JP5160623B2 - 押し込み変位洗浄注射器 - Google Patents

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Description

この出願は、2004年1月9日に提出された米国仮出願第60/535557号からの優先権を主張する。
本発明は、注射器アセンブリ、特に血液取出送入装置(VAD)のための洗浄処置にて使用する注射器アセンブリに関する。
VADは一般的に用いられる治療器具である。VADには末梢カテーテルと中心静脈カテーテルとの2つの一般分類がある。適切に保守が行われない場合、VADが塞がってしまう可能性がある。VADを適切に使用して塞がらないようにするため、操作基準が開発されている。これらの基準は、洗浄処置またはカテーテルの洗浄として一般的に呼称されたクリーニング処置を含む。
VAD操作基準は、通常、カテーテルの配置後と、流体の注入前と、薬剤投与,血液採取,輸血および経静脈栄養の前後とで洗浄処置を行うことを勧めている。これらの洗浄処置の目的は、カテーテルの開通性を確認し、薬剤の配合禁忌を回避し、薬剤の完全な投与を徹底させ、血栓の形成を阻止し、血流感染の危険性を最小にすることである。洗浄処置は、異なる種類の異なる量の洗浄液を必要とする。最も一般的に用いられる洗浄液は、生理食塩水および/またはヘパリンロック液である。洗浄液の種類および量は、ある決まったカテーテルの種類によって変化する。5から10mlの範囲の洗浄液量が最も普通であるが、1から20mlまでの範囲で変わる可能性がある。洗浄処置はまた、カテーテルへの血液の逆流を阻止するように注意が払われることも必要である。静脈治療における逆流は、洗浄処置の後にカテーテルに引き戻される流体を説明するのに一般的に用いられる用語である。逆流する流体がカテーテルを閉塞する可能性のある血液または溶液を含むことが懸念される。逆流が起こらないようにするため、洗浄処置は、2つの技術、すなわち1)洗浄液の送出の最後に、使用者は注射器のプランジャに対する圧力を保持すると共に静脈ラインを閉止するか、あるいは2)洗浄液の最後の0.5mlを送出する間に注射器を静脈ポートから切り離すか、静脈ラインを閉止することを提案している。何れの技術もVAD内の流体を正圧に保持し、流体および血液の逆流を阻止している。
洗浄処置のため、静脈ラインはVADと、クランプ金具付きの配管系とを含み、端部にポートまたは弁を持つシステムに関連する。静脈ポートの最も一般的な種類は、穿刺可能な隔壁または予めスリットが形成された隔壁により覆われており、この分野において知られ、「必要に応じて」を意味するラテン語の pro re nata から「PRN」としばしば記述される。隔壁は、ゴムまたは他のエラストマー材料から好ましくは作られており、液体を注入したり、カテーテルから流体を引き抜くため、鋭い注射針カニューレの挿入を可能としている。注射針カニューレの引き抜きにより、隔壁はそれ自身をシールする。予めスリットが形成された隔壁を有するポートは、先のとがっていないカニューレや、注射器バレルの円錐台形状のチップと共に用いられる。注射器チップや(通常、注射器に装着される)先のとがっていないカニューレは、流体の連通を達成するため、予めスリットが形成された隔壁を介して穏やかに差し込まれる。
静脈の弁および鋭いチップを有する注射針を必要としない他の種類の端末静脈アクセス機器は、注射器バレルの円錐台形状のチップによって作動し、注射器の内部とカテーテルとの間を流体が連通するのを可能とする。これらの弁は、流体を弁の収容区画からカテーテルへと送出するための機構を含むことができ、この分野においては押し込み変位弁として呼称されている。このような弁は、特許文献1にて教示されている。押し込み変位弁は、ポートまたは弁から注射器チップまたはカニューレの切り離しによってもたらされる逆流を克服するために開発された。
米国特許第6206861B1号
不幸にも、この押し込み変位弁は注射器のストッパが逆流を引き起こす最悪の事態に対して補償するように設計されていなかった。エラストマー製のストッパを含む伝統的な注射器アセンブリを使用した場合、このストッパは、これが洗浄処置の完了時に注射器バレルの末端部に接触した時にしばしば圧縮される。洗浄液を送出した後に利用者がプランジャに対する圧力を解除すると、圧縮されたストッパはその通常の寸法まで戻って膨らみ、流体をカテーテル内に戻してしまう可能性がある。この流体は、注射器ストッパによって引き起こされた逆流として述べられる。伝統的な注射器アセンブリは、薬剤を正確に送出するように設計されている。種々の供給元から供給される伝統的な注射器アセンブリは同じように見えるが、性能、特にストッパにより引き起こされる逆流に関して著しく異なる可能性がある。カテーテルが患者に挿入されるので、逆流が発生した場合に使用者はそれを見ることができず、従って潜在的な問題に取り組むために矯正行動を起こすことができない。
切り離しにより引き起こされる逆流や、注射器ストッパにより引き起こされる逆流は、すべての使用者が上述した正圧洗浄技術を彼らがVADを洗浄する毎に習慣的に行う場合には問題がなかろう。しかしながら、使用者の経験,周囲の状況および患者の状態は、病院内において著しく変わり、洗浄処置が行われる診療所および在宅医療の如き他の領域を考慮した場合、さらにずっと変化する。結果として、VADはしばしば塞がってしまい、追加の専門的時間,血餅除去薬剤,カテーテルの取り外し,新しいカテーテルを取り付けるための新たな処置の必要性を余儀なくする。これらの関与のすべては、健康医療制度およびその患者に対する代償となる。最高の診療活動を拡げるように意図した洗浄処置のための注射器アセンブリを有することが望まれる。特に、逆流を使用者の技術に全く依存することなく、自動的に最小または排除するように形成された注射器アセンブリが望まれる。さらに、従来技術は、洗浄処置の完了時に静脈ライン内の洗浄液を自動的に少量追加供給する注射器アセンブリではなく、薬剤を送出するように意図した注射器アセンブリに主眼を置いている。
