JP2520086B2 - 回転ベゼル - Google Patents

回転ベゼル

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JP2520086B2
JP2520086B2 JP6097684A JP9768494A JP2520086B2 JP 2520086 B2 JP2520086 B2 JP 2520086B2 JP 6097684 A JP6097684 A JP 6097684A JP 9768494 A JP9768494 A JP 9768494A JP 2520086 B2 JP2520086 B2 JP 2520086B2
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bezel
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雄二 見汐
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用時計ケースと回
転べゼルの係合構造に関する。
【0002】
【発明の概要】本発明は時計ケースヘ係合してなる回転
べゼルにおいて、時計ケースヘ係合する内側面を有する
内周部と外周部の間に垂直方向に溝を設けることによ
り、回転べゼルの回転トルクを安定化、着脱を簡易化し
たものである。
【0003】
【従来の技術】従来の合成樹脂製回転べゼルの時計ケー
スとの係合部構造は、図2及び図3の如き構造であつ
た。即ち、図2において、21は時計ケース、22は時
計ケースの縁である。23は縁22の外周に設けられた
溝、24は回転べゼル、25は縁22に設けられた溝2
3に係合する様に回転べゼル24の内側面に設けられた
突部、26は溝23に取り付けられたパツキンであり回
転べゼル24を回すのに必要なトルクを有するために、
回転べゼルの突部25に押圧されている。また図3にお
いて、31は時計ケース、32は時計ケースの縁、33
は縁32の外周に説けられた溝、34は縁外側面、35
は回転べゼル、36は溝33と係合するように回転べゼ
ル35の内側面に成形された突部、37は縁32の外側
面34に当接し、回転べゼル35を回すのに必要なトル
クを出すために線外側面34と径方向に絞め代をもつ回
転べゼルの内側面である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の従来技術
では、安定した回転トルクを確保すべく、図2において
は、パッキン26の弾性が一定の状態であり、またシリ
コンオイルを塗布し常に潤滑性を有しておく必要がある
が、回転べゼルの突部25で常に押圧されているため次
第に塑性変形を起こしたり、外気にあたりシリコンオイ
ルが乾いてしまい回転トルクが不安定になるという問題
があった。また、図3においては、時計ケースの縁外側
面34の外形状と回転べゼルの内側面37の内形状が加
工上の寸法のバラツキあるいはビツの発生により係合状
態において全周にわたつて均一な締め代が出ないため、
回転トルクがばらついてしまうという問題があった。ま
た、回転べゼル35を指先で回転させようとすると、外
周が押圧されて珂転べゼルの内側面37と時計ケースの
縁外側面34の当接した面に圧力がかかり回転トルクが
大きくなり回しずらいという問題があった。
【0005】そこで本発明は、このような問題点を解決
するもので、その月的とするところは、常に安定した回
転トルクを有する回転べセルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の回転ベゼルは、
時計ケース1と回動可能に係合される合成樹脂からなる
回転ベゼル5において、前記時計ケース1は外周側面に
突出した縁外側面4と、縁外周溝3が形成され、前記回
転ベゼル5は内周部10と外周部11の間に垂直方向に
溝8が設けられるとともに、前記内周部10は周方向に
スリット部9が複数設けられ、かつ、前記内周部10の
底部に前記内周部10の内周面7より突出した突部6が
形成され、前記時計ケース1と前記回転ベゼル5とは前
記縁外側面4と前記内周面7とが径方向の締代を有して
装着され、前記縁外周溝3と前記突部6が係合されてな
ことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す要部の断面図
であって、1は腕時計など携帯用の時計ケース、2は時
計ケース1の縁、3は縁2の外周に設けられた溝であ
り、4は縁外側面、5は回転べゼル、6は縁2の外周に
設けられた溝3と係合するように回転べゼル5の内側面
に設けられた突部、7は縁外側面4に当接し、回転べゼ
ル5を回すのに必要なトルクを出すために縁外側面4と
径方向に締め代をもつ回転べゼルの内側面である。8は
回転べゼル5を内周部10と外周部11に分ける溝であ
る。9は回転べゼル5の内周部10にスリットを入れた
場合のスリット部であり、スリットの範囲には内側面7
及び突部6は形成されない。
