JP2521069Y2 - 多方向レバースイッチ - Google Patents

多方向レバースイッチ

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JP2521069Y2
JP2521069Y2 JP1988146978U JP14697888U JP2521069Y2 JP 2521069 Y2 JP2521069 Y2 JP 2521069Y2 JP 1988146978 U JP1988146978 U JP 1988146978U JP 14697888 U JP14697888 U JP 14697888U JP 2521069 Y2 JP2521069 Y2 JP 2521069Y2
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JP
Japan
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cover
mounting portion
switch
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tightening ring
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JP1988146978U
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三男 西尾
剛久 竹内
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、操作レバーとスイッチ本体との間をじゃ
ばら状のカバーでシールした多方向レバースイッチに関
する。
【従来の技術】
第2図は従来の多方向レバースイッチの要部を断面に
した正面図である。第2図において、1はスイッチ本体
で、操作部2とこれに装着された2個の接点部3A及び3B
とから構成されている。操作部2の前面には外周にねじ
を有する円筒状の取付部4が一体に形成されており、こ
の取付部4をパネル5の取付穴に差し込み、締付リング
6をねじ込んでスイッチ本体1をパネル5に取り付ける
ようになっている。7は取付部4の中心を通る丸棒状の
操作レバーで、その基端部は操作部2に連結され、先端
部にはボール8が取り付けられている。 この種のスイッチは工作機械などに使用されることが
多いため、取付部4の前面からスイッチ本体1内に油や
水などが侵入しないように、取付部4と操作レバー7と
を囲んで弾性材からなるじゃばら状のカバー9が装着さ
れている。第2図の場合、カバー9は上端部が操作レバ
ー7の外周に密接し、下端部が取付部4の上部外周に被
さっている。なお、10は取付調整用のパッキンである。 このような構成において、ボール8をつまんで操作レ
バー7を図の左あるいは右に倒すと、それに応じて接点
部3A及び3Bが交互に開閉する。 第3図は従来の異なる多方向レバースイッチを示すも
ので、第2図と同一あるいは対応する部分には同一の符
号を付けてある。この場合は、カバー9の下端部が締付
リング6を覆っており、締付リング6を締め付けるとカ
バー9の下端面がパネル5に圧接されてシールを行うよ
うになっている。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の多方向レバースイッチには次の
ような欠点がある。まず、第2図のものにおいては、カ
バー9が取付部4に被さっているため、締付リング6は
スイッチ取り付け時にカバー9の外側を通過して取付部
4にねじ込まれる。そのため、締付リング6の内径はカ
バー9の外径より大きくなければならない。一方、カバ
ー9はじゃばら状のためある程度の外径が必要である。
したがって、締付リング6の内径、及びこれに伴って取
付部4のねじ径はかなり大きくならざるを得ず、これは
スイッチの小型化を阻害している。 また、第3図のものでは、締付リング6の締め付け時
にカバー9の下端面をパネル5に押し付けながら回さな
ければならないため、摩擦が大きく締め付けにくい。 この考案は、スイッチの小型化に適し、かつパネルへ
の取付が容易な多方向レバースイッチを提供することを
目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、パネルの取
付穴にその裏面から差し込まれるようにスイッチ本体に
形成され、外周にねじを有する円筒状の取付部と、この
取付部にねじ込まれる締付リングとで前記パネルに固定
され、前記取付部の中心を通る丸棒状の操作レバーと前
記取付部とを囲んでじゃばら状のカバーが装着される多
方向レバースイッチにおいて、前記カバーの下端部と締
付リングの少なくともパネルとの当接面を除く外周とを
密に結合させて一体化し、この一体化されたカバーの上
端部を操作レバーの外周に密接させ、締付リングを前記
スイッチ部の取付部にねじ込むものである。
【作用】
カバーを締付リングに結合したので、締付リングをカ
バーと一緒にねじ込むことができ、締付リングはカバー
