JP2519500Y2 - 袋内に満たされている材料を抜き取るための装置 - Google Patents
袋内に満たされている材料を抜き取るための装置Info
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- JP2519500Y2 JP2519500Y2 JP1993600002U JP60000293U JP2519500Y2 JP 2519500 Y2 JP2519500 Y2 JP 2519500Y2 JP 1993600002 U JP1993600002 U JP 1993600002U JP 60000293 U JP60000293 U JP 60000293U JP 2519500 Y2 JP2519500 Y2 JP 2519500Y2
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
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- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
- B65D75/5877—Non-integral spouts connected to a planar surface of the package wall
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67B—APPLYING CLOSURE MEMBERS TO BOTTLES JARS, OR SIMILAR CONTAINERS; OPENING CLOSED CONTAINERS
- B67B7/00—Hand- or power-operated devices for opening closed containers
- B67B7/24—Hole-piercing devices
- B67B7/26—Hole-piercing devices combined with spouts
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、柔軟な壁体を有する袋から、その袋内に満
たされている流動性のある材料を、壁体を通して抜き取
るための装置に関する。
たされている流動性のある材料を、壁体を通して抜き取
るための装置に関する。
従来の技術 流動性を有して満たされている材料、特に樹脂状のプ
ラスチックは、大気や人の肌に触れることなく袋から取
り出されることがしばしばである。また、満たされたい
る材料の一部だけをしばしば取り出すことがあるため
に、取り外し可能な栓が袋に設けられることが望まれて
いる。この目的およびその他の目的のために、冒頭に述
べたような装置の開発がなされてきた。
ラスチックは、大気や人の肌に触れることなく袋から取
り出されることがしばしばである。また、満たされたい
る材料の一部だけをしばしば取り出すことがあるため
に、取り外し可能な栓が袋に設けられることが望まれて
いる。この目的およびその他の目的のために、冒頭に述
べたような装置の開発がなされてきた。
独国特許明細書第2525000号は、流動性を有して満た
された材料を抜き取るための装置を開示している。この
装置は、中央円錐形チップを備えた抜き取り部に分離手
段を有しており、円錐形チップの側壁には流通開口部が
設けられている。平坦な円錐形の面がその底部に接続さ
れ、この底部は、シーリング面を形成し、袋内側のシー
リング部の対応シーリング面と協働する。双方の面によ
って栓をするに際して、これらのシーリング面が接して
から、挿入方向へさらに相対的に移動させるのがもはや
不可能となる前に、その袋は切り離されなければならな
い。そしてその明細書には、相互挿入部材がどのように
して共に保持されるのかについては、何の記載もされて
いない。
された材料を抜き取るための装置を開示している。この
装置は、中央円錐形チップを備えた抜き取り部に分離手
段を有しており、円錐形チップの側壁には流通開口部が
設けられている。平坦な円錐形の面がその底部に接続さ
れ、この底部は、シーリング面を形成し、袋内側のシー
リング部の対応シーリング面と協働する。双方の面によ
って栓をするに際して、これらのシーリング面が接して
から、挿入方向へさらに相対的に移動させるのがもはや
不可能となる前に、その袋は切り離されなければならな
い。そしてその明細書には、相互挿入部材がどのように
して共に保持されるのかについては、何の記載もされて
いない。
独国特許明細書第3129777号には、袋の柔軟な壁体を
通して流動性のある満たされた材料を抜き取る装置が開
示されている。この装置には、環状のカップリング部
が、袋の内側面に取り付けられている。そして、抜き取
り部として機能するさらに別のカップリング部が管状で
あって且つ環状リッジを有しており、この環状端は、そ
の外側における断面形状が鋸歯状を呈している。抜き取
り部は、環状の内側カップリング部の開口の部分で袋壁
体に穴を明けるように用いられる。その際、この環状リ
ッジは、挿入方向と反対の方向に面する別の環状リッジ
の環状カップリング面の開口縁とスナップ式に係合す
る。この別の環状リッジの環状カップリング面は、穴が
明けられた袋壁体によってもたらされるプリテンション
の下で、環状カップリング部の協働面と係合する。この
公知の抜き取り装置は、環状カップリング部の袋内部へ