【0008】ここで、回転べゼルの内側面7は時計ケー
スの縁外側面4と締め代を有するが、回転べゼル5に設
けた溝8のために回転べゼルの内周部10は外側ヘたわ
み易くなっている。従って寸法上のバラツキやビツによ
り係合後の回転べゼルの内側面7と縁外側面4の締め代
が全周均一な状態でなくても回転べセルの内周部10が
締め代の変化に伴なってたわむために、回転べセルの内
側面7と縁外側面4との間には一定の押圧が生じ安定し
た回転トルクが得られる。また、回転べゼル5を指先で
回転させる時には必ず指先に力が加わるため回転べセル
5を外側から押圧する状態となるが、前述した回転べゼ
ル内周部10と外周部11の間に設けた溝8のために外
圧が回転べゼルの外周部11のみに作用し内周部ヘは影
響しない。また、回転べゼルの内周部10に設けたスリ
ット部9により回転べゼル内周部10が一層たわみ易く
なり、回転べゼル内側面7と時計ケースの縁外側面4の
締め代のバラツキを局部毎に吸収でき安定した回転トル
クを確保する効果が高まる。また、回転べゼル内周部1
0がたわみ易いために時計ケースヘの装着及び取り外し
が容易になる。
【0009】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、
計ケースに外周側面に突出した縁外側面と、縁外周溝が
形成され、回転ベゼルは内周部と外周部の間に垂直方向
に溝が設けられ、内周部に周方向にスリット部が複数設
けられる構成により、回転ベゼルの内周部10は、溝部
8により径方向にたわみやすく、また、スリット部9に
より、複数に分割された内周部の、周方向の部分的なた
わみ量のバラつきを吸収できるため安定した回転トルク
が得られるものである。さらに、内周部の底部に内周部
の内周面より突出した突部が形成され、時計ケースと回
転ベゼルとは縁外側面と内周面とが径方向の締代を有し
て装着される構成であるため、回転トルクを発生させる
部分である時計ケースの外周部と回転ベゼル内周面の中
央部が接触しているため、回転ベゼル押しまわしてもま
た、引きながらまわしても、回転ベゼル内周部の変位の
変動は底部に比べ小さく、常に面接触して安定した回転
トルクが得られるものである。さらにまた、縁外周溝と
突部6が係合されるため、回転トルク発生部と回転ベゼ
ルの断面位置決め部は、各々異なる部分となり、回転ベ
ゼルの凸部6は摩擦によって変形することが無く、長期
間使用しても、回転ベゼルの不用意な抜けを防止でき、
非常に信頼性の高い回転ベゼルが得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転べゼルと時計ケースの係合構造の
実施例を示す要部の断面図。
【図2】従来の回転べゼルと時計ケースの係合構造を示
す要部の断面図。
【図3】従来の回転べゼルと時計ケースの係合構造を示
す要部の断面図。
【符号の説明】
1・・・・・時計ケース 2・・・・・縁 3・・・・・縁外周に設けられた溝 4・・・・・縁外側面 5・・・・・回転べゼル 6・・・・・回転べゼルの突部 7・・・・・回転べゼルの内側面 8・・・・・回転べゼルに設けられた溝 9・・・・・スリット部 10・・・・・回転ベゼルの内周部 11・・・・・回転べゼルの外周部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計ケース1と回動可能に係合される合
    成樹脂からなる回転ベゼル5において、 前記時計ケース1は外周側面に突出した縁外側面4と、
    縁外周溝3が形成され、 前記回転ベゼル5は内周部10と外周部11の間に垂直
    方向に溝8が設けられるとともに、前記内周部10は周
    方向にスリット部9が複数設けられ、かつ、前記内周部
    10の底部に前記内周部10の内周面7より突出した突
    部6が形成され、 前記時計ケース1と前記回転ベゼル5とは前記縁外側面
    4と前記内周面7とが径方向の締代を有して装着され、
    前記縁外周溝3と前記突部6が係合されてなることを特
    徴とする回転ベゼル。
JP6097684A 1994-05-11 1994-05-11 回転ベゼル Expired - Fee Related JP2520086B2 (ja)

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JPH07128459A JPH07128459A (ja) 1995-05-19
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JP3467680B2 (ja) * 1998-09-22 2003-11-17 セイコーエプソン株式会社 回転ベゼルの取付構造及びこれを備えた時計

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JPH07128459A (ja) 1995-05-19

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