JP2520312B2 - 枚葉動作制御装置 - Google Patents

枚葉動作制御装置

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JP2520312B2 JP1267431A JP26743189A JP2520312B2 JP 2520312 B2 JP2520312 B2 JP 2520312B2 JP 1267431 A JP1267431 A JP 1267431A JP 26743189 A JP26743189 A JP 26743189A JP 2520312 B2 JP2520312 B2 JP 2520312B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、医療用画像記録装置に使用される
未露光のフイルム等、シート状体の枚葉のための枚葉機
構の動作を自動的に制御するよう構成した枚葉動作制御
装置に関する。
[従来の技術] 近年、コンピュータトモグラフィー装置等から得られ
る画像情報をCRT表示器等に表示し、その表示された画
像情報を写真感光材料(例えば、フイルム)に露光した
後に現像して医療診断等に供する画像記録装置が広範に
採用されるに至っている。
当該画像記録装置では、マガジン内に積層されたシー
ト状体、例えば、写真感光材料を枚葉機構により取り出
し、当該写真感光材料を搬送機構により露光が行われる
位置まで搬送する。
この場合、良好な露光作業を行うべく、写真感光材料
を確実に1枚ずつ枚葉する必要上、従来技術において
は、枚葉機構に設けられた吸着盤等の動作は、駆動源と
なるモータとそれに連繋する機械的要素との組み合わせ
により全体の動作が決定される。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、前記のように、単に駆動源と機械的要素
との連繋により枚葉機構の動作が決定されるとなると、
例えば、シート状体の物理的特性、あるいは画像記録装
置の使用環境が変化した場合においも、当該枚葉機構の
基本的動作は変わらないため、場合によって枚葉不良が
招来する事態に至ることがある。
そして、枚葉不良が生じた場合、例えば、画像記録装
置が医療診断等に供された場合においては、適正な画像
の記録が困難となり、医師等がその画像に基づいて適格
な診断を行おうとするとき、支障を生ずることにもな
る。
本発明の目的は、シート状体の物理的特性、あるいは
使用環境に対応させて、枚葉機構を駆動するための駆動
源を選択的に動作制御することにより、シート状体に対
する枚葉動作を適正に行うことを可能とする枚葉動作制
御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明に係る枚葉動作
制御装置は、基本的には第1図のように構成されてい
る。
すなわち、同図において、移動手段Aは、シート状体
を吸着する吸着盤を、シート状体の積層方向に沿って移
動し、揺動手段Bは、シート状体を吸着した吸着盤を揺
動してシート状体にあおり動作を与える。
前記移動手段Aには、所望の制御信号に応答して動作
可能である第1の駆動部Cが設けられ、一方、揺動手段
Bには、所望の制御信号に応答して動作可能である第2
の駆動部Dが設けられている。
記憶手段Eは、シート状体に対するあおり動作の際
に、第1の駆動部Cおよび第2の駆動部Dに対して付与
する制御信号に関する情報を記憶し、情報選択手段F
は、前記記憶手段Eに記憶された制御信号に関する情報
の中から、少なくともシート状体の物理的特性に対応す
る所望の情報を選択可能である。
制御手段Gは、情報選択手段Fにより記憶手段Eから
選択された情報が読み出され、この読み出された情報に
基づいて第1駆動部Cおよび第2駆動部Dが各々動作制
御される。
[作用] 本発明に係る枚葉動作制御装置では、移動手段を駆動
する第1駆動部と、揺動手段を駆動する第2駆動部とを
各々動作制御すべく必要な制御信号に関する情報を予め
記憶手段に記憶し、その記憶された情報を情報選択手段
により選択可能としている。
