JP2521809Y2 - クレーンゲーム機用景品吊上装置 - Google Patents
クレーンゲーム機用景品吊上装置Info
- Publication number
- JP2521809Y2 JP2521809Y2 JP1990040220U JP4022090U JP2521809Y2 JP 2521809 Y2 JP2521809 Y2 JP 2521809Y2 JP 1990040220 U JP1990040220 U JP 1990040220U JP 4022090 U JP4022090 U JP 4022090U JP 2521809 Y2 JP2521809 Y2 JP 2521809Y2
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- JP
- Japan
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- pair
- prize
- gripping
- substrate
- lifting device
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クレーンゲーム機用景品吊上装置の改良に
関する。
関する。
上部に透明な覗きカバーを有する筐体内に散布された
景品を、上記筐体内に移動自在に設けられたクレーン形
式の景品吊上装置(キャッチャー)を筐体外から操作し
て掴み、景品を掴んだまゝキャッチャーを移動せしめ
て、景品払出口に景品を落下させ、筐体外から景品を取
り出すようにしたクレーンゲーム機は公知であり、遊戯
場等で広く使用されている。
景品を、上記筐体内に移動自在に設けられたクレーン形
式の景品吊上装置(キャッチャー)を筐体外から操作し
て掴み、景品を掴んだまゝキャッチャーを移動せしめ
て、景品払出口に景品を落下させ、筐体外から景品を取
り出すようにしたクレーンゲーム機は公知であり、遊戯
場等で広く使用されている。
この種のクレーンゲーム機では、キャッチャーによる
景品の取上げ確率によってゲームの面白さが直接的に左
右されるものであり、景品の取上げ能力が高すぎるとゲ
ームにならず、逆に余りに低すぎるとプレイヤの興味は
喪失してしまうから、その確率を適正に調節できること
が必要であり、また、掴めそうに見えてなかなか掴めな
いという要素も必要である。
景品の取上げ確率によってゲームの面白さが直接的に左
右されるものであり、景品の取上げ能力が高すぎるとゲ
ームにならず、逆に余りに低すぎるとプレイヤの興味は
喪失してしまうから、その確率を適正に調節できること
が必要であり、また、掴めそうに見えてなかなか掴めな
いという要素も必要である。
而して、従来のキャッチャーの駆動方式のうち、ソレ
ノイド式のものは把持爪の開閉が瞬間的に行なわれ、プ
レイヤは景品を掴む様子が観察しにくいため興趣に欠け
ると共に、景品の取上げ確率や把持力を調節しにくく、
軟らかい景品を潰し易いという問題点があった。
ノイド式のものは把持爪の開閉が瞬間的に行なわれ、プ
レイヤは景品を掴む様子が観察しにくいため興趣に欠け
ると共に、景品の取上げ確率や把持力を調節しにくく、
軟らかい景品を潰し易いという問題点があった。
また、キャッチャーの吊下げロープを2本使用し、一
方のロープで把持爪を開き、他方のロープで閉じるよう
にしたものも提供されているが、把持爪の動作が不確実
であったり、吊下げロープが互いに絡まる等の不都合が
あった。
方のロープで把持爪を開き、他方のロープで閉じるよう
にしたものも提供されているが、把持爪の動作が不確実
であったり、吊下げロープが互いに絡まる等の不都合が
あった。
本考案は、上記の問題点を解決するためなされたもの
であり、その目的とするところは、把持力を適切に調節
でき、景品の取上げ確率が調整可能であると共に、軟ら
かい景品を潰すこともなく、動作の確実なクレーンゲー
ム機用景品吊上装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、把持力を適切に調節
でき、景品の取上げ確率が調整可能であると共に、軟ら
かい景品を潰すこともなく、動作の確実なクレーンゲー
ム機用景品吊上装置を提供することにある。
上記の目的は、下記(a)項ないし(i)項記載の構
成要素を備えたクレーンゲーム機用景品吊上装置、即
ち、 (a)吊下げロープで吊り下げられた基板と、 (b)上記基板上に回動自在に軸支された一対の把持爪
取付プレートと、 (c)上記一対の把持爪取付プレート上にそれぞれ回動
