JP2521654Y2 - ラベル - Google Patents

ラベル

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JP2521654Y2
JP2521654Y2 JP1988006864U JP686488U JP2521654Y2 JP 2521654 Y2 JP2521654 Y2 JP 2521654Y2 JP 1988006864 U JP1988006864 U JP 1988006864U JP 686488 U JP686488 U JP 686488U JP 2521654 Y2 JP2521654 Y2 JP 2521654Y2
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JP
Japan
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layer
resin
label
vapor deposition
printing
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JP1988006864U
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一正 黒住
和久 星野
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、金属蒸着層を有するラベルに関するもので
あり、詳しくは、微小凹凸形状からなるホログラムを有
し、かつ回収した瓶から、洗瓶機により容易に剥離でき
るラベルに関する。
<従来の技術> 洗瓶機のあるラベルとしては、実公昭61−9720号公報
に示されるように、金属蒸着層を設けるためアルカリ溶
解性樹脂からなる蒸着用アンカー層を設けたものが提案
されている。しかながら、上記公報に示されたラベル
は、単に金属蒸着層上に印刷層を設けた構成であるため
美観性が十分でない欠点を有していた。
<解決しようとする問題点> 本考案は、上記公報に示されたラベルと同様洗瓶性の
あるラベルで、しかもホログラム形成することにより、
より美観性に富むラベルを提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、紙質基材上にアルカリ溶解性のアンカー層
を介して、金属蒸着層、印刷層を順次設けたラベルにお
いて、前記アンカー層がニトロセルロース系樹脂と脂肪
酸エステルとアミノアルキッド樹脂とポリアミド樹脂と
の混合樹脂から成り、前記アンカー層および金属蒸着層
にホログラムを形成してなるラベルである。
次に本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明
する。
第1図に示すように紙質基材1の表面にクレーコート
層2を設けた後ホログラム成形性がありかつアルカリ溶
解性のある樹脂から成る蒸着用アンカー層3を設ける。
次に蒸着用アンカー層の上に金属蒸着層4を設け、さら
にその上に適宜印刷用プライマー層5を介して印刷層6
を設ける。また、印刷層の上に適宜オーバーコート層7
を設けてもよい。
紙質基材1としては本実施例に使用しているクレーコ
ート層2を設けたもの以外にも、クレーコート層2を設
けないで上質紙、模造紙等を用いることも可能である。
また蒸着用アンカー層3に用いるホログラム成形性が
あり、かつアルカリ溶解性のある樹脂としては、ニトロ
セルロース系樹脂と脂肪酸エステルとアミノアルキッド
樹脂とポリアミド系樹脂との混合樹脂を用いる。
金属蒸着層4の厚みとしては200〜1500Åが可能であ
り300〜1000Åが好ましい。
印刷用プライマー層5を形成する樹脂としては、アル
カリ溶解性のある樹脂、例えばニトロセルロース系樹
脂、ポリアミド系樹脂、アミノアルキッド樹脂、あるい
はこれらの樹脂に脂肪酸エステルを添加させた樹脂等を
用いることができる。
印刷層6を形成するインキとしては、ニトロセルロー
ス系樹脂、ポリアミド系樹脂、あるいはこれらの混合樹
脂をビヒクルとするインキが好ましく、また印刷方法と
しては、グラビア印刷、凸版印刷、オフセット印刷、シ
ルクスクリーン印刷、フレキソ印刷等任意の印刷方法が
可能である。
<作用> 以上の述べた本考案の蒸着ラベルはアンカー層および
金属蒸着層にホログラムを形成して成り、前記アンカー
層がニトロセルロース系樹脂と脂肪酸エステルとアミノ
アルキッド樹脂とポリアミド系樹脂との混合樹脂を用い
ているので、洗瓶機にかけられた際、アンカー層がアル
カリと容易に反応して瓶からラベルが簡単に剥離する。
以下、本考案の実施例について説明する。
<実施例> アンカー層の組成として、 ・ニトロセルロース系樹脂 10重量部 ・脂肪酸エステル 30重量部 ・アミノアルキッド樹脂 40重量部 ・ポリアミド樹脂 20重量部 からなる混合樹脂を、54g/m2のクラフト紙の上にクレー
