JP2519423Y2 - 金属格子パネルを使用したネットフェンス - Google Patents

金属格子パネルを使用したネットフェンス

Info

Publication number
JP2519423Y2
JP2519423Y2 JP4721993U JP4721993U JP2519423Y2 JP 2519423 Y2 JP2519423 Y2 JP 2519423Y2 JP 4721993 U JP4721993 U JP 4721993U JP 4721993 U JP4721993 U JP 4721993U JP 2519423 Y2 JP2519423 Y2 JP 2519423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
metal grid
metal
grid panel
net fence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4721993U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0714035U (ja
Inventor
俊夫 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatani Corp
Original Assignee
Iwatani Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwatani Corp filed Critical Iwatani Corp
Priority to JP4721993U priority Critical patent/JP2519423Y2/ja
Publication of JPH0714035U publication Critical patent/JPH0714035U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519423Y2 publication Critical patent/JP2519423Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、縦桟と横桟とで形成し
た格子パネルを用いたネットフェンスの構造に関し、特
に、格子パネルの上下端部での形状及び格子パネルと支
柱との連結構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、線状体を組み合わせて形成した格子
パネルを用いたネットフェンスとして、図7に示すよう
なものが提供されている。これは、各縦桟部材(51)の上
下端部(52)を円形に折り曲げ形成し、縦桟部材(51)の上
下方向中間部に一定ピッチで横桟部材(53)を配置すると
ともに、円形に形成した上下端部(52)の内部にも所定の
ピッチで横桟部材(53)を配置して溶着することにより格
子パネル(54)を構成し、円筒体で形成した支柱(55)に格
子パネル(54)を連結具(56)で連結固定するようにしてあ
る。そして、この連結具(56)は縦桟部材(51)の上下端部
(52)内に挿入して横桟部材(53)を保持する板材製連結具
(57)と縦桟部材(51)の中間部分で縦桟部材(51)を保持す
る線材製連結具(58)とで構成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来の格子パネル
を用いたフェンスでは、格子パネル(54)と支柱(55)とを
連結する連結具(56)を複数種用意しなければならないこ
とから、現場組み立て時の作業が面倒であるうえ、部品
管理が面倒であるという問題がある。本考案は、このよ
うな点に着目して提案されたもので、1種類の連結具で
確実に連結することのできる金属格子パネルで形成した
フェンスを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本考案は、各縦桟の上下両端部を折り曲げ形成して
その一角が縦桟端部に位置する状態の多角形状に形成す
るとともに、支柱を角筒で構成し、この支柱をその対角
線がフェンス張設方向に沿う状態で配設し、支柱と金属
製格子パネルとを連結する接続具を支柱の一側面に密着
する固定板部分と、この固定板部分の一端から支柱の隣
りの面に沿う状態に折り曲げ連出した受止片部分と、固
定板部分の他端から受止片部分の折り曲げ方向と逆側に
折り曲げ連出したパネル支持部とで構成した本体部分
と、この本体部分のパネル支持部に嵌まり合う押さえ金
具とで構成し、受止片部分を支柱幅の半分以下の長さに
形成し、接続具で金属製格子パネルの縦桟を支持するよ
うに構成したことを特徴としている。
【0005】
【作用】本考案は、各縦桟の上下両端部を折り曲げ形成
してその一角が縦桟端部に位置する状態の多角形状に形
成するとともに、支柱を角筒で構成し、この支柱をその
対角線がフェンス張設方向に沿う状態で配設し、支柱と
金属製格子パネルとを連結する接続具を支柱の一側面に
密着する固定板部分と、この固定板部分の一端から支柱
の隣りの面に沿う状態に折り曲げ連出した受止片部分
と、固定板部分の他端から受止片部分の折り曲げ方向と
逆側に折り曲げ連出したパネル支持部とで構成した本体
部分と、この本体部分のパネル支持部に嵌まり合う押さ
え金具とで構成し、受止片部分を支柱幅の半分以下の長
さに形成し、接続具で金属製格子パネルの縦桟を支持す
るように構成してあるので、角筒が本来有する角部の強
度を十分活かして、前後左右よりかかる圧力に対して十
分な強度を持たせるうえ、施工後の外観も、角筒の幅広
い部分が強調されて安定感をあたえることになる。
【0006】
【実施例】図面は本考案の実施例を示し、図1は構成部
材の分解斜視図、図2は格子パネルの要部拡大図、図3
は支柱への取付け状態を示す横断平面図、図4は取付け