自在に軸支され、両者の下方先端間で景品を把持し得る
よう構成された一対の把持爪と、 (d)上記一対の把持爪をその下方先端同士が近接する
方向に付勢するよう上記把持爪取付プレートと把持爪間
に作用するリターンスプリングと、 (e)一端が上記把持爪取付プレートにそれぞれ回動自
在に取り付けられた一対の従動リンクロッドと、 (f)一端が上記一対の従動リンクロッドのもう一方の
端部に回動自在に取り付けられた駆動リンクロッドと、 (g)上記基板上に回動自在に取り付けられ、その半径
上の所定位置に上記駆動リンクロッドのもう一方の端部
が回動自在に取り付けられたクランク円板と、 (h)上記基板に取り付けられ、上記クランク円板を所
定角度づつ回転させるモータと、 (i)上記各構成要素により組み立てられた上記一対の
把持爪駆動機構部分を覆うカバーと、 を備えたクレーンゲーム機用景品吊上装置によって達
成し得る。
成要素を備えたクレーンゲーム機用景品吊上装置、即
ち、 (a)吊下げロープで吊り下げられた基板と、 (b)上記基板上に回動自在に軸支された一対の把持爪
取付プレートと、 (c)上記一対の把持爪取付プレート上にそれぞれ回動
自在に軸支され、両者の下方先端間で景品を把持し得る
よう構成された一対の把持爪と、 (d)上記一対の把持爪をその下方先端同士が近接する
方向に付勢するよう上記把持爪取付プレートと把持爪間
に作用するリターンスプリングと、 (e)一端が上記把持爪取付プレートにそれぞれ回動自
在に取り付けられた一対の従動リンクロッドと、 (f)一端が上記一対の従動リンクロッドのもう一方の
端部に回動自在に取り付けられた駆動リンクロッドと、 (g)上記基板上に回動自在に取り付けられ、その半径
上の所定位置に上記駆動リンクロッドのもう一方の端部
が回動自在に取り付けられたクランク円板と、 (h)上記基板に取り付けられ、上記クランク円板を所
定角度づつ回転させるモータと、 (i)上記各構成要素により組み立てられた上記一対の
把持爪駆動機構部分を覆うカバーと、 を備えたクレーンゲーム機用景品吊上装置によって達
成し得る。
上記クランク円板に孔若しくは切欠きを形成し、これ
をフォトセンサで検知することにより、クランク円板の
回転位置を検出するよう構成することが推奨される。
をフォトセンサで検知することにより、クランク円板の
回転位置を検出するよう構成することが推奨される。
また、上記駆動リンクロッドと従動リンクロッドを連
結ロッドにより回動自在に連結し、上記連結ロッドの一
端を基板に取り付けたガイド板のガイド溝に挿入して、
リンクを所定の方向に円滑に作動させるようにすること
も推奨される。
結ロッドにより回動自在に連結し、上記連結ロッドの一
端を基板に取り付けたガイド板のガイド溝に挿入して、
リンクを所定の方向に円滑に作動させるようにすること
も推奨される。
また、上記吊下げロープの外側に入れ子状伸縮パイプ
を設け、ロープの不必要な振れを防止すると共に、外観
を整えるようにすることも推奨される。
を設け、ロープの不必要な振れを防止すると共に、外観
を整えるようにすることも推奨される。
上記の如き構成であると、上記把持爪取付プレートと
把持爪間に作用するリターンスプリングの強さを加減す
ることにより、把持力を調節でき、景品の取上げ確率を
調節できると共に、軟らかい景品も潰さずに把持でき、
作動の確実なクレーンゲーム機用景品吊上装置を提供し
得るものである。
把持爪間に作用するリターンスプリングの強さを加減す
ることにより、把持力を調節でき、景品の取上げ確率を
調節できると共に、軟らかい景品も潰さずに把持でき、
作動の確実なクレーンゲーム機用景品吊上装置を提供し
得るものである。
以下、図面を参照しつゝ本考案の構成を具体的に説明
する。
する。
第1図は本考案にかゝるクレーンゲーム機用景品吊上
装置の一実施例の分解斜視図、第2図はこれを組み立て
ゝカバーを装着した状態を示す外観斜視図、第3図は第
1図に示した実施例の作動を説明するため、その把持爪
が開いた状態を示す要部説明図、第4図はその把持爪が
閉じた状態を示す要部説明図、第5図は景品を掴んだ状
態を示す要部説明図である。
装置の一実施例の分解斜視図、第2図はこれを組み立て
ゝカバーを装着した状態を示す外観斜視図、第3図は第
1図に示した実施例の作動を説明するため、その把持爪
が開いた状態を示す要部説明図、第4図はその把持爪が
閉じた状態を示す要部説明図、第5図は景品を掴んだ状
態を示す要部説明図である。
而して、第1図中、1は基板、2a及び2bは把持爪取付
