JP2520847B2 - 袋の開封装置 - Google Patents

袋の開封装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、封口片を折返すと共に
接着剤により封口する袋において、簡単な構成で容易に
開封できるようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、袋開口縁に折返自在な封口片を延
設し、該封口片の全幅にわたりテープ状の接着剤層を積
層して成る袋体が公知である。
【0003】従って、この袋体は、封口片を折返すと共
に接着剤により容易に封口できるが、その反面、開封す
るに際しては、鋏やカッター等で封を切るか、或いは、
接着剤に抗して封口片を引き剥がす必要がある。尚、鋏
等を持ち合わせておらず、封口片を引き剥がしたとき
は、接着剤が感圧接着剤の場合には開封された封口片の
表面でその後も接着力を持続しているため、机上に接着
されたり、或いは他物に接着してしまう問題がある。
【0004】この点に関して、包装物の封口部に切断用
の細いテープをラミネートし、開封に際して該ラミネー
トテープを封口部から離反する方向に引張ることによ
り、該ラミネートテープの側縁に沿って封口部を剪断せ
しめる技術が公知である。この技術は、例えば、煙草の
包装フィルムや、チューインガムの包装紙等、広範囲に
利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、接着剤を用い
た袋体の封口片に前記のようなラミネートフィルムによ
る開封構造を設ければ、開封に際して、鋏やカッター等
が不要であり、しかも、開封後の封口片に接着剤が露呈
することもなく、前述の問題を解決できることが知見さ
れる。
【0006】然しながら、安価なフィルム製の袋を提供
するに際し、前記のような開封用のラミネートフィルム
を設けることは、コスト高を招来するという新たな問題
を生じる。
【0007】また、開封用のテープをラミネートするた
めには、製袋前のフィルム自体に対する加工を必要とす
るから、製袋ライン上において任意に採択することがで
きず、専用の製袋ラインを必要とするという問題があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記のよう
な開封用のテープをラミネートしなくても、フィルム製
の封口片にテープ状の接着剤層を積層することにより、
該接着剤層を積層した部分が他の部分に比して厚肉且つ
高強度となり、この部分を前述の開封用ラミネートフィ
ルムと同様に機能せしめることが可能であることを知得
した。
【0009】即ち、種々実験を繰り返したところ、ただ
単に接着剤層の積層部分を離反方向に引き離しても、封
口片を剪断することはできないが、テープ状の接着剤層
の直線縁に沿って封口片に開封予定線を想定し、この開
封予定線に向けて封口片の一側縁からノッチを形成して
やれば、極めて円滑に開封予定線を切断できるという驚
くべき事実を発見した。
【0010】実験中、詳細に観察すると、ノッチから始
めて封口片を折返状に引き剥がすと、テープ状の接着剤
層が折返されつつ剥離するが、その際、ノッチからの亀
裂が接着剤層の直線縁(開封予定線)に沿って進行し、
その亀裂は、枝分かれや蛇行を生じることなく、封口片
の他側縁に至るまで接着剤層の直線縁(開封予定線)に
沿って直線状に進行することが確認された。上述のよう
な開封用のラミネートテープとは異なり、テープ状の接
着剤層が接着された状態から徐々に引き剥がされる際、
張力を伴いながら、接着剤層の直線縁(開封予定線)が
亀裂進行のためのガイドとして好適に機能していること
が目視された。
【0011】 そこで、本発明が第一の手段として構成
したところは、袋開口縁4に折返自在なフィルム製の封
口片5を延設し、該封口片5の全幅にわたりテープ状の
接着剤層6を積層して成り、折返された封口片5を前記
接着剤層6を介して袋開口縁4に接着せしめて成る袋体
において、前記テープ状接着剤層6の上下縁のうち封口
片5の折返部5aに臨む直線縁に沿って接着剤層6の剥
離に伴い封口片5を引き裂く開封予定線7aを予定し