従って、推奨された洗浄処置技術が正確に守られない場合であっても、洗浄処置が行われている間および後にカテーテルへの血液の逆流を減少または無くすのを助ける単純で,容易,自動的,生産しやすい注射器に対する要求がある。例えば、プランジャに対する圧縮力を余りにも早く解除することおよび/または静脈ラインを閉止する前に注射器を静脈ラインから取り外すことは、カテーテルへの血液の逆流を引き起こす可能性があり、従ってVADが閉塞する可能性を増大する。
本発明は、洗浄用途で用いる注射器アセンブリに対して述べられる。この注射器アセンブリは、洗浄液が注射器バレルのキャビティから実質的に送出された後、ストッパによってもたらされる追加の末端側への付加力の適用により、洗浄液にさらに正の移動を与えるような機構を有する。
本発明の第1の形態による洗浄注射器アセンブリは、流体を収容するためのチャンバを画成する内面を持った円筒状の側壁と、開口基端部と、末端側に延在してチャンバとの間で流体が連通する通路を有するチップを持った末端壁を含んだ末端部とを含むバレルを具えている。基端部と、末端部と、バレルの内面に対して流体密封状態で摺動可能に配され、バレルに対するストッパの移動によりチャンバから流体を送出するためのストッパとを有する細長い本体部を含むプランジャが設けられている。プランジャの細長い本体部は、バレルの開口基端部から外側に延在している。流体がチャンバから送り出されてバレルに対するプランジャの末端側への移動が停止した後、通路内の流体を末端側に移動させるための機構が設けられている。プランジャの移動が停止した後に流体を移動させるための機構は、末端壁および内面を画成するキャビティを持った末端部と、基端部とを有するストッパを含むことができる。ストッパの末端壁は、少なくとも一部が洗浄処置の液圧によりキャビティへとつぶれ、洗浄処置の完了時にその元の形状に向けて復元し、追加の流体を通路へと押し出すように、充分な可撓性を有する。この注射器アセンブリはまた、ストッパがつぶれた位置にある場合に引張り,圧縮またはこれらの組み合わせによって曲がり、ストッパの末端壁をそのつぶれた位置からその元の形状に向けて付勢するように形成された少なくとも1つの、好ましくは複数の隆起したリブを有するストッパをその内面に含むこともできる。
また、本発明の第2の形態による洗浄注射器アセンブリは、流体を収容するためのチャンバを画成する内面を持った円筒状の側壁と、開口基端部と、末端側に延在してチャンバとの間で流体が連通する通路を有するチップを持った末端壁を含んだ末端部とを含むバレルを具えている。基端部と、末端部と、バレルの内面に対して流体密封状態で摺動可能に配され、バレルに対するストッパの移動によりチャンバから流体を送出するためのストッパとを有する細長い本体部を含むプランジャが設けられている。プランジャの細長い本体部は、バレルの開口基端部から外側に延在している。流体がチャンバから送り出されてバレルに対するプランジャの末端側への移動が停止した後、通路内の流体を末端側に移動させるための機構が設けられている。プランジャの移動が停止した後に流体を移動させるための機構は、末端壁および内面を画成するキャビティを持った末端部と、基端部とを有するストッパを含むことができる。ストッパの末端壁は、少なくとも一部が洗浄処置の液圧によりキャビティへとつぶれ、洗浄処置の完了時にその元の形状に向けて復元し、追加の流体を通路へと押し出すように、充分な可撓性を有する。この注射器アセンブリは、末端壁がつぶれるのに必要な圧力を低下させるため、厚み減少領域を有するストッパの末端壁をさらに含むことができる。この厚み減少領域は、ストッパの末端壁の内面における環状溝を含むことができる。
ストッパの末端壁は、前記チャンバ内の液圧が約5mmHg(0.1psi)以上の場合に、少なくとも一部がキャビティへと曲がることが望ましい。
本発明の注射器アセンブリが末梢カテーテルに装着された場合、バレルに対するプランジャの末端側への移動が停止した後に通路内の流体が末端側へ移動する量は、約0.001ml以上である。
望ましい量の追加の流体はまた、注射器アセンブリが末梢カテーテルに連結された場合、0.5秒以上の時間で送り出されることが望ましい。この追加の流体は、約2.5秒以上の時間で送り出されることが好ましい。
プランジャの末端部にある末端チップをストッパに連結することができる。ストッパは、円錐形状の末端面を含むことができ、バレルはその末端壁にて円錐形状の内面を含むことができる。
注射器アセンブリは、ストッパ内のキャビティの内面にばねをさらに含むことができる。このばねは、ストッパがそのつぶれた位置にある場合に圧縮し、ストッパの末端壁をつぶれた位置からその元の形状に向けて付勢するように形成される。ばねがコイルばねであってよい。
注射器アセンブリはまた、ストッパがそのつぶれた位置にある場合に圧縮され、末端壁をそのつぶれた位置からその元の形状に向けて付勢するように形成された基端側を向く突起部を持ったストッパの内面を含むこともできる。