情報選択手段に基づき動作制御のための情報を選択す
ると、記憶手段から情報が読み出され、その読み出され
た情報に基づいて第1駆動部と第2駆動部とを各々制御
手段により動作制御する。従って、シート状体の物理的
特性、画像記録装置の使用環境条件等に応じて夫々の駆
動部の制御情報を選択出来るため、確実な枚葉動作を行
うことが出来る。
[実施例] 次に、本発明に係るシート状体の枚葉動作制御装置に
ついて好適な実施例を挙げ、添付の図面に基づいて以下
詳細に説明する。
第2図は、本発明に係る枚葉動作制御機構を組み込む
画像記録装置を示す。同図において、参照符号10に示さ
れる画像記録装置は、マガジン12に積層された未露光写
真感光材料14を取り出す枚葉機構16と、前記マガジン12
から取り出された未露光の写真感光材料14を露光位置P
まで搬送する搬送機構18と、前記露光位置Pに対応して
設けられ写真感光材料14に画像情報等を露光する露光機
構20と、露光された写真感光材料用のマガジン22内に搬
送する搬送機構24とを主体として構成されている。
搬送機構18では、写真感光材料14はモータ26によりベ
ルト28を介して回転する固定側ローラ30を経た後、ドラ
ム32とその外周側面に摺接するベルト34により一旦反転
された状態で搬送される。次いで、写真感光材料14はモ
ータ36によりベルト38を介して回転する駆動ローラ40と
42とでドラム44の外周側面に沿って搬送され、このと
き、当該写真感光材料14の裏表が再度反転されて露光位
置Pまで搬送される。
露光位置Pでは、水平方向に延在する第1のベルトコ
ンベア46と第2のベルトコンベア48とが積層して配置さ
れ、これらのベルトコンベア46、48の回転制御下に写真
感光材料14の位置決めが行われる。
そして、後述するように、露光機構20により露光終了
後は、ベルトコンベア4648を反対方向へと回転駆動し
て、写真感光材料14を搬送機構24に指向して搬送する。
さらに写真感光材料14はベルト50を介してモータ52によ
り回転する駆動ローラ54、および図示しないモータによ
り回転するベルトコンベア56、58で搬送されてマガジン
22内に収納される。なお、マガジン22にはピニオン60と
噛合するラックが刻設されたシャッター62が設けられて
おり、このシャッター62によりマガジン22に形成された
開口部64が開閉される。
次に、露光機構20は、画像情報をCRT表示器66に表示
させるため画像表示部68と、前記CRT表示器66に表示さ
れた画像情報を、結像レンズ70を介して写真感光材料14
に露光する光学系72とを有している。
なお、画像表示部68と、光学系72とは、各々ガイドレ
ール74に沿って、図中、上下方向へ移動可能であり、画
像表示部68、光学系72およびガイドレール74全体はガイ
ドレール76に沿って、図中、紙面に垂直な方向へ移動可
能である。このため、露光の際に画像表示部68と光学系
72とが露光に必要な最適位置に移動可能である。
次に、枚葉機構16は、第3図から理解されるように、
写真感光材料14を吸着してマガジン12から取り出す吸着
盤80と、搬送機構18の固定側ローラ30に対して離間・当
接可能である可動側ローラ82と、吸着盤80および可動側
ローラ82をマガジン12の深さ方向に沿って移動するクラ
ンク機構(移動手段)84と、クランク機構84を駆動する
パスルモータ(第1駆動部)6とを有している。
そして、枚葉された未露光写真感光材料14に対して、
所謂、「あおり動作」を付与するため、吸着盤80を揺動
する揺動機構(揺動手段)88と、揺動機構88を駆動する
パルスモータ(第2駆動部)90と、可動側ローラ82が固
定側ローラ30に対して当接する方向へ移動するのに応答
して所定のパルス信号を出力するロータリエンコーダ92
とを有している。
なお、クランク機構84は、パルスモータ86によって回
転する円盤状部材94と、前記円盤状部材94の回動中心
に、一方の端部が回動自在に軸支された第1の腕部材96
と、前記第1の腕部材96の他方の端部に回動自在に軸支