前記封口片5の一側縁から前記開封予定線7aに向けて
ノッチ8を形成して成り、前記ノッチ8は、封口片5の
側縁に開放されたノッチ始端部8aと、該ノッチ始端部
8aから延長されたノッチ延長部8bと、該ノッチ延長
部8bから延長されたノッチ終端部8cとを構成し、前
記ノッチ始端部8aを接着剤層6の直線縁に対して間隔
をおいて設けることにより該ノッチ始端部8aと接着剤
層6との間に位置して封口片5に摘み部8dを形成せし
める一方、前記ノッチ延長部8bを開封予定線7aに向
けて傾斜せしめると共に、前記ノッチ終端部8cを開封
予定線7aに近接し且つほぼ平行に配置せしめて成る
にある。
【0012】 また、本発明が第二の手段として構成し
たところは、袋開口縁4に折返自在なフィルム製の封口
片5を延設し、該封口片5の全幅にわたりテープ状の接
着剤層6を積層して成り、折返された封口片5を前記接
着剤層6を介して袋開口縁4に接着せしめて成る袋体に
おいて、前記テープ状接着剤層6の上下直線縁に沿って
接着剤層6の剥離に伴い封口片5を引き裂く一対の開封
予定線7a、7bを予定し、前記封口片5の一側縁から
前記接着剤層6を挟む一対のノッチ8、9をそれぞれの
開封予定線7a、7bに向けて形成して成り、前記ノッ
チ8、9のそれぞれは、封口片5の側縁に開放されたノ
ッチ始端部8a、9aと、該ノッチ始端部8a、9aか
ら延長されたノッチ延長部8b、9bと、該ノッチ延長
部8b、9bから延長されたノッチ終端部8c、9cと
を構成し、前記ノッチ始端部8a、9aを接着剤層6の
直線縁に対して間隔をおいて設けることにより該ノッチ
始端部8a、9aと接着剤層6との間に位置して封口片
5に摘み部8d、9dを形成せしめる一方、前記ノッチ
延長部8b、9bを開封予定線7a、7bに向けて傾斜
せしめると共に、前記ノッチ終端部8c、9cを開封予
定線7a、7bに近接し且つほぼ平行に配置せしめて成
点にある。
【0013】また、本発明が第三の手段として構成した
ところは、前記第一又は第二の手段に加えて、前記封口
片を構成するフィルムが少なくとも幅方向に延伸加工さ
れた延伸フィルムから成る点にある。
【0014】
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述
する。
【0016】(第1実施例)図1に示す第1実施例にお
いて、袋体1は、半折重合されたフィルム2を両側縁に
おいて溶断溶着3、3することにより構成され、開口縁
4からフィルム2を延設することにより折返自在な封口
片5を備えている。
【0017】前記フィルム2は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、その他、公知のプラスチックフィルムが用い
られるが、少なくとも、開口縁4と平行な幅方向に延伸
加工された延伸フィルムであることが好ましい。即ち、
袋体1の幅方向に一軸延伸するか、或いは、袋体1の幅
方向と縦方向に二軸延伸することにより、引張り強さを
増す一方において、少なくとも、後述する開封予定線に
沿う分子配向を含ましめ、該開封予定線に沿って破断容
易ならしめることが好ましい。
【0018】尚、図示実施例において、袋体1は、半折
されたフィルム2により封口片5を一体に設けている
が、本発明の目的は封口片5の開封構造にあるため、少
なくとも封口片5を前述のような延伸フィルムによって
構成しておれば良く、袋の本体部分は、封口片と一体か
別体か、同一素材か別素材かを問わない。
【0019】前記封口片5は、全幅にわたりテープ状の
接着剤層6を積層しており、従って、図1(A)に示す
開放状態から、封口片5の折返部5aを折返し、図1
(B)に示すように接着剤層6を開口縁4の近傍に接着
せしめることにより、封口状態を得ることができる。こ
の接着剤層6は、感圧性接着剤を備えた両面接着テープ
を貼着することにより構成できるが、ホットメルトや、
その他の接着剤を塗布する構成としても良い。
【0020】図1及び図2に示す第1実施例において、
前記テープ状接着剤層5の上下直線縁に沿って、封口片
5には平行な一対の開封予定線7a、7bが設定され、