プランジャの末端チップは、ストッパのキャビティと連通する開口の如き通気構造をそこに含むことができ、ストッパがつぶれる際にストッパ内に閉じ込められた空気を漏出させ、ストッパがその元の形状に戻る際にキャビティに入ることを可能にする。
注射器アセンブリはまた、チャンバ内の洗浄液と、注射器バレルのチップに対し取り外し可能に連結されて通路を塞ぐチップキャップとを含むこともできる。食塩洗浄溶液およびヘパリンロック液からなるグループ群から洗浄液を選択することができる。
注射器アセンブリは、基端部と、末端部と、管腔とを持ったカニューレを含む注射針アセンブリをさらに含むことができる。ハブは、キャビティを含む開口基端部と、カニューレの基端部に装着される末端部とを有し、管腔とハブのキャビティとの間で流体が連通するようになっている。注射針アセンブリは、ハブのキャビティに対するチップの係合によりバレルのチップに取り外し可能に装着され、管腔とバレルのチャンバとの間で流体が連通するようになっている。
熱可塑性エラストマー,天然ゴム,合成ゴム,熱可塑性材料およびこれらの組み合わせからなる一覧から選択される材料からストッパを作ることができる。
本発明の注射器アセンブリの立体投影図である。 注射針アセンブリが装着された図1の注射器アセンブリの一部破断拡大側面図である。 洗浄処置中を示す図2の注射器アセンブリの一部破断拡大側面図である。 洗浄液送出完了時点における注射器アセンブリの一部破断拡大側面図である。 洗浄液の送出を完了した後およびストッパがバレルの通路を通る洗浄液の量を追加して押し出した後を示す注射器アセンブリの一部破断拡大側面図である。 カテーテル注射現場にて使用中の注射器アセンブリを示す側面図である。 他のカテーテル注射現場にて使用中の注射器アセンブリを示す側面図である。 本発明の洗浄注射器アセンブリの他のプランジャおよびストッパの一部破断側面図である。 図8の9−9線に沿って得られるプランジャおよびストッパの断面図である。 洗浄注射器アセンブリの他の別なプランジャおよびストッパの一部破断側面図である。 図10の11−11線に沿って得られるストッパの断面図である。 洗浄注射器アセンブリのプランジャおよびストッパの他の別な実施形態の一部破断側面図である。 図12の13−13線に沿って得られるストッパの横面図である。 図12の14−14線に沿って得られるプランジャの断面図である。 洗浄注射器アセンブリのプランジャおよびストッパの他の別な実施形態の一部破断側面図である。 図15の16−16線に沿って得られるストッパの断面図である。 本発明の洗浄注射器アセンブリの他のプランジャおよびストッパの一部破断側面図である。 本発明の洗浄注射器アセンブリの他の別なプランジャおよびストッパの一部破断側面図である。 本発明の注射器アセンブリの他の別な実施形態の一部破断側面図である。
図1〜図7に関し、本発明による注射器アセンブリ20は、流体を保持するためのチャンバ25を画成する内面23を持った円筒状の側壁22を含むバレル21を概ね具えている。このバレルは、フランジ53を有する開口基端部27と、末端側に延在すると共にチャンバに対して流体が連通する通路32を有する細長いチップ31を持った末端壁29を有する末端部28とをさらに含む。末端壁でのバレルの内面が30で示され、好ましくは円錐状に形成されている。必須ではないけれども、バレルの末端部はチップ31を同軸に囲む固定ルアー型カラー33を含むことが好ましい。このカラーは、少なくとも1条のねじ35を有する内面34を含む。
カニューレ43は、基端部44と、末端部45と、このカニューレを通る管腔46とを含む。カニューレの末端部は、尖ったチップまたは図示のように尖っていないチップ47を含むことができる。管腔とチャンバとの間での流体の連通を達成するため、カニューレを注射器のバレルのチップに直接連結することができる。また、カニューレの管腔とキャビティとの間で流体が連通するように、カニューレはキャビティ51を包含した開口基端部50とカニューレの基端部に装着される末端部52とを持ったハブ49を含む注射針アセンブリ42の一部であってよい。ハブのキャビティは、バレルのチップに対して交換可能に摩擦により係合可能である。
プランジャ37は、細長い本体部38と、基端部39と、末端部40とを含む。ストッパ41は、より詳細に以下に記述される機構を介してプランジャロッドの末端部に配される。ストッパ41は、その外径に関して少なくとも1つのリブを含み、好ましくは複数のリブ57を含む。ストッパは、バレルに対するストッパの移動によってチャンバ内に流体を引き込んでチャンバの外に流体を押し出すため、バレルの内面に対して流体密封状態で摺動可能に配される。製造業者にて注射器アセンブリに薬剤が事前充填されている場合、ストッパがバレル内に流体を引き込むために用いられたり、あるいは吸引可能となる必要性はない。プランジャの細長い本体部は、バレルの開口基端部から外側に延在している。ストッパ41は、内面60を持ったキャビティ59を内側に画成する末端壁62を持った末端部61を含む。このストッパは、末端面63および基端部58をさらに含む。
この注射器アセンブリは、流体がチャンバ25から送り出されてストッパの末端壁がバレルの末端壁に対して接触した後、通路31内の流体を末端側に移動させるための機構を含む。
