JP3104905B2 - 医療用アクセス装置用バルブ付きアダプタ - Google Patents
医療用アクセス装置用バルブ付きアダプタInfo
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T137/6184—Removable valve with normally disabled supplemental check valve
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用アクセス装
置に関し、更に詳細には、種々の医療用アクセス装置に
有用なバルブ付きアダプタに関する。
置に関し、更に詳細には、種々の医療用アクセス装置に
有用なバルブ付きアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】医療用アクセス装置、特に注入装置、オ
ーバーザニードル(over-the-needle)カテーテル、他
のカテーテル、及び栄養補給チューブは、流体を患者に
投与するための重要な器具である。配置した後、患者に
付けたカテーテル又は他の医療用アクセス装置の通常の
管理において、装置から流体を加えたり引き出すことが
できるのが必要である場合が多い。多くの外科治療で
は、静脈内にカテーテルを配置するのが慣例であり、そ
のため、治療中に患者に投薬する必要がある場合、カテ
ーテルは既に所定の場所にある。他の種類の治療では、
装置を用いて薬剤を定期的に投与したり、試料を取り出
すのが必要である。これらの全ての用途で、薬剤の投与
を容易にするため、及び投与後に装置を閉鎖するため、
装置にバルブ機構を設けるのが望ましい。
ーバーザニードル(over-the-needle)カテーテル、他
のカテーテル、及び栄養補給チューブは、流体を患者に
投与するための重要な器具である。配置した後、患者に
付けたカテーテル又は他の医療用アクセス装置の通常の
管理において、装置から流体を加えたり引き出すことが
できるのが必要である場合が多い。多くの外科治療で
は、静脈内にカテーテルを配置するのが慣例であり、そ
のため、治療中に患者に投薬する必要がある場合、カテ
ーテルは既に所定の場所にある。他の種類の治療では、
装置を用いて薬剤を定期的に投与したり、試料を取り出
すのが必要である。これらの全ての用途で、薬剤の投与
を容易にするため、及び投与後に装置を閉鎖するため、
装置にバルブ機構を設けるのが望ましい。
【0003】医療用アクセス装置にバルブ付き閉鎖体を
設けることの必要性は、幾つかの特許で満たされた。米
国特許第5,085,645号は、カテーテルハブの通
路にバルブを一体に有するオーバーザニードルカテーテ
ルを教示する。この特許は、カテーテルハブの一体の部
品であるバルブ付きアダプタを開示する。
設けることの必要性は、幾つかの特許で満たされた。米
国特許第5,085,645号は、カテーテルハブの通
路にバルブを一体に有するオーバーザニードルカテーテ
ルを教示する。この特許は、カテーテルハブの一体の部
品であるバルブ付きアダプタを開示する。
【0004】米国特許第5,251,873号は、標準
的な雄型ルアー継手に直接取り付けられるようになった
医療用連結場所を教示する。連結場所は、管状保持器内
に収容されたバルブ要素を含む。連結場所は、雄型ルア
ー継手の導入によって開放され、雄型ルアー継手を取り
外すことによって閉鎖されるスリットゴムダイヤフラム
バルブ(slit rubber diaphragm )を有する。国際基準
によれば、ルアー継手の係合長さにおける許容範囲は
2.5mmである。係合長さにおけるこの変化は、ルアー
継手の雄型突起の外径及びルアー継手の雌型受け入れ部
の内径の変化により生じる。かくして、「平らな」雄型
ルアー継手は、係合長さが「短く」、その逆もいえる。
米国特許第5,251,873号に開示された種類のバ
ルブは、許容寸法以下の雄型ルアー継手では完全に開放
することができず、このような雄型ルアー継手は、雄型
ルアー先端の周りのシールをダイヤフラムに頼っている
ため、雄型継手を取り付けるときに漏れを起こし、或い
は、ひとたび開放すると完全に閉鎖することができな
い。
的な雄型ルアー継手に直接取り付けられるようになった
医療用連結場所を教示する。連結場所は、管状保持器内
に収容されたバルブ要素を含む。連結場所は、雄型ルア
ー継手の導入によって開放され、雄型ルアー継手を取り
外すことによって閉鎖されるスリットゴムダイヤフラム
バルブ(slit rubber diaphragm )を有する。国際基準
によれば、ルアー継手の係合長さにおける許容範囲は
2.5mmである。係合長さにおけるこの変化は、ルアー
継手の雄型突起の外径及びルアー継手の雌型受け入れ部
の内径の変化により生じる。かくして、「平らな」雄型
ルアー継手は、係合長さが「短く」、その逆もいえる。
米国特許第5,251,873号に開示された種類のバ
ルブは、許容寸法以下の雄型ルアー継手では完全に開放
することができず、このような雄型ルアー継手は、雄型
ルアー先端の周りのシールをダイヤフラムに頼っている
ため、雄型継手を取り付けるときに漏れを起こし、或い
は、ひとたび開放すると完全に閉鎖することができな
い。
【0005】米国特許第5,108,380号は、カテ
ーテルのハブ部材用のバルブ装置を開示する。バルブ
は、コイルばねで押圧されたピストンを移動してバルブ
を開放する雄型ルアー継手を配置することによって、作
動される。
ーテルのハブ部材用のバルブ装置を開示する。バルブ
は、コイルばねで押圧されたピストンを移動してバルブ
を開放する雄型ルアー継手を配置することによって、作
動される。
【0006】米国特許第5,269,771号は、止血
バルブを備えた無針導入器を開示する。バルブ機構は、
コイルばねで押圧されたプランジャーを有し、これは、
賦勢されたとき、一対の弾性バルブ要素を拡げる。この
設計は、寸法の「短い」側の雄型ルアー継手では完全に
開放することができず、シールは、それら自体に対して
閉鎖する弾性バルブ要素に依存している。米国特許第
5,269,771号に開示されたバルブは、幾つかの
異なる材料でできており、組み立てが困難である。
バルブを備えた無針導入器を開示する。バルブ機構は、
コイルばねで押圧されたプランジャーを有し、これは、
賦勢されたとき、一対の弾性バルブ要素を拡げる。この
設計は、寸法の「短い」側の雄型ルアー継手では完全に
開放することができず、シールは、それら自体に対して
閉鎖する弾性バルブ要素に依存している。米国特許第
5,269,771号に開示されたバルブは、幾つかの
異なる材料でできており、組み立てが困難である。
【0007】更に、本願の出願人に譲渡された米国特許
出願第08/288,170号は、医療用アクセス装置
用のバルブ付きアダプタを教示する。このアダプタは、
バルブの閉鎖時にアダプタの基端面とともに実質的に連
