JPH07294205A - シート類の幅測定装置 - Google Patents
シート類の幅測定装置Info
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- JPH07294205A JPH07294205A JP11433294A JP11433294A JPH07294205A JP H07294205 A JPH07294205 A JP H07294205A JP 11433294 A JP11433294 A JP 11433294A JP 11433294 A JP11433294 A JP 11433294A JP H07294205 A JPH07294205 A JP H07294205A
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- Japan
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- width
- sensors
- sheet
- endless transmission
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送中のシート類の幅を測定する幅測定装置
の駆動系を一系統にして操作し易くすると共に、安価な
幅測定装置によって正確且つ簡便に搬送中のシート類の
幅を測定し得るようにする。 【構成】 シート類１１の搬送路１２の左右に設置する
左右２個のセンサー１７・１８を、搬送路１２の左右に
設置された左右の回転体１３・１４に巻き掛けたエンド
レス伝動体１５に担持させて一体的に駆動し、左右のセ
ンサー１７・１８がそれぞれ同時に近づいてシート類１
１の側端を検出するまでに回転した回転体１３の回転数
の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）と、その読取開始時の２個
のセンサー間１７・１８の距離Ｌとによって、シート類
の幅Ｘn を算出する。
の駆動系を一系統にして操作し易くすると共に、安価な
幅測定装置によって正確且つ簡便に搬送中のシート類の
幅を測定し得るようにする。 【構成】 シート類１１の搬送路１２の左右に設置する
左右２個のセンサー１７・１８を、搬送路１２の左右に
設置された左右の回転体１３・１４に巻き掛けたエンド
レス伝動体１５に担持させて一体的に駆動し、左右のセ
ンサー１７・１８がそれぞれ同時に近づいてシート類１
１の側端を検出するまでに回転した回転体１３の回転数
の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）と、その読取開始時の２個
のセンサー間１７・１８の距離Ｌとによって、シート類
の幅Ｘn を算出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、布帛、紙、フイルム等
の薄く可撓な長尺物品（以下、シート類と言う。）の幅
測定装置に関するものである。
の薄く可撓な長尺物品（以下、シート類と言う。）の幅
測定装置に関するものである。
【０００２】シート類は、その製造工程において拡布し
長さ方向に引っ張って次工程へと搬送される。その過程
においては、例えば布帛や紙の場合は、種々の処理液が
付与されて湿潤状態におかれることがあり、その湿潤状
態において拡布して引っ張ると長さ方向に少なからず伸
び、その長さ方向の伸びに応じて幅方向に収縮が生じ、
又、プラスチックフイルムの場合は、常温でも長さ方向
に引っ張ると少なからず伸び、その長さ方向の伸びに応
じて幅方向に収縮が生じ、多くの場合、このように製造
工程において伸縮変化した長さや幅は、そのままセット
され、それによってシート類の種々の品質、例えば、シ
ート類の仕上がり長さ、厚み、幅、伸縮度合、引張強度
等が決まる。
長さ方向に引っ張って次工程へと搬送される。その過程
においては、例えば布帛や紙の場合は、種々の処理液が
付与されて湿潤状態におかれることがあり、その湿潤状
態において拡布して引っ張ると長さ方向に少なからず伸
び、その長さ方向の伸びに応じて幅方向に収縮が生じ、
又、プラスチックフイルムの場合は、常温でも長さ方向
に引っ張ると少なからず伸び、その長さ方向の伸びに応
じて幅方向に収縮が生じ、多くの場合、このように製造
工程において伸縮変化した長さや幅は、そのままセット
され、それによってシート類の種々の品質、例えば、シ
ート類の仕上がり長さ、厚み、幅、伸縮度合、引張強度
等が決まる。
【０００３】このように製造工程において生じる長さや