プレート、3a及び3bは基板1に把持爪取付プレート2a及
び2bを回動自在に軸支するための軸支シャフト、4a及び
4bは軸支ピン5a及び5bにより上記把持爪取付プレート2a
及び2bに回動自在に取り付けられた把持爪、6a及び6bは
リターンスプリング、7a及び7bは従動リンクロッド、8
は駆動リンクロッド、9は従動リンクロッド7a及び7bの
一端と駆動リンクロッド8の一端を回動自在に連結する
連結ロッド、10は基板1に取り付けられたガイド板、11
は基板1に回転自在に取り付けられたクランク円板、12
は基板1にモータ取付枠1′を介して取り付けられたモ
ータ、13及び14はモータ12の回転をクランク円板11に伝
達する傘歯車、15及び16はフォトセンサ、17は吊下げロ
ープ、18はカバー、19は入れ子状伸縮パイプ、20は景品
である。
プレート、3a及び3bは基板1に把持爪取付プレート2a及
び2bを回動自在に軸支するための軸支シャフト、4a及び
4bは軸支ピン5a及び5bにより上記把持爪取付プレート2a
及び2bに回動自在に取り付けられた把持爪、6a及び6bは
リターンスプリング、7a及び7bは従動リンクロッド、8
は駆動リンクロッド、9は従動リンクロッド7a及び7bの
一端と駆動リンクロッド8の一端を回動自在に連結する
連結ロッド、10は基板1に取り付けられたガイド板、11
は基板1に回転自在に取り付けられたクランク円板、12
は基板1にモータ取付枠1′を介して取り付けられたモ
ータ、13及び14はモータ12の回転をクランク円板11に伝
達する傘歯車、15及び16はフォトセンサ、17は吊下げロ
ープ、18はカバー、19は入れ子状伸縮パイプ、20は景品
である。
基板1は、これに取り付けたモータ取付枠1′を介し
て吊下げロープ17により、クレーンゲーム機の景品を収
容した筐体内に吊り下げられ、筐体の外部に設けた操作
ボタン等を操作することにより、水平面内でX-Y軸方向
に移動可能なように構成され、また吊下げロープ17をゆ
るめたり縮めたりすることによって、取り上げようとす
る所望の景品に接近できるようになっている。
て吊下げロープ17により、クレーンゲーム機の景品を収
容した筐体内に吊り下げられ、筐体の外部に設けた操作
ボタン等を操作することにより、水平面内でX-Y軸方向
に移動可能なように構成され、また吊下げロープ17をゆ
るめたり縮めたりすることによって、取り上げようとす
る所望の景品に接近できるようになっている。
上記基板1上には、把持爪取付プレート2a及び2bが軸
支シャフト3a及び3bによって回動自在に軸支され、上記
把持爪取付プレート2a及び2b上には更に軸支ピン5a及び
5bによって把持爪4a及び4bがそれぞれ回動自在に取り付
けられている。
支シャフト3a及び3bによって回動自在に軸支され、上記
把持爪取付プレート2a及び2b上には更に軸支ピン5a及び
5bによって把持爪4a及び4bがそれぞれ回動自在に取り付
けられている。
軸支ピン5a及び5bにはそれぞれリターンスプリング6a
及び6bが嵌め込まれ、これらのリターンスプリングの一
端は把持爪4a及び4bの側辺に係止されると共に、もう一
方の一端は前記軸支シャフト3a及び3bに係止され、これ
により把持爪4a及び4bの下側先端41aと41bが互いに接近
する方向に把持爪4a及び4bが付勢されるようになってい
る。把持爪4a及び4bの上側端部43a及び43bは前記軸支シ
ャフト3a及び3bによって阻止され、把持爪4a及び4bが一
定位置で停止されるようになっている。
及び6bが嵌め込まれ、これらのリターンスプリングの一
端は把持爪4a及び4bの側辺に係止されると共に、もう一
方の一端は前記軸支シャフト3a及び3bに係止され、これ
により把持爪4a及び4bの下側先端41aと41bが互いに接近
する方向に把持爪4a及び4bが付勢されるようになってい
る。把持爪4a及び4bの上側端部43a及び43bは前記軸支シ
ャフト3a及び3bによって阻止され、把持爪4a及び4bが一
定位置で停止されるようになっている。
把持爪4a及び4bの下側先端41aと41bには、爪部材42a
及び42bがそれぞれ取り付けられている。
及び42bがそれぞれ取り付けられている。
而して、上記把持爪取付プレート2a及び2bにはそれぞ
れ従動リンクロッド7a及び7bの一端が回動自在に取り付
けられ、従動リンクロッド7a及び7bの他端は連結ロッド
9によって駆動リンクロッド8の下端に回動自在に取り
付けられている。
れ従動リンクロッド7a及び7bの一端が回動自在に取り付