続した表面を形成する基端面を持つバルブ開放用プッシ
ャを有する。
出願第08/288,170号は、医療用アクセス装置
用のバルブ付きアダプタを教示する。このアダプタは、
バルブの閉鎖時にアダプタの基端面とともに実質的に連
続した表面を形成する基端面を持つバルブ開放用プッシ
ャを有する。
【0008】上述の種類のバルブ及びアダプタは、ラテ
ン語のpro re nate (即ち「必要に応じて」)から「P
RN」と呼ばれる範疇の医療用装置に属する。この種の
装置の代表的な用途は、3日間に亘って所定の場所に残
すカテーテルについての用途である。この3日間の使用
期間中、薬剤の所定の濃縮塊投与量を4時間毎に与え
る。これは、a)カテーテルを洗い流して開放性を検査
する工程、b)薬剤を投与する工程、及びc)ヘパリン
又は生理食塩水を用いてカテーテルから薬剤を洗い流す
工程、を各投与間隔で実行するプロトコルを使用して行
われる。この代表的な使用期間中、このプロトコルによ
り、バルブが54回作動する、即ち、3日間に亘り毎日
6回、各投与毎に3回作動する。各投与間でバルブは漏
れてはならず、容易に再開放しなければならない。従来
は、濃縮塊の導入は、弾性隔膜を穿刺した皮下針を使用
して行われていた。しかしながら、隔膜は、先の尖った
針で何回も刺すと漏れを起こし始める。このように漏れ
が起こる可能性があるため、及び「先の尖った物体」に
よる診察医及び医療従事者に対する危険についての関心
のため、病院は多くのプロトコルを変更し、先の尖った
皮下針の使用を減らした。上述のPRNアダプタは、病
院の変化したニーズに応えるために開発された。
ン語のpro re nate (即ち「必要に応じて」)から「P
RN」と呼ばれる範疇の医療用装置に属する。この種の
装置の代表的な用途は、3日間に亘って所定の場所に残
すカテーテルについての用途である。この3日間の使用
期間中、薬剤の所定の濃縮塊投与量を4時間毎に与え
る。これは、a)カテーテルを洗い流して開放性を検査
する工程、b)薬剤を投与する工程、及びc)ヘパリン
又は生理食塩水を用いてカテーテルから薬剤を洗い流す
工程、を各投与間隔で実行するプロトコルを使用して行
われる。この代表的な使用期間中、このプロトコルによ
り、バルブが54回作動する、即ち、3日間に亘り毎日
6回、各投与毎に3回作動する。各投与間でバルブは漏
れてはならず、容易に再開放しなければならない。従来
は、濃縮塊の導入は、弾性隔膜を穿刺した皮下針を使用
して行われていた。しかしながら、隔膜は、先の尖った
針で何回も刺すと漏れを起こし始める。このように漏れ
が起こる可能性があるため、及び「先の尖った物体」に
よる診察医及び医療従事者に対する危険についての関心
のため、病院は多くのプロトコルを変更し、先の尖った
皮下針の使用を減らした。上述のPRNアダプタは、病
院の変化したニーズに応えるために開発された。
【0009】上文中に引用した教示は、多くの診察医の
関心に応えるものであるが、流れの断続制御を自動的に
積極的に行う迅速に且つ容易に使用できる医療用アクセ
ス装置用バルブ付きアダプタに対する必要がある。上文
中に開示した装置は、一般的には、流体取扱い装置の雄
型ルアー継手をアダプタの雌型ルアー継手に配置してバ
ルブを開放し、雄型ルアー継手を取り外すことによって
バルブを閉鎖できるということに依存している。これら
の装置の使用者の多くは、アダプタ内のバルブが雄型ル
アー継手の取り外しに従って閉鎖するため、バルブを閉
鎖することによって少量の流体を排出してしまう、又は
流体がアダプタから「噴出」してしまうということに気
付いている。多くの文献に載っている、流体を媒介とす
る病原体についての関心のため、このような制御されて
いない排出は最も望ましからぬ事態である。
関心に応えるものであるが、流れの断続制御を自動的に
積極的に行う迅速に且つ容易に使用できる医療用アクセ
ス装置用バルブ付きアダプタに対する必要がある。上文
中に開示した装置は、一般的には、流体取扱い装置の雄
型ルアー継手をアダプタの雌型ルアー継手に配置してバ
ルブを開放し、雄型ルアー継手を取り外すことによって
バルブを閉鎖できるということに依存している。これら
の装置の使用者の多くは、アダプタ内のバルブが雄型ル
アー継手の取り外しに従って閉鎖するため、バルブを閉
鎖することによって少量の流体を排出してしまう、又は
流体がアダプタから「噴出」してしまうということに気
付いている。多くの文献に載っている、流体を媒介とす
る病原体についての関心のため、このような制御されて
いない排出は最も望ましからぬ事態である。
【0010】雄型ルアー継手の取り外しに従って閉鎖す
るバルブを持つ現在入手可能なアダプタにおいて特筆す
べき別の問題点は、「逆流」と呼ばれる問題点である。
一例として、雄型ルアー継手を持つ注射器を使用して、
流体を、静脈カテーテルに取り付けられたアダプタ内に
送出する。注射器の中身を送出するとき、注射器から血
管内のカテーテルの開放端まで連続した液柱が存在す
る。注射器を取り外すとき、注射器のチップ内に存在す
る液柱の容積が取り除かれ、同じ容積の血液がカテーテ
ル内に引き出される。この「逆流」が血液を凝血させ、
カテーテルが、以降、使用できなくする。
るバルブを持つ現在入手可能なアダプタにおいて特筆す
べき別の問題点は、「逆流」と呼ばれる問題点である。
一例として、雄型ルアー継手を持つ注射器を使用して、
流体を、静脈カテーテルに取り付けられたアダプタ内に
送出する。注射器の中身を送出するとき、注射器から血
管内のカテーテルの開放端まで連続した液柱が存在す
る。注射器を取り外すとき、注射器のチップ内に存在す
る液柱の容積が取り除かれ、同じ容積の血液がカテーテ
ル内に引き出される。この「逆流」が血液を凝血させ、
カテーテルが、以降、使用できなくする。
【0011】かくして、多くの形態のアダプタを入手で
きるけれども、流体取扱い装置を取り外すときのアダプ
タからの制御されていない排出及びアダプタに取り付け
られたカテーテル内への逆流を実質的に阻止するアダプ
タが必要とされている。更に、現在入手できるアダプタ
の幾つかは、基端が開放しており、流体送出装置が取り
付けられていないときに継手が汚染しないようにする追
加の栓又はカバーを必要とする。
きるけれども、流体取扱い装置を取り外すときのアダプ
タからの制御されていない排出及びアダプタに取り付け
られたカテーテル内への逆流を実質的に阻止するアダプ
タが必要とされている。更に、現在入手できるアダプタ
の幾つかは、基端が開放しており、流体送出装置が取り
付けられていないときに継手が汚染しないようにする追
加の栓又はカバーを必要とする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの特徴を持ち、自動的に閉鎖し且つ容易にきれいにす
ることができるという利点を持つ装置を提供することで
ある。このような装置を以下に説明する。