幅の伸縮変化は、搬送時にシート類に加わるテンション
や周囲の温湿度、処理液の温度や付着量（絞液率・ピッ
クアップ率）等の加工条件によって左右されるので、搬
送中の幅の変化をチエックすることによって加工条件を
管理することが出来、それによってシート類の品質管理
が可能になる。
幅の伸縮変化は、搬送時にシート類に加わるテンション
や周囲の温湿度、処理液の温度や付着量（絞液率・ピッ
クアップ率）等の加工条件によって左右されるので、搬
送中の幅の変化をチエックすることによって加工条件を
管理することが出来、それによってシート類の品質管理
が可能になる。
【０００４】
【従来の技術】従来、品質管理のために行うシート類の
チエックは、シート類の搬送路の左右に設置したＣＣＤ
カメラに写るシート類両側端の画像をコンピューターよ
って処理するＣＣＤカメラ方式、シート類の搬送路の左
右に対向させて設置した発光体と受光素子の間を通るシ
ート類両側端によって遮蔽される発光体の遮光量を計測
する遮光量測定方式、シート類の搬送路の左右に設置し
たセンサーを左右に揺動させて横切るシート類両側体を
キャッチし、そのシート類の幅方向に連続揺動するセン
サーの移動量によって計測する連続追随方式、シート類
の幅方向に向けて揺動回転する鏡を介してレザー光をシ
ート類の幅方向にスキャンし、そのシート類両側端の有
無を検知した時点での鏡の回転角度によって計測するレ
ザー光揺動走査方式等によってシート類の幅を測定して
行われている。
チエックは、シート類の搬送路の左右に設置したＣＣＤ
カメラに写るシート類両側端の画像をコンピューターよ
って処理するＣＣＤカメラ方式、シート類の搬送路の左
右に対向させて設置した発光体と受光素子の間を通るシ
ート類両側端によって遮蔽される発光体の遮光量を計測
する遮光量測定方式、シート類の搬送路の左右に設置し
たセンサーを左右に揺動させて横切るシート類両側体を
キャッチし、そのシート類の幅方向に連続揺動するセン
サーの移動量によって計測する連続追随方式、シート類
の幅方向に向けて揺動回転する鏡を介してレザー光をシ
ート類の幅方向にスキャンし、そのシート類両側端の有
無を検知した時点での鏡の回転角度によって計測するレ
ザー光揺動走査方式等によってシート類の幅を測定して
行われている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ＣＣＤカメラ方式、遮
光量測定方式、および、連続追随方式では、ＣＣＤカメ
ラや発光体と受光素子、センサー等の幅測定装置をシー
ト類の搬送路の左右に各１基設置して左右別々に駆動す
る二系統の操作となるので取り扱い難く、又、レザー光
揺動走査方式では、特にシート類の幅が広く、その計測
するシート類両側端とレザー光発射装置との距離が長く
なると、鏡の回転角度の計測値に誤差が生じやすくな
る。
光量測定方式、および、連続追随方式では、ＣＣＤカメ
ラや発光体と受光素子、センサー等の幅測定装置をシー
ト類の搬送路の左右に各１基設置して左右別々に駆動す
る二系統の操作となるので取り扱い難く、又、レザー光
揺動走査方式では、特にシート類の幅が広く、その計測
するシート類両側端とレザー光発射装置との距離が長く
なると、鏡の回転角度の計測値に誤差が生じやすくな
る。
【０００６】
【発明の目的】そこで本発明は、幅測定装置の駆動系を
一系統にして操作し易くすると共に、安価な幅測定装置
によって正確且つ簡便に搬送中のシート類の幅を測定し
得るようにすることを目的とする。
一系統にして操作し易くすると共に、安価な幅測定装置
によって正確且つ簡便に搬送中のシート類の幅を測定し
得るようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート類の
幅測定装置は、シート類１１の搬送路１２を間に挟んで
設けられた左右の回転体１３・１４と、それら左右の回
転体１３・１４に巻き掛けられて回動するエンドレス伝
動体１５と、そのエンドレス伝動体１５を駆動する駆動
装置１６と、そのエンドレス伝動体１５の全長を２分す
る位置に取り付けられた２個のセンサー１７・１８と、
回転体１３の回転数を読み取るカウンター１９と、それ
ら２個のセンサー１７・１８の各検出信号Ａ・Ｂに従っ
てカウンター１９の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）を記録す
る記録素子２０、及び、カウンター１９の読取開始時の
２個のセンサー間１７・１８の距離Ｌと２個のセンサー
１７・１８の各検出信号Ａ・Ｂに応じて記録された２つ