前記封口片5の一側縁から前記接着剤層6を挟んで一対
のノッチ8、9がそれぞれの開封予定線7a、7bに向
けて形成されている。尚、封口片5の他側縁にも同様の
ノッチ10、11が形成されている。
【0021】図2に示すように、ノッチ8は、封口片5
の側縁に開放されたノッチ始端部8aと、該ノッチ始端
部8aから延長されたノッチ延長部8bと、テープ状接
着剤層5の直線縁(開封予定線7a)に沿うノッチ終端
部8cとを備える。
【0022】前記ノッチ始端部8aは、テープ状接着剤
層5の直線縁に対して間隔をあけて配置され、該ノッチ
始端部8aとテープ状接着剤層5との間に位置して、封
口片5に摘み部8dを形成せしめている。尚、図例で
は、ノッチ始端部8aをテープ状接着剤層5とほぼ平行
に配置しているが、ノッチ延長部8bと同様に傾斜して
配置しても良い。
【0023】 前記ノッチ延長部8bは、ノッチ始端部
8aから開封予定線7aに向けて傾斜して配置せしめら
れており、ノッチ終端部8cは、開封予定線7aに近接
し且つほぼ平行に配置せしめられている。
【0024】封口片5の一側縁に設けた別のノッチ9
も、前記と同様の構成であり、テープ状接着剤層5を軸
として前記ノッチ8と対称形状に形成されたノッチ始端
部9a、ノッチ延長部9b、ノッチ終端部9c、摘み部
9dを備えている。
【0025】更に、拡大図を省略しているが、封口片5
の他側縁に設けたノッチ10、11は、図2に示した封
口片5の一側縁におけるノッチ8、9と左右対称形に形
成されている。
【0026】上記構成の第1実施例において、封口状態
とされた封口片5を開封するに際しては、図2に示すよ
うに、指先で摘み部8d及び9dを摘み、封口片5の一
側縁において接着剤層6を剥離させ、図2(B)に示す
ように、一対のノッチ始端部8a及び9aの間において
摘み部8d及び9dを折返状に捲れば良い。
【0027】 次いで、図2(C)に示すように、捲ら
れた摘み部8d及び9dを封口片5に対して折返状態で
引張れば、順次、接着剤層6が剥離しつつ、ノッチ8及
び9のノッチ終端部8c及び9cから亀裂が進行する。
この際、摘み部8d及び9dを形成するためのノッチ始
端部8a及び9aは、ノッチ延長部8b及び9bを介し
て開封予定線7a及び7bに向けて案内され、更に、ノ
ッチ終端部8c及び9cにおいて開封予定線7a及び7
bに近接し且つほぼ平行に向けられているので、前記亀
裂を開封予定線7a及び7bに沿わしめて成長させるこ
とができる。このため、亀裂は、テープ状の接着剤層6
の直線縁に沿わしめられて進行し、亀裂が封口片5の他
側縁に至るまで摘み部8d及び9dを摘んで引張れば、
封口片5を前記開封予定線7a及び7bに沿って円滑に
切断し、封口片5の折返部5aを開放する。尚、接着剤
層6と共に引き取られたテープ状切離部12及び該切離
部12により分離された封口片5の先端縁部13は、適
宜廃棄される。
【0028】(第2実施例)図3に示す第2実施例にお
いて、封口状態の袋体1は、テープ状接着剤層の上下縁
のうち封口片5の折返部5aに臨む直線縁に沿って開封
予定線7aを設定し、封口片5の一側縁から該開封予定
線7aに向けてノッチ8を形成している。このノッチ8
は、前記第1実施例と同様に、ノッチ始端部8a、ノッ
チ延長部8b、ノッチ終端部8c、摘み部8dを備えて
いる。即ち、この第2実施例では、上述したノッチ9、
10、11を有しない点においてのみ上記第1実施例と
異なり、その他の構成は、上記第1実施例と同様であ
り、同一符号で示している。
【0029】従って、この第2実施例においても、図3
(A)(B)(C)に示すように、指先で摘み部8dを
捲り、ノッチ始端部8aから離反するように折返状に引
き離せば、接着剤6が引き剥がされつつ張力を伴い、ノ
ッチ終端部8cから亀裂を開始すると共に、該亀裂を接
着剤層6の直線縁によりガイドしながら開封予定線7a
に沿って進行せしめる。このため、封口片5は開封予定
線7aに沿って円滑に切断され、該封口片5の折返部5
aを開放する。尚、接着剤層6と共に引き取られたテー
プ状切離部12は廃棄される。
【0030】 上記第1実施例及び第2実施例の何れに