らの特徴を持ち、自動的に閉鎖し且つ容易にきれいにす
ることができるという利点を持つ装置を提供することで
ある。このような装置を以下に説明する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による流体取扱い
装置を医療装置に連結するためのバルブ付きアダプタ
は、長手方向軸線を持つ本体を含み、この本体の基端に
は雌型ルアー継手が設けられ、先端、及び貫通通路を更
に有する。この通路は、第1端と第2端との間にチャン
バを有する。アダプタは、常閉位置及び開放位置を持つ
バルブを有し、このバルブは、チャンバ内に配置されて
いる。バルブは、基端を持つ比較的細長い弾性部材を含
む。弾性部材の軸線は、アダプタの長手方向軸線と実質
的に同軸である。バルブは、細長い弾性部材の基端に配
置されたプッシャを更に有する。プッシャは、延長位置
及び押し込み位置を持つ入れ子部分を有し、この入れ子
部分は、好ましくは、延長位置へ押圧されている。
装置を医療装置に連結するためのバルブ付きアダプタ
は、長手方向軸線を持つ本体を含み、この本体の基端に
は雌型ルアー継手が設けられ、先端、及び貫通通路を更
に有する。この通路は、第1端と第2端との間にチャン
バを有する。アダプタは、常閉位置及び開放位置を持つ
バルブを有し、このバルブは、チャンバ内に配置されて
いる。バルブは、基端を持つ比較的細長い弾性部材を含
む。弾性部材の軸線は、アダプタの長手方向軸線と実質
的に同軸である。バルブは、細長い弾性部材の基端に配
置されたプッシャを更に有する。プッシャは、延長位置
及び押し込み位置を持つ入れ子部分を有し、この入れ子
部分は、好ましくは、延長位置へ押圧されている。
【0014】本発明のアダプタは、プッシャに入れ子部
分を設けることによって、流体取扱い装置を取り外すと
きにプッシャ部分の表面上に存在する液体を噴出すると
いう多くのバルブ付きアダプタの傾向を実質的になく
す。これは、入れ子部分が設けられているため、バルブ
を完全に閉鎖するときに雄型ルアー継手が通路を実質的
に閉鎖できるためである。更に、入れ子部分により、使
用者は流体取扱い装置の取り外しを更に容易に制御でき
る。装置を完全に取り外す前に、アダプタのバルブがす
でに完全に閉鎖しているため、噴出や逆流が起こる可能
性がほとんどない。引用特許の教示による装置のバルブ
は、流体取扱い装置が部分的に取り付けられている限り
部分的に開放しており、流体取扱い装置をできるだけ迅
速に完全に取り外す必要がある。本発明の好ましいアダ
プタは、流体取扱い装置を取り外したときに使用者が拭
うことによって実質的にきれいにすることができる、容
易にきれいにすることができる基端面を有する。更に、
バルブが弾性部材の圧縮によって開放されるため、本発
明のアダプタは、国際基準が許容する範囲内での雄型ル
アー継手の直径の変化を許容し、流体取扱い装置の繰り
返し着脱に耐えることができる。
分を設けることによって、流体取扱い装置を取り外すと
きにプッシャ部分の表面上に存在する液体を噴出すると
いう多くのバルブ付きアダプタの傾向を実質的になく
す。これは、入れ子部分が設けられているため、バルブ
を完全に閉鎖するときに雄型ルアー継手が通路を実質的
に閉鎖できるためである。更に、入れ子部分により、使
用者は流体取扱い装置の取り外しを更に容易に制御でき
る。装置を完全に取り外す前に、アダプタのバルブがす
でに完全に閉鎖しているため、噴出や逆流が起こる可能
性がほとんどない。引用特許の教示による装置のバルブ
は、流体取扱い装置が部分的に取り付けられている限り
部分的に開放しており、流体取扱い装置をできるだけ迅
速に完全に取り外す必要がある。本発明の好ましいアダ
プタは、流体取扱い装置を取り外したときに使用者が拭
うことによって実質的にきれいにすることができる、容
易にきれいにすることができる基端面を有する。更に、
バルブが弾性部材の圧縮によって開放されるため、本発
明のアダプタは、国際基準が許容する範囲内での雄型ル
アー継手の直径の変化を許容し、流体取扱い装置の繰り
返し着脱に耐えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、多くの種々の形態の実
施例で実施できるけれども、添付図面に示し以下に説明
する本発明の幾つかの実施例は、本発明の原理を説明す
るためのものであって、本発明の範囲をこれらの実施例
に限定しようとするものではない。本発明の範囲は、特
許請求の範囲によって規定される。本明細書において、
「基端」という用語は、使用者に最も近いアダプタの端
部を示し、「先端」という用語は、使用者から最も遠い
アダプタの端部を示す。
施例で実施できるけれども、添付図面に示し以下に説明
する本発明の幾つかの実施例は、本発明の原理を説明す
るためのものであって、本発明の範囲をこれらの実施例
に限定しようとするものではない。本発明の範囲は、特
許請求の範囲によって規定される。本明細書において、
「基端」という用語は、使用者に最も近いアダプタの端
部を示し、「先端」という用語は、使用者から最も遠い
アダプタの端部を示す。
【0016】図1乃至図6を参照すると、流体取扱い装
置12を医療用装置に連結するための本発明の好ましい
バルブ付きアダプタ10は、長手方向軸線Aを持つ本体
16を有し、この本体は、好ましくは雌型ルアー継手2
2を持つ基端20、先端24、及び貫通通路28を有す
る。通路28は、基端20と先端24との間にチャンバ
30を含む。
置12を医療用装置に連結するための本発明の好ましい
バルブ付きアダプタ10は、長手方向軸線Aを持つ本体
16を有し、この本体は、好ましくは雌型ルアー継手2
2を持つ基端20、先端24、及び貫通通路28を有す
る。通路28は、基端20と先端24との間にチャンバ
30を含む。
【0017】アダプタ10は、通路28を通る流体流れ
を選択的に遮断し、或いは許容するためのバルブ32を
チャンバ30内に有する。バルブ32は、好ましくは、
細長い弾性部材34を含み、この弾性部材は基端36を
有し、本体の軸線Aと実質的に同軸の長手方向軸線A'
を有する。バルブ32は、好ましくは、図2及び図3に
示すように常閉であり、図4に示す開放位置を有する。
バルブ32は、好ましくは、細長い弾性部材の基端36
にプッシャ38を更に有する。プッシャ38は、好まし
くは、入れ子部分40を有する。好ましくは、入れ子部
分40は、図2に距離「e」として示す延長位置、及び
図4に距離「c」として示す押し込み位置を示す。入れ
子部分40は、好ましくは、コイルばね42で延長位置
に押圧されている。
を選択的に遮断し、或いは許容するためのバルブ32を
チャンバ30内に有する。バルブ32は、好ましくは、
細長い弾性部材34を含み、この弾性部材は基端36を
有し、本体の軸線Aと実質的に同軸の長手方向軸線A'
を有する。バルブ32は、好ましくは、図2及び図3に
示すように常閉であり、図4に示す開放位置を有する。