された第2の腕部材98とを備えており、前記第2腕部材
98は揺動機構88のケーシング100内で且つ吸着盤80の揺
動中心位置に回動自在に軸支されている。
また、揺動機構88を構成するケーシング100内には、
パルスモータ90の出力軸に取り付けられたウォーム102
と、前記ウォーム102に噛合するウォームギア104とが設
けられており、ウォーム102が回転するのに伴ってウォ
ームギア104は中心軸Qを中心に回転する。
吸着盤80は揺動部材106の一方の端部に取り付けられ
るとともに、当該揺動部材106の他方の端部はウォーム
ギア104の回動中心軸Qに回転自在に軸支されている。
このため、パルスモータ90が駆動されることにより、ウ
ォーム102、ウォームギア104および揺動部材106を介し
て吸着盤80は中心軸Qを揺動中心として揺動することが
容易に諒解されよう。
さらに、揺動部材106には可動側ローラ82を回動自在
に取り付けるための取付部材108が、回動軸Rに対し回
動自在に設けられて、当該取付部材108にはロータリエ
ンコーダ92の入力軸に取り付けられたピニオン110と噛
合する円弧状の歯部112が一体的に形成されている。
従って、揺動部材106が揺動するのに伴って取付部材1
08および可動側ローラ82も揺動し、前記取付部材108が
回動軸Rを中心に揺動するのに伴ってロータリエンコー
ダ92の入力軸が回転するに至る。その結果、前記ロータ
リエンコーダ92からは、入力軸の回動角度に対応するパ
ルス信号が出力される。
すなわち、ロータリエンコーダ92から出力されるパル
ス数は取付部材108を介して回動軸Rに対して回動する
可動側ローラ82の回動角度に対応して各々異なった値と
なる。
なお、取付部材108は揺動部材106に当接するストッパ
ピン114によりその回動動作が規制されており、当該ス
トッパピン114は可動側ローラ82の自重により取付部材1
08が回動したときに揺動部材106に当接し、吸着盤80の
吸着面位置に可動側ローラ82が移動して枚葉動作を妨げ
ることが阻止されるように構成されている。
以上の構成により、揺動部材106が、第3図中、右方
向へ揺動した場合、鉛直方向の直線をl1、回動軸Rと可
動側ローラ82の回動中心とを結ぶ直線をl2とすると、第
4図および第5図から理解されるように、写真感光材料
14が可能側ローラ82と固定側ローラ30とにより挟持され
ていない場合(第4図の状態)と、写真感光材料14が可
動側ローラ82と固定側ローラ30とにより挟持されている
場合(第5図の状態)とにおいて、直線l1と揺動部材10
6の長手方向とのなす角度は各々相等しく(θ1
θ3)、直線l2と揺動部材106の長手方向とのなす角度
は、未露光写真感光材料14が挟持されると大きくなる
(θ2<θ4)。すなわち、可動側ローラ82と固定側ロー
ラ30とが写真感光材料14を挟持している状態では、可動
側ローラ82と固定側ローラ30とが、挟持された写真感光
材料14の厚さに相当する距離Hだけ離間している。
従って、第4図のように、写真感光材料14が挟持され
ていない状態において、可動側ローラ82が固定側ローラ
30に当接する位置を基準位置とすると、写真感光材料14
が挟持された状態では、可動側ローラ82は距離Hだけ移
動しており、その距離Hに対応する分だけ角度θ4は角
度θ2よりも大きくなる。そして、角度θ4と角度θ2
の角度差θ5は距離Hに略比例しているので、写真感光
材料14の1枚の厚さと、写真感光材料14が1枚だけ挟持
された場合における角度差θ5を予め測定しておくとと
もに、可動側ローラ82が角度差θ5だけ回動した場合
に、ロータリエンコーダ92から出力されるパルス数を測
定しておく。実際上、逆にロータリエンコーダ92から出
力されたパスル数を計測することにより、可動側ローラ
82が前記基準位置から離間した距離Hが算出され、その
結果、写真感光材料14の枚葉数が算出可能となる。
第6図に装置10の主要な電気的構成を示すシステムブ
ロック図を示す。同図において、制御部200は、制御手
段としての機能を有するCPU202と、CPU202を所定の処理