の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）とによってシート類の幅Ｘ
n を算出する演算素子２１とを具備することを特徴とす
るものである。
幅測定装置は、シート類１１の搬送路１２を間に挟んで
設けられた左右の回転体１３・１４と、それら左右の回
転体１３・１４に巻き掛けられて回動するエンドレス伝
動体１５と、そのエンドレス伝動体１５を駆動する駆動
装置１６と、そのエンドレス伝動体１５の全長を２分す
る位置に取り付けられた２個のセンサー１７・１８と、
回転体１３の回転数を読み取るカウンター１９と、それ
ら２個のセンサー１７・１８の各検出信号Ａ・Ｂに従っ
てカウンター１９の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）を記録す
る記録素子２０、及び、カウンター１９の読取開始時の
２個のセンサー間１７・１８の距離Ｌと２個のセンサー
１７・１８の各検出信号Ａ・Ｂに応じて記録された２つ
の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）とによってシート類の幅Ｘ
n を算出する演算素子２１とを具備することを特徴とす
るものである。
【０００８】駆動装置１６は、リバーシブルモーターの
ようにエンドレス伝動体１５を間欠的に正逆回動するも
のとし、幅測定装置には、エンドレス伝動体１５に担持
されて正逆変動するセンサー１７・１８が数回シート類
の両側端を検知する度に演算素子２１が算出したシート
類の幅Ｘの数個の計測値Ｘ1 、Ｘ2 、Ｘ3 ・・・Ｘnを
平均化する平均化素子２３を設けるとよい。
ようにエンドレス伝動体１５を間欠的に正逆回動するも
のとし、幅測定装置には、エンドレス伝動体１５に担持
されて正逆変動するセンサー１７・１８が数回シート類
の両側端を検知する度に演算素子２１が算出したシート
類の幅Ｘの数個の計測値Ｘ1 、Ｘ2 、Ｘ3 ・・・Ｘnを
平均化する平均化素子２３を設けるとよい。
【０００９】
【作用】本発明に係るシート類の幅測定装置では、２個
のセンサー１７・１８がエンドレス伝動体１５の全長を
２分する位置に取り付けらており、そのエンドレス伝動
体１５に担持されて一方のセンサー１７がシート類１１
に近づく場合は他方のセンサー１８もシート類１１に近
づくことになり、左右のセンサー１７・１８がそれぞれ
近づくシート類の左右各側端を検知したとき回転体１７
が逆転し、左右のセンサー１７・１８はそれぞれシート
類の左右各側端から離れて元の位置へと戻ることにな
る。
のセンサー１７・１８がエンドレス伝動体１５の全長を
２分する位置に取り付けらており、そのエンドレス伝動
体１５に担持されて一方のセンサー１７がシート類１１
に近づく場合は他方のセンサー１８もシート類１１に近
づくことになり、左右のセンサー１７・１８がそれぞれ
近づくシート類の左右各側端を検知したとき回転体１７
が逆転し、左右のセンサー１７・１８はそれぞれシート
類の左右各側端から離れて元の位置へと戻ることにな
る。
【００１０】そのようにエンドレス伝動体１５に担持さ
れて左右双方のセンサー１７・１８がシート類１１に近
づき、その何れか一方のセンサー１７が、その近づくシ
ート類の一方の側端を検出した時点で検出信号Ａを発信
し、それによってカウンター１９の一個の読取量ｆ
（ａ）が記録され、その後他方のセンサー１８が、その
近づくシート類の他方の側端を検出した時点で検出信号
Ｂを発信し、それによってウカンター１９のもう一個の
読取量ｆ（ｂ）が記録されることになる。
れて左右双方のセンサー１７・１８がシート類１１に近
づき、その何れか一方のセンサー１７が、その近づくシ
ート類の一方の側端を検出した時点で検出信号Ａを発信
し、それによってカウンター１９の一個の読取量ｆ
（ａ）が記録され、その後他方のセンサー１８が、その
近づくシート類の他方の側端を検出した時点で検出信号
Ｂを発信し、それによってウカンター１９のもう一個の
読取量ｆ（ｂ）が記録されることになる。
【００１１】これら二個の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）
は、左右のセンサー１７・１８がそれぞれ検出信号Ａ・
Ｂを発信するまでに回転した回転体１３・１４の回転数
に比例するので、それら二個の読取量ｆ（ａ）・ｆ
（ｂ）によって、左右のセンサー１７・１８がそれぞれ
検出信号Ａ・Ｂを発信するまでエンドレス伝動体１５に
担持されて移動した移動距離ａ・ｂが算出されることに
なり、それによってシート類１１の幅Ｘn （＝Ｌ−ａ−