流体がチャンバから送り出された後に通路内の流体を末端側に移動させるための機構は、プランジャの末端チップ55に好ましくは連結されるストッパ41を含む。ストッパのキャビティが基端部に開口している場合、末端チップがストッパのキャビティを塞がないように、プランジャロッドをストッパに連結すべきである。この実施形態において、ストッパおよびプランジャは末端チップのおねじ65とストッパキャビティのめねじ67との螺合により連結されている。ストッパとプランジャとを連結する多くの方法があり、必要に応じて以下に記述するスナップ式機構,接着剤,締結具,超音波溶接,2段式成型などを含む。末端チップは、ストッパの内側またはほぼ基端部というよりはむしろストッパの外側に係合することができる。ストッパをプランジャに連結するためのこれらすべての種々の機構は、本発明の範囲内にあり、この実施形態にて記述したねじによる係合は、これら多くの可能性を単に例示しているに過ぎない。この好ましい実施形態におけるストッパの末端面63は円錐状に形成され、末端壁29でのバレル21の内面23もまた、円錐状に形成されている。
本発明の重要な形態は、より詳細に以下に記述されるように、末端壁62の少なくとも一部が洗浄処置の液圧を受けてストッパのキャビティへとつぶれるように充分撓むことができ、かつバレルの通路へと追加の洗浄液を押しやるために洗浄処置の完了時にその元の形状へと復元するのに充分強力であるように構成されているということである。ここで用いたような「つぶれる」という用語は、ストッパのキャビティ側へのストッパの末端壁の撓みを意味することを意図している。ストッパの撓み形状およびその範囲は、ストッパおよびプランジャの種々の形状に伴って変化しよう。
ストッパは、圧縮を受けている間、シール特性をもたらす任意の適当な材料から作ることができる。例えば、熱可塑性エラストマー,天然ゴム,合成ゴムまたは熱可塑性材料およびこれらの組み合わせからストッパを作ることができる。ストッパは一体的に形成されるか、あるいは相互に接合される同じまたは異なる材料からなる別個の部品にて構成することができる。この実施形態におけるプランジャは、ストッパよりももっと硬質のポリプロピレンやポリエチレンなどの如き材料から好ましくは作られている。この材料は、用いる殺菌処置に対して適合するように選択されるべきである。
操作中、注射器アセンブリ20は注射針アセンブリに連結され、周知の方法を用いて洗浄液が充填される。また、製造業者または供給元にて薬剤を注射器アセンブリに事前充填しておくことが可能である。洗浄液は、洗浄またはVADの機能を維持するように意図した任意の液であってよい。洗浄液は、食塩洗浄液およびヘパリンロック洗浄液からなるグループから選択することが好ましい。これらの液は、この分野において知られており、容易に入手可能である。食塩洗浄液の一例は、注射用のUSP0.9%塩化ナトリウムである。ヘパリンロック洗浄液の一例は、1ml当たり100USP単位のヘパリンナトリウムか、または1ml当たり10USP単位のヘパリンナトリウムを含む0.9%塩化ナトリウムである。注射針アセンブリが装着された注射器は、突き刺し可能な隔壁を突き通すために用いられ、または洗浄液を収容する薬瓶の予めスリットが形成された隔壁またはガラス製アンプルの首部に先のとがっていないカニューレを挿入することができ、バレル21を保持しつつプランジャのフランジ56を基端方向に引くことにより、洗浄液が注射器バレル内に引き込まれ、注射針カニューレを介して流体を流体チャンバ25へと引き込む。
あるいは、無菌充填法を用いて注射器の組み立て中または組み立て後に洗浄液を大容量の洗浄注射器に予め充填しておくことができる。このような薬剤充填済み注射器には、チップ31に対して取り外し可能に連結されて通路32を塞ぐチップキャップ36の如きチップキャップを設けることができる。天然および合成ゴム,熱可塑性エラストマーまたはこれらの組み合わせの如き熱可塑性材料およびエラストマー材料のグループから選択された材料からチップキャップを形成することが望ましい。
この注射器は、静脈セットのカテーテルの如きVADの洗浄にて使用するため、すぐに準備されている。静脈セットは非常に複雑な可能性があり、多数の吐出ポート,弁および/または他の部品を含む可能性がある。本発明を例示する目的のため、単純化された静脈セット73を図6に示す。静脈セット73は、中空の内部76とその基端部の隔壁77とを持ったハウジング75を含む静脈サイト74を具えている。導管を有する静脈ライン79は、ハウジングの末端部から延在している。静脈ライン79がカテーテルであってよく、またはその末端部にカテーテルを連結することができる。この静脈セットに関し、先が尖っていないカニューレを使用するために予めスリットが隔壁77に形成されている。この静脈サイトは、米国特許第6171287号にて教示される弁の如き、注射器バレルを受け入れてチップの挿入によりカテーテルとの間での流体の連通を達成するように作動させるための機構を持った弁であってよい。
前述のように、VADには末梢カテーテルおよび中心静脈カテーテルの2つの一般分類がある。末梢カテーテルは、手および腕の如き末梢四肢の静脈にアクセスするために用いられる。末梢カテーテルは、長さが比較的短く、約14mmから48mmまでの範囲の長さがあり、ゲージサイズが約16から24まで利用可能である。最も普通に用いられる末梢カテーテルは、約0.81mm(0.032インチ)の内径を持った20ゲージおよび約0.66mm(0.026インチ)の内径を持った22ゲージのものであり、約25mmから32mmの長さを有していよう。ここで用いたような「末梢カテーテル」という用語は、約25mmの長さを持った20または22ゲージのカテーテルを基準とすることを意図している。中心静脈カテーテルは、末梢カテーテルよりもずっと長く、患者に挿入されて心臓の近傍に達する。