手順に従って動作させるためのプログラムROM204と、ワ
ーキンフRAM206とを主体として構成されている。前記CP
U202では、枚葉機構16、搬送機構18、24、画像表示部6
8、光学系72、操作部208、およびその他の被制御部(例
えば、駆動ローラ40、42等)の動作制御がROM204に格納
されたプログラムに従って行われる。
なお、記憶手段としてのROM204には、写真感光材料14
の表面粗さ、あるいは写真感光材料14のコシの強さ等、
写真感光材料14の物理的特性に対応するパルスモータ90
の回転速度および回転量とが各々記憶されている。すな
わち、第7図(a)乃至(c)から理解されるように、
吸着盤80の写真感光材料14に対する保持特性は、おおり
量が大きすぎると悪くなり、また、写真感光材料14の表
面が粗くなると悪くなり、さらに、写真感光材料14のコ
シが強くなるにつれて悪くなる。
また、第8図(a)乃至(d)から理解されるよう
に、写真感光材料の枚葉の容易性、すなわち、写真感光
材料が良好に枚葉されるか否かは、あおり量が大きく、
写真感光材料14の表面が粗く、さらに写真感光材料14の
コシが強い程良好となる一方、あおりの速度が速くなる
と悪くなるという関係を有している。
以上の観点から、例えば、写真感光材料14の表面が粗
く、且つコシが強い場合は、あおり量が小さく、あおり
速度が遅くとも良好な枚葉が可能となり、また、写真感
光材料14の表面が滑らかで、且つコシが弱い場合は、あ
おり量が大きく、且つあおり速度が遅くなるように制御
することにより、良好な枚葉が可能となる。
すなわち、第9図(a)から理解されるように、あお
り速度と、写真感光材料を着実に1枚だけ枚葉するあお
り効果との関係は曲線αで示され、また、第9図(b)
から理解されるように、あおり量とあおり効果との関係
は曲線βで示される。従って、ROM204に記憶される制御
信号に関する情報とは、本実施例では、あおり速度、あ
るいはあおり量である。
そして、それら記憶されたあおり速度とあおり量と
は、写真感光材料14の表面粗さ、あるいはコシの強弱に
対応させて、各々操作部208から作業者が適宜選択する
ことが出来る。換言すれば、操作部208から入力された
情報に基づいて、CPU202ではその入力された情報に対応
するROM204内の制御信号により枚葉機構16を構成するパ
ルスモータ86、パルスモータ90を夫々動作制御する。
なお、ROM204に記憶させる情報としては、他に、例え
ば、温度、湿度等の装置10の使用環境状態の情報等が挙
げられる。
次に、CPU202で行われる処理手順を、第10図乃至13図
に示されたフローチャートに従って説明する。
第10図において、制御部200の電源が投入されると、C
PU202は起動状態となり、先ず、パルスモータ86が回転
(この場合の回転を仮に正方向とする)して、吸着盤80
は写真感光材料14に指向して速度Vaで移動する(ステッ
プS1)。そして、可動側ローラ82が所定角度だけ回転し
たことがロータリエンコーダ92からCPU202へ取り込まれ
た電気信号により確認され、これにより可動側ローラ82
と写真感光材料14とが接触したと判定されると(ステッ
プS2)、パルスモータ86は回転速度を遅くし、その結
果、吸着盤80の移動速度Vbは前記速度Vaよりも小さくな
り(ステップS3)、この状態で吸着作用が開始する(ス
テップS4)。
そして、吸着作用が終了し且つ当該吸着作用が所定の
時間内に行われると(ステップS5、ステップS6)、パス
ルモータ86の駆動は停止し、吸着盤80は一旦停止し(ス
テップS7)、続いて、パルスモータ86を負方向に回転し
て吸着盤80はマガジン12から離間する方向へ移動する
(ステップS8)。
そして、本実施例では、写真感光材料14に対してあお
り動作が行われる時の吸着盤80の位置が所定の位置とさ
れており、ステップS9で吸着盤80が所定のあおり位置に
移動したことが確認されると、パルスモータ86が一旦停
止し、一方、パルスモータ90を駆動する(ステップS1
0、ステップS11)。ここで、前記ステップS11における