ｂ）が計測されることになる。
は、左右のセンサー１７・１８がそれぞれ検出信号Ａ・
Ｂを発信するまでに回転した回転体１３・１４の回転数
に比例するので、それら二個の読取量ｆ（ａ）・ｆ
（ｂ）によって、左右のセンサー１７・１８がそれぞれ
検出信号Ａ・Ｂを発信するまでエンドレス伝動体１５に
担持されて移動した移動距離ａ・ｂが算出されることに
なり、それによってシート類１１の幅Ｘn （＝Ｌ−ａ−
ｂ）が計測されることになる。
【００１２】シート類１１の幅は、シート類に加わるテ
ンションや周囲の温湿度、処理液の温度や付着量（絞液
率・ピックアップ率）等の加工条件をチエックし、それ
によってシート類の品質管理を行うために測定されるも
のであるから、その計測値Ｘn は、シート類のテンショ
ン調整装置や温湿度調整装置、幅表示装置、警報装置等
の制禦装置２５に送信され、それによってシート類の幅
が規格値に合うように加工条件が調整されることにな
る。
ンションや周囲の温湿度、処理液の温度や付着量（絞液
率・ピックアップ率）等の加工条件をチエックし、それ
によってシート類の品質管理を行うために測定されるも
のであるから、その計測値Ｘn は、シート類のテンショ
ン調整装置や温湿度調整装置、幅表示装置、警報装置等
の制禦装置２５に送信され、それによってシート類の幅
が規格値に合うように加工条件が調整されることにな
る。
【００１３】
【実施例】以下、図示する実施例により本発明を説明す
る。図１は、本発明の幅測定装置の概念図であり、シー
ト類１１の搬送路１２の左右に回転体１３・１４が設け
られ、それら左右の回転体１３・１４にエンドレス伝動
体１５が巻き掛けられている。エンドレス伝動体１５に
はタイミングベルトが使用されており、回転体１３・１
４にはタイミングベルト１５に噛み合うギヤ（歯車）が
使用されている。
る。図１は、本発明の幅測定装置の概念図であり、シー
ト類１１の搬送路１２の左右に回転体１３・１４が設け
られ、それら左右の回転体１３・１４にエンドレス伝動
体１５が巻き掛けられている。エンドレス伝動体１５に
はタイミングベルトが使用されており、回転体１３・１
４にはタイミングベルト１５に噛み合うギヤ（歯車）が
使用されている。
【００１４】タイミングベルト１５には、その全長を二
等分する位置に２個のセンサー１７・１８が取り付けら
れており、それらのセンサー１７・１８は、タイミング
ベルト１５に担持されて一体的に移動し、一方のセンサ
ー１７がシート類１５の一方の側端に近づくときは他方
のセンサー１８もシート類の他方の側端に近づき、回転
体１３が逆転して一方のセンサー１７がシート類１５の
一方の側端から遠ざかるときは他方のセンサー１８もシ
ート類の他方の側端から遠ざかる。１６は、間欠的に始
動するリバーシブルモーターであり、タイミングベルト
１５はリバーシブルモーター１６が始動するとギヤ１３
を介して数回正逆回転駆動される。
等分する位置に２個のセンサー１７・１８が取り付けら
れており、それらのセンサー１７・１８は、タイミング
ベルト１５に担持されて一体的に移動し、一方のセンサ
ー１７がシート類１５の一方の側端に近づくときは他方
のセンサー１８もシート類の他方の側端に近づき、回転
体１３が逆転して一方のセンサー１７がシート類１５の
一方の側端から遠ざかるときは他方のセンサー１８もシ
ート類の他方の側端から遠ざかる。１６は、間欠的に始
動するリバーシブルモーターであり、タイミングベルト
１５はリバーシブルモーター１６が始動するとギヤ１３
を介して数回正逆回転駆動される。
【００１５】センサー１７の移動路には、センサー１７
の通過を感知してリバーシブルモーター１６を停止させ
るリセットスイッチ２２が設けられており、正逆変動し
て数回シート類の両側端を検知して戻るセンサー１７・
１８は所定の位置で停止し、再度幅測定を行う際に左右
のセンサー１７・１８が一定の距離Ｌだけ離れた位置か
ら始動するようになっている。
の通過を感知してリバーシブルモーター１６を停止させ
るリセットスイッチ２２が設けられており、正逆変動し
て数回シート類の両側端を検知して戻るセンサー１７・
１８は所定の位置で停止し、再度幅測定を行う際に左右
のセンサー１７・１８が一定の距離Ｌだけ離れた位置か
ら始動するようになっている。
【００１６】１９は、ギヤ１３の回転数を読み取るカウ
ンター１９である。ギヤ１３にはエンコーダー２４が付
設されており、カウンター１９は、エンコーダー２４の
発生するパルスによってギヤ１３の回転数を読み取るこ
とになる。而して、タイミングベルト１５に担持されて
