aの黒を検出する(ステップ1
02)。ここで、もし搬送シート10が所定位置にないと、
シート原稿23がジャムを起こす虞れがあるため、図示し
ていないが電磁クラッチをオンにしてモータを1ステッ
プずつ駆動し(ステップ103,104)、センサ13が遮光部
材13aの黒を検出するまで搬送シート10を巻き取らせ
る。そして、搬送シート10が所定位置に固定されると上
記電磁クラッチをオフにし(ステップ105)、その後第
5図のシート原稿モードのフローチャートの動作を行
う。また、上記スタート時点でマイクロスイッチ22がオ
ンとなっていれば、立体原稿モードが選択される。
このようにして、モードの判別が行われ、シート原稿
モードであると判別されると、上記のように第5図に示
す動作が実行される。ここでは、先ずセンサ5によりシ
ート原稿23の有無を検出し、センサ5がシート原稿23の
白を検出すると(ステップ201)、ソレノイド(図示せ
ず)をオンにして(ステップ202)、ピックアップロー
ラ4をシート原稿23に押し付け、シート原稿23を第3図
中左方向に搬送する。そして、シート原稿23の先端が搬
送ローラ6,6aに挟持され、センサ7がシート原稿23の白
を検出すると(ステップ203)、上記ソレノイドをオフ
にして(ステップ204)、ピックアップローラ4の押圧
を解除する。その祭、センサ7が白を検出していなけれ
ば、シート原稿23の白を検出するまで上述したモータを
1ステップずつ駆動していく(ステップ205)。
上記ソレノイドがオフしてピックアップローラ4の押
圧が解除されると、モータをSAステップ駆動し(ステッ
プ206)、シート原稿23をセンサ7から読取位置15まで
の距離A(第3図参照)だけ搬送する。そして、シート
原稿23の先端が読取位置15に達すると原稿画像の読取が
開始される(ステップ207)。この読取は、蛍光灯14が
シート原稿を照明し、その反射光がミラー16及びレンズ
17を経て光電変換素子18上に結像し、この光電変換素子
18で電気信号に変換されることにより行われる。その
後、シート原稿23の後端が読取位置15に達して読取が終
了すると、読取位置15から搬送ローラ8,8aまでの距離B
(第3図参照)に相当するステップ数SBだけモータを駆
動し(ステップ208)、シート原稿23をトレー9内の搬
送シート10上に排出する。これで、シート原稿23の読取
動作が終了する。
次に、原稿が厚みの大きい立体原稿である場合の読取
動作について説明する。この場合、オペレータは先ず第
6図に示すようにガイドユニット19を開いて搬送路3を
開放し、ハンドル10aを持って搬送シート10を図の矢印
方向へ引き出す。第7図は搬送シート10のハンドル側端
部を拡大して示したもので、搬送シート上には可撓性の
A4シート(JIS規格A4版用シート)24及び同じく可撓性
の押え用シート25が順に重畳された形で設けられてい
る。このA4シート24と押え用シート25は、搬送シート10
に対して開閉可能に片側が接合されており、その接合部
は搬送方向(図の矢印方向)の下流側となっているの
で、立体原稿を挟持し易く、搬送中においても途中で引
っ掛かるような危険はない。また、押え用シート25の接
合部と反対側の端部は、ハンドル10a上に設けられた接
着布10bと接合されるようになっている。
第8図は、立体原稿を載置していない状態、つまり待
機状態の搬送シート10の断面図である。押え用シート25
のハンドル10a側端部の下側にも接着布25aが設けられて
おり、これとハンドル10a上の接着布10bとが上記のよう
に接合されるので、A4シート24は押え用シート25と搬送
シート10との間に確実に挟持され、ばたつくことはな
い。また、前述のシート原稿23がトレー9上に排出され
る祭にも障害となることはない。
また、第9図は搬送シート10の詳細を示す平面図で、
図の矢印は搬送方向を示している。この搬送シート10
は、JIS規格のB4版サイズより若干小さい形状の透明部1
0c及びその周囲の反射拡散面10dを有し、A4シート24はA
4版サイズより若干小さい透明部24a及びその周囲の反射
拡散面24bを有している。そして、上記反射拡散面10dの
幅W1と反射拡散面24bの幅W2は、原稿の読取幅Wrに対し
て、W1,W2≧Wrという条件を満たしている。また、A4シ
ート24の透明部24aは、搬送シート10に重ね合わせた時
に反射拡散面10dより内側にくるように設けられてお
り、A4版サイズの立体原稿を載置した場合でも読取画像
に欠落は生じない。
一方、搬送シート10とA4シート24には、それぞれ読取
開始位置及び原稿サイズを検出するための遮光マーク10
e,24cが、上記透明部10c及び24aの前端から共に距離C
の位置で且つ本体1上のセンサ7の上を搬送時に通過す
る位置に設けられている。また、遮光マーク10eと24c間
の距離Dは、上記センサ7と読取位置15の間の距離Aに