の外側を通過させる必要がない。また、カバーの下端部
はパネルに接触しないように締付リングに結合されてい
るため、締め付け時にカバーの下端面がパネルに接触す
ることがない。更に、カバーは締付リングと一体になっ
ているので、締付リングのねじ込みと同時にカバーの装
着も行われる。
【実施例】
以下、第1図に基づいてこの発明の実施例を説明す
る。第1図は要部を断面にした正面図で、第2図及び第
3図と実質的に同一の部分には同一の符号を付け、説明
を省略する。 第1図において、カバー11の上端部はリング状部11a
で操作レバー7に密接し、下端部は内周の膨出部11bを
介して締付リング12の外周に巡らされた溝12aに密に嵌
め込まれている。リング状部11a及び膨出部11bには、操
作レバー7の外径及び溝12aの底部外径に対して適度の
締め代が設けられ、ゴムなどの弾性材からなるカバー11
の弾性力によって、油あるいは水などに対する適切なシ
ールがなされている。また、カバー11における膨出部11
bの上方には、内周面が取付部4の非ねじ面4aに圧接す
るシールリング11cが設けられ、シール効果が高められ
ている。 このスイッチをパネル5に取り付けるには、ボール8
を操作レバー7から取り外し、次いで締付リング12をカ
バー11と共にスイッチ本体1から取り外す。そこで、取
付部4をパネル5の取付穴に裏面から差し込み、この取
付部4にパネル5の前面から締付リング12をカバー11と
一体でねじ込む。 上記実施例では、カバー11の下端部を締付リング12に
結合する手段として、締付リング12の溝にカバー11の下
端部を嵌め込む例を示したが、接着などにより固着して
もよい。
【考案の効果】
この考案によれば、締付リングはカバーの外側を通過
させる必要がないので、締付リングの内径を小さくで
き、それに伴い本体取付部のねじ径も小さくなってスイ
ッチが小型化可能となる。また、カバーの外径に締付リ
ングの内径からくる制約がなくなるので、カバーを撓み
に対して余裕のある大きさにすることができ、カバーの
寿命が延びる。更に、締付リングの締め付け時にカバー
端面がパネル面に押し付けられることがないので、スイ
ッチのパネルへの取付が容易となる。更にまた、カバー
は締付リングと一体になっているので、締付リングをス
イッチ本体の取付部にねじ込めば、スイッチ本体のパネ
ルに対する固定とカバーの装着とが同時に行われ、スイ
ッチの取付作業が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の要部を断面にした正面図、
第2図及び第3図はそれぞれ異なる従来の多方向レバー
スイッチの要部を断面にした正面図である。 1……スイッチ本体、4……取付部、5……パネル、7
……操作ハンドル、11……カバー、12……締付リング。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−44736(JP,U) 実開 昭57−18236(JP,U) 実開 昭59−141635(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルの取付穴にその裏面から差し込まれ
    るようにスイッチ本体に形成され、外周にねじを有する
    円筒状の取付部と、この取付部にねじ込まれる締付リン
    グとで前記パネルに固定され、前記取付部の中心を通る
    丸棒状の操作レバーと前記取付部とを囲んでじゃばら状
    のカバーが装着される多方向レバースイッチにおいて、
    前記カバーの下端部と締付リングの少なくともパネルと
    の当接面を除く外周とを密に結合させて一体化し、この
    一体化されたカバーの上端部を操作レバーの外周に密接
    させ、締付リングを前記スイッチ部の取付部にねじ込む
    ことを特徴とする多方向レバースイッチ。
JP1988146978U 1988-11-10 1988-11-10 多方向レバースイッチ Expired - Fee Related JP2521069Y2 (ja)

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JPH0267528U JPH0267528U (ja) 1990-05-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718236U (ja) * 1980-07-04 1982-01-30
JPS6144736U (ja) * 1984-08-27 1986-03-25 和研工業株式会社 多方向制御スイツチ
JPH0648605Y2 (ja) * 1989-06-26 1994-12-12 ソニー株式会社 記録再生装置におけるディスクカートリッジの装填装置

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JPH0267528U (ja) 1990-05-22

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