移動するセンサー１７・１８が、それぞれ近づくシート
類１１の側端を検出して検出信号Ａ・Ｂを発信すると
き、ウカンター１９から読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）が取
り出される。
ンター１９である。ギヤ１３にはエンコーダー２４が付
設されており、カウンター１９は、エンコーダー２４の
発生するパルスによってギヤ１３の回転数を読み取るこ
とになる。而して、タイミングベルト１５に担持されて
移動するセンサー１７・１８が、それぞれ近づくシート
類１１の側端を検出して検出信号Ａ・Ｂを発信すると
き、ウカンター１９から読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）が取
り出される。
【００１７】２０は、ウカンター１９から取り出された
読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）を記録する記録素子２０であ
る。２１は、カウンター１９の読取開始時の左右のセン
サー間１７・１８の距離Ｌと二個の読取量ｆ（ａ）・ｆ
（ｂ）とによってシート類の幅の計測値Ｘn （＝Ｌ−ａ
−ｂ）を算出する演算素子である。２３は、タイミング
ベルト１５が正逆変動する度に算出される数個の計測値
Ｘ1 、Ｘ2 、Ｘ3 、………Ｘn を平均化する平均化素子
である。記録素子２０、演算素子２１、及び、平均化素
子２３は、コンピューターソフトに格納される。
読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）を記録する記録素子２０であ
る。２１は、カウンター１９の読取開始時の左右のセン
サー間１７・１８の距離Ｌと二個の読取量ｆ（ａ）・ｆ
（ｂ）とによってシート類の幅の計測値Ｘn （＝Ｌ−ａ
−ｂ）を算出する演算素子である。２３は、タイミング
ベルト１５が正逆変動する度に算出される数個の計測値
Ｘ1 、Ｘ2 、Ｘ3 、………Ｘn を平均化する平均化素子
である。記録素子２０、演算素子２１、及び、平均化素
子２３は、コンピューターソフトに格納される。
【００１８】
【発明の効果】上記の如く本発明によると、エンドレス
伝動体に担持されて同時にシート類と接近・離間する２
個のセンサー１７・１８によってシート類の左右両側端
をキャッチしてシート類の幅Ｘを測定するので、搬送中
のシート類が搬送路の左右片側に片寄った場合でも、
又、切替えによってシート類の幅規格が変る場合でも、
センサー１７・１８の取付位置や測定基準値を調整する
必要がなく、幅測定装置の操作が楽に行われる。
伝動体に担持されて同時にシート類と接近・離間する２
個のセンサー１７・１８によってシート類の左右両側端
をキャッチしてシート類の幅Ｘを測定するので、搬送中
のシート類が搬送路の左右片側に片寄った場合でも、
又、切替えによってシート類の幅規格が変る場合でも、
センサー１７・１８の取付位置や測定基準値を調整する
必要がなく、幅測定装置の操作が楽に行われる。
【００１９】そして、それら２個のセンサー１７・１８
は、エンドレス伝動体に担持されて一体的に駆動される
ので、その駆動装置１６は一系統の１基で済み、そのセ
ンサー１７・１８もシート類の側端の有無を検出し得る
程度の性能を有するものであればよく、ＣＣＤカメラや
レザー光発射装置等の精巧高価な装置を要せず、幅測定
装置の製作費が低減され、シート類の品質管理のために
管理コストが低減する。
は、エンドレス伝動体に担持されて一体的に駆動される
ので、その駆動装置１６は一系統の１基で済み、そのセ
ンサー１７・１８もシート類の側端の有無を検出し得る
程度の性能を有するものであればよく、ＣＣＤカメラや
レザー光発射装置等の精巧高価な装置を要せず、幅測定
装置の製作費が低減され、シート類の品質管理のために
管理コストが低減する。
【図１】本発明に係るシート類の幅測定装置の概念図で
ある。
ある。
１１ シート類 １２ 搬送路 １３ 回転体（ギヤ） １４ 回転体（ギヤ） １５ エンドレス伝動体（タイミングベルト） １６ 駆動装置（リバーシブルモーター） １７ センサー １８ センサー １９ カウンター ２０ 記録素子 ２１ 演算素子 ２２ リセットスイッチ ２３ 平均化素子 ２４ エンコーダー ２５ 制禦装置 Ａ 検出信号 Ｂ 検出信号
Claims (5)
- 【請求項１】 シート類１１の搬送路１２を間に挟んで
設けられた左右の回転体１３・１４と、それら左右の回
転体１３・１４に巻き掛けられて回動するエンドレス伝
動体１５と、そのエンドレス伝動体１５を駆動する駆動