バルブ32は、好ましくは、細長い弾性部材の基端36
にプッシャ38を更に有する。プッシャ38は、好まし
くは、入れ子部分40を有する。好ましくは、入れ子部
分40は、図2に距離「e」として示す延長位置、及び
図4に距離「c」として示す押し込み位置を示す。入れ
子部分40は、好ましくは、コイルばね42で延長位置
に押圧されている。
【0018】好ましい実施例では、通路28は、内方に
突出した基端肩部46及び先端肩部48を持つチャンバ
30を構成する内側面44を有する。好ましくは、本体
16は、実質的に円筒形であり、基端肩部46と先端肩
部48との中間にある分離線49のところで互いに接合
された基端区分45及び先端区分47を含む。先端肩部
48は、好ましくは、複数のセグメント50にって形成
され、これらの接合間には孔52が設けられている。バ
ルブ32は、好ましくは、弾性部材32の基端36に設
けられた面取りされた面56を基端肩部46に設けられ
た截頭円錐形面58と係合させることによって、液密シ
ール54を形成する。好ましくは、弾性部材34は軸線
方向に圧縮して基端肩部46と先端肩部48との間に取
り付けて、バルブ32を常閉位置に押圧する。
突出した基端肩部46及び先端肩部48を持つチャンバ
30を構成する内側面44を有する。好ましくは、本体
16は、実質的に円筒形であり、基端肩部46と先端肩
部48との中間にある分離線49のところで互いに接合
された基端区分45及び先端区分47を含む。先端肩部
48は、好ましくは、複数のセグメント50にって形成
され、これらの接合間には孔52が設けられている。バ
ルブ32は、好ましくは、弾性部材32の基端36に設
けられた面取りされた面56を基端肩部46に設けられ
た截頭円錐形面58と係合させることによって、液密シ
ール54を形成する。好ましくは、弾性部材34は軸線
方向に圧縮して基端肩部46と先端肩部48との間に取
り付けて、バルブ32を常閉位置に押圧する。
【0019】プッシャ38は、弾性部材の基端36を基
端肩部の表面58から移動させることによってバルブ3
2を開放位置まで移動するのに役立つ。好ましいプッシ
ャ38は、軸線方向先端方向に突出したロッド62を持
つ基端部分60を有する。ロッド62の周りには、長手
方向に延びるコイルばね42が配置されている。好まし
いプッシャは、受け入れ部66及び開口部68を持つ先
端部分64を更に含む。ロッド62は、開口部68を貫
通して軸線方向に摺動自在に位置決めされており、入れ
子部分40を形成している。開口部68を通るロッド6
2の摺動移動端が、入れ子部分40の延長位置及び押し
込み位置を構成する。
端肩部の表面58から移動させることによってバルブ3
2を開放位置まで移動するのに役立つ。好ましいプッシ
ャ38は、軸線方向先端方向に突出したロッド62を持
つ基端部分60を有する。ロッド62の周りには、長手
方向に延びるコイルばね42が配置されている。好まし
いプッシャは、受け入れ部66及び開口部68を持つ先
端部分64を更に含む。ロッド62は、開口部68を貫
通して軸線方向に摺動自在に位置決めされており、入れ
子部分40を形成している。開口部68を通るロッド6
2の摺動移動端が、入れ子部分40の延長位置及び押し
込み位置を構成する。
【0020】更に、好ましいプッシャ38は、基端面7
2を持つ基端延長部70を有する。基端面72は、入れ
子部分40が延長位置にあるとき、雌型ルアー継手22
の基端面74と実質的に連続した表面を形成するように
配置される。面74にも開口部75が形成されている。
プッシャ38が雌型ルアー継手の基端面74と実質的に
連続した基端面を形成するため、オペレータは、流体送
出装置が存在しないときに、アダプタを拭って清浄にす
ることができる。
2を持つ基端延長部70を有する。基端面72は、入れ
子部分40が延長位置にあるとき、雌型ルアー継手22
の基端面74と実質的に連続した表面を形成するように
配置される。面74にも開口部75が形成されている。
プッシャ38が雌型ルアー継手の基端面74と実質的に
連続した基端面を形成するため、オペレータは、流体送
出装置が存在しないときに、アダプタを拭って清浄にす
ることができる。
【0021】好ましいアダプタ10において、本発明
は、図2及び図6に示すような、雌型ルアー継手の基端
面74とプッシャの基端面72との間の界面71の幾つ
かの実施例を含む。
は、図2及び図6に示すような、雌型ルアー継手の基端
面74とプッシャの基端面72との間の界面71の幾つ
かの実施例を含む。
【0022】界面71の一実施例においては、開口部7
5は、好ましくは、内方に延びるリップ(唇状)部79
を含み、このリップ部は、プッシャの基端延長部に設け
られた肩部77と接触し、開口部75を実質的に閉鎖す
る。リップ部79と肩部77との間の接触により、実質
的に連続したアダプタの基端面が形成され、入れ子部分
が図6の6aに示す延長位置にあるとき、基端面を拭く
のが容易になる。界面71の変形例では、肩部77と接
触する弾性ガスケット81をリップ部79に設け、図6
の6bに示すように開口部75を実質的に閉鎖する。界
面71の別の変形例は、図6の6cに示すように、リッ
プ部79と接触する弾性ガスケット83をプッシャの基
端延長部の肩部77に設ける。
5は、好ましくは、内方に延びるリップ(唇状)部79
を含み、このリップ部は、プッシャの基端延長部に設け
られた肩部77と接触し、開口部75を実質的に閉鎖す
る。リップ部79と肩部77との間の接触により、実質
的に連続したアダプタの基端面が形成され、入れ子部分
が図6の6aに示す延長位置にあるとき、基端面を拭く
のが容易になる。界面71の変形例では、肩部77と接
触する弾性ガスケット81をリップ部79に設け、図6
の6bに示すように開口部75を実質的に閉鎖する。界
面71の別の変形例は、図6の6cに示すように、リッ
プ部79と接触する弾性ガスケット83をプッシャの基
端延長部の肩部77に設ける。
【0023】図3及び図4を参照する。雄型ルアー継手
76を持つ流体取扱い装置12を好ましいアダプタに取
り付けるとき、雄型ルアー継手76は、好ましくは、基
端面72と接触し、コイルばね42が提供する押圧力に
打ち勝つことによって、プッシャの入れ子部分40を延
長位置から押し込み位置まで移動する。プッシャの入れ
子部分を押し込むと、プッシャの基端部分の先端78が
受け入れ部66の基端80と接触し、コイルばね42が
実質的に受け入れ部66内に収容される。雄型ルアー継
手を雌型ルアー継手22に完全に取り付けると、押し込
まれたプッシャ38によって弾性部材34の基端36が
移動し、面取りされた面56を截頭円錐形面58から移
動し、これによってバルブ32が開放される。好ましく
は、プッシャの基端面72は、基端方向に突出した図1
に十字形状で示す突起82を含み。これによって、雄型
ルアー継手がプッシャの基端面に付着しないようにし、
流体が流体取扱い装置からアダプタに容易に流れるよう