パルスモータ90の回転方向を仮に正方向とする。
前記パルスモータ90の回転に伴って吸着盤80が所定の
位置、すなわち、あおり位置まで変位すると、パルスモ
ータ90は一旦停止して、今度は負方向に回転する(ステ
ップS12、ステップ13およびステップS14)。吸着盤80が
再びあおり位置まで移動すると(ステップS15)、パル
スモータ90が停止し、一方、パルスモータ86は負方向に
回転するので、吸着盤80はさらにマガジン12から離間す
る方向へ移動する(ステップS16、ステップS17)。そし
て、可動側ローラ82と固定側ローラ30とで写真感光材料
14とを挟持する位置(基準位置)に吸着盤80が移動する
と(ステップS18)、パルスモータ86が停止し、パルス
モータ90が負方向に回転する。そこで、可動側ローラ82
と固定側ローラ30とが接触したことが確認されると(ス
テップS19、ステップS20、ステップS21)、ロータリエ
ンコーダ92から出力されるパルス信号の数がカウントさ
れ、可動側ローラ82と固定側ローラ30とで写真感光材料
14を挟持する位置(喰え込み位置)まで可動側ローラ82
が移動すると(ステップS22、ステップS23)、オルスモ
ータ90は停止し(ステップS24)、ステップS22でカウン
トされたパルス信号の数から枚葉された写真感光材料14
の枚数が算出される(ステップS25、なお、第4図、第
5図参照)。
そして、枚葉された写真感光材料14が1枚であること
が確認されると(ステップS26)。吸引動作が停止され
て写真感光材料14が吸着盤80から解放され、次いで、固
定側ローラ30が駆動されて写真感光材料14は搬送機構18
により搬送され、搬送動作が停止すると固定側ローラ30
の回転は停止する(ステップS27、ステップS28、ステッ
プS29およびステップS30)。
続いて、パルスモータ90は負方向に回転されて、吸着
盤80が基準位置(待機位置)に移動すると、パルスモー
タ90は停止する(ステップS31、ステップS32およびステ
ップ33)。
なお、ステップS6で規定時間内に写真感光材料14を吸
着しなかった場合、第13図のフローチャートに写り、先
ず、パルスモータ86が負方向に回転し、吸着盤80が基準
位置に到達したことが確認されると(ステップS35、ス
テップS36)、パルスモータ86の回転が停止して処理が
終了する。すなわち、このフローチャートでは、マガジ
ン12内の写真感光材料14が空になった場合の処理が行わ
れる。
また、ステップS26で写真感光材料14が2枚以上ある
と判定された場合には、パルスモータ90が負方向に回転
し、吸着盤80が基準位置に到達したことが確認される
と、パルスモータ90が停止し(ステップS38、ステップS
39、ステップS40)、パルスモータ86が負方向に回転し
(ステップS41)、ステップS8に戻って同様の処理が行
われる。
以上説明したように、本実施例では、パルスモータ86
を駆動部とするクランク機構84と、パルスモータ90を駆
動部とする揺動機構88とを有し、また、写真感光材料14
にあおり動作を与える際のあおり速度とあおり量とに係
るデータがROM204に記憶され、その記憶されたあおり速
度とあおり量とは操作部208により作業者が適宜選択可
能に構成している。そして、操作部208により選択され
たあおり速度とあおり量とに基づいて、CPU202では写真
感光材料14にあおり動作を行わせるために、パルスモー
タ86とパルスモータ90の動作制御が行われる。
従って、写真感光材料14の表面粗さや写真感光材料14
のコシの強弱等、写真感光材料14の物理的特性に対応さ
せて、あおり動作が最適となるように吸着盤80の揺動作
用を遂行するため、確実に写真感光材料の枚葉が遂行さ
れ、従って、枚葉動作に対する信頼性が向上する。
なお、装置10と、例えば、外部診断装置とをインター
フェイスを介して接続し患者等への放射線画像の自動撮
影を行う場合には、撮影サイクルの時間を枚葉サイクル
の時間に適応するようにパルスモータ86等の速度を設定
することが可能となる。