状態での要部正面図である。このネットフェンスは、多
数の縦桟部材(1)と横桟部材(2)とを格子状に配置し、
各交点部分を溶接することにより一体化させた格子パネ
ル(3)と、この格子パネル(3)を支持する断面正方形の
角筒製の支柱(4)と、格子パネル(3)と支柱(4)とを連
結する接続具(5)とで構成されている。
【0007】縦桟部材(1)は図2に示すように、その端
部を対角線が垂直方向に位置する状態の四辺形に折り曲
げ形成してあり、その四辺形の各内角部分に横桟部材
(2)が配設固定してある。また、支柱(4)には対向する
面を貫通する状態でボルト挿通孔(6)が上下適当間隔置
きに透設してある。
【0008】接続具(5)は支柱(4)の一側面に密着する
固定板部分(7)と、この固定板部分(7)の一端から支柱
(4)の隣りの面に沿う状態に折り曲げ連出した受止片部
分(8)と、固定板部分(7)の他端から受止片部分(8)の
折り曲げ方向と逆側に折り曲げ連出したパネル支持部
(9)とで構成した本体部分(10)と、この本体部分(10)の
パネル支持部(9)に嵌まり合う押さえ金具(11)とで構成
してある。そして、固定板部分(7)に支柱(4)への取付
用ボルト孔(12)が、パネル支持部(9)にパネル固定用ボ
ルト孔(13)がそれぞれ透設してある。押さえ金具(11)は
左右両端部に縦桟保持部(14)を湾曲形成するとともに、
上下端縁部を折り曲げ形成してパネル支持部(9)を上下
から挟持するようにしてある。そして、この押さえ金具
(11)にもパネル固定用ボル孔(13)に対応するボルト挿通
孔(15)が透設してある。このパネル固定用ボルト孔(13)
及びボルト挿通孔(15)は横長の長孔で構成してある。な
お、受止片部分(8)は支柱幅の半分以下の長さに形成し
てある。
【0009】格子パネル(3)を直線状に配置する場合に
は、図3及び図4に示すように、支柱(4)を対角線が張
設方向に一致する状態に配置し、この支柱(4)に接続具
(5)の本体部分(10)をその受止片部分(8)が支柱(4)の
異なる側面に位置する状態に配置してボルト(16)で固定
する。すると、接続具(5)のパネル支持部(9)は直線状
に位置することになる。そして、押さえ金具(11)の縦桟
保持部(14)に格子パネル(3)の縦桟部材(1)を嵌め込ん
だ状態でこの押さえ金具(11)を接続具(5)のパネル支持
部(9)にボルト(17)で止めつける。
【0010】また、フェンス張設個所のコーナー部など
に格子パネル(3)を直角に配置する場合には、図5に示
すように、支柱(4)を対角線が張設方向に一致する状態
に配置し、この支柱(4)に接続具(5)の本体部分(10)を
その受止片部分(8)が支柱(4)の同じ側面に位置する状
態に配置してボルト(16)で固定する。すると、接続具
(5)のパネル支持部(9)は直角状に位置することにな
る。そして、押さえ金具(11)の縦桟保持部(14)に格子パ
ネル(3)の縦桟部材(1)を嵌め込んだ状態でこの押さえ
金具(11)を接続具(5)のパネル支持部(9)にボルト(17)
で止めつける。
【0011】図6は、縦桟部材(1)の変形例を示し、こ
れは縦桟部材(1)の上下端部を直角二等辺三角形に折り
曲げ形成し、この直角二等辺三角形の各内角部分に横桟
部材(2)を配置したものである。なお、この場合、直角
部分が縦桟部材(1)での縦桟端部に位置し、直角に対向
している対辺部分は水平面をなす状態に配置されてい
る。
【0012】また、上記各実施例では、上下両端部を同
型に折り曲げ形成したが、一方の端部を四辺形に、他方
の端部を直角二等辺三角形に形成するようにしてもよ
い。そして、このように形成した場合には、直角二等辺
三角形部分が上下に位置する状態で上下に位置させるこ
とにより、意匠的にも優れた背の高いフェンスを強固に
形成することができる。
【0013】
【考案の効果】本考案は、各縦桟の上下両端部を折り曲
げ形成してその一角が縦桟端部に位置する状態の多角形
状に形成するとともに、支柱を角筒で構成し、この支柱
をその対角線がフェンス張設方向に沿う状態で配設し、
支柱と金属製格子パネルとを連結する接続具を支柱の一
側面に密着する固定板部分と、この固定板部分の一端か
ら支柱の隣りの面に沿う状態に折り曲げ連出した受止片
部分と、固定板部分の他端から受止片部分の折り曲げ方
向と逆側に折り曲げ連出したパネル支持部とで構成した
本体部分と、この本体部分のパネル支持部に嵌まり合う
押さえ金具とで構成し、受止片部分を支柱幅の半分以下
の長さに形成し、接続具で金属製格子パネルの縦桟を支
持するように構成してあるので、角筒製支柱を対角線を
フェンス張設方向に沿う状態で配置することにより、角
筒が本来有する角部の強度を十分活かして、前後左右よ
りかかる圧力に対して十分な強度を持たせることができ
るうえ、施工後の外観も、角筒の幅広い部分が強調され
て安定感をあたえることになる。また、同じ接続具であ
っても支柱への配設姿勢を変えるだけでネットフェンス
の支柱に対する支持姿勢を変更することができるから、
ネットフェンスを直線状にも折れ曲がり状にも配置する
ことができ、部品管理、輸送、保管等の取り扱いを容易
にすることができ、フェンス張設の省力化により施工費
用を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】構成部材の分解斜視図である。
【図2】格子パネルの要部拡大図である。
【図3】支柱への取付け状態を示す横断平面図である。
【図4】取付け状態での要部正面図である。
【図5】異なる取り付け状態を示す横断平面図である。
【図6】縦桟部材の変形例を示す要部拡大図である。
【図7】従来例での構成部品の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…縦桟部材、2…横桟部材、3…金属製格子パネル、