にする。突起82は、他の形状でも、雄型ルアー継手が
プッシャの基端面に付着しないようにし、十分な流れを
確保することができる。通路28は、好ましくは、バル
ブ32が開放しているとき、図4に矢印で示す連続した
流体流路を構成することによって、流体が流体取扱い装
置12からアダプタを通って容易に流れるようにするた
めの少なくとも一つの流れチャンネル84を含む。
76を持つ流体取扱い装置12を好ましいアダプタに取
り付けるとき、雄型ルアー継手76は、好ましくは、基
端面72と接触し、コイルばね42が提供する押圧力に
打ち勝つことによって、プッシャの入れ子部分40を延
長位置から押し込み位置まで移動する。プッシャの入れ
子部分を押し込むと、プッシャの基端部分の先端78が
受け入れ部66の基端80と接触し、コイルばね42が
実質的に受け入れ部66内に収容される。雄型ルアー継
手を雌型ルアー継手22に完全に取り付けると、押し込
まれたプッシャ38によって弾性部材34の基端36が
移動し、面取りされた面56を截頭円錐形面58から移
動し、これによってバルブ32が開放される。好ましく
は、プッシャの基端面72は、基端方向に突出した図1
に十字形状で示す突起82を含み。これによって、雄型
ルアー継手がプッシャの基端面に付着しないようにし、
流体が流体取扱い装置からアダプタに容易に流れるよう
にする。突起82は、他の形状でも、雄型ルアー継手が
プッシャの基端面に付着しないようにし、十分な流れを
確保することができる。通路28は、好ましくは、バル
ブ32が開放しているとき、図4に矢印で示す連続した
流体流路を構成することによって、流体が流体取扱い装
置12からアダプタを通って容易に流れるようにするた
めの少なくとも一つの流れチャンネル84を含む。
【0024】好ましいアダプタ10は、液体取扱い装置
の取り外し時にアダプタの通路内に存在する液体が噴出
するという従来の多くのバルブ付きアダプタで見られた
傾向を、プッシャに入れ子部分を設けることによって、
実質的になくす。図3でわかるように、好ましいアダプ
タ10は、入れ子部分40を備えているため、バルブ3
2が完全に閉鎖した状態で、雄型ルアー継手12が通路
28を実質的に塞ぐことができる。更に、入れ子部分4
0が設けられているため、使用者は、液体取扱い装置を
外してアダプタ10を図2に示す状態に戻すのを更に容
易に制御できる。アダプタのバルブ32は、装置を完全
に取り外す前に既に完全に閉鎖されているため、アダプ
タを通して逆流漏れが起こる可能性がほとんどない。更
に、アダプタを使用して注射器を血管のカテーテルに連
結し、注射器の中身を放出する場合、注射器から血管の
カテーテルの開放端部まで連続した液柱が存在する。従
来技術のアダプタを使用した場合には、注射器を取り外
すとき、注射器の先端内に存在する液柱の容積が、柱か
ら取り除かれるため、同じ容積の血液がカテーテル内に
引き出される。この「逆流」血液が凝血し、以降カテー
テルを使用できなくする。入れ子式のプッシャを持つ本
発明のアダプタでは、細長い弾性部材を基端方向に僅か
に移動するだけでバルブ32が閉鎖する。バルブシール
の基端側にある注射器の先端内の液柱の容積の残りは、
流体取扱い装置を流路から完全に取り外す前にバルブ3
2が閉鎖することにより遮断され、かくして、カテーテ
ル内に血液が逆流することが実質的にない。
の取り外し時にアダプタの通路内に存在する液体が噴出
するという従来の多くのバルブ付きアダプタで見られた
傾向を、プッシャに入れ子部分を設けることによって、
実質的になくす。図3でわかるように、好ましいアダプ
タ10は、入れ子部分40を備えているため、バルブ3
2が完全に閉鎖した状態で、雄型ルアー継手12が通路
28を実質的に塞ぐことができる。更に、入れ子部分4
0が設けられているため、使用者は、液体取扱い装置を
外してアダプタ10を図2に示す状態に戻すのを更に容
易に制御できる。アダプタのバルブ32は、装置を完全
に取り外す前に既に完全に閉鎖されているため、アダプ
タを通して逆流漏れが起こる可能性がほとんどない。更
に、アダプタを使用して注射器を血管のカテーテルに連
結し、注射器の中身を放出する場合、注射器から血管の
カテーテルの開放端部まで連続した液柱が存在する。従
来技術のアダプタを使用した場合には、注射器を取り外
すとき、注射器の先端内に存在する液柱の容積が、柱か
ら取り除かれるため、同じ容積の血液がカテーテル内に
引き出される。この「逆流」血液が凝血し、以降カテー
テルを使用できなくする。入れ子式のプッシャを持つ本
発明のアダプタでは、細長い弾性部材を基端方向に僅か
に移動するだけでバルブ32が閉鎖する。バルブシール
の基端側にある注射器の先端内の液柱の容積の残りは、
流体取扱い装置を流路から完全に取り外す前にバルブ3
2が閉鎖することにより遮断され、かくして、カテーテ
ル内に血液が逆流することが実質的にない。
【0025】図2、図3、及び図4を参照すると、好ま
しいロッド62は、アダプタ10の組み立て時に、開口
部68を通してロッド62を先端方向に通過させること
ができるラチェット88として役立つ先端部分86を有
する。ラチェット88は、開口部68を通る基端方向へ
の移動に抗し、これによって、雌型ルアー継手の基端面
74と実質的に連続した表面を形成するプッシャの基端
面72の移動を制限する。
しいロッド62は、アダプタ10の組み立て時に、開口
部68を通してロッド62を先端方向に通過させること
ができるラチェット88として役立つ先端部分86を有
する。ラチェット88は、開口部68を通る基端方向へ
の移動に抗し、これによって、雌型ルアー継手の基端面
74と実質的に連続した表面を形成するプッシャの基端
面72の移動を制限する。
【0026】図2、図3、及び図4を再び参照すると、
好ましい細長い弾性部材34は、その基端36の開放端
122を持つ細長いキャビティ120を含む。キャビテ
ィ120は、好ましくは、部材の軸線方向A' と実質的
に同軸である。好ましいキャビティ120の内面126
には、内方に延びる複数の基端突起128及び先端リブ
130が設けられている。基端突起128は、プッシャ
38を弾性部材の基端36に保持するのに役立つ。更
に、基端突起128は、図4に示すように、先端リブ1
30と関連して弾性部材用の押し込み領域を構成する。
面取りされた面56を截頭円錐形面58から移動するこ
とによって弾性部材34を軸線方向に更に押し込むと、
弾性部材は、領域132が押し込まれることによって圧
縮され、これによって、流体チャンネル84を通る流体
流れに弾性部材が及ぼす作用が最小になる。更に、図1
乃至図6に示すアダプタ10の実施例については、入れ
子部分40が延長位置から押し込み位置まで移動すると
き、ロッド62が移動するための空間をキャビティ12
0が提供する。
好ましい細長い弾性部材34は、その基端36の開放端
122を持つ細長いキャビティ120を含む。キャビテ