対して、A>D−Cとなるような条件を満たしている。
従って、B4版サイズの立体原稿の先端が読取位置15に達
する前に遮光マーク24cを検知することができる。そし
て、搬送シート10にはセンサ7に対して遮光マーク24c
を露出させるために、遮光マーク24cの対向位置に切欠
窓10fが形成されている。
第10図及び第11図は、搬送シート10に立体原稿26を載
置した状態を示す図である。立体原稿26をセットする
祭、先ず搬送シート10を引き出した後、該搬送シート10
を片手でハンドル10aを持ちながら押え、この状態で双
方の接着布10b,25aをはがして押え用シート25を開く。
立体原稿26がA4版サイズの場合は、この状態でA4シート
24の透明部24aがかくれるように原稿面を下に向けて立
体原稿26を載置し、その後押え用シート25をかぶせ、上
記接着布10b,25aを再び接合させる。第10図はこの状態
を示したものである。また、立体原稿26がB4版サイズの
場合は、押え用シート25を開いた後更にA4シート24を開
き、この状態で搬送シート10の透明部10cがかくれるよ
うに原稿面を下に向けて立体原稿26を載置し、その後A4
シート24、押え用シート25を順にかぶせ、同様に双方の
接着布10b,25aを接合させる。この状態を示したのが第1
1図である。
次に、搬送シート10等の駆動系の動作について説明す
る。第12図は軸方向から見た減速系を示す図である。前
述した駆動源であるモータ27からギヤ28,29、ベルト30
及びプーリー31,32,33を介して動力が伝達され、搬送ロ
ーラ6,8が駆動される。また、第13図は上方から見た駆
動ローラ類を示す図である。搬送ローラ8の軸端は前述
した電磁クラッチ34の入力軸となっており、この電磁ク
ラッチ34の出力軸35上にはギヤ36が固定され、巻取ロー
ラ12の軸37上のギヤ38と噛み合っている。従って、電磁
クラッチ34をオンにすると、搬送ローラ8から電磁クラ
ッチ34、ギヤ36,38を介して巻取ローラ12の軸37に動力
が伝達される。通常、この電磁クラッチ34はオフとなっ
ているので、オペレータが搬送シート10を引き出す時に
は出力軸35は空転するだけであり、負荷は軽いものとな
る。
第14図は立体原稿26をセットした状態、即ち立体原稿
26の読取開始状態を示す図である。ここで、オペレータ
がスタートキー(図示せず)を操作すると、搬送シート
10に挟持された立体原稿26が搬送され、その原稿画像が
読み取られる。第15図は、その読取動作を示すフローチ
ャートである。読取開始に際して、先ずマイクロスイッ
チ22の状態を見るが、この時ガイドユニット19は開いて
ているのでマイクロスイッチ22はオンとなっており、立
体原稿モードに入る(第4図参照)。
この立体原稿モードに入ると、先ず電磁クラッチ34を
オンにして(ステップ301)、モータ27と巻取ローラ12
を接続し、センサ7が遮光マーク10eの黒を検出するま
でモータ27を駆動する(ステップ302,303)。そして、
センサ7が黒を検出すると、続いてモータ27を遮光マー
ク10eと24cとの距離Dに相当するステップ数SDだけ駆動
し(ステップ304)、再度センサ7の出力を見る(ステ
ップ305)。この時、立体原稿26がB4版サイズの場合
は、遮光マーク24cは立体原稿26により遮蔽されていな
いので、センサ7は立体原稿26の白を検出し、立体原稿
26がB4版サイズであることが判別される。また、立体原
稿26がA4版サイズの場合は、遮光マーク24cは搬送シー
ト10の切欠窓10fから露出しているので、センサ7は黒
を検出し、立体原稿26がA4版サイズであることが判別さ
れる。
次いで、B4版サイズの立体原稿の場合は、センサ7と
読取位置15との距離Aから透明部10cの先端と遮光マー
ク24cとの距離(D−C)を差し引いた距離、つまりB
=A−(D−C)の距離に相当するステップ数SBだけ、
またA4版サイズの立体原稿26の場合は、上記距離Aに距
離Cを加えた距離、つまりE=A+Cの距離に相当する
ステップ数SEだけモータ27を駆動し(ステップ306,30
7)、各々の原稿26の先端を読取位置15まで搬送する。
その後、シート原稿23の場合と同様に、各々の原稿サイ
ズに相当する距離だけ立体原稿26を搬送し、原稿画像の
読取を行う(ステップ308,309)。その際、立体原稿26
の周縁辺は全て反射拡散面10dあるいは24dによって覆わ
れているので、陰などを読み取ることはなく、必要情報
のみが読み取られる。
上記原稿画像の読取が終了すると、電磁クラッチ34を
オフにし(ステッフ310)、スタートキーの再操作を待
つ状態となる。第16図はその状態を示したものである。
ここで、2回目の読取を開始するために搬送シート10を
引き出すかあるいは読取を終えた立体原稿26を解除する
ために搬送シート10を引き出す際、ハンドル10aが通常