けられ、従動リンクロッド7a及び7bの他端は連結ロッド
9によって駆動リンクロッド8の下端に回動自在に取り
付けられている。
駆動リンクロッド8の上端は、上記基板1上に回動自
在に取り付けられたクランク円板11の半径上の所定位置
に回動自在に取り付けられ、クランク円板11が回転せし
められると、駆動リンクロッド8が上下に移動し、これ
に伴って従動リンクロッド7a及び7bを介して把持爪取付
プレート2a及び2bがその軸支部を中心に回動せしめら
れ、これと共に把持爪4a及び4bが開閉せしめられる。
在に取り付けられたクランク円板11の半径上の所定位置
に回動自在に取り付けられ、クランク円板11が回転せし
められると、駆動リンクロッド8が上下に移動し、これ
に伴って従動リンクロッド7a及び7bを介して把持爪取付
プレート2a及び2bがその軸支部を中心に回動せしめら
れ、これと共に把持爪4a及び4bが開閉せしめられる。
即ち、第3図に示すように、クランク円板11の回転位
置により駆動リンクロッド8が上方へ移動した時には、
従動リンクロッド7a及び7bの把持爪取付プレート2a及び
2bへの軸支点同士が互いに引き寄せられ、把持爪4aと4b
が開いた状態になる。
置により駆動リンクロッド8が上方へ移動した時には、
従動リンクロッド7a及び7bの把持爪取付プレート2a及び
2bへの軸支点同士が互いに引き寄せられ、把持爪4aと4b
が開いた状態になる。
一方、第4図に示すように、クランク円板11の回転位
置により駆動リンクロッド8が下方へ移動した時には、
従動リンクロッド7a及び7bの把持爪取付プレート2a及び
2bへの軸支点同士が互いに引き離され、その結果把持爪
4aと4bは閉じた状態になる。
置により駆動リンクロッド8が下方へ移動した時には、
従動リンクロッド7a及び7bの把持爪取付プレート2a及び
2bへの軸支点同士が互いに引き離され、その結果把持爪
4aと4bは閉じた状態になる。
即ち、一対の把持爪4a,4bは、モータ12の駆動力によ
り、クランク円板11、駆動リンクロッド8、従動リンク
ロッド7a,7b及び把持爪取付プレート2a,2bを介して開閉
せしめられるものである。
り、クランク円板11、駆動リンクロッド8、従動リンク
ロッド7a,7b及び把持爪取付プレート2a,2bを介して開閉
せしめられるものである。
上記駆動リンクロッド8と従動リンクロッド7a及び7b
の移動は、これらのリンクロッドを連結する連結ロッド
9の一端を、基板1に取り付けたガイド板10の上下方向
に延びるガイド溝10a内に摺動自在に挿入しておくこと
により、クランク円板11の回転により連結ロッド9が上
下方向に移動し、把持爪4aと4bが等しい角速度で互いに
反対方向に円滑に回動せしめられるものである。
の移動は、これらのリンクロッドを連結する連結ロッド
9の一端を、基板1に取り付けたガイド板10の上下方向
に延びるガイド溝10a内に摺動自在に挿入しておくこと
により、クランク円板11の回転により連結ロッド9が上
下方向に移動し、把持爪4aと4bが等しい角速度で互いに
反対方向に円滑に回動せしめられるものである。
而して、把持爪4aと4bが閉じるとき、その下側先端間
に第5図に示すように景品20が挾持されると、従動リン
クロッド7a及び7bや把持爪取付プレート2a及び2bは第4
図に示した状態と同一位置にありながら、リターンスプ
リング6a及び6bが或る程度湾曲して把持爪4a及び4bの下
側先端が開き、その間に景品20がリターンスプリング6a
及び6bのスプリング力によって把持される。
に第5図に示すように景品20が挾持されると、従動リン
クロッド7a及び7bや把持爪取付プレート2a及び2bは第4
図に示した状態と同一位置にありながら、リターンスプ
リング6a及び6bが或る程度湾曲して把持爪4a及び4bの下
側先端が開き、その間に景品20がリターンスプリング6a
及び6bのスプリング力によって把持される。
従って、リターンスプリング6a及び6bの緩衝作用が働
くため、把持爪4a及び4bをリンクに直接連結して開閉す
る場合のように景品が押し潰されることがない。また、
このリターンスプリング6a及び6bのスプリング力を適切
に調整することにより、景品の取上げ確率を調節するこ
とが可能となる。
くため、把持爪4a及び4bをリンクに直接連結して開閉す
る場合のように景品が押し潰されることがない。また、
このリターンスプリング6a及び6bのスプリング力を適切
に調整することにより、景品の取上げ確率を調節するこ