ィ120は、好ましくは、部材の軸線方向A' と実質的
に同軸である。好ましいキャビティ120の内面126
には、内方に延びる複数の基端突起128及び先端リブ
130が設けられている。基端突起128は、プッシャ
38を弾性部材の基端36に保持するのに役立つ。更
に、基端突起128は、図4に示すように、先端リブ1
30と関連して弾性部材用の押し込み領域を構成する。
面取りされた面56を截頭円錐形面58から移動するこ
とによって弾性部材34を軸線方向に更に押し込むと、
弾性部材は、領域132が押し込まれることによって圧
縮され、これによって、流体チャンネル84を通る流体
流れに弾性部材が及ぼす作用が最小になる。更に、図1
乃至図6に示すアダプタ10の実施例については、入れ
子部分40が延長位置から押し込み位置まで移動すると
き、ロッド62が移動するための空間をキャビティ12
0が提供する。
【0027】細長い弾性部材34は、天然ゴム、クロロ
プレン、シリコーンゴム、及びエチレン−プロピレン−
ジエン−モノマー(EPDM)、又は他の適当な弾性材
料等の材料で形成できる。好ましくは、細長い弾性部材
34は、ジュロメーター硬度計で計測したショアーA硬
度が約30乃至約80のシリコーンゴムで形成されてい
る。
プレン、シリコーンゴム、及びエチレン−プロピレン−
ジエン−モノマー(EPDM)、又は他の適当な弾性材
料等の材料で形成できる。好ましくは、細長い弾性部材
34は、ジュロメーター硬度計で計測したショアーA硬
度が約30乃至約80のシリコーンゴムで形成されてい
る。
【0028】本発明の開示を簡単にするため、本発明の
全ての例では、好ましいアダプタの先端24が雄型ルア
ー継手25として示してある。他の用途、例えば、先端
24が雌型ルアー継手以外の、カテーテル、供給チュー
ブ、又は医療装置等に取り付けられる用途も本発明の範
疇に入る。
全ての例では、好ましいアダプタの先端24が雄型ルア
ー継手25として示してある。他の用途、例えば、先端
24が雌型ルアー継手以外の、カテーテル、供給チュー
ブ、又は医療装置等に取り付けられる用途も本発明の範
疇に入る。
【0029】細長い弾性部材34を圧縮してバルブ32
を開放することにより、流体取扱い装置の着脱を繰り返
し行うことができ、バルブの開閉を確実に行うことがで
きる。更に、細長い弾性部材が設けられているため、本
発明のアダプタは、国際基準が定める長さ及び直径の許
容差の限度にある雄型ルアー継手を許容できる。この許
容差は、細長い弾性部材が押し込み領域でキャビティ1
20の周りで押し込まれることができることによって提
供される。バルブ32がひとたび全開すると、弾性部材
の基端36の軸線方向先端方向への追加の移動が、領域
132が押し込まれることによって吸収され、チャンネ
ル84内の流体流れを妨げることがない。
を開放することにより、流体取扱い装置の着脱を繰り返
し行うことができ、バルブの開閉を確実に行うことがで
きる。更に、細長い弾性部材が設けられているため、本
発明のアダプタは、国際基準が定める長さ及び直径の許
容差の限度にある雄型ルアー継手を許容できる。この許
容差は、細長い弾性部材が押し込み領域でキャビティ1
20の周りで押し込まれることができることによって提
供される。バルブ32がひとたび全開すると、弾性部材
の基端36の軸線方向先端方向への追加の移動が、領域
132が押し込まれることによって吸収され、チャンネ
ル84内の流体流れを妨げることがない。
【0030】プッシャの基端面72と雌型ルアー継手の
表面74との間の界面71で使用される図6の6b及び
6cの実施例の弾性ガスケット81及び83は、天然ゴ
ム、クロロプレン、シリコーンゴム、(EPDM)、等
で形成できる。好ましくは、ガスケットは、ジュロメー
ター硬度計で計測したショアーA硬度が約30乃至約8
0のシリコーンゴムで形成されている。
表面74との間の界面71で使用される図6の6b及び
6cの実施例の弾性ガスケット81及び83は、天然ゴ
ム、クロロプレン、シリコーンゴム、(EPDM)、等
で形成できる。好ましくは、ガスケットは、ジュロメー
ター硬度計で計測したショアーA硬度が約30乃至約8
0のシリコーンゴムで形成されている。
【0031】プッシャ38の形成には、ポリエチレン、
ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリエステル、
ポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリス
ルホン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン(ABS)、等の熱可塑性
樹脂が適している。変形例では、プッシャ38は、ステ
ンレス鋼から形成できる。好ましくは、プッシャは、ポ
リプロピレンから形成される。
ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリエステル、
ポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリス
ルホン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン(ABS)、等の熱可塑性
樹脂が適している。変形例では、プッシャ38は、ステ
ンレス鋼から形成できる。好ましくは、プッシャは、ポ
リプロピレンから形成される。
【0032】本体16は、ポリスチレン、ポリエステ
ル、ポリアクリレート、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート、ポリテトラフルオロエチレン、ポリスルホン、ポ
リアセタール、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ABS、
等の樹脂から形成できる。好ましくは、本体16は、ポ
リエステルから形成される。基端区分45及び先端区分
47は、溶剤結合、熱溶接、超音波溶接、スナップ嵌
め、又は熱可塑性部品の連結に使用される他の方法によ
って分離線49のところで接合される。好ましくは、本
体の基端区分45を本体の先端区分47に接合するのに
超音波溶接が使用される。
ル、ポリアクリレート、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート、ポリテトラフルオロエチレン、ポリスルホン、ポ
リアセタール、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ABS、
等の樹脂から形成できる。好ましくは、本体16は、ポ
リエステルから形成される。基端区分45及び先端区分
47は、溶剤結合、熱溶接、超音波溶接、スナップ嵌
め、又は熱可塑性部品の連結に使用される他の方法によ
って分離線49のところで接合される。好ましくは、本
体の基端区分45を本体の先端区分47に接合するのに