の固定が必要であり、このことが、袋の製造コストを比
較的高価なものとしている。
通して流動性のある満たされた材料を抜き取る装置が開
示されている。この装置には、環状のカップリング部
が、袋の内側面に取り付けられている。そして、抜き取
り部として機能するさらに別のカップリング部が管状で
あって且つ環状リッジを有しており、この環状端は、そ
の外側における断面形状が鋸歯状を呈している。抜き取
り部は、環状の内側カップリング部の開口の部分で袋壁
体に穴を明けるように用いられる。その際、この環状リ
ッジは、挿入方向と反対の方向に面する別の環状リッジ
の環状カップリング面の開口縁とスナップ式に係合す
る。この別の環状リッジの環状カップリング面は、穴が
明けられた袋壁体によってもたらされるプリテンション
の下で、環状カップリング部の協働面と係合する。この
公知の抜き取り装置は、環状カップリング部の袋内部へ
の固定が必要であり、このことが、袋の製造コストを比
較的高価なものとしている。
英国特許第1104359号明細書は、環状抜き取り部が袋
の内壁へ、例えばウェルディング法によって、密封して
取り付けられる抜き取り装置を開示している。スリーブ
状の抜き取り部は環状溝を有しており、この環状溝は、
抜き取り部が袋壁体を突き抜けて環状のシーリング部の
中へ差し込まれるときに、シーリング部の開口縁によっ
て係合される。抜き取り部とシーリング部は、環状の円
筒シーリング面を有しており、これらの面は、流動性媒
体が抜き取り部とシーリング部との間で漏れるのを防止
するように機能する。
の内壁へ、例えばウェルディング法によって、密封して
取り付けられる抜き取り装置を開示している。スリーブ
状の抜き取り部は環状溝を有しており、この環状溝は、
抜き取り部が袋壁体を突き抜けて環状のシーリング部の
中へ差し込まれるときに、シーリング部の開口縁によっ
て係合される。抜き取り部とシーリング部は、環状の円
筒シーリング面を有しており、これらの面は、流動性媒
体が抜き取り部とシーリング部との間で漏れるのを防止
するように機能する。
これら公知の装置においては、適切な分離手段によっ
て袋の壁体に穴が明けられる前に、袋壁体が固定され
る。このような装置は、分配プロセス中の圧力があまり
大きくない場合には満足に機能する。この圧力が所定値
を越える場合には、密封が十分に保たれないか、もしく
は密封の損壊ないし袋壁体の破裂のために、満たされた
材料の漏れを生じ得る。そしてこれらのことは、明らか
に絶対回避されなければならないことである。
て袋の壁体に穴が明けられる前に、袋壁体が固定され
る。このような装置は、分配プロセス中の圧力があまり
大きくない場合には満足に機能する。この圧力が所定値
を越える場合には、密封が十分に保たれないか、もしく
は密封の損壊ないし袋壁体の破裂のために、満たされた
材料の漏れを生じ得る。そしてこれらのことは、明らか
に絶対回避されなければならないことである。
考案の概要 本考案は、袋の柔軟な壁体を通して、流動性を有する
満たされた材料を抜き取るための装置を提供する。抜き
取り装置の部分において、この装置は、不十分な密封な
いし袋壁体の破裂、および、これらに伴う材料漏れを有
効に制限する。
満たされた材料を抜き取るための装置を提供する。抜き
取り装置の部分において、この装置は、不十分な密封な
いし袋壁体の破裂、および、これらに伴う材料漏れを有
効に制限する。
本考案に係る装置は、柔軟な壁体を有する袋の、その
壁体を通して流動性材料を抜き取るための装置であっ
て、上記袋内部に設けられるシーリング部材と、袋の外
側に設けられる抜き取り部材とを有する。シーリング部
材は、環状のシーリング面、および概ね円形の断面を備
えて上記環状シーリング面と実質的に垂直となるように
延びる軸貫通通路とを有する。この通路は、軸シーリン
グ面を形成する。抜き取り部材は管状部を有しており、
この管状部には、軸に沿って延びる環状の外側シーリン
グ面が設けられており、管状部の自由端によって柔軟な
袋壁体に穴が明けられた後に、管状部がシーリング部材
の通路内へ栓するように挿入される。抜き取り部材の管
状部の軸シーリング面とシーリング部材内の通路とが互
いに係合した後に、自由端に向かってテーパが外側に施
された管状部上の円錐端部は、シーリング部材の円錐形
部分と適合して係合する。さらに、上記管状部の外径と
同じか、若しくはこれよりも少し大きい直径の貫通ボア
を備える保持部材が、好ましくは接着材によって、上記
柔軟な袋壁体の外側に密封して取り付けられ、袋の外側
に位置するように用いられる。これにより、シーリング
部材の通路と保持部材の上記貫通ボアとが、概ね同軸上
に位置合わせされる。
壁体を通して流動性材料を抜き取るための装置であっ
て、上記袋内部に設けられるシーリング部材と、袋の外
側に設けられる抜き取り部材とを有する。シーリング部
材は、環状のシーリング面、および概ね円形の断面を備
えて上記環状シーリング面と実質的に垂直となるように
延びる軸貫通通路とを有する。この通路は、軸シーリン
グ面を形成する。抜き取り部材は管状部を有しており、
この管状部には、軸に沿って延びる環状の外側シーリン
グ面が設けられており、管状部の自由端によって柔軟な
袋壁体に穴が明けられた後に、管状部がシーリング部材
の通路内へ栓するように挿入される。抜き取り部材の管
状部の軸シーリング面とシーリング部材内の通路とが互
いに係合した後に、自由端に向かってテーパが外側に施
された管状部上の円錐端部は、シーリング部材の円錐形