また、本発明が適用されるシート状体としては、例え
ば、コピー用紙等、枚葉動作を要求するものに広く適用
可能である。
[発明の効果] 以上の説明で理解されるように、本発明に係るシート
状体の枚葉動作制御装置は、移動手段を駆動する第1の
駆動部と、揺動手段を駆動する第2の駆動部とを夫々動
作制御する際に必要な制御信号に関する情報が記憶手段
に記憶され、その記憶された情報は情報選択手段により
選択可能に構成されている。従って、操作者の選択作用
下に記憶手段から情報が読み出され、当該読み出された
情報に基づいて前記第1駆動部ろ第2駆動部とを各々制
御手段により動作制御することになる。
従って、シート状体の物理的特性あるいは装置の使用
環境状態等に対応したあおり動作が可能となり、確実な
枚葉動作が遂行される結果、枚葉に対しての信頼性が向
上する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図、 第2図は本発明に係る枚葉動作制御機構を組み込む画像
記録装置の全体概略構成図、 第3図は第2図に示す装置に設けられた写真感光材料枚
数検出機構の構成を詳細に示す拡大説明図、 第4図および第5図は各々未露光の写真感光材料が挟持
されていない状態と挟持されている状態とにおいて可動
側ローラの移動距離から枚葉された未露光の写真感光材
料の枚数を検出するための原理を示す説明図、 第6図は前記装置の電気的構成を示すシステムブロック
図、 第7図乃至第9図は写真感光材料の物理的特性とあおり
動作との関係等を示す相関説明図、 第10図乃至第13図は本発明に係る装置のCPUで行なわれ
る処理手順を示すフローチャートである。 10…画像記録装置、12…マガジン 14…写真感光材料、16…枚葉機構 18、24…搬送機構、20…露光機構 30…固定側ローラ、80…吸着盤 82…可動側ローラ、84…クランク機構 88…揺動機構 92…ロータリエンコーダ、200…制御部 202…CPU、204…ROM 206…RAM

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状体を吸着する吸着盤をシート状体
    に対して移動する移動手段と、 シート状体を吸着している吸着盤を揺動し、シート状体
    に対しあおり動作を与える揺動手段と、 前記移動手段を所望の制御信号に応答して動作させるた
    めの第1の駆動部と、 前記揺動手段を所望の制御信号に応答して動作させるた
    めの第2の駆動部と、 前記あおり動作の際に、前記第1駆動部および第2駆動
    部に対して付与される制御信号に関する情報を記憶する
    記憶手段と、 前記制御信号に関する情報の中から、少なくともシート
    状体の物理的特性に対応する所望の情報を選択するため
    の情報選択手段と、 前記記憶手段から選択された所望の情報を読み出し、当
    該読み出された情報に基づいて、前記第1駆動部および
    第2駆動部を各々動作制御する制御手段と、 を有することを特徴とする枚葉動作制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、移動手段
    は、第1駆動部によって駆動されるクランク機構より構
    成されることを特徴とする枚葉動作制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の装置において、揺
    動手段は、第2駆動部によって回転駆動されるウオーム
    と、吸着盤の揺動中心にあって前記ウオームに噛合する
    ウオームギアとを含むことを特徴とする枚葉動作制御装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の装置に
    おいて、揺動手段は、シート状のあおり量を吸着盤の揺
    動角度として検出する角度検出手段を備えることを特徴
    とする枚葉動作制御装置。
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