超音波溶接が使用される。
【0033】図7、図8、及び図9を参照すると、これ
らの図には、本発明のアダプタの変形例が示してある。
この変形例では、アダプタの構造は、図1乃至図6の実
施例のアダプタと実質的に同じである。従って、実質的
に同じ機能を果たす実質的に同じ構成要素には、添字
「a」を使用して図7、図8、及び図9における構成要
素であることが示してあることを除き、図1乃至図6の
実施例の構成要素と同じ参照番号が附してある。
らの図には、本発明のアダプタの変形例が示してある。
この変形例では、アダプタの構造は、図1乃至図6の実
施例のアダプタと実質的に同じである。従って、実質的
に同じ機能を果たす実質的に同じ構成要素には、添字
「a」を使用して図7、図8、及び図9における構成要
素であることが示してあることを除き、図1乃至図6の
実施例の構成要素と同じ参照番号が附してある。
【0034】プッシャ38aは、基端36aを基端肩部
の表面58aから移動することによってバルブ32aを
開放位置まで移動するのに役立つ。この実施例では、好
ましいプッシャ38aは基端部分100を有する。基端
部分100は、好ましくは、第1中空スリーブ部分10
2を有し、このスリーブの内部には第1ウエル104が
設けられている。プッシャ38aは、好ましくは、第2
中空スリーブ部分108を備えた先端部分106を更に
有し、第2中空スリーブ部分の内部には第2ウエル11
0が設けられている。この実施例では、入れ子部分40
aは、好ましくは、図7に示す延長位置と図9に示す押
し込み位置との間で軸線方向に摺動自在に移動するよう
に第1中空スリーブ部分102内に嵌合した第2中空ス
リーブ部分108を有する。好ましくは、プッシャの入
れ子部分40aを延長位置に押圧するため、コイルばね
42aが第1及び第2のウエル内に嵌合している。好ま
しくは第1スリーブ部分及び第2スリーブ部分は、プッ
シャの入れ子部分が延長位置にあるとき、先端部分を基
端部分内に保持するラチェット112を含む。ラチェッ
ト112は、好ましくは、入れ子部分の移動を制限する
のに役立つ相互係止突起113及び115を有する。プ
ッシャの基端面72aは、好ましくは、入れ子部分40
aが延長位置にあるとき、雌型ルアー継手22aの基端
面74aと実質的に連続した表面を形成する。
の表面58aから移動することによってバルブ32aを
開放位置まで移動するのに役立つ。この実施例では、好
ましいプッシャ38aは基端部分100を有する。基端
部分100は、好ましくは、第1中空スリーブ部分10
2を有し、このスリーブの内部には第1ウエル104が
設けられている。プッシャ38aは、好ましくは、第2
中空スリーブ部分108を備えた先端部分106を更に
有し、第2中空スリーブ部分の内部には第2ウエル11
0が設けられている。この実施例では、入れ子部分40
aは、好ましくは、図7に示す延長位置と図9に示す押
し込み位置との間で軸線方向に摺動自在に移動するよう
に第1中空スリーブ部分102内に嵌合した第2中空ス
リーブ部分108を有する。好ましくは、プッシャの入
れ子部分40aを延長位置に押圧するため、コイルばね
42aが第1及び第2のウエル内に嵌合している。好ま
しくは第1スリーブ部分及び第2スリーブ部分は、プッ
シャの入れ子部分が延長位置にあるとき、先端部分を基
端部分内に保持するラチェット112を含む。ラチェッ
ト112は、好ましくは、入れ子部分の移動を制限する
のに役立つ相互係止突起113及び115を有する。プ
ッシャの基端面72aは、好ましくは、入れ子部分40
aが延長位置にあるとき、雌型ルアー継手22aの基端
面74aと実質的に連続した表面を形成する。
【0035】本発明のアダプタの細長い弾性部材の変形
例を示す図10の10a及び10bを参照する。細長い
弾性部材のこの実施例では、アダプタ自体の構造及び細
長い弾性部材の機能は、図1乃至図9の実施例と実質的
に同じである。従って、実質的に同じ機能を果たす実質
的に同じ構成要素には、図10の10a及び10bの構
成要素について添字「b」を使用したことを除き、同じ
参照番号が附してある。
例を示す図10の10a及び10bを参照する。細長い
弾性部材のこの実施例では、アダプタ自体の構造及び細
長い弾性部材の機能は、図1乃至図9の実施例と実質的
に同じである。従って、実質的に同じ機能を果たす実質
的に同じ構成要素には、図10の10a及び10bの構
成要素について添字「b」を使用したことを除き、同じ
参照番号が附してある。
【0036】図10の10a及び10bに示すように、
細長い弾性部材34bは、基端36bに開放端122b
を備えた細長いキャビティ120bを有する。好ましく
は、キャビティ120bの内面126bには、溝142
の形態の少なくとも一つの窪み140が設けられてい
る。窪み140は、図10の10a及び10bに示して
あるように、螺旋溝142の形態であるのがよいが、軸
線A' と同軸に配置された間隔が隔てられた一連の円形
又は他の形状の窪みが本発明の範疇にあるものと考えら
れる。窪み140は、細長い部分34bの押し込みを少
なくとも一つの押し込み領域132bに差し向けるのに
役立つ。この実施例では、押し込み領域132bは、図
10の10bに示すように良好に制御され、バルブの開
放時に、アダプタを通る流体流れと実質的に全く干渉し
ない。アダプタに取り付けられた雄型ルアー継手の係合
長さの変化を許容する。
細長い弾性部材34bは、基端36bに開放端122b
を備えた細長いキャビティ120bを有する。好ましく
は、キャビティ120bの内面126bには、溝142
の形態の少なくとも一つの窪み140が設けられてい
る。窪み140は、図10の10a及び10bに示して
あるように、螺旋溝142の形態であるのがよいが、軸
線A' と同軸に配置された間隔が隔てられた一連の円形
又は他の形状の窪みが本発明の範疇にあるものと考えら
れる。窪み140は、細長い部分34bの押し込みを少
なくとも一つの押し込み領域132bに差し向けるのに
役立つ。この実施例では、押し込み領域132bは、図
10の10bに示すように良好に制御され、バルブの開
放時に、アダプタを通る流体流れと実質的に全く干渉し
ない。アダプタに取り付けられた雄型ルアー継手の係合
長さの変化を許容する。
【0037】本発明のアダプタは、拭うことによって容
易にきれいにすることができ且つ流体が制御されていな
い状態で送出されることを実質的に阻止する、種々の医
療用装置用の容易に使用できるバルブ付きアタッチメン
トを使用者に提供する。バルブ付きアダプタは、バルブ
の密封性能を実質的に損なうことなく、流体取扱い装置
に何回も着脱できる。
易にきれいにすることができ且つ流体が制御されていな
い状態で送出されることを実質的に阻止する、種々の医
療用装置用の容易に使用できるバルブ付きアタッチメン
トを使用者に提供する。バルブ付きアダプタは、バルブ
の密封性能を実質的に損なうことなく、流体取扱い装置