の待機状態(第2図参照)よりも手前側にあるので、取
り扱い上便利である。また、前述したように、電磁クラ
ッチ34はオフとなっているので、力を入れることなく搬
送シート10を引き出すことができる。
そして、2回目の読取を開始する場合には(ステップ
311)、上記のように搬送シート10をハンドル10aを持っ
て引き出し、所望の立体原稿26を再セットしてスタート
キーを再操作する。これで上述の手順の動作が繰り返さ
れ、原稿画像が読み取られる。また、読取を終了する場
合には、立体原稿26を搬送シート10から取り外し、ガイ
ドユニット19を閉じる。これで、マイクロスイッチ22が
オフとなり(ステップ312)、立体原稿モードが解除さ
れたと判別され、自動的に電磁クラッチ34がオンとなっ
て(ステップ313)センサ13が遮光部材13aの黒を検出す
るまでモータ27が駆動される(ステップ314,315)。そ
の後、電磁クラッチ34かオフとなり(ステップ316)、
立体原稿モードの動作が終了する。この時、搬送シート
10は第1図に示す待機状態に戻っており、次にシート原
稿23の読取が行われてもジャムが発生する虞れはない。
第17図は上述した構成の画像読取装置の制御系統を示
すブロック図である。CPU(中央処理装置)39はセンサ
5,7,13及びマイクロスイッチ23からの入力に応じてモー
タ27及び電磁クラッチ34をコントロールしている。
このようにして、シート原稿23及び立体原稿26の画像
をそれぞれ読み取ることができるが、その際、原稿の搬
送に伴って移動するものは原稿と搬送シート10のみであ
り、移動距離も必要最低限となっている。このため、駆
動源が小さなもので良く、また搬送シート10はコロ軸11
の部分で折り返す構造となっており、装置の設置面積も
小さなものとなり、簡単な構造で小型且つ安価な読取装
置が得られる。
第18図はこの発明の他の実施例を示す構成図である。
この実施例は、上述の実施例における巻取ローラ12を搬
送ローラ6,8と同様の一対の搬送ローラ40,40aとしたも
ので、搬送シート10は図示のように装置本体1の内部に
巻き取られることなく収納される。このような構成とし
ても上記実施例と同様の効果が得られることは勿論、こ
の場合、搬送シート10が厚い時に巻取時の径変化によっ
て読取速度が変化する(速くなる)ことを防止すること
ができ、より正確な原稿画像の読取を行うことが可能と
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、原稿を載せ
て搬送する可撓性の搬送シートを設けたため、原稿の搬
送に伴って移動する物体の質量が小さくて済み、移動距
離も小さく、従って簡単な構造で小型且つ安価なものに
なるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は第
1図の搬送路を開放した状態を示す図、第3図はシート
原稿をセットする際の説明図、第4図はモード判別の動
作を示すフローチャート、第5図はシート原稿モードの
読取動作を示すフローチャート、第6図は立体原稿をセ
ットする際の説明図、第7図は搬送シートの要部を拡大
して示す斜視図、第8図は待機状態の搬送シートを示す
断面図、第9図は搬送シートの詳細を示す平面図、第10
図及び第11図は立体原稿を搬送シートに載置した状態を
示す断面図、第12図は軸方向から見た減速系を示す図、
第13図は上方から見た駆動ローラ類を示す図、第14図は
立体原稿の読取開始状態を示す説明図、第15図は立体原
稿モードの読取動作を示すフローチャート、第16図は立
体原稿の読取終了状態を示す説明図、第17図は制御系統
を示すブロック図、第18図はこの発明の他の実施例を示
す構成図である。 1……装置本体 2……原稿台 3……搬送路 10……搬送シート 12……巻取ローラ 15……読取位置 23……シート原稿 26……立体原稿

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を搬送させてその原稿画像を読み取り
    排出部に排出する画像読取装置において、 原稿を載せて搬送する可撓性の搬送シートを上記排出部
    に引き出し可能に収納して設け、 使用時この搬送シートを引き出して原稿を読み取り位置
    の上流側に載置し、前記搬送シートの戻り収納移動によ
    り原稿を上記排出部に向けて搬送して画像を読取ること
    を特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】搬送シートは、上方に開放可能な搬送路を
    原稿を載せて搬送することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の画像読取装置。
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