部分と適合して係合する。さらに、上記管状部の外径と
同じか、若しくはこれよりも少し大きい直径の貫通ボア
を備える保持部材が、好ましくは接着材によって、上記
柔軟な袋壁体の外側に密封して取り付けられ、袋の外側
に位置するように用いられる。これにより、シーリング
部材の通路と保持部材の上記貫通ボアとが、概ね同軸上
に位置合わせされる。
添付図面の説明 続いて、本考案の好適な実施例が図面を参照して詳細
に説明される。
に説明される。
図1は、本考案に係る装置の部材の側断面図である。
図2は、図1の装置のシーリング部材の断面図であ
り、袋内部は材料で満たされている。
り、袋内部は材料で満たされている。
図3は、図2と同様の部分的な断面図であり、図1の
環状保持部材が袋壁体の外側へ付加して取り付けられて
いる。
環状保持部材が袋壁体の外側へ付加して取り付けられて
いる。
図4は、図3と同様の断面図であり、図1の抜き取り
部材をさらに含み、この抜き取り部材が、まさにシーリ
ング部材内へ挿入されるところを示す。
部材をさらに含み、この抜き取り部材が、まさにシーリ
ング部材内へ挿入されるところを示す。
図5は、本考案に係る装置の図であり、抜き取り部材
が完全にシーリング部材内へ挿入された状態を示す。
が完全にシーリング部材内へ挿入された状態を示す。
図6は、図2ないし図5において抜き取り装置を除い
て示す袋の図であり、図5に示す状態において抜き取り
装置によって変形された後を示す。
て示す袋の図であり、図5に示す状態において抜き取り
装置によって変形された後を示す。
現時点での好適な実施例の詳細な説明 本考案に係る装置は、管状の抜き取り部を有してい
る。この抜き取り部は円錐状の端部を有し、その外周面
は自由端に向かって円錐状にテーパが付されている。円
錐状の部分と共に通路を有するシーリング部材は、抜き
取り部の端部に適合するように形成される。本考案のさ
らなる特徴は保持部材に表される。この保持部材は、柔
軟な袋壁体の外側面へ密封して取り付けることができ、
その取り付けは接着剤でなされのが好ましい。それは貫
通ボアを備えており、その直径は環状部の外径と等しい
か、若しくはこれよりも少し大きくされる。
る。この抜き取り部は円錐状の端部を有し、その外周面
は自由端に向かって円錐状にテーパが付されている。円
錐状の部分と共に通路を有するシーリング部材は、抜き
取り部の端部に適合するように形成される。本考案のさ
らなる特徴は保持部材に表される。この保持部材は、柔
軟な袋壁体の外側面へ密封して取り付けることができ、
その取り付けは接着剤でなされのが好ましい。それは貫
通ボアを備えており、その直径は環状部の外径と等しい
か、若しくはこれよりも少し大きくされる。
シーリング部材は、袋が流動性のある材料で満たされ
ているときに、その袋の内側で緩く固定される。袋の内
容物が抜き取られる場合は、初めに環状の保持部材が、
袋の外側面上の所望の位置へ密封式に取り付けられる。
この取り付けは、接着剤を用いる手段によってなされる
のが好ましい。本考案の一実施例によると、接着剤の層
は環状の保持部材上に設けられ、袋壁体への取り付けを
容易とするために、この接着剤は感圧式の接着剤とされ
るのが好ましい。この後、保持部材のボアとシーリング
部材の通路とが概ね同軸状となるように、袋内のシーリ
ング部材は保持部材と位置合わせされる。シーリング部
材の向きは、通路の円錐形部分が保持部材に向かって大
きくなるように向けられる。このため、作業者がシーリ
ング部材を適確に取り付けられるように、シーリング部
材に色もしくは他のマークを施すのが適切である。この
後、抜き取り部材の管状部は、保持部材とシーリング部
材との間で挟まれる袋壁体の部分に抗して保持部材のボ
ア内へ入れられる。管状部材の軸の圧力が増大し、袋壁
体の挟まれた部分は、初めに弾力的に変形し、そして最
後には塑性的に変形される。これにより、袋壁体の挟ま
れた部分は、薄くなり、そして管状の部分の円錐部分と
シーリング部材との間に位置される。最終的には、この
部分が破裂するまで変形と引き伸ばしがなされる。これ
によって、袋の内側と管状部との間に通路が形成され、
袋の内容物はこの通路を通って管状部もしくは抜き取り
部材を介する公知の方法によって、それぞれに分配され
得る。
ているときに、その袋の内側で緩く固定される。袋の内
容物が抜き取られる場合は、初めに環状の保持部材が、
袋の外側面上の所望の位置へ密封式に取り付けられる。
この取り付けは、接着剤を用いる手段によってなされる
のが好ましい。本考案の一実施例によると、接着剤の層
は環状の保持部材上に設けられ、袋壁体への取り付けを
容易とするために、この接着剤は感圧式の接着剤とされ
るのが好ましい。この後、保持部材のボアとシーリング
部材の通路とが概ね同軸状となるように、袋内のシーリ
ング部材は保持部材と位置合わせされる。シーリング部
材の向きは、通路の円錐形部分が保持部材に向かって大
きくなるように向けられる。このため、作業者がシーリ
ング部材を適確に取り付けられるように、シーリング部
材に色もしくは他のマークを施すのが適切である。この
後、抜き取り部材の管状部は、保持部材とシーリング部
材との間で挟まれる袋壁体の部分に抗して保持部材のボ
ア内へ入れられる。管状部材の軸の圧力が増大し、袋壁
体の挟まれた部分は、初めに弾力的に変形し、そして最
後には塑性的に変形される。これにより、袋壁体の挟ま
れた部分は、薄くなり、そして管状の部分の円錐部分と
シーリング部材との間に位置される。最終的には、この
部分が破裂するまで変形と引き伸ばしがなされる。これ
によって、袋の内側と管状部との間に通路が形成され、
袋の内容物はこの通路を通って管状部もしくは抜き取り
部材を介する公知の方法によって、それぞれに分配され
得る。
このように、袋の壁体は、本考案に係る装置を用いて
突き破られたり切られたりするのではなく、むしろ、深
絞りプロセスに似て、初めは弾力的に、その後塑性的に
変形されて破裂するように伸ばされる。これにより、厚
みが薄い変形された壁体の部分が管状部の円錐部分とシ
ーリング部材との間で押される。以上に説明してきた本
考案に係る装置の構造および密封の構造は、袋の内容物
の分配を可能にし、また、高圧の状況にあっても予期せ
ぬかたちで流動性材料が流出する危険性を排除する。分
配作業に適用され得る最大圧力は、袋の破裂強度にのみ
従属する。
突き破られたり切られたりするのではなく、むしろ、深
絞りプロセスに似て、初めは弾力的に、その後塑性的に
変形されて破裂するように伸ばされる。これにより、厚
みが薄い変形された壁体の部分が管状部の円錐部分とシ
ーリング部材との間で押される。以上に説明してきた本
考案に係る装置の構造および密封の構造は、袋の内容物
の分配を可能にし、また、高圧の状況にあっても予期せ
ぬかたちで流動性材料が流出する危険性を排除する。分
配作業に適用され得る最大圧力は、袋の破裂強度にのみ
従属する。
本考案の一実施例によれば、端部および通路の円錐角
度は、セルフロッキングが有効となるような角度にされ
る。この円錐角度は、5度より小さくされるのが好まし
い。このセルフフロッキングにより、シーリング部材内
では、抜き取り部材の管状部を保持するための付加的な
固定手段が不要となる。しかしながら、いくつかのケー
スにおいては、袋の内容物が潤滑特性を呈する場合があ
る。そのような材料が、引き伸ばされた袋壁とシーリン
グ部材の円錐との間の隙間に少しでも入り込めば、効果
的な摩擦は阻害される虞れがある。このケースに対応す
べく本考案の一実施例においては、シーリング部材の通
路が、保持部材と反対側の端でさらに直径の大きな固定
部ないし凹部を有し、抜き取り部材の端部は、径方向へ
延びる環状の拡張部を有する。管状部が通路内に挿入さ
れるとき、この拡張部は固定凹部内でスナップ止めされ
る。管状部は、比較的堅いプラスチック材とされる一
方、シーリング部材は、弾性を備え得る柔軟なプラスチ
ック材とされる。径方向拡張部が固定凹部と係合するま
で、一時的にシーリング部材に小さな変形が生ずるよう
に、径方向拡張部の外径は通路の円錐部の最小径よりも
少し大きくされる。このことにより、引き伸ばされた袋
壁体を有効に分離するように、さらに別の効果が達成さ
れる。通路の円錐部と固定凹部との間の環状のエッジは
比較的鋭く形作られる。凹部内へ径方向拡張部を押し込
むことで、袋壁体は、比較的鋭いエッジで曲げられて引
き裂かれる。
度は、セルフロッキングが有効となるような角度にされ
る。この円錐角度は、5度より小さくされるのが好まし
い。このセルフフロッキングにより、シーリング部材内
では、抜き取り部材の管状部を保持するための付加的な
固定手段が不要となる。しかしながら、いくつかのケー
スにおいては、袋の内容物が潤滑特性を呈する場合があ
る。そのような材料が、引き伸ばされた袋壁とシーリン
グ部材の円錐との間の隙間に少しでも入り込めば、効果
的な摩擦は阻害される虞れがある。このケースに対応す
べく本考案の一実施例においては、シーリング部材の通
路が、保持部材と反対側の端でさらに直径の大きな固定
部ないし凹部を有し、抜き取り部材の端部は、径方向へ
延びる環状の拡張部を有する。管状部が通路内に挿入さ
れるとき、この拡張部は固定凹部内でスナップ止めされ
る。管状部は、比較的堅いプラスチック材とされる一
方、シーリング部材は、弾性を備え得る柔軟なプラスチ
ック材とされる。径方向拡張部が固定凹部と係合するま
で、一時的にシーリング部材に小さな変形が生ずるよう
に、径方向拡張部の外径は通路の円錐部の最小径よりも
少し大きくされる。このことにより、引き伸ばされた袋
壁体を有効に分離するように、さらに別の効果が達成さ
れる。通路の円錐部と固定凹部との間の環状のエッジは
比較的鋭く形作られる。凹部内へ径方向拡張部を押し込
むことで、袋壁体は、比較的鋭いエッジで曲げられて引
き裂かれる。
管状部の円錐部とシーリング部材とが相互係合する前
に、挟まれた袋壁体が破裂することを確実とするため
に、シーリング部材の厚みは厚くされる。この厚みが、
袋の素材、およびその壁体の厚みに従属することは明ら
かである。
に、挟まれた袋壁体が破裂することを確実とするため
に、シーリング部材の厚みは厚くされる。この厚みが、
袋の素材、およびその壁体の厚みに従属することは明ら
かである。
保持部材とシーリング部材との上述した同軸状の位置
合わせを達成するために、これらの部材は協働するガイ
ド手段を有している。これらのガイド手段を通して、部
材の同軸状の位置づけが確立される。本考案の一実施例
においては、凹部が、保持部材と向かい合うシーリング
部材の面に形成される。凹部は、保持部材のガイド部を
受け入れ、シーリング部材を横ずれに抗してしっかりと
固定する。袋がしっかりしたベースの上に置かれた場合
は、抜き取り部材のシーリング部材内への挿入が容易と
なり、これにより、シーリング部材の反対側も、袋壁体
と係合することになる。抜き取り部材を挿入する間に、
流動性材料がシーリング部材の通路の外側へ部分的に流
出するのを許容するために、保持部材とは反対側に位置
するシーリング部材の他端側には、少なくとも一つの径
方向溝ないし径方向通路が設けられる。これにより、通
路と袋内部とが接続される。
合わせを達成するために、これらの部材は協働するガイ
ド手段を有している。これらのガイド手段を通して、部
材の同軸状の位置づけが確立される。本考案の一実施例
においては、凹部が、保持部材と向かい合うシーリング
部材の面に形成される。凹部は、保持部材のガイド部を
受け入れ、シーリング部材を横ずれに抗してしっかりと
固定する。袋がしっかりしたベースの上に置かれた場合
は、抜き取り部材のシーリング部材内への挿入が容易と
なり、これにより、シーリング部材の反対側も、袋壁体
と係合することになる。抜き取り部材を挿入する間に、
流動性材料がシーリング部材の通路の外側へ部分的に流
出するのを許容するために、保持部材とは反対側に位置
するシーリング部材の他端側には、少なくとも一つの径
方向溝ないし径方向通路が設けられる。これにより、通
路と袋内部とが接続される。
ここで図1を参照すると、スリーブ状の、若しくは管
状の抜き取り部材10が部分的に断面で示されている。そ
の下部12は、自由端に向かってテーパ状にされた外側円
錐形14を有しており、その自由端には環状の径方向拡張
部16が形成されている。抜き取り部材10の他端部は、所
望の用途に適合するように任意に形成できる。例えばそ
の端部は、材料が満たされる容器へ接続されるように、
螺刻されたり、若しくは他の形状が与えられる。
状の抜き取り部材10が部分的に断面で示されている。そ
の下部12は、自由端に向かってテーパ状にされた外側円
錐形14を有しており、その自由端には環状の径方向拡張
部16が形成されている。抜き取り部材10の他端部は、所
望の用途に適合するように任意に形成できる。例えばそ
の端部は、材料が満たされる容器へ接続されるように、
螺刻されたり、若しくは他の形状が与えられる。
端部12の円錐角度は、5度よりも小さい。
図1には、環状の保持部材18も断面で示されている。
この保持部材は、プラスチック材からなり、厚みが比較
的薄い。その下部には、取り外し可能な保護層によって
覆われた感圧式接着剤の層が設けられている。環状部材
18の内径は、管状の抜き取り部材10の外径と等しくされ
るか、若しくはこれよりも少し大きくされる。
この保持部材は、プラスチック材からなり、厚みが比較
的薄い。その下部には、取り外し可能な保護層によって
覆われた感圧式接着剤の層が設けられている。環状部材
18の内径は、管状の抜き取り部材10の外径と等しくされ
るか、若しくはこれよりも少し大きくされる。
さらに図1には、環状のシーリング部材が断面で示さ
れている。このシーリング部材の厚みは、保持部材18の
厚みよりもかなり分厚い。シーリング部材22の外形は円
筒状である。このシーリング部材22は環状のシーリング
面を有し、そのシーリング面は、保持部材18に面する前
端部に凹部24を有している。この凹部の直径は、保持部
材18の外径よりも少し大きくされる。環状のシーリング
部材22は、その中を貫通する通路を有している。この通
路は、軸方向のシーリング面を形成し、抜き取り部材10
の円錐部分14に適合するように形成された円錐部分26を
備えている。そしてこの円錐部分26には、それより大き
な直径を有する環状凹部30が続いている。円錐部分26の
最小径となる端部32の直径は、径方向の拡張部16の外径
よりも僅かに小さくされている。通路の円錐部分26およ
び凹部30を接合するエッジ32は、比較的鋭く形成されて
いる。シーリング部材22は、凹部24と反対側の前端部に
複数の径方向通路34を有しており、この径方向通路は、
通路と袋の内部とを互いに接続する。
れている。このシーリング部材の厚みは、保持部材18の
厚みよりもかなり分厚い。シーリング部材22の外形は円
筒状である。このシーリング部材22は環状のシーリング
面を有し、そのシーリング面は、保持部材18に面する前
端部に凹部24を有している。この凹部の直径は、保持部
材18の外径よりも少し大きくされる。環状のシーリング
部材22は、その中を貫通する通路を有している。この通
路は、軸方向のシーリング面を形成し、抜き取り部材10
の円錐部分14に適合するように形成された円錐部分26を
備えている。そしてこの円錐部分26には、それより大き
な直径を有する環状凹部30が続いている。円錐部分26の
最小径となる端部32の直径は、径方向の拡張部16の外径
よりも僅かに小さくされている。通路の円錐部分26およ
び凹部30を接合するエッジ32は、比較的鋭く形成されて
いる。シーリング部材22は、凹部24と反対側の前端部に
複数の径方向通路34を有しており、この径方向通路は、
通路と袋の内部とを互いに接続する。
図2から図6において、袋40は、例えばプラスチック
材樹脂のような、流動性のある材料42で満たされて示さ
ていれる。袋40は、プラスチック材の二枚のシート44,4
6から作られている。これらのシートは、袋40の柔軟な
壁体を形成し、縁48のところで融着されている。袋の内
部には、環状のシーリング部材がルーズに挿入される。
また別の例においては、シーリング部材22は、袋壁体の
内側に、例えば接着剤もしくは融着法によって取り付け
ることができる。
材樹脂のような、流動性のある材料42で満たされて示さ
ていれる。袋40は、プラスチック材の二枚のシート44,4
6から作られている。これらのシートは、袋40の柔軟な
壁体を形成し、縁48のところで融着されている。袋の内
部には、環状のシーリング部材がルーズに挿入される。
また別の例においては、シーリング部材22は、袋壁体の
内側に、例えば接着剤もしくは融着法によって取り付け
ることができる。
袋40へのアクセスを確保し且つ、満たされた材料43を
抜き取るために、環状シーリング部材22は、所望の位置
に設けられる。作業者は、シーリング部材22の形状にし
たがって、シーリング部材22の向きを決定すればよい。
保持部材18は、図3に示すように、袋壁体44の外側に接
着される。袋14に材料を満たす前に、若しくは満たす少
し後に、接着剤もしくは超音波融着法などの方法によっ
て、環状部材18が袋40へ連続的に取り付けられることは
明らかである。保持部材18が袋40へ恒久的に取り付けら
れない場合には、それは、抜き取り部材10と共にキット
を形成し、袋40と分離できる。
抜き取るために、環状シーリング部材22は、所望の位置
に設けられる。作業者は、シーリング部材22の形状にし
たがって、シーリング部材22の向きを決定すればよい。
保持部材18は、図3に示すように、袋壁体44の外側に接
着される。袋14に材料を満たす前に、若しくは満たす少
し後に、接着剤もしくは超音波融着法などの方法によっ
て、環状部材18が袋40へ連続的に取り付けられることは
明らかである。保持部材18が袋40へ恒久的に取り付けら
れない場合には、それは、抜き取り部材10と共にキット
を形成し、袋40と分離できる。
保持部材18とシーリング部材22との位置合わせは、凹
部24によって容易になされ、この凹部は、保持部材18を
部分的に受け入れ、そしてシーリング部材22を横ずれに
対してしっかりと固定する。保持部材18と袋壁体44との
間が十分に密封されなければならないことは重要であ
る。
部24によって容易になされ、この凹部は、保持部材18を
部分的に受け入れ、そしてシーリング部材22を横ずれに
対してしっかりと固定する。保持部材18と袋壁体44との
間が十分に密封されなければならないことは重要であ
る。
図4および図5に示すように、抜き取り部材10が、抜
き取り操作のために、保持部材18に対して位置合わせさ
れなければならない。その後、抜き取り部材10は、保持
部材18とシーリング部材22との間で挟まれる袋壁体44の
部分50に抗して、保持部材18のボア内へ差し込まれる。
図4の実施例において、袋40は、ベース部(図示せず)
に置かれ、袋壁体46が、シーリング部材22の下端部と係
合するようにされる。抜き取り部材10の円錐端部22が、
部分50に抗して付勢される場合に、これは、初めは弾性
変形してその後、伸ばされて最終的には塑性変形されて
図6に示すような円錐形に変形された部分52が形成され
る。この変形は、円錐形部分12,14,26が相互係合する前
に、部分52の下端部が、図中54で示されている箇所で最
終的に破裂するように行われる。径方向環状拡張部16
は、比較的鋭いエッジ32の直径よりも少し小さい直径を
有しており、伸ばされた袋壁体を鋭いエッジ32に押し付
ける。これにより、拡張部16が環状凹部30と係合すると
きに、最先端部で袋壁体の破裂が生じる。このことは、
円錐部分12,14,26それぞれの間で生じ得る多少の摩擦だ
けででも、抜き取り部材10を図示の位置に止まらせるこ
とができ、さらには、高圧条件の下でも材料42を分配で
きるということを、固定操作によってもたらす。
き取り操作のために、保持部材18に対して位置合わせさ
れなければならない。その後、抜き取り部材10は、保持
部材18とシーリング部材22との間で挟まれる袋壁体44の
部分50に抗して、保持部材18のボア内へ差し込まれる。
図4の実施例において、袋40は、ベース部(図示せず)
に置かれ、袋壁体46が、シーリング部材22の下端部と係
合するようにされる。抜き取り部材10の円錐端部22が、
部分50に抗して付勢される場合に、これは、初めは弾性
変形してその後、伸ばされて最終的には塑性変形されて
図6に示すような円錐形に変形された部分52が形成され
る。この変形は、円錐形部分12,14,26が相互係合する前
に、部分52の下端部が、図中54で示されている箇所で最
終的に破裂するように行われる。径方向環状拡張部16
は、比較的鋭いエッジ32の直径よりも少し小さい直径を
有しており、伸ばされた袋壁体を鋭いエッジ32に押し付
ける。これにより、拡張部16が環状凹部30と係合すると
きに、最先端部で袋壁体の破裂が生じる。このことは、
円錐部分12,14,26それぞれの間で生じ得る多少の摩擦だ
けででも、抜き取り部材10を図示の位置に止まらせるこ
とができ、さらには、高圧条件の下でも材料42を分配で
きるということを、固定操作によってもたらす。
図4に示すように、袋がベース部の上に置かれて袋壁
体46がシーリング部材22の下端面の密封をもたらすとき
には、抜き取り部材10がシーリング部材22の中へ挿入さ
れるとによって、一連の径方向通路34は、満たされてい
る材料を部分的にシーリング部材の通路の外側へ逃がす
ことができる。
体46がシーリング部材22の下端面の密封をもたらすとき
には、抜き取り部材10がシーリング部材22の中へ挿入さ
れるとによって、一連の径方向通路34は、満たされてい
る材料を部分的にシーリング部材の通路の外側へ逃がす
ことができる。
Claims (11)
- 【請求項1】柔軟な壁体を有する袋の壁体を通して流動
性のある満たされた材料を抜き取るための装置であっ
て、 上記袋内部に設けられるシーリング部材と、該袋の外側
に設けられる抜き取り部材とを備え、該シーリング部材
は環状シーリング面と軸貫通通路とを有し、該軸貫通通
路は、概ね円形の断面で上記環状シーリング面に対して
実質的に垂直に延び、該通路は軸シーリング面を形成
し、上記抜き取り部材は管状部を有し、該管状部は、軸
に沿って延びる環状の外側シーリング面が設けられ、該
管状部は、円錐形端部を有し且つ軸に沿って延びる環状
の外側シーリング面が設けられ、該管状部は、その自由
端によって上記柔軟な壁体に穴が明けられた後に、上記
シーリング部材の上記通路内へ挿入されるように用いら
れ、上記抜き取り部材の上記管状部と上記通路の上記軸
シーリング面とが相互に係合する装置において、 円錐形部分を有する上記シーリング部材の上記通路は、
上記円錐形部分同士の相互係合に際して上記抜き取り部
材の上記円錐形部分および上記シーリング部材の上記円
錐形部分の長さが上記袋壁体の材料を破裂させるように
選択された状態で、上記円錐形端部と実質的に適合し、
上記柔軟な袋壁体の外側には保持部材が密封式に取り付
けられ、該保持部材は貫通ボアを有し、該貫通ボアの直
径は、上記管状部の外径と等しいか、若しくは、上記抜
き取り部材の、上記管状部の外径よりも少し大きくさ
れ、上記シーリング部材の上記通路および上記保持部材
の上記貫通ボアが概ね同軸上に位置するように、上記シ
ーリング部材が方向づけられて適合されることを特徴と
する装置。 - 【請求項2】上記端部および上記通路の上記円錐形部分
の円錐角度が、セルフロッキングを達成するような角度
にされている請求項1の装置。 - 【請求項3】上記保持部材が、比較的薄いリングによっ
て形成されている請求項1または2の装置。 - 【請求項4】上記シーリング部材が、比較的分厚いリン
グによって形成されている請求項1の装置。 - 【請求項5】上記保持部材および上記シーリング部材
は、該両部材を同軸上の位置に固定するために協働する
ガイド手段を有する請求項1の装置。 - 【請求項6】上記保持部材に面する上記シーリング部材
の端面は凹部を有し、該凹部は、該シーリング部材の横
ずれを回避するために上記保持部材のガイド部を受け入
れる請求項5の装置。 - 【請求項7】上記保持部材とは反対側の端部上の上記シ
ーリング部材の上記通路がより大きな直径の固定用凹部
を有し、且つ上記抜き取り部材の上記端部が、径方向
へ、好ましくは環状に延びる拡張部を有し、該拡張部
は、上記管状部が上記通路内へ挿入される場合に上記固
定用凹部と係合する請求項1の装置。 - 【請求項8】上記通路の上記円錐形部分と上記固定用凹
部との間の環状エッジが、比較的鋭く形成される請求項
7の装置。 - 【請求項9】上記通路と上記シーリング部材の外周面と
の接続を確実にするために、上記シーリング部材が、上
記保持部材とは反対側の端面に、少なくとも一つの径方
向の溝若しくは通路を有する請求項1記載の装置。 - 【請求項10】上記管状部が、比較的堅いプラスチック
材から作られ、上記シーリング部材が、比較的柔軟で弾
性のあるプラスチック材から作られる請求項1の装置。 - 【請求項11】上記保持部材の片側は、接着剤の層が、
好ましくは感圧式接着剤の層が設けられ、該接着剤の層
は取り外し可能な保護層によって覆われる請求項1の装
置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4021743.4 | 1990-07-07 | ||
DE19904021743 DE4021743C2 (de) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | Vorrichtung zum Entnehmen von Füllgut aus Beuteln |
PCT/US1991/003911 WO1992000895A1 (en) | 1990-07-07 | 1991-06-03 | Device for withdrawing filling material from bags |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06500009U JPH06500009U (ja) | 1994-08-04 |
JP2519500Y2 true JP2519500Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=6409902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993600002U Expired - Lifetime JP2519500Y2 (ja) | 1990-07-07 | 1991-06-03 | 袋内に満たされている材料を抜き取るための装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0537281B1 (ja) |
JP (1) | JP2519500Y2 (ja) |
DE (1) | DE4021743C2 (ja) |
ES (1) | ES2061260T3 (ja) |
WO (1) | WO1992000895A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5407099A (en) * | 1990-07-07 | 1995-04-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Device for withdrawing filling material from bags |
GB9503848D0 (en) * | 1995-02-25 | 1995-04-19 | Arlington Packaging Ltd | Improvements in or relating to containers |
SE515112C2 (sv) * | 1997-09-29 | 2001-06-11 | Asept Int Ab | Förpackning, sätt att framställa denna och koppling för densamma |
SE515113C2 (sv) * | 1997-09-29 | 2001-06-11 | Asept Int Ab | Förpackning, sätt att framställa denna och koppling för densamma |
SE514699C2 (sv) * | 1997-09-29 | 2001-04-02 | Asept Int Ab | Portioneringsanordning och förpackning ur vilken en flytande produkt, företrädesvis flytande livsmedel, skall portioneras ut med hjälp av portioneringsanordningen samt kopplingsanordning vid nämnda förpackning |
DE19961078B4 (de) * | 1999-12-17 | 2006-03-23 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Ventileinheit |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1104359A (en) * | 1966-07-28 | 1968-02-28 | Kathleen Henfrey | Improvements in and relating to containers formed of plastics material |
AU491840B2 (en) * | 1973-04-09 | 1975-10-09 | Diemoulders Proprietary Limited | Improved containers for liquids |
DE2525000A1 (de) * | 1975-06-05 | 1976-12-30 | Hoechst Ag | Entnahmevorrichtung fuer beutel |
SE445824B (sv) * | 1980-01-10 | 1986-07-21 | Leif Einar Stern | Kopplingsanordning for anslutning av ett materialuttag till en forpackning |
GB8708493D0 (en) * | 1987-04-09 | 1987-05-13 | Craig Med Prod Ltd | Attaching catheter to bag |
NL8703114A (nl) * | 1987-12-23 | 1989-07-17 | Filoform Chem Ind Bv | Werkwijze voor het aanbrengen van een aansluitnippel op een buidel, en een inrichting voor het uitvoeren van deze werkwijze. |
-
1990
- 1990-07-07 DE DE19904021743 patent/DE4021743C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-06-03 WO PCT/US1991/003911 patent/WO1992000895A1/en active IP Right Grant
- 1991-06-03 JP JP1993600002U patent/JP2519500Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-03 ES ES91913568T patent/ES2061260T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-03 EP EP91913568A patent/EP0537281B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0537281A1 (en) | 1993-04-21 |
DE4021743A1 (de) | 1992-01-16 |
JPH06500009U (ja) | 1994-08-04 |
EP0537281B1 (en) | 1994-10-12 |
DE4021743C2 (de) | 1994-03-31 |
ES2061260T3 (es) | 1994-12-01 |
WO1992000895A1 (en) | 1992-01-23 |
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