4…支柱、5…接続具、7…固定板部分、8…受止片部
分、9…パネル支持部。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属線材で形成した縦桟部材(1)と金属
    線材で形成した横桟部材(2)とが格子状に配置され、各
    交点部分を溶接固定した金属製格子パネル(3)と、この
    金属製格子パネル(3)に接続具(5)を介して連結する支
    柱(4)とからなる金属製格子パネルを使用したネットフ
    ェンスにおいて、 各縦桟部材(1)の上下両端部を折り曲げ形成してその一
    角が縦桟端部に位置する状態の多角形状に形成するとと
    もに、支柱(4)を角筒で構成し、この支柱(4)をその対
    角線がフェンス張設方向に沿う状態で配設し、支柱(4)
    と金属製格子パネル(3)とを連結する接続具(5)を支柱
    (4)の一側面に密着する固定板部分(7)と、この固定板
    部分(7)の一端から支柱(4)の隣りの面に沿う状態に折
    り曲げ連出した受止片部分(8)と、固定板部分(7)の他
    端から受止片部分(8)の折り曲げ方向と逆側に折り曲げ
    連出したパネル支持部(9)とで構成した本体部分(10)
    と、この本体部分(10)のパネル支持部(9)に嵌まり合う
    押さえ金具(11)とで構成し、受止片部分(8)を支柱幅の
    半分以下の長さに形成し、接続具(5)で金属製格子パネ
    ル(3)の縦桟部材(1)を支持するように構成したことを
    特徴とする金属製格子パネルを使用したネットフェン
    ス。
  2. 【請求項2】 多角形状が四辺形である請求項1に記載
    の金属製格子パネルを使用したネットフェンス。
  3. 【請求項3】 多角形状が直角部分を縦桟部材(1)の垂
    直に配置されている部分での端部に位置させた直角二等
    辺三角形である請求項1に記載の金属製格子パネルを使
    用したネットフェンス。
  4. 【請求項4】 一方の端部を四辺形に、他方の端部を直
    角部分が縦桟部材(1)の垂直に配置されている部分での
    端部に位置する直角二等辺三角形に形成した請求項1に
    記載の金属製格子パネルを使用したネットフェンス。
JP4721993U 1993-08-06 1993-08-06 金属格子パネルを使用したネットフェンス Expired - Lifetime JP2519423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4721993U JP2519423Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 金属格子パネルを使用したネットフェンス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4721993U JP2519423Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 金属格子パネルを使用したネットフェンス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0714035U JPH0714035U (ja) 1995-03-10
JP2519423Y2 true JP2519423Y2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=12769072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4721993U Expired - Lifetime JP2519423Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 金属格子パネルを使用したネットフェンス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519423Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0714035U (ja) 1995-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4136985A (en) Corner structure
JP2519423Y2 (ja) 金属格子パネルを使用したネットフェンス
JP5173949B2 (ja) 建築用材補強具並びに建築構造物の構築方法
JPH0650613Y2 (ja) 目隠しフエンス
JPH0217100Y2 (ja)
JPH071477Y2 (ja) 支柱と線格子フエンス体との連結構造
US20010026728A1 (en) Connectors
JPH0527053Y2 (ja)
JP3018662U (ja) ネットフェンスのコーナー連結金具
JPS623498Y2 (ja)
JP3069498U (ja) パイプ棚
JP2003286753A (ja) 建造物用下地構造
JP2598154Y2 (ja) 仮設支柱
JP3017471U (ja) 安全フェンス
JPH09296632A (ja) 金属格子パネルの連結具
JPH0218199Y2 (ja)
JP2514025Y2 (ja) フェンス
JPS6029460Y2 (ja) ガ−ドフエンスにおけるビ−ムパイプ取付装置
JPH0527874Y2 (ja)
JP2547722Y2 (ja) 組立式陳列什器
JP2514024Y2 (ja) フェンス
JPH07113269B2 (ja) 足場板用枠ユニット
JPH0732786Y2 (ja) 線格子金網の取付構造
JP3894425B2 (ja) 陳列棚等のフレーム構造
JP3018663U (ja) ネットフェンスの連結金具