とが可能となる。
なお、クランク円板11に適宜の孔若しくは切欠き11a
を形成し、把持爪4a及び4bを閉じたときにはこの切欠き
11aをフォトセンサ15によって検知し、把持爪を開いた
ときにはフォトセンサ16によって検知するように構成す
ることにより、把持爪の開閉動作を適正に制御すること
ができ、クランク円板11を180°回転させるごとに把持
爪4a及び4bが開閉するものである。
を形成し、把持爪4a及び4bを閉じたときにはこの切欠き
11aをフォトセンサ15によって検知し、把持爪を開いた
ときにはフォトセンサ16によって検知するように構成す
ることにより、把持爪の開閉動作を適正に制御すること
ができ、クランク円板11を180°回転させるごとに把持
爪4a及び4bが開閉するものである。
なお、外観上、これらの駆動機構の外部に第2図に示
すようにカバー18を取り付けることが推奨される。
すようにカバー18を取り付けることが推奨される。
また、上記吊下げロープ17の外側に入れ子状伸縮パイ
プ19を設け、その下端はモータ取付枠1′に取り付け、
上端は吊下げロープ17が引き出されるフレーム等の適宜
の位置に取り付けておき、吊下げロープ17の引き出し、
引き取りに応じて入れ子状伸縮パイプ19が伸縮するよう
に構成し、これにより吊下げロープ17の不必要な振れを
防止すると共に、外観を整えるようにすることも推奨さ
れる。
プ19を設け、その下端はモータ取付枠1′に取り付け、
上端は吊下げロープ17が引き出されるフレーム等の適宜
の位置に取り付けておき、吊下げロープ17の引き出し、
引き取りに応じて入れ子状伸縮パイプ19が伸縮するよう
に構成し、これにより吊下げロープ17の不必要な振れを
防止すると共に、外観を整えるようにすることも推奨さ
れる。
本考案は叙上の如く構成されるから、本考案にによる
ときは、把持力を調節でき、景品の取上げ確率を調節で
きると共に、軟らかい景品も潰さずに把持でき、作動の
確実なクレーンゲーム機用景品吊上装置を提供し得るも
のである。
ときは、把持力を調節でき、景品の取上げ確率を調節で
きると共に、軟らかい景品も潰さずに把持でき、作動の
確実なクレーンゲーム機用景品吊上装置を提供し得るも
のである。
なお、本考案は叙上の実施例に限定されるものでな
く、例えば把持爪4a及び4bの形状、クランク円板11の駆
動機構及びその回転位置の検知手段等々は必要に応じて
適宜変更し得るものであり、従って本考案はその目的の
範囲内において上記の説明から当業者が容易に想到し得
るすべての変更実施例を包摂するものである。
く、例えば把持爪4a及び4bの形状、クランク円板11の駆
動機構及びその回転位置の検知手段等々は必要に応じて
適宜変更し得るものであり、従って本考案はその目的の
範囲内において上記の説明から当業者が容易に想到し得
るすべての変更実施例を包摂するものである。
第1図は本考案にかゝるクレーンゲーム機用景品吊上装
置の一実施例の分解斜視図、第2図はこれを組み立てゝ
カバーを装着した状態を示す外観斜視図、第3図は第1
図に示した実施例の作動を説明するため、その把持爪が
開いた状態を示す要部説明図、第4図はその把持爪が閉
じた状態を示す要部説明図、第5図は景品を掴んだ状態
を示す要部説明図である。 1……基板 1′……モータ取付枠 2a,2b……把持爪取付プレート 3a,3b……軸支シャフト 4a,4b……把持爪 5a,5b……軸支ピン 6a,6b……リターンスプリング 7a,7b……従動リンクロッド 8……駆動リンクロッド 9……連結ロッド 10……ガイド板 11……クランク円板 12……モータ 13,14……傘歯車 15,16……フォトセンサ 17……吊下げロープ 18……カバー 19……入れ子状伸縮パイプ 20……景品
置の一実施例の分解斜視図、第2図はこれを組み立てゝ
カバーを装着した状態を示す外観斜視図、第3図は第1
図に示した実施例の作動を説明するため、その把持爪が
開いた状態を示す要部説明図、第4図はその把持爪が閉
じた状態を示す要部説明図、第5図は景品を掴んだ状態
を示す要部説明図である。 1……基板 1′……モータ取付枠 2a,2b……把持爪取付プレート 3a,3b……軸支シャフト 4a,4b……把持爪 5a,5b……軸支ピン 6a,6b……リターンスプリング 7a,7b……従動リンクロッド 8……駆動リンクロッド 9……連結ロッド 10……ガイド板 11……クランク円板 12……モータ 13,14……傘歯車 15,16……フォトセンサ 17……吊下げロープ 18……カバー 19……入れ子状伸縮パイプ 20……景品