を10g/m2コートした原紙にグラビア方式により3g/m2
ーティングした。次にのコーティング面にアルミニウム
蒸着を500Åの厚みで行なった。続いて、800本/mmの回
折格子を持つ金属スタンプを用い、120℃,100kg/cm2
で、アルミニウム蒸着面にホログラムをエンボスし、目
視評価した。その結果のホログラム効果は良好であっ
た。
次に、上記ホログラム形成面に印刷プライマー層、印
刷機、オーバーコート層を設けた。これを5×2.5cmの
大きさに切り抜いた試料をビール瓶にデンプン糊で貼り
合わせ、24時間、自然乾燥させる。乾燥後、4%、70℃
の水酸化ナトリウム溶液中に浸漬し、ラベルの剥離する
までの時間を測定した。その結果。充分に実用に耐える
ものであることが確認できた。
<参考例> 54g/m2のクラフト紙にクレーを10g/m2コートしたもの
を原紙とし、これにアミノアルキッド系樹脂をグラビア
方式により、3g/m2コーティングした。次にアミノアル
キッド系樹脂コーティング面にアルミニウム蒸着を500
Åの厚みで行った。続いて800本/mmの回析格子を持つ金
属スタンプを用い、120℃、100kg/cm2圧で、アルミニウ
ム蒸着面にホログラムをエンボスし、目視評価した。
この上にニトロセルロース系樹脂をグラビア方式によ
り、3.50g/m2コーティングし、これにニトロセルロース
系樹脂、ポリアミド系樹脂の混合樹脂をビヒクルとする
インキをグラビア方式を用い印刷層を形成した。
さらにこの上にニトロセルロース系樹脂オーバーコー
トし、5×2.5cmの大きさに切り抜いたものを試料1と
した。
次に試料1と同じ紙質基材、クレーコート層上に2液
硬化型ウレタン系樹脂をグラビア方式により、3g/m2
ーティングした。次に2液硬化型ウレタン系樹脂コーテ
ィング面にアルミニウム蒸着を500Åの厚みで行った。
続いて800本/mmの回析格子を持つ金属スタンプを用いて
120℃、100kgf/cm2でアルミニウム蒸着面にホログラム
をエンボスし、目視評価した。
この上に試料1と同様の条件で印刷プライマー層、印
刷層、オーバーコート層を設けた。これを5×2.5cmの
大きさに切り抜いたものを試料2とした。
また35g/m2の上質紙の上にアルミニウム7μウェット
ラミネーションし、アルミニウム箔面に800本/mmの回析
格子を持つ金属スタンプを用い、120℃、110kgf/cm2
でホログラムをエンボスし、目視評価した。
この上に試料1と同様の条件で印刷プライマー層、印
刷層、オーバーコート層を設けた。これを5×2.5cmの
大きさに切り抜いたものを試料3とした。
次に各試料をビールビンにデンプン糊で貼り合せ24時
間自然乾燥させる。乾燥後4%水酸化ナトリウム溶液7
℃中に浸漬し、ラベルのはく離する時間を測定した。
<考案の効果> 本発明は紙質基材上にアルカリ溶解製のアンカー層を
介して、金属蒸着層、印刷層を順次設けたラベルにおい
て、前記アンカー層および金属蒸着層にホログラムを形
成して成り、前記アンカー層にニトロセルロース系樹脂
と脂肪酸エステルとアミノアルキッド樹脂とポリアミド
系樹脂との混合樹脂を用いているので、アルカリと容易
に反応してラベルが瓶から簡単に剥離されると共にアン
カー層が耐水性に優れており、ラベルが瓶の冷却後の周
囲の温度上昇に伴う結露等による水によってふやけるこ
とが防止され、また、ホログラムによる優れた美粧的、
意匠的価値がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案の断面説
明図を表わす。 1……紙質基材、2……クレーコート 3……蒸着用アンカーコート層 4……蒸着層、5……印刷用プライマー層 6……インキ、7……オーバーコート層

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙質基材上にアルカリ溶解性のアンカー層
    を介して、金属蒸着層、印刷層を順次設けたラベルにお
    いて、前記アンカー層および金属蒸着層にホログラムを
    形成して成り、前記アンカー層がニトロセルロース系樹
    脂と脂肪酸エステルとアミノアルキッド樹脂とポリアミ
    ド系樹脂との混合樹脂であることを特徴とするラベル。
JP1988006864U 1988-01-22 1988-01-22 ラベル Expired - Lifetime JP2521654Y2 (ja)

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JPH01111270U JPH01111270U (ja) 1989-07-26
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