おいても、指先で捲った摘み部8dを摘んで引き取るに
際し、その捲り動作は、ノッチ始端部8aから傾斜する
ノッチ延長部8bにより開封予定線7aの方向に正しく
向けられることになる。このため、以後に摘み部8dを
摘んで引き取るに際しても、その折返状の引き取り方向
図2(B)及び図3(B)のように開封予定線7aに
斜交した方向に定められる。そして、この場合、接着剤
層6の剥離に伴うノッチ延長部8bの開放方向は、開封
予定線7aを斜めに横切る方向へと導かれるが、ノッチ
延長部8bが完全に開放されるや否や引続いて開封予定
線7aと平行なノッチ終端部8cが開放されるので、該
ノッチ終端部8cの終端から開封予定線7aに沿って亀
裂を発生し、結局、開封予定線7aに沿って、即ち、開
封予定線7aから外れないで、亀裂の進行を行うことが
できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1又は2に記載の本発明によれ
ば、封口された袋を鋏やカッター等を用いることなく素
手で容易に開封することができる。
【0032】この点に関して、従来、封口片を引き剥が
した場合は、開放された封口片に露出する接着剤が他物
に接着してしまうのに対して、本発明によれば、接着剤
6と共にテープ状切離部12を封口片5から分離してし
まうので、開封された袋の一部が他物に接着することは
ない。
【0033】また、従来、細いテープ状のフィルムをラ
ミネートした開封構造が知られているが、本発明によれ
ば、袋素材の上に開封用のフィルムをラミネートする構
成ではないから、素材として格段に安価であり、しか
も、フィルム素材は従来のままであるから、既存の製袋
ラインにノッチ8を形成するための溶断刃又はカッター
刃を設けるだけで実施することが可能であり、このよう
な刃の稼働と停止を選択するだけで、同一ライン上にお
いてノッチ付き袋とノッチ無し袋を任意に製袋できると
いう効果がある。
【0034】 特に本発明によれば、封口片5の側縁に
開放されたノッチ始端部8aと、該ノッチ始端部8aか
ら延長されたノッチ延長部8bと、該ノッチ延長部8b
から延長されたノッチ終端部8cとによりノッチ8を構
成し、前記ノッチ始端部8aを接着剤層6の直線縁に対
して間隔をおいて設けることにより該ノッチ始端部8a
と接着剤層6との間に位置して封口片5に摘み部8dを
形成せしめる一方、前記ノッチ延長部8bを開封予定線
7aに向けて傾斜せしめると共に、前記ノッチ終端部8
cを開封予定線7aに近接し且つほぼ平行に配置せしめ
た構成であるから、開封に際しては、摘み部8dを摘ん
で捲りながら折返状に引き離すだけで、開封予定線7a
に沿う亀裂の進行を保証できる。 即ち、指先で捲った摘
み部8dを摘んで引き取るに際し、例えば、仮に、ノッ
チ延長部8bに続くノッチ終端部8cを設けていない場
合は、引き取り方向がノッチ延長部8bの傾斜方向に直
接作用するため、発生する亀裂が接着剤層6を乗り越え
て開封予定線7a及び7bを斜交する方向に向けて封口
片5を分断してしまう虞れがある。これに対して、本発
明によれば、開封予定線7aに向けて傾斜せしめられた
ノッチ延長部8bに続いて開封予定線7aに近接し且つ
ほぼ平行に配置されたノッチ終端部8cを設けているの
で、捲られた摘み部8dの折返方向がノッチ延長部8b
により開封予定線7aに斜交した方向にガイドされた
後、摘み部8dをそのままガイドされた方向に引き取り
ながら接着剤層6を引き剥がせば、ノッチ延長部8bが
完全に開放されるや否や引続いてノッチ終端部8cが開
放され、該ノッチ終端部8cの終端から開封予定線7a
と平行になる方向に向けて亀裂を発生し、該亀裂を接着
剤層6の引き剥がしに伴い開封予定線7aに沿って、即
ち、開封予定線7aから外れないで進行せしめることが
できるうという効果がある。
【0035】 請求項3に記載の本発明によれば、フィ
ルムの分子配向により、ノッチ8から進行する亀裂を
易に開封予定線7aに沿わしめ、横一文字状の切断開封
確実ならしめるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図であり、
(A)は封口片を開放した状態の斜視図、(B)は封口