Claims (4)
- 【請求項1】下記(a)項ないし(i)項記載の構成要
素を備えたクレーンゲーム機用景品吊上装置。 (a)吊下げロープ(17)で吊り下げられた基板
(1)。 (b)上記基板上に回動自在に軸支された一対の把持爪
取付プレート(2a,2b)。 (c)上記一対の把持爪取付プレート(2a,2b)上にそ
れぞれ回動自在に軸支され、両者の下方先端間で景品を
把持し得るよう構成された一対の把持爪(4a,4b)。 (d)上記一対の把持爪(4a,4b)をその下方先端同士
が近接する方向に付勢するよう上記把持爪取付プレート
と把持爪間に作用するリターンスプリング(6a,6b)。 (e)一端が上記把持爪取付プレート(2a,2b)にそれ
ぞれ回動自在に取り付けられた一対の従動リンクロッド
(7a,7b)。 (f)一端が上記一対の従動リンクロッドのもう一方の
端部に回動自在に取り付けられた駆動リンクロッド
(8)。 (g)上記基板(1)上に回動自在に取り付けられ、そ
の半径上の所定位置に上記駆動リンクロッド(8)のも
う一方の端部が回動自在に取り付けられたクランク円板
(11)。 (h)上記基板(1)に取り付けられ、上記クランク円
板(11)を所定角度づつ回転させるモータ(12)。 (i)上記各構成要素により組み立てられた上記一対の
把持爪(4a,4b)駆動機構部分を覆うカバー(18)。 - 【請求項2】上記クランク円板(11)に孔若しくは切欠
き(11a)を形成し、これをフォトセンサ(15,16)で検
知することにより、クランク円板の回転位置を検出する
よう構成した請求項1に記載のクレーンゲーム機用景品
吊上装置。 - 【請求項3】上記駆動リンクロッド(8)と従動リンク
ロッド(7a,7b)を連結ロッド(9)により回動自在に
連結し、上記連結ロッド(9)の一端を基板(1)に取
り付けたガイド板(10)のガイド溝(10a)に挿入した
請求項1に記載のクレーンゲーム機用景品吊上装置。 - 【請求項4】上記吊下げロープ(17)の外側に入れ子状
伸縮パイプ(19)を設けた請求項1に記載のクレーンゲ
ーム機用景品吊上装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990040220U JP2521809Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | クレーンゲーム機用景品吊上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990040220U JP2521809Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | クレーンゲーム機用景品吊上装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04891U JPH04891U (ja) | 1992-01-07 |
JP2521809Y2 true JP2521809Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=31549822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990040220U Expired - Lifetime JP2521809Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | クレーンゲーム機用景品吊上装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521809Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6461144A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-08 | Nec Corp | Data highway equipment |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP1990040220U patent/JP2521809Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04891U (ja) | 1992-01-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |