JPH06154236A - ハブ部材 - Google Patents
ハブ部材Info
- Publication number
- JPH06154236A JPH06154236A JP3001964A JP196491A JPH06154236A JP H06154236 A JPH06154236 A JP H06154236A JP 3001964 A JP3001964 A JP 3001964A JP 196491 A JP196491 A JP 196491A JP H06154236 A JPH06154236 A JP H06154236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow cylinder
- base
- hub member
- housing
- open
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/22—Valves or arrangement of valves
- A61M39/26—Valves closing automatically on disconnecting the line and opening on reconnection thereof
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 薬用導管のためのハブ部材において、カテー
テルなどのハブ部材のためのバルブ部材は、スリットを
有する基部を備えた開いたカップ状の中空シリンダから
なり、この基部は、ハブ部材のハウジングのチャンバの
中で軸方向に変位可能である。閉鎖位置では、コイルば
ねが、中空シリンダの開口の端を結合部材のための挿入
開口の内側の端に対して押す。この挿入開口は、ハウジ
ングに形成され、中空シリンダの開口の端の内周より大
きい直径を有する。基部は、ハウジングの中に固定され
た閉鎖リングの中央の穴の中に引っ張られ、この穴をと
おして、基部は、スリットによって形成された脚部を放
すためにばね作用に抗して軸方向に押されることが可能
である。 【効果】 この操作の間、弾性的中空シリンダは圧力を
加えられないので、基部のスリットの端は変形されな
い。しかし、閉鎖リングは、ハブ部材の中の流れの通路
の有効な閉鎖を保証するが、ハブ部材に入ってくる空気
やしみ出る血液に対して、この通路を気密に保つ。
テルなどのハブ部材のためのバルブ部材は、スリットを
有する基部を備えた開いたカップ状の中空シリンダから
なり、この基部は、ハブ部材のハウジングのチャンバの
中で軸方向に変位可能である。閉鎖位置では、コイルば
ねが、中空シリンダの開口の端を結合部材のための挿入
開口の内側の端に対して押す。この挿入開口は、ハウジ
ングに形成され、中空シリンダの開口の端の内周より大
きい直径を有する。基部は、ハウジングの中に固定され
た閉鎖リングの中央の穴の中に引っ張られ、この穴をと
おして、基部は、スリットによって形成された脚部を放
すためにばね作用に抗して軸方向に押されることが可能
である。 【効果】 この操作の間、弾性的中空シリンダは圧力を
加えられないので、基部のスリットの端は変形されな
い。しかし、閉鎖リングは、ハブ部材の中の流れの通路
の有効な閉鎖を保証するが、ハブ部材に入ってくる空気
やしみ出る血液に対して、この通路を気密に保つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両端で開放されたチャ
ンバを有するハウジングと弾性的バルブ機構を有するバ
ルブ手段とからなり、このチャンバは、その一開放端が
薬用導管に結合でき、かつ他方の開放端が結合部材を収
容でき、上記の弾性的バルブ機構は、開いたカップ状の
中空シリンダの形状であり、かつこの中空シリンダがス
リットを有する基部を備えた、硬い又は可撓性の薬用導
管のためのハブ部材に関する。
ンバを有するハウジングと弾性的バルブ機構を有するバ
ルブ手段とからなり、このチャンバは、その一開放端が
薬用導管に結合でき、かつ他方の開放端が結合部材を収
容でき、上記の弾性的バルブ機構は、開いたカップ状の
中空シリンダの形状であり、かつこの中空シリンダがス
リットを有する基部を備えた、硬い又は可撓性の薬用導
管のためのハブ部材に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】本発
明において、「薬用導管」は、血液を採取するために、
または、血液、侵剤液及び薬剤を供給するために患者の
血管の中に挿入される金属またはプラスティックのカニ
ューレと可撓性のカテーテルとして理解されるべきであ
る。導管の先端が血管に入るとき、血液は逆流し、大部
分の公知のハブ部材から現れ出るであろう。このこと
は、血液をとおしての伝染病の伝ぱの危険のために防止
されねばならない。また、継続する導管をハブ部材のハ
ウジングから引き抜くことによりこの結合部材を取り換
えるときにも、ハブ部材は開き、血液はそこから流れだ
し得る。患者が好ましくない位置にいる場合には、空気
さえ静脈系に入って空気塞栓症を起こし得る。
明において、「薬用導管」は、血液を採取するために、
または、血液、侵剤液及び薬剤を供給するために患者の
血管の中に挿入される金属またはプラスティックのカニ
ューレと可撓性のカテーテルとして理解されるべきであ
る。導管の先端が血管に入るとき、血液は逆流し、大部
分の公知のハブ部材から現れ出るであろう。このこと
は、血液をとおしての伝染病の伝ぱの危険のために防止
されねばならない。また、継続する導管をハブ部材のハ
ウジングから引き抜くことによりこの結合部材を取り換
えるときにも、ハブ部材は開き、血液はそこから流れだ
し得る。患者が好ましくない位置にいる場合には、空気
さえ静脈系に入って空気塞栓症を起こし得る。
【0003】この欠陥を無くすために、バルブ機構を備
えたハブ部材が提供された(ドイツ特許第28 17
102号)。このハブ部材においては、中央のスリット
を有するエラストマ材料の円板が、ハウジングのチャン
バの壁の中で放射状に設けられる溝の中に保持される。
さらに、このハウジングは、円錐スリーブ部材の形状の
調節部材を収容し、この調節部材は、ハウジングの挿入
開口の中に挿入可能な結合部材、たとえば鋼鉄製カニュ
ーレのハブの圧力によって前進され、この前進位置で、
円板に対して押し、少なくとも部分的に円板を進入して
スリットを開く。この場合、閉鎖の信頼性は、円板材料
の疲労のために劣化する円板材料の固有の弾性に依存す
るので、鋼鉄製カニューレが引き出された後で、閉鎖の
信頼性が疑わしいことが有り得る。特に、この器具が直
ちに使用できるセットとして引き渡されていて、このセ
ットにおいて予め圧力を与えられた円板におけるスリッ
トの滑らかな端(リップを形成する)が鋼鉄製カニュー
レによって長時間変形されているとき、閉鎖の信頼性が
問題となる。この理由のため、スリットの変形された端
が、鋼鉄製カニューレが引き抜かれたとき気密に閉じる
ことができないことが有り得るのみならず、血液がしみ
だし得る開いた穴を生じることさえ有り得る。この穴の
大きさを最小に保つために、より大きい直径の鋼鉄製カ
ニューレは、実際にはハブ部材の中のエラストマ円板の
領域に配置された締付材(constriction)
を備える。しかし、この締付材は、かなりの製造労力を
必要としうるのみならず、さらに、カニューレの中にス
ロットル点を形成するので、組織を穿刺するときに切り
出された組織粒子がスロットル点にくっつき、穿刺の成
功は、血液の流出によって示めされない。従って、使用
者は、血管を不必要に数回穿刺せねばならず、患者に不
適当な苦痛を起こさせる。
えたハブ部材が提供された(ドイツ特許第28 17
102号)。このハブ部材においては、中央のスリット
を有するエラストマ材料の円板が、ハウジングのチャン
バの壁の中で放射状に設けられる溝の中に保持される。
さらに、このハウジングは、円錐スリーブ部材の形状の
調節部材を収容し、この調節部材は、ハウジングの挿入
開口の中に挿入可能な結合部材、たとえば鋼鉄製カニュ
ーレのハブの圧力によって前進され、この前進位置で、
円板に対して押し、少なくとも部分的に円板を進入して
スリットを開く。この場合、閉鎖の信頼性は、円板材料
の疲労のために劣化する円板材料の固有の弾性に依存す
るので、鋼鉄製カニューレが引き出された後で、閉鎖の
信頼性が疑わしいことが有り得る。特に、この器具が直
ちに使用できるセットとして引き渡されていて、このセ
ットにおいて予め圧力を与えられた円板におけるスリッ
トの滑らかな端(リップを形成する)が鋼鉄製カニュー
レによって長時間変形されているとき、閉鎖の信頼性が
問題となる。この理由のため、スリットの変形された端
が、鋼鉄製カニューレが引き抜かれたとき気密に閉じる
ことができないことが有り得るのみならず、血液がしみ
だし得る開いた穴を生じることさえ有り得る。この穴の
大きさを最小に保つために、より大きい直径の鋼鉄製カ
ニューレは、実際にはハブ部材の中のエラストマ円板の
領域に配置された締付材(constriction)
を備える。しかし、この締付材は、かなりの製造労力を
必要としうるのみならず、さらに、カニューレの中にス
ロットル点を形成するので、組織を穿刺するときに切り
出された組織粒子がスロットル点にくっつき、穿刺の成
功は、血液の流出によって示めされない。従って、使用
者は、血管を不必要に数回穿刺せねばならず、患者に不
適当な苦痛を起こさせる。
【0004】さらに、穿刺し挿入する器具としては、弾
性的なカップ状の中空シリンダを有するバルブ手段を備
え、この中空シリンダの基部にスリットを有するものが
知られている(ドイツ特許第31 47 609号)。
ここに、ハブ部材のハウジングのチャンバの中で軸方向
に変位可能であり、両端で開放されたジャケットの形状
である調節部材が、静止したカップ状の中空シリンダの
基部を放射方向の圧力によりバイアスを加えるために役
立つ。この器具を使用する前に、ジャケットの内側の端
は、中空シリンダの上方の開放端を取り囲むだけなの
で、中空シリンダの対向する底部部材は、保管時間の間
に圧力を受けず、漏れを生じるおそれがある気密リップ
で変形は生じない。結合部材、例えばカニューレハブ
は、使用者に面するジャケットの外側の端に挿入され、
この結合部材は、穿刺のためカニューレの先端を用意す
るために軸方向に前進されるとき、中空シリンダ全体の
上でジャケットの内側の端を押し、基部を放射方向に圧
す。この位置で、ジャケットはハウジング内で係合し、
その結果、基部のスリットのリップは、永久に一緒に圧
され、リップを放す可能性はない。穿刺カニューレの除
去のあとで、高度に可撓性のカテーテルホースを上記の
放射状にバイアスを加えられた基部の閉じたリップを通
って押すことを可能にするために、または、液体流の弱
い圧力によってリップを開くことを可能にするために、
中空シリンダの底は、非常に薄くなければならないし、
変形性(yielding)でなければならない。この
場合、血液流の弱い圧力のときもスリットが開く危険が
あり、バルブが非復帰(noreturn)バルブとし
て作用しない危険がある。カテーテルホースの保管時間
に依存して、バイアス圧力を受けた基部で薄いリップが
疲労のために変形するので、このバルブ機構において
も、変形は、閉じることができない穴を生じる。以上に
説明された公知の2個のハブ部材のバルブ機構におい
て、必要な追加の調節部材は、ハブ部材の生産コストを
増加する。
性的なカップ状の中空シリンダを有するバルブ手段を備
え、この中空シリンダの基部にスリットを有するものが
知られている(ドイツ特許第31 47 609号)。
ここに、ハブ部材のハウジングのチャンバの中で軸方向
に変位可能であり、両端で開放されたジャケットの形状
である調節部材が、静止したカップ状の中空シリンダの
基部を放射方向の圧力によりバイアスを加えるために役
立つ。この器具を使用する前に、ジャケットの内側の端
は、中空シリンダの上方の開放端を取り囲むだけなの
で、中空シリンダの対向する底部部材は、保管時間の間
に圧力を受けず、漏れを生じるおそれがある気密リップ
で変形は生じない。結合部材、例えばカニューレハブ
は、使用者に面するジャケットの外側の端に挿入され、
この結合部材は、穿刺のためカニューレの先端を用意す
るために軸方向に前進されるとき、中空シリンダ全体の
上でジャケットの内側の端を押し、基部を放射方向に圧
す。この位置で、ジャケットはハウジング内で係合し、
その結果、基部のスリットのリップは、永久に一緒に圧
され、リップを放す可能性はない。穿刺カニューレの除
去のあとで、高度に可撓性のカテーテルホースを上記の
放射状にバイアスを加えられた基部の閉じたリップを通
って押すことを可能にするために、または、液体流の弱
い圧力によってリップを開くことを可能にするために、
中空シリンダの底は、非常に薄くなければならないし、
変形性(yielding)でなければならない。この
場合、血液流の弱い圧力のときもスリットが開く危険が
あり、バルブが非復帰(noreturn)バルブとし
て作用しない危険がある。カテーテルホースの保管時間
に依存して、バイアス圧力を受けた基部で薄いリップが
疲労のために変形するので、このバルブ機構において
も、変形は、閉じることができない穴を生じる。以上に
説明された公知の2個のハブ部材のバルブ機構におい
て、必要な追加の調節部材は、ハブ部材の生産コストを
増加する。
【0005】本発明の目的は、上に述べたような種類の
バルブ機構を改善し、弾性的中空シリンダの基部のスリ
ットが容易に挿入方向に開かれ、かつ逆流方向に確実に
気密にすることである。
バルブ機構を改善し、弾性的中空シリンダの基部のスリ
ットが容易に挿入方向に開かれ、かつ逆流方向に確実に
気密にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薬剤導管の
ためのハブ部材は、両端で開放されたチャンバを有する
ハウジングと弾性的バルブ機構を有するバルブ部とから
なり、このチャンバは、その一開放端が薬用導管に結合
でき、かつ他方の開放端が結合部材を収容でき、上記の
弾性的バルブ機構は、開いたカップ状の中空シリンダの
形状であり、かつスリットを有する基部を備えていて、
弾性的バルブ機構の上記の中空シリンダは、上記のチャ
ンバの中で軸方向に変位可能であり、結合部材のための
挿入開口が上記のハウジングに設けられ、この挿入開口
が上記の中空シリンダの開口の端部の内周より大きい直
径を有し、上記の中空シリンダの開口の端部を上記の挿
入開口の内側端部に対して圧すように付勢するばね部材
が備えられ、閉鎖リングが上記のハウジングの中に固定
され、上記の基部は、この閉鎖リングの中央の穴と適合
可能に形成され、上記の基部が、スリットによって形成
される脚部を開放するために、上記の穴を通って、ばね
部材の作用に抗して軸方向に押されることが可能である
ことを特徴とする。
ためのハブ部材は、両端で開放されたチャンバを有する
ハウジングと弾性的バルブ機構を有するバルブ部とから
なり、このチャンバは、その一開放端が薬用導管に結合
でき、かつ他方の開放端が結合部材を収容でき、上記の
弾性的バルブ機構は、開いたカップ状の中空シリンダの
形状であり、かつスリットを有する基部を備えていて、
弾性的バルブ機構の上記の中空シリンダは、上記のチャ
ンバの中で軸方向に変位可能であり、結合部材のための
挿入開口が上記のハウジングに設けられ、この挿入開口
が上記の中空シリンダの開口の端部の内周より大きい直
径を有し、上記の中空シリンダの開口の端部を上記の挿
入開口の内側端部に対して圧すように付勢するばね部材
が備えられ、閉鎖リングが上記のハウジングの中に固定
され、上記の基部は、この閉鎖リングの中央の穴と適合
可能に形成され、上記の基部が、スリットによって形成
される脚部を開放するために、上記の穴を通って、ばね
部材の作用に抗して軸方向に押されることが可能である
ことを特徴とする。
【0007】
【作用及び発明の効果】バルブ機構のカップ状の、ばね
の付勢により軸方向に変位可能な中空シリンダは、結合
部材、たとえば鋼鉄製カニューレまたは侵剤導管のハブ
によって起動され、その上側の端で押すので、追加の調
節部材が不要である。ばね作用に抗した中空シリンダの
変位は、結合部材を挿入開口の中に挿入するときに自動
的に起こり、この中空シリンダの変位により、基部が閉
鎖リングの中央の穴から押し出され、このため、基部の
脚部は、通路を妨げないために、自由に圧力なしに外方
向に広がることができる。閉鎖リングが中空シリンダの
開放位置で能動的でなく、かつ基部が放射方向に負荷さ
れないので、わずかな開放圧力が十分である。従って、
ハブ部材は、完全に有効なチェックバルブとともに、カ
ニューレまたはカテーテルの通過と液体の通過の双方を
可能にするために適している。結合部材が挿入開口から
引き抜かれるときに、中空シリンダに対する軸方向の圧
力は、それにより開放され、ばねは、直ちに中空シリン
ダをハウジングの挿入開口の方に変位し、基部は、閉鎖
リングの中央の穴の中に引っ張られる。この穴と基部の
外周の相互の適合は、基部のスリットの端が圧力なしに
相互に押されているような基部の閉鎖を生じるので、空
気が外側から入ることもできず、血液が内側からしみ出
ることもない。中空シリンダが閉じた位置でも開いた位
置でも前もって加えられる圧力から自由であるという事
実は、材料がこの固有の弾性を保ち、疲労の徴候を示さ
ないので、繰り返して開いたり閉じたりするときにバル
ブ機構の完全な機能を保証する。
の付勢により軸方向に変位可能な中空シリンダは、結合
部材、たとえば鋼鉄製カニューレまたは侵剤導管のハブ
によって起動され、その上側の端で押すので、追加の調
節部材が不要である。ばね作用に抗した中空シリンダの
変位は、結合部材を挿入開口の中に挿入するときに自動
的に起こり、この中空シリンダの変位により、基部が閉
鎖リングの中央の穴から押し出され、このため、基部の
脚部は、通路を妨げないために、自由に圧力なしに外方
向に広がることができる。閉鎖リングが中空シリンダの
開放位置で能動的でなく、かつ基部が放射方向に負荷さ
れないので、わずかな開放圧力が十分である。従って、
ハブ部材は、完全に有効なチェックバルブとともに、カ
ニューレまたはカテーテルの通過と液体の通過の双方を
可能にするために適している。結合部材が挿入開口から
引き抜かれるときに、中空シリンダに対する軸方向の圧
力は、それにより開放され、ばねは、直ちに中空シリン
ダをハウジングの挿入開口の方に変位し、基部は、閉鎖
リングの中央の穴の中に引っ張られる。この穴と基部の
外周の相互の適合は、基部のスリットの端が圧力なしに
相互に押されているような基部の閉鎖を生じるので、空
気が外側から入ることもできず、血液が内側からしみ出
ることもない。中空シリンダが閉じた位置でも開いた位
置でも前もって加えられる圧力から自由であるという事
実は、材料がこの固有の弾性を保ち、疲労の徴候を示さ
ないので、繰り返して開いたり閉じたりするときにバル
ブ機構の完全な機能を保証する。
【0008】本発明のハウジング部材が組み込み静脈カ
ニューレと共に備えられ、鋼鉄製カニューレを挿入して
直ちに使用する穿刺セットとして配達されるとき、結合
部材のための挿入開口に軸方向に挿入される鋼鉄製カニ
ューレのハブは、基部が中空シリンダを越えて突き出る
ように、中空シリンダに対して押し、基部の脚部は、中
空シリンダの中の通路を開くために、鋼鉄製カニューレ
によって作用される圧力の下で放射方向に自由に広が
る。この場合、材料の内部応力は生じず、鋼鉄製カニュ
ーレにゆるく接する脚部の端は、基部が穿刺セットの保
管の間に負荷をうけないという事実により、変形されな
い。鋼鉄製カニューレの引き抜きの後で、脚部の閉鎖性
は、両方向に最適である。
ニューレと共に備えられ、鋼鉄製カニューレを挿入して
直ちに使用する穿刺セットとして配達されるとき、結合
部材のための挿入開口に軸方向に挿入される鋼鉄製カニ
ューレのハブは、基部が中空シリンダを越えて突き出る
ように、中空シリンダに対して押し、基部の脚部は、中
空シリンダの中の通路を開くために、鋼鉄製カニューレ
によって作用される圧力の下で放射方向に自由に広が
る。この場合、材料の内部応力は生じず、鋼鉄製カニュ
ーレにゆるく接する脚部の端は、基部が穿刺セットの保
管の間に負荷をうけないという事実により、変形されな
い。鋼鉄製カニューレの引き抜きの後で、脚部の閉鎖性
は、両方向に最適である。
【0009】本発明の好ましい実施例では、円状断面を
有する上記の中空シリンダが、コイルばね部材によって
取り囲まれ、このコイルばね部材の一端が上記の閉鎖リ
ングの上に支持され、他端が上記の中空シリンダに固定
される。このコイルばね部材は、適当な強度を有する金
属から作られる。
有する上記の中空シリンダが、コイルばね部材によって
取り囲まれ、このコイルばね部材の一端が上記の閉鎖リ
ングの上に支持され、他端が上記の中空シリンダに固定
される。このコイルばね部材は、適当な強度を有する金
属から作られる。
【0010】好ましくは、上記の弾性的バルブ機構の基
部が厚く、この基部のスリットが上記の中空シリンダの
側面にまで存在する。こうして、2個の長い広がり可能
な脚部を有する一種のジョーバルブが、ただ1個のスリ
ットを備えて得られる。本発明によれば、上記の基部の
自由端が外側環状円錐部を備え、上記の閉鎖リングは、
上記のばね部材の付勢の下で、その中央の穴の上記の挿
入開口から遠い方の端で、上記の基部の円錐部に実質的
に適合して係合可能な円錐状の凹部を有する。このた
め、2個の脚部は、気密位置で放射方向に一緒に押され
て保持され、開かれたときに容易に広がることができ、
閉鎖位置で不利な効果を残さない。スリットを閉じて保
持することは、血液がそこからしみでず、空気がこの器
具に入ることができないことを保証する。
部が厚く、この基部のスリットが上記の中空シリンダの
側面にまで存在する。こうして、2個の長い広がり可能
な脚部を有する一種のジョーバルブが、ただ1個のスリ
ットを備えて得られる。本発明によれば、上記の基部の
自由端が外側環状円錐部を備え、上記の閉鎖リングは、
上記のばね部材の付勢の下で、その中央の穴の上記の挿
入開口から遠い方の端で、上記の基部の円錐部に実質的
に適合して係合可能な円錐状の凹部を有する。このた
め、2個の脚部は、気密位置で放射方向に一緒に押され
て保持され、開かれたときに容易に広がることができ、
閉鎖位置で不利な効果を残さない。スリットを閉じて保
持することは、血液がそこからしみでず、空気がこの器
具に入ることができないことを保証する。
【0011】本発明のさらに好ましい実施例では、上記
の中空シリンダの円状のシリンダ縦チャンネルが、上記
の基部の底面の対称的円錐状凹部を一端とし、他方の開
放端で内側環状カラーを有する。
の中空シリンダの円状のシリンダ縦チャンネルが、上記
の基部の底面の対称的円錐状凹部を一端とし、他方の開
放端で内側環状カラーを有する。
【0012】本発明のさらに別の好ましい実施例では、
上記のハウジング内の上記のチャンバが、円状のシリン
ダ形状であり、上記の閉鎖リングが2個の半円状部の分
離された部材である。閉鎖リングの分離は、ハブ部材内
での中空シリンダの取り付けを可能にするために役立
つ。好ましくは、閉鎖リングの中央の穴は、円状であ
る。
上記のハウジング内の上記のチャンバが、円状のシリン
ダ形状であり、上記の閉鎖リングが2個の半円状部の分
離された部材である。閉鎖リングの分離は、ハブ部材内
での中空シリンダの取り付けを可能にするために役立
つ。好ましくは、閉鎖リングの中央の穴は、円状であ
る。
【0013】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明による実
施例について説明する。図1から図3までに示すよう
に、ハブ部材10は、円状の内側断面および外側断面を
有するプラスチック材料の管状のシリンダ状ハウジング
20を有する。ハウジング20の内側に、円状のシリン
ダ状チャンバ11があり、このチャンバ11は、図1に
おいて上方の端の環状肩部12をへて、チャンバ11の
直径よりも小さい直径を有する部材を結合するための円
錐状の挿入開口13につながる。チャンバ11の他端
は、環状の肩部15をへて円状のシリンダ空間14につ
ながり、この空間14の直径は、チャンバ11の直径よ
り大きい。ハウジング20の遠方の端には、2個の直径
方向に対向する突起部16,17が設けられ、これらの
突起16,17は、ハウジング20を結合部材とロック
するために役立つ。好ましくは、これらの突起16,1
7の下側の斜めの側面は、その円周に関して対向する方
向に斜めに切られる。ハウジング20の図1において下
方の端18において、キャップ状のハブ19aを備えた
中空ソケット部材19は、栓をされ、そこに溶接され、
または、接着される。この中空ソケット部材19は、血
管又は体腔に挿入可能な薬用導管を形成する可撓性のカ
テーテル21と結合される。カテーテル21は、この後
端に、上記の中空ソケット部材19の環状凹部に係合す
る環状カラー22を備え、この環状カラー22は、溶接
または押出被覆により固定される。円錐状通路を備えた
アダプタ24は、上記のハブ19aの連続したろと状開
口を形成し、たとえば液体をカテーテル21に運ぶ。
施例について説明する。図1から図3までに示すよう
に、ハブ部材10は、円状の内側断面および外側断面を
有するプラスチック材料の管状のシリンダ状ハウジング
20を有する。ハウジング20の内側に、円状のシリン
ダ状チャンバ11があり、このチャンバ11は、図1に
おいて上方の端の環状肩部12をへて、チャンバ11の
直径よりも小さい直径を有する部材を結合するための円
錐状の挿入開口13につながる。チャンバ11の他端
は、環状の肩部15をへて円状のシリンダ空間14につ
ながり、この空間14の直径は、チャンバ11の直径よ
り大きい。ハウジング20の遠方の端には、2個の直径
方向に対向する突起部16,17が設けられ、これらの
突起16,17は、ハウジング20を結合部材とロック
するために役立つ。好ましくは、これらの突起16,1
7の下側の斜めの側面は、その円周に関して対向する方
向に斜めに切られる。ハウジング20の図1において下
方の端18において、キャップ状のハブ19aを備えた
中空ソケット部材19は、栓をされ、そこに溶接され、
または、接着される。この中空ソケット部材19は、血
管又は体腔に挿入可能な薬用導管を形成する可撓性のカ
テーテル21と結合される。カテーテル21は、この後
端に、上記の中空ソケット部材19の環状凹部に係合す
る環状カラー22を備え、この環状カラー22は、溶接
または押出被覆により固定される。円錐状通路を備えた
アダプタ24は、上記のハブ19aの連続したろと状開
口を形成し、たとえば液体をカテーテル21に運ぶ。
【0014】チャンバ14にまで存在するバルブ機構3
0は、ハウジング20のチャンバ11の中に配置され
る。このバルブ機構30は、実質的に、弾性材料製の軸
方向に変位可能で円状の断面を有するカップ状の中空シ
リンダ31、金属製のコイルばね部材40、および、硬
い材料製の閉鎖リング50からなる。
0は、ハウジング20のチャンバ11の中に配置され
る。このバルブ機構30は、実質的に、弾性材料製の軸
方向に変位可能で円状の断面を有するカップ状の中空シ
リンダ31、金属製のコイルばね部材40、および、硬
い材料製の閉鎖リング50からなる。
【0015】中空シリンダ31は、一端にプロファイル
加工されたカラー33を、他端に基部34を有する円状
のシリンダシャフト32を備え、この基部34は、軸方
向に厚い。プロファイル加工されたカラー33は、その
外周において軸方向に数回の段を有し、その最も外側の
端部33aは、上記のチャンバ11の内面に気密に接す
る。このカラー33は、上記の中空シリンダ31の円状
シリンダ状の縦チャンネル36の開口35の近くに位置
し、縦チャンネル36は、上記の厚い基部34の内部底
面の円錐状凹部37で終わる。この基部34は、その自
由端に設けられた発散性(divergent)外側環
状円錐38を備える。その外側底面39は、円く、平ら
である。縦チャンネル36は、上記のシリンダシャフト
32の全長において存在し、開口35の前で、この縦チ
ャンネル36を通る長い物体のためのシールとして役立
つ内側環状カラー41を有する。縦のスリット42は、
シャフト32にまで伸び、厚い基部34を対角線的に切
り、基部34を2本の脚部43,44に分割する。これ
らの脚部43,44は、上記の縦のスリット42の内側
端部45にまで分けて広げることができる。この縦スリ
ット42の内側端部45は、中空シリンダ31の図1に
おいて上方の半分に、中空シリンダ31の縦中心線の近
くに位置する。
加工されたカラー33を、他端に基部34を有する円状
のシリンダシャフト32を備え、この基部34は、軸方
向に厚い。プロファイル加工されたカラー33は、その
外周において軸方向に数回の段を有し、その最も外側の
端部33aは、上記のチャンバ11の内面に気密に接す
る。このカラー33は、上記の中空シリンダ31の円状
シリンダ状の縦チャンネル36の開口35の近くに位置
し、縦チャンネル36は、上記の厚い基部34の内部底
面の円錐状凹部37で終わる。この基部34は、その自
由端に設けられた発散性(divergent)外側環
状円錐38を備える。その外側底面39は、円く、平ら
である。縦チャンネル36は、上記のシリンダシャフト
32の全長において存在し、開口35の前で、この縦チ
ャンネル36を通る長い物体のためのシールとして役立
つ内側環状カラー41を有する。縦のスリット42は、
シャフト32にまで伸び、厚い基部34を対角線的に切
り、基部34を2本の脚部43,44に分割する。これ
らの脚部43,44は、上記の縦のスリット42の内側
端部45にまで分けて広げることができる。この縦スリ
ット42の内側端部45は、中空シリンダ31の図1に
おいて上方の半分に、中空シリンダ31の縦中心線の近
くに位置する。
【0016】プロファイル加工されたカラー33の前面
46は、ハウジング20の挿入開口13の内側端部の自
由断面にまで放射状に存在し、外側の方に自由な肩部を
形成するので、挿入開口13の内側円錐部に挿入される
結合部材が、その端で前面46に対して押し、中空シリ
ンダ31を変位する。
46は、ハウジング20の挿入開口13の内側端部の自
由断面にまで放射状に存在し、外側の方に自由な肩部を
形成するので、挿入開口13の内側円錐部に挿入される
結合部材が、その端で前面46に対して押し、中空シリ
ンダ31を変位する。
【0017】コイルばね40の一端は、上記のプロファ
イル加工されたカラー33の内側の環状段に静止する金
属ディスク47に支持される。コイルばね40の直径
は、その全長にわたって等しく、その他端は、閉鎖リン
グ50に対して押す。金属ディスク47の目的は、より
柔らかい材料のカラー33の中にコイルばね40を圧す
ことを防ぐことである。コイルばね40は、中空シリン
ダ31をその前面46で環状カラー12に対して圧し、
基部34を閉鎖リング50に引っ張る。
イル加工されたカラー33の内側の環状段に静止する金
属ディスク47に支持される。コイルばね40の直径
は、その全長にわたって等しく、その他端は、閉鎖リン
グ50に対して押す。金属ディスク47の目的は、より
柔らかい材料のカラー33の中にコイルばね40を圧す
ことを防ぐことである。コイルばね40は、中空シリン
ダ31をその前面46で環状カラー12に対して圧し、
基部34を閉鎖リング50に引っ張る。
【0018】閉鎖リング50は、同軸で続く、直径の異
なった2個のシリンダ部分51,52を有する。部分5
1は、ばね40のための接合台を形成し、部分52は、
拡大されたチャンバ14に詰められて気密に適合する。
取り付けの便利のために、閉鎖リング50は、分割線5
3で対角線的に分割される。四角又は円の穴56がこの
閉鎖リング50の中心に形成され、閉鎖リング50の側
面は、中空シリンダ31の円状基部34に接する(図2
参照)。穴56の図1で上方の端は、その中に形成され
た発散性円錐凹部57を有し、中空シリンダ31が図1
に示す閉鎖位置にあるとき、基部34の外側環状円錐3
8が、上記の凹部57に接する。
なった2個のシリンダ部分51,52を有する。部分5
1は、ばね40のための接合台を形成し、部分52は、
拡大されたチャンバ14に詰められて気密に適合する。
取り付けの便利のために、閉鎖リング50は、分割線5
3で対角線的に分割される。四角又は円の穴56がこの
閉鎖リング50の中心に形成され、閉鎖リング50の側
面は、中空シリンダ31の円状基部34に接する(図2
参照)。穴56の図1で上方の端は、その中に形成され
た発散性円錐凹部57を有し、中空シリンダ31が図1
に示す閉鎖位置にあるとき、基部34の外側環状円錐3
8が、上記の凹部57に接する。
【0019】バルブ部30を有するハブ部材100が、
組み込み(dwell−in)静脈カニューレや侵剤導
管と共に実際に使用されているように、図4と図5に示
される。ここに、ハウジング20と同様な構造を有する
ハウジング120は、図1に関連して説明されるよう
に、突き出ている取手板60と、環状カラー122によ
ってその上方の端に固定された短い組み込み静脈カニュ
ーレ121とを備える。この組み込み静脈カニューレ1
21は、短時間に血管に取り付け可能な薄い壁のプラス
チック管からなる。この目的のために、血管が最初に穿
刺されねばならない。このために用いられる鋼鉄製の中
空穿刺針65は、その下方の端にとがった先を有し、そ
の対向する上方の端でハブ66と結合される。ハブ66
は、外側円錐67を有し、穿刺針65の端は、外側円錐
67を通って、キャビティ68の中に突き出る。このキ
ャビティ68は、外側に対して開いていて、穿刺の成功
を示すための血液トラッピングストッパ(図示せず)に
よって被覆されていてもよい。さらに、ハブ66は、側
方に向いた取手板69を備え、この取手板69は、ハウ
ジング120の取手板60に平行である。
組み込み(dwell−in)静脈カニューレや侵剤導
管と共に実際に使用されているように、図4と図5に示
される。ここに、ハウジング20と同様な構造を有する
ハウジング120は、図1に関連して説明されるよう
に、突き出ている取手板60と、環状カラー122によ
ってその上方の端に固定された短い組み込み静脈カニュ
ーレ121とを備える。この組み込み静脈カニューレ1
21は、短時間に血管に取り付け可能な薄い壁のプラス
チック管からなる。この目的のために、血管が最初に穿
刺されねばならない。このために用いられる鋼鉄製の中
空穿刺針65は、その下方の端にとがった先を有し、そ
の対向する上方の端でハブ66と結合される。ハブ66
は、外側円錐67を有し、穿刺針65の端は、外側円錐
67を通って、キャビティ68の中に突き出る。このキ
ャビティ68は、外側に対して開いていて、穿刺の成功
を示すための血液トラッピングストッパ(図示せず)に
よって被覆されていてもよい。さらに、ハブ66は、側
方に向いた取手板69を備え、この取手板69は、ハウ
ジング120の取手板60に平行である。
【0020】図4に示されるように、穿刺セットが組み
合わされ、無菌で包まれ、保管される。この状態で、外
側円錐67の前端は、コイルばね40の作用に抗してハ
ウジング120の環状肩112から離れるように中空シ
リンダ31を付勢するので、2個の脚部43,44は、
閉鎖リング50から離れ、穿刺針65によって加えられ
る圧力の下で、図示されるように広げられる。脚部4
3,44は、この位置で何の圧力も受けないので、その
材料は、疲労をしないままであり、穿刺針に接する円錐
凹部37の分かれた端は、変形されない。穿刺が穿刺セ
ットによって行われた後に、穿刺針65が抜かれ、外側
円錐67が中空シリンダ31を放し、中空シリンダ31
は、コイルばね40によって押し戻され、その基部34
は、閉鎖リング50の中央の穴56に入る。そうすると
きに、スリット42の縦の端は、一緒に押し付けられた
ままであり、両方向での堅い閉鎖を生じる。
合わされ、無菌で包まれ、保管される。この状態で、外
側円錐67の前端は、コイルばね40の作用に抗してハ
ウジング120の環状肩112から離れるように中空シ
リンダ31を付勢するので、2個の脚部43,44は、
閉鎖リング50から離れ、穿刺針65によって加えられ
る圧力の下で、図示されるように広げられる。脚部4
3,44は、この位置で何の圧力も受けないので、その
材料は、疲労をしないままであり、穿刺針に接する円錐
凹部37の分かれた端は、変形されない。穿刺が穿刺セ
ットによって行われた後に、穿刺針65が抜かれ、外側
円錐67が中空シリンダ31を放し、中空シリンダ31
は、コイルばね40によって押し戻され、その基部34
は、閉鎖リング50の中央の穴56に入る。そうすると
きに、スリット42の縦の端は、一緒に押し付けられた
ままであり、両方向での堅い閉鎖を生じる。
【0021】もし、その結果、組み込み静脈カニューレ
121が侵剤導管と結合されるならば、結合部材の外側
円錐61は、図5に示されるように、挿入開口113の
中に挿入され、この結合部材の外側円錐61は、侵剤液
容器に導く侵剤導管62に結合される。この外側円錐6
1の前端は、上記の中空シリンダ31の前面46に対し
て押し、中空シリンダ31をばねの作用に抗してハウジ
ング120のチャンバ114の方に軸方向に変位させ
る。ここに、中空シリンダ31の基部34を閉鎖するた
めの、上記の穴56の端によって形成されたバンデージ
(bandage)は、「滑り出て」(”slip o
ff”)、2個の脚部43,44は、矢印A方向の液体
の流れが基部34の内側底面を打つときに、放射状に広
がり得る(一点鎖線参照)。この液体流は、事実上渦巻
くことなく、2個の脚部43,44の間の大きな開口を
通って流れ、この2個の脚部43,44を十分大きな間
隔に保つので、妨害なしの通過が保証される。もし、た
とえば侵剤ライン62を変えるときに、外側円錐61が
ハウジング120から引っ張り出されるなら、中空シリ
ンダ31の前面46が環状カラー12に接するまでコイ
ルばね40が中空シリンダ31を押し戻し、基部34の
外側環状円錐38が、閉鎖リング50の円錐凹部38の
中に引っ張られる。この閉鎖リング50の目的は、空気
が矢印A方向に外部から流れ込めないように、かつ、血
液が矢印B方向に流れ出せないように、上記の縦スリッ
ト42の縦の端が基部34のすべての厚さにわたって一
緒に保持されることを保証することである。縦に分かれ
た基部34は、基部34の厚さのために、2個の脚部4
3,44の間の大面積の封止ゾーンを備えた一種のジョ
ーバルブを形成する。
121が侵剤導管と結合されるならば、結合部材の外側
円錐61は、図5に示されるように、挿入開口113の
中に挿入され、この結合部材の外側円錐61は、侵剤液
容器に導く侵剤導管62に結合される。この外側円錐6
1の前端は、上記の中空シリンダ31の前面46に対し
て押し、中空シリンダ31をばねの作用に抗してハウジ
ング120のチャンバ114の方に軸方向に変位させ
る。ここに、中空シリンダ31の基部34を閉鎖するた
めの、上記の穴56の端によって形成されたバンデージ
(bandage)は、「滑り出て」(”slip o
ff”)、2個の脚部43,44は、矢印A方向の液体
の流れが基部34の内側底面を打つときに、放射状に広
がり得る(一点鎖線参照)。この液体流は、事実上渦巻
くことなく、2個の脚部43,44の間の大きな開口を
通って流れ、この2個の脚部43,44を十分大きな間
隔に保つので、妨害なしの通過が保証される。もし、た
とえば侵剤ライン62を変えるときに、外側円錐61が
ハウジング120から引っ張り出されるなら、中空シリ
ンダ31の前面46が環状カラー12に接するまでコイ
ルばね40が中空シリンダ31を押し戻し、基部34の
外側環状円錐38が、閉鎖リング50の円錐凹部38の
中に引っ張られる。この閉鎖リング50の目的は、空気
が矢印A方向に外部から流れ込めないように、かつ、血
液が矢印B方向に流れ出せないように、上記の縦スリッ
ト42の縦の端が基部34のすべての厚さにわたって一
緒に保持されることを保証することである。縦に分かれ
た基部34は、基部34の厚さのために、2個の脚部4
3,44の間の大面積の封止ゾーンを備えた一種のジョ
ーバルブを形成する。
【図1】 バルブ部が閉じられた状態でのカテーテルの
ハブ部材を通る縦断面図である。
ハブ部材を通る縦断面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】 閉鎖リングの側面図である。
【図4】 穿刺された針と結合された組み込み静脈カニ
ューレのハブ部材を通る縦断面図である。
ューレのハブ部材を通る縦断面図である。
【図5】 侵剤用導管と結合された図4のハブ部材を通
る縦断面図である。
る縦断面図である。
11…チャンバ、 13…挿入開口、20…ハウジン
グ、 21…薬用導管、 30…バルブ部、31…中空
シリンダ、 34…基部、 36…縦チャンネル、37
…円錐状凹部、 38…環状円錐部、 40…ばね部
材、41…円錐状カラー、 42…スリット、 43,
44…脚部、50…閉鎖リング、 56…穴、 57…
円錐状凹部。
グ、 21…薬用導管、 30…バルブ部、31…中空
シリンダ、 34…基部、 36…縦チャンネル、37
…円錐状凹部、 38…環状円錐部、 40…ばね部
材、41…円錐状カラー、 42…スリット、 43,
44…脚部、50…閉鎖リング、 56…穴、 57…
円錐状凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エゴン・レーゼマン ドイツ連邦共和国3508メルズンゲン、リン デンベルグシュトラーセ28−30番 (72)発明者 ハンス・オットー・マイヤー ドイツ連邦共和国3503ローフェルデン、ア ム・ザントベルグ46番 (72)発明者 クラウス・ヨアヒム・シュミット ドイツ連邦共和国3508アーナタル、ブラン デンブルガー・シュトラーセ16番 (72)発明者 カール・フリードリッヒ・フォーゲス ドイツ連邦共和国3508メルズンゲン、チュ ーリンゲル・シュトラーセ2番 (72)発明者 ハインツ・ヴィーゲル ドイツ連邦共和国6445アルハイム−ハイネ バッハ、アイスフェルトシュトラーセ10番
Claims (5)
- 【請求項1】 両端で開放されたチャンバを有するハウ
ジングと弾性的バルブ機構を有するバルブ部とからな
り、このチャンバは、その一開放端が薬用導管に結合で
き、かつ他方の開放端が結合部材を収容でき、上記の弾
性的バルブ機構は、開いたカップ状の中空シリンダの形
状であり、かつスリットを有する基部を備えていて、 弾性的バルブ機構の上記の中空シリンダは、上記のチャ
ンバの中で軸方向に変位可能であり、 結合部材のための挿入開口が上記のハウジングに設けら
れ、この挿入開口が上記の中空シリンダの開口の端部の
内周より大きい直径を有し、上記の中空シリンダの開口
の端部を上記の挿入開口の内側端部に対して圧すように
付勢するばね部材が備えられ、 閉鎖リングが上記のハウジングの中に固定され、上記の
基部は、この閉鎖リングの中央の穴と適合可能に形成さ
れ、上記の基部が、スリットによって形成される脚部を
開放するために、上記の穴を通って、ばね部材の作用に
抗して軸方向に押されることが可能であることを特徴と
する、薬用導管のためのハブ部材。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたハブ部材であっ
て、上記の中空シリンダが、円状断面を有し、コイルば
ね部材によって取り囲まれ、このコイルばね部材の一端
が上記の閉鎖リングの上に支持され、他端が上記の中空
シリンダに固定されることを特徴とするハブ部材。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載されたハブ
部材であって、上記の基部が厚く、この基部のスリット
が上記の中空シリンダの側面にまで存在し、上記の基部
の自由端が外側環状円錐部を備え、上記の閉鎖リング
は、その中央の穴の上記の挿入開口から遠い方の端部
に、上記のばね部材の付勢の下で上記の基部の円錐部に
実質的に適合して係合可能な円錐状の凹部を有すること
を特徴とするハブ部材。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
記載されたハブ部材であって、上記の中空シリンダの円
状のシリンダ状の縦チャンネルが、上記の基部の底面の
対称的円錐状凹部を一端とし、他方の対向する開放端で
内側環状カラーを有することを特徴とするハブ部材。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれかに
記載されたハブ部材であって、上記のハウジング内の上
記のチャンバが、円状のシリンダ形状であり、上記の閉
鎖リングが2個の半円状部からなる分離された部材であ
ることを特徴とするハブ部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4000764.2 | 1990-01-12 | ||
DE4000764A DE4000764A1 (de) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | Ansatzstueck |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06154236A true JPH06154236A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=6397974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001964A Pending JPH06154236A (ja) | 1990-01-12 | 1991-01-11 | ハブ部材 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5108380A (ja) |
EP (1) | EP0442072B1 (ja) |
JP (1) | JPH06154236A (ja) |
AT (1) | ATE97330T1 (ja) |
BR (1) | BR9100106A (ja) |
DE (2) | DE4000764A1 (ja) |
ES (1) | ES2046657T3 (ja) |
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