図3は洗浄処置中の注射器アセンブリ20を示しており、チャンバから通路32を通り、カテーテルを介してカニューレの管腔を通り、患者の静脈へと洗浄液71を押し出す力Fがプランジャのフランジ56に加わる。洗浄処置中の洗浄液の圧力が患者の静脈血圧よりも高い(約10mmHg以下になると思われる)ことに注意すべきであり、流体がカテーテルを通って静脈の方に移動するようにカテーテルが血管に入る。より高いこの圧力は、プランジャがバレル内を末端方向に進んでいる間、ストッパの末端壁62がストッパのキャビティ59側につぶれることをもたらす。約5mmHg(0.1psi)以上のチャンバ内の流体圧によって末端壁がつぶれることが望ましい。
注射器が末梢カテーテルに連結された状態において、洗浄処置が完了してバレルに対するプランジャの末端側への移動が停止した時、0.001ml以上の追加の液体が送り出されるように、ストッパの末端壁は洗浄処置中に充分曲がることが望ましい。ストッパは、約5mmHg(0.1psi)にてつぶれると共に洗浄処置の後に約0.001ml以上の液体をバレルから末梢カテーテルに向けて好ましくは約0.5秒以上、より好ましくは約2.5秒以上で押し出すように形成される。しかしながら、望ましい結果を達成するためにこれらの圧力,変位,および容量のパラメータを大きく変えることができる。選択される個々のパラメータは、VADの形状および配置と、注射器の寸法と、用いられる洗浄液とに依存しよう。
図4を参照すると、洗浄処置の完了時でのプランジャおよびストッパの位置が示されている。洗浄処置の完了時に、バレルに対するプランジャの末端側への移動が停止し、ストッパの末端面63の好ましくは一部が通路の周りのバレルの末端壁の内面30に接触して通路をシールする。この時点で使用者が静脈ラインを閉止する間、図5に示すように、ストッパの末端壁62がその元の形状に向けてはね戻り、そうすることで追加の静脈液をチャンバから押し出してバレルの通路に通す。通路内の流体の末端方向への押し込み移動は、静脈ラインを閉止して注射器を取り外すまでの間、逆流を阻止するのに役立とう。静脈ラインを閉止した後、注射器アセンブリを静脈セットから取り外すことができる。注射器を静脈セットから取り外すことは、注射器および/またはカニューレの固体要素を閉鎖系から撤収することよる逆流を助長する可能性があることに注意すべきである。この撤収による逆流の可能性は、本発明の注射器アセンブリのストッパによる洗浄液の押し込み移動によって相殺させることができる。
図7は、単純化した別な静脈セットを示しており、注射針アセンブリがない洗浄処置を例示している。図7において、静脈セット173は、中空の内部176とその基端部のルアー継手178とを持ったハウジング175を含む静脈サイト174を具えている。導管を有してこれを通る静脈ライン179は、ハウジングの末端部から延在している。静脈ラインがカテーテルであってよく、あるいはその末端部にてカテーテルに連結することができる。図7に示した静脈セットは、本発明を例示するために単純化させている。ほとんどの場合、ルアー継手178の如きルアー継手は、静脈セットの一方向弁の一部を構成しよう。バレルの細長いチップが挿入されてルアー継手と係合し、静脈セットの内部176と注射器バレルのチャンバとの間で流体の連通を達成する。従って、例えば親指によりプランジャのフランジ56に末端方向に圧力が加えられる。これは、その末端部のストッパ41を有するプランジャ37を動かし、チャンバ25内の洗浄液71の如き液体をチャンバから細長いチップの通路32を介して静脈セットの中空の内部176および静脈ライン179へと押し出す。この洗浄処置の残りは、図6の静脈セット73を用いた場合に記述した方法とほぼ同じである。静脈ラインを閉止する1つの方法は、プラスチックから通常作られ、長孔86をそこに有する肉薄要素である固定部材85を使用することである。この長孔は、静脈ラインを通る流れを可能とする拡大部87と、狭隘部88とを有する。静脈ラインは、洗浄処置の完了時に長孔の狭隘部に押し込まれ、この静脈ラインが閉止形状に圧縮される。洗浄処置を行う人の経験と、この処置の際の診療状況、例えば患者が興奮状態にある場合とに基づき、一方の手でラインを閉止すると共に他方の手で注射器を保持することは難しいかも知れない。本発明は、ストッパの末端壁がその元の形状に向けて復元するように注射器が洗浄液に対し正圧を加え続けているので、使用者が注射器を即座に取り外し、両手を使って静脈ラインを閉止することを可能にしよう。
図8および図9は、本発明のプランジャおよびストッパの他の実施形態を示している。この実施形態におけるプランジャ137は、ストッパ141に係合するおねじ165を持った末端チップ155を含む末端部140を有する細長い本体部138を含んでいる。ストッパは、内面160を画成するキャビティ159を有する基端部158を含んでいる。ストッパの末端部161は、末端面163を有する末端壁162を含む。キャビティはめねじ167を好ましくは含む。プランジャの末端部は、プランジャのねじ165とストッパのねじ167との螺合によりストッパに連結される。この実施形態における末端壁162は、末端壁の剛性を低下、つまり末端壁が洗浄処置中につぶれるのに必要な圧力を低下させるための厚み減少領域を有する。この実施形態における厚み減少領域は、環状の凹部169を作り出す末端壁162の内面の環状切欠き部168により与えられており、内側キャビティの全周を取り囲む末端壁の厚みを減じている。環状の凹部は、末端壁の剛性を低減させ、これが流体圧によってさらに容易に撓むことを可能にする。本実施形態における他の厚み減少領域は、ストッパの末端面163にある末端キャビティ170である。末端キャビティもまた、ストッパの末端壁の厚みを減じてその剛性を少なくし、これが洗浄処置中の洗浄液の流体圧によってつぶれるように、さらに撓むことを可能にする。流体圧による末端壁の対称または非対称のつぶれを促進するため、末端壁の厚さを連続的または不連続的に減じる形状および形態の他の組み合わせは本発明の範囲内にあり、本実施形態の環状の凹部および末端キャビティは、これらの多くの可能性を単に示しているに過ぎない。