に何回も着脱できる。
【図1】本発明のバルブ付きアダプタの好ましい実施例
の一部断面分解斜視図である。
の一部断面分解斜視図である。
【図2】図1の実施例の2−2線に沿った概略断面図で
ある。
ある。
【図3】流体取扱い装置が基端に部分的に取り付けられ
た、図2に示すアダプタの概略断面図である。
た、図2に示すアダプタの概略断面図である。
【図4】流体取扱い装置が完全に取り付けられた、図3
に示すアダプタの概略断面図である。
に示すアダプタの概略断面図である。
【図5】図1の実施例の端面図である。
【図6】6aは、基端の一部を示す図2の拡大断面詳細
図であり、6bは、6aの基端の部分の変形例の拡大断
面詳細図であり、6cは、6aの基端の部分の別の変形
例の拡大断面詳細図である。
図であり、6bは、6aの基端の部分の変形例の拡大断
面詳細図であり、6cは、6aの基端の部分の別の変形
例の拡大断面詳細図である。
【図7】本発明の変形例の、図2と同様の概略断面図で
ある。
ある。
【図8】流体取扱い装置が部分的に取り付けられた、図
7の実施例の概略断面図である。
7の実施例の概略断面図である。
【図9】流体取扱い装置が完全に取り付けられた、図7
の実施例の概略断面図である。
の実施例の概略断面図である。
【図10】10aは、図3に示す部材の図と同様の、細
長い弾性部材の変形例の長手方向断面図であり、10b
は、図4に示す部材の図と同様の、図10の実施例の長
手方向断面図である。
長い弾性部材の変形例の長手方向断面図であり、10b
は、図4に示す部材の図と同様の、図10の実施例の長
手方向断面図である。
10 アダプタ 12 流体取扱
い装置 16 本体 20 本体の基
端 22 雌型ルアー継手 24 本体の
先端 28 貫通通路 30 チャンバ 32 バルブ 34 弾性部材 36 弾性部材の基端 38 プッシャ 40 入れ子部分 42 コイルば
ね 45 基端区分 47 先端区分 62 ロッド
い装置 16 本体 20 本体の基
端 22 雌型ルアー継手 24 本体の
先端 28 貫通通路 30 チャンバ 32 バルブ 34 弾性部材 36 弾性部材の基端 38 プッシャ 40 入れ子部分 42 コイルば
ね 45 基端区分 47 先端区分 62 ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 595117091 1 BECTON DRIVE, FR ANKLIN LAKES, NEW JERSEY 07417−1880, UNI TED STATES OF AMER ICA (72)発明者 ダグラス・ピー・オアー アメリカ合衆国ユタ州84093,サンディ, ストーン・ビュー・コーブ 9214 (56)参考文献 特開 平5−340484(JP,A) 実公 平3−19671(JP,Y2) 米国特許5269771(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/168 A61M 39/00
Claims (5)
- 【請求項1】 流体取扱い装置を医療装置に連結するた
めのバルブ付きアダプタにおいて、 長手方向軸線を持ち、雌型ルアー継手を備えた基端、先
端、及び貫通通路を有し、前記通路が前記先端と前記基
端との間にチャンバを有する、本体と、前記チャンバ内に含まれる常閉であるが開放位置まで作
動できるバルブであって、 基端及び前記長手方向軸線と
実質的に同軸の軸線を有し且つ前記チャンバ内で軸線方
向に圧縮されることによって当該バルブを常閉位置へと
付勢している比較的細長い弾性部材を有する、バルブ
と、を有し、 前記バルブは、前記細長い弾性部材の前記基端に配置さ
れたプッシャを更に有し、同 プッシャは、前記バルブを前記常閉位置から前記開放
位置へと選択的に変位させるようになされており、同プ
ッシャは、伸長位置と押し込み位置とを有し且つ前記伸
長位置へと付勢されている入れ子部分を有し、同プッシ
ャは、前記入れ子部分が前記押し込み位置にあるときに
のみ前記バルブを前記開放位置へと作動させるように配
設されている、バルブ付きアダプタ。 - 【請求項2】 前記入れ子部分は、コイルばねによって
前記延長位置に押圧されており、前記入れ子部分の前記
押圧に打ち勝つ力は、前記バルブの押圧に打ち勝つ力よ
りも小さい、請求項1に記載のアダプタ。 - 【請求項3】 前記入れ子部分は、前記コイルばねが周
りに設けられたロッド部分を含む基端部分と、貫通開口
部が設けられた受け入れ部を持つ先端部分とを有し、前
記ロッドは、前記開口部を通して軸線方向に摺動自在に
移動するように位置決めされており、前記摺動移動によ
り前記入れ子部分を前記延長位置から前記押し込み位置
まで移動し、 雄型ルアー継手を前記雌型ルアー継手に取り付けると
き、雄型ルアー継手が前記プッシャと接触し、前記プッ
シャを前記押し込み位置まで移動し、前記ばねは前記受
け入れ部内に収容され、前記細長い弾性部材を更に圧縮
し、これによって、前記雄型ルアー継手が完全に取り付
けられているときに流体を流すことができ、 雄型ルアー継手を前記雌型ルアー継手から取り外すと
き、雄型ルアー継手は、前記入れ子部分が前記押し込み
位置に止まるように前記プッシャと接触し、これによっ
て、前記バルブは、雄型ルアー継手が前記雌型ルアー継
手から完全に外れる前に前記常閉位置に戻ることがで
き、前記バルブが前記常閉位置に戻るときに流体が前記
アダプタから実質的に出ないようにし、前記入れ子部分
は雄型ルアー継手が完全に外れたとき、前記延長位置に
戻る、請求項2に記載のアダプタ。 - 【請求項4】 前記ロッド先端にはラチェットが設けら
れ、これによって、前記アダプタの組み立て中、前記ロ
ッドを前記開口部内に最初に先端方向に移動させること
ができ、前記ラチェットは、前記開口部を通る前記ロッ
ドの前記基端部分の基端方向への移動に抗し、これによ
って、前記入れ子部分の前記延長位置に対して制限を提
供し、前記プッシャの基端部分を前記アダプタ内に保持
する、請求項3に記載のアダプタ。 - 【請求項5】 前記プッシャは、第1ウエルが内部に設
けられた第1中空スリーブ部分を含む基端部分、及び第
2ウエルが内部に設けられた第2中空スリーブ部分を含
む先端部分を有し、前記入れ子部分は、前記延長位置と
前記押し込み位置との間で軸線方向に摺動移動するよう
に前記第1中空スリーブ部分内に嵌まった前記第2中空
スリーブ部分からなり、前記ウエル内にはコイルばねが
含まれ、このコイルばねは前記入れ子部分を前記延長位
置へと押圧しており、前記第1スリーブ部分及び前記第
2スリーブ部分は、前記第2スリーブ部分を前記第1ス
リーブ部分内に保持するラチェットを有し、これによっ
て、延長位置を制限し、前記プッシャの基端部分を前記
アダプタ内に保持する、請求項2に記載のアダプタ。
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