装置１６と、そのエンドレス伝動体１５の全長を２分す
る位置に取り付けられた２個のセンサー１７・１８と、
回転体１３の回転数を読み取るカウンター１９と、それ
ら２個のセンサー１７・１８の各検出信号Ａ・Ｂに従っ
てカウンター１９の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）を記録す
る記録素子２０、及び、カウンター１９の読取開始時の
２個のセンサー間１７・１８の距離Ｌと２個のセンサー
１７・１８の各検出信号Ａ・Ｂに応じて記録された２つ
の読取量ｆ（ａ）・ｆ（ｂ）とによってシート類の幅Ｘ
n を算出する演算素子２１とを具備することを特徴とす
るシート類の幅測定装置。 - 【請求項２】 センサー１７の通過を感知して駆動装置
１６を停止させるリセットスイッチ２２がセンサー１７
の移動路に設けられていることを特徴とする前掲請求項
１に記載のシート類の幅測定装置。 - 【請求項３】 駆動装置１６がエンドレス伝動体１５を
間欠的に正逆回動することを特徴とする前掲請求項１に
記載のシート類の幅測定装置。 - 【請求項４】 演算素子２１が算出したシート類の幅Ｘ
の数個の計測値Ｘ1、Ｘ2 、Ｘ3 、………Ｘn を平均化
する平均化素子２３を具備することを特徴とする前掲請
求項１に記載のシート類の幅測定装置。 - 【請求項５】 センサー１７の通過を感知して駆動装置
１６を停止させるリセットスイッチ２２がセンサー１７
の移動路に設けられており、駆動装置１６がエンドレス
伝動体１５を間欠的に正逆回動するものであり、演算素
子２１が算出したシート類の幅Ｘの数個の計測値Ｘ1 、
Ｘ2 、Ｘ3 、………Ｘn を平均化する平均化素子２３を
具備し、エンドレス伝動体１５がタイミングベルトであ
り、回転体１３・１４がタイミングベルト１５に噛み合
うギヤであり、駆動装置１６がリバーシブルモーターで
あってギヤ１３を介してタイミングベルト１５を駆動す
るものであり、ギヤ１３がエンコーダー２４を具備し、
カウンター１９がエンコーダー２４の発生パルスを読み
取るものであることを特徴とする前掲請求項１に記載の
シート類の幅測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11433294A JPH07294205A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | シート類の幅測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11433294A JPH07294205A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | シート類の幅測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294205A true JPH07294205A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14635163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11433294A Pending JPH07294205A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | シート類の幅測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07294205A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005259086A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Fujitsu Ltd | 紙葉類取扱装置 |
| KR100832050B1 (ko) * | 2004-03-12 | 2008-05-27 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 종이류 취급 장치, 자동 거래 장치 및 종이류 반송 장치 |
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1994
- 1994-04-27 JP JP11433294A patent/JPH07294205A/ja active Pending
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