図10および図11は、本発明のプランジャおよびストッパの他の別な実施形態を示している。この実施形態におけるプランジャ237は、ストッパ241に係合するおねじ265を持った末端チップ255を含む末端部240を有する細長い本体部238を含んでいる。ストッパは、内面260を画成するキャビティ259を有する末端部261と、基端部258とを含む。ストッパの末端部261は、末端面263を有する末端壁262を含む。キャビティはめねじ267を好ましくは含む。プランジャの末端部は、プランジャのねじ265とストッパのねじ267との螺合によりストッパに連結される。ストッパは、少なくとも1つのリブをストッパの内面に含む。この実施形態において、ストッパの内面260の末端壁262にて隆起するリブ281は、ストッパが洗浄処置中につぶれた位置にある場合に曲がり、洗浄処置の完了時にその元の形状へと末端壁を付勢するように形成されている。隆起したリブは、より薄い末端壁の使用を可能とし、さらに良好な可撓性を有しよう。隆起したリブは、選択されたパラメータ内で末端壁の剛性を規定するように配されると共に形成される。
図12〜図14は、本発明のプランジャおよびストッパの他の実施形態を示している。この実施形態におけるプランジャ337は、ストッパ341に係合するおねじ365を好ましくは持った末端チップ355を含む末端部340を有する細長い本体部338を含んでいる。ストッパは、内面360を画成するキャビティ359を有する末端部361と、基端部358とを含む。ストッパの末端部361は、末端面363を有する末端壁362を含む。ストッパの基端部は、めねじ367を好ましくは含む。プランジャの末端部は、プランジャのねじ365とストッパのねじ367との螺合によってストッパに連結される。この実施形態は、キャビティの内面に配されたばね382を含む。ばね382は、洗浄処置中に圧縮されてストッパがつぶれることを可能にすると共に末端壁が洗浄処置の終了時につぶれた位置からその元の形状に付勢されるように形成されている。キャビティ内のばねを受け入れて所定位置に配するため、凹部383が内面360に設けられている。図8および図9の実施形態の場合と同様に、凹部383はまた、末端壁の剛性を減少させることもでき、洗浄処置中のストッパの特性を決定するばねの役割を増大させる。これは、ばねの特性をエラストマーのストッパのそれよりもより容易に制御かつ維持するので望ましい。この実施形態は、空気をストッパのキャビティから抜くための手段を含むことが好ましいけれども必須ではなく、この実施形態においては通気口384を含み、この通気口を介してストッパのキャビティ内に閉じ込められた空気を出し、洗浄処置の終了時にストッパがそのつぶれた位置からその元の位置まで戻る際に再び入ることを可能にしている。注射器から注射器へと不均一に変動する可能性がある閉じ込められた空気を取り出すことにより、つぶれて膨らむストッパの制御をよりしっかりとばねと末端壁とに関連付けることができ、これがストッパのキャビティの場合、任意の空気量よりもより容易に制御することができる。キャビティはまた、ストッパに配した開口すなわち穴か、ストッパとプランジャとの境界に配されて協力し合う構造か、あるいはこれら種々の場所の1つ以上で弁を使用することよって通気させることも可能である。また、ストッパとプランジャとの間の緩い嵌まり合いは、通気の役割を果たすことができる。これらすべての可能な構造が本発明の範囲内にあり、この実施形態のプランジャの通気口は、これらの多くの可能性の単なる典型例に過ぎない。
図15および図16は、本発明のプランジャおよびストッパの他の実施形態を示している。この実施形態において、プランジャ437は、ストッパ441に係合する半径方向の突起部465を持った末端チップ455を含む末端部440を有する細長い本体部438を含む。ストッパは、内面460を画成するキャビティ459を有する末端部461と、基端部458とを含む。ストッパの末端部461は、末端面463を有する末端壁462を含んでいる。この実施形態におけるストッパ441は、プランジャの末端チップ455にある半径方向突起部465とストッパのキャビティの凹部467との係合によりプランジャ437に連結され、ストッパとプランジャとが気密またはそうでなくてもよいスナップ式機構により係合するようになっており、ストッパがプランジャのチップを覆って引き延ばされている。2つの要素の間の機械的相互作用,接着剤,超音波溶着,熱かしめなどによる如き、ストッパをプランジャに装着する多数の方法がある。本発明の実施形態にて示したねじ式およびスナップ式機構は、本発明の範囲内にすべて含まれるこれら多くの可能性の単なる例示に過ぎない。本実施形態は、基端側を向く突出部482を持ったストッパの内面をさらに含んでいる。この突起部は、末端壁から基端側に延在し、ストッパがそのつぶれた位置にある場合に圧縮すると共にこのつぶれた位置からその元の形状に向けてストッパの末端壁を付勢するように形成されている。中空の筒状,ばね,不規則形状の突起の如き種々の形状にて突起を形成することができる。基端側を向く突出部482は、図13〜図15の実施形態におけるばね382と同じように機能する。
図17は、本発明のプランジャおよびストッパの別な他の実施形態を示している。この実施形態において、プランジャ537は、ストッパ541に係合するおねじ565を好ましくは持った末端チップ555を含む末端部540を有する細長い本体部538を含んでいる。ストッパは、内面560を画成するキャビティ559を有する末端部561と、基端部558とを含む。ストッパの末端部561は、末端面563を有する末端壁562を含んでいる。基端部558は、めねじ567を好ましくは含む。プランジャの末端部は、プランジャのねじ565とストッパでのねじ567との螺合によってストッパに連結される。図8,図10および図12に示した実施形態において、プランジャロッドの末端チップは、ストッパのキャビティの基端部まで延在している。この実施形態における基端壁564は、プランジャロッドの末端チップがストッパのキャビティに入るのを阻止する。この構造は、キャビティ内の空気またはガス圧をストッパからストッパまでより一定に制御することにより、より均一な弾性ストッパを与える点で役立つ可能性がある。
図18は、本発明のプランジャおよびストッパの別な他の実施形態を示している。この実施形態において、プランジャ637は、ストッパ641に係合するねじ665を好ましくは持った末端チップ655を含む末端部640を有する細長い本体部638を含んでいる。ストッパは、内面660を画成するキャビティ659を有する末端部661と、基端部658とを含む。ストッパの末端部661は、末端面663を有する末端壁662を含んでいる。ストッパの基端部は好ましくはめねじ667を含む。プランジャの末端部は、プランジャのねじ665とストッパのねじ667との螺合によってストッパに連結される。この実施形態は、ストッパが1つの材料からのみ作られたり、または一体形成される必要がないことを示している。この実施形態において、ストッパは相互に接続される3つの要素を具えており、末端部661は剛体の中間要素664により基端部658に連結される。この構造は、ストッパの基端部および末端部が異なる材料から、可能性としてそれらの機能および公差制御を最適化するために異なる製造行程を介して作られることを可能とする。従って、これらの部分は本発明に関して機能するストッパを形成するように相互に接続される。
図19は、本発明の注射器アセンブリの他の異なる実施形態を示している。本実施形態による注射器アセンブリ720は、流体を保持するためのチャンバ725を画成する内面723を持った円筒状の側壁722を含むバレル721を概ね具えている。この実施形態におけるプランジャ737は、バレルの内面に対して流体密封状態で係合してその外周を取り囲むシール面765を持った末端チップ755を含む末端部740を有する細長い本体部738を含んでいる。ストッパ741は、内面760を画成するキャビティ759を有する末端部761と、基端部758とを含む。ストッパの末端部761は末端壁762を含んでいる。本発明の他の実施形態と同じように、ストッパ741は、その外径に関して少なくとも1つのリブを含み、好ましくは複数のリブ757を含む。ストッパは、バレルに対するストッパの移動によって流体をチャンバから送出するため、バレルの内面に対して流体密封状態で摺動可能に配されている。図1〜図18の実施形態におけるストッパがプランジャに連結されているのに対し、この実施形態におけるストッパは、プランジャに対して自由に動ける。この実施形態においてプランジャが末端方向に移動した場合、プランジャとストッパとの間の空隙772内の空気または他の気体が圧縮され、ストッパもまた末端方向へと移動させられよう。ここで用いたように、空隙722のような「空隙」という用語は、ストッパとプランジャとの間の圧縮可能な気体を含む空間を意味することを意図し、注射器アセンブリのこのアセンブリにて用いるガスは、製造業者によって選択可能である。この実施形態のストッパは、ストッパの末端壁762の少なくとも一部が洗浄処置の液圧によりキャビティへとつぶれるように充分撓み可能であって、洗浄処置の完了時にバレルの細長いチップ731の通路732へと追加の洗浄液771を押しやるように、その元の形状へと復元する図1〜図18の実施形態のストッパと同じように作動する。

Claims (20)

  1. 流体を保持するためのチャンバを画成する内面を持った円筒状の側壁と、開口基端部と、末端側に延在して前記チャンバとの間で流体が連通する通路を有するチップを持った末端壁を含む末端部とを含むバレルと、
    基端部および末端部を有すると共に前記バレルの開口基端部から外側に延在する細長い本体部と、前記バレルの内面に対し流体密封状態で摺動可能に配され、かつ前記バレルに対して移動して流体を前記チャンバから送出するためのストッパとを含むプランジャと
    を具え、前記ストッパは、末端壁および内面を画成するキャビティを有する末端部と、基端部とを含み、前記末端壁は、少なくとも一部が洗浄処置における液圧により前記キャビティへとつぶれ、洗浄処置の完了時にその元の形状に向けて復元し、追加の流体を前記通路へと押し込むように、充分な可撓性を有し、
    前記ストッパがつぶれた位置にある場合に曲がり、前記つぶれた位置から前記末端壁をその元の形状に向けて付勢するように、前記ストッパの内面の前記末端壁にリブが少なくとも1つ形成されていることを特徴とする注射器アセンブリ。
  2. 流体を保持するためのチャンバを画成する内面を持った円筒状の側壁と、開口基端部と、末端側に延在して前記チャンバとの間で流体が連通する通路を有するチップを持った末端壁を含む末端部とを含むバレルと、
    基端部および末端部を有すると共に前記バレルの開口基端部から外側に延在する細長い本体部と、前記バレルの内面に対し流体密封状態で摺動可能に配され、かつ前記バレルに対して移動して流体を前記チャンバから送出するためのストッパとを含むプランジャと
    を具え、前記ストッパは、末端壁および内面を画成するキャビティを有する末端部と、基端部とを含み、前記末端壁は、少なくとも一部が洗浄処置における液圧により前記キャビティへとつぶれ、洗浄処置の完了時にその元の形状に向けて復元し、追加の流体を前記通路へと押し込むように、充分な可撓性を有し、
    前記末端壁がつぶれるのに要する圧力を下げる厚み減少領域を持った前記末端壁をさらに含み、前記厚み減少領域は、前記ストッパの末端壁の前記内面にある円形の溝を含むことを特徴とする注射器アセンブリ。
  3. 前記プランジャの前記末端部の末端チップが前記ストッパに連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  4. 前記プランジャの末端部の末端チップは、前記バレルの内面に対して流体密封状態でその外周を取り囲むシール面を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  5. 前記末端壁のつぶれは、前記チャンバ内の液圧が約5mmHg(0.1psi)以上の場合に発生することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  6. 前記注射器を末梢カテーテルに連結した場合、前記追加の流体の体積が約0.001ml以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  7. 前記注射器を末梢カテーテルに連結した場合、前記追加の流体が0.5秒以上の時間で送出されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  8. 前記注射器を末梢カテーテルに連結した場合、前記追加の流体が2.5秒以上の時間で送出されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  9. 前記ストッパが円錐状に形成された末端面を含み、前記バレルの内面の前記末端壁が円錐状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  10. 前記末端壁がつぶれるように、前記ストッパのキャビティに閉じ込められた空気の漏出を可能にする手段をさらに含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  11. 空気を漏出させる前記手段は、前記ストッパのキャビティと連通する前記プランジャの穴を含むことを特徴とする請求項1に記載の注射器アセンブリ。
  12. 前記チャンバ内に洗浄液を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  13. 前記洗浄液が食塩洗浄液およびヘパリンロック洗浄液からなるグループから選択されることを特徴とする請求項1に記載の注射器アセンブリ。
  14. 前記注射器バレルの前記チップに取り外し可能に連結されて前記通路を塞ぐチップキャップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の注射器アセンブリ。
  15. 前記ストッパは、熱可塑性エラストマー,天然ゴム,合成ゴム,熱可塑性材料およびこれらの組み合わせからなる一覧から選択される材料から作られていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  16. 基端部,末端部および管腔を有するカニューレと、キャビティを包含する開口基端部および前記管腔と前記キャビティとの間を流体が連通するように前記カニューレの基端部に装着される末端部を有するハブとを含む注射針アセンブリをさらに具え、この注射針アセンブリは、前記管腔と前記チャンバとの間を流体が連通するように、前記キャビティに対する前記チップの係合により前記バレルのチップに取り外し可能に装着されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  17. 前記ストッパの前記基端部は、前記プランジャの前記末端チップが前記キャビティに入るのを阻止する基端壁を含むことを特徴とする請求項に記載の注射器アセンブリ。
  18. 前記ストッパが前記プランジャに対して自由に動けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  19. 前記ストッパが一体的に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
  20. 前記ストッパが相互に接続される複数の要素を具えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注射器アセンブリ。
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