片により封口した状態の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の作用を示す要部拡大図で
あり、(A)は開封作業前の拡大図、(B)は開封作業
開始時の拡大図、(C)は開封作業進行中の拡大図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例の作用を示す要部拡大図で
あり、(A)は開封作業前の拡大図、(B)は開封作業
開始時の拡大図、(C)は開封作業進行中の拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 袋体 2 フィルム 4 開口縁 5 封口片 5a 折返部 6 接着剤層 7a 開封予定線 7b 開封予定線 8 ノッチ 8a ノッチ始端部 8b ノッチ延長部 8c ノッチ終端部 8d 摘み部 9 ノッチ 10 ノッチ 11 ノッチ 12 テープ状切離部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋開口縁4に折返自在なフィルム製の封
    口片5を延設し、該封口片5の全幅にわたりテープ状の
    接着剤層6を積層して成り、折返された封口片5を前記
    接着剤層6を介して袋開口縁4に接着せしめて成る袋体
    において、 前記テープ状接着剤層6の上下縁のうち封口片5の折返
    部5aに臨む直線縁に沿って接着剤層6の剥離に伴い封
    口片5を引き裂く開封予定線7aを予定し、前記封口片
    5の一側縁から前記開封予定線7aに向けてノッチ8を
    形成して成り、前記ノッチ8は、封口片5の側縁に開放されたノッチ始
    端部8aと、該ノッチ始端部8aから延長されたノッチ
    延長部8bと、該ノッチ延長部8bから延長されたノッ
    チ終端部8cとを構成し、 前記ノッチ始端部8aを接着剤層6の直線縁に対して間
    隔をおいて設けることにより該ノッチ始端部8aと接着
    剤層6との間に位置して封口片5に摘み部8dを形成せ
    しめる一方、前記ノッチ延長部8bを開封予定線7aに
    向けて傾斜せしめると共に、前記ノッチ終端部8cを開
    封予定線7aに近接し且つほぼ平行に配置せしめて成る
    ことを特徴とする袋の開封装置。
  2. 【請求項2】 袋開口縁4に折返自在なフィルム製の封
    口片5を延設し、該封口片5の全幅にわたりテープ状の
    接着剤層6を積層して成り、折返された封口片5を前記
    接着剤層6を介して袋開口縁4に接着せしめて成る袋体
    において、 前記テープ状接着剤層6の上下直線縁に沿って接着剤層
    6の剥離に伴い封口片5を引き裂く一対の開封予定線7
    a、7bを予定し、前記封口片5の一側縁から前記接着
    剤層6を挟む一対のノッチ8、9をそれぞれの開封予定
    線7a、7bに向けて形成して成り、前記ノッチ8、9のそれぞれは、封口片5の側縁に開放
    されたノッチ始端部8a、9aと、該ノッチ始端部8
    a、9aから延長されたノッチ延長部8b、9bと、該
    ノッチ延長部8b、9bから延長されたノッチ終端部8
    c、9cとを構成し、 前記ノッチ始端部8a、9aを接着剤層6の直線縁に対
    して間隔をおいて設け ることにより該ノッチ始端部8
    a、9aと接着剤層6との間に位置して封口片5に摘み
    部8d、9dを形成せしめる一方、前記ノッチ延長部8
    b、9bを開封予定線7a、7bに向けて傾斜せしめる
    と共に、前記ノッチ終端部8c、9cを開封予定線7
    a、7bに近接し且つほぼ平行に配置せしめて成る こと
    を特徴とする袋の開封装置。
  3. 【請求項3】 前記封口片5を構成するフィルムが少な
    くとも幅方向に延伸加工された延伸フィルムから成るこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の袋の開封装置。
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